JP2006218710A - 画像記録装置、その画像記録装置の画像記録方法 - Google Patents

画像記録装置、その画像記録装置の画像記録方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、搬送経路上の被記録材のエッジを検出する被記録材検出部に誤検出が生じても、画像記録が行なえる画像記録装置を提供する。
【解決手段】 前処理として、被記録材を非検出の状態で、被記録材検出部による出力レベルを調べ、誤検出が生じる可能性がある場合、被記録材検出部5による検出結果に加え、第1の検出部10による、給送系9にセットされている被記録材の幅等の情報を用いて画像記録を行なう。これにより、被記録材検出部5に誤検出が生じても画像記録を行なうことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像記録前に予め被記録材を検出し、その検出結果に基づいて画像記録の位置をマスク補正する画像記録装置に関する。
近年画像記録装置は、文字や図表以外の、写真、グラフィック等のイメージ画像を出力する用途において、被記録材の全面に画像記録するニーズが高まってきている。
このようなニーズを満足させるためには、被記録材の位置を正確に把握した後、画像記録を行なわなければならない。この位置合わせの検出には、一般的にラインセンサ等が用いられ、画像記録位置を制御部にフィードバックして画像記録を行っている。
しかし、例えば、上記ラインセンサに異物等が付着して汚れた場合、被記録材の位置は正確に検出されず、被記録材上以外の部分に画像記録を行ってしまったり、被記録材上に画像記録する記録画像情報を欠損してしまったりすることがあった。このような従来の画像記録装置は、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1の画像記録装置は、被記録材の位置ずれを検出する用紙センサを発光素子(LED)と受光素子とで構成し、画像記録時に用紙センサの受光素子からの信号によって、被記録材の主走査方向のずれ量を検出し、記録媒体のサイズに応じて、記録媒体上の画像記録領域以外をマスクする機能を有すると共に、上記用紙センサが汚れ等により誤検出した位置がマスク領域以外の画像記録領域で発生した場合、誤検出をオペレータに報知するか、画像記録を中断するように制御している。
特開2003−223088号公報(図1、段落[0078]〜[0080])
しかしながら、特許文献1のように、ラインセンサ等における受光素子によって被記録材上の画像記録位置を検出して領域をマスクする方法は、被記録材の主走査方向におけるエッジ検出に必要な領域で上記した受光素子の誤検出が発生した場合、画像記録位置の補正制御を行なわないか、オペレータに報知するしか対処法が無い。また、画像記録位置の補正制御を行なわない場合においては、被記録材のサイドエッジ(横方向端部)から大きく余白を設ける必要があり、両面記録機構を有する画像記録装置では、表と裏とで画像記録位置にずれが生じることになる。
さらに、この特許文献1においては、上記受光素子が被記録材の片方のエッジしか検出しない構成の為、被記録材の両サイドエッジに対する適正なマスクを行なうことができない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、搬送経路上の被記録材を検出して画像記録位置のマスク位置情報生成に用いるセンサに誤検出が発生しても、被記録材に画像記録を行なうことができる画像記録装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、被記録材の搬送経路を有し、搬送経路上に設けられた画像記録部によって、搬送経路内を搬送される過程で被記録材に画像記録がなされる画像記録装置において、搬送経路の途上に設けられ、当該搬送経路を搬送される被記録材のエッジを検出する被記録材検出部と、被記録材検出部によるエッジ検出に誤検出が生じる可能性があるかどうかを判定し、当該判定結果に基づいて動作モードを決定する動作モード決定部と、動作モードに基づいた被記録材に対する画像記録処理を、画像記録部が行なうよう制御する制御部と、を有する。
本発明は、搬送経路を搬送される前記被記録材のエッジを検出する被記録材検出部にエラーが生じても、処理を停止することなく、被記録材に対する画像記録を行なうことができる。
また、被記録材の主走査方向における両端部近傍まで画像記録を行なうことができる。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態の画像記録装置における概念的な構成例を示している。
図1に示されるように本実施形態の画像記録装置は、制御部1、搬送機構3、被記録材検出部5、画像記録部6、給送系9、及び報知部14から構成される。
制御部1は、画像記録装置全体の制御を司るもので、搬送機構3、被記録材検出部5、画像記録部6、給送系9及び報知部14を統括制御する。また、被記録材に対する画像記録位置の決定を行なう記録位置補正部2を備えている。搬送機構3は、不図示の被記録材の搬送を司るもので、制御部1の指示に基づいて被記録材を載置して搬送経路内の下流側へと搬送する。また、この被記録材の搬送時に当該被記録材の搬送情報を生成するための搬送情報生成部4を有する。被記録材検出部5は、給送系9より搬送経路内の下流側に搬送された不図示の被記録材を検出するセンサである。画像記録部6は、制御部1からの指示に基づいて被記録材に画像データに基づいた画像を記録するもので、被記録材に対し画像記録を行なう記録ヘッド駆動部7及び記録ヘッド8を有する。給送系9は、搬送機構3への被記録材の供給を司るもので、第1の検出部10、第2の検出部11、第1の給送機構12及び第2の給送機構13を有する。報知部14は、被記録材に関するエラー処理、及びエラー処理内容を音声や表示によってオペレータに報知する。
