JP2006211152A - 画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法、画像復号方法、画像符号化用プログラム、画像復号用プログラム - Google Patents

画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法、画像復号方法、画像符号化用プログラム、画像復号用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 動画像や静止画像等の原画像が本来もつ高周波成分が失われず、復号して得られる画像の品質の劣化をなるべく防止すること。
【解決手段】 フィルタ係数算出部150は、加算器140を介し入力した復号画像と、原画像である入力動画像とに基づいて、動画像復号装置側における2次元FIRフィルタ250のフィルタ係数演算処理を行い、入力動画像と復号画像との間における符号化誤差を最小にするフィルタ係数を求め可変長符号化部180へ出力する。可変長符号化部180は、符号化部120からの符号化画像や、フィルタ係数算出部150からのフィルタ係数、動き検出部170からの動きベクトル等を可変長符号化して送信部190へ出力する。送信部190は、可変長符号化部180にて可変長符号化された動画像ビットストリームを動画像復号装置へ送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地上波ディジタル放送や、DVD、インターネットでの動画像配信などのビデオ符号化方式として、MPEG−1符号化やMPEG−2符号化、motionJPEGなどの動画像の符号化方式や、JPEGやJPEG2000等の静止画像の符号化方式により符号化された動画像や静止画像を復号する復号方式等を採用する画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法、画像復号方法、画像符号化用プログラム、画像復号用プログラムに関する。
MPEG−2等の符号化方式では、ブロック単位での動き補償および離散コサイン変換(DCT)を行い、DCT係数を量子化することで、効率的な圧縮を実現している。しかしながら、低ビットレートで符号化を行った場合、各ブロックを独立にDCTするため、復号画像のブロック境界部分にブロックひずみと呼ばれる階調の不連続が生じる。また、エッジの近傍では、DCT係数の量子化に伴なう高周波成分の欠落によって、リンギングと呼ばれる高周波雑音が発生し、復号画像の品質が劣化するという問題が生じる。
このような問題に対し、低域通過フィルタを復号画像に適用することで劣化を軽減する手法が種々提案されている(非特許文献1〜4参照)。
R. Rosenholtz and A. Zakhor 著 "Iterative procedures forreduction of blocking effects in transform image coding,"IEEE Trans. Circuits Syst. Video Technol., vol. 2, no. 1,pp. 91-95, Mar. 1992. Y. Yang, N. P. Galatsanos and A. K. Katsaggelos 著"Projection-based spatially adaptive reconstruction of block-transform cmpressed images," IEEE Trans. Image Processing, vol. 4, no. 7, pp. 896-908, Dec. 1993. H. Peak, R. Kim and S. Lee 著"On the POCS-based postprocessing technique to reduce the blocking artifacts in transform coded images," IEEE Trans. Circuits Syst. Video Technol.,vol. 8, no. 3, pp. 358-367, Jun. 1998. 加瀬沢正 著"方向性適応フィルタによる変換符号化画像における量子化雑音の軽減," 電子情報通信学会論文誌(D-II), vol.J87-D-II, no. 2, pp. 595-607, Feb. 2004.
