JP2006221083A - 発光制御装置及び発光制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表示画像の視認性を低下させることなく消費電力を低減させることのできる発光制御装置及び発光制御方法を得る。
【解決手段】 画像を表示するためのLCD(液晶ディスプレイ)38と、各々発光することによりLCD38の表示領域における互いに異なる領域を照明する複数のLED(バックライト部38Aに内蔵。)と、を有するデジタルカメラ10の前記LEDの発光状態を制御するにあたり、前記複数のLEDを、当該複数のLEDの少なくとも1つを選択的に発光させることができるように構成すると共に、CPU40により、LCDインタフェース36を介し、予め定められた条件に応じて前記複数のLEDの発光数を制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、発光制御装置及び発光制御方法に係り、特に、画像を表示するための表示手段と、各々発光することにより前記表示手段の表示領域における互いに異なる領域を照明する複数の発光手段と、を有する表示装置の前記発光手段の発光状態を制御する発光制御装置及び発光制御方法に関する。
近年、画像を表示する表示装置として、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等、用途に応じた各種ディスプレイが用いられている。
一方、これらの表示装置には、例えば液晶ディスプレイの液晶パネルのように、表示領域自体は暗く、そのままでは表示された画像の視認性が低い表示部が用いられているものがある。
このような表示装置では、表示画像の視認性を向上させるために、外部からの光を採光して表示領域に照射するものや、バックライトを内蔵して当該バックライトの光を表示領域に照射するものが広く普及している。
このうち、バックライトが内蔵された表示装置では、発光管やLED(発光ダイオード)等の発光素子から光が射出され、射出された光が拡散板を介して表示領域に照射されることにより、表示領域全体が照明されるようになっている。
ところで、このような表示領域に対する照明用の発光素子を有する表示装置を備えたデジタルカメラ、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant,携帯情報端末)等の携帯型の情報機器では、電池による駆動が前提とされているため、消費電力を可能な限り低減することが望ましい。
このため、従来、液晶ディスプレイに表示する対象である画像データの任意の画像領域におけるデータの特徴量を抽出し、当該特徴量に基づいてバックライトの輝度を変化させる技術があった(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−198512公報
しかしながら、上記バックライトの輝度を変化させる技術では、バックライトの輝度が低下された場合、液晶ディスプレイの表示領域が全体的に暗くなってしまうため、表示画像の視認性が低下してしまう、という問題点があった。
すなわち、液晶ディスプレイのバックライト回路は、表示領域における輝度むらを防止するために、一例として図12に示されるように複数の発光素子(図12では、3つの発光ダイオードLED1〜LED3)を直列接続することによって定電流回路を構成しているのが一般的である。
そして、バックライトを通常の輝度で発光させる場合はスイッチSWをオン状態として抵抗器R1及び抵抗器R2を並列接続させることにより抵抗値を低減させて各発光素子を通常輝度で発光させる一方、バックライトを通常輝度より低輝度で発光させる場合にはスイッチSWをオフ状態として抵抗器による抵抗値を増加させて各発光素子を通常輝度より低輝度で発光させる。
このため、上記バックライトの輝度を変化させる技術においてバックライトの輝度が低下された場合には、液晶ディスプレイの表示領域が全体的に暗くなってしまうのである。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、表示画像の視認性を低下させることなく消費電力を低減させることのできる発光制御装置及び発光制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発光制御装置は、画像を表示するための表示手段と、各々発光することにより前記表示手段の表示領域における互いに異なる領域を照明する複数の発光手段と、を有する表示装置の前記発光手段の発光状態を制御する発光制御装置であって、前記複数の発光手段を、当該複数の発光手段の少なくとも1つを選択的に発光させることができるように構成すると共に、予め定められた条件に応じて前記複数の発光手段の発光数を制御する発光制御手段を備えている。
請求項1に記載の発光制御装置によれば、各々発光することにより表示手段の表示領域における互いに異なる領域を照明する複数の発光手段が、当該複数の発光手段の少なくとも1つを選択的に発光させることができるように構成される。なお、上記表示手段には、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等の各種ディスプレイが含まれる。また、上記発光手段には、発光管、LED等の各種発光素子が含まれる。
そして、本発明では、予め定められた条件に応じて前記複数の発光手段の発光数が発光制御手段によって制御される。
このように、請求項1に記載の発光制御装置によれば、画像を表示するための表示手段と、各々発光することにより前記表示手段の表示領域における互いに異なる領域を照明する複数の発光手段と、を有する表示装置の前記発光手段の発光状態を制御するにあたり、前記複数の発光手段を、当該複数の発光手段の少なくとも1つを選択的に発光させることができるように構成すると共に、予め定められた条件に応じて前記複数の発光手段の発光数を制御しているので、当該発光数が発光手段の総数未満とされた場合には、表示手段における表示領域のうち、発光している発光手段により照明される領域については輝度が低減されることがないため、当該領域における表示画像の視認性を低下させることなく消費電力を低減させることができる。
