JP2006163742A - タッチパネル付きの表示装置及びその製造方法 - Google Patents

タッチパネル付きの表示装置及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 液晶表示パネルの画像表示面に沿ってタッチパネルが取り付けられた液晶表示装置及びその製造方法において、画像表示面の周縁にある画像非表示領域の幅を小さくとりつつ、押圧動作に伴う波紋状表示ムラの発生を防止することができるものを提供する。
【解決手段】シール材21より内側が直接押圧されるのを防止すれば波紋状表示ムラを防止できるという新たな知見に基づき、次のように構成する。ベゼルカバー1の内縁11aに沿って、液晶表示パネル2との間に間隙を形成するようにテーパー部11を設ける。すなわち、ベゼルカバー1の内縁11aの個所で、液晶表示パネル2の側の稜部を面取りしたような形状のテーパー部11を設ける。寸法設計の際、テーパー部11の根元11cからシール材21の内縁21aまでの距離D1+D2は、これらの間の組立公差よりも小さく設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示パネルの表示面側に、入力操作を行うためのタッチパネルを取り付けたタッチパネル付きの表示装置、及びその製造方法に関する。
パソコンや携帯情報端末(PDA)、及び、各種の販売装置や端末機器等にタッチパネル付きの表示装置が用いられている。タッチパネルは、指やペン先等のタッチによって出力信号を生成することで、表示画面上での入力操作を可能にする。画面を見ながら入力できる利便性や、別途のキーボードやマウスを省略できるという利点を有する他、キーボード操作に習熟することなく誰でも容易に入力が可能であるため、広く用いられつつある。
タッチパネル付きの表示装置は、一般には、表示パネルの表示面に沿ってタッチパネルを取り付けたものである(特許文献1〜4)。表示パネルは、対角寸法5インチ以上のものでは、通常、表示パネルの周縁部に額縁状のフレームが結合されている。この額縁状のフレームは、一般には、断面L字状であり、表示パネルの四周端面を覆う厚み方向壁と、表示面側の縁部を覆う内向きフランジとから形成されている。表示パネルの表示面に沿ってタッチパネルが取り付けられた際には、タッチパネルの周縁部と、表示パネルの周縁部とが、額縁状のフレームの内向きフランジを介して重ね合わせられる(特には特許文献1)。したがって、タッチパネルに押圧力が加わった際に、表示モジュールの周縁部にも押圧力が部分的に伝えられる。
そこで、タッチパネル付きの表示装置に加わった衝撃による影響を緩和すべく、タッチパネルと表示パネルとの間にクッション材を配することも提案されている(特許文献2)。
特開2003−162375 特開2001−56748 特開2001−143560 特開2000−106297
最近、カーナビゲーション装置といったハイエンド用途にタッチパネル付き表示装置が用いられるようになっている。すなわち、TFT(薄膜トランジスタ)等による比較的高精細な表示を行う表示装置の表示面にタッチパネルが取り付けられて用いられるようになった。
例えば、タッチパネル付き液晶表示装置において、ユーザーがタッチパネルを強く押圧した際に、画像表示面に波紋状の模様が発生するのが観察された。これは、液晶表示パネル自体が局所的に押圧されて液晶層のギャップが局所的に不均一となったためと考えられる。そのため、この波紋状の表示ムラは、液晶表示装置の額縁領域(周縁の画像非表示領域)の幅をかなり大きくとるならば、この領域で、押圧力が吸収されるため解消されると考えられる。しかし、一方では、特にハイエンド用途において、設置スペースをなるべく小さくした上で画像表示領域を大きくとること(いわゆる挟額縁化)が求められている。
本件発明者は、上記問題点に鑑み鋭意検討を行った。その結果、画像表示面(画素領域)の外縁とシール材の内縁との間隔が2mm以下、特には1.5mm以下であっても、額縁状フレームの内縁(内向きフランジ部の先端)が、シール材の内縁(画素領域側の縁)よりも外側に位置するならば、波紋状の表示ムラの発生を防ぐことができるということを見出した。
本発明は、表示パネルの画像表示面にタッチパネルが取り付けられた表示装置及びその製造方法において、画像表示面の周縁にある画像非表示領域の幅を小さくとりつつ、押圧動作に伴う表示不良の発生を防止することができるものを提供しようとする。
