JP2006206233A - 移動式クレーンの伸縮ブームの横撓み抑制装置 - Google Patents

移動式クレーンの伸縮ブームの横撓み抑制装置 Download PDF

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Abstract

【課題】「伸縮ブーム3によるクレーン作業」と「継ぎ足しジブ4によるクレーン作業」を選択的に行う移動式クレーンは、伸縮ブーム3の横撓みを抑制するための伸縮ブーム撓み抑制装置が取付けられている。従来は、伸縮ブーム3先端部3aに左右側方に延出するよう設けられた左右一対のアーム手段6a,6aと、伸縮ブーム3基端側との間に、伸縮ブーム3の背面側で且つ伸縮ブーム3の起伏軌跡面の互いに反対側を経由するよう左右のガイロープ7a,7bを張設し、伸縮ブーム3の横撓みをこれら左右のガイロープ7a,7bにより抑制するようにしている。従来のものでは、上記した左右一対のアーム手段6a,6bの左右側方への延出量Lが変更できないものであった。
【解決手段】左右のアーム手段6a,6bは、これら左右のアーム手段6a,6bに連結された左右のガイロープ7a,7b先端部の伸縮ブーム3起伏軌跡面からの離隔距離Lを変更可能にした。
【選択図】 図5

Description

本発明は、移動式クレーンの伸縮ブームの横撓み抑制装置に関するものである。
本発明に係る横撓み抑制装置は、図5に示すような移動式クレーンの伸縮ブームに適用されるものである。
この移動式クレーンは、図5に示すように、車両1上に旋回駆動自在に取り付けた旋回台2、旋回台2に起伏駆動自在に取り付けた伸縮ブーム3、および、伸縮ブーム3の先端部3aに取り外し自在に取り付けられる継ぎ足しジブ4であって伸縮ブーム3に対する起伏角度を変更可能な継ぎ足しジブ4を具備し、伸縮ブーム3の先端部3aから前記継ぎ足しジブ4を取り外した状態では伸縮ブーム3の先端部に巻き上げ巻き下げ駆動自在に吊下した吊具(図示せず)に荷物を係止してクレーン作業(以下「伸縮ブーム3によるクレーン作業」という)を行い、伸縮ブーム3先端部3aに継ぎ足しジブ4を取り付けた状態(図5に一点鎖線で図示した状態)では継ぎ足しジブ4の先端部4aに巻き上げ巻き下げ駆動自在に吊下した吊具(図示せず)荷物を係止してクレーン作業(以下「継ぎ足しジブ4によるクレーン作業」という)を行うよう構成している。
図5において、5は、伸縮ブーム3と旋回台2との間に取り付けられたブーム起伏シリンダを示す。
「伸縮ブーム3によるクレーン作業」は、旋回台2の旋回駆動、伸縮ブーム3の伸縮駆動並びに起伏駆動、および、伸縮ブーム3の先端部3aに吊下した吊具の巻上巻下駆動を併用して、荷物を所要の空間位置に移動させる。
また、「継ぎ足しジブ4によるクレーン作業」は、旋回台2の旋回駆動、伸縮ブーム3の伸縮駆動並びに起伏駆動、継ぎ足しジブ4の起伏角度変更、および、継ぎ足しジブ4の先端部4aに吊下した吊具の巻き上げ巻き下げ駆動を併用して、荷物を所要の空間位置に移動させる。
この種の移動式クレーンにおいては、クレーン作業時に伸縮ブーム3に「縦撓み」および「横撓み」が生じる。「縦撓み」は、伸縮ブーム3の側面視において伸縮ブーム3の長手方向中間部が上に凸となるような撓みであり、「横撓み」は、伸縮ブーム3の背面視において伸縮ブーム3の長手方向中間部が左側または右側に凸となるような撓みである。
このような「縦撓み」および「横撓み」は、伸縮ブーム3の座屈強度を低下させ移動式クレーン作業時の吊上能力を低下させる。
このため、この種の移動式クレーンには、クレーン作業時に生じる伸縮ブーム3の上記「縦撓み」および「横撓み」を抑制するための撓み抑制装置が装備されている。
従来の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、図5および図6に示すように、
・伸縮ブーム3先端部3aから左側および右側にそれぞれ延出するよう伸縮ブーム3の先端部3aに取り付けられた左右のアーム手段6a,6b、
・前記左右のアーム手段6a,6bにそれぞれその先端部を連結した左右のガイロープ7a,7b、
・伸縮ブーム3の長手方向中間部または旋回台2(図5および図6では伸縮ブーム3の長手方向中間部)に配置され左右のガイロープ7a,7bの各基端部を連結するガイロープ基端部連結手段8であって、左右のアーム手段6a,6bとの間に張設される左右のガイロープ7a,7bが伸縮ブーム3の背面側で且つ伸縮ブーム3の起伏軌跡面(伸縮ブーム3がその起伏駆動時に描く軌跡面)の互いに反対側を経由するよう張設するガイロープ基端部連結手段8、
および、
・前記左右のガイロープ7a,7bの張設長さをそれぞれ調整する左右のガイロープ長さ調整手段9a,9b、
で構成している。
上記の如く構成した伸縮ブーム撓み抑制装置は、クレーン作業時に、左右のアーム手段6a,6bとガイロープ基端部連結手段8との間に張設された左右のガイロープ7a,7bを、左右のガイロープ長さ調整手段9a,9bにより緊張状態にして使用するものであり、クレーン作業時に伸縮ブーム3に生じようとする撓み(「縦撓み」および「横撓み」)を左右のガイロープa,9bにより抑制することができる。
すなわち、伸縮ブーム3に生じようとする撓みのうち「縦撓み」については、左右のアーム手段6a,6bとガイロープ基端部連結手段8との間に張設された左右のガイロープ7a,7bが伸縮ブーム3の背面側を経由しているので、伸縮ブーム3の先端部3aの下方向への移動が拘束され、その結果、「縦撓み」が抑制される。
また、伸縮ブーム3に生じようとする「横撓み」については、左右のアーム手段6a,6bとガイロープ基端部連結手段8との間に張設された左右のガイロープ7a,7bが伸縮ブーム3の起伏軌跡面の互いに反対側を経由しているので、伸縮ブーム3の先端部3aの左右方向への移動が拘束され、その結果、「横撓み」が抑制される。
なお、この「横撓み」の抑制効果について付言すると次の通りである。
