JP2006196535A - 多層配線基板及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な工程からなり、チップ型電子部品を実装するための搭載面に形成されるランドをほぼ同一高さとするとことができるとともに、内部にビアホールを形成することを阻害することのない多層配線基板及びその製造方法を得る。
【解決手段】 セラミックグリーンシート11〜14と内部導体層21〜24と段差整合層31〜33とで構成され、上面にチップ型電子部品を実装するための搭載面10aを有する積層基板本体10と、搭載面10a上に形成された複数のランド25〜28と備えた多層配線基板。段差整合層31〜33は、ランド25,27,28が形成されている領域a,c,dの下方に対応する積層基板本体10の内部に、少なくとも一対のランド25,26及び27,28の高さがそれぞれ実質的に同じになるように形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多層配線基板及びその製造方法、特に、内部導体層を内蔵したセラミック積層基板本体の一主面にチップ型電子部品を実装するのためのランドを形成した多層配線基板及びその製造方法に関する。
従来、コンデンサなどの素子を構成する内部導体層をセラミック積層基板本体に内蔵し、該基板本体の上面にチップ型電子部品を実装するためのランドを形成した多層配線基板が種々提供されている。
従来の多層配線基板の一例を模式的に図3に示すと、セラミックグリーンシート11,12,13上にそれぞれ内部導体層21,22,23,24を導電ペーストを印刷して形成し、該シート11,12,13及び最上層のセラミックグリーンシート14を積層して積層基板本体10を形成するとともに、積層基板本体10の搭載面10aの所定位置にランド25〜28を転写し、多層配線基板としている。また、内部導体層21〜24とランド25〜28とはそれぞれビアホール19にて電気的に接続されている。
ところで、近年のセラミック多層配線基板では、内部の配線が高密度化し、積層枚数も増加しているので、内部導体層21〜24の配置によっては搭載面10aの段差が大きくなり、以下の問題点を生じている。
搭載面10a上に形成されたランド25〜28に対してはメタルマスクを介してはんだを印刷するが、このとき低い位置のランド25,27にははんだが多く印刷され、高い位置のランド26,28には半田が少なく印刷される傾向にある。即ち、ランド25〜28の高低差によって印刷されるはんだの量が不均一になり、ランド25〜28に対するチップ型電子部品の実装不良が生じていた。
また、通常、ランド25,26及び27,28をペアにしてチップ型電子部品が実装されるが、これでは実装部品が傾いて実装不良となる。特に、近年では実装部品の小型化が進み、このような実装不良が顕著に現れている。
前記不具合に鑑みて、特許文献1には、グリーンシートの表面の所定部分に、電極ペーストとコンデンサペーストを交互に印刷、乾燥してコンデンサ層及びコンデンサ用電極を形成したセラミック多層基板において、コンデンサ層周辺のグリーンシートの表面に、グリーンシート中のセラミック成分と同一組成を有する絶縁ペーストを印刷して段差を整合するための絶縁層を形成し、多層基板の表面を平坦とすることが開示されている。
特許文献1に記載の製造方法にあっては、多層基板の表面を平坦にして該表面に形成したランドにチップ型電子部品を良好に実装することが可能になる。しかしながら、以下の問題点が生じることになる。
段差を整合するための絶縁層が多層基板内部に形成すべきビアホールを切断してしまうため、基板内部にビアホールを形成することができず、所望の回路を構成できなくなる。ビアホールの形成を優先すると、結局、多層基板の表面に凹凸が生じてしまう。また、段差を整合させる絶縁ペーストの印刷パターンが複雑であり、高精度な印刷合わせが必要でコストが上昇する。さらに、コンデンサ層を形成する層ごとに絶縁ペーストの印刷が必要であり、製造工程が大きく増加する。
特開平7−221452号公報