なお、本発明は、請求項2に記載の発明のように、前記表示手段を液晶ディスプレイとし、前記複数の発光手段を前記液晶ディスプレイの表示領域を照明するバックライトとしてもよい。これによって、液晶ディスプレイの表示領域を照明するバックライトについて、表示画像の視認性を低下させることなく消費電力を低減させることができる。
また、本発明は、請求項3に記載の発明のように、前記予め定められた条件を、消費電力を低減させたい状態となっているか否かとするものとしてもよい。これによって、消費電力を低減したい場合において消費電力を低減させることができる。なお、上記消費電力を低減させたい状態には、低消費電力モードの実行が指示されている状態、電池にて電力が供給される場合の当該電池の残容量が所定量以下となった状態等が含まれる。
また、本発明は、請求項4に記載の発明のように、前記発光制御手段によって前記複数の発光手段の一部のみが発光する場合に前記表示手段による表示画像を当該一部の発光手段による照明範囲内に表示するように前記表示手段を制御する表示制御手段を更に備えてもよい。これによって、表示画像を確実に視認することができる。
特に、請求項4に記載の発明の前記表示制御手段は、請求項5に記載の発明のように、前記表示画像を縮小して前記照明範囲内に表示するか、又は前記表示画像の一部領域のみを前記照明範囲内に表示するように前記表示手段を制御してもよい。これによって、表示画像を縮小して表示する場合には表示画像全体を視認することができ、表示画像の一部領域のみを表示する場合には表示画像を等倍又は拡大して表示することができるため、当該一部領域に対する視認性を、より向上させることができる。
また、請求項3に記載の発明の前記発光制御手段は、請求項6に記載の発明のように、前記予め定められた条件として消費電力を低減させたい状態となっている場合で、かつ前記表示手段による所定表示画像が前記表示手段の表示領域の一部領域のみに表示される場合に当該一部領域を照明する発光手段のみを発光させるように制御するものとしてもよい。これによって、上記所定表示画像を確実に視認することができる。なお、上記所定表示画像には、各種メニュー画像や、サムネイル(Thumbnail)画像等が含まれる。
一方、上記目的を達成するために、請求項7記載の発光制御方法は、画像を表示するための表示手段と、各々発光することにより前記表示手段の表示領域における互いに異なる領域を照明する複数の発光手段と、を有する表示装置の前記発光手段の発光状態を制御する発光制御方法であって、前記複数の発光手段を、当該複数の発光手段の少なくとも1つを選択的に発光させることができるように構成すると共に、予め定められた条件に応じて前記複数の発光手段の発光数を制御することを特徴とするものである。
従って、請求項7に記載の発光制御方法によれば、請求項1に記載の発明と同様に作用するので、請求項1記載の発明と同様に、表示画像の視認性を低下させることなく消費電力を低減させることができる。
なお、請求項7に記載の発明は、請求項8に記載の発明のように、前記表示手段を液晶ディスプレイとし、前記複数の発光手段を前記液晶ディスプレイの表示領域を照明するバックライトとしてもよい。これによって、液晶ディスプレイの表示領域を照明するバックライトについて、表示画像の視認性を低下させることなく消費電力を低減させることができる。
また、請求項7又は請求項8に記載の発明は、請求項9に記載の発明のように、前記予め定められた条件を、消費電力を低減させたい状態となっているか否かとしてもよい。これによって、消費電力を低減したい場合において消費電力を低減させることができる。
また、請求項7乃至請求項9の何れか1項記載の発明は、請求項10に記載の発明のように、前記複数の発光手段の一部のみが発光する場合に前記表示手段による表示画像を当該一部の発光手段による照明範囲内に表示するように前記表示手段を制御するものとしてもよい。これによって、表示画像を確実に視認することができる。
特に、請求項10に記載の発明は、請求項11に記載の発明のように、前記表示画像を縮小して前記照明範囲内に表示するか、又は前記表示画像の一部領域のみを前記照明範囲内に表示するように前記表示手段を制御するものとしてもよい。これによって、表示画像を縮小して表示する場合には表示画像全体を視認することができ、表示画像の一部領域のみを表示する場合には表示画像を等倍又は拡大して表示することができるため、当該一部領域に対する視認性を、より向上させることができる。
また、請求項9に記載の発明は、請求項12に記載の発明のように、前記予め定められた条件として消費電力を低減させたい状態となっている場合で、かつ前記表示手段による所定表示画像が前記表示手段の表示領域の一部領域のみに表示される場合に当該一部領域を照明する発光手段のみを発光させるように制御するものとしてもよい。これによって、上記所定表示画像を確実に視認することができる。
本発明によれば、画像を表示するための表示手段と、各々発光することにより前記表示手段の表示領域における互いに異なる領域を照明する複数の発光手段と、を有する表示装置の前記発光手段の発光状態を制御するにあたり、前記複数の発光手段を、当該複数の発光手段の少なくとも1つを選択的に発光させることができるように構成すると共に、予め定められた条件に応じて前記複数の発光手段の発光数を制御しているので、当該発光数が発光手段の総数未満とされた場合には、表示手段における表示領域のうち、発光している発光手段により照明される領域については輝度が低減されることがないため、当該領域における表示画像の視認性を低下させることなく消費電力を低減させることができる、という効果が得られる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、ここでは、本発明に係る発光制御装置及び発光制御方法を、液晶ディスプレイを有するデジタルカメラに適用した場合について説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の外観上の構成を説明する。
デジタルカメラ10の正面には、被写体像を結像させるためのレンズ21と、撮影時に必要に応じて被写体に照射する光を発するストロボ44と、撮影する被写体の構図を決定するために用いられるファインダ20と、が備えられている。また、デジタルカメラ10の上面には、撮影を実行する際に押圧操作されるレリーズスイッチ(所謂シャッター)56Aと、電源スイッチ56Bと、モード切替スイッチ56Cと、が備えられている。