伸縮ブーム3の「横撓み」により伸縮ブーム3先端部3aが左右方向に変移しようとすると、この変移方向と反対側に位置するガイロープ7a(または7b)の張力が増大する。ガイロープ7a(または7b)の先端部は、伸縮ブーム3の起伏軌跡面から距離Lを隔てた位置でアーム手段6a(または6b)に連結されているので、ガイロープ7a(または7b)の増大した張力は、伸縮ブーム先端部3aにモーメントを作用させる。伸縮ブーム先端部3aに作用するこのモーメントは、「伸縮ブーム3の横撓み時に生じる伸縮ブーム先端部3aの背面視における指向方向変動に抗するモーメント」であり、このモーメントを通じて、伸縮ブーム3の横撓みが抑制される。
この「伸縮ブーム3の横撓み時に生じる伸縮ブーム先端部3aの背面視における指向方向変動に抗するモーメント」は、左右のガイロープ7a,7b各先端部の伸縮ブーム3の起伏軌跡面からの離隔距離Lが大きくなればなる程大きくなるものである。
また、この「伸縮ブーム3の横撓み時に生じる伸縮ブーム先端部3aの背面視における指向方向変動に抗するモーメント」は、伸縮ブーム先端部3aに取り付けた左右のアーム手段6a,6bと、ガイロープ基端部連結手段8との間に張設される左右のガイロープ7a,7bが、伸縮ブーム3の背面視において伸縮ブーム3の起伏軌跡面の左右に位置するよう張設されていれば発生するものであり、ガイロープ基端部連結手段8が、左右のガイロープ7a,7bの各基端部を、伸縮ブーム3の起伏軌跡面から左右方向に離隔した位置で連結するよう構成するか、伸縮ブーム3の起伏軌跡面に近接した位置で連結するよう構成するかは問わないものである。
但し、ガイロープ基端部連結手段8が、左右のガイロープ7a,7bの各基端部を、伸縮ブーム3の起伏軌跡面から左右方向に離隔した位置で連結するよう構成したものの方が、横撓み抑制効果が大きい。
なお、図5及び図6に示した伸縮ブーム撓み抑制装置においては、ガイロープ基端部連結手段8を、伸縮ブーム3の背面側に延出するようその基端部を伸縮ブーム3の長手方向中間部に取り付けたガイマスト手段8で構成し、このガイマスト手段8の先端部に左右一対のガイロープ7a,7bの各基端部を連結したものを示している。ガイマスト手段(ガイロープ基端部連結手段)8は、上方が互いに左右に拡開した左右一対のガイマスト8a,8bで構成しており、左右一対のガイロープ7a,7bの各基端部が、対応するガイマスト8a,8bの先端部に連結された構成となっている。
8a−1,8b−1は、左右のガイマスト8a,8bの前傾防止用の控えロープである。
このため、左右のガイロープ7a,7bの基端部(ガイロープ基端部連結手段8を構成する左右のガイマスト手段8における左右のガイマスト8a,8bの先端部)が、伸縮ブーム3の背面側に離隔した位置となり、左右のアーム手段6a,6bとガイロープ基端連結手段8との間に張設される左右のガイロープ7a,7bが伸縮ブーム3の背面側で且つ伸縮ブーム3の起伏軌跡面の互いに反対側を経由するようになっている。
しかしながら、ガイロープ基端部連結手段8は、左右のアーム手段6a,6bとの間に張設される左右のガイロープ7a,7bが伸縮ブーム3の背面側で且つ伸縮ブーム3の起伏軌跡面の互いに反対側を経由するよう張設するものであれば良いものであって、これを旋回台2に配置したものも知られている。
また、図5および図6に示した伸縮ブーム撓み抑制装置では、左右のガイロープ長さ調整手段9a,9bを、ガイロープ基端部連結手段8に配置した左右のウインチで構成したものとしているが、この左右のガイロープ長さ調整手段9a,9bは、対応する左右のガイロープ8a,8bの長さを調整しこれを緊張させるものであれば良いものであって、これを左右のアーム手段6a,6bに配置したものも知られている。
米国特許公開公報 US2002/0070187A1
ところで、従来の伸縮ブーム撓み抑制装置では、上記した左右一対のアーム手段6a,6bは、左右のガイロープ7a,7b各先端部の伸縮ブーム3の起伏軌跡面からの離隔距離Lを変更できないものとなっており、「伸縮ブーム3先端部でのクレーン作業」であっても「継ぎ足しジブ4先端部でのクレーン作業」であっても、「伸縮ブーム3の横撓み時に生じる伸縮ブーム先端部3aの背面視における指向方向変動に抗するモーメント」が同じものとなっている。
しかしながら、伸縮ブーム3「横撓み」時に生じる伸縮ブーム先端部3aの背面視における指向方向変動に関していえば、「継ぎ足しジブ4先端部でのクレーン作業」ではそれを促進させるモーメントが、継ぎ足しジブ4から伸縮ブーム先端部3a作用するものの、「伸縮ブーム3先端部でのクレーン作業」ではそれを促進させるモーメントが伸縮ブーム先端部3aに作用することはない。
したがって、左右のガイロープ7a,7b各先端部の伸縮ブーム起伏軌跡面からの離隔距離Lを変更できない従来の伸縮ブーム撓み抑制装置においては、「伸縮ブーム先端部3aでのクレーン作業」に適する「伸縮ブーム3の横撓み時に生じる伸縮ブーム先端部3aの背面視における指向方向変動に抗するモーメント」が伸縮ブーム先端部3aに作用するよう、左右のガイロープ7a,7b各先端部の伸縮ブーム3起伏軌跡面からの離隔距離Lを設定(そのように左右のアーム手段6a,6bを構成)すると、「継ぎ足しジブ4先端部でのクレーン作業」では「伸縮ブーム3の横撓み時に生じる伸縮ブーム先端部3aの背面視における指向方向変動に抗するモーメント」が不足し、伸縮ブーム3の「横撓み」を効果的に抑制できないという問題があった。
本発明は、「伸縮ブーム3の横撓み時に生じる伸縮ブーム先端部3aの背面視における指向方向変動に抗するモーメント」を、「伸縮ブーム3先端部でのクレーン作業」および「継ぎ足しジブ4先端部でのクレーン作業」に応じて効果的な値に変更することのできる伸縮ブーム撓み抑制装置を提供することを主目的とするものである。