本発明の液晶表示装置は、一主面を画像表示面とする表示パネルと、この表示パネルの周縁部を覆う額縁状のフレームと、前記表示パネルの画像表示面側に配置され、該表示パネルの周縁部との間に前記額縁状フレームを挟み込むタッチパネルとを備えた表示装置において、前記画像表示面を囲む、前記額縁状フレームの内縁に沿って、前記表示パネルと向き合う側を削ぎ取った形のテーパー部または薄肉部が形成され、前記テーパー部または薄肉部の根元が、前記画像表示面より外側に位置することを特徴とする。
本発明の液晶表示装置の製造方法は、一主面を画像表示面とする表示パネルと、この表示パネルの周縁部を覆う額縁状のフレームと、前記表示パネルの画像表示面側に配置され、該表示パネルの周縁部との間に前記額縁状フレームを挟み込むタッチパネルとを備えた表示装置において、前記額縁状フレームの製造の際、前記画像表示面を囲む内縁に沿って、前記液晶表示パネルと向き合う側を削ぎ取った形のテーパー部または薄肉部を設け、寸法設計において、前記テーパー部または薄肉部の根元とシール個所の内縁との間隔を、これらの間の組立公差よりも大きい値に設定するとともに、前記額縁状フレームの内縁と前記シール個所の内縁との間隔を、前記組立公差よりも小さいかまたは実質上等しい値に設定したことを特徴とする。
画像表示面の周縁にある画像非表示領域の幅を小さくとりつつ、押圧動作に伴う表示不良の発生を防止することができる。
以下、本発明の一実施形態として、液晶表示装置を例にとり説明する。
本発明の実施例について、図1〜3を用いて説明する。図1は、実施例の液晶表示装置の要部を模式的に示す積層断面斜視図であり、図2は、実施例の液晶表示装置の模式的な平面図である。また、図3には、実施例の液晶表示装置における要部の寸法構成について模式的に示す。
本実施例の液晶表示装置は、例えば、カーナビゲーション装置に用いられる比較的高精細の画像表示を行うものであり、TFT(薄膜トランジスタ)を画素ごとに配置し、オン画素とオフ画素とを電気的に切り離し、オン画素に供給した映像信号を所定期間保持するスイッチング素子を備えたアクティブマトリクスタイプの表示装置である。
図1に示す具体例において、液晶表示装置10はバックライトを備えており、したがって、液晶表示パネル2は、透過型または半透過型のものである。また、図2に示すように画像表示面の縦横寸法比が約1/2のワイド型であり、対角寸法が、例えば7インチである。
矩形トレイ状の樹脂フレーム42中にバックライト機構の導光板41が収納されてバックライトユニット4をなし、この上(表示面側)に、矩形平板状の表示パネル2が載置される。さらにこの上から、ステンレス鋼やマグネシウム合金等の金属板からなる額縁状のベゼルカバー1が被せられる。ベゼルカバー1は、各部の断面がL字状をなす矩形の枠組みであり、液晶表示パネル2及びバックライトユニット4の端面を囲む、厚み方向の壁13と、この壁13の表示面側の縁から内向きに突き出す内向きフランジ12とからなる。ベゼルカバー1は、内向フランジ12が液晶表示パネル2の周縁部にオーバーラップするように配置される。表示面側にさらに取り付けられるタッチパネル3は、図示の例で、ベゼルカバー1の外形寸法に略等しい矩形平板状である(図1〜2)。
液晶表示パネル2は、画素領域10aよりも外側の画像非表示領域10cにてベゼルカバー1の内向フランジ12とバックライトユニット4とにより表裏両面側(図では上下)から狭圧されて固定されている。また、画像非表示領域10bの幅をなるべく小さくすべく、本来、画素領域10aの縁10bに沿ってわずかに外側にベゼルカバー2の内縁11aが来るように設計されている。
液晶表示パネル2は、概略、次のように構成される。まず、アレイ基板24及び対向基板26が四周のシール材21を介して貼り合わされ、液晶材料25が封入され液晶セル(表示パネル本体)が組み立てられる。次いで、表示面側及び裏面側からそれぞれ偏光板23,24が貼り付けられ、さらに不図示の駆動回路系統が装着される。この駆動回路系統は、バックライト機構の電源回路系統とともに、ケーブル配線46及びソケット部45(図2)を通じて、外部の駆動・電源系統に電気的に接続される。
シール材21の内縁21aに沿って、画素領域10aの四周を画する枠縁状の遮光膜22が、予め、対向基板26またはアレイ基板24上に、金属層または黒色樹脂層のパターンとして設けられる。この枠縁状の遮光膜22は、画素領域10a周縁での光漏れを確実に防止する趣旨から、シール材21に部分的に潜り込むように配置される。しかし、シール材21が介在すると、一般に、絶縁基板24または26との間の接着信頼性が低下するおそれがあることから、潜り込む寸法D2(図3)は、比較的小さくとられている。