そこで、本発明の目的は、簡単な工程からなり、チップ型電子部品を実装するための搭載面に形成されるランドをほぼ同一高さとすることができるとともに、内部にビアホールを形成することを阻害することのない多層配線基板及びその製造方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係る多層配線基板は、少なくともセラミック層と内部導体層と段差整合層とで構成され、一主面にチップ型電子部品のための搭載面を有する積層基板本体と、前記搭載面上に形成された複数のランドと、を備え、段差整合層は、ランドが形成されている領域の下方に対応する積層基板本体の内部に、少なくとも一対のランドの高さが実質的に同じになるように形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る多層配線基板の製造方法は、少なくともセラミック層と内部導体層と段差整合層とで構成され、一主面にチップ型電子部品のための搭載面を有する積層基板本体と、前記搭載面上に形成された複数のランドとを備えた多層配線基板の製造方法であって、セラミックグリーンシートを用意する工程と、セラミックグリーンシートに内部導体用ペーストを印刷する工程と、セラミックグリーンシート又は該シートの積層体にランドを形成する工程と、ランドが形成される領域の下方に対応する位置に合わせてセラミックグリーンシートに少なくとも一対のランドの高さが実質的に同じになるように段差整合用ペーストを印刷する工程と、前記セラミックグリーンシートを積層する工程とを備えたことを特徴とする。
本発明においては、ランドが形成されている領域の下方に対応する積層基板本体の内部に段差整合層が形成されているため、ランドの高さがほぼ一定に揃えられる。従って、ランドに印刷されるはんだの量が一定になるとともに、チップ型電子部品を傾くことなくランド上に実装することができる。また、段差整合層はセラミック層に部分的に形成されるため、積層基板本体内に設けられるビアホールを切断することはなく、基板本体内に所望の回路を構成することを妨げることはない。
本発明において、段差整合層は内部導体層と同一組成であってもよいし、セラミック層と実質的に同一組成であってもよい。前者にあっては、セラミックグリーンシート上に一工程で内部導体層と段差整合層を印刷することができ、印刷版を共用でき、かつ、製造工程の増加を招来することがない。後者にあっては、段差整合層が内部導体層に対して電気的に干渉して電気特性が劣化することはなく、また、層間の密着力が向上するためにデラミネーションを生じることはほとんどない。さらに、比較的自由な位置に段差整合層を形成することができる。
ランドの高さは全てのランドが同じであってもよいが、少なくとも一のチップ型電子部品を搭載するためのランドの高さが同じであれば、部品の実装に支障はない。即ち、他のチップ型電子部品を搭載するためのランドの高さとは異なっていてもよい。
ランドの高さが異なる場合、高い位置のランドは小さな面積で、低い位置のランドは大きな面積で形成されていることが好ましい。ランドに対するはんだの印刷時に、高くて小さい面積のランドには少ない量のはんだが供給され、低くて大きい面積のランドには多くの量のはんだが供給されることになり、一回のはんだ印刷工程ではんだ供給量を好ましい状態に制御できる。
本発明に係る製造方法においては、段差整合用ペーストをセラミックグリーンシート上に印刷する際、一対のランドが形成される領域において積層基板本体の厚み方向に存在する内部導体層の層数に基づいて段差量を算出するステップと、算出された段差量に基づいて一対のランドの高さを実質的に同じとするのに必要な段差整合用ペーストの量を算出するステップとを経ることが好ましい。
段差整合用ペーストの形成位置及び形成量を予め算出しておくことで、段差整合層を正確な位置にかつ適正量で形成することができる。また、ビアホールを含む内部導体層の配置やその積層数に応じた段差整合層の配置及び形成層数の設計が容易になる。
本発明によれば、セラミックグリーンシートの所定位置に段差整合用ペーストを印刷するという簡単な工程で、積層基板本体の一主面に形成されるチップ型電子部品を実装するためのランドをほぼ同じ高さに揃えることができ、チップ型電子部品の実装不良を防止することができる。しかも、段差整合層がビアホールを切断することがなく、積層基板本体内に所望の回路を構成することができる。
以下に、本発明に係る多層配線基板及びその製造方法の実施例について添付図面を参照して説明する。
(第1実施例、図1参照)
図1に示す多層配線基板は、本発明に係る第1の方法によって製造された第1実施例であり、図3に示した従来の多層配線基板と同じ回路を構成するものとして示している。なお、内部回路の構成は模式的に簡略化して示している。