次に、本発明の実施形態における具体的な配置例について説明する。
なお、以下の説明では被記録材の搬送方向をY方向(副走査方向)、Y方向に直交する方向をX方向(主走査方向)、XY平面に対し直交する方向をZ方向と定義する。
図2は、本実施形態の画像記録装置を被記録材の搬送経路を中心として記載した図である。また図3は、給送台21をZ方向から見た図である。
図2、図3に示されるように、給送系9内の第1の給送機構12は、制御部1により制御されて、給送台21に収納されている被記録材42を搬送経路へ給送するもので、例えば収納される被記録材42を一枚ずつ搬送経路内の下流側に給送するピックアップローラ12aと、給送台21上にセットされている被記録材42の横幅寸法に応じてX方向に移動可能なフェンス22a、22bから構成される。第1の検出部10は、給送台21に設けられ、被記録材42の横幅を検出するもので、例えばフェンス22a、22bにおける幅Wの量に応じて抵抗値が可変するポテンショメータで構成される。この抵抗値に基づく情報は、制御部1に通知される。また第2の検出部11は、被記録材42のY方向(副走査方向)における端部を検出するもので、被記録材42が搬送経路内を搬送されてゆき、その端部が第2の検出部11の検出位置に達すると制御部1に通知する。なお、第2の検出部11は、例えば光学式の透過型センサで構成される。
給送系9の第2の給送機構13は、例えばX方向(主走査方向)に略平行に、且つZ方向に上下対で設けられた2つのローラによるレジストレーションローラ対によって構成されている。制御部1は、被記録材42を、停止状態の第2の給送機構13におけるレジストレーションローラ対に当接させ、さらに当接させたまま当該被記録材42を所定時間だけ送り込むことにより、被記録材42の斜行を矯正する斜行矯正モードと、被記録材42を挟持/駆動して搬送経路内の下流側へと給送する給送モードと、をそれぞれ切替えて制御する。
なお、ピックアップローラ12aと、レジストレーションローラ対とは、不図示の共通の駆動力伝達系が接続されて駆動される。そしてこの駆動力伝達系は、例えばモータが接続されて駆動される。なお、このモータは、制御部1によって駆動制御がなされ、制御部1の命令によって駆動/停止される。
また、これらピックアップローラ12aと、レジストレーションローラ対は、クラッチにより夫々が駆動力伝達系に対し接続/解除自在に構成されており、各クラッチは、制御部1によってON/OFFが制御され、駆動力伝達系に対する接続/解除が行なわれる。
また、搬送経路内において、ピックアップローラ12aとレジストレーションローラ対との間に、給送系9における第2の検出部11におけるレジストセンサを配設している。このレジストセンサは、搬送経路内の所定位置において、被記録材42の端部を検出し、検出結果を制御部1に通知する。
搬送機構3は、給送系9から送られてきた被記録材42を、画像記録部6に対向する下方において搬送するものである。この搬送機構3は、複数のベルトローラ25と、この複数のベルトローラ25により架設された無端ベルト24とを有し、無端ベルト24と複数のベルトローラ25とで、協働して被記録材をY方向に搬送するベルト搬送機構を構成している。なお、この無端ベルト24は、画像記録が行なわれる被記録材42の最大幅以上の幅で構成されている。
また、ベルトローラ25の一方には、駆動モータ26が接続されており、他方には搬送機構3の搬送情報生成部4における、例えばエンコーダが接続されている。さらに、被記録材42の搬送方向における複数のベルトローラ25の間には、被記録材42を無端ベルト24の表面上に吸着保持するためのプラテン吸引部28が配設されてる。
また、搬送経路内の搬送機構3の上流側には、被記録材検出部5が配設されている。
この被記録材検出部5は、例えばラインセンサ(CCDセンサ)によって構成され、被記録材42が検出位置に搬送されると、画像記録動作の前に、被記録材搬送方向と直交する方向における被記録材42の幅情報(被記録材の幅寸法及び両端位置)を搬送機構3の搬送情報生成部4におけるエンコーダパルス数に対応づけして検出する。この被記録材検出部5は、搬送機構3における無端ベルト24の幅方向(X方向)に亘って配設され、検出信号を前述制御部1に通知する。制御部1は、第1の検出部10におけるポテンショメータ、又は被記録材検出部5におけるラインセンサからの通知情報に基づいて、記録位置補正部2により画像記録位置のマスク位置を算出させる。
吸引部28は、無端ベルト24における被記録材42の搬送面下方で負圧を発生させ、無端ベルト24上に被記録材42を吸着させる。この吸着保持により、搬送機構3は、吸着した被記録材42を搬送経路内の下流に定速搬送する。
画像記録部6における記録ヘッド8は、被記録材42上に画像を記録するもので、使用される被記録材42の最大幅以上の記録幅を持ち、X方向に配設される。
なお、記録ヘッド8の下端において、X方向に形成される複数のインク吐出ノズルより成るノズル列8aは、被記録材検出部5が被記録材42の前述幅情報を最初に検出した位置に対応づけされた搬送機構3の搬送情報生成部4におけるエンコーダパルス数に、所定のエンコーダパルス数を加算した位置に対応する、搬送経路内の被記録材検出部5より下流側の位置に配設されている。被記録材検出部5が最初に検出した位置に対応づけされたエンコーダパルス数、及び記録ヘッド8におけるノズル列8aの位置に対応づけされたエンコーダパルス数は、本発明の装置調整出荷時に、制御部1の不図示の記録部に予め記憶している。
排出系50は、画像記録部6により画像記録された被記録材42を排出する機構である。この排出系50は、図2に示されるように、排出ローラ対30、搬送経路切替部31、及び排出トレイ32から構成される。
