JP2006212026A - ビタミン強化コーヒー粉末 - Google Patents

ビタミン強化コーヒー粉末 Download PDF

Info

Publication number
JP2006212026A
JP2006212026A JP2006003092A JP2006003092A JP2006212026A JP 2006212026 A JP2006212026 A JP 2006212026A JP 2006003092 A JP2006003092 A JP 2006003092A JP 2006003092 A JP2006003092 A JP 2006003092A JP 2006212026 A JP2006212026 A JP 2006212026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vitamin
coffee
vitamins
powder
yellow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006003092A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4658810B2 (ja
Inventor
Yasumasa Morita
靖正 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2006003092A priority Critical patent/JP4658810B2/ja
Publication of JP2006212026A publication Critical patent/JP2006212026A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4658810B2 publication Critical patent/JP4658810B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Tea And Coffee (AREA)

Abstract

【課題】ビタミン類を配合したビタミン強化コーヒー粉末を提供する。
【解決手段】コーヒー原料粉末に、ビタミン類を配合したビタミン強化コーヒー粉末において、該コーヒー粉末を温水で抽出してカップに注いだときに、その表面のカップ内壁に沿ってビタミンBの黄色に基づく黄色のリングが形成されるように、少なくともビタミンBを含むビタミン類の配合量を調整することにより、該黄色のリングによりビタミン配合を視覚的に確認できるようにしたことを特徴とするコーヒー粉末、及び同ビタミン類を含有する糖液又はクリームからなるコーヒー飲料用補助食品。
【効果】本発明のコーヒー飲料は、ビタミン類又ビタミン類と栄養補助成分を飲用していることを、飲用者が上記黄色のリングに基づいて容易に認識できるので、本発明により、飲用者の健康増進に対する意欲を増大させ、継続しての飲用を可能とする効能を奏するコーヒー粉末を提供することが可能となる。
【選択図】なし

