JP2006197171A - 通信システムおよびそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】電話の着信を希望の相手方のみに知らせ、不在の場合は行き先を伝え、伝言をうけつけること。
【解決手段】通話手段102と、音声認識手段103と、送受信機104からなる通信機器101と、携帯端末側送受信機108と、情報処理手段と、再生・表示端末110と、データ蓄積手段111からなる携帯端末106とを備え、通信機器101は前記情報処理手段により認識された着信情報を基に電話の希望の相手方の携帯端末106に信号を送ることを可能とすることにより希望の通信相手に直接着信があることを知らせることとなる。
【選択図】図1

Description

本発明は電話の着信があったことを希望の相手方のみに知らせ、不在の場合は電話をかけた側に行き先を知らせ、伝言を残すことを可能とした通信システムおよびそのプログラムに関するものである。
従来、この種の通信システムは電話の着信を相手方が居る部屋の電話へ自動転送しており、席から離れる際には予め移動先を設定するのではなく、居場所を認識できる端末を保持することにより電話の転送先を判別している(例えば、特許文献1参照)。
図9は、特許文献1に記載された従来の通信システムを示すものである。図9に示すように、利用者901aからdと、居場所認識装置902aからdと、転送装置903と、内線電話904と携帯用識別媒体905と、図10に示すように、移動型電話1001と、内線電話1002と、コンピューティングシステム1003と、受付電話1004と、外部の電話1005から構成されている。
利用者901a〜dは各自が携帯用識別媒体905a〜dを持ち、居場所認識装置902a〜dが設置された部屋に入るたびに居場所がその部屋に設定され、転送装置903により内線電話904にかかってきた電話は自動的に居場所認識装置902a〜dにより認識された部屋の内線電話904へ転送される。
また居場所が確認されない場合は移動型電話1001に電話をすることや自分と同じグループの内線電話1002を予め転送先として転送装置903に登録することやコンピューティングシステム1003で読むことが可能なメッセージ形式の伝言を転送装置903から送ることも可能である。
特開2001−156921号公報
しかしながら、前記従来の構成では、複数の人間が転送先の同じ電話を使っている場合、電話が転送されても必ずしも希望の相手に最初につながるとは限らなく、また廊下を歩いている場合などを認識するのも困難である。また席を外してはいるが、同じ部屋の中にいる場合などを認識することは難しい。したがって、確実に希望している相手に電話の着信があるということを伝えることができないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、複数の人間が同じ電話を利用している際でもその電話が誰宛なのかを識別しその人物のみにしらせ、席を離れている場合は予め行き先が設定されている際にはその行き先を電話をかけた側に教え、設定されていない場合には伝言を保存することとした通信システムを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の通信システムおよびそのプログラムは、通信機器と携帯端末からなる通信システムにおいて、前記通信機器は、音声を受信する通話手段と、音声を認識する音声認識手段と、着信履歴または行き先データまたは両方を保存する保存手段と、無線により着信情報を送受信する送受信機とからなり、前記携帯端末は、携帯端末側送受信機と、前記携帯端末側送受信機により電波が受信されたことを知らせる電波告知手段と、前記携帯端末側送受信機によって受信された着信情報を認識する情報処理手段と、行き先データまたは着信情報または両方を保存しているデータ蓄積手段と、前記情報処理手段の出力情報と前記データ蓄積手段に保存されている行き先データまたは着信情報または両方を再生し表示する再生・表示端末とからなり、前記音声認識手段により認識された通話希望の相手方の前記携帯端末に前記送受信機により信号を送り前記電波告知手段により着信を知らせ、前記情報処理手段の出力情報を基に着信情報または行き先または両方を前記再生・表示端末にて伝え、また前記データ蓄積手段にて伝言をうけつけることを可能とした通信システムである。
これによって、複数の人間が1つの電話を共用している場合、自分宛ての電話と認識された場合のみ自らの携帯端末が反応するため、確実に自分あての電話の場合のみ着信を受け取ることが可能となる。
