JP2006199106A - 車両の警報装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両が発進するより早期の段階で車両の存在を認知させる。
【解決手段】 制御装置は、イグニッションスイッチがオンされると(S1000にてYES)、車両の周囲に人がいるか否かを判断するステップ(S1100)と、車両の周囲に人がいると判断されると(S1100にてYES)、警報を発生するステップ(S1200)とを含む、プログラムを実行する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両の警報装置に関し、特に、車両の周囲の人に対して注意を喚起する警報装置に関する。
近年、環境問題対策の1つとして、モータからの駆動力により走行するハイブリッド車、燃料電池車、電気自動車などが注目されている。このような車両においては、モータにより走行する場合、モータの作動音が小さいため、車両の周囲の他車あるいは歩行者に対して、車両の存在を認知させる必要がある。
このような問題に鑑みて、特開2002−2424号公報(特許文献1)は、電気自動車の導入による走行音の減少に起因する歩行者の事故防止を安価な装置により導入する電気自動車等の歩行者危険感知システムを開示する。この歩行者危険感知システムは、コンピュータ制御による外部音量自動計測感知装置を設置する。歩行者危険感知システムは、スピーカから走行環境に応じた自動可変模擬走行音の発生させる。歩行者危険感知システムは、山間地や交通量の少ない所では、レーザー光線による対象物感知する。歩行者危険感知システムは、都心や交通量混雑の所では、電波による対象物感知装置に自動的に切替える。歩行者感知システムは、緊急事故回避時に、スピーカから緊急危険音を歩行者等に発し、緊急事故回避時に、携帯電話等に車から送信し音声により警告する。
特許文献1に開示された歩行者危険感知システムによると、電気自動車導入による新たなタイプの交通事故防止に寄与するための装置の設置であり既存の装置でもすぐに造れるシステムであると共にカーナビゲーションや新技術の導入があってもシステム自体はすぐに新技術を利用できるので有利である。
特開2002−2424号公報
しかしながら、上述した車両のように駆動源の音が小さい場合には、車両がより安全に発進するためには、車両の周囲の人に対して、より早期の段階で車両の存在あるいは発進を認知させる必要がある。車両が発進する際に、車両の周囲の人に対する車両の存在あるいは発進の認知が遅れると、人は不意に車両に接近してくる可能性がある。
特許文献1においては、このような状況は考慮されていないため、上述したように人が不意に車両に接近してくる可能性がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、車両が発進するより早期の段階で車両の存在を認知させる車両の警報装置を提供することである。
第1の発明に係る車両の警報装置は、車両の周囲に警報を発生するための警報手段と、車両の周囲の人を検知するための手段と、警報を発生するように警報手段を制御するための制御手段とを含む。制御手段は、停車中の車両が発進可能な状態になるように車両が操作されるときに、人が検知されると、警報を発生するように警報手段を制御するための手段を含む。
第1の発明によると、制御手段は、停車中の車両が発進可能な状態になるように車両が操作されると(たとえば、イグニッションスイッチがオンされると)、検知された人に対して警報を発生する。これにより、車両が発進する前のより早期の段階で車両の周囲の人に車両の存在を認知させて、注意を喚起することができる。人が車両に接近しても車両が発進する前に車両の存在を認知させることができるため、車両はより安全に発進することができる。したがって、車両が発進するより早期の段階で車両の存在を認知させる車両の警報装置を提供することができる。
第2の発明に係る車両の警報装置においては、第1の発明の構成に加えて、制御手段は、車両の駆動源が作動可能な状態になるように車両が操作されるときに、人が検知されると、警報を発生するように警報手段を制御するための手段を含む。
第2の発明によると、制御手段は、車両の駆動源(たとえば、駆動用電動機)が作動可能な状態になるように車両が操作されると(たとえば、イグニッションスイッチがオンされると)、検知された人に対して警報を発生する。これにより、車両が発進する前のより早期の段階で車両の周囲の人に車両の存在を認知させて、注意を喚起することができる。人が車両に接近しても車両が発進する前に車両の存在を認知させることができるため、車両はより安全に発進することができる。
第3の発明に係る車両の警報装置においては、第1の発明の構成に加えて、車両には、制動力を発生する制動装置が搭載される。制御手段は、車両の駆動源が作動可能な状態になるように車両が操作され、かつ、制動装置が操作されるときに、警報を発生するように警報手段を制御するための手段を含む。
第3の発明によると、制御手段は、車両の駆動源(たとえば、駆動用電動機)が作動可能な状態になるように車両が操作され(たとえば、イグニッションスイッチがオンされ)、かつ、制動装置(たとえば、フットブレーキ)が操作されるときに、検知された人に対して警報を発生する。イグニッションスイッチがオンされてから車両が発進するまでには、制動装置が操作される場合(たとえば、運転者がフットブレーキを踏込み側に操作して、制動装置を作動させた状態で、イグニッションスイッチをオンする場合、あるいは、運転者が車両の発進させる前にフットブレーキを解除側に操作して、制動装置の作動を解除する場合)がある。そのため、イグニッションスイッチがオンされ、かつ、制動装置が操作されると(たとえば、フットブレーキが踏込み側および解除側のいずれかに操作されると)、検知された人に警報を発生することにより、車両が発進する前のより早期の段階で車両の周囲の人に対して車両の存在を認知させて、注意を喚起することができる。人が車両に接近しても車両が発進する前に車両の存在を認知させることができるため、車両はより安全に発進することができる。
第4の発明に係る車両の警報装置においては、第3の発明の構成に加えて、制動装置は、パーキングブレーキ装置である。