本発明の請求項1記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、上記の主目的を達成するため、上記した従来の伸縮ブーム撓み抑制装置における左右一対のアーム手段6a,6bを、これら左右のアーム手段6a,6bに連結された左右のガイロープ7a,7b先端部の伸縮ブーム3の起伏軌跡面からの離隔距離Lを変更可能なよう構成したものである。
このように構成した請求項1記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、左右のガイロープ7a,7b各先端部の伸縮ブーム3の起伏軌跡面からの離隔距離Lを変更することで、「伸縮ブーム3の横撓み時に生じる伸縮ブーム3の先端部3aの背面視における指向方向変動に抗するモーメント」を、「伸縮ブーム3先端部でのクレーン作業」および「継ぎ足しジブ4先端部でのクレーン作業」に応じて効果的な値に変更できる。したがって、移動式クレーンのクレーン性能をより効果的に活用できるという効果がある。
本発明の請求項2記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、上記した請求項1記載の伸縮ブーム撓み抑制装置に従属するものであって、左右のガイロープ7a,7bの各先端部がそれぞれ左右のアー手段6a,6bの延出端部6a−1,6b−1に連結されており、左右のアーム手段6a,6bは、その延出端部6a−1,6b−1の伸縮ブーム3の先端部3aからの側方への延出量Lを変更可能に構成してあることを特徴とするものである。
このように構成した請求項2記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、請求項1記載の移動式クレーの伸縮ブーム撓み抑制装置が持つ上記効果に加え、アーム手段6a,6bの伸縮ブーム3の先端部3aからの側方への延出量を必要最小限度に抑えることができるという効果がある。
本発明の請求項3記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、上記した請求項2記載の伸縮ブーム撓み抑制装置に従属するものであって、左右のアーム手段6a,6bのそれぞれは、その基端部を枢軸10,10を介して伸縮ブーム3の先端部3aに回動可能に取り付けられその延出端部6a−1,6b−1に対応するガイロープ7a,7bの先端部を連結した回動アーム11,11と、この回動アーム11,11を所要の回動位置に固定するためのアーム回動固定手段12,12とから構成してあることを特徴とするものである。
このように構成した請求項3記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、請求項2記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置が持つ上記効果に加え、アーム手段6a,6bを所要の回動位置して固定することで、アーム手段6a,6bの伸縮ブーム3先端部3aからの側方への延出量を変更できるので、左右のガイロープ7a,7b各先端部の伸縮ブーム3の起伏軌跡面からの離隔距離Lを容易に変更することができるという効果がある。
本発明の請求項4記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、上記した請求項3記載の伸縮ブーム撓み抑制装置に従属するものであって、伸縮ブーム3の先端部3aと回動アーム11,11の適所間に、回動アーム11,11を枢軸10,10まわりで回動するためのアーム回動用油圧シリンダ12,12が介装されており、このアーム回動用油圧シリンダ12,12を油圧的にロックするとにより当該アーム回動用油圧シリンダ12,12が前記アーム回動固定手段12,12を形成するよう構成してあることを特徴とするものである。
このように構成した請求項4記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、請求項3記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置が持つ上記効果に加え、アーム回動用油圧シリンダ12,12を伸縮駆動ならびに油圧的にロックすることで、左右のガイロープ7a,7bの各先端部の伸縮ブーム3先端部3aからの離隔距離Lを更に容易に変更することができるという効果がある。
本発明の請求項5記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、上記した請求項2記載の伸縮ブーム撓み抑制装置に従属するものであって、前記左右のアーム手段6a,6bのそれぞれは、その基端部を伸縮ブーム3先端部3aに揺動不能に取り付けられた伸縮可能な伸縮アーム13,13と、伸縮アーム13,13を所要の伸張位置で固定するアーム伸縮固定手段14,14とから構成しており、アーム伸縮固定手段14,14で伸縮アーム13,13を所要の伸長位置に固定することで、その延出端部6a−1,6b−1の伸縮ブーム3起伏軌跡面からの離隔距離Lを変更できるよう構成してあることを特徴とするものである。
このように構成した請求項5記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、請求項2記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置が持つ上記効果に加え、アーム手段6a,6bを所要の伸長位置に固定することで、アーム手段6a,6bの伸縮ブーム3先端部3aからの側方への延出量を変更できるので、左右のガイロープ7a,7b各先端部の伸縮ブーム3の起伏軌跡面からの離隔距離Lを容易に変更することができるという効果がある。

本発明の請求項6記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、上記した請求項5記載の伸縮ブーム撓み抑制装置に従属するものであって、伸縮アーム13,13には、当該伸縮アーム13,13を伸縮駆動するアーム伸縮用油圧シリンダ14,14が配置されており、このアーム伸縮用油圧シリンダ14,14を油圧的にロックすることにより当該アーム伸縮用油圧シリンダ14,14が前記アーム伸縮固定手段14,14を形成するよう構成してあることを特徴とするものである。
