JP2006182643A - 圧電磁器組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、鉛を含有せず、圧電共振子および発振子などの用途に利用できる圧電磁器組成物を提供する。
【解決手段】Na、Ba、BiおよびNbの金属元素を含有するタングステンブロンズ型の複合酸化物を主成分とする圧電磁器組成物であって、全重量中Biを金属換算で3〜6重量%の割合で含有し、モル比による組成式を、xNaNbO3−yBaNb2O6−zBiNb3O9(但し、x+y+z=1)で表わしたとき、x、yおよびzが次の各点を頂点とする多角形で囲まれる領域にあることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】Na、Ba、BiおよびNbの金属元素を含有するタングステンブロンズ型の複合酸化物を主成分とする圧電磁器組成物であって、全重量中Biを金属換算で3〜6重量%の割合で含有し、モル比による組成式を、xNaNbO3−yBaNb2O6−zBiNb3O9(但し、x+y+z=1)で表わしたとき、x、yおよびzが次の各点を頂点とする多角形で囲まれる領域にあることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、圧電素子、特に圧電共振子および発振子などの用途に利用できる圧電磁器組成物に関するものである。
従来から圧電共振子および発振子用材料として、PbTiO3を主成分とするPT系セラミックスおよびPb(Zr1−xTix)O3を主成分とするPZT系セラミックスが汎用されてきた。また、それらの圧電特性の向上や共振周波数の温度変化を小さく抑えるために、種々の微量添加物を添加したもの、Pbの一部をBa、Srおよび/またはCaなどの2価の元素で置換したもの、あるいは、Pb(Sb1/2Nb1/2)O3やPb(Mg1/3Nb2/3)O3などの第3成分を固溶させたものが使用されてきた。
近年の電子機器の小型・高精度化に伴って、共振周波数の温度変化が小さい圧電共振子および発振子用材料が望まれており、これらの用途に適したPTおよびPZT系セラミックスが使用されてきた。
本発明は、上記課題に鑑み発明されたものであって、共振周波数の温度変化が小さく、キュリー温度が高い圧電共振子および発振子などの用途に利用できる圧電磁器組成物を提供することを目的とする。
本発明は、Na、Ba、BiおよびNbの金属元素を含有するタングステンブロンズ型の複合酸化物を主成分とする圧電磁器組成物であって、全重量中Biを金属換算で3〜6重量%の割合で含有し、モル比による組成式を、xNaNbO3−yBaNb2O6−zBiNb3O9(但し、x+y+z=1)で表わしたとき、x、yおよびzが次の各点を頂点とする多角形で囲まれる領域にあることを特徴とする圧電磁器組成物である。
これより、キュリー温度が、250℃以上と高く、共振周波数の温度変化の絶対値が50ppm/℃以下(以下、共振周波数の温度変化は絶対値で示す)と小さい圧電磁器組成物を提供できる。
特に、第一遷移金属の少なくとも1種を、磁器中に酸化物換算で2重量%以下の範囲で添加させたが好ましい。ここで言う第一遷移金属とは、元素の周期表における21Sc〜30Znまでの金属元素のことであり、前記構成においては、第一遷移金属は、特にV、Cr、Mn、Fe、Coおよび/またはNiであることが好ましい。
これにより、電気機械結合係数および機械的品質係数が向上し、且つ、キュリー温度が250℃以上で、共振周波数の温度変化が10ppm/℃以下と非常に小さい圧電共振子および発振子等などの用途に好適な圧電磁器組成物となる。
上記のように、本発明の圧電磁器組成物は、Na、Ba、BiおよびNbの金属元素を含有するタングステンブロンズ型の複合酸化物を主成分とする磁器全量中において、Biを金属換算で3〜6重量%の割合で含有し、xNaNbO3−yBaNb2O6−zBiNb3O9(但し、x+y+z=1)で表わしたとき、前記一般式における(x,y,z)が次の各点A(0.382,0.560,0.058)、点B(0.422,0.520,0.058)、点C(0.422,0.505,0.073)、点D(0.382,0.545,0.073)を頂点とする四角形で囲まれる領域内にあり、特にNa、Ba、BiおよびNbの金属元素を含有するタングステンブロンズ型の複合酸化物を主成分とする磁器全量中において、Biを金属換算で3〜6重量%の割合で含有し、第一遷移金属の少なくとも1種を磁器全量中に2重量%以下の割合で含有させているため、共振周波数の温度変化が小さく、キュリー温度が高い圧電共振子および発振子などの用途に利用できる圧電磁器組成物を提供することがきる。