Description

本発明は、ビタミン類、例えば、ビタミンBを配合したビタミン強化コーヒー粉末に関するものであり、更に詳しくは、コーヒー原料粉末に、ビタミン類を配合したビタミン強化コーヒー粉末において、該コーヒー粉末を温水で抽出してカップに注いだときに、その表面のカップ内壁に沿ってビタミンBの黄色に基づく黄色のリングが形成されるように、少なくともビタミンBを含むビタミン類の配合量を調整することにより、該黄色のリングによりビタミン配合を視覚的に確認できるようにしたコーヒー粉末、及びビタミン強化飲料用補助食品に関するものである。本発明は、健康増進に有用なビタミン強化飲食品類の技術分野において、ビタミン類又はビタミン類と栄養補助成分の有効成分を、飲用者が摂取していることを視覚により容易に確認ないし認識することを可能とする健康増進用のコーヒー飲料等を提供するものである。
最近、ガンや高血圧症、糖尿病といった生活習慣病が急増している。生活習慣病は、身体機能を衰えさせ、生活の質を低下させるため、その克服が重要である。そのためには、ライフスタイルを改善し、健康の維持増進に努めることが重要であると再認識されてきている。本来、健康を維持するには、実際の日常の生活において、適切な食生活と運動習慣を実行し、継続することが理想であるが、実際のところ、数々の制約によりその実現は容易ではない。
今日、代替医療、或いは相補・代替医療と総称される医療が広く利用されるようになってきた中で、特に、ファイトケミカル、タンパク質やアミノ酸等の栄養補助成分やビタミン類を利用する人が増加している。一般に、栄養補助成分等の代替医療は、健康の維持増進による予防医学として意義があり、慢性疾患に対する医療としても効果が認められるが、近年、規制緩和の中で、ドラッグストア、コンビニエンスストアの店頭で、また、通信販売で多くの栄養補助成分が販売されるようになってきた。
従来、先行技術文献において、栄養補助成分の配合により発生する問題、例えば、栄養補助成分を、コーヒー、緑茶、紅茶、中国茶、ジュース等の、日常愛用されている飲食品とともに摂取する際に発生する問題を解決する方法が種々提案されている。例えば、機能性飲食品には、従来使用したことがなかった素材(機能性素材)の配合により、フレーバーの劣化が発生する場合があるため、こうした劣化を抑止するために、機能性食品に、例えば、クロロゲン酸、カフェー酸、フェルラ酸からの一種と、ビタミンC、ルチン、ケルセチンからの一種を配合するフレーバー劣化防止方法が提案されている(特許文献1参照)。
また、可溶性コーヒー粉末に対して、水溶性のデキストリンを混合したコーヒーであって、血糖値の上昇を抑制する作用を有するとともに、コーヒーの風味を維持し、習慣的に継続して摂取し続けることが容易である機能性コーヒー(特許文献2参照)、また、コーヒー等のごく自然な喫食感で必要な栄養補助成分を摂取することができ、しかも、摂取直前に栄養補助成分が溶出するので、栄養補助成分が変質することがなく、しかも長期間に亘って栄養補助成分を補充する手間を要しない機能性ポット(特許文献3参照)、また、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、リノレン酸と、コーヒー、ミルク、ココア等を含む、老人病等の機能後退性疾患用食品組成物(特許文献4参照)、等が提案されている。
コーヒー飲料は、代表的な嗜好物であり、香味によって口舌の快を求め、必要な興奮を与える飲食物であるが、栄養素や、薬用効果のある、各種ビタミン、食物繊維等の栄養補助成分を含有しないに等しいという問題があった。また、一般に、ビタミン類や栄養補助成分の十分な働きを得るためには、一度に適量の栄養補助成分等を摂取するとともに、その摂取を、習慣的に継続しなければ効果が認められない。ところが、栄養補助成分の大部分は、何の風味も色もないことが多く、飲用者が、それらを摂取していることを確認ないし認識することが困難であるため、長期間に亘って摂取を継続することは容易ではない。また、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE等の各種ビタミンや、ミネラル、ハーブ等の栄養補助成分を含有させたコーヒー飲料で、それらの成分を摂取していることを認知できる製品は、未だ市場に出回っていないのが現状であり、そのような製品の開発が要請されていた。
特開2004−267158号公報 特開2000−316478号公報 特開2003−339538号公報 特開平6−237734号公報
このような状況の中で、本発明者は、上記従来技術に鑑みて、例えば、コーヒー飲料が呈する独特の香り、及び味覚等を失うことなく、健康増進用のビタミン類又はビタミン類と栄養補助成分を含有し、しかも、それらの成分を摂取していることを認知することを容易にしたコーヒー粉末を開発することを目標にして鋭意研究を積み重ねた結果、コーヒー原料粉末に、少なくともビタミンBを含有するビタミン類を所定の割合で配合することにより、ビタミンBの黄色に基づく黄色のリングが形成されること、そして、該黄色のリングにより、飲用者が、ビタミン類又はビタミン類と栄養補助成分を摂取していることを容易に認識できるようにすることが可能であることを見出し、更に研究を重ねて、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、コーヒー飲料が呈する独特の香り、及び味覚等を失うことなく、ビタミン類又はビタミン類と栄養補助成分を含有し、それらの成分を摂取していることを認知できるコーヒー粉末を提供することを目的とするものである。また、本発明は、コーヒー飲料に配合したビタミン類又はビタミン類と栄養補助成分を摂取していることを、飲用者自身で容易に認識することを可能にし、継続しての飲用を推進することができるコーヒー粉末を提供することを目的とするものである。また、本発明は、コーヒー飲料を、ビタミンBの黄色に基づく黄色のリングの形成によりビタミン配合を視覚的に確認可能ならしめるとともに、薬用効果を生じせしめることを可能とするコーヒー粉末、及びそのコーヒー飲料用補助食品を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するための本発明は、以下の技術手段から構成される。
