JP2006212795A - インクジェットプリンタの温度制御用ベース、温度制御機能付きインクジェットプリンタヘッド及びインクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタの温度制御用ベース、温度制御機能付きインクジェットプリンタヘッド及びインクジェットプリンタ Download PDF

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Abstract

【課題】 駆動波形生成部と圧力室とを各々適正に温度制御し、互いに相互作用を及ぼし合わないようにする。
【解決手段】 インクが充填されてノズル123に連通する圧力室内の圧力を駆動素子の動作により高めてインクをノズル123から吐出させるインク吐出部121を固定するための第1のベース152の内部に第1の流体流路を形成し、駆動素子を駆動するための駆動波形を生成する駆動波形生成部122を固定するための第2のベース153の内部に第2の流体流路を形成し、第1のベース152と第2のベース153とを断熱作用を有する断熱層154を介して連結固定する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、インクジェットプリンタの温度制御を可能にするインクジェットプリンタの温度制御用ベース、温度制御機能付きインクジェットプリンタヘッド及びインクジェットプリンタに関する。
インクジェットプリンタの記録方式としては、発熱体の熱により発生する気泡の圧力によりインク滴を吐出させる方式と、圧電素子の歪によって発生する体積変化に伴う機械的な圧力によりインク滴を吐出させる方式とが、代表的な方式として用いられている。いずれの方式にしても、インクが充填されてノズルに連通する圧力室内の圧力を駆動素子(発熱体、圧電素子)の動作により高めてノズルからインクを吐出させる、というのがインクジェットプリンタの動作原理である。このため、インクジェットプリンタヘッドには、駆動素子を駆動するための駆動回路が不可欠であり、このような駆動回路は、半導体集積回路やコンデンサ、抵抗器等の小型電子部品から構成された回路基板として実現されている。このような回路基板は、多数個のノズルのそれぞれに対応して設けられている駆動素子を個々独立して駆動しなければならないという構造上、インクジェットプリンタヘッドに一体的に形成されて設けられているのが一般的である。
ところが、駆動素子を駆動するための駆動回路を構成する回路基板は、半導体集積回路の発熱によって高温の環境下に晒される。このため、電気的特性が劣化したり不安定になったりし易い。このため、インクジェットプリンタヘッドでは、回路基板の冷却について提案がなされている(例えば、特許文献1)。
特開平11−020150号公報 特開平05−057886号公報
インクジェットプリンタヘッドでは、回路基板をできるだけ冷却することが望ましい。その反面、近年、インクとして、粘度が高いインクの利用が注目されている。代表的には、ホットメルトインクと呼ばれている融点が室温よりも相当程度に高いインクがある。特許文献1には、ホットメルトインクを使用する場合、インクタンクが120℃程度の高温に保持されていることが明記されている(段落0035)。ホットメルトインクは、インクジェットプリンタの未稼動時にはインクタンク内で凝固しているため、印字時にはインクタンクに備えたヒータで加熱溶融した上で、インクタンクから圧力室に至るまでのインク供給路及び圧力室も加熱する。特許文献1、2には、インクとしてホットメルトインクを使用するインクジェットプリンタが記載されている。
また、近年、ホットメルトインクではないが、一般的な水性インクに対して粘度が高いインクを、例えば紫外線硬化型インク(UVインク)を、工業的用途、産業的用途で使用することに対しても注目が集まっている。このような粘度が高いインクを用いれば、金属、ガラス、フィルム等の従来の水性インクでは印字が困難であった素材を記録媒体として印字が可能となる。そして、粘度が高いインクを用いる場合には、圧力室の温度を適正範囲に維持するために、圧力室の温度制御が必要である。
以上説明したように、インクとしてホットメルトインクや粘度が高いインク等のような特殊なインクを用いる場合、圧力室等の温度制御が必要となる。その反面、前述したように、高温になってしまう回路基板に搭載されている駆動IC等については冷却が必要である。このため、回路基板部の冷却作用と圧力室の温度制御とが互いに相互作用を及ぼし合わないようにしなければならない。