本発明の圧電磁器組成物を、必要に応じて図面を用いて説明する。
本発明の圧電磁器組成物は、Na、Ba、BiおよびNbの金属元素を含有するタングステンブロンズ型の複合酸化物を主成分とする圧電磁器組成物である。
そして、Biを全量中金属換算で3〜6重量%の割合で含有し、Biは磁器の結晶粒子内にほとんどが固溶した結晶構造を有する。
そして、このBi量を特定することにより、キュリー温度が高く(250℃以上)、共振周波数の温度変化を小さく、100ppm/℃以下に抑えることが可能となる。
上述のように全磁器中に含有させるBi量を3〜6重量%としたのは、例えばBi量が3重量%未満では、結晶粒子内に固溶するBiが不足し、その結果、共振周波数の温度変化が大きくなり、実用に供さない圧電磁器組成物となってしまう。
また、6重量%越える場合、結晶粒子内に固溶するBiが過剰となり、その結果、キュリー温度が著しく低下し、200℃未満となる。
なお、上記磁器中に含有させるBiは、共振周波数の温度変化を小さく抑えるということから、磁器の結晶粒子内に固溶していることが望ましい。
本発明によれば、Biで一部置換したタングステンブロンズ型の組成物は、一般式、xNaNbO3−yBaNb2O6−zBiNb3O9(但し、x+y+z=1)であらわした時、この式(x,y,z)が、図1の3成分組成図上における各点A(0.382,0.560,0.058)、点B(0.422,0.520,0.058)、点C(0.422,0.505,0.073)、点D(0.382,0.545,0.073)を頂点とする四角形A、B、C、Dで囲まれる領域であることが重要である。これにより、特に、共振周波数の温度変化が50ppm/℃以下に抑えることができ、非常に安定した圧電磁器組成物となる。
特に、本発明では、第一遷移金属(元素の周期表における21Sc〜30Znまでの金属元素)の少なくとも1種を、磁器全量中、酸化物換算で2重量%以下の割合で含有することが好ましい。
磁器中に第一遷移金属の少なくとも1種の量を特定量含有させることにより、上記磁器の圧電特性、特に共振周波数の温度変化を10ppm/℃以下にすることが可能で、電気機械結合係数及び機械的品質係数を大きく向上させることができる。
尚、第一遷移金属は、電気機械結合係数及び機械的品質係数を向上させるという効果が大きいという理由から、V、Cr、Mn、Fe、Coおよび/またはNiであることが好ましい。そして、このように第一遷移金属を特定量含有させたこの圧電磁器組成物においては、第一遷移金属の含有量が増加すると、それらの金属元素の一部が粒界部にも存在する場合がある。
本発明の圧電磁器組成物は、例えば、次のようにして製造することができる。
出発原料として、Na2CO3、BaCO3、Bi2O3、Nb2O5および第一遷移金属の酸化物の各粉末を所定の割合で混合し、900〜1100℃で3〜5時間仮焼した後、粉砕することによって所望の材料組成の粉末を作製する。この粉末に有機バインダーを混合し、金型プレス、静水圧プレス等により所望の形状に成形した後、1150〜1280℃で2〜5時間焼成することによって磁器を得ることができる。なお、第一遷移金属の酸化物は、上記の作製プロセス中において、調合時だけでなく、仮焼した粉体に対して混合しても同様な効果が得られる。
また、原料粉末としては炭酸塩や酸化物だけでなく、酢酸塩や有機金属などの化合物のいずれであっても、焼成などの熱処理プロセスによって酸化物になるものであれば良い。
さらに、本発明の圧電磁器組成物においては、原料粉末などに微少量含まれるK、Mg、Ca、Si、Taなどの不可避不純物が混入する場合がある。