第4の発明によると、制御手段は、駆動源が作動可能な状態になるように車両が操作され(たとえば、イグニッションスイッチがオンされ)、かつ、パーキングブレーキ装置が操作される(たとえば、パーキングブレーキの作動が解除されるように操作される)ときに、検知された人に対して警報を発生する。イグニッションスイッチがオンされてから車両が発進するまでには、パーキングブレーキの作動が解除される。そのため、イグニッションスイッチがオンされ、パーキングブレーキ装置が操作されると、検知された人に警報を発生することにより、車両が発進する前のより早期の段階で車両の周囲の人に対して車両の存在を認知させて、注意を喚起することができる。人が車両に接近しても車両が発進する前に車両の存在を認知させることができるため、車両はより安全に発進することができる。
第5の発明に係る車両の警報装置においては、第1の発明の構成に加えて、制御手段は、車両の駆動源が作動可能な状態になるように車両が操作され、かつ、シフトレバーが操作されるときに、人が検知されると、警報を発生するように警報手段を制御するための手段を含む。
第5の発明によると、制御手段は、駆動源が作動可能な状態になるように車両が操作され(たとえば、イグニッションスイッチがオンされ)、かつ、シフトレバーが操作されるときに(たとえば、シフトレバーがパーキングポジションから走行ポジションに操作されるときに)、検知された人に対して警報を発生する。イグニッションスイッチがオンされてから車両が発進するまでには、シフトレバーが操作される場合(たとえば、シフトレバーがパーキングポジションから走行ポジションに操作される場合)がある。そのため、イグニッションスイッチのオン後にシフトレバーが操作されると、検知された人に警報を発生することにより、車両が発進する前のより早期の段階で車両の周囲の人に対して車両の存在を認知させて、注意を喚起することができる。人が車両に接近しても車両が発進する前に車両の存在を認知させることができるため、車両はより安全には発進することができる。
第6の発明に係る車両の警報装置においては、第1〜5のいずれかの発明の構成に加えて、警報手段は、車両に複数個設けられる。制御手段は、人が検知されると、少なくとも一つを選択して、警報を発生するように警報手段を制御するための手段を含む。
第6の発明によると、たとえば、車両の周囲に警報手段を複数個設けるようにして、人が検知されると、複数個の警報手段のうち検知された方向に設けられる警報手段の少なくとも一つを選択して、警報を発生するようにすると、車両の周囲の、検知された人に対してより効果的に車両の存在を認知させて、注意を喚起することができる。
第7の発明に係る車両の警報装置においては、第1〜6のいずれかの発明の構成に加えて、警報は、予め定められた態様の警報音である。
第7の発明によると、車両の周囲の人に対して予め定められた態様の警報音(たとえば、メロディ)を発生することにより、車両の周囲の人に対して不快感を与えることなく、車両の存在を認知させて、注意を喚起することができる。
第8の発明に係る車両の警報装置においては、第7の発明の構成に加えて、車両には、車両外の基地局と通信可能な通信装置が搭載される。警報装置は、通信装置を介して、警報音の態様に対応するデータを受信するための手段と、受信したデータに基づいて、態様を設定するための手段とを含む。
第8の発明によると、警報装置は、通信装置を介して、警報音の態様(たとえば、メロディ)に対応するデータを受信して、受信したデータに基づいて、警報音の態様を設定する。これにより、運転者の所望のメロディを警報音の態様として設定することができる。
第9の発明に係る車両の警報装置においては、第1〜8のいずれかの発明の構成に加えて、車両には、音量が法定基準を満足する第1の警笛を発生する警笛装置が搭載される。警報手段は、第1の警笛の音量以下であるという条件および第1の警笛と異なる態様であるという条件のうちの少なくとも一方の条件を満足する第2の警笛を発生するための手段を含む。
第9の発明によると、、駆動用電動機と内燃機関とが搭載された車両(たとえば、ハイブリッド車両)の発進時において、駆動源の作動音が小さい場合(たとえば、駆動用電動機の駆動力で走行する場合)には、警報手段により第2の警笛を発生させて、車両の周囲の人に対して車両の存在を認知させることができる。第2の警笛は、第1の警笛の音量以下であるという条件および第1の警笛と異なる態様(たとえば、人の聴覚に与える刺激が小さい優しい音色)であるという条件のうちの少なくとも一方の条件を満足するため、車両の周囲の人に対して、不快感を与えることなく、注意を喚起することができる。
第10の発明に係る車両の警報装置は、第9の発明の構成に加えて、警笛装置および警報手段を操作するための操作手段をさらに含む。操作手段は、操作力に応じて、第1の警笛および第2の警笛のうちの少なくとも一方を発生させるための手段を含む。
第10の発明によると、操作手段は、操作力に応じて、第1の警笛および第2の警笛のうちの少なくとも一方を発生させる。操作力を使い分けることにより、第1の警笛と第2の警笛とを使い分けることができるため、操作性を向上させることができる。
第11の発明に係る車両の警報装置は、第1〜10のいずれかの発明の構成に加えて、車両の助手席の周囲に設けられ、警報手段を操作するための手段をさらに含む。
第11の発明によると、車両の助手席において、警報手段を操作することができるため、たとえば、助手席に着座している乗員の操作により車両の周囲の人に対して、警報を発生させて、車両の存在を認知させることができる。
第12の発明に係る車両の警報装置においては、第1〜5のいずれかの発明の構成に加えて、車両には、少なくとも内燃機関が搭載される。警報は、音による警報である。音は、内燃機関の作動音である。
第12の発明によると、警報は、音による警報であって、音は、内燃機関の作動音である。すなわち、車両の周囲に人が検知されると、内燃機関を作動させて、内燃機関の作動音により車両の周囲の人に車両の存在を認知させ、注意を喚起することができる。
第13の発明に係る車両の警報装置は、第1〜12のいずれかの発明の構成に加えて、車両の室内に設けられ、警報が発生していることを通知するための通知手段をさらに含む。
第13の発明によると、通知手段は、車両の室内に設けられ、警報が発生していることを通知する。通知手段により警報が発生したことを通知することにより運転者は、警報が発生したことを確認することができる。また、人が検知されると、警報が発生するため、通知手段による通知により運転者は、車両の周囲に人がいることを認知することができる。
第14の発明に係る車両の警報装置においては、第13の発明の構成に加えて、通知手段は、警報の発生についての情報を表示装置に表示して警報が発生していることを通知するための手段を含む。