しかしながら、これらの手法は、復号側でのみフィルタ処理を行うため、原画像が本来もつ高周波成分が失われ、復号して得られる画像の品質が劣化する場合がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、静止画像や動画像等の原画像が本来もつ高周波成分が失われず、復号画像の品質の劣化をなるべく防止することができる画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法、画像復号方法、画像符号化用プログラム、画像復号用プログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の画像符号化装置では、入力画像を符号化して符号化画像を生成すると共に、その符号化画像をローカル復号して復号画像を生成し、前記符号化画像を画像復号装置へ送信する画像符号化装置であって、前記入力画像と前記復号画像とに基づいて、前記画像復号装置のフィルタのフィルタ係数を算出するフィルタ係数算出部と、前記フィルタ係数を前記符号化画像と共に前記画像復号装置側へ送信する送信部、を有する。
特に、上記画像符号化装置において、前記フィルタは、2次元FIRフィルタであり、前記フィルタのフィルタ係数は、前記2次元FIRフィルタによるフィルタ処理後の出力画像と、前記入力画像との間の平均二乗誤差が最小となる値である。
また、上記画像符号化装置において、前記入力画像は、動画像である。
また、本発明の画像復号装置は、画像符号化装置にて符号化された符号化画像を復号して出力画像とする画像復号装置であって、前記画像符号化装置に入力した入力画像と前記画像符号化装置にてローカル復号された復号画像とに基づき算出されたフィルタ係数と、前記符号化画像とを受信する受信部と、前記符号化画像を復号して復号画像を生成する復号部と、前記フィルタ係数により前記復号部により生成された復号画像をフィルタ処理して出力画像とするフィルタと、を有する。
また、本発明の画像符号化方法は、入力画像を符号化して符号化画像を生成すると共に、その符号化画像をローカル復号して復号画像を生成し、前記符号化画像を画像復号装置へ送信する際の画像符号化方法であって、前記入力画像と前記復号画像とに基づいて、前記画像復号装置のフィルタのフィルタ係数を算出して、そのフィルタ係数を前記符号化画像と共に前記画像復号装置側へ送信する。
特に、上記画像符号化方法において、前記フィルタのフィルタ係数は、前記フィルタによるフィルタ処理後の出力画像と、前記入力画像との間の平均二乗誤差が最小となる値である。
また、本発明の画像復号方法は、画像符号化装置にて符号化された符号化画像を復号して出力画像とする際の画像復号方法であって、前記画像符号化装置に入力した入力画像と前記画像符号化装置にてローカル復号された復号画像とに基づき算出されたフィルタ係数と、前記符号化画像とを入力し、前記符号化画像を復号して復号画像を生成し、前記フィルタ係数により前記復号画像をフィルタ処理して出力画像とする。
また、本発明の画像符号化用プログラムは、入力画像を符号化して符号化画像を生成すると共に、その符号化画像をローカル復号して復号画像を生成し、前記符号化画像を画像復号装置へ送信する処理を、コンピュータに実行させる画像符号化用プログラムであって、前記入力画像と前記復号画像とに基づいて、前記画像復号装置側におけるフィルタのフィルタ係数を算出して、そのフィルタ係数を前記符号化画像と共に前記画像復号装置側へ送信する、ことをコンピュータに実行させる。
また、本発明の画像復号用プログラムは、画像符号化装置にて符号化された符号化画像を復号して出力画像とする際の処理を、コンピュータに実行させる処理を、コンピュータに実行させる画像復号用プログラムであって、前記画像符号化装置に入力した入力画像と前記画像符号化装置にてローカル復号された復号画像とに基づき算出されたフィルタ係数と、前記符号化画像とを入力し、前記符号化画像を復号して復号画像を生成し、前記フィルタ係数により前記復号画像をフィルタ処理して出力画像とする、ことをコンピュータに実行させる。
以上説明したように、本発明の画像符号化装置、画像符号化方法および画像符号化用プログラムによれば、入力画像と復号画像とに基づいて、画像復号装置の2次元FIRフィルタのフィルタ係数を算出して、そのフィルタ係数を符号化画像と共に画像復号装置側へ送信する一方、本発明の画像復号装置、画像復号方法および画像復号用プログラムは、画像符号化装置に入力した入力画像と画像符号化装置にてローカル復号された復号画像とに基づき算出されたフィルタ係数と、符号化画像とを入力し、符号化画像を復号して復号画像を生成し、フィルタ係数により復号画像を2次元FIRフィルタ処理して出力画像とするようにしたため、復号側単独でフィルタ処理する従来手法に比べ、入力画像である静止画像や動画像等の原画像が本来もつ高周波成分が失われず、出力画像の品質の劣化をなるべく防止することができる。
MPEG−1や、MPEG−2では、ブロック単位での動き補償およびDCTを用いているため、低ビットレートで符号化を行った場合に、復号画像にブロックひずみやリンギングといった劣化が生じる。これらの劣化を軽減するための代表的な手法として、前記非特許文献1〜4の手法が挙げられる。しかしながら、これらの手法は、復号側で低域通過処理を行うため、原画像が本来もつ高周波成分が失われる場合がある。