このように構成した請求項6記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、請求項5記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置が持つ上記効果に加え、アーム伸縮用油圧シリンダ14,14を伸縮駆動ならびに油圧的にロックすることで、左右のガイロープ7a,7bの各先端部の伸縮ブーム3先端部3aからの離隔距離Lを更に容易に変更することができるという効果がある。
本発明の請求項7記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、上記した請求項1乃至6記載の伸縮ブーム撓み抑制装置に従属するものであって、左右一対のアーム手段6a,6bは、伸縮ブーム3の先端部3aに着脱自在に取り付けられた取り付け枠Aを介して伸縮ブーム3の先端部3aに取り付けられていることを特徴とするものである。
このように構成した請求項7記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、それが従属する請求項1乃至請求項6記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置が持つ上記効果に加え、左右一対のアーム手段6a,6bの伸縮ブーム3先端部3aへの取付け取り外しを、伸縮ブーム3先端部3aへの取り付け枠Aの着脱を介して行うことができるので、その(左右一対のアーム手段6a,6b)の取付け取り外しが容易に行えるという効果がある。
本発明の請求項8記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、上記した請求項1乃至請求項7記載の伸縮ブーム撓み抑制装置に従属するものであって、ガイロープ基端部連結手段8が、伸縮ブーム3の背面側に延出するようその下端部を伸縮ブーム3の長手方向中間部または旋回台2に取り付けられたガイマスト手段8で構成されており、このガイマスト手段8の先端部に左右一対のガイロープ7a,7bの各基端部が連結されていることを特徴とするものである。
このように構成した請求項8記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、それが従属する請求項1乃至請求項7記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置が持つ上記効果に加え、左右一対のガイロープ7a,7bの各基端部の伸縮ブーム3背面側への離隔量をガイマスト手段8により大きくすることが可能となり、その分「縦撓み」の抑制効果を確保し易いという効果がある。
本発明の請求項9記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、上記した請求項8記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置に従属するものであって、ガイマスト手段8が、上方が互いに拡開する左右一対のガイマスト8a,8bで構成されており、左右一対のガイロープ7a,7bの各基端部が、対応するガイマスト8a,8bの先端部(延出端部)に連結されていることを特徴とするものである。
このように構成した請求項9記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、それが従属する請求項8記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置が持つ上記効果に加え、左右のガイロープ7a,7b基端部の伸縮ブーム3起伏軌跡面からの左右方向への離隔距離を大きくすることが可能となり、その分「横撓み」の抑制効果を確保し易いという効果がある。
本発明の請求項10記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、上記した請求項1乃至7記載の伸縮ブーム撓み抑制装置に従属するものであって、ガイロープ基端部連結手段8が、伸縮ブーム3の背面側に離隔した位置で左右のガイロープ7a,7bの基端部を連結するよう旋回台2上に配置されていることを特徴とするものである。
このように構成した請求項10記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、それが従属する請求項1乃至7記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置が持つ上記効果に加え、ガイロープ基端部連結手段8を直接旋回台2に配置することができるので、ガイロープ基端部連結手段8を簡単な構成で実現できるという効果がある。
本発明の請求項11記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、上記した請求項10記載の伸縮ブーム撓み抑制装置に従属するものであって、旋回台2上に配置したガイロープ基端部連結手段8が、伸縮ブーム3の起伏軌跡面から左右に離隔して配置した左右一対の連結具で構成されており、左右一対のガイロープ7a,7bの基端部が、対応する連結具に連結されていることを特徴とするものである。
このように構成した請求項11記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、それが従属する請求項10記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置が持つ上記効果に加え、左右のガイロープ7a,7b基端部が伸縮ブーム3起伏軌跡面からの左右方向への離隔した位置となるので、その分「横撓み」の抑制効果を確保し易いという効果がある。