本発明の目的は、駆動波形生成部のドライバICの冷却作用とインクジェットプリンタヘッドの圧力室の温度制御とが互いに相互作用を及ぼし合わないようにすることである。
本発明は、インクが充填されてノズルに連通する圧力室内の圧力を駆動素子の動作により高めて前記インクを前記ノズルから吐出させるインク吐出部と、前記駆動素子を駆動するための駆動波形を生成する駆動波形生成部と、を有するインクジェットプリンタヘッドの温度制御用ベースであって、外部から取り込んだ流体を内部に流通させて外部に排出するための第1の流体流路を有し、前記インク吐出部を固定するための第1のベースと、外部から取り込んだ流体を内部に流通させて外部に排出するための第2の流体流路を有し、前記駆動波形生成部を固定するための第2のベースと、前記第1のベースと前記第2のベースとを連結固定する固定部と、前記第1のベースと前記第2のベースとの間に介在して設けられて断熱作用を有する断熱層と、を備える。
本発明のインクジェットプリンタヘッドは、インクが充填されてノズルに連通する圧力室内の圧力を駆動素子の動作により高めて前記インクを前記ノズルから吐出させるインク吐出部と、前記駆動素子を駆動するための駆動波形を生成する駆動波形生成部と、前記インク吐出部が固定され、外部から取り込んだ流体を内部に流通させて外部に排出する第1の流体流路を有する第1のベースと、前記駆動波形生成部が固定され、外部から取り込んだ流体を内部に流通させて外部に排出する第2の流体流路を有する第2のベースと、前記第1のベースと前記第2のベースとを連結固定する固定部と、前記第1のベースと前記第2のベースとの間に介在して設けられて断熱作用を有する断熱層と、を備える。
本発明のインクジェットプリンタは、上記本発明のインクジェットプリンタヘッドを備え、更に、前記インクジェットプリンタヘッドと記録媒体とを相対移動させる搬送機構と、画像信号に基づいて前記駆動波形生成部に駆動信号を出力する制御手段と、前記インク吐出部にインクを供給するインク供給部と、前記第1の流体流路と前記第2の流体流路とに流体を供給する流体供給部と、前記第1の流体流路に供給される流体と前記第2の流体流路に供給される流体とを独立して温度制御する温度制御部と、を備える。
本発明によれば、第1のベースと第2のベースとを第1の流体流路と第2の流体流路に流す液体によって別個独立して温度制御することができ、しかも、第1のベースと第2のベースとの間に断熱層が介在して設けられていることから、第1のベースで管理された温度と第2のベースで管理された温度とが互いに相互作用を及ぼし合うことを防止することができる。
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図10に基づいて説明する。
図1は、インクジェットプリンタ101の模式図である。本実施の形態のインクジェットプリンタ101は、ライン型のインクジェットプリンタである。インクジェットプリンタ101は、給紙部102から給紙された記録媒体としての記録用紙103を、搬送機構104で搬送してライン型のインクジェットプリンタヘッド105に対して主走査方向に移動させ、その過程でインクジェットプリンタヘッド105によって記録動作を行なう。搬送機構104は、記録後の記録用紙103を排紙部106に排紙する。
給紙部102は、複数枚の記録用紙103を積層保持し、最上位の記録用紙103をピックアップローラ107の回転によって搬送機構104に送り出す。ピックアップローラ107は、一部に平坦面107aを有する円柱状のローラ部材であり、平坦面107aの位置で記録用紙103との接触を回避している。ピックアップローラ107の円柱面は摩擦抵抗が大きな部材によって形成され、最上位の記録用紙103を滑り無く送り出す。給紙部102は、図示しない分離機構を備え、ピックアップローラ107によって送り出された記録用紙103のうち、最上位の記録用紙103をその下位の記録用紙103から分離して搬送機構104に送り出す。
搬送機構104は、一対のローラ108a、108bの間に搬送ベルト109が巻回されて構成されている。給紙部102から搬送されてきた記録用紙103を搬送ベルト109に滑りなく保持させるために、搬送ベルト109には一方のローラ108aの部分で帯電ローラ110が接触配置されている。帯電ローラ110は、高圧電源111に接続され、搬送ベルト109を帯電する。もう一方のローラ108bは接地されている。図示しないが、排紙部106の近傍位置では、搬送ベルト109に吸着保持された記録用紙103を剥離する剥離機構が設けられている。
