JP3120706U - 標識用コーン及びコーン用止め具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 コーンとコーンベッドとを一体化できると共に、必要に応じて分離することもできるコーンを提供する。
【解決手段】 下端の基板3にコーンベッド4を重ね合わせ、基板3とコーンベッド4を連通する穴に挿通した止め具5により基板3にコーンベッド4を結合させると共に、止め具5による結合を解除することにより基板3からコーンベッド4を取り外せるようにした。これにより、コーンとコーンベッドを別々に扱う場合と比較して運搬、設置、撤去等が容易で取扱いの手間を省くことができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 下端の基板3にコーンベッド4を重ね合わせ、基板3とコーンベッド4を連通する穴に挿通した止め具5により基板3にコーンベッド4を結合させると共に、止め具5による結合を解除することにより基板3からコーンベッド4を取り外せるようにした。これにより、コーンとコーンベッドを別々に扱う場合と比較して運搬、設置、撤去等が容易で取扱いの手間を省くことができる。
【選択図】 図1
Description
この考案は、工事現場などに設置される標識用コーンとそのコーンに用いられる止め具に関する。
道路における工事現場などにおいては、通行を規制したり注意を促したりするために赤色や青色などの標識用コーン(以下、単に「コーン」という)が設置される。このコーンは比較的軽いプラスチックの成形品であるため、外形が四角で中央に丸い穴を設けた形状で重い材料で構成された重り用のコーンベッドをコーンの上から嵌めて下端の基板上に載せ、コーンが風などで移動したり倒れたりしないで安定した状態で設置されるようにしている。このように、コーンとは別体のコーンベッドが必要なため、設置の際にはコーンとコーンベッドをそれぞれ運搬して現場で両者を組み合わせる必要があり、また撤去の際にもそれぞれを回収して運搬する必要があるため、設置と撤去及び運搬や保管に手間がかかっていた。
このようなコーンの構造はごく一般的なものであるため、特に関連する特許文献は見出せなかったが、単なる参考として下記特許文献1を例示する。
特開2001−248118
この考案はこれらの点に着目し、コーンとコーンベッドとを一体化できると共に、必要に応じて分離することもできて設置や撤去が容易であると共に、運搬や保管に要する手間を削減できるコーンを提供することを課題としてなされたものである。
上記の課題を達成するために、この考案では、コーン本体下端の基板にコーンベッドを重ね合わせ、基板とコーンベッドを連通する穴に挿通した止め具により基板にコーンベッドを結合させると共に、止め具による結合を解除することにより基板からコーンベッドを取り外せるように構成している。
この考案で用いられる止め具は、ラチェット部を有する突片を備えた雄部材と、ラチェット部を有する受け片を備えた雌部材とで構成され、雄部材の突片を雌部材に挿入してラチェット部同士を噛み合わせることにより雄部材と雌部材が相互に結合され、雌部材の受け片あるいは雄部材の突片を変形させてラチェット部同士の噛み合わせを解除することにより、雄部材と雌部材の結合状態が解かれるように構成されている。
この考案によれば、あらかじめ基板とコーンベッドを一体化しておいたコーンを工事現場などに設置することができるので、従来のようにコーンとコーンベッドを別々に扱う場合と比較して運搬、設置、撤去等が容易で取扱いの手間を省くことができ、コーンが倒れた場合でもコーンベッドが外れることはない。また、ラチェット部同士の噛み合わせを解除すれば、雄部材を雌部材から外してコーンベッドをコーンの基板から外すことができるので、例えばコーンが破損したり汚れたりした場合でも、コーンから外したコーンベッドはそのまま別のコーンに取り付けて再利用することができ、あるいは必要に応じてコーンとコーンベッドの運搬や保管を別々に行うこともできるので便利である。
以下、この考案の一実施例について説明する。
図において、1はコーン、2はコーン本体、3は基板、4はコーンベッド、5は止め具を示している。
コーン1は一般的に知られているものと同様にコーン本体2の下端に基板3が形成されている形状であり、基板3は四角い平板状で4箇所のコーナ部には上下に貫通した穴3aをそれぞれ設けてある。コーンベッド4は図2に示すように基板3の下面に重ね合わせて使用されるので、基板3に対応した寸法と形状を備えており、基板3の穴3aと一致する位置に上下に貫通した穴4aを設けてある。
図3は止め具5の具体的な構造を示したもので、止め具5はプラスチックの成形品からなる雄部材6と雌部材7で構成されている。雄部材6は頭部6aの下面にやや偏心させて突片6bを形成してあり、突片6bの片側には長手方向に沿ってラチェット部6cを設けてある。また雌部材7は筒状部7aの下端につば部7bを形成し、筒状部7aの内部には雄部材6の突片6bに対応させて受け片7cを突設してある。この受け片7cの片側には突片6bのラチェット部6cに対応させて長手方向に沿ってラチェット部7dをを設けてあり、雌部材7の受け片7cは筒状部7aの内部の上部壁面から筒状部7aの中心線方向にやや傾斜して設けられている。