第14の発明によると、通知手段は、警報の発生についての情報を表示装置に表示して警報が発生していることを通知する。これにより、運転者は、警報が発生したことを確認することができる。また、人が検知されると、警報が発生するため、表示装置による表示により運転者は、車両の周囲に人がいることを認知することができる。
第15の発明に係る車両の警報装置においては、第13の発明の構成に加えて、通知手段は、車両の室内に音を発生させるための音発生装置により警報が発生していることを通知するための手段を含む。
第15の発明によると、通知手段は、車両の室内に予め定められた態様の音(たとえば、メロディ)を発生させるための音発生装置により警報が発生していることを通知する。これにより、運転者は、警報が発生したことを確認することができる。また、人が検知されると、警報が発生するため、音発生装置による通知により運転者は、車両の周囲に人がいることを認知することができる。
第16の発明に係る車両の警報装置においては、第15の発明の構成に加えて、車両には、車両外の基地局と通信可能な通信装置が搭載される。警報装置は、通信装置を介して、音の態様に対応するデータを受信するための手段と、受信したデータに基づいて、態様を設定するための手段とを含む。
第16の発明によると、警報装置は、通信装置を介して、音の態様(たとえば、メロディ)に対応するデータを受信して、受信したデータに基づいて、音の態様を設定する。これにより、運転者の所望のメロディを警報の発生を室内に通知する音の態様として設定することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る車両の警報装置について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1に示すように、本実施の形態に係る車両の警報装置610を搭載したハイブリッド車両1000は、エンジン100と、Motor Generator(以下、MGと略して記載する。)(1)200と、PCU(Power Control Unit)300と、蓄電装置であるバッテリ400と、MG(2)500と、通信装置650と、表示装置660と、これらの全てに接続されたHV−ECU(Hybrid Vehicle Electronic Control Unit)600とを含む。
エンジン100は、燃料と空気との混合気を燃焼させてクランクシャフト(図示せず)を回転させ、駆動力を発生する。エンジン100が発生する駆動力は、動力分割機構700により、2経路に分割される。一方、減速機800を介して車輪900を駆動する経路である。もう一方は、MG(1)200を駆動させて発電する経路である。
MG(1)200は、動力分割機構700により分割されたエンジン100の動力により駆動させられ、発電する。MG(1)200により発電された電力は、車両の運転状態や、バッテリ400のSOC(State Of Charge)の状態に応じて使い分けられる。たとえば、通常走行時や急加速時では、MG(1)200により発電された電力はPCU300を介してMG(2)500に供給される。
一方、バッテリ400のSOCが予め定められた値よりも低い場合、MG(1)200により発電された電力は、PCU300のインバータ302により交流電力から直流電力に変換され、コンバータ304により電圧が調整された後、バッテリ400に蓄えられる。
蓄電装置であるバッテリ400は、複数のバッテリセルを一体化したバッテリモジュールを、さらに複数直列に接続して構成された組電池である。なお、蓄電装置としては、バッテリ400の代わりに、キャパシタ(コンデンサ)を用いてもよい。
MG(2)500は、三相交流回転電機である。MG(2)500は、バッテリ400に蓄えられた電力およびMG(1)200により発電された電力の少なくともいずれか一方の電力により駆動する。
MG(2)500の駆動力は、減速機800を介して車輪900に伝えられる。これにより、MG(2)500は、エンジン100をアシストして車両を走行させたり、MG(2)500からの駆動力のみにより車両を走行させたりする。
車両の回生制動時には、減速機800を介して車輪900によりMG(2)500が駆動され、MG(2)500が発電機として作動させられる。これによりMG(2)500は、制動エネルギを電力に変換する回生ブレーキとして作動する。MG(2)500により発電された電力は、インバータ302およびコンバータ304を介してバッテリ400に蓄えられる。
HV−ECU600は、CPU(Central Processing Unit)602と、メモリ604とを含む。CPU602は、車両の走行状態や、アクセル開度、ブレーキペダルの踏み量、シフトポジション、バッテリ400のSOC、メモリ604に保存されたマップおよびプログラム等に基づいて演算処理を行なう。これにより、ハイブリッドECU600は、車両が所望の運転状態となるように、車両に搭載された機器類を制御する。
通信装置650は、車両1000外の基地局(図示せず)と情報を双方向で通信する。たとえば、通信装置650は、基地局を経由して、通信網から情報を受信する。通信網とは、インターネットであってもよいし、専用の通信回線であってもよいものとする。本実施の形態において、通信装置650は、周知な技術を用いればよいためその詳細は説明しない。表示装置660は、車両室内に設けられ、各種情報を表示する。表示装置660は、たとえば、LCD(Liquid Crystal Display)である。
イグニッションスイッチ(以下、IGスイッチと記載する。)670が運転者のキー操作によりオンされると、車両は発進可能な状態になる。すなわち、IGスイッチがオンされると、車両1000は、駆動源であるMG(2)500が作動可能な状態になる。
パーキングブレーキスイッチ672は、パーキングレバー(図示せず)に設けられる。そして、運転者がパーキングレバーを作動側に操作して、パーキングレバーの操作位置が予め定められた操作位置になると、パーキングブレーキスイッチ672は、パーキングブレーキ装置の作動を示すオン信号をHV−ECU600に送信する。運転者がパーキングレバーを解除側に操作して、パーキングレバーの操作位置が予め定められた操作位置になると、パーキングブレーキ装置の作動の解除を示すオフ信号をHV−ECU600に送信する。なお、運転者がパーキングレバーを解除側に操作する場合に、パーキングブレーキスイッチ672は、HV−ECU600にオン信号を送信しないようにようにしてもよい。