そこで、本発明の実施形態では、符号化側で原画像と復号側における復号画像との間の符号化誤差を最小にする2次元FIRフィルタ(Finite Impulse Response Filter)のフィルタ係数を設計し、そのフィルタ係数を符号化画像に動きベクトル等の符号化パラメータと共に付加して復号側へ送信する手法を提案する。本提案手法を用いることで、復号側単独でフィルタ処理する従来手法に比べ、高品質な画像を得ることが可能となる。以下に、本発明に係る画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法、画像復号方法、画像符号化用プログラム、画像復号用プログラムの実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態では、MPEG−2の動画像符号化方式を一例に説明するが、本発明は、MPEG−1やMPEG−4、H.264/AVC等の他の動画像符号化方式でも勿論良いし、JPEGやJPEG2000等の静止画の符号化方式にも勿論適用可能である。
図1は、本発明に係る動画像符号化装置の実施の形態の構成を示す図である。
図において、動画像符号化装置100は、減算器110と、符号化部120と、復号部130と、加算器140と、フィルタ係数算出部150と、フレームメモリ160と、動き検出部170と、可変長符号化部180を有している。
図2は、本発明に係る動画像復号装置の実施の形態の構成を示す図である。
また、動画像復号装置200は、受信部210と、可変長復号部220と、復号部230と、加算器240と、2次元FIRフィルタ250と、フレームメモリ260と、を有している。
次に動作を説明する。
まず、動画像符号化装置100では、本装置100に入力する動画像を、フレーム内(イントラ)符号化する場合には、減算器110を介さずに、フレーム間(インター)符号化する場合には、減算器110を介して符号化部120へ出力する。
符号化部120では、DCTやウエーブレット変換等の直行変換および量子化処理の符号化処理を行い、符号化画像を生成して、可変長符号化部180と復号部130へ出力する。
復号部130では、符号化画像に対し符号化部120と逆の処理、すなわち逆直行変換および逆量子化処理のローカル復号処理を施し、加算器140へ出力する。
加算器140では、減算器110が動作しないとき、すなわち符号化部120が入力動画像をそのままフレーム内符号化した場合には、復号部130からの復号画像をそのままフィルタ係数算出部150およびフレームメモリ160へ出力する。一方、減算器110が動作したとき、すなわち符号化部120が入力動画像と、動き検出部170が検出した動きベクトルに基づくフレームメモリ160からの予測画像との間の誤差画像をフレーム間(インター)符号化した場合には、加算器140は復号部130からの復号画像と予測画像とを加算してフィルタ係数算出部150およびフレームメモリ160へ出力する。
フィルタ係数算出部150では、加算器140を介し入力した復号画像と、原画像である入力動画像とに基づいて、後述するように動画像復号装置200側における2次元FIRフィルタ250のフィルタ係数演算処理を行い、原画像である入力動画像および復号装置側での復号画像における符号化誤差を最小にするフィルタ係数を求め、可変長符号化部180へ出力する。
ここで、フィルタ係数算出部150におけるフィルタ係数算出処理について説明する。
まず、フィルタ係数算出部150では、加算器140から入力した復号画像と、原画像である入力動画像とに基づいてフィルタ係数演算処理を行い、原画像と復号画像との間における符号化誤差を最小にするフィルタ係数を、入力動画像の1フレームごと算出する。
つまり、フィルタ係数算出部150は、符号量を抑制するため、上記のように求めた符号化誤差を最小にするフィルタ係数を、次式(1)で示される浮動小数rに量子化する。
Figure 2006211152
ただし、上式(1)において。nは仮数部のビット数、nは指数部のビット数、eは仮数部のオフセット数を表す。
フィルタ係数算出部150は、このようにして量子化したフィルタ係数を、可変長符号化部180へ出力して、符号化画像や、動きベクトル等の符号化パラメータと共に、復号装置200へ送信する。
そして、フレームメモリ160では、加算器140からの復号画像を、参照画像として記憶する。
動き検出部170は、入力動画像が入力してフレーム間符号化が行われる度に、その入力動画像と、フレームメモリ160に格納された参照画像とに基づき、動き補償予測を行って、入力動画像と誤差の少ない予測画像を求めてフレームメモリ160から減算器110へ出力させると共に、その際の動きベクトルを検出して、可変長符号化部180へ出力する。