(1)コーヒー原料粉末に、ビタミン類を配合したビタミン強化コーヒー粉末において、該コーヒー粉末を温水で抽出してカップに注いだときに、その表面のカップ内壁に沿ってビタミンBの黄色に基づく黄色のリングが形成されるように、少なくともビタミンBを含むビタミン類の配合量を調整することにより、該黄色のリングによりビタミン配合を視覚的に確認できるようにしたことを特徴とするコーヒー粉末。
(2)ビタミン類が、ビタミンB、及び任意に配合するビタミンB、ビタミンB12、又は他のビタミンB群である前記(1)に記載のコーヒー粉末。
(3)コーヒー原料粉末100gに対し、ビタミンBを10mg〜20g含有する前記(1)又は(2)に記載のコーヒー粉末。
(4)ビタミン類及び栄養補助成分を含有する前記(1)から(3)のいずれかに記載のコーヒー粉末。
(5)糖溶液又は油脂クリームに、ビタミン類を配合したビタミン強化コーヒー飲料用補助食品において、該補助食品を、カップ中のコーヒー飲料に添加したときに、その表面のカップ内壁に沿ってビタミンBの黄色に基づく黄色のリングが形成されるように、少なくともビタミンBを含むビタミン類の配合量を調整することにより、該黄色のリングによりビタミン配合を視覚的に確認できるようにしたことを特徴とするコーヒー飲料用補助食品。
(6)ビタミン類が、ビタミンB、及び任意に配合するビタミンB、ビタミンB12、又は他のビタミンB群である前記(5)に記載のコーヒー飲料用補助食品。
(7)補助食品100mlに対し、ビタミンBを20mg〜40g含有する前記(5)又は(6)に記載のコーヒー飲料用補助食品。
(8)ビタミン類及び栄養補助成分を含有する前記(5)から(7)のいずれかに記載のコーヒー飲料用補助食品。
次に、本発明について更に詳細に説明する。
本発明は、コーヒー原料粉末に、ビタミン類を配合したビタミン強化コーヒー粉末において、該コーヒー粉末を温水で抽出してカップに注いだときに、その表面のカップ内壁に沿ってビタミンBの黄色に基づく黄色のリングが形成されるように、少なくともビタミンBを含むビタミン類の配合量を調整することにより、該黄色のリングによりビタミン配合を視覚的に確認できるようにしたことを特徴とするコーヒー粉末であり、飲用者が、コーヒーとともに、ビタミン類又はビタミン類と栄養補助成分を摂取していることを容易に認識できるようにしたコーヒー粉末である。一般に、ビタミンBが黄色に着色することは公知であるが、コーヒー飲料において、適量配合されたビタミンBにおいて、該ビタミンBの黄色に基づく黄色のリングが形成されること、そして、それによって、ビタミン配合を視覚的に確認できること、は、本発明者の見出した新規知見である。けだし、ビタミンBの黄色の着色がコーヒーの表面に一様に広がって存在する場合には、特に、薄い着色では、その存在を認知することは不可能であり、また、濃い着色でも、それをビタミンBに基づく着色と知覚することは困難である。この点に、ビタミンBの黄色に基づく黄色のリングの形成(部分的な着色)と、通常の着色(全体的な着色)との本質的な相違点が存する。
本発明のコーヒー粉末は、該コーヒー粉末から調製されたコーヒー飲料を飲用するに際に、飲用者が、コーヒーとともに、ビタミン類又はビタミン類と栄養補助成分を摂取していることを容易に認識することができるため、飲用者の健康増進に対する意欲を増大させ、継続した飲用を可能にする効果を奏する。本発明のコーヒー原料粉末としては、例えば、常法により、焙煎したコーヒー豆を、中挽き、中細挽き等により粉末化して作製したコーヒー原料粉末、又は焙煎コーヒー原料粉末を熱湯で抽出して調製された抽出物又はそのエキスであって、抽出した後、乾燥し、粉末化したもの、例えば、インスタントコーヒーとして市販されているコーヒー抽出粉末が例示されるが、これらに限定されるものではなく、これらと同等ないし類似のコーヒー原料であれば同様に使用することができる。
本発明において、「ビタミン類」としては、必須成分としてのビタミンB、及び任意に配合するビタミンB、ビタミンB12、又は他のビタミンB群が挙げられる。具体的には、例えば、リボフラビン、リン酸リボフラビン及びその塩類、フラビンアデニンジヌクレオチド、酪酸リボフラビン等のビタミンB類が例示される。また、任意に配合するビタミンとしては、例えば、塩酸チアミン、硝酸チアミン、コカルボキシラーゼ(チアミンピロリン酸)等のビタミンB類;例えば、フルスルチアミン、プロスルチアミン、オクトチアミン、チアミンジスルフィド、ビスベンチアミン、ビスブチアミン、ビスイブチアミン、ベンフォチアミン、ジセチアミン、シコチアミン及びそれらの塩類等のビタミンB誘導体;例えば、ピリドキシン、ビリドキサミン、ピリドキサール、リン酸ピリドキシン、リン酸ピリドキサール、リン酸ピリドキサミン及びそれらの塩類等のビタミンB類;例えば、コバマシド、シアノコバラミン、酢酸ヒドロキソコバラミン、メコバラミン等のビタミンB12類が例示される。更に、他のビタミンB群として、ニコチン酸及びその塩、ニコチン酸アミド、パントテン酸及びその塩類、パンテノール、パンテチン、葉酸及びその塩、ビオチン等が例示される。本発明で使用するビタミン類は、水溶性のものが好ましい。また、本発明のコーヒー粉末におけるビタミン類の配合量は、医薬としての1日当たりの常用量を考慮し、これを越えないように配合することが好ましい。