ブレーキスイッチ674は、ブレーキペダル(図示せず)に設けられる。運転者がブレーキペダルを踏込み側に操作して、ブレーキペダルの操作位置が予め定められた操作位置になると、ブレーキスイッチ674は、ブレーキの作動を示すオン信号をHV−ECU600に送信する。運転者がブレーキペダルを解除側に操作して、ブレーキペダルの操作位置が予め定められた操作位置になると、ブレーキスイッチ674は、ブレーキの作動の解除を示すオフ信号をHV−ECU600に送信する。なお、運転者がブレーキペダルを解除側に操作する場合に、ブレーキスイッチ672は、HV−ECU600にオン信号を送信しないようにしてもよい。また、ブレーキスイッチ674は、たとえば、ブレーキランプスイッチを用いるようにしてもよい。
シフトポジションセンサ676は、シフトレバー(図示せず)に設けられる。運転者がシフトレバーを操作して、シフトレバーが複数のシフトポジションのうちのいずれかに移動されると、シフトポジションセンサ676は、移動したシフトポジションに対応するポジション信号をHV−ECU600に送信する。
警報装置610は、車両1000の周囲に対して、警報を発生する。警報装置610は、図2に示すように、HV−ECU600と通信可能に接続された制御装置612と、警笛A630と、警笛B632と、警笛A630および警笛B632を操作する操作スイッチ642と、音発生装置634と、人感知装置614と、情報取得装置616とを含む。
警笛A630は、法定基準を満足する警笛(1)を発生する。警笛A630は、導通スイッチ(1)618を介して電源628と接続される。導通スイッチ(1)618が導通状態になると、電源628の電力が警笛A630に供給される。警笛A630は、電源628から電力が供給されると、警笛(1)を発生する。導通スイッチ(1)618は、弾性体624により遮断状態が保持される。
すなわち、弾性体624は、導通スイッチ(1)618の両端部の接点が電源628に接続される接点および警笛Bと接続される接点のぞれぞれと予め定められた距離を有するように設けられる。導通スイッチ(1)618に、図2において紙面下方の操作力が加わると、弾性体624が縮小して、導通スイッチ(1)618の両端部の接点が、電源628に接続される接点および警笛Bと接続される接点に当接して、導通スイッチ(1)618が導通状態になる。
警笛B632は、警笛A630の警笛(1)の音量以下であるという条件および警笛(1)と異なる態様であるという条件のうちのいずれか一方の条件を満足する警笛(2)を発生する。警笛(2)は、車両1000の周囲の人に不快感を与えない音量あるいは態様の音であればよく、たとえば、人の聴覚に与える刺激が小さい優しい音色やメロディであってもよいし、警笛(1)よりも音量の小さい警笛であってもよいものとする。
警笛B632は、導通スイッチ(2)620を介して電源628と接続される。導通スイッチ(2)620が導通状態になると、電源628の電力が警笛B632に供給される。警笛B632は、電源628から電力が供給されると、警笛(2)を発生する。導通スイッチ(2)620は、弾性体624よりもバネ定数の小さい弾性体626により遮断状態が保持される。
すなわち、弾性体626は、導通スイッチ(2)620の両端部の接点が電源628に接続される接点および警笛Bと接続される接点のぞれぞれと予め定められた距離を有するように設けられる。導通スイッチ(2)620に、図2において紙面下方の操作力が加わると、弾性体626が縮小して、導通スイッチ(2)620の両端部の接点が、電源628に接続される接点および警笛Bと接続される接点に当接して、導通スイッチ(2)620が導通状態になる。
操作スイッチ642は、導通スイッチ(1)618と導通スイッチ(2)620とが図2において紙面上下方向に、直列に設けられて構成される。導通スイッチ(2)620には、予め定められた距離だけ紙面下方に移動すると、導通スイッチ(1)618側に操作力を伝達する部材が弾性体626を貫通して設けられる。操作スイッチ642は、操作力に応じて、警笛(1)および警笛(2)のうちの少なくとも一方を発生させる。すなわち、操作スイッチ642に予め定められた以上の操作力が加わると、導通スイッチ(1)618が導通状態になり、操作力が予め定められた力より小さいと、導通スイッチ(2)620が導通状態になる。
具体的には、操作スイッチ642に、図2における紙面上方から操作力が加わると、まず、バネ定数の小さい弾性体626が縮小して、弾性体626の弾性力を上回る操作力を加えると、導通スイッチ(2)620は導通状態になる。このとき、警笛B632より警笛(2)が発生する。
導通スイッチ(2)620が予め定められた距離下方に移動すると、操作力が導通スイッチ(1)618に伝達する。導通スイッチ(2)620は、導通状態になった後は、導通スイッチ(1)618に追従して移動する構造を有するものとする。そのため、弾性体624が縮小して、予め定められた操作力を加えると、操作力が弾性体624の弾性力を上回り、導通スイッチ(1)618が導通状態になる。このとき、警笛A630により警笛(1)が発生する。このようにして、警笛A630および警笛B632は、操作力に応じて警笛(1)および警笛(2)を発生する。なお、警笛A630および警笛B632との回路の間にリレー回路等を設けて、警笛A630と電源628とが導通状態になると、警笛B632と電源628とが遮断状態になるようにしてもよい。このようにすると、1つの操作スイッチ642において、操作力を使い分けることにより、警笛(1)および警笛(2)を使い分けることができる。
警笛B632には、導通スイッチ(2)620に並列に導通スイッチ(3)622が接続される。導通スイッチ(3)622は、制御装置612からの制御信号に応じて、導通状態および遮断状態のいずれかの状態に制御される。
人感知装置614は、情報取得装置616からの検知信号に基づいて、車両1000の周囲の人を検知する。たとえば、情報取得装置616は、車両1000の周囲に設けられ、周囲の画像を取得するカメラであって、人感知装置614は、情報取得装置616により取得される画像を解析して対象物の形状あるいは動きに基づいて人を検知するようにしてもよい。あるいは、情報取得装置616は、赤外線センサであって、人感知装置614は、情報取得装置から受信する検知信号に基づいて対象物の形状あるいは温度分布を検知して人を検知するようにしてもよく、特にこれらに限定されるものではない。