本発明の請求項12記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、上記した請求項1乃至11記載の伸縮ブーム撓み抑制装置に従属するものであって、左右のガイロープ長さ調整手段が、ガイロープ基端部連結手段8に配置した左右一対のウインチで構成してあることを特徴とする移動式クレーンの伸縮ブームの撓み抑制装置。
このように構成した請求項12記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置は、それが従属する請求項1乃至請求項11記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置が持つ上記効果に加え、左右のガイロープ7a,7bの長さ調整をガイロープ基端部連結手段8に配置した左右一対のウインチで容易に行うことができるという効果がある。
本発明に係る移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置の持つ効果は、上記の「課題を解決するための手段」欄において各請求項(請求項1乃至請求項12)毎に既に説明しているので、それを援用することとしここでの説明は省略する。
(実施例)
以下、本は発明の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
本発明に係る伸縮ブーム撓み抑制装置の構成上の最大の特徴は、左右一対のアーム手段6a,6bを、これら左右のアーム手段6a,6bに連結された左右のガイロープ7a,7b先端部の伸縮ブーム3起伏軌跡面からの離隔距離Lを変更可能なように構成した点にある。
したがって、まず左右のガイロープ7a,7b先端部の伸縮ブーム3起伏軌跡面からの離隔距離Lを変更可能にした左右のアーム手段6a,6bの好ましい実施例について、図1乃至図4に基づいて説明する。
なお、アーム手段6a,6b以外の構成については、従来の伸縮ブーム撓み抑制装置と同様の構成を持つものであるから、以下の説明では、上述した「背景技術」の欄で説明したものをそのまま援用する。
図1は、本発明に係る伸縮ブーム撓み抑制装置のアーム手段6a,6bの一実施例を示す図面であって、左右のアーム手段を伸縮ブームの背面視で表示したものである。
図1において、伸縮ブーム3の先端部3aから左側および右側にそれぞれ延出するよう伸縮ブーム3の先端部3aに取り付けられた左右のアーム手段6a,6bは、対応するガイロープ7a,7bの先端部を、伸縮ブーム3起伏軌跡面からの距離Lが異なる位置で選択的に連結する連結部P1〜P3を備えている。
このため、左右のアーム手段6a,6bの連結部P1〜P3に対応するガイロープ6a,6bの先端部を選択的に連結することで、ガイロープ7a,7bの先端部の伸縮ブーム3g2起伏軌跡面からの離隔距離Lを、L1〜L3の間で段階的に変更できるのである。
この実施例には、本発明の請求項1に係る伸縮ブーム撓み抑制装置が具現されている。

なお、図1において左右一対のアーム手段6a,6bは、伸縮ブーム3の先端部3aに着脱自在に取り付けられた取付け枠Aを介して伸縮ブーム3の先端部3aに取り付けられている。ここには、本発明の請求項7に係る伸縮ブーム撓み抑制装置であって請求項1従属部分が具現されている。
しかしながら、左右一対のアーム手段6a,6bは、伸縮ブーム3先端部3aに直接取付けても良いこと勿論である。
図2および図3は、本発明に係る伸縮ブーム撓み抑制装置のアーム手段の他の実施例を示している。図2は、伸縮ブーム3の先端部3aから左側および右側にそれぞれ延出するよう伸縮ブーム3の先端部3aに取り付けられた左右のアーム手段6a,6bを、伸縮ブーム3の背面視で表示したものであり、図3は、図2のX−X矢視図である。
図2および図3において、左右のガイロープ7a,7bの各先端部が、伸縮ブーム3の先端部3aから左側および右側にそれぞれ延出するよう伸縮ブーム3の先端部3aに取り付けられた左右のアーム手段6a,6bの延出端部6a−1,6b−1に連結されており、左右のアーム手段6a,6bは、その延出端部6a−1,6b−1の伸縮ブーム3先端部3aからの側方への延出量Lを変更可能に構成している。
左右のアーム手段6a,6bのそれぞれは、その基端部を枢軸10,10を介して伸縮ブーム3の先端部3aに回動可能に取り付けられその延出端部6a−1,6a−2に対応するガイロープ7a,7bの先端部を連結した回動アーム11,11と、この回動アーム11,11を所要の回動位置に固定するためのアーム回動固定手段12,12とから構成している。
前記枢軸10,10は、対応する回動アーム11,11の回動軌跡面が伸縮ブーム3起伏軌跡面に交差するよう配置されている。これにより回動アーム11,11は、枢軸10,10周りでの回動により、当該回動アーム11,11の延出端部6a−1,6b−1の伸縮ブーム3起伏軌跡面からの離隔距離Lが変化するようになっている。
このため、左右のアーム手段6a,6bにおける回動アーム11,11を所要の位置に回動させてアーム回動固定手段12,12により固定することで、ガイロープ7a,7bの先端部の伸縮ブーム3起伏軌跡面からの離隔距離Lを任意に変更できるのである。この実施例には、本発明の請求項2および請求項3に係る伸縮ブーム撓み抑制装置が具現されている。
なお、図2および図3に図示したものでは、アーム回動固定手段12,12をアーム回動用油圧シリンダで構成したものを示している。このアーム回動用油圧シリンダ(アーム回動固定手段)12,12は、伸縮ブーム3の先端部3a側と回動アーム11,11の適所間に介装されており、それを伸縮作動させるとにより回動アーム11,11を枢軸10,10まわりで回動し、それを油圧的にロックすることにより当該アーム回動用油圧シリンダ(アーム回動固定手段)12,12が回動アーム11,11の回動をロックすることができるようになっている。ここには、本発明の請求項4に係る伸縮ブーム撓み抑制装置が具現されている。