排紙部106は、搬送ベルト109から剥離された記録済みの記録用紙103を受け取る。排紙部106にはその終端に一対の排出ローラ112が設けられ、受け取った記録用紙103を更に搬送する。
インクジェットプリンタヘッド105は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの四色用に四個設けられている。個々のインクジェットプリンタヘッド105は、供給されるインクの色のみが異なり、構造的には同一である。個々のインクジェットプリンタヘッド105の詳細を次に説明する。
図2は、インクジェットプリンタヘッド105を上面側から見た斜視図である。図3は、インクジェットプリンタヘッド105を底面側から見た斜視図である。インクジェットプリンタヘッド105は、概略的には、インク吐出部121と駆動波形生成部122とから構成されている。
インク吐出部121は、インクが充填されてノズル123に連通する図示しない圧力室内の圧力を図示しない駆動素子の動作により高めてインクをノズル123から吐出させる構造のものである。前述したように、インクジェットプリンタ101の記録方式としては、発熱体の熱により発生する気泡の圧力によりインク滴を吐出させる方式と、圧電素子の歪によって発生する体積変化に伴う機械的な圧力によりインク滴を吐出させる方式とが、代表的な方式として用いられている。前者の方式の駆動素子は発熱体であり、後者の方式の駆動素子は圧電素子である。本実施の形態のインクジェットプリンタヘッド105においては、後者の方式、つまり、圧電素子の歪によって発生する体積変化に伴う機械的な圧力によりインク滴を吐出させる方式のものが用いられている。もっとも、別の実施の形態として、前者の方式、つまり、発熱体の熱により発生する気泡の圧力によりインク滴を吐出させる方式を用いても良い。
図2に示すように、インク吐出部121は、圧電素子であるPZT基板124の上面に天板125が被され、これらのPZT基板124と天板125との先端面にノズルプレート126が固定されて形成されている。PZT基板124は、図示しない圧力室を形成するための複数個の溝を有し、これらの溝を構成する溝の両側の支柱が電気機械変換作用で変形して溝の容積を変化させる(図示せず)。PZTの溝にこのような電気機械変換作用を生じさせるために、個々の溝には溝の外部からの電極パターンが膜状に形成されている(図示せず)。このような構成のPZT基板124には、溝の側から天板125が被され、これによって圧力室が形成される。天板125とPZT基板124との間には、それぞれの圧力室に連通する共通インク室(図示せず)が形成され、この共通インク室にはインク供給チューブ127を介してインクが供給されるように構成されている。
駆動波形生成部122は、駆動素子を駆動するための駆動波形を生成し、生成した駆動波形で駆動素子を駆動する。このような駆動波形生成部122は、インク吐出部121に連結された回路基板128によって構成されている。回路基板128は、インク吐出部121に直接固定された二つの第1の基板128aと、これらの第1の基板128aに固定された第2の基板128bとによって構成されている。
二つの第1の基板128aは、それぞれ、ドライバIC129を搭載している。ドライバIC129は、インク吐出部121の前述した電極パターンに導通し、記録信号に応じて生成した駆動波形を電極パターンに供給する半導体集積回路である。PZT基板124の各圧力室は、記録信号に応じて電気機械変換作用を生じ、その内部圧力を高めて圧力室内のインクをノズル123からインク滴として吐出させる。第2の基板128bは、コネクタ130を搭載し、外部からの記録信号をドライバIC129に伝達し、ドライバIC129でPZT基板124に形成されている圧力室を選択的に駆動する。