出発原料とし、Na2CO3、BaCO3、Bi2O3、Nb2O5、V2O5、Cr2O3、MnO2、Fe2O3、Co3O4およびNiOを用いて磁器組成が例えば表1および2に示す値となるように秤量した。この混合物をZrO2ボールを用いたボールミルで12時間湿式混合した。
次いで、この混合物を乾燥した後、大気中で900〜1100℃で3時間仮焼し、該仮焼物を再び上記ボールミルで細かく粉砕した。その後、この粉砕物にポリビニルアルコール(PVA)などのバインダーを混合して造粒した。
得られた粉末を1.5t/cm2の圧力で直径16mm、厚さ1.5mmの寸法からなる円盤にプレス成形した。これらの成形体を1150℃〜1280℃の範囲で2〜5時間焼成した。得られた磁器を0.5mmの厚みになるまで研磨した。上記の方法で作製した磁器のX線回折パターンを測定した結果、本発明の試料は、タングステンブロンズ型の複合酸化物であって、磁器中に含有させたBiは、結晶粒子中に固溶していることが確認された。
また、第一遷移金属である金属元素の大部分は結晶粒子中に固溶しているが、含有量が多くなるに従って、一部が粒界にも存在していることが確認された。
上記方法で得た磁器に銀電極を形成し、200℃のシリコンオイル中で4kV/mmの直流電界を印加して分極処理を行った。但し、試料番号15は150℃のシリコンオイル中で分極処理を行なった。そして、厚み縦方向の共振・***振周波数、共振抵抗、静電容量をインピーダンスアナライザーを用いて測定し、電気機械結合係数(kt)、機械的品質係数(Qm)と比誘電率(ε33 T/ε0)を求めた。
また、厚み縦方向の共振周波数(fr)の温度変化を−20〜80℃の範囲で調べた。frの温度係数(fr−TC)を式:fr−TC=△fr/(fr[20℃]×100)×106(ppm/℃)から算出した。ただし、△frは−20〜80℃の範囲におけるfrの変化量、fr[20℃]は20℃におけるfrの値である。さらに、比誘電率(ε33 T/ε0)を温度の関数としてプロットし、磁器のキュリー温度(TC)を求めた。
表1から、Na、Ba、BiおよびNbの金属元素を含有するタングステンブロンズ型の複合酸化物を主成分とする圧電磁器組成物であって、全重量中Biを金属換算で3〜6重量%の割合で含有した第1の発明の圧電磁器組成物は、温度係数(fr−TC)が100ppm/℃以下であることが判る(試料番号2〜14)。本発明の好ましい例によると、50ppm/℃以下、さらに好ましい例によると、10ppm/℃以下の温度係数を示し、従来の圧電共振子および発振子などの用途に使用されているPTおよびPZTセラミックスと同レベルの温度係数を有することがわかる。
試料番号2〜14から、磁器中に含まれるBi含有量が3〜6重量%の場合においては、温度係数が100ppm以下であると同時に、キュリー温度(TC)が250℃以上と高いことから、半田付けリフロー時の熱にも耐え得るものであることがわかる。
本発明の圧電磁器組成物では、試料番号2〜14に示すように、Bi含有量が3〜6重量%の範囲において、温度係数(fr−TC)の符号が負から正に転じていることがわかる。この符号が変わる付近の組成において温度係数の値が小さい磁器を得ることができる。
また、モル比による組成式をxNaNbO3−yBaNb2O6−zBiNb3O9(但し、x+y+z=1)で表わしたとき、図1のx,y,zのモル比率を3成分組成図に示す試料番号3(点A(0.382,0.560,0.058))、試料番号5(点B(0.422,0.520,0.058))、試料番号11(点C(0.422,0.505,0.073))、試料番号13(点、D(0.382,0.545,0.073)を頂点とする四角形A、B、C、Dで囲まれる領域にある試料、例えば、試料番号3、4、5、6、8、10、11、12、13においては、このBiの含有効果によって温度係数が50ppm/℃以下まで小さくなることがわかる。
試料番号2〜13から、Bi含有量が増加するにしたがって、電気機械結合係数(kt)とキュリ―温度(TC)が低下する傾向にあることがわかる。一方、比誘電率(ε33 T/ε0)は、Bi含有量が増加すると、大きくなる傾向を示すことがわかる。また、機械的品質係数(Qm)は、Bi含有量が3.9〜5.1の範囲において大きな値を示すことがわかる。