本発明において、「栄養補助成分」とは、栄養分を補給し、又は特別の保健の用途に資するものとしての、上記ビタミン類を除く食品成分であり、例えば、ミネラル、タンパク質、アミノ酸、アミノ酸の一種γアミノ酪酸ギャバ、脂肪酸、食物繊維といった栄養素、植物の抗酸化栄養素(ファイトケミカル)、や、西洋ハーブ類、その他の動植物の有効成分等、身体に有用とされる物質を含む食品を意味する。この場合、上記ビタミン類以外の各種ビタミンを加えることは適宜可能である。更に具体的には、ミネラル、葉緑素及び蛋白等の主要栄養素をバランスよく補完する目的で、植物起源栄養物である冬虫夏草、熊笹エキス、抹茶又は昆布等;造血調節を補完する目的で、グルコース、クロレラ、スッポン原末;抗ウイルス機能を補完する目的で、アルギン酸、カテキン、甘草エキス、グリチルリチン、クロレラ、タンニン、又はプロポリス等を加えることが適宜可能である。
また、過酸化脂質抑制機能を補完する目的で、イチョウ葉エキス、γ−オリザノール、カテキン、セサミノール、大豆サポニン、タンニン等;ビフィズス活性を補完する目的で、イソマルトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、キシルシュクロース、キシロオリゴ糖、キトサン、グリコマクロペプチド、小麦ファイバー、コーンファイバー、ダイズオリゴ糖、ヘミセルロース又は大豆ペプチド等;カルシウム吸収促進を補完する目的で、イノシトール、カゼインホスペプチド等;鉄の吸収促進を補完する目的で、スッポン原末、又はヘム鉄等;消化器吸収調節を補完する目的で、オピオイドペプチド、ギムネマ、小麦ファイバー、コーンファイバー、タンニン、マルトオリゴ糖又はヘミセルロース等、を加えることが適宜可能である。
更に、本発明では、他にも、例えば、アロエ抽出液、アロエベラ抽出液、バラ抽出液、アマチャ抽出液、エンメイソウ、エイジツ、オウゴン、オウバク、オトギリソウ、海草、よもぎ、甘草、キキョウ、熊笹、黒砂糖、ゲンノショウコウ、ごぼう、クロレラ、しいたけ、シコン、しそ、シャクヤク、ジュウヤク、菖蒲、センキョウ、センブリ、ソウハクヒ、チンピ、人参、トウキ、びわ、ブクリュウ、桃、ユキノシタ、柚子、レイシ、ローヤルゼリー、オレンジ、カミツレ、白樺、パセリ、ふき、たんぽぽ、桑、ウイキョウ、にんにく、レモン、杜仲茶等の各抽出液、各ビタミン群、イチョウ葉エキス、キトサン、β−カロチン、ヘム鉄、ブルーベリーエキス、ムコ多糖蛋白質、核酸エキス、コラーゲン、コンニャク等を適量加えることが適宜可能である。
また、本発明で、「補助食品」とは、コーヒー飲料の本来の性質を変更することなく、その性質を改善するために添加される食用可能な物質であって、例えば、糖溶液、コーヒー飲料用の植物性油脂クリーミング食品、粉ミルク等が例示される。常法により作製された焙煎コーヒー原料粉末は、暗褐色の粉体であって、これに、ビタミン類、栄養補助成分等を配合したとしても、それらの物質自体の色は、焙煎されたコーヒーの暗褐色により隠蔽され、配合された物質自体の色を視認することは困難であることが多い。そのため、外観上は、配合された物質が存在していることを容易に認識することはできない。また、焙煎されたコーヒー原料粉末の抽出物、又はその抽出乾燥物から調製されたコーヒー飲料に、ビタミン類又はビタミン類と栄養補助成分を配合しても、その外観は、通常のコーヒー飲料との区別が困難である。そうすると、飲用者は、ビタミン類又はビタミン類と栄養補助成分を含有しているコーヒー飲料を飲用していても、それらの成分を摂取しているとの意識は低くなることから、継続して長期にわたり、ビタミン類又はビタミン類と栄養補助成分を含有するコーヒー飲料を飲用していることを認識することが困難となり、それにより、摂取が中断されることが多い。
通常、ビタミン類又は栄養補助成分類は、継続して長期間摂取することにより、その健康増進効果を発揮することが可能になることから、このような摂取を中断する要因となり得る事項を排除することができれば、それにより、健康増進用の食品としての有用性が更に増進されることになる。そこで、本発明では、コーヒー原料粉末に、ビタミン類を配合したビタミン強化コーヒー粉末において、該コーヒー粉末を温水で抽出してカップに注いだときに、その表面のカップ内壁に沿ってビタミンBの黄色に基づく黄色のリングが形成されるように、少なくともビタミンBを含むビタミン類の配合量を調整することにより、該黄色のリングによりビタミン配合を視覚的に確認できるようにしてそれらの摂取を中断する要因を排除するようにしたものである。
本発明は、例えば、少なくともビタミンBを含むビタミン類を含有する焙煎コーヒー原料粉末を、熱湯等により抽出することにより調製されたビタミン強化コーヒー飲料を提供することが可能であり、その飲料中には、少なくともビタミンBの黄色に基づく黄色のリングの形成を視認できる配合量のビタミンBを含有する。通常、コーヒー飲料は、暗褐色を呈し、例えば、多量に液体が存在する容器中央部付近の部分をはじめ、他の部分においても、含有するビタミン類又は栄養補助成分自体による着色を目視することは困難である。しかし、本発明では、例えば、飲料中のビタミンBの濃度を特定の範囲に規定することにより、コーヒー飲料をカップに注いだときに、その表面のカップ内壁に沿ってビタミンBの黄色に基づく黄色のリングが形成され、該黄色のリングの形成によりビタミンBの呈する色彩を認識することが可能になる。
そうすると、飲用者は、ビタミンBの呈する色彩を視認することにより、飲用しているコーヒー飲料に、ビタミンBが含有されていることを常に認識することが可能となる。また、他の栄養補助成分が、コーヒー飲料中に存在する場合には、ビタミンBを同時に含有させることにより、ビタミンBによる黄色を、栄養補助成分の存在を視認するための指標として利用することが可能である。このとき、ビタミンBは、上記黄色のリング形成成分として、また、栄養補助成分の指標としての作用効果を発揮する。本発明では、少なくともビタミンBを含むビタミン類を配合することが必要である。このようにして、飲用者が、ビタミン類又は栄養補助成分を飲用していることを常に認識できるようにすることによって、健康増進に対する意識が高まり、継続した摂取が可能になる。