また、本発明の通信システムは、持ち運びが可能であり、送受信機の通信距離範囲内にいた場合であれば席を外していても着信があったという連絡を受けることが可能である。
これによって、設定する行き先がなく席のまわりを移動している際でも自らが電話を受けることが可能となる。
さらに、本発明の通信システムおよびそのプログラムは、各個人に着信を知らせるため、振動や光など音の出ない着信の知らせ方が可能となり、静かな環境を構築することが可能である。
本発明の通信システムおよびそのプログラムは、通話希望の相手方の携帯端末に信号を送り着信を知らせ、行き先を教え、また伝言をうけつけることができる。
第1の発明は通信機器と携帯端末からなる通信システムにおいて、前記通信機器は、音声を受信する通話手段と、音声を認識する音声認識手段と、着信履歴または行き先データまたは両方を保存する保存手段と、無線により着信情報を送受信する送受信機とからなり、前記携帯端末は、携帯端末側送受信機と、前記携帯端末側送受信機により電波が受信されたことを知らせる電波告知手段と、前記携帯端末側送受信機によって受信された着信情報を認識する情報処理手段と、行き先データまたは着信情報または両方を保存しているデータ蓄積手段と、前記情報処理手段の出力情報と前記データ蓄積手段に保存されている行き先データまたは着信情報またはその両方を再生し表示する再生・表示端末とからなり、前記音声認識手段により認識された通話希望の相手方の前記携帯端末に前記送受信機により信号を送り前記電波告知手段により着信を知らせ、前記情報処理手段の出力情報を基に着信情報または行き先または両方を前記再生・表示端末にて伝えることにより、希望の相手方の携帯端末のみに電話の着信の連絡をすることとなり適切な電話の対応を行うことができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の通信システムの携帯端末は、前記送受信機から着信情報を携帯端末側送受信機にて受信し、前記着信情報を前記情報処理手段にて認識し、前記着信情報を保存している前記データ蓄積手段にて伝言をうけつけることを可能とすることにより、希望の相手方が着信を受け取れなかった際にも、希望の相手方の携帯端末のみに伝言を残すことができる。
第3の発明は、特に、第1の発明の通信システムの音声認識手段は、前記通話手段を介してメッセージを流す再生手段と、前記再生手段により再生されるメッセージを保存している音声データ保存手段と、通話内容を録音する録音手段と、前記録音手段により録音された内容を受信側の情報処理手段で読み出し可能な情報に変換する変換手段とからなり、電話の発信者の声により希望の相手先または発信者またはその両方を情報処理手段により特定し、また発信者の希望により発信者の名前、日時、電話番号のうち少なくとも1つをデータ蓄積手段に記録することを可能とすることにより、希望の相手方に自分宛ての着信がうけつけられたことと着信もとの情報も知らせることとなり、誰からいつ着信があったのかをみきわめることができる。
第4の発明は、特に、第1の発明の通信システムの電波告知手段は、前記携帯端末側送受信機により受信された電波を認識する電波認識手段と、電波を受信したことを知らせる信号発生手段からなり、電波認識手段により電波の受信が確認された際に信号発生手段により音、光、振動のうち少なくとも1つにより着信を知らせることを可能とすることにより、自らが好みの着信方法を選択することとなり業務に差し支えのない着信を選択することができる。
第5の発明は、特に、第4の発明の通信システムの携帯端末は接続手段を備え、前記接続手段により携帯端末以外の家具または電子機器または両方に接続し、前記信号発生手段、接続した家具、接続した電子機器のうち少なくとも1つから電波告知手段により音、光、振動のうち少なくとも1つを発信することを可能とすることにより、携帯端末以外の端末で着信を知らせることとなり、自らが好みの器具によって着信のお知らせを受け取ることができる。
第6の発明は、特に、第1の発明の通信システムの通信機器と既存の端末とを連携させ着信を知らせる送受信機は、単体で既存の端末に前記携帯端末を内蔵し、前記通信機器と既存の端末とを連携させ電波告知手段により着信をしらせることを可能とすることにより、通信機器と既存の端末とを連携させ着信をしらせることとなり、通信システムの構築を楽にすることができる。
