JP2006205846A - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ウエザストリップ10は、車体開口部開閉部材又は車体開口部周縁6のいずれか一方の部材に設けられているフランジ7に取付けられる取付基部20と、取付基部に一体的に取付けられ、車体開口部開閉部材と車体開口部周縁との間をシールするシール部30を有し、断面略U字形又は断面略J字形の取付基部20内部の奥に別成形された比重が0.2以下の高発泡スポンジ材料からなるシーラント部材70を挿入し、底壁23に接着したことを特徴とする自動車用ウエザストリップである。
【選択図】 図 1
Description
従来、自動車ドア2と車体開口部周縁6との間のシールは、図5に示すように、ドア2におけるドアフレーム等の外周のリテーナー4に取付けられるドアウエザストリップ160と、ドアフレーム等の内周のチャンネル3に取付けられるガラスラン150と、車体開口部周縁6のフランジ7に取付けられるオープニングトリムウエザストリップ110とによりなされる。
なお、上記フランジ7は車体開口部周縁を規定しているアウターパネル6の車内側のインナーパネル8等の先端部が溶接等により接合されて形成されている。
しかしながら、このシーラーは粘性の高い液状であるため、その取り扱いに手間がかかり、一端組み付けた後に、トリム部120をフランジ7から外し、再度組み付けるときに、フランジ7やトリム部120の外面にシーラーが付着して、再組付けが困難であった。
ウエザストリップは、車体開口部開閉部材又は車体開口部周縁のいずれか一方の部材に設けられているフランジに取付けられる取付基部と、取付基部に一体的に取付けられ、上記の他方の部材である車体開口部周縁又は車体開口部開閉部材に当接して車体開口部開閉部材と車体開口部周縁との間をシールするシール部を有し、取付基部は、車外側側壁、車内側側壁および底壁から形成される断面略U字形又は断面略J字形をなすとともに、断面略U字形又は断面略J字形の取付基部内部の奥に別成形された比重が0.2以下の高発泡スポンジ材料からなるシーラント部材を挿入し、底壁に接着したことを特徴とする自動車用ウエザストリップである。
シール部は、自動車ドア又は車体開口部周縁のいずれかに当接する中空状のスポンジ材で形成されるため、自動車ドア又は車体開口部周縁の形状に沿って、柔軟に当接することができ、シール性が高い。
図1は、本発明のオープニングトリムウエザストリップ10が図3における車体開口部周縁6に装着された状態の図4におけるA−A線に沿った部分の断面図である。図2は、本発明の他の実施の形態におけるオープニングトリムウエザストリップ10が図3における車体開口部周縁6に装着された状態の図4におけるA−A線に沿った部分の断面図である。
図3は自動車のドア2を開いた状態において、車体開口部周縁6への取付状態を示す斜視図である。図4は、上記車体開口部周縁6に装着されるオープニングトリムウエザストリップ10の正面図である。
また、オープニングトリムウエザストリップ10の端末同士を装着前に接着して環状にしてもよい。
オープニングトリムウエザストリップ10は、フランジ7に取付けられる、断面略U字形の取付基部(トリム部)20と、ドア2のドアフレームの膨出部2aに当接して、ドア2と車体開口部周縁6との間をシールする中空状のシール部(中空シール部)30を有する。
芯材24は、板金、針金または硬質合成樹脂で形成される。板金または硬質合成樹脂の場合は、短冊状の骨片を幅方向に平行に多数配列し、その短冊状の骨片を長手方向に梯子状あるいは魚骨状に連結したものや、短冊状の骨片をジグザグ状に連続したものが使用される。トリム部20の柔軟性を増大させるために、芯材24を埋設後に、短冊状の骨片の連結部分を、1個毎あるいは複数個毎に分離するものも使用することができる。短冊状の骨片をジグザグ状に連続したものは、長手方向にも伸縮性があり、柔軟性を有する。
針金の芯材24は、針金をジグザグ状に折り曲げて、長手方向に複数の糸で保持した、いわゆるワイヤーキャリアタイプのものが使用される。
トリム部20の底壁23と車内側側壁22の連続部分から、車内方向にカバーリップ29が延設され、車内に装着されたガーニッシュ40の先端をカバーして、美観を向上させている。
図2に示すように、トリム部20内の底壁23の内面に接着シート部材72を貼着し、この接着シート部材72でシーラント部材70を熱溶着することができる。この場合は、後述するオープニングトリムウエザストリップ10の製造時に、トリム部20がハ字形に開いた状態で、押出成形後あるいは加硫後の加熱された状態で接着シート部材72を底壁23の内面に貼着すると、接着シート部材72はトリム部20の熱で溶融して接着する。そして、同時に、別に成形したシーラント部材70を接着シート部材72の上に圧着すると、溶融状態の接着シート部材72とシーラント部材70は溶融接着する。