本発明のコーヒー粉末には、例えば、ビタミンBを、焙煎コーヒー原料粉末の100gに対して、10mg〜20g含有することが好適であるが、50mg〜10g含有することがより好適であり、300mg〜5g含有することが更に好適である。また、コーヒー抽出物の乾燥粉体、例えば、インスタントコーヒー粉末100gに対しては、ビタミンBを50mg〜100g含有することが好適であるが、250mg〜50g含有することがより好適であり、1〜25g含有することが更に好適である。また、糖液又はクリームの100mlに対しては、ビタミンBを20mg〜40g含有することが好適であり、100mg〜20gを含有することがより好適であり、600mg〜10gを含有することが更に好適である。ビタミンBをこの範囲内で含有すると、コーヒー飲料中に存在するビタミンBの黄色に基づく黄色のリングが形成され、該黄色のリングを視認することによりビタミンBの摂取を確認することができ、しかも、人体に適量のビタミンBを摂取することが可能である。本発明で使用するビタミン類としては、必須成分のビタミンBの他に、任意に配合するビタミンB、ビタミンB12、及び他のビタミンB群が例示される。
次に、ビタミンBの黄色に基づく黄色のリングの形成(部分的な着色)についての官能試験について説明する。焙煎コーヒー豆の中細挽き粉20gに対し、熱湯を300mlの割合で抽出処理して、焙煎コーヒー豆の抽出液を用意した。この抽出液150mlに対し、ビタミンBとビタミンBを、9:1の重量比で含有するビタミン剤を下記の割合で添加して、白色のコーヒーカップの内壁面で、コーヒー飲料のビタミンBの黄色に基づく黄色のリングの形成(着色)が視認できるかどうかを検討するために、10名のパネラーによる官能試験を実施した。その結果、150mlのコーヒー飲料中にビタミンBを50mg含有する試料は黄色のリングの形成を視認することができることが分かった。
Figure 2006212026
また、ビタミンB群に属するビタミン類は、苦味を有し、ビタミン13種類において、B(チアミン)、B(リポフラビン)の苦味が強いが、例えば、表2に記載の配合比がコーヒーの苦味と調和して、味・香が良好の状態であった。例えば、スルフルチアミン、塩酸ピリドキシン、ニコチン酸アミド等は、苦味の強い成分である。こうした、苦味のあるビタミンB群を、コーヒー飲料に添加した場合に、コーヒー飲料がビタミンB群による苦味を呈すると、飲用食品としては不適切なものとなることが予想されるので、コーヒー飲料の苦味について、上記官能試験で用いたビタミンBとビタミンBを9:1の重量比で含有するビタミン剤を下記の割合で添加したコーヒーの苦味について試験を実施した。その結果、ビタミンB群の苦味を感じた人は皆無であった。したがって、ビタミンB群は、コーヒー飲料の風味を実質的に悪化させることなく、コーヒー中に含有させることができることが分かった。
Figure 2006212026
本発明のコーヒー粉末を製造するには、例えば、焙煎コーヒー原料粉末に、ビタミンB含有エキスと海洋深層水を加えた含水混合物を、−28℃の冷凍庫で予備凍結させ、次いで、それを凍結乾燥機の真空容器に収め、38℃の器内に11時間、次いで、52℃の器内に13時間、合わせて延べ24時間を要する加熱脱水処理を行って乾燥させる。こうして、ビタミンB含有エキスと海洋深層水とを混合した後、乾燥機で混合撹拌しながら凍結乾燥することにより、海洋深層水に含有されている豊富なミネラル成分である燐・窒素・珪素等が、本製品のコーヒー粉末に含有され、強化、補強される。また、コーヒー用シロップやコーヒー用植物性油脂クリーミング食品、粉ミルク等の製造時に、同じくビタミンB含有エキス等を配合させることが可能であり、これらのクリーミング食品類により、コーヒー飲料にビタミンBを配合することができる。
また、例えば、焙煎コーヒー粉の粉体に、ビタミンB含有エキス、オリゴ糖、及び水を添加して含水体とした混合物を、−28℃の冷凍庫で凍結させて固体にした後、真空容器に納めて、38℃で11時間、52℃で13時間、延べ24時間費やして加熱脱水処理を施すと、氷は溶けることなく直接ガス状の気体に変化する昇華現象が生じて脱水して乾燥される。こうして製造された混合物のコーヒー粉末は、放香性を留保したまま、ビタミンB含有エキス及びオリゴ糖と合体した粉体となる。従って、ビタミン及びオリゴ糖を、原料コーヒー粉末に均等に拡散した状態で混和することができる。また、本コーヒー粉末を熱水により抽出処理した抽出液は、カップに注いだときに、その表面のカップ内壁に沿って黄色のリングが形成されるので、ビタミンBによる黄色により、ビタミンBとオリゴ糖を含有していることを視認することができる。上記方法により、コーヒーの風味を向上させた、栄養補助成分を含有するコーヒー飲料を効率よく作製することができる。また、コーヒー抽出乾燥粉末、例えば、インスタントコーヒー粉末に、ビタミンB含有エキスを配合し、乾燥することにより、同様の作用効果を得ることができる。
こうして、本発明により、コーヒー飲料が呈する独特の香り、及び味覚等を失うことなく、健康増進用に、ビタミン類又はビタミン類と栄養補助成分を配合したコーヒー粉末を製造し、提供することができる。また、本発明により調製されたコーヒー飲料を飲用する毎に、ビタミンBの黄色に基づく黄色のリングの形成を視認することが可能であり、該黄色のリング形成により、ビタミン類又はビタミン類と栄養補助成分を摂取していることが、飲用者には、直ちに認識できるため、飲用者の健康増進に対する意識を高め、継続した飲用を容易にする効能を得ることができる。このように、本発明は、ビタミンBの黄色に基づく黄色のリングの形成により、コーヒー飲料中に、ビタミン類又はビタミン類と栄養補助成分を含有することを示す指標とすることができる。本発明は、コーヒー飲料の他に、紅茶飲料に代表される茶類飲料にも適用することが可能である。
本発明により、次の効果が奏される。
(1)本発明のコーヒー粉末は、コーヒー飲料に、健康増進用のビタミン類又はビタミン類と栄養補助成分が配合してあることを、飲用者が視覚的に認識でき、それにより、飲用者の、健康増進に対する意識を高揚させ、継続した飲用を容易にする効能を奏する。