第7の発明は、特に、第1の発明の通信システムを再生・表示端末は、前記情報処理手段により読み出された情報を表示する表示端末と、データ蓄積手段に保存されている行き先データを読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により読み出された行き先データ情報を設定する選択手段とからなり、前記データ蓄積手段に保存されている行き先データの中から自らの居場所を前記選択手段により設定し、携帯端末側送受信機から通信機器へ行き先データを送信し保存手段に保存することを可能とすることにより、相手方が着信のお知らせ信号を受け取れない場所に居る場合あるいは都合により信号を受け取れない場合は伝言を受けることとなり、自分の都合の良い時間に伝言を受けることができる。
第8の発明は、第1〜7の発明のいずれかの通信システムの機能の少なくとも一部をプログラム化することにより、電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させて本発明の通信システムの少なくとも一部を容易に実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1から図5は、本発明の第1の実施の形態における通信システムの構成図を示すものであり、図2は特に音声認識手段の構成図を示すものであり、図3は特に電波告知手段の構成図を示すものであり、図4は特に再生・表示端末の構成図を示すものであり、図5は特に再生・表示端末の画面表示図を示すものである。
図1において、通信機器101は、音声を受信する通話手段102と、音声を認識する音声認識手段103と、着信情報を送受信する送受信機104と、着信履歴または行き先データまたは両方を保存する保存手段105からなる。
携帯端末106は通信機器101と通信を行う携帯端末側送受信機108と、携帯端末側送受信機により電波が受信されたことを知らせる電波告知手段107と、携帯端末側送受信機によって受信された着信情報を認識する情報処理手段109と、情報処理手段の出力、行き先データ、着信情報のうち少なくとも1つをユーザーに再生、表示させる再生・表示端末110と、行き先データまたは着信情報または両方を保存しているデータ蓄積手段111からなる。図示しないが、通信システムは複数の通信機器101と複数の携帯端末106からなる。
図2において、音声認識手段103は、通話手段102を通じて流れてくる会話を録音する録音手段202と、その録音された音声を受信側の情報処理手段で読み出し可能な情報に変換し送受信機104に送る変換手段204と、通話手段102から流される音声データを保存する音声データ保存手段203と、そのデータを再生する再生手段201からなる。
図3において、電波告知手段107は携帯端末側送受信機108により受信された電波を認識する電波認識手段301と、電波を受信したことを知らせる信号発生手段302と、自分以外の家具または電子機器または両方に接続するための接続手段303からなる。
図4において、再生・表示端末110は、情報処理手段109により読み出された音声を再生する音声再生手段402と、情報処理手段により読み出された着信情報を表示する表示端末401と、データ蓄積手段111に保存されたデータを読み出す読み出し手段404と、読み出されたデータを選択する選択手段403からなる。
以上のように構成された通信システムについて、以下その動作、作用を説明する。
まずこの通信システムがある会社のオフィスに導入されたことを想定しそのオフィスで働く人物ユーザーAを用いて説明をする。
図6に示すようなレイアウトのオフィスでユーザーAに着信があった場合に(1)ユーザーAが席についている場合、(2)ユーザーAが席を離れ同じフロアー内をぶらぶらしている場合、(3)ユーザーAが予め行き先を決めて席を立った場合、(4)ユーザーAが予め行き先を決めずにフロアー外へ出て行った場合の説明を行う。
まず(1)ユーザーAが席についている場合、ユーザーA宛ての電話の着信が通信機器101によりうけつけられ送信側が通話手段102から流れてくる音声を聞く。その際には「ご希望の相手方の名前をはっきりと喋って下さい」の指示に従い音声認識手段103が送信側の音声を認識し、送受信機104からユーザーAが保持する携帯端末106へ電話の着信があったとの信号を送る。
この携帯端末106はユーザーAが保持する形でもユーザーAのデスク、イス、デスク上のパソコンに接続し着信があった際にはデスク上のランプが発光する、イスが振動する、あるいはデスク上のパソコンにポップアップが表示されるなどユーザーAが希望の設定を選択することが可能である。また音楽を鳴らすことも可能である。
