JPH0516304Y2 - - Google Patents

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JPH0516304Y2
JPH0516304Y2 JP5469988U JP5469988U JPH0516304Y2 JP H0516304 Y2 JPH0516304 Y2 JP H0516304Y2 JP 5469988 U JP5469988 U JP 5469988U JP 5469988 U JP5469988 U JP 5469988U JP H0516304 Y2 JPH0516304 Y2 JP H0516304Y2
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mounting frame
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sensor
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、便器使用者を感知して水洗装置の
制御部に信号を送るセンサの取付構造に関し、詳
しくはセンサを壁面の内部に埋め込んで隠蔽する
隠蔽式センサ取付構造に関する。
(従来の技術) 従来、壁面に設けたセンサにより便器使用者を
感知し、そのセンサからの信号に基づいて水洗装
置の制御部を作動させて便器を自動的に洗浄する
自動洗浄装置が用いられている。而してこのセン
サの取付方式には種々の形式があるが、その一種
に、中空のボツクスをタイル壁面内部に埋め込
み、そしてそのボツクスにセンサ固定用の取付枠
を固定して、センサをボツクス内に埋設する形式
のものがある。第5図はその具体的な取付構造の
一例を示している。この図において、100は躯
体に形成した凹所112内に埋め込まれた埋込ボ
ツクスで、102はそのボツクス100に固定さ
れた取付枠である。センサ104はこの埋込ボツ
クス100内に入り込んだ状態で取付枠102に
保持されている。尚106はタイルで、モルタル
108を介して躯体110に固着されている。
而してこの取付構造の場合の施工手順は次のよ
うになる。即ち躯体110の凹所112内に埋込
ボツクス100を埋め込んでビスにより固定する
とともに、センサ104を保持した取付枠102
をビスにてボツクス100に仮止めし、その後躯
体110表面にモルタル108を塗つてその上に
タイル106を並べながら張り付けて行き、そし
て最後に取付枠102の周面とタイル106の端
面との間の隙間に目地材を充填する。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら本取付構造の場合、取付枠102
前面の位置とタイル106の表面位置とを厳密に
一致させることは極めて難しく、そこで従来は、
取付枠102をボツクス100に仮止めする時点
で、取付枠102の前面がタイル106の表面位
置より後側(躯体側)に引き込んだ状態となるよ
うに予め位置決めしておき、そしてタイルの張付
施工段階でその表面の位置が確定したところで、
ビスを緩めて取付枠102を前側に引張り出し、
以てその前面がタイル106の表面と一致するよ
うに位置出しするようにしていた。
しかしながら、ビスを緩めて取付枠102を引
張り出すと、取付枠102がボツクス100から
浮き上がつた状態となり、そこに隙間が生ずる。
而してそのような隙間が生ずると、その隙間から
モルタル108がボツクス100内部に入り込ん
だり(隙間にはある程度詰物をするが、隙間全部
に亙つて詰物をすることはできない)、施工後に
取付枠102が押されたりすると、取付枠102
とタイル106との間の目地が壊れて、取付枠1
02が滅り込んだりする。
また一方、上記方策を施しても、尚、取付枠1
02がタイル106の表面より突き出してしまう
こともあり、このような場合には、取付枠102
の位置を調整する手段はなく、従つて取付枠10
2はタイル106の表面より突き出したままとな
る。
(課題を解決するための手段) 本考案はこのような課題を解決するためになさ
れたものであり、その要旨は、壁面内部に埋込ボ
ツクスを埋め込むとともに、該ボツクスに、便器
使用者を感知するセンサを固定するための取付枠
を該センサが該ボツクス内に入り込む状態で固定
する隠蔽式センサ取付構造において、該取付枠を
中間部材を介して前記ボツクスに固定するように
し、且つ該中間部材に、壁面と直角な前後方向に
伸縮する伸縮部を設けて該伸縮部により取付枠前
面の位置調整を為し得るようにしたことにある。
(作用) このように、本考案においては取付枠が伸縮部
を介して埋込ボツクスに固定されるから、ボツク
スを位置固定としたまま、取付枠のみを前後に出
入り調整することができる。従つてタイル施工に
よりその表面位置が確定した段階で、取付枠を出
入り調整することにより、容易にその前面位置を
タイルの表面位置と厳密に一致させることができ
る。しかもその際に取付枠と埋込ボツクスとのビ
ス止部を緩める必要もなく、また伸縮部を中間プ
レート全周に亙つて設けておけば、取付枠と埋込
ボツクスとの間に隙間を生ぜしめることもないか
ら、従来の取付構造のように、取付枠と埋込ボツ
クスとの隙間部分からモルタル等がボツクス内部
に入り込んだり、施工後に取付枠が滅り込んだ
り、或いは取付枠がタイル表面から突き出したま