(2)本発明により、ビタミン類又はビタミン類と栄養補助成分を含有するコーヒー飲料による健康維持と、それによる健康管理を容易に行うことができる。
(3)コーヒー飲料が呈する独特の香り、及び味覚等を失うことがないビタミン強化コーヒー粉末製品を提供することができる。
(4)コーヒーの成分に含まれているカフェインと、ビタミンB、B等との相乗作用でそれらの効能を増加させることが可能となる。
(5)ビタミンB又はビタミン類と栄養補助成分を含有するコーヒー粉末を、熱湯で抽出した後のコーヒー粕を、肥料として再利用することができる。
(6)この肥料は、植物の根の発育をよくし、茎や葉の生長及び開花、結実を促進し、植物体の病原微生物に対する抵抗力を増大し、自然治癒力を増強させる作用を有する。
(7)本発明により、コーヒー原料粉末にビタミンBを適量配合することで、該コーヒー粉末を温水で抽出してカップに注いだときに、その表面のカップ内壁に沿ってビタミンBの黄色に基づく黄色のリングが形成され、それにより、ビタミン配合を視覚的に確認できるコーヒー製品を提供することが実現可能となる。
次に、本発明を実施例に基づいて具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例によって何ら限定されるものではない。
焙煎コーヒー原料粉末1kgに対し、ビタミンB粉末(三共製)200mg、ビタミンB粉末(三共製)120mg配合した。出来上がったコーヒー粉末を100gの分包製品にした。このコーヒー粉末を、通常の方法により熱湯で抽出したところ、その抽出液では、白色のカップ内部の周壁面でビタミンBの黄色に基づく黄色のリングを視認することが出来た。上記の配合比が本発明のコーヒー粉末において最良の状態で、1kgのコーヒー粉末を80℃の熱湯1300mlで溶かし、このコーヒーを65℃に保温して、15分・30分・45分・60分経過後の味・香・及びビタミンBによる黄色に基づく黄色のリング形成が良好な状態であった。コーヒー原料粉末100g中にビタミンBを20mg、ビタミンBを12mg含有する本発明のコーヒー粉末による官能試験成績を、表3に示す。また、コーヒー原料粉末100g中にビタミンBを1〜30mg含有するコーヒー粉末による黄色のリング及びその色彩の具合についての官能試験成績を、表4に示す。
Figure 2006212026
Figure 2006212026
焙煎コーヒー原料粉末10kgと、ビタミンB1kg、及び水1kgを混合機で混合して得た含水体の混和物を、0.5kg毎に分けて容器に入れ、高周波電圧を通電させた棚に並べて冷凍庫に格納した後、−28℃の庫内で11時間予備凍結させて充分凍結させた。これを、凍結乾燥機の真空容器に入れ、38℃で11時間、52℃で13時間、延べ24時間加熱して脱水処理を行い、乾燥させた。この後、真空を解除し、乾燥したコーヒー粉を、粉砕機に入れて30分粉砕して、防湿空調室内で荒砕きし、再び選別してから粉砕機にかけて90メッシュの微粉末に粉砕した後、100gの分包製品にした。このコーヒー粉末を、通常の方法により熱湯で抽出したところ、その抽出液では、白色のコーヒーカップ内部の周壁面で、ビタミンBの黄色に基づく黄色のリングを視認することが出来た。
コーヒー原料粉末5kgと、ビタミンBエキス5kg、及び水1kgの混合物を原料として、実施例1と同様にして、コーヒー粉末100gの分包製品にした。このコーヒー粉末を、通常の方法により熱湯で抽出した抽出液では、白色のコーヒーカップ内部の周壁面で、ビタミンBの黄色に基づく黄色のリングを視認することが出来た。
焙煎コーヒー原料粉末に、直接、ビタミンBとBを9:1の重量比で含む水溶液を噴霧状態にして含浸させ、次いで、凍結乾燥しないで、水分を蒸発させ、該水溶液を、コーヒー粉末の粒子に均一に拡散させることで、上記ビタミンを均一に含有したコーヒー粉末を調製した。このコーヒー粉末を、常法により熱湯で抽出して得たコーヒー飲料を、白色のコーヒーカップに注ぐと、その内部の周壁面で、ビタミンBの黄色に基づく黄色のリングを視認することが出来た。
コーヒー用植物性クリームを製造するにあたり、植物油脂、砂糖、カゼイン、乳化剤、PH調整剤、香料、鉄、安定剤(力ラギナン)等の原材料に、ビタミンB及びビタミンCを添加して、常法によりコーヒー用植物性クリームを製造した。この植物性クリームをコーヒー飲料に添加したところ、ビタミンBの黄色に基づく黄色のリングが形成されることが確認された。
1kgのインスタントコーヒー粉末に、0.5kgのビタミンBとBを9:1の重量比で含有するビタミン剤、及び3kgの難溶性デキストリン(食物繊維含有量80重量%)を混合して、コーヒー飲料粉末を調製した。このコーヒー飲料粉末4gを100mlの熱湯に溶解したところ、ビタミンBの黄色に基づく黄色のリングが形成されることが確認された。また、得られたコーヒーのこく味、苦味、及び香りともに良好であった。
以上詳述したように、本発明は、ビタミン強化コーヒー粉末に係るものであり、本発明のコーヒー粉末を温水で抽出してカップに注いだときに、その表面のカップ内壁に沿って黄色のリングが形成されることにより、飲用者は、ビタミン類又はビタミン類と栄養補助成分を摂取していることを視覚的に認識することができるので、飲用者の健康増進に対する意識を高揚させ、継続した飲用を可能にする効能が得られる。また、本発明は、例えば、ビタミンBによる黄色のリング形成により、コーヒー飲料にビタミン類又はビタミン類と栄養補助成分が含有されていることを、飲用者がコーヒー飲用中に認識することができるコーヒー飲料を提供することができる。また、本発明は、コーヒー成分の嗜好性とビタミン類の薬用効果を相乗的に高めたコーヒー飲料を提供することを可能にする。また、本発明の、ビタミン類又はビタミン類と栄養補助成分を含有するコーヒー飲料を飲用することにより、健康増進に有益である。更に、本発明のビタミン強化コーヒー粉末を利用した後のコーヒー粕は、肥料として再利用することが可能である。