また予め発信元を判別してから電話を受けたいという場合には、相手先の名前を音声認識手段103が識別した後に通話手段102が発信者の名前をたずね、音声認識手段103がその情報を録音し、録音された音声データを送受信機104にて携帯端末106へ送信し、再生・表示端末110により発信元の名前を相手方に知らせ、ユーザーAは相手を認識した上で電話にでることが可能である。
仮に、ユーザーAが通話中の際にはユーザーAの携帯端末106は通話中モードに入り、通話中にユーザーA宛ての着信があった場合には通信機器101にユーザーAは通話中という記録が残され、発信者には通話手段102から「Aはただいま電話中です、伝言を残しますか」などの音声が流れ、受話器が置かれた際に通話中モードが解除される。通話中の際にユーザーAに伝言を残したい場合には通話手段102の指示に従い、保存手段105に保存することができる。
保存された伝言は図5(b)に示すような形で携帯端末106の再生・表示端末110上に表示される。カーソルを再生したい伝後に合わせ、再生のボタンを押すことにより再生することが可能である。また聞き終わった伝言を削除したい場合には、カーソルを合わせ削除ボタンを押すことにより削除することが可能である。
次に(2)ユーザーAが行き先を設定せずにデスク近辺を歩いている場合、ユーザーAが携帯端末106を保持している場合は上記同様携帯端末106に電話の着信の知らせが届き、ユーザーAは自分の居る場所に一番近い電話を受け取る。この際ユーザーAが受け取った通信機器101はその機器でユーザーAが通話しているという情報を同じフロアーの通信機器101に情報を送信し、他の電話にユーザーA宛ての電話がかかってきた場合でもユーザーAが電話中であるという情報を流せるようにしている。
またユーザーAが携帯端末106を保持せずに席を離れた場合、電波告知手段107をランプが光るなどにした場合は同じフロアーから自分のデスクが視野にはいれば近くの電話を受け取り、電波告知手段107に気づかない場合は、通信機器101の設定を送受信機104で電波を送り始めてから7秒後までに反応がない場合は通話手段102から「ただいま席を外しております。伝言を残しますか」などの音声を流すなどを設定することができる。
また着信の知らせに気づいたが電話に出ることができない場合には、知らせが届いた際に携帯端末106から行き先や電話に出られない理由の設定を行うことも可能である。またこの際携帯端末106には着信の履歴を保存しておき、ユーザーAが席に戻った際に観覧することが可能である。
次に(3)ユーザーAが行き先を設定し席を外した場合、ユーザーAは席を外す前に携帯端末106のデータ蓄積手段111に保存されている複数の行き先の中から選択する。例えば行き先の設定の際は図5(a)のような画面が表示され、出張に出る際はカーソルを出張に合わせ、選択ボタンを押すことにより設定することができる。この情報は携帯端末106から携帯端末側送受信機108により通信機器101へ送られ、通信機器101の保存手段105に保存される。
この際、不在中に電話があった際に流される音声を自ら録音することも可能であり、また帰ってくる時間を設定しその情報を通信機器101に保存し不在中メッセージと共に再生することも可能である。
ユーザーAが不在中にユーザーA宛てに電話の着信があった場合は、ユーザーAが不在であることと行き先を即伝えることができ、相手にユーザーAへの伝言を残したいかどうかを問うことができる。残したい場合は音声認識手段103により伝言を残すための指示が流され、音声認識手段103が伝言を録音する。録音された伝言は通信機器101にある一定の数まで保存することができ、また通信機器101から携帯端末106のデータ蓄積手段111へ転送するように設定することも可能である。
次に(4)ユーザーAが行き先を設定せずに送受信機104と携帯端末側送受信機108の通信可能範囲外に出て行った場合、送受信機104は予め設定された回数だけ電波を携帯端末側送受信機108に送り、携帯端末106側で電波がうけつけられなかった場合には通信機器101側の音声データ保存手段203に保存されている音声、「ただいまAは席を外しております」などを流す。そして通信機器101側の保存手段105に着信時刻と送信側の希望しだいで送信側の名前と電話番号を保存する。また通信機器101は一定の回数だけ、一定の時間おきに携帯端末106へ向けて電波を送ることも可能である。もしこの際に携帯端末106が通信距離範囲に入り、電波を受け付けた際には保存手段105に保存されている情報を携帯端末106へ転送することが可能である。
