JP2006208693A - 音楽教習システム、教習用電子音楽装置及びプログラム - Google Patents

音楽教習システム、教習用電子音楽装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 指導者用の教師端末と同様の機器設定を受講者用の生徒端末に対して容易に設定できるようにする。
【解決手段】 教師端末で各種設定がなされると、該設定に対応した制御命令を規定するリモート制御ファイルを生成する。生徒端末からの要求があると、該生成したリモート制御ファイルを生徒端末へと送信する。生徒端末では、該リモート制御ファイルに規定されている制御命令に応じて各種設定を再現する。すなわち、生徒端末から教師端末に対して要求を出すだけで、教師端末の機器設定を各生徒端末に対して反映する。こうすることにより、生徒端末の機器設定を間違いなく教師端末の機器設定と同じに設定することが、受講者の手を煩わせることなく容易かつ効率的にできるようになる、
【選択図】 図1

Description

この発明は、鍵盤等の演奏操作子を具える楽器の教習を通信ネットワークを通じて進める音楽教習システム、教習用電子音楽装置及びプログラムに関する。特に、指導者の電子音楽装置と同様の機器設定を受講者の電子音楽装置に対して容易に設定することのできる音楽教習システム、教習用電子音楽装置及びプログラムに関する。
一般的に、楽器(自然楽器若しくは電子楽器)の演奏方法を学ぶ原初的な演奏教習形態として、受講者が演奏練習に用いる楽器を備えた音楽教室に通って指導者から直接的に演奏教習を受ける通学方式、あるいは受講者が楽器を用いて演奏練習した楽曲をMD(ミニ・ディスク)やカセットテープ等の記録媒体に記録し、該記録媒体を指導者との間で送受して指導者に演奏を添削してもらうことで演奏教習を受ける通信添削方式等がある。これら既存の演奏教習形態にかわって、最近ではインターネットに代表されるような有線若しくは無線の通信ネットワークの発展及び一般家庭における高速通信環境(所謂ブロードバンドと呼ばれるADSL、FTTH、CATVなど)の普及に伴い、通信ネットワークを介した楽器の演奏教習の遠隔教育、所謂eラーニングと呼ばれるオンラインによる音楽教習システムが提供されつつある。こうしたものの一例を示すと、例えば下記に示す特許文献1に記載のものがある。従来の音楽教習システムは、所定の演奏操作子を備えた受講者用の電子音楽装置(生徒端末)と、指導者用の電子音楽装置(教師端末)とがそれぞれ通信ネットワークに接続されている。生徒端末において、受講者は所定の演奏練習行程に従って演奏練習を行い、その練習成果を適宜に教師端末に対して通信ネットワークを介して送信する。教師端末において、指導者は受信した受講者別の練習成果に応じて、受講者別に運指や演奏強弱などの演奏テクニックや音楽的な指導(アドバイス)などを、生徒端末に対して通信ネットワークを介して送信する。こうすることで、受講者は自宅等に設置した生徒端末を用いて、自宅に居ながらにして楽器の演奏教習を受けることが可能となる。
特開平11−219104号公報
ところで、上記したような従来の音楽教習システムにおいて、演奏教習を受ける際には、教師端末の機器設定(例えば音色、音量、効果、自動伴奏の有無、自動演奏の有無など)と生徒端末の機器設定とを同様の設定としておかないと、それぞれの演奏に食い違いが生じてしまい、指導者にとっては演奏教習の指導がしにくくなる一方、受講者にとっては指導内容がわかりにくくなる。そこで、従来では、教師端末からの指示に従って、受講者自身が生徒端末の機器設定を随時行う必要があった。しかし、受講者自身に生徒端末の機器設定を行わせることは、例え教師端末からの指示があったとしても間違って機器設定される恐れがあり、間違って機器設定された場合には結局教師端末と生徒端末とで異なる演奏が行われてしまうこととなって教習上都合が悪い、という問題点があった。また、設定項目が多岐にわたるような場合には、1つ1つ受講者自らが機器設定しなければならず、こうした設定作業は大変であるだけでなく、効率よく機器設定を行うことは特に初心者にとって非常に難しく時間がかかっていたことから、その分だけ教習時間が無駄に過ぎてしまう、という問題点もあった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、受講者からの要求に基づき指導者の電子音楽装置の機器設定を受講者の電子音楽装置の機器設定に反映することが容易にできるようにした、音楽教習システム、教習用電子音楽装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る音楽教習システムは、通信ネットワークを介して接続された教師端末と少なくとも1台の生徒端末とを具えた音楽教習システムにおいて、前記教師端末は、自機における各種機器設定を行うための機器設定手段と、前記機器設定に応じた所定の制御命令を規定したリモート制御ファイルを生成するデータ生成手段と、前記生徒端末からの要求に応じて前記生成したリモート制御ファイルを通信ネットワークを介して前記生徒端末に送信する送信手段とを含み、前記生徒端末は、前記教師端末への要求に応じて前記教師端末から送信されたリモート制御ファイルを通信ネットワークを介して受信し、該受信したリモート制御ファイルに規定された制御命令に応じて自動的に機器設定を行う制御手段を含むことを特徴とするものである。