図4(a)は、インクジェットプリンタヘッド105の温度制御用ベース151を示す斜視図である。温度制御用ベース151は、第1のベース152と第2のベース153とが固定部及び断熱層を構成する接着剤層154によって連結固定されて構成されている。第1のベース152は、インク吐出部121を固定し、インク吐出部121におけるPZT基板124の温度を制御する。第2ベース153は、駆動波形生成部122を固定し、ドライバIC129を冷却する。これらの第1のベース152及び第2のベース153による温度制御は、それぞれの内部に流体を流通させることによって行なう。そこで、第1のベース152は、図示しない液体流通用のチューブを連結するための二つの第1の連結部155を有しており、第2のベース153は、図示しない液体流通用のチューブを連結するための二つの第2の連結部156を有している。これらの第1の連結部155と第2の連結部156とは、アルミによって形成されている。
図4(b)は、温度制御用ベース151が更に構造ベースに取り付けられる状態を示す斜視図である。温度制御用ベース151は、図4(b)に示すように、更に構造ベース151aに取り付けられても良い。別の観点から見ると、温度制御用ベース151は、インクジェットプリンタヘッド105の固定側と反対側の面に構造ベース151aを有していることになる。構造ベース151aは、温度制御用ベース151を安定保持することを一つの目的として設けられる構造体である。このような構造ベース151aは、一例として、低熱伝導性部材(例えば、樹脂、ガラス等)によって形成されていても良い。この場合、構造ベース151aは、温度制御用ベース151を安定保持するのみならず、インクジェットプリンタ101の本体側に対して、温度制御用ベース151の高温又は低温となる温度による影響を防止することができる。
図5は、第1のベース152の分解斜視図である。第1のベース152は、互いに重なり合うコの字形状の第1の下部材152aと第1の上部材152bとが接合固定されて構成されている。これらの第1の下部材152aと第1の上部材152bとには、それぞれ、両端面に開口してコの字形状に回り込んでいる第1の流路形成用溝157が形成されている。図5では、第1の下部材152aに形成された第1の流路形成用溝157のみが示されている。第1の下部材152aに形成された第1の流路形成用溝157と第1の上部材152bに形成された第1の流路形成用溝157とは、第1の下部材152aと第1の上部材152bとが接合固定されることで一つの第1の流体流路158を形成する。図5中、第1の流体流路158の全体は示さないが、第1の流路形成用溝157の部分を第1の流体流路158として示している。このような第1の流体流路158は、接合固定された第1の下部材152aと第1の上部材152bとの両端で外部に開口しており、これらの開口部分が第1の流入口159となっている。前述した二つの第1の連結部155は、それぞれ、二つの第1の流入口159に嵌め込まれ、接着によって固定されている。
図6は、第1のベース152の斜視図である。第1のベース152は、第1の下部材152aと第1の上部材152bとが接合固定されることで、図6に示す通りの外観形状を備える。このような第1のベース152の材料としては、熱伝導率が良く、線膨張係数が温度制御の対象であるPZT基板124に近い材料であることが望ましい。一例として、第1のベース152は、AlN(窒化アルミ)によって形成されている。
図7は、第2のベース153の分解斜視図である。第2のベース153は、平板形状の第2の下部材153aと第2の上部材153bとが接合固定されて構成されている。これらの第2の下部材153aと第2の上部材153bとには、それぞれ、両側に近い一端面に開口してコの字形状に回り込んでいる第2の流路形成用溝160が形成されている。図7では、第2の下部材153aに形成された第2の流路形成用溝160のみが示されている。第2の下部材153aに形成された第2の流路形成用溝160と第2の上部材153bに形成された第2の流路形成用溝160とは、第2の下部材153aと第2の上部材153bとが接合固定されることで一つの第2の流体流路161を形成する。図7中、第2の流体流路161の全体は示さないが、第2の流路形成用溝160の部分を第2の流体流路161として示している。このような第2の流体流路161は、接合固定された第2の下部材153aと第2の上部材153bとの両端で外部に開口しており、これらの開口部分が第2の流入口162となっている。前述した二つの第2の連結部156は、それぞれ、二つの第2の流入口162に嵌め込まれ、接着によって固定されている。
図8は、第2のベース153の斜視図である。第2のベース153は、第2の下部材153aと第2の上部材153bとが接合固定されることで、図8に示す通りの外観形状を備える。このような第2のベース153の材料としては、熱伝導率が良い材料であることが望ましい。一例として、第2のベース153は、AlNによって形成されている。また、第2のベース153の大きさは、第1のベース152のコの字になった内側部分に僅かな隙間を開けて入り込むことができる大きさに形成されている。隙間は、一例として、2mm以上程度である。
図9は、温度制御用ベース151にインクジェットプリンタヘッド105が固定された状態を上面側から示す斜視図である。インクジェットプリンタヘッド105は、インク吐出部121が第1のベース152に固定され、駆動波形生成部122が第2のベース153に固定されている。
インク吐出部121は、PZT基板124の下面全面が第1のベース152に固定されている。第1のベース152によるPZT基板124の固定は、スクリーン印刷された図示しない接着剤による。スクリーン印刷によれば、接着剤の膜厚を数十μmに管理することが可能である。
駆動波形生成部122は、ドライバIC129の下面全面が第2のベース153に固定されている。この場合、第2のベース153では、第2の流体流路161がドライバIC129の直下に位置付けられるように、第2の流体流路161の位置が定められている。第2のベース153によるドライバIC129の固定は、シリコングリスによる。
以上のようにして、本実施の形態のインクジェットプリンタヘッド105は、温度制御機能付きのインクジェットプリンタヘッド105として構成される。そして、図1に示すように、本実施の形態のインクジェットプリンタ101では、温度制御機能付きインクジェットプリンタヘッド105に対して、機能ブロックとして表現されている制御手段171、インク供給部としてのインク供給系172、流体供給部としての流体供給系173がそれぞれ接続されている。
制御手段171は、例えばパーソナルコンピュータ等の上位機(図示しない)から送信された画像信号を受信し、受信した画像信号に基づいて駆動波形生成部122に駆動信号を出力する。このような制御手段171は、インクジェットプリンタ101が備えるマイクロコンピュータの処理内容を機能的に表現しているものである。制御手段171は、給紙部102、搬送機構104及び排紙部106の駆動制御も担う。
インク供給系172は、インク供給チューブ127を介してインクジェットプリンタヘッド105の図示しない圧力室にインクを供給する。
流体供給系173は、温度制御用ベース151に流体を供給して循環させる。第1のベース152には、第1の連結部155に図示しない流体供給用のパイプを連結し、流体を供給して循環させることができる。第2のベース153には、第2の連結部156に図示しない流体供給用のパイプを連結し、流体を供給することができる。流体としては、水やオイル等を用いることができる。水には、必要に応じて防腐剤を添加しても良い。第1のベース152に供給する液体と第2のベース153に供給する液体とは、同一の種類である必要はない。
流体供給系173は、温度制御部174を有している。温度制御部174は、第1のベース152に供給する流体の温度と第2のベース153に供給する流体の温度とを独立して制御可能である。
このような構成において、インクジェットプリンタ101は、例えばパーソナルコンピュータ等の上位機(図示しない)から送信された画像信号を受信すると、インクジェットプリンタヘッド105を用いて記録用紙103に画像信号に基づく画像形成を行なう。つまり、給紙部102は、最上位の記録用紙103をピックアップローラ107の回転によって他の記録用紙103から分離給送し、搬送機構104に送り出す。搬送機構104は、給紙部102から分離給された記録用紙103を搬送ベルト109に吸着し、一対のローラ108a、108bの回転による搬送ベルト109の転動により、搬送ベルト109に吸着した記録用紙103を排紙部106に向けて搬送する。その過程で、制御手段171は、各色用のインクジェットプリンタヘッド105を搬送ベルト109による記録用紙103の搬送と同期させて駆動する。この駆動は、受信した画像信号に基づく。駆動されたインクジェットプリンタヘッド105では、第2の基板128bに搭載された回路が第1の基板128aに搭載されたドライバIC129に画像信号に基づく駆動信号を出力し、ドライバIC129がPZT基板124により形成された図示しない圧力室の容積を変動させる。これにより、圧力室内の内圧が高まり、ノズル123からインクがインク滴となって吐出される。各色のインクジェットプリンタヘッド105によるインクの吐出動作により、記録用紙103に画像信号に基づく画像が形成される。
画像形成動作に伴い、インクジェットプリンタヘッド105ではインクが消費される。消費分に相当するインクは、インク供給系172によりインク供給チューブ127を介してインクジェットプリンタヘッド105に供給される。
ドライバIC129は、その動作によって高温になる。このため、ドライバIC129の冷却が必要となる。本実施の形態のインクジェットプリンタ101では、流体供給系173によって温度制御用ベース151における第2のベース153に供給する流体の温度を温度制御部174により制御し、ドライバIC129を冷却する。ドライバIC29の目標制御温度は、例えば85℃以下である。この温度は、ドライバIC29の表面温度である。そこで、温度制御部174は、ドライバIC29の表面温度が85℃以下となるように、第2のベース153に供給する流体の温度を制御する。
これに対して、インクジェットプリンタヘッド105に供給されるインクは、様々な特性を有している。一例として、ホットメルトインクや粘度が高い例えば紫外線硬化型インク(UVインク)が用いられる場合、圧力室等を備えたインク吐出部121の温度をある程度高い温度に維持する必要がある。そこで、本実施の形態では、インクに求められる温度特性に応じて、流体供給系173によって温度制御用ベース151における第1のベース152に供給する流体の温度を温度制御部174により制御する。これにより、インク吐出部121の温度を供給されるインクの温度特性に応じた温度に保つことが可能となる。より詳細には、一例として、インクとしてホットメルトインクを用いる場合、印字中のインク吐出部121の温度を120℃程度の高温に維持する必要がある。そこで、この場合には、温度制御部174は、印字中のインク吐出部121の温度が120℃程度を維持し得るように第1のベース152に供給する流体の温度を制御する。別の一例として、インクとして紫外線硬化型インク(UVインク)が用いられる場合には、印字中のインク吐出部121の温度を45℃程度の温度に維持する必要がある。そこで、この場合には、温度制御部174は、印字中のインク吐出部121の温度が45℃程度を維持し得るように第1のベース152に供給する流体の温度を制御する。
このようなことから、一例として、インクとしてホットメルトインクを用いる場合を想定すると、ドライバIC29の表面温度を85℃以下に制御しながら、印字中のインク吐出部121の温度を120℃程度に制御しなければならない。別の一例として、インクとして紫外線硬化型インク(UVインク)を用いることを想定すると、ドライバIC29の表面温度を85℃以下に制御しながら、印字中のインク吐出部121の温度を45℃近辺に制御しなければならない。
以上説明したような事情からして、温度制御用ベース151では、第1のベース152の制御温度と第2のベース153の制御温度とは無関係であり、それらの温度は通常一致しない。このため、本実施の形態の温度制御用ベース151は、第1のベース152と第2のベース153との間に配置された断熱層としての接着剤層154により、第1のベース152と第2のベース153との間の相互の温度依存性を解消している。そこで、温度制御部174は、第1のベース152に供給する流体の温度制御と第2のベース153に供給する流体の温度制御とをそれぞれ別個独立した制御として実行すればよく、この際、第1のベース152に供給する流体の温度制御と第2のベース153に供給する流体の温度制御との相互依存性を考慮した制御をする必要がない。これにより、第1のベース152によるインク吐出部121の調温動作と第2のベース153によるドライバIC129の冷却動作とが共に過不足無く行なわれる。
本発明の第2の実施の形態を図10に基づいて説明する。第1の実施の形態と同一部分は同一符号で示し、その説明も省略する。
図10は、本発明の第2の実施の形態を示すインクジェットプリンタヘッド105の温度制御用ベース151の斜視図である。本実施の形態の温度制御用ベース151は、第1のベース152と第2のベース153とが複数箇所で接着剤201によって点状に固定されている。第1のベース152と第2のベース153との間の接着剤201が無い部分は、断熱層202となっている。
このような構成において、本実施の形態では、空気層が断熱層202となり、第1のベース152と第2のベース153との間の相互の温度依存性を解消している。これにより、第1のベース152によるインク吐出部121の調温動作と第2のベース153によるドライバIC129の冷却動作とを共に過不足無く行なうことができる。
本発明の第3の実施の形態を図11に基づいて説明する。第1の実施の形態又は第2の実施の形態と同一部分は同一符号で示し、その説明も省略する。
図11は、本発明の第3の実施の形態を示すインクジェットプリンタヘッド105の温度制御用ベース151の斜視図である。本実施の形態の温度制御用ベース151は、第1のベース152のヒータ301を備えている。ヒータ301の配置位置は、インク吐出部121が接合固定される部分である。ヒータ301は、外部からの電気制御により発熱する。
このような構成において、ヒータ301の発熱によってインク吐出部121を加熱することができる。これにより、インク吐出部121の温度制御を行なうことができる。ヒータ301の発熱によるインク吐出部121の温度制御は、第1のベース152の内部に流体を流通させることによる制御温度だけでは不足する場合に有効である。例えば、第1のベース152の内部に流体を流通させることによる制御温度は、適正な温度制御が可能となるまでにある程度の時間が必要となる。つまり、制御の立ち上がり特性が緩やかである。そこで、この場合、ヒータ301を発熱させることで、インク吐出部121を速やかに加熱制御することができる。
本実施の形態は、第1の実施の形態の温度制御用ベース151と第2の実施の形態の温度制御用ベース151とのいずれに適用しても良い。
本発明の第4の実施の形態を図12に基づいて説明する。第1の実施の形態、第2の実施の形態又は第3の実施の形態と同一部分は同一符号で示し、その説明も省略する。
図12は、本発明の第4の実施の形態を示すインクジェットプリンタヘッド105の斜視図である。本実施の形態の温度制御用ベース151は、インクジェットプリンタヘッド105を固定する側と反対側の裏面側一面に、樹脂によって形成された構造ベース401を有している。本実施の形態の構造ベース401は、その両側に一対の固定部402を有している。固定部402は、四色用に設けられたインクジェットプリンタヘッド105のそれぞれを図示しないフレーム構造体等に固定する場合に役立つ。このような用途を考慮し、固定部402にはネジ止め用の固定孔403が形成されている。
このような構成において、温度制御機能付きインクジェットプリンタヘッド105を図示しないフレーム構造体等に固定する場合、構造ベース401は断熱作用を奏する。これにより、インクジェットプリンタ101の本体側に対して、温度制御用ベース151の高温又は低温となる温度による影響を防止することができる。したがって、温度制御用ベース151の温度を考慮することなく、インクジェットプリンタ101の本体側に温度制御機能付きインクジェットプリンタヘッド105を取り付けることができる。
本実施の形態は、第1の実施の形態の温度制御用ベース151と第2の実施の形態の温度制御用ベース151と第3の実施の形態の温度制御用ベース151とのいずれに適用しても良い。
本発明の第1の実施の形態を示すインクジェットプリンタの模式図である。 インクジェットプリンタヘッドを上面側から見た斜視図である。 インクジェットプリンタヘッドを底面側から見た斜視図である。 (a)はインクジェットプリンタヘッドの温度制御用ベースを示す斜視図、(b)は温度制御用ベースが更に構造ベースに取り付けられる状態を示す斜視図である。 第1のベースの分解斜視図である。 第1のベースの斜視図である。 第2のベースの分解斜視図である。 第2のベースの斜視図である。 温度制御用ベースにインクジェットプリンタヘッドが固定された状態を上面側から示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態を示すインクジェットプリンタヘッドの温度制御用ベースの斜視図である。 本発明の第3の実施の形態を示すインクジェットプリンタヘッドの温度制御用ベースの斜視図である。 本発明の第4の実施の形態を示すインクジェットプリンタヘッドの斜視図である。
符号の説明
101 インクジェットプリンタヘッド
103 記録媒体(記録用紙)
104 搬送機構
121 インク吐出部
122 駆動波形生成部