排出ローラ対30は、搬送されてきた被記録材42を排出トレイ32に搬送するための搬送ローラである。搬送経路切替部31は、排出ローラ対30の搬送経路内の上流に配設され、X方向に平行な軸31aのまわりに回動可能に支持されている。この搬送経路切替部31の先端は、上記回動により、排出系50における上記排出トレイ32への排出経路に対して接離する。また、搬送経路切替部31は、一端が被記録材反転部60に回動可能に支持される上記軸31aに連結され、他端が上記排出経路側に延在している。搬送経路切替部31は、先端を上記排出経路に当接させた際に、上記被記録材反転部60側に被記録材42を案内し、上記他端を離間させた際に、排出トレイ32側に被記録材42を送出する。排出トレイ32は、画像記録装置による画像記録が完了した被記録材42を収納するトレイである。
なお、この排出ローラ対30においても、不図示のクラッチを介して前述した共通の駆動力伝達系に接続されており、この排出ローラ対30のクラッチは、制御部1の命令によって、上記駆動力伝達系に対する接続のON/OFFが制御され、駆動力伝達系に対する接続/解除が行なわれることによって駆動/停止の切替え制御が行なわれる。また、搬送経路切替部31においても、制御部1からの指示に基づいて駆動制御が行なわれる。
被記録材反転系60は、両面印刷時に被記録材42を裏返し、再び画像記録部6に搬送するための搬送系で、第1搬送路33、第2搬送路61、反転経路部62、及び再給送搬送路40から構成される。
第1搬送路33は、排出系50と第2搬送路61間を繋ぐ被記録材42の搬送路であり、一端が排出系50と接続され、他端が第2搬送路61に接続されている。第2搬送路61は、第1搬送路33と反転経路部62の間を繋ぐ被記録材42の搬送路であり、反転ベルトユニット34とスロープ部35から構成される。
反転ベルトユニット34は、搬送機構3の上方に略平行に対向配置されるもので、被記録材42を上下に挟持して搬送する一対のベルト搬送機構として構成され、一端が第1搬送路33に接続され、他端がスロープ部35に接続されている。反転ベルトユニット34は、クラッチを介して前述した駆動力伝達系に接続されており、この駆動力伝達系からの動力によって回動することにより、第1搬送路33からの被記録材42をスロープ部35まで搬送する。スロープ部35は、反転経路部62に被記録材42を搬送する搬送路で、一端が反転ベルトユニット34に接続され、他端がゲート36を介して反転経路部62に接続されている。
ゲート36の一端は、上記第2搬送経路61に回動可能に支持される軸36aに連結されており、また他端が反転経路部62に接離するように構成されている。
反転経路部62は、第2搬送路61からの被記録材42を再給送搬送路40に搬送する搬送路であり、第2搬送路61並びに再給送搬送路40に接続されている。反転経路部62は、被記録材42を挟持する反転ローラ対37を有し、この反転ローラ対37が、不図示の電磁クラッチを介したステップモータ等により構成される正逆転駆動系によって、被記録材42を反転補助路38へ、または再給送搬送経路40へ搬送する。なお、この逆回転機構は、制御部1により駆動/制御される。
また、反転経路部62は、上記再給送搬送路40との接続端部に端部検出センサ39を配設している。この端部検出センサ39は、被記録材42の端部を検出し、検出結果を制御部1に通知する。
再給送搬送路40は、反転経路部62からの被記録材42をレジストレーションローラ対へ搬送する搬送路である。この再給送搬送路40は、再給送ローラ対41を有し、反転経路部62からの被記録材42をレジストレーションローラ対に向けて搬送する。
再給送ローラ対41は、被記録材42を確実に搬送し得るように、反転経路部62の被記録材42の搬送経路に沿って、レジストレーションローラ対から、被記録材42の搬送方向における長さ寸法以内の距離で配設されている。この構成により、搬送中の被記録材42の先端が、レジストレーションローラ対に当接した位置において、当該被記録材42の後端が再給送ローラ対41にニップされた状態となる。従って、再給送ローラ対41は、前述給送系9において説明したピックアップローラ12aと同様に、レジストレーションローラ対により少なくとも被記録材42の先端がニップされるまでの間、被記録材42の搬送を補助する。
図1に示した記録位置補正部2を有する制御部1は、例えばCPU、タイマ、ROM、並びにRAM、記憶部などを含む構成となっており、CPUがROMやRAM上のプログラムを実行したり通知された各情報の処理をすることによって、図2の搬送機構3、画像記録部6、給送系9、排出系50及び被記録材反転系60を夫々駆動/制御する。また制御部1は、CPUがROMやRAM上のプログラムを実行したり、後述される被記録材検出部5による検出結果や、第1の検出部10からの情報から、被記録材42の搬送経路上での両端部の位置を求め、画像記録を行なう領域を決定する。
次に、本発明の実施形態の画像記録装置における動作について説明する。
本実施形態の画像記録装置は、被記録材42上に画像記録する際、不図示のインタフェースを介して制御部1に記録画像の画像データが入力されると、オペレータに画像記録条件の入力を要求する。この入力要求は、例えば報知部14により、入力を求めるメッセージを表示したり、音声出力により通知することで行なわれる。
また、このとき入力される画像記録条件とは、例えば使用する被記録材42のサイズ並びに種類、片面印刷または両面印刷の指定、及び画像記録の詳細条件、画像記録に必要な条件設定などである。なお、これらの条件は、上記したものに限られるものではなく、画像記録装置の構成や使用環境条件等によって適宜入力要求され、オペレータによって入力される。