これらの雄部材6と雌部材7はちょうどボルトとナットのような関係の部材であり、雄部材6の突片6bを雌部材7の筒状部7aに上から挿入すると、受け片7cのラチェット部7dに突片6bのラチェット部6cが噛み合い、雄部材6は雌部材7に結合される。受け片7cと突片6bの長さは、雄部材6を最終位置まで押し込んだ結合状態で受け片7cの先端が突片6bの先端よりやや突出するような寸法に選定されている。従って、結合状態において受け片7cの先端部分を押してラチェット部7dがラチェット部6cから離れる方向に変形させると、ラチェット部7dとラチェット部6cの噛み合いが解除され、雄部材6と雌部材7の結合状態が解かれて雄部材6を雌部材7から抜くことができる。突片6bや受け片7c及びこれらのラチェット部6c、7dの具体的な形状と寸法は、上述のような機能が達成されるように適切に選定されている。
コーン1の基板3にコーンベッド4を取り付けるには、図2に示すように基板3の下面にコーンベッド4を重ね合わせ、位置が一致して上下に連通している穴3a、4aに例えば下から止め具5の雌部材7を挿入し、雄部材6の突片6bを向きを合わせながら雌部材7の筒状部7aに上から挿入し、受け片7cのラチェット部7dに突片6bのラチェット部6cを噛み合わせればよく、これで雄部材6が雌部材7に結合されて基板3へのコーンベッド4の取り付けが完了する。図1はこのようにして基板3にコーンベッド4を取り付けた状態のコーン1を示したものであり、この状態で工事現場などへの運搬、設置、撤去等を行えるので、容易に取り扱うことができる。なお、雌部材7の受け片7cを変形させてラチェット部7dとラチェット部6cの噛み合いを解除すると、雄部材6を雌部材7から抜いてコーンベッド4を基板3から外すことができる。
この考案の標識用コーンとそのコーンに用いられる止め具は、道路における工事現場などにおいて通行を規制したり注意を促したりする用途などに広く利用できる。
1 標識用コーン
2 コーン本体
3 基板
3a 穴
4 コーンベッド
4a 穴
5 止め具
6 雄部材
6b 突片
6c ラチェット部
7 雌部材
7c 受け片
7d ラチェット部
2 コーン本体
3 基板
3a 穴
4 コーンベッド
4a 穴
5 止め具
6 雄部材
6b 突片
6c ラチェット部
7 雌部材
7c 受け片
7d ラチェット部
Claims (3)
- コーン本体下端の基板にコーンベッドを重ね合わせ、基板とコーンベッドを連通する穴に挿通した止め具により基板にコーンベッドを結合させると共に、止め具による結合を解除することにより基板からコーンベッドを取り外せるように構成された標識用コーン。
- 上記止め具が、ラチェット部を有する突片を備えた雄部材と、ラチェット部を有する受け片を備えた雌部材とで構成され、雄部材の突片を雌部材に挿入してラチェット部同士を噛み合わせることにより雄部材と雌部材が相互に結合され、雌部材の受け片あるいは雄部材の突片を変形させてラチェット部同士の噛み合わせを解除することにより、雄部材と雌部材の結合状態が解かれるように構成されている請求項1記載の標識用コーン。
- 請求項1記載の標識用コーンに用いられる止め具であって、ラチェット部を有する突片を備えた雄部材と、ラチェット部を有する受け片を備えた雌部材とで構成され、雄部材の突片を雌部材に挿入してラチェット部同士を噛み合わせることにより雄部材と雌部材が相互に結合され、雌部材の受け片あるいは雄部材の突片を変形させてラチェット部同士の噛み合わせを解除することにより、雄部材と雌部材の結合状態が解かれるように構成されているコーン用止め具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000203U JP3120706U (ja) | 2006-01-16 | 2006-01-16 | 標識用コーン及びコーン用止め具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000203U JP3120706U (ja) | 2006-01-16 | 2006-01-16 | 標識用コーン及びコーン用止め具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3120706U true JP3120706U (ja) | 2006-04-20 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006000203U Expired - Fee Related JP3120706U (ja) | 2006-01-16 | 2006-01-16 | 標識用コーン及びコーン用止め具 |
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2006
- 2006-01-16 JP JP2006000203U patent/JP3120706U/ja not_active Expired - Fee Related
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