なお、本実施の形態に係るデジタルカメラ10のレリーズスイッチ56Aは、中間位置まで押下される状態(以下、「半押し状態」という。)と、当該中間位置を超えた最終押下位置まで押下される状態(以下、「全押し状態」という。)と、の2段階の押圧操作が検出可能に構成されている。
そして、デジタルカメラ10では、レリーズスイッチ56Aを半押し状態にすることによりAE(Automatic Exposure、自動露出)機能が働いて露出状態(シャッタースピード、絞りの状態)が設定された後、AF(Auto Focus、自動合焦)機能が働いて合焦制御され、その後、引き続き全押し状態にすると露光(撮影)が行われる。
また、モード切替スイッチ56Cは、撮影を行うモードである撮影モード及び被写体像を後述するLCD38に再生するモードである再生モードの何れかのモードに設定する際に回転操作される。
一方、デジタルカメラ10の背面には、前述のファインダ20の接眼部と、撮影された被写体像やメニュー画面等を表示すると共に、後述するバックライト部38A(図1では図示省略、図2〜図4参照。)を備えた液晶ディスプレイ(以下、「LCD」という。)38と、十字カーソルスイッチ56Dと、が備えられている。なお、十字カーソルスイッチ56Dは、LCD38の表示領域における上・下・左・右の4方向の移動方向を示す4つの矢印キーを含んで構成されている。また、本実施の形態に係るデジタルカメラ10では、LCD38として表示領域のアスペクト比が16:9とされたものが適用されている。
更に、デジタルカメラ10の背面には、LCD38にメニュー画面を表示させるときに押圧操作されるメニュースイッチと、それまでの操作内容を確定するときに押圧操作される決定スイッチと、直前の操作内容をキャンセルするときに押圧操作されるキャンセルスイッチと、ストロボ44の発光状態を設定するときに押圧操作されるストロボスイッチと、マクロ撮影を行うときに押圧操作されるマクロ撮影スイッチと、が備えられている。
次に、図2を参照して、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の電気系の要部構成を説明する。
デジタルカメラ10は、前述のレンズ21を含んで構成された光学ユニット22と、レンズ21の光軸後方に配設された電荷結合素子(以下、「CCD」という。)24と、入力されたアナログ信号に対して各種のアナログ信号処理を行うアナログ信号処理部26と、を含んで構成されている。
また、デジタルカメラ10は、入力されたアナログ信号をデジタルデータに変換するアナログ/デジタル変換器(以下、「ADC」という。)28と、入力されたデジタルデータに対して各種のデジタル信号処理を行うデジタル信号処理部30と、を含んで構成されている。
なお、デジタル信号処理部30は、所定容量のラインバッファを内蔵し、入力されたデジタルデータを後述するメモリ48の所定領域に直接記憶させる制御も行う。
CCD24の出力端はアナログ信号処理部26の入力端に、アナログ信号処理部26の出力端はADC28の入力端に、ADC28の出力端はデジタル信号処理部30の入力端に、各々接続されている。従って、CCD24から出力された被写体像を示すアナログ信号はアナログ信号処理部26によって所定のアナログ信号処理が施され、ADC28によってデジタル画像データに変換された後にデジタル信号処理部30に入力される。
一方、デジタルカメラ10は、被写体像やメニュー画面等をLCD38に表示させるための信号を生成してLCD38に供給するLCDインタフェース36と、デジタルカメラ10全体の動作を司るCPU(中央処理装置)40と、撮影により得られたデジタル画像データ等を一時的に記憶するメモリ48と、メモリ48に対するアクセスの制御を行うメモリインタフェース46と、を含んで構成されている。なお、LCDインタフェース36は、LCD38に備えられたバックライト部38Aの作動を制御する役割も有している。
更に、デジタルカメラ10は、可搬型のメモリカード52をデジタルカメラ10でアクセス可能とするための外部メモリインタフェース50と、デジタル画像データに対する圧縮処理及び伸張処理を行う圧縮・伸張処理回路54と、LCD38に表示される画像を指定された縮小率で縮小して指定された位置に表示する縮小表示処理及びLCD38に表示される画像から指定された領域のみの画像を切り出して指定された位置に表示するトリミング表示処理を行う画像処理部58と、を含んで構成されている。
なお、本実施の形態のデジタルカメラ10では、メモリ48としてフラッシュ・メモリ(Flash Memory)が用いられ、メモリカード52としてスマートメディア(Smart Media(登録商標))が用いられている。
デジタル信号処理部30、LCDインタフェース36、CPU40、メモリインタフェース46、外部メモリインタフェース50、圧縮・伸張処理回路54及び画像処理部58はシステムバスBUSを介して相互に接続されている。従って、CPU40は、デジタル信号処理部30、圧縮・伸張処理回路54、及び画像処理部58の作動の制御、LCD38に対するLCDインタフェース36を介した各種情報の表示、LCDインタフェース36を介したバックライト部38Aの作動の制御、メモリ48及びメモリカード52へのメモリインタフェース46及び外部メモリインタフェース50を介したアクセスを各々行うことができる。
一方、デジタルカメラ10には、主としてCCD24を駆動させるためのタイミング信号を生成してCCD24に供給するタイミングジェネレータ32が備えられており、CCD24の駆動はCPU40によりタイミングジェネレータ32を介して制御される。
更に、デジタルカメラ10にはモータ駆動部34が備えられており、光学ユニット22に備えられた図示しない焦点調整モータ、ズームモータ及び絞り駆動モータの駆動もCPU40によりモータ駆動部34を介して制御される。
すなわち、本実施の形態に係るレンズ21は複数枚のレンズを有し、焦点距離の変更(変倍)が可能なズームレンズとして構成されており、図示しないレンズ駆動機構を備えている。このレンズ駆動機構に上記焦点調整モータ、ズームモータ及び絞り駆動モータは含まれるものであり、これらのモータは各々CPU40の制御によりモータ駆動部34から供給された駆動信号によって駆動される。