ベゼルカバー1と樹脂製のバックライトユニット4との接合は、位置決めジグ等により位置決めされた後、ネジ止め、またはツメ機構により行われる。このような位置決め及び接合の際、ある程度の組立位置のバラツキは避けられない。したがって、ベゼルカバー1の内縁11aの位置が、遮光膜22の外縁22cの位置、及びシール材21の内縁21aの位置に対してある程度のバラツキが生じる。シール材21の内縁21aの位置は、対向基板26またはアレイ基板24にシール材を塗布する際にも、塗布位置のバラツキ及びシール材の広がりの程度のブレに起因して、ある程度のバラツキが生じる。
本明細書では、このように通常の組立工程において生じる位置のバラツキの幅を、組立公差と呼ぶことにする。また、寸法や距離の語は、特にことわらない限り、画像表示面に沿った方向における寸法や距離を指すこととする。さらに、内側及び外側の語は、画像表示面に沿った方向において、液晶表示装置の中心から見た内側及び外側を意味するものとする。
実施例においては、図1及び図3に模式的に示すように、ベゼルカバー1の内縁11aに沿ってテーパー部11が設けられている。テーパー部11は、液晶表示パネル2との間に空隙を形成すべく、内縁11aの表示パネル側の稜線部が面取りされたような形状をなしている。すなわち、テーパー部11は、タッチパネル3側の面(図の上面)が、テーパー部以外の内向きフランジ12の部分と同一の平面中に位置している。また、ベゼルカバー1の内縁11aは、厚み方向に延びる端面であり、その液晶表示パネル2側の縁がテーパー面11b(オーバーハング状の傾斜面)との境界をなしている。
このテーパー部11は、圧縮加工や研削等により容易に作成することができる。最も簡便な加工方法である圧縮加工を用いても、通常必要な程度の寸法範囲内であれば、タッチパネル3側への突出部の発生を問題なく回避することができる。圧縮加工は、例えば、金属の板材から画像表示面のための開口を打ち抜いた後、周縁の折り曲げ加工の前または後に、簡便かつ迅速に行うことができる。
テーパー部11の根元11c、すなわち、テーパー面11bとベゼルカバー1の非テーパー部分との境界は、テーパー部11の幅寸法D1だけ、ベゼルカバー1の内縁11aよりも外側に位置する(図3)。したがって、液晶表示パネル2がベゼルカバー1を介してタッチパネル3から押圧されたとき、押圧力が直接加わる限界は、テーパー部11の根元11cにある。
一方、前述のように、本件発明者が試行錯誤の末に見出した知見によると、ベゼルカバー1を介した押圧力が加わる限界が、シール材21の内縁21aよりも外側にあるならば、タッチパネルの押圧に伴う波紋状表示ムラの発生が防止される。このような位置関係にあると、液晶材料25の層に対する押圧が避けられ、シール材21によって押圧力が受け止められると考えられる。このような位置関係の前提には、前述したように、画素領域10aとシール材21の内縁21aとの距離D3がかなり小さいということがあると考えられる。この距離D3は、通常2mm以下、特には1.5mm以下であり、特に挟額縁の製品にあっては例えば1.0〜1.3mmに設定される。
液晶表示装置10の寸法設計において、ベゼルカバー1の内縁11aと、これより外側に設定されるシール材21の内縁21aとの間の距離D2が上記組立公差より小さい場合、ベゼルカバー1の内縁11aが、シール材21の内縁21aよりも内側に位置する製品が、ある程度の割合で生じる。しかし、この場合にも、ベゼルカバー1の内縁11aとシール材21の内縁21aとの間の設計距離D2に、テーパー部11の設定幅寸法D1を合わせた距離D1+D2が、寸法公差より小さいならば、テーパー部11の根元は必ずシール材21の内縁21aよりも外側に位置する。すなわち、シール材21配置領域より内側で液晶表示パネル3に直接押圧力が加わることがない。したがって、波紋状の表示ムラが出る製品の発生が防止される。このことは後述のように多数の試作テストによって裏付けられている。