この画像記録条件は、報知部14からオペレータによって入力され、制御部1のRAMに記憶される。なお、本実施形態においては、ROMに予めデフォルトの画像記録条件を記憶しており、オペレータにより入力が行われない場合は、このデフォルトの画像記録条件をROMから読み出し、自動的に記録条件を設定する構成とすることもできる。また、制御部1は、オペレータに対して入力要求を行なわず、オペレータが報知部14から画像記録条件の設定入力を求めた際にのみ、画像記録条件を設定するように構成しても良い。
なお、上記画像記録条件の設定においては、本実施形態の画像記録装置に対して接続されるコンピュータ等の上位装置から、所定のインタフェースを介して画像記録条件が報知部14若しくは制御部1に入力される構成としてもよい。
このようにして画像記録条件が設定された後、制御部1は、画像記録処理を実行する。
次に図4乃至図6を用いて、本実施形態の画像記録装置における被記録材検出部5による誤検出に対する処理を説明する。
被記録材検出部5におけるラインセンサは、前述したように検出位置が紙粉等で汚れなどの理由で、被記録材42の誤検出を生じることがある。
本実施形態における画像記録装置では、被記録材42に画像記録する前に、被記録材検出部5の検出位置に被記録材42が設置されていない、非検出状態時にラインセンサの出力信号レベルを計測する。
図4は、このときのラインセンサの出力信号レベルをグラフで示したもので、同図中、搬送経路上の検出位置のX方向(主走査方向)における位置を横軸に、ラインセンサの出力信号レベルを縦軸に示している。
同図中出力信号レベルが閾値を超えている部分71が存在するが、この部分が誤検出部分となる。
被記録材検出部5は、画像記録可能な領域を求めるために被記録材42の両端のエッジを検出するのに用いられる。よって中央部分等、被記録材42のエッジ部分の検出に用いられる検出範囲以外の部分に誤検出が生じていても、被記録材42の両端におけるエッジの検出は行なえる。
図5は、この場合を示した図である。
被記録材42は、前述した給送台21から給送されて搬送経路を搬送されるが、そのX方向の両端位置は、給送台21のフェンス22a、22bの位置に略一致する。従って同図では、フェンス22a、22bに対応する位置73a、73b近辺を被記録材42のエッジ検出範囲72a、72bとし、閾値を超えている誤検出位置71とエッジ検出範囲72a、72bとの間の距離ΔWが所定の値以上であったなら、ラインセンサはエッジを検出できるものとし、ラインセンサの出力を用いて被記録材42のエッジの検出を行なう。
また、2つの検出範囲72a、72b内のいずれか一方で誤検出状態となってしまう場合がある。図6はその場合を示している。
同図では、誤検出位置71がエッジ検出範囲72b内に存在し、被記録材検出部5による検出範囲72bでのエッジ検出は行なえない。
この場合、本実施形態の画像記録装置では、もう一方のエッジ検出範囲72aのみで被記録材42のエッジ検出を行ない、被記録材42のもう一方のエッジは、エッジ検出範囲72aによって検出されたエッジの位置と、前述のポテンショメータによって求めた被記録材42の幅Wにおける情報から算出する。
またエッジ検出範囲72a、72bの両方で、誤検出が生じている場合には、ポテンショメータによって求めた被記録材42の幅Wのみからエッジの位置を算出する(この点は後述)。
これにより、本実施形態の画像記録装置は、被記録材検出部5に誤検出が生じていても、被記録材42のエッジを求めることができ、被記録材42の両端部近傍まで画像記録を行なうことができる。
次に、本実施形態における画像記録装置の動作の詳細を図7及び8のフローチャートを用いて説明する。
図7は、本実施形態における画像記録装置による画像記録処理での初期動作を示すフローチャートである。同図及び後述する図8の処理は、制御部1内のCPUが、制御部1内部のROMに予め記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
第1の検出部10におけるポテンショメータは、前述したように、フェンス22a、22bの位置を抵抗値として示すもので、このポテンショメータの抵抗値を制御部1に通知することで、給送台21に収納されている被記録材42の幅とその位置情報を得ることができる。
制御部1は画像記録処理の初期動作として、先ず被記録材42の幅を検出するために、このポテンショメータの抵抗値を測定し、フェンス22a、22bの幅から被記録材の幅Wを算出する(ステップS1)。
この被記録材42の幅Wが、事前にオペレータによって入力指定されたり、上位装置から指定された画像記録条件と一致しているかを確認し、一致していない場合に、制御部1は報知部14を用いてその旨を報知、又は所定のインタフェースを介して画像記録装置の上位装置に対して画像記録装置に設定されている被記録材42のサイズ情報が条件指定されたものと異なることを報知する。
次に制御部1は、ステップS2において、被記録材検出部5におけるラインセンサによって被記録材42を非検出状態、即ちラインセンサの検出位置に被記録材42が存在しないときの信号を得る。この場合、正常な状態なら(ステップS3、N)、主走査方向(X方向)の全ての検出位置において、信号レベルの大きさが閾値より小さくなる。しかし、ラインセンサが、例えば紙粉等で汚れるなどの理由で、この信号レベルが閾値以上のレベルまで達する誤検出が存在した場合(ステップS3、Y)、制御部1は、ステップS4において、その誤検出が生じた位置が、検出範囲であるか否かを確認する。