更に、前述のレリーズスイッチ56A、電源スイッチ56B、モード切替スイッチ56C、十字カーソルスイッチ56D、メニュースイッチ等の各種スイッチ(同図では、「操作部56」と総称。)はCPU40に接続されており、CPU40は、これらの操作部56に対する操作状態を常時把握できる。
また、デジタルカメラ10には、ストロボ44とCPU40との間に介在されると共に、CPU40の制御によりストロボ44を発光させるための電力を充電する充電部42が備えられている。更に、ストロボ44はCPU40にも接続されており、ストロボ44の発光はCPU40によって制御される。
次に、図3を参照して、本実施の形態に係るLCD38の構成について説明する。
同図に示されるように、LCD38には、画像データに基づく画像を表示する液晶パネル70と、各々バックライト部38Aに含まれる複数(ここでは、3つ)のLED60A,60B,60Cと、が備えられている。
ここで、各LED60A〜60Cは、発光時における光の射出方向が液晶パネル70の表示面方向となるように、液晶パネル70の表示面における一辺部(同図に示す例では、下辺部)近傍の当該辺に沿って所定間隔で配置されている。
なお、同図では図示を省略するが、液晶パネル70と各LED60A〜60Cの間には各LED60A〜60Cから射出された光を拡散させる光拡散板が設けられている。
次に、図4を参照して、バックライト部38Aの電気系の要部構成を説明する。
同図に示されるように、バックライト部38Aには、印加されている基準電圧を所定の電圧に昇圧すると共に、当該昇圧電圧の供給先からのフィードバック電圧Vfbを参照して当該供給先において流れる電流を一定とするようにフィードバック制御するIC(半導体集積回路)として構成された昇圧回路62が備えられている。
本実施の形態に係るデジタルカメラ10では、内蔵された電池(図示省略。)から昇圧回路62に対して上記基準電圧が印加される。また、昇圧回路62による昇圧電圧が出力される出力端子とフィードバック電圧Vfbを入力する入力端子の間には、3つのLED60A〜60Cによる直列回路が接続されている。
ここで、LED60AとLED60Bの間と、LED60BとLED60Cの間には、各々1つの可動接点及び2つの固定接点を有するスイッチ64A,64Bが介在されている。
具体的には、スイッチ64Aは、一方の固定接点がLED60Bのカソードに、他方の固定接点が昇圧回路62の昇圧電圧が印加される出力端子に、可動接点がLED60Aのアノードに、各々接続されている。また、スイッチ64Bは、一方の固定接点がLED60Cのカソードに、他方の固定接点が昇圧回路62の昇圧電圧が印加される出力端子に、可動接点がLED60Bのアノードに、各々接続されている。
そして、スイッチ64A,64Bの各々の制御端子はLCDインタフェース36に接続されており、スイッチ64A,64Bの接続状態は、CPU40によりLCDインタフェース36を介して制御される。
一方、LED60Aのカソード(昇圧回路62のフィードバック電圧Vfbを入力する入力端子)は抵抗器66を介して接地されている。
以上の構成により、本実施の形態に係るバックライト部38Aでは、昇圧回路62によって各LED60A〜60Cの安定した発光が制御されると共に、CPU40によるLCDインタフェース36を介した制御によって、各LED60A〜60Cの少なくとも1つを選択的に発光させることができるように構成されている。
ところで、本実施の形態に係るデジタルカメラ10には、LCD38の使用時においてバックライト部38Aの各LED60A〜60Cの発光状態(発光数)を制御する発光制御機能が搭載されている。
なお、本実施の形態に係る発光制御機能では、LED60A〜60Cの一部のみを発光させる場合があるため、この場合において発光されるLEDが照明対象としている表示領域に表示画像全体を縮小して表示する動作モードである縮小モードが設定可能とされている。
また、本実施の形態に係るデジタルカメラ10には、消費電力を通常動作時より低減することができる動作モードであるパワーセーブモード(所謂、低消費電力モード)が設定可能とされている。なお、本実施の形態に係るデジタルカメラ10では、上記縮小モード及び上記パワーセーブモードを、メニュースイッチを押圧操作することによってLCD38に表示されるメニュー画面上で設定することができる。
次に、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の撮影時における全体的な動作について簡単に説明する。
まず、CCD24は、光学ユニット22を介した撮像を行い、被写体像を示すR(赤)、G(緑)、B(青)毎のアナログ信号をアナログ信号処理部26に順次出力する。アナログ信号処理部26は、CCD24から入力されたアナログ信号に対して相関二重サンプリング処理等のアナログ信号処理を施した後にADC28に順次出力する。
ADC28は、アナログ信号処理部26から入力されたR、G、B毎のアナログ信号を各々12ビットのR、G、Bの信号(デジタル画像データ)に変換してデジタル信号処理部30に順次出力する。デジタル信号処理部30は、内蔵しているラインバッファにADC28から順次入力されるデジタル画像データを蓄積して一旦メモリ48の所定領域に直接格納する。
メモリ48の所定領域に格納されたデジタル画像データは、CPU40による制御に応じてデジタル信号処理部30により読み出され、所定の物理量に応じたデジタルゲインをかけることでホワイトバランス調整を行うと共に、ガンマ処理及びシャープネス処理を行って8ビットのデジタル画像データを生成する。
そして、デジタル信号処理部30は、生成した8ビットのデジタル画像データに対しYC信号処理を施して輝度信号Yとクロマ信号Cr、Cb(以下、「YC信号」という。)を生成し、YC信号をメモリ48の上記所定領域とは異なる領域に格納する。
なお、LCD38は、CCD24による連続的な撮像によって得られた動画像(スルー画像)を表示してファインダとして使用することができるものとして構成されており、LCD38をファインダとして使用する場合には、生成したYC信号を、LCDインタフェース36を介して順次LCD38に出力する。これによってLCD38にスルー画像が表示されることになる。