また、図1の各部材に付した符号は図3と共通に使用されており、10は積層基板本体、11〜14はセラミックグリーンシート、19はビアホール、21〜24は内部導体層、25〜28はランドである。また、本第1実施例の特徴的要素として段差整合層31〜33が設けられている。
積層基板本体10の製造に際しては、まず、積層基板本体10の構造、即ち、内部導体層21〜24の配置、層数に基づいて、その搭載面10aにおいて凹凸を生じることになる領域a〜dを選定し、各領域a〜dにおける積層方向に重なる内部導体層21〜24の層数からそれらの厚みT1,T2,T3を算出する。具体的には、図3において、内部導体層21,24が2層に配置される領域bの厚みはT1であり、内部導体層22,23が1層に配置される領域d,aの厚みはT2であり、内部導体層が配置されない領域cの厚みはT3である。
次に、積層方向に重なる内部導体層が最も多い領域の厚みに合うように、それ以外の領域で段差整合層を形成する必要があるか否か、あるとすればその厚みはどれだけかを算出する。具体的には、領域bの最大厚みT1に合わせて、領域a,dでは段差整合層の厚みを(T1−T2)と算出し、領域cでは段差整合層の厚みを(T1−T3)と算出する。
そして、内部導体層21〜24の位置やビアホール19の位置などを考慮して、段差整合層を形成する層位置、段差整合用ペーストの印刷位置、パターン形状、印刷厚みを決定する。具体的には以下のように決定する。ランド25の下方にはセラミックグリーンシート12上に段差整合層31を厚み(T1−T2)で印刷する。ランド26の下方には段差整合層を形成しない。ランド27の下方にはセラミックグリーンシート11上に段差整合層32を形成するとともに、セラミックグリーンシート12上に段差整合層33を形成する。ランド28の下方にはセラミックグリーンシート11上に段差整合層32を形成する。なお、段差整合層32はランド27,28に対して共通に形成される。
本第1実施例において、最大段差(T1−T3)は70μmであり、この段差は段差整合層32,33と2層に分けて高さを揃えるようにした。また、搭載面10aに実装されるチップ型電子部品の最小サイズは長さ0.6mm、幅0.3mm、高さ0.3mmであることから、段差は45μmまで許容できる。但し、本第1実施例においては、搭載面10aは極力同一高さとなるように設定している。
実際の製造工程では、Ba−Al−Si系セラミック原料粉末を用いたセラミックグリーンシート11〜14を用意し、セラミックグリーンシート11,12,13上の所定位置に内部導体層21〜24となるようにCuからなる導電性粉末を含む内部導体用ペーストをスクリーン印刷した。これらの印刷版には段差整合層31〜33を印刷するためのパターンも形成しておき、シート11,12上には段差整合層31〜33も同時に印刷した。即ち、本第1実施例では、段差整合用ペーストは内部導体用ペーストと同じものが使用される。
前述の如く得られたセラミックグリーンシート11〜14を所定の順序で積層し、搭載面10aにランド25〜28を転写又は導電ペーストを印刷した後、焼成し、積層基板本体10を得た。さらに、ランド25〜28に図示しないメタルマスクを介してはんだを印刷した後、ランド25〜28上に所定のチップ型電子部品を搭載した状態でリフロー処理を施して実装し、電子部品モジュールとした。
なお、製造工程は任意であり、例えば、ランド25〜28に関しては、予めセラミックグリーンシート14上に印刷しておき、該シート14を他のシート11〜13とともに積層してもよい。また、シート11〜14を順次積層しつつ必要な内部導体層や段差整合層を形成してもよい。
図1はこのようにして製作した積層基板本体10の断面を示している。なお、図1に示したセラミックグリーンシートの積層数、内部導体層のパターンや層数、段差整合層のパターンや層数などは、模式的に簡略化されている。この点は以下に示す図2も同様である。
本第1実施例においては、従来では低くなってしまうランド25,27,28が形成されている領域a,c,dの下方に対応する積層基板本体10の内部に段差整合層31〜33が形成されているため、ランド25〜28の高さが一定に揃えられる。従って、ランド25〜28に印刷されるはんだの量が一定になり、チップ型電子部品を傾くことなくランド25〜28上に実装することができる。