ステップS4において、制御部1は、被記録材検出部5におけるラインセンサからのアナログ信号をA/D変換した後、図4に示すようにそのデジタル値が所定の閾値以上であった場合に、その検出位置に対応するラインセンサ検出面上に、例えば紙粉等の汚れがあると判断する。但し、図5に示されるように、この誤検出位置からフェンス22a、22bに対応づけられる位置73a、73bをそれぞれ中心とする、被記録材エッジ検出範囲72a、72bまでの距離ΔWが、所定値以上離れている場合には(ステップS5、N)、誤検出位置は被記録材42のエッジ位置の検出には支障がないので、ラインセンサはエッジ位置を検出して制御部1に通知することができる。
従って、ステップS3で誤検出が無かった場合と同様に、ラインセンサによって被記録材42の両サイドエッジを検出し、その検出データを制御部1の記録位置補正部2に通知をすることで、記録位置補正部2は被記録材42上の画像記録位置におけるマスク位置を算出することができる。この算出されたマスク位置情報に基づいて、制御部1が主走査方向における被記録材42の両端部近傍まで画像記録するように補正することで、適正なマスク処理における画像記録が可能となる。
このように、被記録材検出部5で得られた被記録材42の両サイドエッジ位置情報を、そのまま記録位置補正部2に設定採用可能と判断した場合には、画像記録動作において、記録位置補正部2により設定される両サイドエッジデータを、そのまま用いる動作モードが選択されるため、制御部1は、自己の動作設定レジスタSREGに、選択された動作モードを示す、例えば“0”という値を設定し(ステップS6)、図7に示す初期動作を終了する。
しかし、ステップS5において、図6に示されるように、誤検出が被記録材42の両エッジ検出範囲72a、72b内のいずれか一方で誤検出状態となった場合には(ステップS5、Y)、次にステップS7として誤検出が左右両方のエッジ検出範囲72a、72bで検出されたのか否かを判断し、誤検出が片方のみだった場合(ステップS7、N)、ステップS8において、さらに左右どちらの検出に異常があったか判断する。
ここで、右サイドを検出するエッジ検出範囲で誤検出していると判断された場合は(ステップS8、N)、被記録材検出部5によって検出される左サイドエッジの位置とポテンショメータから検出される被記録材42の幅Wに基づいて、両サイドエッジ位置を算出し、制御部1の記録位置補正部2に通知する動作モードで、適正なマスク処理が可能となるので、動作設定レジスタSREGに、この選択された動作モードを示す、例えば“1”を設定する(ステップS9)。
逆に、左サイドエッジを検出するエッジ検出範囲で誤検出していると判断された場合には(ステップS8、Y)、被記録材検出部5によって検出される右サイドエッジの位置とポテンショメータから検出される被記録材42の幅Wに基づいて、両サイドエッジ位置を算出し、制御部1における記録位置補正部2に通知する動作モードで、適正なマスク処理が可能となるので、動作設定レジスタSREGに、この選択された動作モードを示す、例えば“2”を設定する(ステップS10)。
また、被記録材検出部5で、両サイドエッジ共に誤検出していると判断された場合は(ステップS7、Y)、画像記録要求が被記録材42の片面に対する画像記録であるならば(ステップS12、N)、搬送経路が短いため、被記録材42が給送系9から記録ヘッド8に至る際の主走査方向のずれは極めて少ないことから、フェンス22a、22bによるポテンショメータの抵抗値に基づいて、被記録材42の幅、及び両サイドエッジ位置を算出し、制御部1における記録位置補正部2に通知する動作モードで、適正なマスク処理が可能となるので、動作設定レジスタSREGにこの動作モードを示す例えば“3”を設定する(ステップS13)。
以上のように、被記録材42の両端部で適正なマスク処理における画像記録が可能だが、被記録材検出部5で誤検出が生じている場合には、報知部14から、或いは不図示のインタフェースを介してコンピュータ等の上位装置に対して軽度のエラー(メンテナンスリクエスト)を報知(ステップS11)した後、図7に示す初期動作を終了する。この軽度のエラーは、例えばオペレータに対し、ただちに画像記録装置を停止させる必要の無いエラーである旨、及び被記録材検出部5の点検/清掃を要求するものである。
また、画像記録条件として被記録材42の両面に対する画像記録が設定されていた場合は、被記録材42の表面に対する画像記録が行なわれてから、裏面に対する画像記録が行なわれる位置までの搬送経路が長くなるため、被記録材42が裏面の画像記録位置まで到達したときには、被記録材42が主走査方向にずれが生じてしまうことがある。これにより、被記録材検出部5で少なくとも被記録材42の片サイドエッジを検出できない場合、裏面における適正なマスク処理を行った画像記録は不可能となる。
そこで、被記録材検出部5で両エッジともに誤検出し(ステップS7、Y)、且つ画像記録条件が両面の画像記録であった場合は(ステップS12、Y)、報知部14から、或いは不図示のインタフェースを介してコンピュータ等の上位装置に対して重度のエラー(サービスマンコール)をオペレータに通知する(ステップS13)と共に、画像記録動作の中断処理を行なう。
図8は、図7の初期動作後の画像記録処理を示すフローチャートである。
図7に示した初期動作によって、動作設定レジスタSREGに値を設定して、被記録材42への画像形成位置制御を行なう動作モードを決定した後、制御部1は、ステップS21として、駆動力伝達系に駆動命令を出してクラッチをONにし、ピックアップローラ12aを回転駆動させる。するとピックアップローラ12aは、給送台21から被記録材42を1枚ピックアップし、被記録材搬送方向に沿ってレジストレーションローラ対へ搬送する。