この発明によると、教師端末(指導者の電子音楽装置)で各種設定がなされると、該設定に対応した制御命令を規定するリモート制御ファイルを生成する。生徒端末(受講者の電子音楽装置)からの要求があると、該生成したリモート制御ファイルを生徒端末へと送信する。生徒端末では、該リモート制御ファイルに規定されている制御命令に応じて各種設定を再現する。すなわち、生徒端末から教師端末に対して要求を出すだけで、教師端末の機器設定を各生徒端末に対して反映する。これにより、生徒端末の機器設定を間違いなく教師端末の機器設定と同じに設定することが、受講者の手を煩わせることなく容易かつ効率的にできるようになる、
本発明の請求項2に係る教習用電子音楽装置は、通信ネットワークを介して生徒端末と接続可能な教習用電子音楽装置であって、自機における各種機器設定を行うための機器設定手段と、前記機器設定に応じた所定の制御命令を規定したリモート制御ファイルを生成するデータ生成手段と、前記生徒端末からの要求に応じて前記生成したリモート制御ファイルを通信ネットワークを介して前記生徒端末に送信する送信手段とを具える。このようにすると、指導者は教習用電子音楽装置において各種設定をするだけで、後の生徒端末からの要求に応じて生徒端末の機器設定を自動的に完了することから、生徒端末の機器設定を教習用電子音楽装置(教師端末)にあわせることが容易にできる。
本発明は装置の発明として構成し実施することができるのみならず、方法の発明として構成し実施することができる。また、本発明は、コンピュータまたはDSP等のプロセッサのプログラムの形態で実施することができるし、そのようなプログラムを記憶した記憶媒体の形態で実施することもできる。
この発明によれば、生徒端末から教師端末に対して要求を出すだけで、教師端末と同様の機器設定を各生徒端末の機器設定に反映することから、生徒端末の機器設定を間違いなく教師端末の機器設定と同じに設定することが、受講者の手を煩わせることなく容易かつ効率的に設定できるようになる、という効果が得られる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に従って詳細に説明する。
図1は、本発明に係る音楽教習システムの全体構成の一実施例を示すシステムブロック図である。この実施例に示す音楽教習システムは通信ネットワークを通じたオンラインでの音楽教習サービスを提供するシステムであって、音楽教習サービスを受ける側である受講者に割り当てられる生徒用電子音楽装置UT(生徒端末)と、音楽教習サービスを提供する側である指導者に割り当てられる教師用電子音楽装置KT(教師端末)と、LAN(ローカルエリアネットワーク)やインターネット、電話回線等を利用した有線若しくは無線などの既存の通信ネットワークXとにより構成される。詳しくは後述するが、該音楽教習システムを構成する上記生徒端末UT及び教師端末KTは、各々がCPU、ROM、RAM、通信インタフェース等を含む独立したコンピュータにより構成されてなり、通信ネットワークXを介して互いに各種情報を送受信することができるようになっている。こうした音楽教習システムにより提供可能な音楽教習サービスの一例としては、例えば受講者別に個々の受講者の習熟度にあわせた楽器の演奏教習行程に従って、指導者が各受講者に対して練習曲の楽曲データを提供すると共に、練習曲を弾く際の運指及び演奏強弱などの演奏テクニックの動画を受講者に提示する、受講者に対する音楽的な指導(アドバイス)を音声やテキストなどで受講者に提示する、などして楽器の演奏教習を指導するサービスがある。
なお、こうした音楽教習システムは図1に示す以外の装置を有する場合もあるが、ここでは必要最小限の資源を用いた場合について説明する。また、インターネット等の通信ネットワークXを通じた生徒端末UTと教師端末KTとの間における各種情報等の送受信は、従来知られているようにWebサーバやWebブラウザなど所定のソフトウエアプログラムを用いて行われることは言うまでもない。
指導者が用いる教師端末KTは、設定部K1と、リモート制御ファイル生成部K2と、Webサーバ機能部K3と、教師側コミュニケーション部K4とを有する。設定部K1は、指導者によるスイッチ等の操作に応じて自機に関して演奏教習上必要とされる各種の機器設定を行う。リモート制御ファイル生成部K2は、前記設定部K1による機器設定に基づきリモート制御ファイルを生成する。ここで、上記リモート制御ファイルについて説明する。図2は、リモート制御ファイルのデータ構成の一実施例を示す概念図である。リモート制御ファイルは生徒端末UTの機器設定を行うためのコマンド(制御命令)がデータとして記述されたファイルであり、教師端末KTにおける機器設定のうち変更された機器設定に関連するコマンドが記述されている。