可変長符号化部180では、符号化部120からの符号化画像や、フィルタ係数算出部150からのフィルタ係数、動き検出部170からの動きベクトル等の符号化パラメータを、ハフマン符号化や算術符号化等により可変長符号化して送信部190へ出力する。
送信部190では、可変長符号化部180にて可変長符号化された動画像ビットストリームを、図2に示す動画像復号装置200へ送信する。
次に、図2に示す動画像復号装置200における動作について説明する。
動画像復号装置200では、受信部210が図1に示す動画像符号化装置100からの動画像ビットストリームを受信して、可変長復号部220へ出力する。
可変長復号部220では、可変長符号化部180とは逆の可変長復号処理を行い、符号化画像と、動きベクトルと、フィルタ係数とを、それぞれ、復号部230、フレ−ムメモリ260、2次元FIRフィルタ250へ出力する。
復号部230では、符号化画像を逆量子化および逆直行変換して復号画像を生成して、加算器240へ出力する。
フレームメモリ260では、復号部230にて復号された復号画像がフレーム間符号化された符号化画像である場合には、可変長復号部220からの動きベクトルに基づき、予測画像を生成して、加算器240へ出力する。なお、復号部230にて復号された復号画像がフレーム内符号化された符号化画像である場合には、予測符号化されていないので、予測画像を出力しない。
加算器240では、復号部230からの復号画像と、復号部230にて復号された復号画像がフレーム間符号化された符号化画像である場合にはフレームメモリ260からの予測画像とを加算して画像を復元し、2次元FIRフィルタ250へ出力すると共に、フレームメモリ260へ出力して参照画像として記憶させる。なお、復号部230にて復号された復号画像が、フレーム内符号化された符号化画像である場合には、予測符号化されていないので、復号部230からの復号画像をそのまま2次元FIRフィルタ250へ出力する。
2次元FIRフィルタ250では、動画像符号化装置100におけるフィルタ係数算出部150から送信されたフィルタ係数により構成される2次元FIRフィルタを、加算器240からの復号画像に対し、例えば、1フレームごとに施し、原画像と復号画像との間における符号化誤差を最小にして、出力画像とする。
このように、本実施の形態によれば、原画像である動画像符号化装置100側の入力動画像と、動画像復号装置200側の復号画像との間における符号化誤差を最小に設計したフィルタ係数を設計し、画像復号装置200の2次元FIRフィルタ250にてこのフィルタを復号画像に適用することで、復号側単独でフィルタ係数を設計しフィルタ処理する従来手法と比べ、高品質な画像を得ることが可能となる。
次に、本実施の形態における2次元FIRフィルタ250について説明する。
図3に、本実施の形態における2次元FIRフィルタ250の一例を示す。
この2次元FIRフィルタ250は、例えば、5×5タップの2次元FIRフィルタであり、そのタップ数は、下記のようにK=2,K=2と設定したものである。
そして、本実施の形態では、動画像符号化装置100側のフィルタ係数算出部150にて、動画像復号装置200側の復号画像に適用する2次元FIRフィルタ250からの出力画像と、動画像符号化装置100側における入力動画像である原画像との間の平均二乗誤差が最小となるように2次元FIRフィルタ250を設計する。以下で、その設計法について説明する。
図3に示すような、復号画像に適用する2次元FIRフィルタ250の出力画像y^(n,n)は、次式により定義される。
Figure 2006211152
ただし、u(n,n)(n∈{0,・・・,N−1},n∈{0,・・・,N−1})は、符号化部120および復号部130、または符号化部120および復号部230によって得られるN×N画素の復号画像である。f(k,k)(k∈{−k,・・・,k},k∈{−k,・・・,k})は、フィルタ係数である。
また、2次元FIRフィルタの出力画像y^(n,n)と、原画像y(n,n)との間の平均二乗誤差E(K,K)は、以下の式(3)ように定義される。
Figure 2006211152
本実施の形態で用いる2次元FIRフィルタ250のフィルタ係数f(k,k)は、上記式(3)で定義された2次元FIRフィルタ250からの出力画像y^(n,n)と、原画像y(n,n)との間の平均二乗誤差E(K,K)を最小とするため、次式(4)の条件を満たすように算出される。
Figure 2006211152
ここで、フィルタ係数f(k,k)を、ベクトルfを用いて次式(5)のように定義する。
Figure 2006211152
ただし、
Figure 2006211152