次に制御部1は、レジストレーションローラ対によって、被記録材42の搬送時における斜行を矯正する。具体的には、ピックアップローラ12aが駆動して被記録材42が搬送経路を搬送されると、被記録材42の先端部が、主走査方向に対し略平行に配設されたレジストレーションローラ対に押し当てられる。このときレジストレーションローラ対は駆動をしておらず(ステップS22、N)、また被記録材42の向きは、正確に調整されていない。また、被記録材42がレジストレーションローラ対に押し当てられる直前に、レジストセンサ11は、被記録材42の副走査方向における先端を検出する。
制御部1は、レジストセンサ11が被記録材42の検出後も所定時間だけピックアップローラ12aを駆動させることで、レジストレーションローラ対に被記録材42を当接させてから、さらに送り込んで押し当てる。これにより、被記録材42の先端が、主走査方向と略一致するように位置調整が行なわれる。
ピックアップローラ12aの駆動により、被記録材42の先端が検出されてから所定時間が経過して、被記録材42の斜行が矯正された後、制御部1は、レジストレーションローラ対による被記録材42をニップしての駆動を開始し(ステップS22、Y)、被記録材42を前述搬送機構3へ搬送させて、画像記録処理を行なう。
画像記録処理において、まず制御部1は、被記録材給送系9から被記録材42が搬送される前に、搬送機構3の吸引部28に駆動命令を出す。これにより、被記録材42が無端ベルト24に吸引可能になる。またそれと共に、制御部1は、ベルトローラ駆動モータ26に駆動命令を出し、無端ベルト24を駆動させる。
給送系9から、被記録材42が搬送機構3に搬送されると、被記録材42は、吸引部28の吸引により無端ベルト24に吸着保持される。これにより、被記録材42は、無端ベルト24の表面上からの浮き上がりを防止される。吸着保持された被記録材42は、無端ベルト24により被記録材搬送方向に沿って所定速度で搬送される。被記録材42が、画像記録部6における記録ヘッド8の前述ノズル列8aと対向する位置に搬送される前に、被記録材42は被記録材検出部5におけるラインセンサに到達(ステップS23)し、被記録材42の両サイドエッジ(LEDG、REDG)がラインセンサによって検出される(ステップS24)。
このとき、初期動作において動作モードを設定した動作設定レジスタSREGの設定値が“3”の場合は(ステップS25、Y)、ラインセンサに誤検出が生じており、フェンス22a、22bの位置から求められた被記録材42の両エッジ検出範囲72a、72bで誤検出する可能性があると判断された場合なので、制御部1は被記録材検出部5からの情報は使用せず、フェンス22a、22bに接続されたポテンショメータの抵抗値によって測定された幅Wにより被記録材42の幅情報を算出する。
フェンス22a、22bは、図3に示されるように、主走査方向における給送台21の中央、即ち搬送経路の中央に対応づけられた位置を中心に等しい距離に移動して、給送台21の中央位置と被記録材42の中央位置とを一致させる構造となっている。また、搬送経路の中央位置CTは、装置調整出荷時に、制御部1の図示していない記憶部に予め記憶されているので、ステップS31において、記憶された搬送経路の中央位置CTを読み出し、ステップS32において、被記録材42の幅Wから被記録材42の両サイドエッジを算出する。即ち、被記録材42の左サイドエッジ位置LEDGは式
LEDG=CT−W/2
から求まり、また被記録材42の右サイドエッジ位置REDGは式
REDG=CT+W/2
から求まる。なお、左右サイドエッジの座標位置関係は、LEDG<REDGとする。
また、動作モードを設定した動作設定レジスタSREGの設定値が“2”の場合は(ステップS25、N〜ステップS26、Y)、被記録材検出部5におけるラインセンサが、フェンス22a、22bの位置から求められた被記録材42の左サイドのエッジを検出するエッジ検出範囲で誤検出する可能性があると判断された場合なので、ステップS24でラインセンサによって検出した左サイドの位置のエッジデータLREDGは使用せず、ステップS30において、右サイドのエッジ位置を示すエッジデータREDGと、フェンス22a、22bに接続されたポテンショメータの抵抗値によって測定された幅Wにより左サイドのエッジ位置を算出する。
このとき左サイドエッジデータLEDGの算出は、式
LEDG=REDG−W
で求められる。
また、動作モードを設定した動作設定レジスタSREGの設定値が“1”の場合は(ステップS26、N〜ステップS27、Y)、ラインセンサが、フェンス22a、22bの位置から求められた被記録材42の右サイドを検出するエッジ検出範囲で誤検出が生じる可能性があると判断された場合なので、ラインセンサによる右サイドのエッジ位置を示すエッジデータREDGは使用せず、ステップS29において、左サイドのエッジ位置を示すエッジデータLEDGと、フェンス22a、22bに接続されたポテンショメータの抵抗値によって測定された幅Wにより右サイドのエッジ位置を算出する。
このとき右サイドエッジデータLEDGの算出は、式
REDG=LEDG+W
から求められる。
なお、動作モードに“0”が設定されており、被記録材検出部5で誤検出する可能性が無い場合には、被記録材42の両サイドエッジ位置は適正に検出されているため、ラインセンサから取得したデータをそのまま被記録材42のエッジ位置を示す情報として使用する。
この動作モード“0”が設定された場合においては、被記録材42の副走査方向における先端から後端までの幅情報を、前述した搬送機構3の情報生成部4におけるエンコーダパルス数に対応づけて取得できる。
従って、被記録材42上に画像記録される画像データに対し、例えば少なくとも1ライン以上のαライン分の画像データを画像記録する際に、当該αライン分の画像データに対応した幅情報βに基づいて画像記録することができる。これにより、レジストレーション対を通過後に、例えば被記録材42の一部が折れ曲がり不定形な被記録材42となっても、適正なマスク位置補正により画像記録することができる。