なお、図2および図3に図示したものでは、左右一対のアーム手段6a,6bは、伸縮ブーム3の先端部3aに着脱自在に取り付けられた取付け枠Aを介して伸縮ブーム3の先端部3aに取り付けられている。ここには、本発明の請求項7に係る伸縮ブーム撓み抑制装置であって請求項2乃至請求項4にそれぞれ従属する部分が具現されている。
しかしながら、左右一対のアーム手段6a,6bは、伸縮ブーム3先端部3aに直接取付けても良いこと勿論である。
図4は、本発明に係る伸縮ブーム撓み抑制装置のアーム手段の更に他の実施例を示している。図4は、伸縮ブーム3の先端部3aから左側および右側にそれぞれ延出するよう伸縮ブーム3の先端部3aに取り付けられた左右のアーム手段6a,6bを、伸縮ブーム3の背面視で表示したものである。
図4において、左右のガイロープ7a,7bの各先端部が、伸縮ブーム3の先端部3aから左側および右側にそれぞれ延出するよう伸縮ブーム3の先端部3aに取り付けられた左右のアーム手段6a,6bの延出端部6a−1,6b−1に連結されており、左右のアーム手段6a,6bは、その延出端部6a−1,6b−1の伸縮ブーム3先端部3aからの側方への延出量Lを変更可能に構成している。
左右のアーム手段6a,6bのそれぞれは、その基端部を伸縮ブーム3先端部3aに揺動不能に取り付けられた伸縮可能な伸縮アーム13,13と、伸縮アーム13,13を所要の伸張位置で固定するアーム伸縮固定手段14,14とから構成しており、アーム伸縮固定手段14,14で伸縮アーム13,13を所要の伸長位置に固定することで、その延出端部6a−1,6b−1の伸縮ブーム3先端部3aからの側方への延出量Lを変更可能に構成している。
このため、左右のアーム手段6a,6bにおける伸縮アーム13,13を所要の位置に伸長させてアーム伸縮固定手段14,14により固定することで、ガイロープ7a,7bの先端部の伸縮ブーム3起伏軌跡面からの離隔距離Lを任意に変更できるのである。この実施例には、本発明の請求項2および請求項5に係る伸縮ブーム撓み抑制装置が具現されている。
なお、図4に図示したものでは、アーム伸縮固定手段14,14をアーム伸縮用油圧シリンダで構成したものを示している。このアーム伸縮用油圧シリンダ(アーム伸縮固定手段)14,14は、伸縮アーム13,13に配置されており、それを伸縮作動させることにより伸縮アーム13,13を伸縮させ、それを油圧的にロックすることにより当該アーム伸縮用油圧シリンダ(アーム伸縮固定手段)14,14が伸縮アーム13,13の伸縮をロックすることができるようになっている。ここには、本発明の請求項6に係る伸縮ブーム撓み抑制装置が具現されている。
なお、図4に図示したものでは、左右一対のアーム手段6a,6bは、伸縮ブーム3の先端部3aに着脱自在に取り付けられた取付け枠Aを介して伸縮ブーム3の先端部3aに取り付けられている。ここには、本発明の請求項7に係る伸縮ブーム撓み抑制装置であって、請求項2、請求項5および請求項6にそれぞれ従属する部分が具現されている。
しかしながら、左右一対のアーム手段6a,6bは、伸縮ブーム3先端部3aに直接取付けても良いこと勿論である。
以上、図1乃至図4に基づき本発明の請求項1乃至請求項7に係る伸縮ブーム撓み抑制装置の実施例について説明したが、ここで、請求項7の如く、左右一対のアーム手段6a,6bを伸縮ブーム3先端部3aに着脱自在に取り付けられた取り付け枠Aを介して伸縮ブーム3先端部3aに取り付けるようした場合の、伸縮ブーム3先端部3aへの継ぎ足しジブ4の取り外し自在な取り付け方について説明しておく。
継ぎ足しジブ4は、図5に示すように、伸縮ブーム3の先端部3aに着脱自在に取り付けられるジブ取り付け枠4aと、ジブ取り付け枠4aにその基端部を起伏自在に取り付けたジブ本体4bで構成しているが、左右のアーム手段6b,6bを取り付け枠Aを介して伸縮ブーム3先端部3aに取り付けるようにした場合には、この取り付け枠Aに継ぎ足しジブ4におけるジブ取り付け枠4aを取り外し自在に取り付ける(ジブ4を取り付け枠Aを介して伸縮ブーム3先端部3aに着脱自在に取り付ける)ようにするか、あるいは、ジブ4におけるジブ取り付け枠4aを直接伸縮ブーム3先端部3aに着脱自在に取り付けるようにし、このジブ取り付け枠4aに左右のアーム手段6a,6aを取り付ける(ジブ4におけるジブ取り付け枠4aを、取り付け枠Aとして共用する)ようにしても良い。
本発明に係る伸縮ブーム撓み抑制装置の構成上の最大の特徴は、左右のアーム手段6a,6b部分にある。これについては、図1乃至図4に基づいて既に説明したとおりである。次に、本発明に係る伸縮ブーム撓み抑制装置のガイロープ基端部連結手段8の構成について説明する。
ガイロープ基端部連結手段8は、左右のガイロープ7a,7bの各基端部を連結するために伸縮ブーム3の長手方向中間部または旋回台2に配置され、左右のアーム手段6a,6bとの間に張設される左右のガイロープ7a,7bが、伸縮ブーム3の背面側で且つ伸縮ブーム3の起伏軌跡面(伸縮ブーム3がその起伏駆動時に描く軌跡面)の互いに反対側を経由するよう張設するものである。
このようなガイロープ基端部連結手段8は、伸縮ブーム3の背面側に延出するようその下端部を伸縮ブーム3の長手方向中間部または旋回台2に取り付けられたガイマスト手段8で構成し、このガイマスト手段8の先端部(延出端部)に左右一対のガイロープ7a,7bの各基端部を連結するようにしても良い。この場合、ガイロープ基端部連結手段を構成するガイマスト手段8を、伸縮ブーム3の起伏軌跡面に沿って伸縮ブーム3背面側に延出するようなもので構成しても良い。
ここには、本発明の請求項8に係る伸縮ブーム撓み抑制装置であって、請求項1乃至請求項7にそれぞれ従属する部分が具現されている。
また、ガイロープ基端部連結手段8を、上記したようなガイマスト手段8で構成するに際して、当該ガイマスト手段8を、図5および図6に示し上記「背景技術」の欄で説明したように、上方が互いに拡開する左右一対のガイマスト8a,8bで構成すると共に、左右一対のガイロープ7a,7bの各基端部を、対応するガイマストの先端部に連結するようにしても良い。