まとなつてしまう不具合を生じない。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説
明する。
第1図において、10は躯体12の凹所14内
に埋め込まれた中空の埋込ボツクスで、ビスによ
り躯体12に固定され、そしてそのボツクス10
に対して、センサ16を保持した取付枠18が中
間プレート20を介して固定されている。取付枠
18の前部の大きさは、モルタル22を介して躯
体12上に張り付けられたタイル24の大きさと
全く同じ(ここでは98×98mm)であつて、その前
面位置がタイル24表面と厳密に一致させられて
いる。中間プレート20は、第3図及び第4図に
示すように矩形状のものであつて、板状の外周固
定部26及び内周固定部28と、それらの中間部
の蛇腹部30とを有し、その外周固定部26のビ
ス穴32においてボツクス10の外周部に固定さ
れる一方、内周固定部28の4隅の切欠34にお
いて、ビス36により取付枠18に固定されてい
る。ここで切欠34は、取付枠18とボツクス1
0との上下及び左右方向の位置調整を行うための
ものである。即ち内周固定部28は、取付枠18
の底部と中間プレート20の裏側に配された裏板
35とにより、サンドイツチ状に挟まれた状態で
ビス36により固定され、そしてそのビス36に
よる締結位置を切欠34内において上下又は左右
にずらせることにより、取付枠18の上下、左右
位置を調整し得るようになつているのである。
このようなセンサ取付構造においては、タイル
施工段階でセンサ取付枠18の前面が、例えば第
1図中2点鎖線で示すように後側に引き込んで位
置していた場合、中間プレート20の蛇腹部30
を伸長させて取付枠18を前方に引き出すことに
より、その前面をタイル24の表面と厳密に一致
させることができる。
また逆に、取付枠18の前面が第2図中2点鎖
線で示すようにタイル24の表面位置よりも前方
側に突き出している場合には、蛇腹部30を収縮
させることによつて、同じくその前面をタイル2
4の表面と一致させることができる。
しかもこれらの作業は極めて簡単である上に、
取付枠18と埋込ボツクス10との間に隙間を生
ぜしめない。従つてそれらの隙間からモルタル等
がボツクス10内部に侵入することもない。
以上本考案の実施例を詳述したが、本考案はそ
の他の形態で構成することも可能である。
例えば上例では中間プレートにおける伸縮部が
蛇腹により構成されているが、これを一定の摩擦
力の下に嵌合する一対の筒状部材にて構成し、そ
してそれら筒状部材の嵌合位置を軸心方向にずら
せることによつて、前後方向の位置調整すること
も可能である。
また上例ではタイルをモルタルにて躯体表面に
張り付ける湿式施工の場合について述べたが、タ
イルを下地ボード上に固着することにより予めパ
ネル化しておき、かかるタイルパネルを壁面に張
り付けて行く乾式施工においても、或いはタイル
壁面以外の壁面への施工に際しても本考案の適用
は可能である等、本考案はその主旨を逸脱しない
範囲において、様々な変更を加えた形態で構成可
能である。
(考案の効果) このように、本考案によれば取付枠の前後方向
の出入り調整が可能となり、これにより取付枠前
面の前後位置を壁面の位置と厳密に一致させるこ
とが可能となる。しかも取付枠の位置調整に際し
て取付枠と埋込ボツクスとの間に隙間を生ぜしめ
ず、従つてその隙間からモルタル等がボツクス内
に入り込むのを有効に防止できる。またこれとと
もに取付枠が施工後に壁面内部に滅り込んだり、
更には取付枠が壁面より突き出したままの状態と
なるのを回避できるなど優れた効果が生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例であるセ
ンサの取付構造とその作用を説明するための説明
図であり、第3図及び第4図は夫々第1図、第2
図における中間プレートの平面図及び断面図で、
第5図は従来のセンサ取付構造の一例を示す断面
図である。 10……埋込ボツクス、12……躯体、14…
…凹所、16……センサ、18……取付枠、20
……中間プレート、24……タイル、30……蛇
腹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 壁面内部に埋込ボツクスを埋め込むとともに、
    該ボツクスに、便器使用者を感知するセンサを固
    定するための取付枠を該センサが該ボツクス内に
    入り込む状態で固定する隠蔽式センサ取付構造に
    おいて、 該取付枠を中間部材を介して前記ボツクスに固
    定するようにし、且つ該中間部材に、壁面と直角
    な前後方向に伸縮する伸縮部を設けて該伸縮部に
    より取付枠前面の位置調整を為し得るようにした
    ことを特徴とするセンサの取付構造。
JP5469988U 1988-04-22 1988-04-22 Expired - Lifetime JPH0516304Y2 (ja)

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JPH01160067U JPH01160067U (ja) 1989-11-07
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JP2760609B2 (ja) * 1989-11-13 1998-06-04 三洋電機株式会社 リモコンの取付装置

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