すなわち、図2に示すように、リモート制御ファイルに規定される1乃至複数のリモート制御データはそれぞれが教師端末KTで機器設定変更された内容(つまり変更箇所のみ)を表すデータであり、変更される機器設定内容としては、例えばボリューム値、テンポ、トランスポーズ、演奏ガイドの有無、鍵盤音色、自動伴奏(又は自動演奏)の有無、各ソングトラックのオン/オフなどがある。リモート制御ファイルには所定のファイル拡張子が付されており、生徒端末UTでは該ファイル拡張子により教師端末KTから送信されたデータがリモート制御ファイルであるか否かを識別することができる。なお、リモート制御ファイルのデータ構成や変更される機器設定内容は上記したものに限らない。また、上記リモート制御ファイルは指導者が教師端末KTにおいて随時に変更設定した内容をもとに新たに作成されるファイルであるが、教師端末KT内に予め用意されているファイルが選択されてもよいし、予め用意されているファイルを指導者が適宜に編集してもよい。
図1の説明に戻って、教師端末KTは、各種情報等を生徒端末UTに対して提示する各種のWebページを表示するWebページデータ、受講者に提供する楽曲データ、動画データ、音声データ、テキストデータ、さらには上記リモート制御ファイルなどの各種データ等を記憶している。Webサーバ機能部K3ではソフトウェアプログラムであるWebサーバを起動することにより、通信ネットワークXで接続された生徒端末UTからのアクセス要求(例えば、URLの指定など)に応じて、該当するWebページを生徒端末UTに配信する。Webページのうち「機器設定画面」(後述する図5参照)にはリモート制御ファイルへのリンクが張られており(例えば画面表示内の所定の文字列、アイコン、ボタン等にリンクが張られている)、生徒端末UTから上記リンクがクリックされると、対応付けられているリモート制御ファイルを生徒端末UTへ自動的にダウンロードする。教師用コミュニケーション部K4は、例えばボイスチャット、テキストによるチャット、ビデオチャット、電子メール等の音声、テキスト、画像等の送受信により、指導者と受講者相互間のコミュニケーションを図るためのものである。
他方、受講者が用いる生徒端末UTは、Webブラウザ部U1と、リモート制御ファイルに基づき機器設定を行う機能実行部U2と、生徒側コミュニケーション部U3とを有する。Webブラウザ部U1ではソフトウエアプログラムであるWebブラウザを起動することにより、所定の文字列情報で構成されるネットワークアドレスであるURLなどの指定に応じて通信ネットワークX上に接続された教師端末KTへアクセスして、該当のWebページを表示することができる。すなわち、教師端末KTと生徒端末UTとは既存の通信ネットワークXを介して接続されており、生徒端末UTを通信ネットワークX上に接続することにより教師端末KTとの間において双方向通信が可能な状態とすることができ、さらにURLなどの入力に従って受講者所望のWebページにアクセスして、該アクセスしたWebページから所望の情報等を受信する、若しくは生徒端末UTから教師端末KTに対して各種情報等を送信することができる。
本実施例に示す音楽教習システムにおいては、生徒端末UTから教師端末KT側に予め用意された所定の「機器設定画面」(図5参照)にアクセスすることで、教師端末KTにおける機器設定内容(例えば音色、音量、効果、自動伴奏、自動演奏等)と同じ機器設定内容に生徒端末KTを機器設定することができるようになっている。上述したように、「機器設定画面」にはリモート制御ファイルへのリンクが張られており、生徒端末UTからリンクがクリックされると、対応するリモート制御ファイルが教師端末KTからダウンロードされる。機能実行部U2ではダウンロードされたリモート制御ファイルに基づき、生徒端末KTの機器設定を行う。すなわち、Webブラウザ部U1は所定の拡張子を持つリモート制御ファイルをダウンロードしたときは、該拡張子に関連付けられた機能実行部U2(機能実行プログラム)を起動して処理を渡す。機能実行部U2では、リモート制御ファイル内に記述されたリモート制御データ(コマンド)を解釈し、機器設定を実行する。すなわち、ダウンロードしたリモート制御ファイルの内容を解釈し、記述されているコマンドを実行する。これにより、生徒端末UTの機器設定を教師端末KTと同じ機器設定とすることができる。つまり、教師端末KTから生徒端末UTの機器設定をリモートで制御することができる。指導者からの受講者に対する指導、あるいは受講者からの指導者に対する質問など、指導者と受講者相互間のコミュニケーションは、生徒用コミュニケーション部U3で行われる。
次に、図1に示した教師端末KT又は生徒端末UTいずれかのハード構成の一実施例について、図3を用いて説明する。図3は、上記各装置いずれか1つの全体構成の一実施例を示すハード構成ブロック図である。ただし、上記各装置は同じようなハード構成を用いるものとして説明することができることから、代表として教師端末KTについてのブロック図を1つだけ用いて説明する。