音発生装置634は、車両1000の室内に設けられるスピーカ(図示せず)を含む。音発生装置634は、制御装置612からの制御信号に応じて、予め定められた態様の音をスピーカから発生する。予め定められた態様の音とは、特に限定されるものではないが、たとえば、第2の警笛と同じ態様の音であってもよいし、異なる態様の音であってもよいし、メロディであってもよい。本実施の形態において、制御装置612は、警笛B632による警笛(2)の発生とともに、音発生装置634により予め定められた態様の音をスピーカから発生する。
本発明は、制御装置612が、停車中の車両1000が発進可能な状態になるように車両が操作されるときに、すなわち、IGスイッチ670がオンされ、かつ、人感知装置614により人が検知されると、警報を発生するように警報装置610を制御する点に特徴を有する。
以下、図3を参照して、本実施の形態に係る車両の警報装置610の制御装置612で実行されるプログラムの制御構造について説明する。
ステップ(以下、ステップをSと記載する。)1000にて、制御装置612は、IGスイッチがオンされたか否かを判断する。制御装置612は、HV−ECU600から受信するIGスイッチ670のオン信号に基づいて、IGスイッチ670がオンされたか否かを判断する。IGスイッチ670がオンされると(S1000にてYES)、処理はS1100に移される。もしそうでないと(S1000にてNO)、処理はS1000に戻される。
S1100にて、制御装置612は、車両の周囲に人が検知されるか否かを判断する。制御装置612は、たとえば、車両1000から予め定められた距離までの注意を喚起する必要がある範囲内の人を検知する。車両1000の周囲に人が検知されたと判断されると(S1100にてYES)、処理はS1200に移される。もしそうでないと(S1100にてNO)、処理はS1300に移される。
S1200にて、制御装置612は、警報を発生する。具体的には、制御装置612は、導通スイッチ(3)622を導通状態になるように制御して警報音を発生する。制御装置612は、予め定められた時間が経過すると、警報音の発生を停止するようにしてもよいし、人が検知されなくなると、警報音の発生を停止するようにしてもよいし、特に警報の停止方法については、特に限定されるものではない。
S1300にて、制御装置612は、車両1000が走行しているか否かを判断する。たとえば、制御装置612は、HV−ECU600から受信する車速信号に基づいて車両1000が走行しているか否かを判断するが特に限定されるものではない。車両1000が走行していると判断されると(S1300にてYES)、処理は終了する。もしそうでないと(S1300にてNO)、処理はS1100に戻される。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る車両の警報装置610の制御装置612の動作について説明する。
車両1000の停車中に運転者がIGスイッチ670をオンして、MG(2)500が作動可能な状態になり(S1000にてYES)、車両1000の周囲に人が検知されると(S1100にてYES)、警報が発生する(S1200)。そして、車両1000が発進しないと(S1300にてNO)、人が検知される限り(S1100にてYES)、警報が発生する(S1200)。
また、IGスイッチ670がオンされて(S1000にてYES)、車両1000の周囲に人が検知されないと(S1100にてNO)、警報は発生しない。
以上のようにして、本実施の形態に係る車両の警報装置によると、制御装置は、停車中の車両が発進可能な状態になるようにIGスイッチがオンされると、検知された人に対して警報を発生する。これにより、車両が発進する前のより早期の段階で車両の周囲の人に車両の存在を認知させて、注意を喚起することができる。人が車両に接近しても車両が発進する前に車両の存在を認知させることができるため、車両はより安全に発進することができる。したがって、車両が発進するより早期の段階で車両の存在を認知させる車両の警報装置を提供することができる。また、運転者が操作することなく、警笛(2)を発生させることができるため、運転者の操作負荷を低減することができる。
さらに、車両から予め定められた距離までの範囲の、車両の走行時に注意を喚起する必要がある人を検知して、警笛(2)を発生することにより、検知された人に対して、車両の存在を認知させることができる。また、車両から予め定められた距離までの範囲外の、車両の走行時に注意を喚起する必要のない人に対しては、警笛(2)を発生しないため、不要な警報の発生を抑制することができる。
そして、警笛(2)は、警笛(1)の音量以下であるという条件および人の聴覚に与える刺激が小さい優しい音色であるという条件のうちの少なくとも一方の条件を満足するようにすると、車両の周囲の人に対して、不快感を与えることなく、注意を喚起することができる。
また、1つの操作スイッチにおいて、操作力を使い分けることにより、警笛(1)および警笛(2)のうちの少なくとも一方を発生させることができるため、操作性を向上させることができる。
さらに、警笛Bを操作するスイッチは、運転席車両の助手席の周囲にさらに設けられるようにしてもよい。このようにすると、車両の助手席において、警笛Bを操作することができるため、たとえば、助手席に着座している乗員が車両の周囲の人に対して、警笛(2)を発生させて、車両の存在を認知させることができる。
また、音発生装置は、車両の室内に予め定められた態様の音を発生させて、警笛(2)が発生していることを通知する。そのため、運転者は、警笛(2)が発生したことを確認することができる。また、車両の周囲の人が検知されると、警笛(2)が発生するようにすると、音発生装置による通知により運転者は、車両の周囲に人がいることを認知することができる。なお、本実施の形態においては、音発生装置の音の発生により、警笛(2)の発生を通知するようにしたが、特にこれに限定されるものではない。たとえば、警笛Bによる警笛(2)の発生とともに、表示装置660に警笛(2)の発生を通知する旨の情報を表示するようにしてもよい。
なお、好ましくは、制御装置は、HV−ECUおよび通信装置を介してメロディ等の音の態様に対応するデータを受信して、受信したデータに基づいて、音の態様を設定することが望ましい。このようにすると、運転者の所望のメロディを、警笛(2)が発生していることを通知する音の態様として設定することができる。
