JP2006199329A - 収納袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】注出口を安定した膨らみ部形状に保持し、注出口からの内容物の注出をスムーズに行なえるようにした収納袋を提供する。
【解決手段】合成樹脂フィルムを用いて周辺がヒートシールにより閉じられ、上端角部に斜め上方に突出する注出口8が形成されてなる収納袋であって、注出口8の長さ方向中間部においてシュリンクフィルムからなるテープ9が注出口8の長さ方向に対して直交する方向に注出口8を形成するシート6,7間に介在されてヒートシールにて装着され、前記テープ9を加熱することにより主材であるシュリンクフィルムが収縮して注出口8を形成するシート6,7の幅を縮め、注出口8を外側に膨らんだ形状に成形した。
【選択図】 図5
【解決手段】合成樹脂フィルムを用いて周辺がヒートシールにより閉じられ、上端角部に斜め上方に突出する注出口8が形成されてなる収納袋であって、注出口8の長さ方向中間部においてシュリンクフィルムからなるテープ9が注出口8の長さ方向に対して直交する方向に注出口8を形成するシート6,7間に介在されてヒートシールにて装着され、前記テープ9を加熱することにより主材であるシュリンクフィルムが収縮して注出口8を形成するシート6,7の幅を縮め、注出口8を外側に膨らんだ形状に成形した。
【選択図】 図5
Description
本発明は、洗剤や調味料などの液体状あるいは粉末状の内容物を収納するための収納袋に関し、特に内容物を注出する注出口を備えた収納袋に関するものである。
従来のこの種、袋としては例えば特許文献1に開示されている上方に突出した形状の注出口を備えたものが知られている。
特開2000−25797号公報
上記特許文献1に開示されている袋は底が開くスタンディングパウチに限らず、四方をシールしたものであるが、注出口は扁平状態であると考えられ、内容物を注出するとき注出口の途中から先端部分を鋏などで切り取り、袋を傾けて内容物を注出させるのであるが、注出口が扁平状態であるがために袋を構成する表側のシート材と裏側のシート材が内面同士で密着し易く、袋を強く絞らなければ注出口から内容物が出ないという問題があった。
本発明の目的は、このような課題を解決するものであり、注出口を安定した膨らみ部形状に保持し、注出口からの内容物の注出をスムーズに行なえるようにした収納袋を提供することにある。
本発明の請求項1に記載の収納袋は、合成樹脂フィルムを用いて周辺がヒートシールにより閉じられ、上端に上方に突出する注出口が形成されてなる収納袋であって、注出口の長さ方向中間部においてシュリンクフィルムからなるテープが注出口の長さ方向に対して交差する方向に注出口を形成するシート間に介在されてヒートシールにて装着され、前記テープを加熱することにより主材であるシュリンクフィルムが収縮して注出口を形成するシートの幅を縮め、注出口を外側に膨らんだ形状に成形してなることを特徴とする。
請求項2に記載の収納袋は、合成樹脂フィルムを用いて周辺がヒートシールにより閉じられ、上端に上方に突出し外側に膨らんだパイプ状に成形された注出口が形成されてなる収納袋であって、注出口の長さ方向中間部においてシュリンクフィルムからなるテープが注出口の長さ方向に対して交差する方向に注出口を形成するシート間に介在されてヒートシールにて装着され、前記テープを加熱することにより主材であるシュリンクフィルムが収縮して注出口の外側に膨らんだパイプ形状を安定化させるようにしたことを特徴とする。
以上のように、本発明の収納袋は、注出口に介在されたシュリンクフィルムからなるテープを加熱収縮させることにより注出口を形成するシートの幅を縮め、注出口を外側に膨らんだパイプ状に安定化した状態で成形することができる。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図6を用いて具体的に説明する。
図において、1は洗剤などの液体を収納する合成樹脂フィルムを用いて作られた収納袋で、下端に膨らんだ底部2を有し上端が窄まり状のスタンディングパウチの形態を呈しており、周辺がヒートシールにより閉じられている。3はヒートシール部である。
図において、1は洗剤などの液体を収納する合成樹脂フィルムを用いて作られた収納袋で、下端に膨らんだ底部2を有し上端が窄まり状のスタンディングパウチの形態を呈しており、周辺がヒートシールにより閉じられている。3はヒートシール部である。
さらに詳しくは、収納袋1は底部2を構成するシート4と、底部2より上方の胴部5を構成する表側および裏側のシート6および7とで作られており、各シート4,6,7の内面には周辺部においてシート4とシート6,7との間およびシート6とシート7との間をヒートシールにより接合するために未延伸ポリエチレンフィルム層4a,6a,7aを備え、その外側に延伸されたナイロンフィルム層4b,6b,7bが積層接着され、その外側にガス乃至水蒸気バリヤー性のあるアルミ箔4c,6c,7cが積層接着され、さらにその外側に延伸されたポリエチレンテレフタレートフィルム層4d,6d,7dが積層接着されてシート4,6,7を構成している。
ところで、前記収納袋1の胴部5の上端の1つの角部には斜め上方に突出する注出口8が形成されている。この注出口8は収納袋1をヒートシールにより製造する際に注出口8の長さ方向中間部においてシュリンクフィルムからなるテープ9が注出口8の長さ方向に対して交差する方向にシート6,7間に介在されて挿入されている。このテープ9はシュリンクフィルム層9aの表裏両面に未延伸ポリエチレンフィルム層9b,9cが積層接着されて構成され、このテープ9の未延伸ポリエチレンフィルム層9b,9cが前記シート6,7の未延伸ポリエチレンフィルム層6a,7aにヒートシールにて接合されることになる。収納袋1の製造時に注出口8においてテープ9をシート6,7間に介在させてヒートシールした状態においては注出口8は扁平状態にあり、このヒートシールによる製袋後、前記注出口8に存在するテープ9を加熱することにより主材であるシュリンクフィルム層9aが収縮して注出口8を形成するシート6,7の幅を縮め、注出口8を外側に膨らんだ形状に成形することができる。
なお、製袋状態においては収納袋1の上端水平部10は開口しており、この開口する上端水平部10より収納袋1の中に内容物が充填され、最終的に上端水平部10がヒートシールにより閉じられる。