また、段差整合層31〜33はセラミックグリーンシート11,12上に部分的に形成されるため、積層基板本体10内に設けられるビアホール19を切断することはなく、基板本体10内に所望の回路を構成することを妨げることはない。
なお、積層基板本体10の搭載面10aはその全面Aにわたって平坦とする必要はなく、本第1実施例ではランド25〜28が設けられる領域Bを平坦とするために段差整合層31〜33を形成している。
また、本第1実施例において、段差整合用ペーストは内部導体用ペーストと同一組成であるため、セラミックグリーンシート上に一工程で内部導体層と段差整合層を印刷することができ、印刷版を共用できるとともに製造工程の増加を避けることができる。
しかも、段差整合用ペーストをセラミックグリーンシート上に印刷する際、ランド25〜28が形成される領域a〜dにおいて積層基板本体10の厚み方向に存在する内部導体層の層数に基づいて段差量を算出し、算出された段差量に基づいてランドの高さを実質的に同じとするのに必要な段差整合用ペーストの量を算出するため、段差整合層を正確な位置にかつ適正量で形成することができ、ビアホールを含む内部導体層の配置やその積層数に応じて段差整合層の配置及び形成層数の設計が容易になる。
(第2実施例)
第2実施例は、基本的には図1に示した多層配線基板と同様の構成及び同様の製造工程からなる。異なるのは、段差整合層31〜33としてセラミックグリーンシート11〜14と同一組成のセラミックペーストを用いた点である。
段差整合層31〜33を形成するためのセラミックペーストに含まれるセラミック原料粉末の粒径を変更することで、印刷量と焼成後の厚みの関係をある程度変えることができる。従って、セラミック原料粉末の粒径は使用する内部導体用ペーストに応じて適宜選択されることになる。
本第2実施例では、段差整合用ペーストを内部導体用ペーストとは異なるペーストを用いることから、セラミックグリーンシート11,12上には内部導体用ペーストを印刷した後に、別途段差整合用ペーストを印刷する工程を設けた。
本第2実施例の作用効果は基本的に前記第1実施例と同様であるが、段差整合用ペーストが内部導体用ペーストとは異なるものであるため、製造工程数が増加する。しかし、段差整合用ペーストはセラミックグリーンシートと実質的に同一組成からなるため、段差整合層が内部導体層に対して電気的に干渉して電気特性が劣化することはなく、また、層間の密着力が向上するためにデラミネーションを生じることはほとんどない。さらに、比較的自由な位置に段差整合層を形成することができるという利点を有する。
(第3実施例、図2参照)
第3実施例は、図2に示すように、ランド25,26を設けた領域a,bを同じ高さとし、ランド27,28を設けた領域c,dは同じ高さではあるが領域a,bよりも低く形成した。具体的には、前記第1実施例における段差整合層32を省略した。なお、段差整合用ペーストは内部導体用ペーストと同じ組成物でも、あるいは、セラミックグリーンシートと実質的に同じ組成物のいずれであってもよい。
ランド25,26には一つのチップ型電子部品が実装され、ランド27,28には他のチップ型電子部品が実装される。第1実施例に示したように、ランド25〜28の高さは全てのランドが同じであってもよいが、一つのチップ型電子部品を搭載するためのランドの高さが同じであれば、部品の実装に支障はない。
従って、本第3実施例では、一のチップ型電子部品を搭載するための領域B1に対して他のチップ型電子部品を搭載するための領域B2を低く設定するとともに、高く位置するランド25,26は小さな面積で、低く位置するランド27,28は大きな面積で形成した。
図2に示すように、積層基板本体10を製作した後、搭載面10a上にメタルマスク40を被せ、開口部41〜44からランド25〜28上にはんだを印刷する。この印刷時において、印刷されるはんだ量はランドの面積とランドの表面からメタルマスク40の上面までの距離に比例する。従って、大きい面積のランド27,28は低く、小さい面積のランド25,26は高く形成することにより、小さい面積のランド25,26には少ない量のはんだが供給され、大きい面積のランド27,28には多くの量のはんだが供給されることになる。
本第3実施例の作用効果は基本的に前記第1及び第2実施例と同様であり、特に、同一部品を実装するランド25,26及び27,28ごとの高さを一致させるとともに高さに応じて面積を異ならせることにより、実装性を損なうことなく、一回のはんだ印刷工程ではんだ供給量を好ましい状態に制御できる。