また、警笛Bは、車両に複数個設けられるようにしてもよい。制御装置は、人が検知されると、少なくとも一つを選択して、警笛(2)を発生するようにしてもよい。このようにすると、たとえば、車両の周囲に複数個の警笛Bを複数個設けるようにして、人が検知されると、検知された方向に設けられる警笛Bにより警報を発生するようにすると、車両の周囲の人に対してより効果的に車両の存在を認知させて、注意を喚起することができる。
なお、本実施の形態において、警笛Bは、車両の周囲の人に対して車両の存在を認知させれればよく、警報として音を発生することに限定されるものではない。たとえば、警笛Bは、光を発生するようにしてもよいし、匂いを発生するようにしてもよい。
また、以上の説明では、警報装置は、人が検知されると、警笛Bにより警報音を発生するようにしたが、警報音は、エンジンの作動音であってもよい。すなわち、制御装置は、人が検知されると強制的にエンジンを作動させるように制御してもよい。このようにしても、車両の周囲の人に対して、車両の存在を認知させ、注意を喚起することができる。
あるいは、警報装置は、予め定められた態様のメロディや音楽を警報音として発生するようにしてもよい。たとえば、警報装置は、警報音の態様に対応するデータを通信装置およびHV−ECUを介して、警報音に対応する音の態様を受信して、受信した態様を警報音として設定するようにしてもよい。このようにすると、運転者の所望のメロディや音楽を警報音の態様として設定することができ、また、車両の周囲の人に対して不快感を与えることなく、車両の存在を認知させて、注意を喚起することができる。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態に係る車両の警報装置について説明する。本実施の形態に係る車両の警報装置を搭載する車両は、上述の第1の実施の形態に係る車両の警報装置を搭載する車両1000の構成と比較して、制御装置612で実行されるプログラムの制御構造が異なる。それ以外の構成は、上述の第1の実施の形態に係る車両の警報装置を搭載する車両1000の構成と同じ構成である。それらについては同じ参照符号が付してある。それらの機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰り返さない。
本実施の形態においては、制御装置612は、IGスイッチ670がオンされ、かつ、フットブレーキが操作されたときに、人が検知されると警報を発生するように警報装置610を制御する点に特徴を有する。
以下、図4を参照して、本実施の形態に係る車両の警報装置610の制御装置612で実行されるプログラムの制御構造について説明する。なお、図4に示したフローチャートの中で、前述の図3に示したフローチャートと同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについて処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰り返さない。
S2000にて、制御装置612は、フットブレーキが操作されたか否かを判断する。制御装置612は、たとえば、ブレーキスイッチ674からHV−ECU600を介して受信する信号がオフ信号からオン信号になると、フットブレーキが操作されたと判断する。すなわち、制御装置612は、フットブレーキが踏込み側に操作されたか否かを判断する。フットブレーキが操作されたと判断されると(S2000にてYES)、処理はS1100に移される。もしそうでないと(S2000にてNO)、処理はS2000に戻される。なお、制御装置612は、ブレーキスイッチ674からHV−ECU600を介して受信する信号がオン信号からオフ信号になると、フットブレーキが操作されたと判断するようにしてもよい。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る車両の警報装置610の制御装置612の動作について説明する。
車両1000の停車中に運転者がIGスイッチ670をオンして、MG(2)500が作動可能な状態になり(S1000にてYES)、運転者によりフットブレーキが踏込み側に操作されると(S2000にてYES)、車両1000の周囲に人が検知されたときに(S1100にてYES)、警報が発生する(S1200)。そして、車両1000が発進しないと(S1300にてNO)、人が検知される限り(S1100にてYES)、警報が発生する(S1200)。
また、IGスイッチ670がオンされ(S1000にてYES)、フットブレーキが踏込み側に操作されたときに(S2000にてYES)、車両1000の周囲に人が検知されないと(S1100にてNO)、警報は発生しない。
以上のようにして、本実施の形態に係る車両の警報装置によると、上述の第1の実施の形態に係る車両の警報装置の効果に加えて、制御装置は、車両のMG(2)が作動可能な状態になるようにIGスイッチがオンされ、かつ、フットブレーキが操作されるときに、検知された人に対して警報を発生する。IGスイッチがオンされてから車両が発進するまでには、運転者がフットブレーキを踏込み側に操作して、ブレーキを作動させた状態で、IGスイッチをオンする場合、あるいは、運転者が車両の発進させる前にフットブレーキを解除側に操作して、制動装置の作動を解除する場合がある。そのため、IGスイッチがオンされ、かつ、フットブレーキが踏込み側および解除側のいずれかに操作されると、検知された人に警報を発生することにより、車両が発進する前のより早期の段階で車両の周囲の人に対して車両の存在を認知させて、注意を喚起することができる。人が車両に接近しても車両が発進する前に車両の存在を認知させることができるため、車両はより安全に発進することができる。
<第3の実施の形態>
以下、本発明の第3の実施の形態に係る車両の警報装置について説明する。本実施の形態に係る車両の警報装置を搭載する車両は、上述の第1の実施の形態に係る車両の警報装置を搭載する車両1000の構成と比較して、制御装置612で実行されるプログラムの制御構造が異なる。それ以外の構成は、上述の第1の実施の形態に係る車両の警報装置を搭載する車両1000の構成と同じ構成である。それらについては同じ参照符号が付してある。それらの機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰り返さない。
本実施の形態においては、制御装置612は、IGスイッチ670がオンされ、かつ、シフトレバーが操作されたときに、人が検知されると警報を発生するように警報装置610を制御する点に特徴を有する。