以上のように、本実施の形態においては電話の着信を希望の相手方の携帯端末のみに電話の着信の連絡をすることとなり適切な電話の対応を行うことができる。
また携帯端末106に携帯電話を使うことも可能であり、携帯端末側送受信機108を携帯電話に内蔵することにより、携帯電話の画面に着信履歴を残したり、伝言を表示したり、発信元の名前を表示することが可能である。
(実施の形態2)
図7は、本発明の第2の実施の形態の通信システムのフローチャートである。
ここでは着信があった際にどのような順序で通信システム内の機器が動作していくかを説明する。
まず、図7に示すようにS1にて着信が通話手段102によりうけつけられると、S2にて音声データ保存手段203に保存されているあいさつや電話の操作の指示などの音声が再生手段201により再生される。S3にて音声の指示に従い発信者の名前を録音手段202にて録音する。S4にてダイヤルした電話番号に登録されている人の名前が音声データ保存手段203から再生手段201によって再生され、通話手段102から聞こえる。
S5にて希望の相手方の名前がない場合には、図8のS22にて音声データ保存手段203に保存されているアナウンスメントを再生手段201により再生し、S23にて人に接続したい場合にはS24にてオペレーターに接続し、S25にて通話をし、人に接続したくない場合にはS26にて回線を切断する。
またS5にて希望の相手方の名前がある場合には、S6にてその相手方の行き先情報が音声データ保存手段203に保存されている場合にはS27にて行き先情報を再生手段201が再生しS28にて回線が切断される。
S6にて行き先情報が保存されていない場合は、S7にて変換手段204が録音手段202により録音された音声を送信可能なデータに変換し送受信機104から送信される。S8にて送信された電波が携帯端末106に届かなかった場合は図8のS23にて、人に接続したい場合にはS24にてオペレーターに接続し、S25にて通話をし、人に接続したくない場合にはS26にて回線を切断する。
S8にて携帯端末106に電波が届く場合には、S9にて携帯端末側送受信機108が電波を受信し、電波認識手段301により認識された電波は信号発生手段302にて受信されたと知らされる。
受信したデータはS10にて情報処理手段109によって音声データと一般データが取り出され、音声再生手段402により音声データが再生され、表示端末401に日付、発信者の名前などの情報が表示される。またこれらの情報はデータ蓄積手段111に保存されており、読み出し手段404と選択手段403を操作することにより、後から何回でも読み出すことが可能である。
S11にて、信号発生手段302にて自分宛の着信があることを知らされた際に通信機の近距離にいる場合はS31にて通信機をとり通話を開始する。
S11にて通信機の近距離にいない場合は、S12にてデータ蓄積手段111に保存されている行き先情報を認識し、S13にて行き先情報を携帯端末側送受信機108から送信し、S14にて行き先情報を送受信機104にて受信し、S15にて音声認識手段103が受信したデータを音声化し、通話手段102から行き先情報の音声を流し、それを聞いてS16にて伝言を残したくない場合にはS33にて回線を切断し、伝言を残したい場合にはS17にて録音手段202にて録音し、S18にて伝言を携帯端末106へ送受信機104から送信し、S19にて携帯端末106にて伝言を受信し、S20にてデータ蓄積手段111に保存し、S21にて回線を切断する。
なお、本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以上のように、本発明にかかる通信システムおよびそのプログラムは、電話の着信を希望の相手方に適切に割り振ることが可能となるので、飲食店の呼び出しシステムや病院のナースコール等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における通信システムの構成図 本発明の実施の形態1における音声認識手段の構成図 本発明の実施の形態1における電波告知手段の構成図 本発明の実施の形態1における再生・表示端末の構成図 本発明の実施の形態1における再生・表示端末の画面表示図 本発明の実施の形態1におけるオフィスレイアウト図 本発明の実施の形態2における通信システムのフローチャート 本発明の実施の形態2における通信システムの第一サブルーチンのフローチャート 従来の通信システムの構成図 従来の通信システムの構成図
符号の説明
101 通信機器
102 通話手段
103 音声認識手段
104 送受信機
105 保存手段