Claims (8)

  1. コーヒー原料粉末に、ビタミン類を配合したビタミン強化コーヒー粉末において、該コーヒー粉末を温水で抽出してカップに注いだときに、その表面のカップ内壁に沿ってビタミンBの黄色に基づく黄色のリングが形成されるように、少なくともビタミンBを含むビタミン類の配合量を調整することにより、該黄色のリングによりビタミン配合を視覚的に確認できるようにしたことを特徴とするコーヒー粉末。
  2. ビタミン類が、ビタミンB、及び任意に配合するビタミンB、ビタミンB12、又は他のビタミンB群である請求項1に記載のコーヒー粉末。
  3. コーヒー原料粉末100gに対し、ビタミンBを10mg〜20g含有する請求項1又は2に記載のコーヒー粉末。
  4. ビタミン類及び栄養補助成分を含有する請求項1から3のいずれかに記載のコーヒー粉末。
  5. 糖溶液又は油脂クリームに、ビタミン類を配合したビタミン強化コーヒー飲料用補助食品において、該補助食品を、カップ中のコーヒー飲料に添加したときに、その表面のカップ内壁に沿ってビタミンBの黄色に基づく黄色のリングが形成されるように、少なくともビタミンBを含むビタミン類の配合量を調整することにより、該黄色のリングによりビタミン配合を視覚的に確認できるようにしたことを特徴とするコーヒー飲料用補助食品。
  6. ビタミン類が、ビタミンB、及び任意に配合するビタミンB、ビタミンB12、又は他のビタミンB群である請求項5に記載のコーヒー飲料用補助食品。
  7. 補助食品100mlに対し、ビタミンBを20mg〜40g含有する請求項5又は6に記載のコーヒー飲料用補助食品。
  8. ビタミン類及び栄養補助成分を含有する請求項5から7のいずれかに記載のコーヒー飲料用補助食品。
JP2006003092A 2005-01-07 2006-01-10 ビタミン強化コーヒー粉末 Expired - Fee Related JP4658810B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006003092A JP4658810B2 (ja) 2005-01-07 2006-01-10 ビタミン強化コーヒー粉末