とする。
上記式(2)を、上記式(3)に代入し、上記式(5)に示したfを用いることにより、上記式(4)の条件を満たすフィルタ係数は、次式(7)で表される。本実施の形態のフィルタ係数算出部150では、次式(7)を満足するフィルタ係数f(k,k)であるベクトルfを算出して、動画像復号装置200の2次元FIRフィルタ250へ設定するのである。
Figure 2006211152
上式(7)において、ベクトルrは、以下に示す復号画像と原画像との相関関数のベクトルを表している。
Figure 2006211152
ただし、
Figure 2006211152
である。
また、式(7)で示される行列Rは、以下に示す復号画像の自己共分散行列を表す。
Figure 2006211152
ただし、
Figure 2006211152
である。
また、上式(11)において、R(i,i)は、以下のように定義する。
Figure 2006211152
その結果、上記式(9)、(12)から、本発明の実施の形態において用いられる2次元FIRフィルタ250は、符号化部120および復号部130、あるいは符号化部120および復号部230で処理された復号画像u(n,n)と、動画像符号化装置100における入力画像である原画像y(n,n)とから設計できることがわかる。
このような復号画像u(n,n)と、原画像y(n,n)と間の符号化誤差を最小にする2次元FIRフィルタ250を用いることで、本実施の形態は、高品質な出力画像を得ることが可能となる。
次に、本実施の形態の有効性を確認するために、実際の画像を用いて実験を行った結果を簡単に示す。
まず、復号画像に生じる劣化の軽減に関する提案手法の有効性を確認する。次に、同一ビットレートにおいて、上記非特許文献4と、本実施の形態の方法により得られる画像の品質を比較する。
復号画像における劣化の軽減、つまり、復号画像に発生するブロックひずみ、およびリンギングの軽減に関する本実施の形態の方法の有効性を確認するため、実験を行った結果を示す。
実験対象画像には、ITE標準動画像である、Crowded Crosswalk (720×480画素、90フレーム)を用いる。この画像の輝度成分に対して、本実施の形態の方法を適用する。
ただし、本実施の形態の方法において、上記式(1)におけるフィルタ係数を量子化する際のパラメータは、n=8、n=7、e=0とする。
図4に、本実施の形態における符号化条件の一例を示す。
図4に示すように、本実施の形態における符号化条件は、符号化方式は、MPEG−2 TM5(ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 Test Model Editing Committee,“MPEG−2 video test model5,” ISO/IECJTC1/SC29/WG11 Doc.N0400, 1993.)であり、GOP構造は、M=3,N=15である。また、動きベクトル探索範囲は、片方向予測のPピクチャで±31×±31、1フレーム間の両方向予測Bピクチャで±15×±15、2フレーム間の両方向予測Bピクチャで±31×±31、動きベクトル探索精度は半画素精度、量子化スケールは非線形、フレームレートは30fpsである。また、符号化レートは、2Mbpsで行なう。
実験の結果、ブロックひずみや、リンギングが発生して劣化が発生している復号画像に対して、本実施の形態の方法で用いる2次元FIRフィルタ250を適用した結果、符号化によって発生するブロックひずみ、およびリンギングが軽減することが立証された。
次に、本実施の形態の方法の有効性を示すため、同一ビットレートにおいて本実施の形態の方法と、非特許文献4の手法により得られる出力画像の品質に関する比較実験を行った結果を説明する。
実験対象画像には、ITE標準動画像であるCrowded Crosswalk、Flower Basket(720×480画素、各90フレーム)を用いる。これらの画像の輝度成分に対して本実施の形態の方法および非特許文献4の手法を適用する。
なお、符号化は、図4に示す符号化条件に基づいて行い、本実施の形態の方法のパラメータも前述の値を用いる。
また、非特許文献4の手法において、方向性をもつ低域通過フィルタの個数Rおよび低域通過フィルタ選択のために用いるプロトタイプZ),Z)は、非特許文献4と同様に、R=4、Z)=6、Z)=0.4375とする(qは、量子化スケールの値である。)。
本実施の形態の方法、および非特許文献4の手法により得られた画像のPSNRおよびビットレートを図5、図6に示す。なお、PSNRの値は、次式(13)により算出する。
Figure 2006211152
ただし、上式(13)においてbmaxは原画像の最大輝度値であり、MSEは、N×N画素の原画像の輝度値b(n,n)および出力画像の輝度値b^(n,n)を用いて、以下式(14)のように定義される。