また、第1の発明であって、図1に示す3成分組成図で示す四角形A,B,C,Dの領域がする多角形の領域外の試料番号2、7、9、14では実用レベルを満足し得る温度係数ではあるが、50ppm/℃よりも大きくなってしまう。特に、共振周波数の温度変化が小さい圧電磁器を得るという点から、3成分組成図で示す四角形A,B,C,Dの領域内に設定するように組成を制御することが望ましい。
尚、試料番号1のように、Bi含有量が3重量%未満(試料番号1では2.1重量%)では、温度係数(fr−TC)が顕著に大きくなり、実用上好ましくない。また、Bi含有量が6重量%を越える試料番号15では、温度係数(fr−TC)が100ppm/℃よりも大きく、且つキュリー温度(TC)が顕著に低下するので好ましくない。
表2に示す試料番号16〜39は、表1の試料番号8を用いて、第一遷移金属の少なくとも1種を、磁器全量中に酸化物換算で0.01〜2重量%の割合で含有させた場合の結果を示す。この結果から全体として、電気機械結合係数(k33)と機械的品質係数(Qm)が向上することがわかる。また、温度係数(fr−TC)も添加しない場合と比較して向上できることがわかる。
試料番号16〜24から、MnO2添加量が0.2〜2.0重量%の範囲において、MnO2添加量が0.4重量%で電気機械結合係数(k33)と機械的品質係数(Qm)がピークを示すことがわかる(試料番号20)。この試料番号20では、MnO2を添加しない場合と比較し、電気機械結合係数(k33)が約30%、機械的品質係数(Qm)が5倍程度向上することがわかる。
MnO2添加量が増加すると、キュリー温度(TC)は低下し、比誘電率(ε33T/ε0)は大きくなることがわかる。MnO2添加量を2重量%まで増加すると、キュリー温度(TC)は251℃まで低下することがわかる。
尚、MnO2添加量を2.0重量%以上添加する(試料番号24)と、添加してない試料番号8と比較すると、温度係数(fr−TC)は−10ppm/℃から、+42ppm/℃まで大きくなる。従って、第一遷移金属を添加は2重量%未満とすることが望ましい。
MnO2添加量が0.4〜0.8重量%の範囲において、温度係数(fr−TC)の符号は、負から正に変化することがわかる。
試料番号25〜29では、MnO2の代わりに、Cr2O3、Fe2O3、CoO、NiO、V2O5を添加量0.4重量%添加しても、同様に電気機械結合係数(k33)と機械的品質係数(Qm)が向上することがわかる。
試料番号30〜39では、MnO2、Cr2O3、Fe2O3、CoO、NiO、V2O5から選ばれる酸化物を複合添加した場合で、その合計添加量を0.4重量%とした。この場合において、電気機械結合係数(k33)と機械的品質係数(Qm)が向上する効果が大きいことがわかる。試料番号30〜33においては、機械的品質係数(Qm)が600を越えることがわかる。また、試料番号35〜39に示す添加物の比率にした場合において、酸化物を単独で添加する場合と比較し、電気機械結合係数(k33)を向上する効果が大きいことがわかる。
本発明における圧電磁器組成物においては、上記のように、磁器の圧電特性を向上するという点から、第一遷移金属の少なくとも1種を磁器全量中に2重量%以下の割合で含有することが好ましい。
A、B、C、D・・・・請求項2記載の好ましい領域
Claims (2)
- Na、Ba、BiおよびNbの金属元素を含有するタングステンブロンズ型の複合酸化物を主成分とする圧電磁器組成物であって、全重量中Biを金属換算で3〜6重量%の割合で含有し、モル比による組成式を、xNaNbO3−yBaNb2O6−zBiNb3O9(但し、x+y+z=1)で表わしたとき、x、yおよびzが次の各点を頂点とする多角形で囲まれる領域にあることを特徴とする圧電磁器組成物。
x y z
A(0.382,0.560,0.058)
B(0.422,0.520,0.058)
C(0.422,0.505,0.073)
D(0.382,0.545,0.073) - 第一遷移金属の少なくとも1種を、酸化物換算で2重量%以下の割合で添加させたことを特徴とする請求項1記載の圧電磁器組成物。
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