123 ノズル
151 温度制御用ベース
152 第1のベース
153 第2のベース
154 固定部、断熱層、接着剤層
158 第1の流体流路
159 第1の流入口
161 第2の流体流路
162 第2の流入口
171 制御手段
202 断熱層
301 ヒータ

Claims (9)

  1. インクが充填されてノズルに連通する圧力室内の圧力を駆動素子の動作により高めて前記インクを前記ノズルから吐出させるインク吐出部と、前記駆動素子を駆動するための駆動波形を生成する駆動波形生成部と、を有するインクジェットプリンタヘッドの温度制御用ベースであって、
    外部から取り込んだ流体を内部に流通させて外部に排出するための第1の流体流路を有し、前記インク吐出部を固定するための第1のベースと、
    外部から取り込んだ流体を内部に流通させて外部に排出するための第2の流体流路を有し、前記駆動波形生成部を固定するための第2のベースと、
    前記第1のベースと前記第2のベースとを連結固定する固定部と、
    前記第1のベースと前記第2のベースとの間に介在して設けられて断熱作用を有する断熱層と、
    を備えることを特徴とするインクジェットプリンタヘッドの温度制御用ベース。
  2. 前記固定部と前記断熱層とは、前記第1のベースと前記第2のベースとを連結固定する接着剤層によって形成されている、ことを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタヘッドの温度制御用ベース。
  3. 前記断熱層は、空気層によって生成されている、ことを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタヘッドの温度制御用ベース。
  4. 前記第1のベースには、前記インク吐出部が固定される位置にヒータが設けられている、ことを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタヘッドの温度制御用ベース。
  5. 前記第1のベース及び前記第2のベースの前記インクジェットプリンタヘッドの固定側と反対側の面は、樹脂によって形成されている、ことを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタヘッドの温度制御用ベース。
  6. インクが充填されてノズルに連通する圧力室内の圧力を駆動素子の動作により高めて前記インクを前記ノズルから吐出させるインク吐出部と、
    前記駆動素子を駆動するための駆動波形を生成する駆動波形生成部と、
    前記インク吐出部が固定され、外部から取り込んだ流体を内部に流通させて外部に排出する第1の流体流路を有する第1のベースと、
    前記駆動波形生成部が固定され、外部から取り込んだ流体を内部に流通させて外部に排出する第2の流体流路を有する第2のベースと、
    前記第1のベースと前記第2のベースとを連結固定する固定部と、
    前記第1のベースと前記第2のベースとの間に介在して設けられて断熱作用を有する断熱層と、
    を備えるインクジェットプリンタヘッド。
  7. 前記第1のベースと前記インク吐出部とは、スクリーン印刷された接着層によって固定されている、ことを特徴とする請求項6記載の温度制御機能付きインクジェットプリンタヘッド。
  8. 請求項6又は7記載のインクジェットプリンタヘッドと、
    前記インクジェットプリンタヘッドと記録媒体とを相対移動させる搬送機構と、
    画像信号に基づいて前記駆動波形生成部に駆動信号を出力する制御手段と、
    前記インク吐出部にインクを供給するインク供給部と、
    前記第1の流体流路と前記第2の流体流路とに流体を供給する流体供給部と、
    前記第1の流体流路に供給される流体と前記第2の流体流路に供給される流体とを独立して温度制御する温度制御部と、
    を備えるインクジェットプリンタ。
  9. 前記温度制御部による前記第1の流体流路に供給される流体の制御温度は、前記インク吐出部に供給されるインクの特性によって定まる温度であり、
    前記温度制御部による前記第2の流体流路に供給される流体の制御温度は、前記駆動波形生成部を冷却する温度である、
    請求項8記載のインクジェットプリンタ。
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