ここで、レリーズスイッチ56Aがユーザによって半押し状態とされたタイミングで前述のようにAE機能が働いて露出状態が設定された後、AF機能が働いて合焦制御され、その後、引き続き全押し状態とされたタイミングで、その時点でメモリ48に格納されているYC信号を、圧縮・伸張処理回路54によって所定の圧縮形式(本実施の形態では、JPEG形式)で圧縮した後に外部メモリインタフェース50を介してメモリカード52に電子化ファイルとして記録する。
次に、図5を参照して、上記発光制御機能を実行する際のデジタルカメラ10の作用を説明する。なお、図5は、所定期間(ここでは、1秒間)毎にデジタルカメラ10のCPU40によって実行される発光制御処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムはメモリ48の所定領域に予め記憶されている。
まず、同図のステップ100では、LCD38が使用されているか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ102に移行して、パワーセーブモードが設定されているか否かを判定し、否定判定となった場合は通常の動作モードが設定されているものと見なしてステップ104に移行する。
ステップ104では、LED60A〜60Cの全てが点灯されるようにLCDインタフェース36を制御し、その後に本発光制御処理プログラムを終了する。
一方、上記ステップ102において肯定判定となった場合はステップ106に移行し、LED60A〜60Cのうち、予め定められた一部のLEDのみが点灯(発光)されるようにLCDインタフェース36を制御し、その後にステップ108に移行する。
ステップ108では、縮小モードが設定されているか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ110に移行して、縮小表示処理を実行するように画像処理部58を制御し、その後に本発光制御処理プログラムを終了する一方、否定判定となった場合には上記ステップ110の処理を実行することなく本発光制御処理プログラムを終了する。なお、上記ステップ110では、画像処理部58に対して、表示画像の縮小率として表示画像全体を上記ステップ106において点灯するように制御したLEDによる照明領域に最も大きく表示できる縮小率を設定すると共に、表示位置として当該照明領域内の位置を設定する。
一方、上記ステップ100において否定判定となった場合はステップ112に移行して、LED60A〜60Cの全てが消灯されるようにLCDインタフェース36を制御した後に、本発光制御処理プログラムを終了する。
図6(A)には、LCD38が使用中であると共に、パワーセーブモードが設定されており、かつ縮小モードが設定されていない場合のLCD38による表示状態の一例が示されている。なお、同図では、LCD38の液晶パネル70における表示領域の左端側略3分の1の領域の照明を担うLED60Aのみを発光させた場合について示されている。
同図に示されるように、この場合、LED60Aのみが点灯されているので、LEDの点灯に要する消費電力を通常動作時に比較して略3分の1に低減させることができる。しかしながら、この場合、LED60Aにより照明されている領域に表示されている画像部分については視認することができるが、他の領域に表示されている画像部分については視認することが困難である。
一方、図6(B)には、LCD38が使用中であると共に、パワーセーブモードが設定されており、かつ縮小モードが設定されている場合のLCD38による表示状態の一例が示されている。なお、同図でも、LCD38の液晶パネル70における表示領域の左端側略3分の1の領域の照明を担うLED60Aのみを発光させた場合について示されている。
同図に示されるように、この場合、LED60Aのみが点灯されているので、LEDの点灯に要する消費電力を通常動作時に比較して略3分の1に低減させることができることは縮小モードが設定されていない場合と同様である。更に、この場合には、LED60Aにより照明されている領域に対して表示画像全体が縮小して表示されるので、当該表示画像全体を視認することができる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態では、画像を表示するための表示手段(ここでは、LCD38)と、各々発光することにより前記表示手段の表示領域における互いに異なる領域を照明する複数の発光手段(ここでは、LED60A〜60C)と、を有する表示装置の前記発光手段の発光状態を制御するにあたり、前記複数の発光手段を、当該複数の発光手段の少なくとも1つを選択的に発光させることができるように構成すると共に、予め定められた条件に応じて前記複数の発光手段の発光数を制御しているので、当該発光数が発光手段の総数未満とされた場合には、表示手段における表示領域のうち、発光している発光手段により照明される領域については輝度が低減されることがないため、当該領域における表示画像の視認性を低下させることなく消費電力を低減させることができる。
また、本実施の形態では、前記表示手段を液晶ディスプレイとし、前記複数の発光手段を前記液晶ディスプレイの表示領域を照明するバックライトとしているので、液晶ディスプレイの表示領域を照明するバックライトについて、表示画像の視認性を低下させることなく消費電力を低減させることができる。
また、本実施の形態では、前記予め定められた条件を、消費電力を低減させたい状態(ここでは、パワーセーブモードが設定されている状態)となっているか否かとするものとしているので、消費電力を低減したい場合において消費電力を低減させることができる。
また、本実施の形態では、前記複数の発光手段の一部のみが発光する場合に前記表示手段による表示画像を当該一部の発光手段による照明範囲内に表示するように前記表示手段を制御しているので、表示画像を確実に視認することができる。
特に、本実施の形態では、前記表示画像を縮小して前記照明範囲内に表示するように前記表示手段を制御しているので、表示画像全体を視認することができる。
[第2の実施の形態]
本第2の実施の形態では、LED60A〜60Cの一部のみが発光する場合に、当該一部のLEDによる照明範囲内にLCD38による表示画像の一部領域のみを表示する場合の形態例について説明する。なお、本第2の実施の形態に係るデジタルカメラ10の構成は、上記第1の実施の形態に係るデジタルカメラ10(図1〜図4参照。)と同様であるので、ここでの説明は省略する。