以下、図5を参照して、本実施の形態に係る車両の警報装置610の制御装置612で実行されるプログラムの制御構造について説明する。なお、図5に示したフローチャートの中で、前述の図3に示したフローチャートと同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについて処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰り返さない。
S3000にて、制御装置612は、シフトレバーが操作されたか否かを判断する。制御装置612は、たとえば、シフトポジションセンサ676からHV−ECU600を介して受信するシフトポジション信号に基づいて、パーキングポジションから走行ポジションにシフトレバーが操作されたか否かを判断する。シフトレバーが操作されたと判断されると(S3000にてYES)、処理はS1100に移される。もしそうでないと(S3000にてNO)、処理はS3000に戻される。なお、制御装置612は、シフトポジションセンサ676からHV−ECU600を介して受信するシフトポジション信号に基づいて、シフトポジションが変更されたか否かに基づいて、シフトレバーが操作されたか否かを判断するようにしてもよい。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る車両の警報装置610の制御装置612の動作について説明する。
車両1000の停車中に運転者がIGスイッチ670をオンして、MG(2)500が作動可能な状態になり(S1000にてYES)、運転者によりシフトレバーがパーキングポジションから走行ポジションに操作されると(S3000にてYES)、車両1000の周囲に人が検知されたときに(S1100にてYES)、警報が発生する(S1200)。そして、車両1000が発進しないと(S1300にてNO)、人が検知される限り(S1100にてYES)、警報が発生する(S1200)。
また、IGスイッチ670をオンして(S1000にてYES)、シフトレバーがパーキングポジションから走行ポジションに操作されたときに(S3000にてYES)、車両1000の周囲に人が検知されないと(S1100にてNO)、警報は発生しない。
以上のようにして、本実施の形態に係る車両の警報装置によると、上述の第1の実施の形態に係る車両の警報装置の効果に加えて、制御装置は、車両のMG(2)が作動可能な状態になるようにIGスイッチがオンされ、かつ、シフトレバーがパーキングポジションから走行ポジションに操作されるときに、検知された人に対して警報を発生する。IGスイッチがオンされてから車両が発進するまでには、シフトレバーがパーキングポジションから走行ポジションに操作される場合がある。そのため、IGスイッチのオン後にシフトレバーが操作されると、検知された人に警報を発生することにより、車両が発進する前のより早期の段階で車両の周囲の人に対して車両の存在を認知させて、注意を喚起することができる。人が車両に接近しても車両が発進する前に車両の存在を認知させることができるため、車両はより安全には発進することができる。
<第4の実施の形態>
以下、本発明の第4の実施の形態に係る車両の警報装置について説明する。本実施の形態に係る車両の警報装置を搭載する車両は、上述の第1の実施の形態に係る車両の警報装置を搭載する車両1000の構成と比較して、制御装置612で実行されるプログラムの制御構造が異なる。それ以外の構成は、上述の第1の実施の形態に係る車両の警報装置を搭載する車両1000の構成と同じ構成である。それらについては同じ参照符号が付してある。それらの機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰り返さない。
本実施の形態においては、制御装置612は、IGスイッチ670がオンされ、かつ、パーキングブレーキ装置においてパーキングブレーキの作動が解除されるように操作されたときに、人が検知されると警報を発生するように警報装置610を制御する点に特徴を有する。
以下、図6を参照して、本実施の形態に係る車両の警報装置610の制御装置612で実行されるプログラムの制御構造について説明する。なお、図6に示したフローチャートの中で、前述の図3に示したフローチャートと同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについて処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰り返さない。
S4000にて、制御装置612は、パーキングブレーキスイッチがオフであるか否かを判断する。制御装置612は、たとえば、パーキングブレーキスイッチ672からHV−ECU600を介して受信する信号がオン信号からオフ信号になる、あるいはオン信号を受信しなくなることにより、パーキングブレーキの作動が解除されたと判断する。パーキングブレーキスイッチがオフであると判断されると(S4000にてYES)、処理はS1100に移される。もしそうでないと(S4000にてNO)、処理はS4000に戻される。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る車両の警報装置610の制御装置612の動作について説明する。
車両1000の停車中に運転者がIGスイッチ670をオンして、MG(2)500が作動可能な状態になり(S1000にてYES)、運転者がパーキングレバーを操作してパーキングブレーキの作動が解除されると(S4000にてYES)、車両1000の周囲に人が検知されたときに(S1100にてYES)、警報が発生する(S1200)。そして、車両1000が発進しないと(S1300にてNO)、人が検知される限り(S1100にてYES)、警報が発生する(S1200)。
また、IGスイッチ670をオンして(S1000にてYES)、パーキングブレーキの作動が解除されるように操作されたときに(S4000にてYES)、車両1000の周囲に人が検知されないと(S1100にてNO)、警報は発生しない。