本実施例に示す教師端末KT(あるいは生徒端末UT)は、マイクロプロセッサユニット(CPU)1、リードオンリメモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3からなるマイクロコンピュータによって制御される。CPU1は、この電子音楽装置全体の動作を制御するものである。このCPU1に対して、データ及びアドレスバス1Dを介してROM2、RAM3、検出回路4,5、表示回路6、音源回路7、効果回路8、外部記憶装置10、MIDIインタフェース(I/F)11および通信インタフェース(I/F)12がそれぞれ接続されている。更に、CPU1には、タイマ割込み処理(インタラプト処理)における割込み時間や各種時間を計時するタイマ1Aが接続されている。例えば、タイマ1Aはクロックパルスを発生し、発生したクロックパルスをCPU1に対して処理タイミング命令として与えたり、あるいはCPU1に対してインタラプト命令として与える。CPU1は、これらの命令に従って各種処理を実行する。
ROM2は、CPU1により実行される各種プログラムや各種データを格納するものである。RAM3は、CPU1が所定のプログラムを実行する際に発生する各種データを一時的に記憶するワーキングメモリとして、あるいは現在実行中のプログラムやそれに関連するデータを記憶するメモリ等として使用される。RAM3の所定のアドレス領域がそれぞれの機能に割り当てられ、レジスタやフラグ、テーブル、メモリなどとして利用される。演奏操作子4Aは楽音の音高を選択するための複数の鍵を備えた例えば鍵盤等のようなものであって、各鍵に対応してキースイッチを有しており、この演奏操作子4A(鍵盤等)は指導者によるマニュアル(手弾き)演奏のために使用できるのは勿論のこと、当該教師端末KTにおける各種の機器設定を行う入力手段などとして使用することもできる。検出回路4は、演奏操作子4Aの各鍵の押圧及び離鍵を検出することによって検出出力を生じる。設定操作子(スイッチ等)5Aは、例えば教師端末KT自機の機器設定(例えば音色、音量、効果、自動伴奏、自動演奏等)を行う各種スイッチやボタンなどである。勿論、これら以外にも、音高、音色、効果等を選択・設定・制御するために用いる数値データ入力用のテンキーや文字データ入力用のキーボード、あるいはディスプレイ6Aに表示される所定のポインティングデバイスを操作するために用いるマウスなどの各種操作子を含んでいてよい。検出回路5は、上記各スイッチの操作状態を検出し、その操作状態に応じたスイッチ情報をデータ及びアドレスバス1Dを介してCPU1に出力する。
表示回路6は例えば液晶表示パネル(LCD)やCRT等から構成されるディスプレイ6Aに、外部記憶装置10等に記憶されている楽曲データの一覧、現在教習を受けている受講者名、現在教習中の楽曲データ、あるいはCPU1の制御状態などを表示する。指導者は該ディスプレイ6Aに表示されるこれらの各種情報を参照することで、例えば既に登録されている受講者のうち現在教習中の受講者やその教習の進み具合などを確認したり、あるいは教習の際に用いる楽曲データの選択などを容易に行うことができる。音源回路7は複数のチャンネルで楽音信号の同時発生が可能であり、データ及びアドレスバス1Dを経由して与えられた、指導者による演奏操作子4Aの操作に応じて発生される、あるいは楽曲データの再生に基づき発生される各種演奏情報を入力し、これらの演奏情報に基づいて楽音信号を発生する。音源回路7から発生された楽音信号は、効果回路8を介して効果付与されてアンプやスピーカなどを含むサウンドシステム9から発音される。この音源回路7と効果回路8とサウンドシステム9の構成には、従来のいかなる構成を用いてもよい。例えば、音源回路8はFM、PCM、物理モデル、フォルマント合成等の各種楽音合成方式のいずれを採用してもよく、また専用のハードウェアで構成してもよいし、CPU1によるソフトウェア処理で構成してもよい。
外部記憶装置10は、例えば受講者管理用の管理データ、演奏教習用の動画データ、練習用の楽曲データ、多数のWebページデータなどの各種データ、CPU1が実行する各種制御プログラム等の制御に関するデータなどを記憶する。なお、上述したROM2に制御プログラムが記憶されていない場合、この外部記憶装置10(例えばハードディスク)に制御プログラムを記憶させておき、それをRAM3に読み込むことにより、ROM2に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU1にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。なお、外部記憶装置10はハードディスク(HD)に限られず、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD‐ROM・CD‐RAM)、光磁気ディスク(MO)、あるいはDVD(Digital Versatile Disk)等の着脱自在な様々な形態の外部記憶媒体を利用する記憶装置であればどのようなものであってもよい。あるいは、フラッシュメモリなどの半導体メモリであってもよい。
MIDIインタフェース(I/F)11は、外部接続された他のMIDI機器11A等からMIDI形式の楽曲データ(MIDIデータ)を当該教師端末KTへ入力したり、あるいは当該教師端末KTからMIDI形式の楽曲データ(MIDIデータ)を他のMIDI機器11A等へ出力するためのインタフェースである。他のMIDI機器11Aはユーザによる操作に応じてMIDIデータを発生する機器であればよく、鍵盤型、弦楽器型、管楽器型、打楽器型、身体装着型等どのようなタイプの操作子を具えた(若しくは、操作形態からなる)機器であってもよい。なお、MIDIインタフェース11は専用のMIDIインタフェースを用いるものに限らず、RS-232C、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1394(アイトリプルイー1394)等の汎用のインタフェースを用いてMIDIインタフェース11を構成するようにしてもよい。この場合、MIDIイベントデータ以外のデータをも同時に送受信するようにしてもよい。MIDIインタフェース11として上記したような汎用のインタフェースを用いる場合には、他のMIDI機器11AはMIDIイベントデータ以外のデータも送受信できるようにしてよい。勿論、楽曲データのデータフォーマットはMIDI形式のデータに限らず他の形式であってもよく、その場合はMIDIインタフェース11と他のMIDI機器11Aはそれにあった構成とする。通信インタフェース(I/F)12は、例えばLANやインターネット、電話回線等の有線あるいは無線の通信ネットワークXに接続されており、該通信ネットワークXを介して生徒用電子音楽装置UTやサーバコンピュータ12Aと接続され、当該生徒用電子音楽装置UTやサーバコンピュータ12Aとの間で各種情報を送受信するためのインタフェースである。ROM2や外部記憶装置10(例えば、ハードディスク)等に制御プログラムや各種データが記憶されていない場合には、サーバコンピュータ12Aから制御プログラムや各種データをダウンロードすることができる。こうした通信インタフェース12は、有線あるいは無線のものいずれかでなく双方を具えていてよい。
なお、上述した電子音楽装置において、演奏操作子4Aは鍵盤楽器の形態に限らず、弦楽器や管楽器、あるいは打楽器等どのようなタイプの形態でもよい。また、電子音楽装置は演奏操作子4Aやディスプレイ6Aあるいは音源回路7などを1つの装置本体に内蔵したものに限らず、それぞれが別々に構成され、MIDIインタフェースや各種ネットワーク等の通信手段を用いて各装置を接続するように構成されたものであってもよいことは言うまでもない。さらに、本発明に係る電子音楽装置は上記したような電子楽器の形態に限らず、パーソナルコンピュータやカラオケ装置やゲーム装置など、どのような形態の装置・機器に適用してもよい。すなわち、教師端末KT及び生徒端末UTは、本発明に従う所定のソフトウエア・プログラム又はハードウエアを用いることによって機器設定処理あるいは演奏教習に関する各種情報の送受信処理などを行うことができるように構成した装置であればどのようなものであってもよい。例えば、携帯電話やPDA(Personal Data(Digital) Assistants)等の無線通信が可能な携帯通信端末を生徒端末UTとしてもよい。携帯通信端末を用いる場合、受講者は演奏練習を行いたい操作形態の演奏操作子を具えた電子楽器等を該携帯通信端末に接続することで、自宅以外の屋内、屋外のどのような場所であっても演奏教習を受けることが可能となる。
受講者が通信ネットワークXを介した音楽教習サービスを受ける際には、生徒端末UTの機器設定を教師端末KTと同じ設定にしなければならないことは既に述べた。本発明に係る音楽教習システムにおいては、受講者が生徒端末UTから教師端末KTに対して指導者の指示に基づく所定のWebページ(後述する機器設定画面)にアクセスするだけで、教師端末KTの機器設定にあわせるように生徒端末UTを自動的に機器設定する。そこで、こうした教師端末KTの機器設定を生徒端末UTに反映する処理について、図1に示した各ブロックでの処理毎に分けて説明する。ただし、ここでは説明を理解し易くするために、通信ネットワークXに接続された1台の生徒端末UTと1台の教師端末KTとの間で行われる処理の流れに沿って説明する。
まず、生徒端末UTからのリクエストに応じて教師端末KT側の機器設定を生徒端末UT側に反映する「機器設定処理」について、図4を用いて説明する。図4は、「機器設定処理」の一実施例を示すフローチャートである。これらの各処理は図1に示した生徒端末UT又は教師端末KTのそれぞれにおける、Webサーバ機能部K3、Webブラウザ部U1、機能実行部U2の常駐プログラムであって常に所定の待機状態にあり、教師端末KT側の処理は生徒端末UTからリクエストを受信すると開始され、生徒端末UT側の処理は教師端末KTに対してリクエストを送信する操作が行われた場合に開始される。つまり、実際に処理する際にはアクセス要求した生徒端末UTとアクセス要求された教師端末KTとの間では所定の情報を送受信しながら並行して各々の処理を行う。そこで、ここでは説明を理解しやすくするために、一連の情報の送受信の流れに沿って生徒端末UTと教師端末KTの各々で実行される処理について説明する。
まず、生徒端末UTでは、通信ネットワークXを介して音楽教習サービスを提供する教師用電子音楽装置(教師端末KT)にアクセスする(ステップS1)。このアクセスは指導者からの指示に応じて(後述する図6参照)、受講者が直接教師端末KT内の所定のWebページのURL(例えば機器設定画面のURL)を入力指定した場合、あるいは表示中の画面に張られたリンクをマウス等を用いてクリックした場合などに行われる。通信ネットワークX上に接続された教師端末KTでは生徒端末UTからのアクセスがあるか否かの判定を常時行っており、生徒端末UTからのアクセスがある場合には要求されたWebページに関するデータを当該生徒端末UTへ送信する(ステップT1)。この実施例では、後述する「機器設定画面」(後述の図5参照)に関するWebページデータを送信する。生徒端末UTは、教師端末KTからWebページデータを受信すると、受信したWebページデータに基づいて「機器設定画面」をディスプレイに表示する(ステップS2)。こうしたWebページデータによるディスプレイへの画面表示技術は周知の技術であることから、説明を省略する。
ここで、上記生徒端末UTからのアクセス要求に基づき教師端末KTが提示するWebページ、つまり教師端末KTから送信されるWebページデータに基づき生徒端末UT側で表示する「機器設定画面」の画面構成について、図5を用いて簡単に説明する。図5は、「機器設定画面」の画面構成の一実施例を示す概念図である。図5に示す「機器設定画面」は、指導者の指示に応じてアクセスした生徒端末UTに対して提示する画面である。この実施例に示す機器設定画面では、図示したような内容を少なくともユーザに対して提示する。勿論、図示した以外の内容を表示するようにしてもよい。こうした機器設定画面には、楽器設定のための表示(ここでは、あなたの楽器の設定をするには「ここ」をクリック)がなされたハイパーリンクが張られており、該表示上の「ここ」表示Aがクリックされると、教師端末KTの機器設定を当該生徒端末UT側に反映する処理を続行する。
図4のフローチャートの説明に戻って、生徒端末UTでは、上記機器設定画面におけるリンク(「ここ」表示A)のクリックに応じて教師端末KTに対してリモート制御ファイルを要求する(ステップS3)。教師端末KTでは、上記要求に従いリモート制御ファイルを送信する(ステップT2)。リモート制御ファイルを受信すると、機能実行部U2に対して処理を渡す(ステップS4)。機能実行部U2では、上記リモート制御ファイルを解釈し、該ファイルに記述されているコマンドを実行することにより、自機の機器設定として機器設定に関する各種パラメータの設定を行う(ステップS11)。
次に、指導者から受講者に対して機器設定を行うよう指示を与えることのできる、教師端末KTと生徒端末UT相互間における「コミュニケーション処理」について、図6を用いて説明する。図6は、「コミュニケーション処理」の一実施例を示すフローチャートである。これらの各処理は図1に示した生徒端末UT又は教師端末KTのそれぞれにおける、コミュニケーション部(K4、U3)で適宜に実行される。すなわち、教師用コミュニケーション部K4では、適宜に音声、テキスト、画像等を生徒端末STとの間で送受信することができるようになっており、これにより指導者は随時に受講者とのコミュニケーションを図ることが可能となっている(ステップT11)。一方で、生徒用コミュニケーション部U3も、適宜に音声、テキスト、画像等を教師端末KTとの間で送受信することができ、これにより受講者は指導者とのコミュニケーションを図ることが可能となっている(ステップS21)。すなわち、ボイスチャット、テキストによるチャット、ビデオチャット、電子メール等を利用することにより、指導者は随時に受講者に対して設定変更の指示を出すことができる。受講者は、こうした変更指示がある度に指導者により指定されたWebページ(「機器設定画面」)にアクセスし、生徒端末UTの機器設定の変更を行う。
次に、教師端末KTの機器設定に応じてリモート制御ファイルを生成する「設定・ファイル生成処理」について、図7を用いて説明する。図7は、「設定・ファイル生成処理」の一実施例を示すフローチャートである。当該処理は、教師端末KT側の設定部K1及びリモート制御ファイル生成部K2で実行される。ステップT21では、機器設定の設定が開始されたか否かを判定する。設定開始なされていないと判定した場合には(ステップT21のNO)、生徒端末UT側の機器設定を変更する必要がないので当該処理を終了する。設定開始がなされたと判定した場合には(ステップT21のYES)、生徒端末UTに送信するファイルとするために未設定通知ファイルと差し換える(ステップT22)。これにより、「機器設定画面」(図5参照)におけるリンク先をリモート制御ファイルから未設定通知ファイルに変更する。この未設定通知ファイルは、教師端末KT側で機器設定中である場合に生徒端末UTからアクセスされた場合に生徒端末UTに対してリモート制御ファイルの代わりに通知するファイルであり、このファイルに基づき生徒端末UT側に機器設定中である旨を「機器設定待機画面」(後述する図8参照)を表示することにより知らせる。