但し、本第2の実施の形態に係るデジタルカメラ10では、上記縮小モードに代えて、LED60A〜60Cの一部のみを発光させる場合において、発光されるLEDが照明対象としている表示領域に表示画像の一部領域のみを切り出して表示するトリミングモードが、メニュースイッチを押圧操作することによってLCD38に表示されるメニュー画面上で設定可能とされている点が異なっている。
以下、図7を参照して、発光制御機能を実行する際の本第2の実施の形態に係るデジタルカメラ10の作用を説明する。なお、図7は、所定期間(ここでは、1秒間)毎にデジタルカメラ10のCPU40によって実行される本第2の実施の形態に係る発光制御処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムはメモリ48の所定領域に予め記憶されている。また、同図における図5と同一の処理を行うステップには図5と同一のステップ番号を付して、その説明を省略する。
同図のステップ108Bでは、トリミングモードが設定されているか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ110Bに移行して、以下に示すようにトリミング処理を行う。
まず、一例として図8(A)に示されるように、LED60A〜60Cの全てが点灯されるようにLCDインタフェース36を制御すると共に、所定サイズとされたトリミング枠80、十字カーソルスイッチ56Dの矢印キーに対応する矢印、及び終了ボタンを表示するようにLCDインタフェース36を制御する。
これに応じてデジタルカメラ10のユーザは、表示画像における所望の一部領域を囲むように、トリミング枠80を十字カーソルスイッチ56Dの矢印キーの操作によって移動させた後に終了ボタンを指定する。
そこで、CPU40は、当該終了ボタンが指定された際にトリミング枠80によって囲まれた領域を示す情報を画像処理部58に設定すると共にトリミング表示処理を実行するように画像処理部58を制御した後、上記ステップ106の処理によって点灯されたLEDのみが点灯されるようにLCDインタフェース36を制御し、その後に本発光制御処理プログラムを終了する。
なお、上記ステップ110Bでは、画像処理部58が既にトリミング表示処理の実行が設定されている場合には、以上のようなトリミング処理を実行しないようにする。
図8(B)には、LCD38が使用中であると共に、パワーセーブモードが設定されており、かつトリミングモードが設定されている場合のLCD38による表示状態の一例が示されている。なお、同図では、LCD38の液晶パネル70における表示領域の左端側略3分の1の領域の照明を担うLED60Aのみを発光させた場合について示されている。
同図に示されるように、この場合、LED60Aのみが点灯されているので、LEDの点灯に要する消費電力を通常動作時に比較して略3分の1に低減させることができる。更に、この場合には、LED60Aにより照明されている領域に対して、表示画像におけるユーザによって指定された一部領域のみが切り出されて表示されるので、表示画像を等倍又は拡大して表示することができるため、当該一部領域に対する視認性を、より向上させることができる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態では、上記第1の実施の形態における縮小モードの設定による効果を除く効果を奏することができると共に、表示画像の一部領域のみを照明範囲内に表示するように表示手段(ここでは、LCD38)を制御しているので、表示画像を等倍又は拡大して表示することができるため、当該一部領域に対する視認性を、より向上させることができる。
[第3の実施の形態]
本第3の実施の形態では、消費電力を低減させたい状態(ここでは、パワーセーブモードが設定されている状態)となっている場合で、かつLCD38による所定表示画像(ここでは、メニュー画像)がLCD38の表示領域の一部領域のみに表示される場合に、当該一部領域を照明するLEDのみを発光させるように制御する場合の形態例について説明する。なお、本第3の実施の形態に係るデジタルカメラ10の構成は、上記第1の実施の形態に係るデジタルカメラ10(図1〜図4参照。)と同様であるので、ここでの説明は省略する。
以下、図9を参照して、発光制御機能を実行する際の本第3の実施の形態に係るデジタルカメラ10の作用を説明する。なお、図9は、所定期間(ここでは、1秒間)毎にデジタルカメラ10のCPU40によって実行される本第3の実施の形態に係る発光制御処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムはメモリ48の所定領域に予め記憶されている。
まず、同図のステップ200では、LCD38が使用されているか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ202に移行して、パワーセーブモードが設定されているか否かを判定し、否定判定となった場合は通常の動作モードが設定されているものと見なしてステップ204に移行する。
ステップ204では、LED60A〜60Cの全てが点灯されるようにLCDインタフェース36を制御し、その後に本発光制御処理プログラムを終了する。
一方、上記ステップ202において肯定判定となった場合はステップ206に移行し、この時点において所定表示画像(ここでは、メニュー画像)がLCD38に表示されているか否かを判定して、否定判定となった場合はステップ204に移行し、肯定判定となった場合にはステップ208に移行する。
ステップ208では、LED60A〜60Cのうち、上記所定表示画像の表示領域を照明するLEDのみが点灯されるようにLCDインタフェース36を制御し、その後にステップ210に移行する。
ステップ210では、上記所定表示画像の表示領域が変更されたか否かを判定し、肯定判定となった場合は上記ステップ208に戻って、LED60A〜60Cのうち、変更後の上記所定表示画像の表示領域を照明するLEDのみが点灯されるようにLCDインタフェース36を再び制御し、否定判定となった場合にはステップ212に移行する。
ステップ212では、上記所定表示画像の表示が解除されたか否かを判定し、否定判定となった場合は上記ステップ210に戻り、肯定判定となった場合には本発光制御処理プログラムを終了する。
