JP2006172911A - 電池モジュールとその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケース内部に複数積層状態で設けられた扁平型電池であっても、各扁平型電池の熱を円滑に放熱することができる電池モジュールとその製造方法を提供する。
【解決手段】外装材12,13により発電要素11を内部に封止してなる扁平型電池10を複数積層して形成した組電池Kを、ケース1内に収納してなる電池モジュールMであって、外装材12,13の周縁部を扁平型電池10の積層方向に折り曲げることにより形成した折り曲げ部20を、ケース1の内面に当接したことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、扁平型電池を複数積層した組電池をケース内に収納してなる電池モジュールとその製造方法に関する。
近年、正極および負極の電極板を積層して構成された発電要素をラミネートフィルムなどの外装材によって封止し、板状をなす電極端子を外装材から外部に導出してなる扁平な電池(以下、「扁平型電池」という)が開発されている。この扁平型電池は、複数積層するとともに各々を電気的に直列および/または並列に接続することにより、高出力および高容量の組電池とし、これをケース内に収納して電池モジュールにしている(特許文献1参照)。
特開2001−256934号公報
このような電池モジュールにおいては、充放電により各扁平型電池の温度が上昇すると、充電効率が低下などの虞があるため、ケースの周辺に空気流通空間を設け、放熱性能を高めている。
しかし、扁平型電池を複数積層した状態の組電池をケースに収納すると、積層方向最上段あるいは最下段の扁平型電池は、ケースに接しているので放熱効率はある程度良好な状態が保たれるが、これ以外の中間に位置するものは、他の扁平型電池を介して放熱しなければならないため、放熱効率が低下する。特に、積層方向中央に位置する扁平型電池は、放熱効率が著しく低下する。
本発明の目的は、ケース内部に複数積層状態で設けられた扁平型電池であっても、各扁平型電池の熱を円滑に放熱することができる電池モジュールとその製造方法を提供することにある。
請求項1、5の発明では、外装材の周縁部を扁平型電池の積層方向に折り曲げることにより形成した折り曲げ部を、ケースの内面に当接したので、各扁平型電池からの熱を各扁平型電池の外装材を介してケースに直接伝達でき、積層方向最上段あるいは最下段の扁平型電池のみでなく個々の扁平型電池の放熱効率を高めることができる。しかも、折り曲げ部を形成すると、外装材の周縁部がエッジとなって外方に突出することがなく、組電池をケースに収納する組み付け作業性も良好なものとなる。また、折り曲げ部の形成により電池モジュール自体の大きさが小さくなり、当該電池モジュールを多数接続して形成した電池の総体積が小型化し、当該電池の体積エネルギー密度が増大し、高出力および高容量の電池とすることができる。
請求項2の発明では、前記折り曲げ部の長さを扁平型電池の積層方向の厚さ寸法以下としたので、扁平型電池を積層しても、各扁平型電池の折り曲げ部は、相互に重合することなくケースに接することになり、上下に存在する扁平型電池の折り曲げ部を伝わる熱に影響されることなく、個々の扁平型電池の放熱効率を高めることができる。
請求項3の発明では、ケースの熱伝導率を少なくとも外装材のものより高くしたので、外装材の熱がケースに伝わり易く、各扁平型電池の放熱効率を高めることができる。
請求項4の発明では、折り曲げ部をケースの内面に接着剤により取り付けると、外部から振動などが加わっても折り曲げ部とケースとの間に隙間が生じることはなく、扁平型電池の放熱効率が低下することはない。
請求項6の発明では、折り曲げ部を形成する場合、扁平型電池から面方向に突出した周縁部をヒートシールした後、積層方向に折り曲げてヒートシールするので、独立した折り曲げ部形成工程が別途設けることなくヒートシール工程で形成でき、製造も容易となる。しかも、扁平型電池の周縁部を成形するとき、屈曲癖を付けた後にヒートシールすることになり、ヒートシール部分に無用な応力が作用して外装材が剥れる虞もなく、シール信頼性の高いものとなる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明に係る電池モジュールの一実施形態を示す斜視図、図2は図1の2−2線に沿う断面図、図3は同電池モジュールに組み込まれる1つの扁平型電池の斜視図、図4は図3の4−4線に沿う断面図である。
例えば、電動自動車や電車などに搭載されている動力源としての車載電池では、所望の電流、電圧、容量に対応して適数個の電池モジュールを用い、これらを直並列に接続して車載している。電池モジュールの車載状態は、各電池モジュール間にカラーを設けて空間が生じるように配置している。このような車載状態とすることにより、空間を流通する空気により充放電による発熱を空冷し、電池温度を下げ、電池の寿命が低下することを抑制している。
本実施形態の電池モジュールMは、扁平型電池10を複数積層して組電池Kとし、これをケース1内に収納したものである。以下、個々について説明する。
まず、ケース1は、図1に示すように、断面が扁平な椀状に形成されたロアケース1aと、ロアケース1aの開口部を塞ぐアッパーケース1bとを有し、後述する組電池Kをロアケース1a内に収納した後に、アッパーケース1bをロアケース1aの口縁部にカシメ固定している。ロアケース1aおよびアッパーケース1bは、比較的薄肉板材から構成され、各扁平型電池10が外部のものと導通しないように、少なくとも内周面には電気絶縁層が設けられている。ケース1を構成する材料としては、少なくとも後述する外装材12、13の熱伝導率より高い熱伝導率を有する材料、例えば、鋼板、アルミニウム合金などが好ましい。
なお、ロアケース1aとアッパーケース1bが合体されると、略密閉状態となるが、ケース1には、取付ボルトが挿通される通孔2や、出力端子3,4を外部に臨ますための開口部5、あるいは電池の電圧を検出する電圧検出部(不図示)と接続するコネクタを差し込む差込口6などが開設されており、これらによりある程度の放熱は可能である。
各扁平型電池10は、例えば、扁平なリチウムイオン二次電池であり、図2〜4に示すように、正極板、負極板、セパレータおよび電解液からなる発電要素11を外装材12、13によって覆い、発電要素11の外周に沿ってヒートシールし、発電要素11を内部に封止している。
外装材12、13は、ラミネートフィルムにより構成され、図4に示すように、発電要素11に接する面側と最外層が電気絶縁層15、その中間が熱伝導率の高い金属膜層16とされている。外装材12は、発電要素11が嵌り込むように、予め断面が扁平な椀状に形成されているが、外装材13は、フラットである。
外装材12、13を重ね合わせて発電要素11の外周に沿って加熱すると、両ラミネートフィルムの各樹脂製電気絶縁層15が溶融一体化し、ヒートシールされ、内部の発電要素11が外気と遮断されるが、シール幅としては、シールの信頼性を確保する上から所定の幅を確保することが好ましい。
本実施形態の扁平型電池10は、長手方向端部よりタブTが突出されているが、タブTは、マイナス側のタブTmと、プラス側のタブTpとからなり、それぞれ一端が発電要素11に電気的に接続され、他端が外装材12、13間から外部に導出されている。
図5は組電池の電気的接続状態を示す概略図である。なお、図5は、理解を容易にするため、各扁平型電池10を離間して示している。図示の例は8段積層であるが、図2に示す5段積層としてもよい。
組電池Kは、各扁平型電池10から外部に導出された扁平な板状のタブTm,Tpを電気的に接続することにより形成するが、この接続は、マイナス側のタブTmは、図示のように、当該扁平型電池10の上部に配置される扁平型電池10のプラス側タブと接合し、プラス側のタブTpは、当該扁平型電池10の下部に配置される扁平型電池10のマイナス側タブと接合する。この接合を複数積層されたそれぞれの扁平型電池10について行い、全ての扁平型電池10が直列に接続された組電池Kとする。
なお、図中において、符号「3」はプラス側出力端子、「4」はマイナス側出力端子、「16」はスペーサ、「17」はバスバーである。
このように構成された組電池Kは、ケース1に収納される。特に、本実施形態では、図2,4に示すように、各扁平型電池10は、外装材12、13の周縁部の内、長手方向両側端部を全長にわたり、扁平型電池10の積層方向に折り曲げて折り曲げ部20を形成し、折り曲げ部20をケース1の内面1aに当接している。
このようにすれば、各扁平型電池10からの熱を外装材12,13を介してケース1に伝達することができ、個々の扁平型電池10の放熱効率を高めることができる。
特に、折り曲げ部20を、扁平型電池10の両側に長手方向全長に渡って形成すれば、扁平型電池10の周縁部とケースとの接触面積が大きくなり、放熱効率を高めることができる。しかも、扁平型電池10の両側に折り曲げ部20を形成しているので、各扁平型電池10内からの熱は、左右に分かれて移動し、放熱部分であるケース1の側壁1cまでの距離が短く、各扁平型電池の熱は極めてスムーズに伝達されることになる。
折り曲げ部20を形成するということは、図2に示すように、扁平型電池10から外部に向う張り出し量W1が、W2になることである。この結果、電池モジュールM自体の大きさが小さくなり、当該電池モジュールMを多数接続して形成した電池の総体積も小さくなり、当該電池の体積エネルギー密度が増大し、高出力および高容量の電池とすることができる。
折り曲げ部20の長さLとしては、扁平型電池10の積層方向の厚さ寸法t以下とすることが好ましい。このようにすれば、扁平型電池10を積層しても、各扁平型電池10の折り曲げ部20は、相互に重合することなくケース1に接することになる。したがって、上下に存在する扁平型電池10の折り曲げ部を伝わる熱に影響されることなく、個々の扁平型電池10の放熱効率を高めることができる。