Figure 2006211152
図5(a),(b)は、それぞれ、2〜6Mbps、11〜15MbpsのビットレートにおけるCrowded Crosswalk画像における各復号画像のPSNRを示す図である。
図5において、○は、本実施の形態の2次元FIRフィルタ250によるフィルタ処理前の復号画像のPSNR、△は、前記非特許文献4によるフィルタ処理による復号画像のPSNR、□は本実施の形態の2次元FIRフィルタ250によるフィルタ処理後の復号画像のPSNRを示している。
図5より、2〜6Mbps、11〜15Mbpsのビットレート共に、□で示す本実施の形態の2次元FIRフィルタ250によるフィルタ処理後の復号画像が、最もPSNRが向上しているのがわかる。
図6(a),(b)は、それぞれ、2〜6Mbps、11〜15MbpsのビットレートにおけるFlower Basket画像における各復号画像のPSNRを示す図である。
図5と同様に、図6において、○は、本実施の形態の2次元FIRフィルタ250によるフィルタ処理前の復号画像のPSNR、△は、前記非特許文献4によるフィルタ処理による復号画像のPSNR、□は本実施の形態の2次元FIRフィルタ250によるフィルタ処理後の復号画像のPSNRを示している。
図6より、図5と同様に、2〜6Mbps、11〜15Mbpsのビットレート共に、□で示す本実施の形態の2次元FIRフィルタ250によるフィルタ処理後の復号画像が、最もPSNRが向上しているのがわかる。
よって、図5、図6より、Crowded CrosswalkおよびFlower Basketどちらの画像においても、本実施の形態の方法は、非特許文献4の手法と比較して、同一ビットレートで高品質な画像が得られていることが確認できる。
さらに、図5(b)および図6(b)から、特に2〜6Mbpsの場合より11〜15Mbpsの場合の高ビットレートにおいて、本実施の形態の方法は、非特許文献4の手法よりもPSNRが高い値を示していることがわかる。
これは、非特許文献4の手法は、復号側でR+1種類の方向性をもつフィルタから1つを選択して1つのビットストリームに適用にするのに用いるのに対し、本実施の形態の方法は、フレーム(画像)ごとに符号化誤差を最小にする2次元FIRフィルタ250を用いるため、高ビットレートにおいて、より高品質な画像が得られたものだからである。
以上より、本実施の形態の方法は、復号画像に発生した劣化を軽減し、復号画像および非特許文献4の手法に比べ、同一ビットレートにおいて高品質な画像を得ることができるものである。
このように、本実施の形態では、復号画像に生じるブロックひずみや、リンギングを軽減するため、符号化側で原画像と復号画像との間の符号化誤差を最小にするフィルタを設計し、そのフィルタ係数を符号化画像と、動きベクトル等の符号化パラメータと共に多重化して動画像復号装置200側へ送信し、動画像復号装置200では、2次元FIRフィルタ250がそのフィルタ係数により復号画像をフィルタ処理するようにしたため、復号側単独でフィルタ係数を設定してフィルタ処理する従来手法に比べ、入力動画像である原画像が本来もつ高周波成分が失われず、出力画像の品質の劣化をなるべく防止することができる。
また、本実施の形態の方法を複数の画像に適用し、実験を行った結果、本実施の形態の方法は、符号化によって発生した劣化を軽減することが確認できた。さらに、同一ビットレートにおいて、本実施の形態の方法は従来手法に比べ高品質な画像を得ることが確認された。
なお、本実施の形態では、実験において本実施の形態の方法で用いるフィルタ係数は16bitの浮動小数の値に量子化して実験をしているが、本発明では、これに限らず、仮数部および指数部のビット数を適切な値を設定することで、付加するビット数を削減するようにしても勿論よい。
また、本実施の形態では、動画像符号化装置100のフィルタ係数算出部150では、1フレームごとにフィルタ係数を検出するように説明したが、本発明では、これに限らず、GOP毎等の所定フレーム数毎に、あるいはシーンが切り替わる毎等の任意のフレーム毎に、フィルタ係数を算出して、所定フレーム数毎あるいは任意のフレーム毎に復号側へ送信するようにしても勿論よい。このように、所定フレーム数毎あるいは任意のフレーム毎にフィルタ係数を算出して復号側へ送信するようにすれば、フィルタ係数の算出および送信する回数が減るので、処理負荷や送信データ量を削減することが可能となる。