一方、上記ステップ200において否定判定となった場合はステップ216に移行して、LED60A〜60Cの全てが消灯されるようにLCDインタフェース36を制御した後に、本発光制御処理プログラムを終了する。
図10(A)には、LCD38によって上記所定表示画像(同図では、セットアップ・メニュー画像)が表示されており、かつ一部のLEDのみを発光させた場合のLCD38による表示状態の一例が示されている。なお、同図では、バックライト部38Aに含まれる複数のLEDとして4つのLED60A〜60Dを設けた場合について示されている。また、同図では、LCD38の液晶パネル70における表示領域の左端側略4分の1の領域の照明を担うLED60Aのみを発光させた場合について示されている。
同図に示されるように、この場合、LED60Aのみが発光されているので、LEDの点灯に要する消費電力を通常動作時に比較して略4分の1に低減させることができる。しかしながら、この場合、LED60Aにより照明されている領域に表示されている画像部分については視認することができるが、他の領域に表示されている画像部分については視認することが困難である。
これに対し、本第3の実施の形態に係る発光制御処理プログラムでは、図10(B)、図10(C)に示されるように、上記所定表示画像の表示領域を照明するLEDのみが発光されるように制御しているので、消費電力を低減させる効果に加え、上記所定表示画像を確実に視認することができる効果も得ることができる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態では、上記第1の実施の形態における表示画像を一部の発光手段による照明範囲内に表示するように制御することによる効果を除く効果を奏することができると共に、消費電力を低減させたい状態(ここでは、パワーセーブモードが設定されている状態)となっている場合で、かつ表示手段(ここでは、LCD38)による所定表示画像が表示手段の表示領域の一部領域のみに表示される場合に当該一部領域を照明する発光手段(ここでは、LED)のみを発光させるように制御しているので、上記所定表示画像を確実に視認することができる。
なお、上記各実施の形態では、各LED60A〜60Cの少なくとも1つを選択的に発光又は非発光とするものとして構成した(図4参照。)場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、これに加えて各LEDの輝度も可変とする形態とすることもできる。
図11には、この場合におけるバックライト部38Aの電気系の構成例が示されている。なお、同図の図4と同一の構成要素には図4と同一の符号を付する。
同図に示される構成例では、図4に示した構成に比較して、LED60Aのカソードに対して3組の抵抗器68及びスイッチ69の直列回路が並列に接続されると共に、各スイッチ69の制御端子がLCDインタフェース36に接続されている点のみ異なっている。
この構成では、3つのスイッチ69のオン/オフ状態と、スイッチ64A及びスイッチ64Bにおける接続状態との組み合わせによって、各LEDの発光数及び発光時における輝度を選択的に切り換えることができる。
この場合、発光させるLEDの輝度を表示画像が視認できる程度に抑えることにより、消費電力を低減する効果を、より向上させることができる。
また、上記各実施の形態では、LED60Aのみ、LED60A及びLED60Bの2つのLED、LED60A〜LED60Cの全てのLED、の3通りの組み合わせでLEDを点灯させることができるものとしてバックライト部38Aを構成した(図4参照。)場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、各LED60A〜60Cを個別に点灯させることができるものとして構成する形態とすることもできる。この場合、上記各実施の形態に比較して、きめ細かくLEDによる照明領域を設定することができるので、より利便性を向上させることができる。
また、上記各実施の形態では、本発明の発光手段としてLEDを適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、液晶ディスプレイのバックライトとして従来から広く用いられている発光管を適用する形態とすることもできる。この場合も、上記各実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、上記各実施の形態では、本発明の表示手段として液晶ディスプレイを適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ、CRTディスプレイ等の自発光型のディスプレイを適用する形態とすることもできる。この場合、本発明の発光手段はディスプレイにおける発光部に対応することになる。この場合も上記各実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、上記第3の実施の形態では、本発明の所定表示画像としてメニュー画像を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、サムネイル画像等、表示手段による表示領域の一部領域のみに表示される画像であれば如何なる画像も適用することができる。この場合も、上記第3の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
その他、上記各実施の形態に係るデジタルカメラ10の構成(図1〜図4、図11参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
例えば、上記各実施の形態で示したバックライト部のLEDの数(3つ又は4つ)は一例であり、複数であれば幾つのものでも適用可能である。
また、例えば、上記各実施の形態で示したLCDは表示領域のアスペクト比が16:9とされたものであったが、当該アスペクト比は如何なるものであってもよい。
また、上記各実施の形態において説明した発光制御処理プログラムの処理の流れ(図5、図7、図9参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
更に、上記各実施の形態では、本発明をデジタルカメラに適用した場合について説明したが、本発明は、PDA、携帯電話機、パーソナル・コンピュータ等、表示手段と、当該表示手段の表示領域を照明する複数の発光手段を有する情報機器であれば如何なるものにでも適用できることは言うまでもない。