106 携帯端末
107 電波告知手段
108 携帯端末側送受信機
109 情報処理手段
110 再生・表示端末
111 データ蓄積手段
201 再生手段
202 録音手段
203 音声データ保存手段
204 変換手段
301 電波認識手段
302 信号発生手段
303 接続手段
401 表示端末
402 音声再生手段
403 選択手段
404 読み出し手段

Claims (8)

  1. 通信機器と携帯端末からなる通信システムにおいて、
    前記通信機器は、音声を受信する通話手段と、音声を認識する音声認識手段と、着信履歴または行き先データまたはその両方を保存する保存手段と、無線により着信情報を送受信する送受信機とからなり、
    前記携帯端末は、携帯端末側送受信機と、前記携帯端末側送受信機により電波が受信されたことを知らせる電波告知手段と、前記携帯端末側送受信機によって受信された前記着信情報を認識する情報処理手段と、前記行き先データまたは着信情報またはその両方を保存しているデータ蓄積手段と、前記情報処理手段の出力情報、前記データ蓄積手段に保存されている行き先データ、着信情報のうち少なくとも1つを再生し表示する再生・表示端末とからなり、
    前記音声認識手段により認識された通話希望の相手方の前記携帯端末に前記送受信機により信号を送り前記電波告知手段により着信を知らせ、前記情報処理手段の出力情報を基に着信情報または行き先データまたはその両方を前記再生・表示端末にて伝えることを可能とした通信システム。
  2. 携帯端末は、前記送受信機から着信情報を携帯端末側送受信機にて受信し、前記着信情報を前記情報処理手段にて認識し、前記着信情報を保存している前記データ蓄積手段にて伝言をうけつけることを可能とした請求項1に記載の通信システム。
  3. 音声認識手段は、前記通話手段を介してメッセージを流す再生手段と、前記再生手段により再生されるメッセージを保存している音声データ保存手段と、通話内容を録音する録音手段と、前記録音手段により録音された内容を受信側の情報処理手段で読み出し可能な情報に変換する変換手段とからなり、電話の発信者の声により希望の相手先または発信者またはその両方を情報処理手段により特定し、発信者の希望により発信者の名前、日時、電話番号のうち少なくとも1つをデータ蓄積手段に記録することを可能とした請求項1に記載の通信システム。
  4. 電波告知手段は、前記携帯端末側送受信機により受信された電波を認識する電波認識手段と、電波を受信したことを知らせる信号発生手段からなり、電波認識手段により電波の受信が確認された際に信号発生手段により音、光、振動のうち少なくとも1つにより着信を知らせることを可能とする請求項1に記載の通信システム。
  5. 携帯端末は接続手段を備え、前記接続手段により携帯端末以外の家具または電子機器または両方に接続し、前記信号発生手段、接続した家具、接続した電子機器のうち少なくとも1つから電波告知手段により音、光、振動のうち少なくとも1つを発信することを可能とする請求項4記載の通信システム。
  6. 通信機器と既存の端末とを連携させ着信を知らせる送受信機は、単体で既存の端末に前記携帯端末を内蔵し、前記通信機器と既存の端末とを連携させ電波告知手段により着信をしらせることを可能とする請求項5に記載の通信システム。
  7. 再生・表示端末は、前記情報処理手段により読み出された着信情報を表示する表示端末と、データ蓄積手段に保存されている行き先データを読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により読み出された行き先データを設定する選択手段とからなり、前記データ蓄積手段に保存されている行き先データの中から自らの居場所を前記選択手段により設定し、携帯端末側送受信機から通信機器へ行き先データを送信し保存手段に保存することを可能とする請求項1に記載の通信システム。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項記載の通信システムの機能の少なくとも一部をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017110783A1 (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 コニカミノルタ株式会社 端末装置、端末装置の動作制御方法および被監視者監視システム

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