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005003241 2005-01-07
JP2006003092A JP4658810B2 (ja) 2005-01-07 2006-01-10 ビタミン強化コーヒー粉末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006212026A true JP2006212026A (ja) 2006-08-17
JP4658810B2 JP4658810B2 (ja) 2011-03-23

Family

ID=36975739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006003092A Expired - Fee Related JP4658810B2 (ja) 2005-01-07 2006-01-10 ビタミン強化コーヒー粉末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4658810B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101111390B1 (ko) 2009-02-25 2012-02-16 주식회사 한국발보린 토코페롤, 비타민c와 레시틴이 첨가된 기능성 커피믹서 및 그 제조방법
WO2015016285A1 (ja) * 2013-07-30 2015-02-05 Hasegawa Toru 脳機能改善用組成物
JP2017051131A (ja) * 2015-09-09 2017-03-16 花王株式会社 ソリュブルコーヒー
JP2017051132A (ja) * 2015-09-09 2017-03-16 花王株式会社 ソリュブルコーヒー

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05146253A (ja) * 1991-11-26 1993-06-15 Takeda Chem Ind Ltd ビタミンb群作用物質を含有する飲料
JPH08196212A (ja) * 1995-01-19 1996-08-06 Nikken Food Kk コーヒー用添加調整物
JPH09252723A (ja) * 1996-01-18 1997-09-30 Lotte Co Ltd 新規な脱乳糖乳・脱乳糖粉乳およびこれを含有する飲食物ならびに脱乳糖乳および脱乳糖粉乳の製造方法
JP2005006626A (ja) * 2003-06-18 2005-01-13 Yasumasa Morita ビタミン強化粉末コーヒー

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05146253A (ja) * 1991-11-26 1993-06-15 Takeda Chem Ind Ltd ビタミンb群作用物質を含有する飲料
JPH08196212A (ja) * 1995-01-19 1996-08-06 Nikken Food Kk コーヒー用添加調整物
JPH09252723A (ja) * 1996-01-18 1997-09-30 Lotte Co Ltd 新規な脱乳糖乳・脱乳糖粉乳およびこれを含有する飲食物ならびに脱乳糖乳および脱乳糖粉乳の製造方法
JP2005006626A (ja) * 2003-06-18 2005-01-13 Yasumasa Morita ビタミン強化粉末コーヒー

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101111390B1 (ko) 2009-02-25 2012-02-16 주식회사 한국발보린 토코페롤, 비타민c와 레시틴이 첨가된 기능성 커피믹서 및 그 제조방법
WO2015016285A1 (ja) * 2013-07-30 2015-02-05 Hasegawa Toru 脳機能改善用組成物
JPWO2015016285A1 (ja) * 2013-07-30 2017-03-02 長谷川 亨 脳機能改善用組成物
JP2017051131A (ja) * 2015-09-09 2017-03-16 花王株式会社 ソリュブルコーヒー
JP2017051132A (ja) * 2015-09-09 2017-03-16 花王株式会社 ソリュブルコーヒー

Also Published As

Publication number Publication date
JP4658810B2 (ja) 2011-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI293021B (en) Weight management beverage
TWI307620B (ja)
CN101516381B (zh) 具有治疗、预防或改善糖尿病或糖尿病并发症效果的组合物和含有该组合物的饮料
JP5261808B2 (ja) 脂肪蓄積抑制剤、医薬品及び脂肪蓄積抑制作用を新たに付与する方法
KR101192280B1 (ko) 참당귀 열수 추출물의 나노입자화를 이용한 소아용 면역 증진용 캔디류 제조방법 및 그 캔디
JP6029546B2 (ja) 飲料
JP6008161B2 (ja) 睡眠改善剤
JP4658810B2 (ja) ビタミン強化コーヒー粉末
JP2015198586A (ja) 青汁食品及びその製造方法
CN105941779A (zh) 玛咖、牛奶、咖啡的组合饮品及其制备方法
CN105145870A (zh) 一种方便烹饪的预调味花生油及其制备方法
KR20100128941A (ko) 숙취 예방 및 개선용 기능성 조성물과 이를 함유하는 식품 및 식품첨가제
KR20080111365A (ko) 치아시드 커피
CN102388031A (zh) Gip上升抑制剂
CN101366422A (zh) 一种虫草袋泡茶及其生产方法
JP6179578B2 (ja) 飲料
KR20180010432A (ko) 곡물 꿀 칼슘 먹물 해초 생선을 살균배합으로 응고 없는 조성물 및 제조방법
JP6515257B1 (ja) 飲食用組成物
KR101111390B1 (ko) 토코페롤, 비타민c와 레시틴이 첨가된 기능성 커피믹서 및 그 제조방법
RU2358562C1 (ru) Концентрат растительный для функционального напитка "казан-бионан-3"
RU2579215C1 (ru) Сухая смесь для приготовления напитка
CN104970177A (zh) 一种新型含茶冷冻饮品及其制备方法
KR102441481B1 (ko) 검정보리 추출물을 이용한 저카페인 검정보리커피의 제조방법 및 상기 제조방법으로 제조된 검정보리커피
JPS59227243A (ja) インスタント健康嗜好飲料の製造方法
US20190174791A1 (en) Freeze dried, ready to consume food products and processes for their preparation

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080909

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100823

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101013

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R154 Certificate of patent or utility model (reissue)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees