JP2006170391A - ゴム足および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 重量物を設置する際に使用するゴム足において、ゴム足の外れや破損を防止することを目的とする。
【解決手段】 重量物を設置する際に使用するゴム足1において、嵌合部1aと設置部1bと爪部1cとを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 重量物を設置する際に使用するゴム足1において、嵌合部1aと設置部1bと爪部1cとを有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、重量物を設置する際に使用するゴム足に関し、特に複写機、プリンター等の画像形成装置に使用するのに好適なゴム足に関する。
従来技術である、例えば特許文献1には、ゴム足を機器底部のゴム足セット部に組み付ける場合に、圧入や粘着テープによる接着といった方法を用いる旨が開示されている。
特開平7−119891号公報
しかし、圧入によってゴム足をセット部に組み付ける場合には、両部品の径寸法の設定幅が狭くまた径寸法精度を高くしなければならない。また、接着による固定では、粘着力の低下によるゴム足の外れといった不具合が生じるという欠点がある。
更に、機器を横方向に引きずるように移動したときに、係合部に荷重が掛かり、ゴム足がセット部から外れたり、ゴム足が破損してしまうといった不具合もある。
このように、従来技術には種々の問題がある。そこで本発明は、上述した実情を考慮してなされたもので、かかる不具合を解決することを目的とする。
更に、機器を横方向に引きずるように移動したときに、係合部に荷重が掛かり、ゴム足がセット部から外れたり、ゴム足が破損してしまうといった不具合もある。
このように、従来技術には種々の問題がある。そこで本発明は、上述した実情を考慮してなされたもので、かかる不具合を解決することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、重量物の底部に設けたセット部に対して着脱自在に取り付けられるゴム足において、前記ゴム足は、軸方向へ延びる貫通穴を有したゴム足本体と、該ゴム足本体の貫通穴に下方から挿着される係合ピンと、から成り、前記ゴム足本体は、テーパ状の凹所から成るセット部の内壁に嵌合する中空且つ外周面が下方へ拡開したテーパ筒状の嵌合部と、該嵌合部の内側に一体化されて嵌合部の下端よりも下方へ突出した筒状の設置部と、該嵌合部の上面であって上記貫通穴の外周に沿った位置から上方に突設された複数の爪部と、を備えていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記嵌合部の外径寸法daの方が、前記設置部の外径寸法dbよりも大きいことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1、又は2に記載のゴム足を、前記重量物としての画像形成装置の底部セット部に取り付けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記嵌合部の外径寸法daの方が、前記設置部の外径寸法dbよりも大きいことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1、又は2に記載のゴム足を、前記重量物としての画像形成装置の底部セット部に取り付けたことを特徴とする。
本発明によれば、ゴム足1が嵌合部1aと設置部1bと爪部1cとを有していることにより、径寸法精度を高くすることなく組み付けができ、また、組み付け後の外れといった不具合も防止することができる。
又、嵌合部1aの大きさdaの方が、設置部1bの大きさdbよりも、大きくなっていることにより、ゴム足を機器へ組み付け後、機器を引きずるような横方向の荷重を受けた場合でも、広い面で荷重を受けることができ、設置部1bの破損が防止でき、爪部1cが破損してゴム足が脱落することを防止できる。
又、嵌合部1aの大きさdaの方が、設置部1bの大きさdbよりも、大きくなっていることにより、ゴム足を機器へ組み付け後、機器を引きずるような横方向の荷重を受けた場合でも、広い面で荷重を受けることができ、設置部1bの破損が防止でき、爪部1cが破損してゴム足が脱落することを防止できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1に本発明に係るゴム足1Aの全体構成正面図を示す。また、図2として本発明に係るゴム足を上から見た図を示し、図3に下から見た図(係合ピンを省略している)を示す。また、図4として本発明に係るゴム足の縦断面図(図2のA−A断面図)を示す。
図1において、ゴム足1Aは、ゴム足本体1と、ピン2とから成る。ゴム足本体1は、スカート状に下方が拡開した形状を有した嵌合部1aと、嵌合部1aの内側天井面から下方へ突出した中空円筒状の設置部1bと、嵌合部1aの上面中央部から上方に突出した複数の爪部1cと、を有しており、中心部は上下に貫通した穴となっている。剛性を有した材料から成る係合ピン2が別部品として併設されている。また、嵌合部1aの外周面1dは所定の角度だけ傾斜した拡開面(傾斜面)となっている。
即ち、本発明のゴム足は、重量物の底部(底板3)に設けたセット部(凹所)に対して着脱自在に取り付けられるゴム足1Aにおいて、ゴム足1Aは、軸方向へ延びる貫通穴を有したゴム足本体1と、ゴム足本体1の貫通穴に下方から挿着される係合ピン2と、から成り、ゴム足本体1は、テーパ状の凹所から成るセット部の内壁3aに嵌合する中空且つ外周面(傾斜面)1dが下方へ拡開したテーパ筒状の嵌合部1aと、嵌合部の内側に一体化されて嵌合部の下端よりも下方へ突出した筒状の設置部1bと、嵌合部の上面であって貫通穴の外周に沿った位置から上方に突設された複数の爪部1cと、を備えている。
図1において、ゴム足1Aは、ゴム足本体1と、ピン2とから成る。ゴム足本体1は、スカート状に下方が拡開した形状を有した嵌合部1aと、嵌合部1aの内側天井面から下方へ突出した中空円筒状の設置部1bと、嵌合部1aの上面中央部から上方に突出した複数の爪部1cと、を有しており、中心部は上下に貫通した穴となっている。剛性を有した材料から成る係合ピン2が別部品として併設されている。また、嵌合部1aの外周面1dは所定の角度だけ傾斜した拡開面(傾斜面)となっている。
即ち、本発明のゴム足は、重量物の底部(底板3)に設けたセット部(凹所)に対して着脱自在に取り付けられるゴム足1Aにおいて、ゴム足1Aは、軸方向へ延びる貫通穴を有したゴム足本体1と、ゴム足本体1の貫通穴に下方から挿着される係合ピン2と、から成り、ゴム足本体1は、テーパ状の凹所から成るセット部の内壁3aに嵌合する中空且つ外周面(傾斜面)1dが下方へ拡開したテーパ筒状の嵌合部1aと、嵌合部の内側に一体化されて嵌合部の下端よりも下方へ突出した筒状の設置部1bと、嵌合部の上面であって貫通穴の外周に沿った位置から上方に突設された複数の爪部1cと、を備えている。
図4に示すように、嵌合部1aは下端部の外径寸法がdaとなっており、設置部1bはその外径寸法がdbとなっており、daとdbの関係は、da>dbとなっている(図4参照)。
本発明の構成は以上のようになっており、これを実際に使用するときの様子を図5、図6に示す。図5において、ゴム足本体1を機器底部にある底板3に組み付けるときは、ゴム足本体1の嵌合部1aの傾斜面1dと、機器底部の底板3側に形成した凹所(セット部)の内壁を構成する傾斜面3aが、互いに密着嵌合して所定の位置に滑らかにセットされる。
また、このときにゴム足本体1の爪部1cが底板3の凹所の中心部に設けた穴3bにはまり込む。そして、図6において、係合ピン2を矢印4の方向に押すと、ゴム足本体1の爪部1cが外径方向へ押し広げられ、ゴム足本体1と底板3は締結、固定される。また、係合ピン2を抜くことによって、ゴム足本体1を破損することなく容易に取り外すことができるため、機器廃棄のときの分別が容易にできる。
次に、本発明のゴム足1Aを締結した機器を、持ち上げずに引きずって移動しようとすると、ゴム足本体1の設置部1bに図6に矢印5で示した横方向の荷重がかかる。このとき、図6に示すように、爪部1cと穴3bとの間には隙間があり、傾斜面1dと傾斜面3aとは接触していることにより、矢印方向の横方向の荷重は、傾斜面1dと傾斜面3aとの接触面で受けることになり、爪部1cには荷重がかからないので爪部1cの破損が防止できる。
また、ゴム足本体1の嵌合部1aの大きさdaと設置部1bの大きさdbの関係が、da>dbとなっていることにより、より大きな面で荷重を受けることができ、設置部1bが破損するのを防止できる。
このようにして、セット性は容易でありながら、床面上を引きずったときなどの横方向の荷重を受けたときでも脱落せず、しかも破損しないゴム足を提供することができた。
本発明の構成は以上のようになっており、これを実際に使用するときの様子を図5、図6に示す。図5において、ゴム足本体1を機器底部にある底板3に組み付けるときは、ゴム足本体1の嵌合部1aの傾斜面1dと、機器底部の底板3側に形成した凹所(セット部)の内壁を構成する傾斜面3aが、互いに密着嵌合して所定の位置に滑らかにセットされる。
また、このときにゴム足本体1の爪部1cが底板3の凹所の中心部に設けた穴3bにはまり込む。そして、図6において、係合ピン2を矢印4の方向に押すと、ゴム足本体1の爪部1cが外径方向へ押し広げられ、ゴム足本体1と底板3は締結、固定される。また、係合ピン2を抜くことによって、ゴム足本体1を破損することなく容易に取り外すことができるため、機器廃棄のときの分別が容易にできる。
次に、本発明のゴム足1Aを締結した機器を、持ち上げずに引きずって移動しようとすると、ゴム足本体1の設置部1bに図6に矢印5で示した横方向の荷重がかかる。このとき、図6に示すように、爪部1cと穴3bとの間には隙間があり、傾斜面1dと傾斜面3aとは接触していることにより、矢印方向の横方向の荷重は、傾斜面1dと傾斜面3aとの接触面で受けることになり、爪部1cには荷重がかからないので爪部1cの破損が防止できる。
また、ゴム足本体1の嵌合部1aの大きさdaと設置部1bの大きさdbの関係が、da>dbとなっていることにより、より大きな面で荷重を受けることができ、設置部1bが破損するのを防止できる。
このようにして、セット性は容易でありながら、床面上を引きずったときなどの横方向の荷重を受けたときでも脱落せず、しかも破損しないゴム足を提供することができた。
1A ゴム足、1 ゴム足本体、1a 嵌合部、1b 設置部、1c 爪部、1d 傾斜面、2 係合ピン、3 底板、3a 傾斜面、3b 穴
Claims (3)
- 重量物の底部に設けたセット部に対して着脱自在に取り付けられるゴム足において、
前記ゴム足は、軸方向へ延びる貫通穴を有したゴム足本体と、該ゴム足本体の貫通穴に下方から挿着される係合ピンと、から成り、
前記ゴム足本体は、テーパ状の凹所から成るセット部の内壁に嵌合する中空且つ外周面が下方へ拡開したテーパ筒状の嵌合部と、該嵌合部の内側に一体化されて嵌合部の下端よりも下方へ突出した筒状の設置部と、該嵌合部の上面であって上記貫通穴の外周に沿った位置から上方に突設された複数の爪部と、を備えていることを特徴とするゴム足。 - 前記嵌合部の外径寸法daの方が、前記設置部の外径寸法dbよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のゴム足。
- 請求項1、又は2に記載のゴム足を、前記重量物としての画像形成装置の底部セット部に取り付けたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004366865A JP2006170391A (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | ゴム足および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004366865A JP2006170391A (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | ゴム足および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006170391A true JP2006170391A (ja) | 2006-06-29 |
Family
ID=36671361
Family Applications (1)
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JP2004366865A Pending JP2006170391A (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | ゴム足および画像形成装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006170391A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7611106B2 (en) | 2007-12-12 | 2009-11-03 | Ricoh Company, Ltd. | Attaching structure of supporting legs for apparatus |
-
2004
- 2004-12-17 JP JP2004366865A patent/JP2006170391A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7611106B2 (en) | 2007-12-12 | 2009-11-03 | Ricoh Company, Ltd. | Attaching structure of supporting legs for apparatus |
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