なお、接着シート部材72の代わりに、他の接着剤を使用してシーラント部材70を接着することもできる。
また、先に接着シート部材72をシーラント部材70に接着し、その後、オープニングトリムウエザストリップ10のトリム部20に熱溶着することもできる。
このドアオープニングトリムウエザストリップ10は、押出成形により成形され、トリム部20に金属または硬質合成樹脂製の芯材24を埋設する場合においても、芯材24とトリム部20を構成するソリッドゴムと中空シール部30を構成するスポンジゴムを押出成形機で一体に押出すことができる。
なお、シーラント部材70はオープニングトリムウエザストリップ10とは別に、同様に上記EPDMゴム、熱可塑性エラストマーを押出成形して、発泡させて成形するが発泡倍率は大きく、比重は0.2以下に形成する。
熱可塑性エラストマーの場合はこの押出成形後、ゴムの場合は加硫後においては、トリム部20はハ字形に開いており、テープ状の接着シート部材72をトリム部20内に連続的に挿入し、その後すぐに、予め成形しておいた長尺状のシーラント部材70を接着シート部材72の上部に圧着する。これによってシーラント部材70をトリム部20内に接着する。その後、トリム部20の芯材24を分離した後に、断面略U字形に曲げる。
その後所定の長さに切断されて、押出成形部分は製造される。
オープニングトリムウエザストリップ10をフランジ7に取付ける場合は、そのままフランジ7にトリム部20を挿入する場合や、トリム部20の断面略U字状の開口が若干開いた状態で仮固定して、ロールフォーミング方式で取付けることもできる。
10 オープニングトリムウエザストリップ
20 取付基部(トリム部)
21 車外側側壁
22 底壁
23 車内側側壁
24 芯材
30 中空シール部
70 シーラント部材
72 接着シート部材
Claims (6)
- 自動車の車体開口部開閉部材と自動車の車体開口部周縁との間をシールするウエザストリップにおいて、
該ウエザストリップは、上記車体開口部開閉部材又は車体開口部周縁のいずれか一方の部材に設けられているフランジに取付けられる取付基部と、該取付基部に一体的に取付けられ、上記の他方の部材である車体開口部周縁又は車体開口部開閉部材に当接して上記車体開口部開閉部材と上記車体開口部周縁との間をシールするシール部を有し、
上記取付基部は、車外側側壁、車内側側壁および底壁から形成される断面略U字形又は断面略J字形をなすとともに、上記断面略U字形又は断面略J字形の上記取付基部内部の奥に別成形された比重が0.2以下の高発泡スポンジ材料からなるシーラント部材を挿入し、上記底壁に接着したことを特徴とする自動車用ウエザストリップ。 - 上記シーラント部材は、EPDMゴムまたはオレフィン系熱可塑性エラストマーで形成され、オレフィン系熱可塑性樹脂製の接着フィルムで上記取付基部内部に熱溶着により接着されるとともに、上記フランジに取付けられたときに、上記フランジの先端が上記シーラント部材に埋入される請求項1に記載の自動車用ウエザストリップ。
- 上記車体開口部開閉部材はドアであり、上記ウエザストリップは、オープニングトリムウエザストリップである請求項1または請求項2に記載の自動車用ウエザストリップ。
- 上記取付基部は、内部に芯材が埋設され、該芯材は、上記取付基部内で分離または伸縮可能に形成されている請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の自動車用ウエザストリップ。
- 上記取付基部は、ソリッド材または微発泡材で形成され、上記シール部は、スポンジ材で中空状に形成される請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の自動車用ウエザストリップ。
- 上記ウエザストリップのシール部は、EPDMゴム又はオレフィン系熱可塑性エラストマーのスポンジ材で形成され、上記取付基部は、EPDMゴム又はオレフィン系熱可塑性エラストマーのソリッド材または微発泡材で形成された請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の自動車用ウエザストリップ。
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