(他の実施例)
なお、本発明に係る多層配線基板及びその製造方法は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
例えば、セラミックグリーンシート、内部導体層及び段差整合層の層数や、内部導体層、段差整合層及びランドのパターン形状、配置などは任意である。また、ビアホールの配置も任意であることは勿論である。
本発明に係る多層配線基板の第1実施例を示す断面図である。 本発明に係る多層配線基板の第3実施例を示す断面図である。 従来の多層配線基板を示す断面図である。
符号の説明
10…積層基板本体
10a…搭載面
11〜14…セラミックグリーンシート
21〜24…内部導体層
25〜28…ランド
31〜33…段差整合層
40…はんだ印刷用メタルマスク

Claims (11)

  1. 少なくともセラミック層と内部導体層と段差整合層とで構成され、一主面にチップ型電子部品のための搭載面を有する積層基板本体と、
    前記搭載面上に形成された複数のランドと、を備え、
    前記段差整合層は、前記ランドが形成されている領域の下方に対応する前記積層基板本体の内部に、少なくとも一対のランドの高さが実質的に同じになるように形成されていること、
    を特徴とする多層配線基板。
  2. 前記段差整合層は前記内部導体層と同一組成からなることを特徴とする請求項1に記載の多層配線基板。
  3. 前記段差整合層は前記セラミック層と実質的に同一組成からなることを特徴とする請求項1に記載の多層配線基板の製造方法。
  4. 一のチップ型電子部品を搭載するためのランドの高さが同じであり、かつ、他のチップ型電子部品を搭載するためのランドの高さとは異なっていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の多層配線基板。
  5. 高い位置のランドは小さな面積に形成され、低い位置のランドは大きな面積に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の多層配線基板。
  6. 少なくともセラミック層と内部導体層と段差整合層とで構成され、一主面にチップ型電子部品のための搭載面を有する積層基板本体と、前記搭載面上に形成された複数のランドとを備えた多層配線基板の製造方法であって、
    セラミックグリーンシートを用意する工程と、
    セラミックグリーンシートに内部導体用ペーストを印刷する工程と、
    セラミックグリーンシート又は該シートの積層体にランドを形成する工程と、
    ランドが形成される領域の下方に対応する位置に合わせてセラミックグリーンシートに少なくとも一対のランドの高さが実質的に同じになるように段差整合用ペーストを印刷する工程と、
    前記セラミックグリーンシートを積層する工程と、
    を備えたことを特徴とする多層配線基板の製造方法。
  7. 前記段差整合用ペーストは前記内部導体用ペーストと同一組成からなることを特徴とする請求項6に記載の多層配線基板の製造方法。
  8. 前記段差整合用ペーストは前記セラミックグリーンシートと実質的に同一組成からなることを特徴とする請求項6に記載の多層配線基板の製造方法。
  9. 一対のランドが形成される領域において前記積層基板本体の厚み方向に存在する前記内部導体層の層数に基づいて段差量を算出するステップと、
    算出された前記段差量に基づいて一対のランドの高さを実質的に同じとするのに必要な段差整合用ペーストの量を算出するステップと、
    を経て前記段差整合用ペーストを所定のセラミックグリーンシート上に印刷することを特徴とする請求項6ないし請求項8のいずれかに記載の多層配線基板の製造方法。
  10. 一のチップ型電子部品を搭載するためのランドの高さと同一に、かつ、他のチップ型電子部品を搭載するためのランドの高さとは異ならせて形成することを特徴とする請求項6ないし請求項9のいずれかに記載の多層配線基板の製造方法。
  11. 高い位置のランドは小さな面積で形成し、低い位置のランドは大きな面積で形成することを特徴とする請求項10に記載の多層配線基板の製造方法。
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