以上のようにして、本実施の形態に係る車両の警報装置によると、上述の第1の実施の形態に係る車両の警報装置の高価に加えて、制御装置は、MG(2)が作動可能な状態になるようにIGスイッチがオンされ、かつ、パーキングブレーキの作動が解除されるように操作されるときに、検知された人に対して警報を発生する。IGスイッチがオンされてから車両が発進するまでには、パーキングブレーキの作動が解除される。そのため、IGスイッチがオンされ、パーキングブレーキ装置が操作されると、検知された人に警報を発生することにより、車両が発進する前のより早期の段階で車両の周囲の人に対して車両の存在を認知させて、注意を喚起することができる。人が車両に接近しても車両が発進する前に車両の存在を認知させることができるため、車両はより安全に発進することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
第1の実施の形態におけるハイブリッド車両の構成を示す図である。 第1の実施の形態に係る車両の警報装置の構成を示す図である。 第1の実施の形態に係る車両の警報装置の制御装置で実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る車両の警報装置の制御装置で実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る車両の警報装置の制御装置で実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 第4の実施の形態に係る車両の警報装置の制御装置で実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。
符号の説明
100 エンジン、200,500 MG、300 PCU、302 インバータ、304 DC/DCコンバータ、400 バッテリ、600 HV−ECU、602 CPU、604 メモリ、610 警報装置、612 制御装置、614 人感知装置、616 情報取得装置、618,620,622 導通スイッチ、624,626 弾性体、628 電源、630 警笛A、632 警笛B、634 音出力装置、638 パーキングブレーキスイッチ、640 パーキングブレーキ装置、642 操作スイッチ、644 照度測定装置、646 照度センサ、650 通信装置、660 表示装置、670 IGスイッチ、672 パーキングブレーキスイッチ、674 ブレーキスイッチ、676 シフトポジションセンサ、700 動力分割機構、800 減速機、900 車輪、1000 車両。

Claims (16)

  1. 前記車両の周囲に警報を発生するための警報手段と、
    前記車両の周囲の人を検知するための手段と、
    前記警報を発生するように前記警報手段を制御するための制御手段とを含み、
    前記制御手段は、停車中の前記車両が発進可能な状態になるように前記車両が操作されるときに、前記人が検知されると、前記警報を発生するように前記警報手段を制御するための手段を含む、車両の警報装置。
  2. 前記制御手段は、前記車両の駆動源が作動可能な状態になるように前記車両が操作されるときに、前記人が検知されると、前記警報を発生するように前記警報手段を制御するための手段を含む、請求項1に記載の車両の警報装置。
  3. 前記車両には、制動力を発生する制動装置が搭載され、
    前記制御手段は、前記車両の駆動源が作動可能な状態になるように前記車両が操作され、かつ、前記制動装置が操作されるときに、前記警報を発生するように前記警報手段を制御するための手段を含む、請求項1に記載の車両の警報装置。
  4. 前記制動装置は、パーキングブレーキ装置である、請求項3に記載の車両の警報装置。
  5. 前記制御手段は、前記車両の駆動源が作動可能な状態になるように前記車両が操作され、かつ、シフトレバーが操作されるときに、前記人が検知されると、前記警報を発生するように前記警報手段を制御するための手段を含む、請求項1に記載の車両の警報装置。
  6. 前記警報手段は、前記車両に複数個設けられ、
    前記制御手段は、前記人が検知されると、少なくとも一つを選択して、前記警報を発生するように前記警報手段を制御するための手段を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の車両の警報装置。
  7. 前記警報は、予め定められた態様の警報音である、請求項1〜6のいずれかに記載の車両の警報装置。
  8. 前記車両には、前記車両外の基地局と通信可能な通信装置が搭載され、
    前記警報装置は、
    前記通信装置を介して、前記警報音の態様に対応するデータを受信するための手段と、
    前記受信したデータに基づいて、前記態様を設定するための手段とを含む、請求項7に記載の車両の警報装置。
  9. 前記車両には、音量が法定基準を満足する第1の警笛を発生する警笛装置が搭載され、
    前記警報手段は、前記第1の警笛の音量以下であるという条件および前記第1の警笛と異なる態様であるという条件のうちの少なくとも一方の条件を満足する第2の警笛を発生するための手段を含む、請求項1〜8のいずれかに記載の車両の警報装置。
  10. 前記警報装置は、前記警笛装置および前記警報手段を操作するための操作手段をさらに含み、
    前記操作手段は、操作力に応じて、前記第1の警笛および前記第2の警笛のうちの少なくとも一方を発生させるための手段を含む、請求項9に記載の車両の警報装置。
  11. 前記警報装置は、前記車両の助手席の周囲に設けられ、前記警報手段を操作するための手段をさらに含む、請求項1〜10のいずれかに記載の車両の警報装置。
  12. 前記車両には、少なくとも内燃機関が搭載され、
    前記警報は、音による警報であって、
    前記音は、前記内燃機関の作動音である、請求項1〜5のいずれかに記載の車両の警報装置。
  13. 前記警報装置は、前記車両の室内に設けられ、前記警報が発生していることを通知するための通知手段をさらに含む、請求項1〜12のいずれかに記載の車両の警報装置。
  14. 前記通知手段は、前記警報の発生についての情報を表示装置に表示して前記警報が発生していることを通知するための手段を含む、請求項13に記載の車両の警報装置。
  15. 前記通知手段は、前記車両の室内に音を発生させるための音発生装置により前記警報が発生していることを通知するための手段を含む、請求項13に記載の車両の警報装置。
  16. 前記車両には、前記車両外の基地局と通信可能な通信装置が搭載され、
    前記警報装置は、
    前記通信装置を介して、前記音の態様に対応するデータを受信するための手段と、
    前記受信したデータに基づいて、前記態様を設定するための手段とを含む、請求項15に記載の車両の警報装置。
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