なお、図5および図6では、左右一対のガイマスト8a,8bで構成したガイマスト手段8を、伸縮ブーム3の長手方向中間部に配置しているが、これを旋回台2に配置しても良いこと勿論である。
ここでは、本発明の請求項8に従属する請求項9に係る伸縮ブーム撓み抑制装置が具現されている。
また、ガイロープ基端部連結手段8を、上記したようなガイマスト手段8を用いることなく、伸縮ブーム3の背面側に離隔した位置で左右のガイロープ7a,7bの基端部を連結するよう旋回台2上に配置したもので構成しても良い。
この場合、ガイロープ基端部連結手段8を、伸縮ブーム3の起伏軌跡面上に配置するようにしても良い。
ここでは、本発明の請求項10に係る伸縮ブーム撓み抑制装置であって、請求項1乃至
請求項7にそれぞれ従属する部分が具現されている。
また、ガイロープ基端部連結手段8を、ガイマスト手段8を用いることなく伸縮ブーム3の背面側に離隔した位置で左右のガイロープ7a,7bの基端部を連結するよう旋回台2上に配置したもので構成するに際して、このガイロープ基端部連結手段8を、伸縮ブーム3の起伏軌跡面から左右に離隔して配置した左右一対の連結具(図示せず)で構成すると共に、左右一対のガイロープ7a,7bの基端部を対応する連結具に連結するようにしても良い。
ここでは、本発明の請求項10に従属する請求項11に係る伸縮ブーム撓み抑制装置が具現されている。
次に、左右のガイロープ長さ調整手段9a,9bについて説明する。これら左右のガイロープ長さ調整手段9a,9bは、これを、ガイロープ基端部連結手段8に配置した左右一対のウインチで構成しても良く、左右のアーム手段6a,6bに配置した左右一対のウインチで構成しても良い。
前者の如き構成には、本発明の請求項12に係る伸縮ブーム撓み抑制装置であって、請求項1乃至請求項11に従属する部分が具現されている。
本発明に係る伸縮ブーム撓み抑制装置のアーム手段の一実施例を示す図面であって、左右のアーム手段を伸縮ブームの背面視で表示したものである。 本発明に係る伸縮ブーム撓み抑制装置のアーム手段の他の実施例を示す図面であって、左右のアーム手段を伸縮ブームの背面視で表示したものである。 図2のX−X矢視図である。 本発明に係る伸縮ブーム撓み抑制装置のアーム手段の更に他の実施例を示す図面であって、左右のアーム手段を伸縮ブームの背面視で表示したものである。 従来の伸縮ブーム撓み抑制装置を装備した移動式クレーンを、伸縮ブームの側面視側から表示した説明図である。 図5に示した従来の伸縮ブーム撓み抑制装置を、伸縮ブームの背面視側から表示した説明図である。
符号の説明
1 車両
2 旋回台
3 伸縮ブーム
3a (伸縮ブーム3の)先端部
4 継ぎ足しジブ
4a ジブ取り付け枠
4b ジブ本体
4a (継ぎ足しジブ4の)先端部
5 ブーム起伏シリンダ
6a,6b アーム手段
6a−1,6b−1 アーム手段6a,6bの)延出端部
7a,7b ガイロープ
8 ガイロープ基端部連結手段、ガイマスト手段
8a,8b ガイマスト、
8a−1,8b−1 控えロープ
9a,9b ガイロープ長さ調整手段
10,10 枢軸
11,11 回動アーム
12,12 アーム回動固定手段、アーム回動用油圧シリンダ
13,13 伸縮アーム
14,14 アーム伸縮固定手段、アーム伸縮用油圧シリンダ
A 取り付け枠
L (ガイロープ7a,7b先端部の伸縮ブーム3起伏軌跡面からの)離隔距離
P1〜P3 連結部

Claims (12)

  1. 車両1上に旋回駆動自在に取り付けた旋回台2、旋回台2に起伏駆動自在に取り付けた伸縮ブーム3、および、伸縮ブーム3の先端部3aに取り外し自在に取り付けられる継ぎ足しジブ4であって伸縮ブーム3に対する起伏角度を変更可能な継ぎ足しジブ4を具備し、伸縮ブーム3先端部3aから前記継ぎ足しジブ4を取り外した状態では伸縮ブーム3の先端部に巻き上げ巻き下げ駆動自在に吊下した吊具により、伸縮ブーム3先端部3aに前記継ぎ足しジブ4を取り付けた状態では継ぎ足しジブ4の先端部に巻き上げ巻き下げ駆動自在に吊下した吊具により、クレーン作業をするよう構成してなる移動式クレーンに用いられる伸縮ブーム撓み抑制装置であって、
    ・伸縮ブーム3の先端部3aから左側および右側にそれぞれ延出するよう伸縮ブーム3の先端部3aに取り付けられた左右のアーム手段6a,6b、
    ・前記左右のアーム手段6a,6bにそれぞれその先端部を連結した左右のガイロープ7a,7b、
    ・伸縮ブーム3の長手方向中間部または旋回台2に配置され左右のガイロープ7a,7bの各基端部を連結するガイロープ基端部連結手段8であって、左右のアーム手段6a,6bとの間に張設される左右のガイロープ7a,7bが伸縮ブーム3の背面側で且つ伸縮ブーム3の起伏軌跡面の互いに反対側を経由するよう張設するガイロープ基端部連結手段8、
    および、
    ・前記左右のガイロープ7a,7bの張設長さをそれぞれ調整する左右のガイロープ長さ調整手段9a,9b
    とを具備し、クレーン作業時に前記左右一対のガイロープ7a,7bを緊張させることで、クレーン作業時に伸縮ブームに生じようとする撓みを抑制するよう構成したものにおいて、 左右のアーム手段6a,6bは、これら左右のアーム手段6a,6bに連結された左右のガイロープ7a,7b先端部の伸縮ブーム3起伏軌跡面からの離隔距離Lを変更可能なよう構成してあることを特徴とする移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置。
  2. 請求項1記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置において、左右のガイロープ7a,7bの各先端部がそれぞれ左右のアー手段6a,6bの延出端部6a−1,6b−1に連結されており、左右のアーム手段6a,6bは、その延出端部6a−1,6b−1の伸縮ブーム3先端部3aからの側方への延出量を変更可能に構成してあることを特徴とする移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置。