前述のようにシュリンクフィルム層9aの収縮により注出口8を外側に膨らんだパイプ状に成形することができ、注出口8を安定した膨らみ部形状に保持し、先端を鋏などでカットした後、注出口8からの内容物の注出をスムーズに行なうことができる。
以上、図面に示す実施の形態について述べたが、収納袋1の材料となるシート4,6,7の構成は上記したものに限定されるものではない。前記ガス乃至水蒸気バリヤー性を有する材料としては前述のようなアルミ箔4c,6c,7cなどの圧延フィルムの他、アルミニウムまたはシリカまたはアルミナなどをフィルムに蒸着した蒸着フィルム、エチレン・ビニルアルコール共重合体のフィルム、ポリ塩化ビニリデンなどを使用することも可能である。また、収納袋1の形態もスタンディングパウチに限定されるものではなく、四方シールなど他の形態であっても良い。
また、収納袋1の中に収納される内容物としては、台所などで使用される洗剤の他、油、醤油などの液状調味料や、牛乳、ジュース、またはシャンプー、リンス、トリートメントなどの高粘度の液体などでも良いが、粉末状内容物、例えば粉末状洗剤などであっても良い。
さらに、図面に示す実施の形態ではシュリンクフィルム層9aを主材とするテープ9を加熱収縮させることによりそれまで扁平状態にあった注出口8を外側に膨らんだパイプ状に成形するものであるが、テープ9を加熱収縮させるまでに注出口8を外側に膨らんだパイプ状に成形しておき、この状態でシュリンクフィルム層9aを主材とするテープ9を加熱収縮させることにより注出口8の外側に膨らんだパイプ形状をより安定化させることができる。
さらに、図面に示す実施の形態では収納袋1の上端の角部に斜め上方に突出する注出口8が形成されているが、例えば収納袋1の上端の幅方向中央部に注出口を形成するようにしても良く、注出口の位置は収納袋1の上端角部に限定されるものではない。
1 収納袋
2 底部
3 ヒートシール部
4 シート
4a 未延伸ポリエチレンフィルム層
4b ナイロンフィルム層
4c アルミ箔
4d ポリエチレンテレフタレートフィルム層
5 胴部
6,7 シート
6a,7a 未延伸ポリエチレンフィルム層
6b,7b ナイロンフィルム層
6c,7c アルミ箔
6d,7d ポリエチレンテレフタレートフィルム層
8 注出口
9 テープ
9a シュリンクフィルム層
9b,9c 未延伸ポリエチレンフィルム層
10 上端水平部
2 底部
3 ヒートシール部
4 シート
4a 未延伸ポリエチレンフィルム層
4b ナイロンフィルム層
4c アルミ箔
4d ポリエチレンテレフタレートフィルム層
5 胴部
6,7 シート
6a,7a 未延伸ポリエチレンフィルム層
6b,7b ナイロンフィルム層
6c,7c アルミ箔
6d,7d ポリエチレンテレフタレートフィルム層
8 注出口
9 テープ
9a シュリンクフィルム層
9b,9c 未延伸ポリエチレンフィルム層
10 上端水平部
Claims (2)
- 合成樹脂フィルムを用いて周辺がヒートシールにより閉じられ、上端に上方に突出する注出口が形成されてなる収納袋であって、注出口の長さ方向中間部においてシュリンクフィルムからなるテープが注出口の長さ方向に対して交差する方向に注出口を形成するシート間に介在されてヒートシールにて装着され、前記テープを加熱することにより主材であるシュリンクフィルムが収縮して注出口を形成するシートの幅を縮め、注出口を外側に膨らんだ形状に成形してなることを特徴とする収納袋。
- 合成樹脂フィルムを用いて周辺がヒートシールにより閉じられ、上端に上方に突出し外側に膨らんだパイプ状に成形された注出口が形成されてなる収納袋であって、注出口の長さ方向中間部においてシュリンクフィルムからなるテープが注出口の長さ方向に対して交差する方向に注出口を形成するシート間に介在されてヒートシールにて装着され、前記テープを加熱することにより主材であるシュリンクフィルムが収縮して注出口の外側に膨らんだパイプ形状を安定化させるようにしたことを特徴とする収納袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005012180A JP2006199329A (ja) | 2005-01-20 | 2005-01-20 | 収納袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005012180A JP2006199329A (ja) | 2005-01-20 | 2005-01-20 | 収納袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006199329A true JP2006199329A (ja) | 2006-08-03 |
Family
ID=36957673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005012180A Pending JP2006199329A (ja) | 2005-01-20 | 2005-01-20 | 収納袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006199329A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009023694A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Dainippon Printing Co Ltd | 注出口部付き自立袋 |
JP2009090992A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Dainippon Printing Co Ltd | 注出口部付き自立袋 |
-
2005
- 2005-01-20 JP JP2005012180A patent/JP2006199329A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009023694A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Dainippon Printing Co Ltd | 注出口部付き自立袋 |
JP2009090992A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Dainippon Printing Co Ltd | 注出口部付き自立袋 |
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