ここで、上記未設定通知ファイルが送信された場合に生徒端末UTがディスプレイに表示する「機器設定待機画面」の一例を示すと、例えば図8に示すような画面が表示される。図8は、「機器設定待機画面」の画面構成の一実施例を示す概念図である。この図8から理解できるように、「機器設定待機画面」では、図示のように教師端末KT側で機器設定中である旨を表示する。勿論、個々の示した以外の内容を表示してもよい。また、この画面には「戻る」表示Bがなされたハイパーリンクが張られており、この「戻る」表示Bがクリックされると、「機器設定画面」(図5参照)などに画面表示を移行する。
図7のフローチャートの説明に戻って、ステップT23では、指導者の機器設定操作に応じて各種パラメータを設定する。ステップT24では、設定完了したか否かを判定する。例えば、指導者により図示しない設定完了スイッチが操作されたか否かを判定する。設定完了したと判定した場合には(ステップT24のYES)、機器設定操作に応じて変更された機器設定に関するコマンドを含むリモート制御ファイルを生成して、該生成したリモート制御ファイルを生徒端末UTに送信するファイルとするために、未通知ファイルと差し換える(ステップT25)。こうして、「機器設定画面」(図5参照)におけるリンク先を未設定通知ファイルからリモート制御ファイルに戻す。以上のようにして、教師端末KT側で機器設定中である場合には未通知ファイルを送信して「機器設定待機画面」により機器設定中である旨を受講者に知らせ、機器設定終了後である場合にはリモート制御ファイルを送信して生徒端末UTの機器設定を自動的に実行する。
以上のように、教師用電子音楽装置KTと生徒用電子音楽装置UTとからなる音楽教習システムにおいて、教師用電子音楽装置KTでは、各種設定がなされると、該設定に対応したコマンドを含むリモート制御ファイルを生成する。生徒用電子音楽装置UTからの要求があると、該生成したリモート制御ファイルを生徒用電子音楽装置UTへと送信する。生徒用電子音楽装置UTでは、リモート制御ファイルを受信し、該ファイルに記述されているコマンドに応じて各種設定を再現する。これにより、指導者は教師用電子音楽装置KTにおいて各種設定をするだけでよく、生徒用電子音楽装置UTからは教師用電子音楽装置KTに対して要求を出すだけで設定が完了するので、簡単に設定をあわせることができる。また、前記教師用電子音楽装置KTはWebサーバ機能を有し、Webページデータとして、生徒用電子音楽装置UTに提示するページデータを含み、該ページデータには前記リモート制御ファイルへのリンクが張られている。Webサーバ機能は、生徒用電子音楽装置UTからの該リンクへのアクセスに応じて、前記生成されたリモート制御ファイルを送信する。これにより、独自の通信プロトコルを必要とせずに設定の仕組みを構築することができ、音楽教習システム及び教習用電子音楽装置の構成を簡単にすることができる。
なお、各コミュニケーション部(K4、U3)により、指導者から受講者に対して機器設定の変更を指示するようにしたが、これに限らず、生徒側から定期的に教師側のWebページの更新状況をチェックし、更新があれば(新たなリモート制御ファイルの生成)があれば、受講者側において自動的に設定指示が表示されるようにしてもよい。
なお、Webページデータは、教師用電子音楽装置KT内に予め用意されていてもよいし、教師が電子音楽装置又はパソコン等を利用して作成したものであってもよい。また、レッスンの進度ごとやレッスンのレベルごとに別々のWebページを用意してもよい。さらに、Webページデータは、教師用電子音楽装置KT内に予め固定的に記憶されたデータであってもよいし、教師用電子音楽装置KT内に予め記憶されたスクリプトに従って動的に生成されたデータであってもよい。
なお、教師用電子音楽装置KTから生徒用電子音楽装置UTに対してリモート制御ファイルのみを提供するものに限らず、レッスンに使う楽曲データ(MIDIデータやオーディオデータ、楽譜データ等)も提供するようにしてもよい。
なお、教師用電子音楽装置KTと生徒用電子音楽装置UTは、それぞれ専用の装置であってもよいし、共通の装置であってもよい。共通の装置である場合、生徒用として利用する場合はWebサーバ機能を隠したり使えないようにしてもよいし、あるいは単に使わないようにすればよい。
なお、生徒用電子音楽装置UTにおいて、リモート制御ファイルに記述されているコマンドの一部を解釈できないこともありうる(例えば、生徒用電子音楽装置UTが下位機種であり、教師用電子音楽装置KTのすべての機能を有していない場合など)。その場合、解釈できないコマンドは無視するか、あるいは類似コマンドに置換して解釈するようにしてもよい。