実施の形態に係るデジタルカメラの外観を示す外観図である。 実施の形態に係るデジタルカメラの電気系の要部構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るLCDの概略構成を示す正面図である。 実施の形態に係るバックライト部の電気系の要部構成を示す回路図である。 第1の実施の形態に係る発光制御処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態における効果の説明に供する図であり、LEDの発光状態例及びLCDによる表示画像の表示状態例を示す概略図である。 第2の実施の形態に係る発光制御処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るトリミング処理の説明に供する図であって、(A)はトリミング領域を設定する際の表示画像の表示状態例を示す概略図であり、(B)はパワーセーブモードが設定されており、かつトリミングモードが設定されている場合のLCDによる表示状態の一例を示す概略図である。 第3の実施の形態に係る発光制御処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施の形態における効果の説明に供する図であり、LEDの発光状態例及びLCDによる表示画像の表示状態例を示す概略図である。 実施の形態に係るバックライト部の電気系の構成の変形例を示す回路図である。 従来技術の問題点の説明に供する図であり、従来のバックライト部における電気系の構成例を示す回路図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ
36 LCDインタフェース
38 LCD(表示手段)
38A バックライト部
40 CPU(発光制御手段、表示制御手段)
60A〜60D LED(発光手段)
70 液晶パネル
80 トリミング枠

Claims (12)

  1. 画像を表示するための表示手段と、各々発光することにより前記表示手段の表示領域における互いに異なる領域を照明する複数の発光手段と、を有する表示装置の前記発光手段の発光状態を制御する発光制御装置であって、
    前記複数の発光手段を、当該複数の発光手段の少なくとも1つを選択的に発光させることができるように構成すると共に、予め定められた条件に応じて前記複数の発光手段の発光数を制御する発光制御手段を備えたことを特徴とする発光制御装置。
  2. 前記表示手段を液晶ディスプレイとし、
    前記複数の発光手段を前記液晶ディスプレイの表示領域を照明するバックライトとした
    請求項1記載の発光制御装置。
  3. 前記予め定められた条件を、消費電力を低減させたい状態となっているか否かとした
    請求項1又は請求項2記載の発光制御装置。
  4. 前記発光制御手段によって前記複数の発光手段の一部のみが発光する場合に前記表示手段による表示画像を当該一部の発光手段による照明範囲内に表示するように前記表示手段を制御する表示制御手段
    を更に備えた請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の発光制御装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記表示画像を縮小して前記照明範囲内に表示するか、又は前記表示画像の一部領域のみを前記照明範囲内に表示するように前記表示手段を制御する
    請求項4記載の発光制御装置。
  6. 前記発光制御手段は、前記予め定められた条件として消費電力を低減させたい状態となっている場合で、かつ前記表示手段による所定表示画像が前記表示手段の表示領域の一部領域のみに表示される場合に当該一部領域を照明する発光手段のみを発光させるように制御する
    請求項3記載の発光制御装置。
  7. 画像を表示するための表示手段と、各々発光することにより前記表示手段の表示領域における互いに異なる領域を照明する複数の発光手段と、を有する表示装置の前記発光手段の発光状態を制御する発光制御方法であって、
    前記複数の発光手段を、当該複数の発光手段の少なくとも1つを選択的に発光させることができるように構成すると共に、予め定められた条件に応じて前記複数の発光手段の発光数を制御することを特徴とする発光制御方法。
  8. 前記表示手段を液晶ディスプレイとし、
    前記複数の発光手段を前記液晶ディスプレイの表示領域を照明するバックライトとした
    請求項7記載の発光制御方法。
  9. 前記予め定められた条件を、消費電力を低減させたい状態となっているか否かとした
    請求項7又は請求項8記載の発光制御方法。
  10. 前記複数の発光手段の一部のみが発光する場合に前記表示手段による表示画像を当該一部の発光手段による照明範囲内に表示するように前記表示手段を制御する
    請求項7乃至請求項9の何れか1項記載の発光制御方法。
  11. 前記表示画像を縮小して前記照明範囲内に表示するか、又は前記表示画像の一部領域のみを前記照明範囲内に表示するように前記表示手段を制御する
    請求項10記載の発光制御方法。
  12. 前記予め定められた条件として消費電力を低減させたい状態となっている場合で、かつ前記表示手段による所定表示画像が前記表示手段の表示領域の一部領域のみに表示される場合に当該一部領域を照明する発光手段のみを発光させるように制御する
    請求項9記載の発光制御方法。
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JP2009157045A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Lenovo Singapore Pte Ltd 表示装置およびその電力制御用プログラム
US8089451B2 (en) * 2008-09-03 2012-01-03 Olympus Corporation Display device and electronic apparatus equipped with the same

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