また、本実施の形態では、動画像符号化装置100では、図1に示すように、ローカル復号した復号画像を2次元FIRフィルタによるフィルタ処理しないように説明したが、本発明では、図7の動画像符号化装置300に示すように、ローカル復号した復号画像を2次元FIRフィルタ155によりフィルタ処理して参照画像としてフレームメモリ160へ格納するようにしても勿論よい。この場合、動画像復号装置400は、図8に示すように、2次元FIRフィルタ250によるフィルタ処理後の復号を参照画像としてフレームメモリ260へ格納することになる。このようにすれば、2次元FIRフィルタ155,250によりフィルタ処理された参照画像を用いて動き補償予測が実行できるため、処理負荷が増えるものの、動き補償予測がより正確となり、符号化画像や符号化パラメータ等の復号側への伝送量を減少させることが可能となる。
また、本実施の形態では、動画像符号化装置100におけるフィルタ係数算出部150を、加算器140の後段に設けて、原画像である入力動画像と復号画像との平均2乗誤差が最小になるようにフィルタ係数を算出するように説明したが、本発明では、これに限らず、フィルタ係数算出部150を、符号化部120におけるDCTの後であって量子化処理の前に設けるようにしても勿論良い。この場合、そのDCT係数との比較対象画像は、復号部130における逆DCTの後であって逆量子化処理前の逆DCT係数となるので、DCT係数と逆DCT係数との間の平均2乗誤差が最小になるようにフィルタ係数を算出することにより符号化誤差のうち量子化誤差による符号化誤差を小さくしたフィルタ係数の設定が可能となる。
また、本実施の形態では、動画像復号装置200側で復号画像をフィルタリング処理するフィルタとして、巡回型フィルタである2次元FIRフィルタ250を一例に説明したが、本発明では、これに限らず、非巡回型フィルタであるIIR(Infinite Impulse Response)フィルタを利用しても良いし、またフィルタの型は、非対称型でも、対称型でもどちらでも良い。
また、本実施の形態では、動画像符号化装置100側で2次元FIRフィルタ250のフィルタ係数を求める際、前述のような演算式により2次元FIRフィルタ250によるフィルタ処理後の出力画像と入力画像との間の平均二乗誤差が最小となる値を求めているが、本発明ではこれに限らず、フラクタル理論や、カオス理論、さらには遺伝的アルゴリズム(GA)等の手法により、2次元FIRフィルタ250によるフィルタ処理後の出力画像と入力画像との間の平均二乗誤差が最小となる値を求めるようにしても勿論よい。
また、本実施の形態では、1フレーム毎、あるいは所定のフレーム毎に符号化誤差を最小にする2次元FIRフィルタ250のフィルタ係数を算出するように説明したが、本発明では、これに限らず、16×16のマクロブロックや、8×8のブロック、さらには、任意の大きさのブロック毎に、2次元FIRフィルタ250のフィルタ係数を算出するようにしても勿論良い。
また、本実施の形態では、動画像符号化装置100および動画像復号装置200をそれぞれ図1および図2に示すようにハードウエア(回路)的に構成して説明したが、本発明では、これに限らず、例えば、ソフトウエア的、つまり、動画像符号化装置100および動画像復号装置200と同様の機能を実行させるための動画像符号化用プログラムおよび動画像復号用プログラムを、CD等の記録媒体やネットワークを介しコンピュータ内のメモリやハードディスクに格納しておき、コンピュータ内のCPUがそのプログラムを読み出して実行するようにしても勿論よい。
本発明の動画像符号化装置、動画像符号化方法および動画像符号化用プログラムによれば、入力動画像と復号画像とに基づいて、動画像復号装置の2次元FIRフィルタのフィルタ係数を算出して、そのフィルタ係数を符号化画像と共に動画像復号装置側へ送信する一方、本発明の動画像復号装置、動画像復号方法および動画像復号用プログラムによれば、動画像符号化装置に入力した入力動画像と動画像符号化装置にてローカル復号された復号画像とに基づき算出されたフィルタ係数と、符号化画像とを入力し、符号化画像を復号して復号画像を生成し、フィルタ係数により復号画像を2次元FIRフィルタ処理して出力画像とするようにしたため、復号側単独でフィルタ処理する従来手法に比べ、入力動画像である原画像が本来もつ高周波成分が失われず、出力画像の品質の劣化をなるべく防止することができる、という有利な効果を奏し、地上波ディジタル放送や、DVD、インターネットでの動画像配信などにおけるMPEG−1符号化やMPEG−2、MPEG−4、H.261、H.263、H.264/AVC符号化等の各種符号化方式や復号方式に有用である。
本発明に係る動画像符号化装置の実施の形態の構成を示す図 本発明に係る動画像復号装置の実施の形態の構成を示す図 本実施の形態における2次元FIRフィルタ(5×5タップ)の一例を示す図 本実施の形態における符号化条件を示す図 (a),(b)、それぞれ、2〜6Mbps、11〜15MbpsのビットレートにおけるCrowded Crosswalk画像における各復号画像のPSNRを示す図 (a),(b)、それぞれ、2〜6Mbps、11〜15MbpsのビットレートにおけるFlower Basket画像における各復号画像のPSNRを示す図 本発明に係る動画像符号化装置の実施の形態の別の構成例を示す図 本発明に係る動画像復号装置の実施の形態の別の構成例を示す図