折り曲げ部20の形成には、図6,7に示す成形装置21を使用することが好ましい。図6は折り曲げ部を成形する前の状態の成形装置の断面図、図7は折り曲げ部を成形した後の状態の成形装置の断面図である。
成形装置21は、相互に対向して配置された上部押えブロック22と、下部押えブロック23とを有し、下部押えブロック23は、基台24上に載置され、側方に設けられたシリンダ部材25により基台24上で水平移動可能とされている。
上部押えブロック22は、上端にトグル機構26の第1リンク27が連結され、第2リンク28は、高さ調整ボルト29と連結されている。したがって、シリンダ部材30を軸線方向に進退作動させると、第1リンク27と第2リンク28が直状位置あるいは折曲位置をとることになり、上部押えブロック22は、リニアガイド31に沿って昇降することになる。なお、高さ調整ボルト29は、調整ナット32,33により水平フレームF1に対し垂下される長さが調整され、前記直状位置での加圧力を調整することができるようになっている。
成形装置21の側部には、直立フレームF2にアクチュエータ付きのリニアガイド34が設けられ、リニアガイド34に折り曲げブロック35が取り付けられている。折り曲げブロック35は、前記アクチュエータ(例えば空圧作動するシリンダ部材など)によりリニアガイド34に沿って昇降し、上部押えブロック22と下部押えブロック23との間に挟持された扁平型電池10の外装材12、13を加圧し、下部押えブロック23の面取りされた角部に沿った形状の折り曲げ部20を形成するようになっている。
さらに、成形装置21の上部押えブロック22、下部押えブロック23および折り曲げブロック35には、ヒータHがそれぞれ設けられている。これら各ヒータHは、各ブロックで挟持された外装材12、13を加熱し、ヒートシールを施すものである。
次に、作用を説明する。
まず、外装材13として、発電要素11よりやや大きく裁断されたフラットなラミネートフィルムを準備し、外装材12として、断面が扁平な椀状に成形したラミネートフィルムを準備する。
そして、外装材12を成形装置21の支持台(不図示)上にセットし、ここに発電要素11を入れ、扁平な板状のタブTm,Tpもセットした状態で外装材13を被せる。
この状態で成形装置21を作動すると、図6に示すように、トグル機構26のシリンダ部材30が作動し、折曲位置の第1リンク27と第2リンク28が直状位置となり、上部押えブロック22がリニアガイド31に沿って下降し、下部押えブロック23との間で発電要素11の長手方向両側部分を加圧する。なお、タブTm,Tpも他の押えブロック(不図示)により加圧される。
上部押えブロック22と下部押えブロック23は、ヒータHにより加熱されているので、両押えブロック22,23間の外装材13は、発電要素11の外周がヒートシールされる。なお、タブTm,Tpの部分も前記他の押えブロックによりヒートシールされる。
このようにして発電要素11の外周が、全周にわたりヒートシールされると、図7に示すように、折り曲げブロック35がアクチュエータによりリニアガイド34に沿って下降し、両押えブロック22,23間に挟持されている状態の外装材13の長手方向両側端部を折り曲げ、折り曲げ部20を形成する。折り曲げブロック35もヒータHにより加熱されているので、折り曲げ部20に対してもヒートシールが行なわれる。
この折り曲げ部20を形成する場合、本実施形態では、発電要素11の近傍乃至周辺をヒートシールした後、積層方向に折り曲げてヒートシールするので、独立した折り曲げ部形成工程が別途設けることなくヒートシール工程で折り曲げ部20を形成することができる。しかも、外装材12,13を成形し折り曲げ部20を形成するとき、上部押えブロック22と下部押えブロック23により、先にヒートシールした発電要素11の近傍乃至周辺部分を加圧した状態で、まだヒートシールされていない部分を折り曲げブロック35により折り曲げるので、ヒートシールされておらず相互間で滑りが可能な状態の両外装材12,13の部分は、円滑に曲げられ、屈曲癖が付けられた後に、ヒートシールされることになる。したがって、ヒートシール部分に外力が加わっても無用な応力が作用したり、外装材12,13が剥れる虞がなく、シール信頼性の高いものとなる。
このようにして形成された扁平型電池10は、当該扁平型電池10のマイナス側のタブTmを、上部に配置される他の扁平型電池10のプラス側タブTpと接合し、当該扁平型電池10のプラス側のタブTpを、下部に配置される他の扁平型電池10のマイナス側タブTmと接合する。この接合を繰り返すことにより所定段数の扁平型電池10が積層された状態の組電池Kを形成する。