  3. 請求項2記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置において、前記左右のアーム手段6a,6bのそれぞれは、その基端部を枢軸10,10を介して伸縮ブーム3先端部3aに回動可能に取り付けられその延出端部6a−1,6b−1に対応するガイロープ7a,7bの先端部を連結した回動アーム11,11と、この回動アーム11,11を所要の回動位置に固定するためのアーム回動固定手段12とから構成してあることを特徴とする移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置。
  4. 請求項3記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置において、伸縮ブーム3先端部3a側と回動アーム11,11の適所間に、回動アーム11,11を枢軸10,10まわりで回動するためのアーム回動用油圧シリンダ12,12が介装されており、このアーム回動用油圧シリンダ12,12を油圧的にロックするとにより当該アーム回動用油圧シリンダ12,12が前記アーム回動固定手段12を形成するよう構成してあることを特徴とする移動式クレーンの伸縮ブーム撓み防止装置。
  5. 請求項2記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置において、前記左右のアーム手段6a,6bのそれぞれは、その基端部を伸縮ブーム3先端部3aに揺動不能に取り付けられた伸縮可能な伸縮アーム13,13と、伸縮アーム13,13を所要の伸張位置で固定するアーム伸縮固定手段14,14とから構成しており、アーム伸縮固定手段14,14で伸縮アーム13,13を所要の伸長位置に固定することで、その延出端部6a−1,6b−1の伸縮ブーム3起伏軌跡面からの離隔距離Lを変更できるよう構成してあることを特徴とする移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置。
  6. 請求項5記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置において、伸縮アーム13,13には、当該伸縮アーム13,13を伸縮駆動するアーム伸縮用油圧シリンダ14,14が配置されており、このアーム伸縮用油圧シリンダ14,14を油圧的にロックすることにより当該アーム伸縮用油圧シリンダ14,14が前記アーム伸縮固定手段14,14を形成するよう構成してあることを特徴とする移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置。
  7. 請求項1乃至6記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置において、左右一対のアーム手段6a,6bは、伸縮ブーム3先端部3aに着脱自在に取り付けられた取り付け枠Aを介して伸縮ブーム3の先端部3aに取り付けられていることを特徴とする移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置。
  8. 請求項1乃至請求項7記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置において、ガイロープ基端部連結手段8が、伸縮ブーム3の背面側に延出するようその下端部を伸縮ブーム3の長手方向中間部または旋回台2に取り付けられたガイマスト手段8で構成されており、このガイマスト手段8の先端部(延出端部)に左右一対のガイロープ7a,7bの各基端部が連結されていることを特徴とする移動式クレーンの伸縮ブームの撓み防止装置。
  9. 請求項8記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置において、ガイマスト手段8が、上方が互いに拡開する左右一対のガイマスト8a,8bで構成されており、左右一対のガイロープ7a,7bの各基端部が、対応するガイマスト8a,8bの先端部(延出端部)に連結されていることを特徴とする移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置。
  10. 請求項1乃至請求項7記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置において、ガイロープ基端部連結手段8が、伸縮ブーム3の背面側に離隔した位置で左右のガイロープ7a,7bの基端部を連結するよう旋回台2上に配置されていることを特徴とする移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置。
  11. 請求項10記載の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置において、旋回台2上に配置したガイロープ基端部連結手段8が、伸縮ブーム3の起伏軌跡面から左右に離隔して配置した左右一対の連結具で構成されており、左右一対のガイロープ7a,7bの基端部が、対応する連結具に連結されていることを特徴とする移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置。
  12. 請求項1乃至請求項11の移動式クレーンの伸縮ブーム撓み抑制装置において、左右のガイロープ長さ調整手段9a,9bが、ガイロープ基端部連結手段8に配置した左右一対のウインチ構成してあることを特徴とする移動式クレーンの伸縮ブームの撓み抑制装置。
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