符号の説明
100,300 動画像符号化装置
110 減算器
120 符号化部
130 復号部
140 加算器
150 フィルタ係数算出部
160 フレームメモリ
170 動き検出部
180 可変長符号化部
190 送信部
200,400 動画像復号装置
210 受信部
220 可変長復号部
230 復号部
240 加算器
155,250 2次元FIRフィルタ
260 フレームメモリ

Claims (9)

  1. 入力画像を符号化して符号化画像を生成すると共に、その符号化画像をローカル復号して復号画像を生成し、前記符号化画像を画像復号装置へ送信する画像符号化装置であって、
    前記入力画像と前記復号画像とに基づいて、前記画像復号装置のフィルタのフィルタ係数を算出するフィルタ係数算出部と、
    前記フィルタ係数を前記符号化画像と共に前記画像復号装置側へ送信する送信部、
    を有することを特徴とする画像符号化装置。
  2. 請求項1記載の画像符号化装置であって、
    前記フィルタは、2次元FIRフィルタであり、
    前記フィルタのフィルタ係数は、前記2次元FIRフィルタによるフィルタ処理後の出力画像と、前記入力画像との間の平均二乗誤差が最小となる値である、
    ことを特徴とする画像符号化装置。
  3. 請求項1記載の画像符号化装置であって、
    前記入力画像は、動画像であることを特徴とする画像符号化装置。
  4. 画像符号化装置にて符号化された符号化画像を復号して出力画像とする画像復号装置であって、
    前記画像符号化装置に入力した入力画像と前記画像符号化装置にてローカル復号された復号画像とに基づき算出されたフィルタ係数と、前記符号化画像とを受信する受信部と、
    前記符号化画像を復号して復号画像を生成する復号部と、
    前記フィルタ係数により前記復号部により生成された復号画像をフィルタ処理して出力画像とするフィルタと、
    を有することを特徴とする画像復号装置。
  5. 入力画像を符号化して符号化画像を生成すると共に、その符号化画像をローカル復号して復号画像を生成し、前記符号化画像を画像復号装置へ送信する際の画像符号化方法であって、
    前記入力画像と前記復号画像とに基づいて、前記画像復号装置のフィルタのフィルタ係数を算出して、そのフィルタ係数を前記符号化画像と共に前記画像復号装置側へ送信する、
    ことを特徴とする画像符号化方法。
  6. 請求項5記載の画像符号化方法であって、
    前記フィルタのフィルタ係数は、前記フィルタによるフィルタ処理後の出力画像と、前記入力画像との間の平均二乗誤差が最小となる値である、
    ことを特徴とする画像符号化方法。
  7. 画像符号化装置にて符号化された符号化画像を復号して出力画像とする際の画像復号方法であって、
    前記画像符号化装置に入力した入力画像と前記画像符号化装置にてローカル復号された復号画像とに基づき算出されたフィルタ係数と、前記符号化画像とを入力し、前記符号化画像を復号して復号画像を生成し、前記フィルタ係数により前記復号画像をフィルタ処理して出力画像とする、
    ことを特徴とする画像復号方法。
  8. 入力画像を符号化して符号化画像を生成すると共に、その符号化画像をローカル復号して復号画像を生成し、前記符号化画像を画像復号装置へ送信する処理を、コンピュータに実行させる画像符号化用プログラムであって、
    前記入力画像と前記復号画像とに基づいて、前記画像復号装置側におけるフィルタのフィルタ係数を算出して、そのフィルタ係数を前記符号化画像と共に前記画像復号装置側へ送信する、
    ことをコンピュータに実行させることを特徴とする画像符号化用プログラム。
  9. 画像符号化装置にて符号化された符号化画像を復号して出力画像とする際の処理を、コンピュータに実行させる処理を、コンピュータに実行させる画像復号用プログラムであって、
    前記画像符号化装置に入力した入力画像と前記画像符号化装置にてローカル復号された復号画像とに基づき算出されたフィルタ係数と、前記符号化画像とを入力し、前記符号化画像を復号して復号画像を生成し、前記フィルタ係数により前記復号画像をフィルタ処理して出力画像とする、
    ことをコンピュータに実行させることを特徴とする画像復号用プログラム。

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