組電池Kは、ケース1のロアケース1a内に収納されるが、ここで形成された組電池Kは、外装材12,13の周縁部がエッジとなって外方に突出しておらず、長手方向両側端部が折り曲げられているので、ロアケース1a内に収納する作業が円滑で容易にできる。ロアケース1aの幅は、組電池Kの折り曲げ部20間の長さよりやや小さくすれば、折り曲げ部20の弾性を利用して収納するのみでロアケース1aの側壁1cに当接させることができる。
なお、この当接を確実にするために、折り曲げ部20をケース1の内面1aに接着剤により取り付けてもよい。永年使用によってもあるいは外部から大きな振動が加わっても折り曲げ部20とケース1との間に隙間が生じることはなく、扁平型電池10の放熱効率の低下を防止することができる。
組電池Kの収納は完了すると、アッパーケース1bをロアケース1aの口縁部に載置し、カシメ固定する。本実施形態は、発電要素11が積層型であるため、電池性能を維持するには、電極板間の距離を均一に保つことが好ましことから、カシメ固定する場合には、発電要素11に圧力を掛けた状態で行なう。
このようにして形成された電池モジュールMは、各電池モジュールM間にカラーが設けられ、空間が形成された状態で車載され、車載電池として使用されるが、各電池モジュールMは折り曲げ部20の形成により全体形状がコンパクト化されているので、車載電池もその総体積が小型化し、当該車載電池の体積エネルギー密度が増大し、高出力および高容量の電池となる。
そして、この車載電池に充電すると、各電池モジュールMは発熱することになるが、本実施形態の各電池モジュールMでは、折り曲げ部20が扁平型電池10の長手方向全長に渡って形成され、しかもこれが両側に設けられ、それぞれがケース1の側壁1cと接触しているので、扁平型電池10の周縁部とケース1との接触面積が大きく、各扁平型電池から放熱部分までの距離も小さく、各扁平型電池10の熱は極めてスムーズにケース1に伝達されることになる。
ケース1の外部には、空気流通空間が形成されているので、各電池モジュールMは充電による発熱が円滑に空冷され、電池温度が下がり、充電効率特性が低下することがない。なお、放電による発熱に関しても同様である。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々改変することができる。例えば、前記実施形態では、外装材12,13の周縁部を扁平型電池10に沿って長手方向全長に渡り折り曲げ部20を形成しているが、これのみでなく種々の部分的であってもよいことは言うまでもない。
本発明は、電動自動車の動力源として使用される車載電池の充放電による発熱を空冷し、電池温度を下げ、充電効率などの特性が低下することを抑制できる。
本発明に係る電池モジュールの一実施形態を示す斜視図である。 図1の2−2線に沿う断面図である。 同電池モジュールに組み込まれる1つの扁平型電池の斜視図である。 図3の4−4線に沿う断面図である。 組電池の電気的接続状態を示す概略図である。 折り曲げ部を成形する前の状態の成形装置の断面図である。 折り曲げ部を成形した後の状態の成形装置を示す断面図である。
符号の説明
1…ケース、
10…扁平型電池、
11…発電要素、
12,13…外装材、
20…折り曲げ部、
K…組電池、
L…折り曲げ部の長さ、
M…電池モジュール、
t…扁平型電池の積層方向の厚さ。

Claims (6)

  1. 外装材により発電要素を内部に封止してなる扁平型電池を複数積層して形成した組電池を、ケース内に収納してなる電池モジュールであって、
    前記外装材の周縁部を前記扁平型電池の積層方向に折り曲げることにより形成した折り曲げ部を、前記ケースの内面に当接したことを特徴とする電池モジュール。
  2. 前記折り曲げ部は、前記扁平型電池の積層方向の厚さ寸法以下の長さとしたことを特徴とする請求項1に記載の電池モジュール。
  3. 前記ケースは、少なくとも前記外装材の熱伝導率より高い材料により構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の電池モジュール。
  4. 前記折り曲げ部は、前記ケースの内面に接着剤により取り付けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電池モジュール。
  5. 外装材により発電要素を内部に封止してなる扁平型電池を複数積層して形成した組電池を、ケース内に収納してなる電池モジュールの製造方法であって、
    前記外装材の周縁部を前記扁平型電池の積層方向に折り曲げ、この折り曲げにより形成した折り曲げ部が前記ケースの内面に当接した状態で前記組電池をケース内に収納することを特徴とする電池モジュールの製造方法。
  6. 前記折り曲げ部は、前記扁平型電池から面方向に突出した前記外装材の周縁部をヒートシールした後、当該外装材の周縁部を前記扁平型電池の積層方向に折り曲げてヒートシールすることを特徴とする請求項5に記載の電池モジュールの製造方法。
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