なお、上述した各処理は、各々の装置におけるCPU1が所定のプログラム(ソフトウエア)を実行することにより実施される。勿論、コンピュータソフトウエアの形態に限らず、DSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)によって処理されるマイクロプログラムの形態でも実施可能であり、また、この種のプログラムの形態に限らず、ディスクリート回路又は集積回路若しくは大規模集積回路あるいはゲートアレイ等を含んで構成された専用ハードウエア装置の形態で実施してもよい。
なお、音楽教習システムに対して、複数の生徒端末UTや教師端末KTなどが通信ネットワークXを介して接続されていてよいことは言うまでもない。そうした場合、音楽教習サービスの教習形式としては、指導者が各受講者のレベルにあわせて受講者一人一人を個別に教習する個人レッスン形式であってもよいし、指導者が同じレベルの多数の受講者を同時に教習するグループレッスン形式であってもよい。
本発明に係る音楽教習システムの全体構成の一実施例を示すシステムブロック図である。 リモート制御ファイルのデータ構成の一実施例を示す概念図である。 図1に示した教師端末又は生徒端末いずれか1つの全体構成の一実施例を示すハード構成ブロック図である。 機器設定処理の一実施例を示すフローチャートである。 機器設定画面の画面構成の一実施例を示す概念図である。 コミュニケーション処理の一実施例を示すフローチャートである。 設定・ファイル生成処理の一実施例を示すフローチャートである。 機器設定待機画面の画面構成の一実施例を示す概念図である。
符号の説明
1…CPU、1A…タイマ、2…ROM、3…RAM、4…MIDIインタフェース、4A…電子楽器、5…検出回路、5A…操作子、6…表示回路、6A…ディスプレイ、7…通信インタフェース、X…通信ネットワーク、8…音源回路、8A…サウンドシステム、9…外部記憶装置、1D…データ及びアドレスバス、KT…教師用電子音楽装置(教師端末)、UT…生徒用電子音楽装置(生徒端末)、K1…設定部、K2…リモート制御ファイル生成部、K3…Webサーバ機能部、K4…教師側コミュニケーション部、U1…Webブラウザ部、U2…機能実行部、U3…生徒側コミュニケーション部

Claims (4)

  1. 通信ネットワークを介して接続された教師端末と少なくとも1台の生徒端末とを具えた音楽教習システムにおいて、
    前記教師端末は、自機における各種機器設定を行うための機器設定手段と、前記機器設定に応じた所定の制御命令を規定したリモート制御ファイルを生成するデータ生成手段と、前記生徒端末からの要求に応じて前記生成したリモート制御ファイルを通信ネットワークを介して前記生徒端末に送信する送信手段とを含み、
    前記生徒端末は、前記教師端末への要求に応じて前記教師端末から送信されたリモート制御ファイルを通信ネットワークを介して受信し、該受信したリモート制御ファイルに規定された制御命令に応じて自動的に機器設定を行う制御手段を含む
    ことを特徴とする音楽教習システム。
  2. 通信ネットワークを介して生徒端末と接続可能な教習用電子音楽装置であって、
    自機における各種機器設定を行う機器設定手段と、
    前記機器設定に応じた所定の制御命令を規定したリモート制御ファイルを生成するデータ生成手段と、
    前記生徒端末からの要求に応じて前記生成したリモート制御ファイルを通信ネットワークを介して前記生徒端末に送信する送信手段と
    を具える教習用電子音楽装置。
  3. 前記教師端末において、前記生徒端末に所定の画面を表示するWebページデータを記憶する記憶手段を有してなり、
    前記送信手段は、要求のあった生徒端末に対して前記Webページデータを提示し、該Webページデータに張られているリモート制御ファイルへのリンクへのアクセス要求に応じて、前記生成したリモート制御ファイルを通信ネットワークを介して前記生徒端末に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の音楽教習システム又は教習用電子音楽装置。
  4. コンピュータに、
    自機における各種機器設定を行う手順と、
    前記機器設定に応じた所定の制御命令を規定したリモート制御ファイルを生成する手順と、
    生徒端末からの要求に応じて前記生成したリモート制御ファイルを通信ネットワークを介して前記生徒端末に送信する手順と
    を実行させるためのプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011034229A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Nec Networks & System Integration Corp ネットワーク機器設定システム、ネットワーク機器設定方法及びプログラム
CN104537919A (zh) * 2015-01-16 2015-04-22 曲阜师范大学 一种基于分布式无线传输的模块化乐音教学***
CN113096486A (zh) * 2021-04-13 2021-07-09 陕西理工大学 一种便于远程学习的钢琴教学装置

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