また、動作モード“1”、 “2” 及び “3”のいずれか1つが設定された場合においては、“0”動作モードのように被記録材42の一部が折れ曲がったような不定形な被記録材42に対する適正なマスク位置補正はできない。
しかし、本実施形態における構成においては、図2に示されるように、被記録材42が、上記不定形な被記録材42となってレジストレーション対を通過した後、被記録材検出部5へ搬送されることは極めて少ない。
従って、画像記録処理時に、例えば動作モード“1” 、“2” 及び“3”のいずれか1つが設定されマスク位置補正されても問題はない。
また、このように動作モード“1” 、“2” 及び “3”のいずれか1つが設定された場合には、前述したように報知部14で軽度のエラーにおけるメンテナンスリクエストを報知することになるので、報知後の画像記録処理続行の可否については、オペレータに判断してもらうことができる。
以上のように、被記録材検出部5の状態により、両サイドエッジ位置を算出、制御部1の記録位置補正部2に両サイドエッジデータLEDG、REDGをセットすることで(ステップS28)、図8の処理は終了し、求めた被記録材42のエッジ位置に基づいたマスク位置が記録位置補正部2に設定され、適正なマスク位置による画像記録の準備が行われる。
図8のエッジ位置の算出及びマスク位置の調整処理が終了し、続いて、被記録材42の先端が、前述した画像記録部6における記録ヘッド8のノズル列8aと対向する位置まで搬送されると、制御部1は、図8の処理で調整したマスク位置に基づいて画像記録部6に画像記録命令を出す。これにより、記録ヘッド8は、調整されたマスク位置と画像データに基づいて、被記録材42に対してインクの吐出を開始する。この画像記録においては、搬送機構3の無端ベルト24上に被記録材42を吸着保持してY方向に沿って搬送する。
従って、画像データは被記録材42上に順次画像記録される際に、記録位置補正部2に設定された適正なマスク位置に対し、オペレータが設定した余白データが加えられて、被記録材42に対し画像記録が行なわれる。
画像記録を片面のみで行なった場合、制御部1は、経路切替部31を排出系50側に切替え、画像記録が為された被記録材42を、排出ローラ対30により搬送して排送トレイ32に収納させる。
また、画像記録を両面で行なった場合、制御部1は、経路切替部31に駆動命令を出し、排出経路30bに対して経路切替部31の先端を当接させるように切替える。これにより、被記録材42は被記録材反転部60側に案内される。
被記録材42が、第1搬送路33から第2搬送路61に搬送されると、被記録材42は、反転ベルトユニット34によりスロープ部35に搬送される。スロープ部35に搬送された被記録材42は、ゲート36を押圧して当該ゲート36を反転経路部62側へ回動させる。これにより被記録材42は、ゲート36とスロープ部35とにより案内され、反転経路部62に搬送される。反転経路部62に案内された被記録材42は、反転ローラ対37によりニップされる。
制御部1は、反転ローラ対37が被記録材42をニップした後に、反転ローラ対37を正回転させることで、被記録材42は、反転補助路38に向けて搬送される。この搬送により、被記録材42は、端部検出センサ39の検出範囲から外れる。
端部検出センサ39が被記録材42を検出しなくなった位置、即ち被記録材42の後端位置で、制御部1は、反転ローラ対37を停止させる。その後、制御部1は、反転ローラ対37を逆転させ、再給送搬送路40に向けて被記録材42を搬送する。このときゲート36は、被記録材42の押圧から解除されて、反転経路部62から離間している。このため、被記録材42は、再給送搬送路40側に案内される。
再給送搬送路40に搬送された被記録材42は、再給送ローラ対41によりニップされ、レジストレーションローラ対に向けて搬送される。このとき再給送ローラ対41とレジストレーションローラ対とで、前述した被記録材42が斜行を矯正する際のピックアップローラ12aとレジストレーションローラ対とで斜行を矯正する動作と同様に、被記録材42の矯正が行なわれる。
このようにして、レジストレーションローラ対が、反転した被記録材42を画像記録部6に向けて搬送すると、再び前述した片面のみの画像記録の場合と同様に、図7乃至図8に示される処理により設定されるいずれか1つの動作モードで、被記録材42の両サイドエッジの位置を算出する。得られた被記録材42の両サイドエッジデータを、制御部1の記録位置補正部2に通知することで、制御部1は、記録位置補正部2が算出した被記録材2の画像記録位置におけるマスク位置情報に基づいて、画像記録する。
被記録材42の両面に画像記録されると、制御部1は経路切替部31を、排出系50側に切替え、排出ローラ対30により搬送された、被記録材42を排出トレイ32に収納させる。
以上、本実施形態における画像記録装置によれば、被記録材検出部5が誤検出を生じる状態にあっても、被記録材42に対し、適切な位置に画像記録することができる。また、その際、被記録材42の両サイドのエッジを求めて画像記録を行なうので、主走査方向における被記録材42の両端部近傍の範囲にまで画像記録を行なうことができる。
なお、本実施形態では、被記録材検出部5に誤検出が生じる可能性がある際、被記録材42の両サイドのエッジを被記録材検出部5による検出結果と、給送系9内の第1の検出部10による検出結果に基づいて算出したが、本実施形態におけるエッジの算出方法は、この方法に限定されるものではなく、例えば第1の検出部9による検出結果の代わりに、オペレータや上位装置等によって入力設定される、被記録材42のサイズ(定形/不定形)等の情報を用いて算出するように構成してもよい。
また、本実施形態では、画像記録装置をプリンタ装置として構成した場合を示してているが、本実施形態における画像記録装置は、プリンタ装置に限定されるものではなく、FAX装置やコピー装置等、画像データに基づいて被記録材に対し画像を記録する装置全般に適用できる。
本実施形態の画像記録装置における概念的な構成例を示す図である。 本実施形態の画像記録装置を被記録材の搬送経路を中心として記載した図である。 給送台をZ方向から見た図である。 被記録材検出部による誤検出に対する処理を説明するための図(その1)である。 被記録材検出部による誤検出に対する処理を説明するための図(その2)である。 被記録材検出部による誤検出に対する処理を説明するための図(その3)である。 本実施形態における画像記録装置による画像記録処理での初期動作を示すフローチャートである。 初期動作後に行なわれる画像記録処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 制御部
2 記録位置補正部
3 搬送機構
4 搬送情報生成部(エンコーダ)
5 被記録材検出部(ラインセンサ)
6 画像記録部
7 記録ヘッド駆動部
8 記録ヘッド
8a ノズル列
9 給送系
10 第1の検出部(ポテンショメータ)
11 第2の検出部
12 第1の給送機構
12a ピックアップローラ
13 第2の給送機構(レジストレーションローラ対)
14 報知部
21 給送台
22a、22b フェンス
24 無端ベルト
25 ベルトローラ
26 駆動モータ
28 吸引部
30 排出ローラ対
30b 排出経路
31 搬送経路切替部
32 排出トレイ
33 第1搬送路
34 反転ベルトユニット
35 スロープ部
36 ゲート
37 反転ローラ対
38 反転補助路
39 端部検出センサ
40 再給送搬送路
41 再給送ローラ対
42 被記録材
50 排出系
60 被記録材反転系
61 第2搬送路
62 反転経路部


Claims (8)

  1. 被記録材の搬送経路を有し、前記搬送経路上に設けられた画像記録部によって、前記搬送経路内を搬送される過程で前記被記録材に画像記録が行なわれる画像記録装置において、
    前記搬送経路の途上に設けられ、当該搬送経路を搬送される前記被記録材のエッジを検出する被記録材検出部と、
    前記被記録材検出部によるエッジ検出に誤検出が生じる可能性があるかどうかを判定し、当該判定結果に基づいて動作モードを決定する動作モード決定部と、
    前記動作モードに基づいた前記被記録材に対する画像記録処理を、前記画像記録部が行なうよう制御する制御部と、
    を有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記動作モード決定部は、前記被記録材検出部が、前記被記録材の一方のエッジの検出に対してのみ誤検出を行なう可能性があると判定したとき、もう一方のエッジの検出結果を用いて前記画像記録処理を行なう動作モードに決定することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記動作モード決定部は、前記被記録材検出部が、前記被記録材の両方のエッジの検出に対して誤検出を行なう可能性があると判定したとき、前記被記録材検出部による検出結果を用いずに前記画像記録処理を行なう動作モードに決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像記録装置。
  4. 前記動作モード決定部が、前記被記録材検出部による検出結果を用いずに前記画像記録処理を行なう動作モードに決定したとき、前記被記録材の両面に対する画像記録は行なわないことを特徴とする請求項3に記載の画像記録装置。
  5. 前記動作モード決定部は、前記被記録材検出部による誤検出が生じる位置が前記被記録材のエッジの検出に用いられるエッジ検出範囲以外の位置の場合、当該被記録材検出部による前記被記録材の両エッジの検出結果を用いて前記画像記録処理を行なう動作モードに決定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の画像記録装置。
  6. 前記搬送経路の上流に設けられ、セットされている前記被記録材を前記搬送経路に排出する給送部と、
    前記給送部にセットされている前記被記録材の幅を検出する第1の検出部とを更に備え、
    前記動作モード決定部は、前記被記録材検出部が誤検出を行なう可能性があると判定したとき、前記第1の検出部による検出結果を用いて前記画像記録処理を行なう動作モードに決定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の画像記録装置。
  7. 前記動作モード決定部が、前記誤検出の可能性があると判定したとき、当該判定内容に基づいてオペレータに報知を行なう報知部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の画像記録装置。
  8. 被記録材の搬送経路を有し、前記搬送経路上に設けられた画像記録部によって、前記搬送経路内を搬送される過程で前記被記録材に画像記録が行なわれる画像記録装置の画像記録方法であって、
    前記搬送経路の途上に設けられ、当該搬送経路を搬送される前記被記録材のエッジを検出する被記録材検出部によるエッジ検出に誤検出が生じる可能性があるかどうかを判定し、
    当該判定結果に基づいて前記エッジ検出の結果を用いて画像記録を行なうか否かを示す動作モードを決定し、
    前記被記録材検出部によって前記エッジ検出を行ない、
    前記動作モードに基づいた前記被記録材に対する画像記録を行なう
    ことを特徴とする画像記録方法。


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