一方、図1及び図3中に示すように、実施例の寸法設計において、枠縁状の遮光膜22の外縁22cは、テーパー部11の根元11cとほぼ重なる位置に来るように設定される。したがって、ベゼルカバー1と遮光膜22とが重なり合う寸法(重なりしろの寸法)、すなわち、ベゼルカバー1の内縁11aと、遮光膜21の内縁との距離は、テーパー部11の寸法D1にほぼ等しい。したがって、テーパー部11の寸法D1が、ベゼルカバー1のテーパー部11と遮光膜22との間の寸法公差よりも大きいならば、組立工程等のバラツキによっても、ベゼルカバー1の内縁11aと遮光膜22との間に、光漏れを起こす間隙が発生することがない。
実施例における寸法構成の具体例を挙げるならば、下記のとおりである。
ベゼルカバー1の板厚が約0.5〜1.0mm、例えば0.8mmであり、テーパー部11における画像表示面に沿った方向の寸法D1が約0.5mmである。また、ベゼルカバー1の内縁11aとシール材21の内縁21aとの設定距離D2が約0.3mmである。したがって、テーパー部11の根元11cからシール材21の内縁21aまでの設定寸法D1+D2は、約0.8mmである。なお、シール材21の内縁21aから画素領域10aまでの設定寸法D3は約1.0〜1.5mmである。
一方、本具体例において、テーパー部11とシール材の内縁22aとの間の寸法公差が約0.5mmであり、上記設定寸法D1+D2の約0.8mmより充分に小さい。したがって、通常の組立工程を経た製品で、ベゼルカバー1の内縁11aがシール材21の内縁21aより内側に来る確率は、極めて小さいか、または実質上ゼロに等しい。
また、本具体例において、テーパー部11と遮光膜22との間の寸法公差が約0.4mmである。したがって、上記の重なりしろの寸法に相当する寸法D1の約0.5mmよりも充分に小さく、光漏れの発生も防止されている。
本具体例と同様の構成の液晶表示装置を多数(n=約100)作製したところ、波紋状ムラの発生は全く見られなかった。また、周縁部での光漏れの発生も全く見られなかった。
次に、他の実施例について、図4を用いて説明する。
図4の液晶表示装置においては、テーパー部11に代えて、薄肉部11’が、ベゼルカバー1の内縁11aに沿って設けられている。薄肉部11’は、テーパー部11と同様、液晶表示パネル2の側を削ぎ取った形をなし、液晶表示パネル2との間に空隙を生成している。図示の例において、薄肉部11’内における厚みは略均一であり、液晶表示パネル2の側で、内向きフランジ12の薄肉部以外の部分との間に段部11dが形成されている。薄肉部11’の上面は、テーパー部11の場合と同様、内向きフランジ12の他の部分と連続した一つの平面内にある。このような薄肉部11’を設けても、テーパー部11を設けた場合と全く同様の効果が得られる。また、薄肉部11’も、圧縮加工や研削加工等により比較的容易に作製することができる。
最後に、比較例について図5を用いて簡単に説明する。ベゼルカバー1の内縁11a近傍に、テーパー部等が設けられず、内向きフランジ12の全体がほぼ均一な厚みとなっている。したがって、タッチパネル3からの押圧力は、ベゼルカバー1の内縁11aの個所でも、直接、液晶表示パネル2に伝えられる。
寸法構成の具体例において、ベゼルカバー1の内縁11aからシール材21の内縁21aまでの設定寸法D2は、上記実施例の具体例と同一の約0.3mmであるが、この個所で寸法公差は、約0.5mmである。そのため、多数の製品中には、一定の割合で、ベゼルカバー1の内縁11aがシール材21の内縁21aより内側に位置するものが観察され、この場合、タッチパネル3を押圧した際に波紋状表示ムラの発生が観察された。なお、本比較例においても、シール材21の内縁21aから画素領域10aまでの距離D3は、実施例の具体例と同様、約1.0〜1.5mmに設定した。
上記に説明した実施例の説明中では、透過型ないし半透過型の表示装置として説明したが、反射型の場合でも全く同様である。また、ベゼルカバーが金属製であるとして説明したが、場合によっては、ポリカーボネート等のエンプラ材料を用いることができる。
なお、画素領域ないの液晶表示パネルについての説明は省略したが、マトリクス画像表示を行うものであれば、いずれであっても良い。画素領域内の遮光膜パターンは、マトリクス状、ストライブ状、またはスイッチング素子配置個所に対応したドット状である。画素ごとにアモルファスシリコンTFT、または多結晶シリコンTFTが配置されるのが一般的であるが、その他のタイプのものでも良い。
また、表示装置の一例として液晶表示パネルを例にとり、押圧時の波紋状の表示不良について説明したが、これに限定されず、例えば表示パネルには有機EL表示パネル等の自発光表示パネルの表示不良対策として本発明を採用することも可能である。
実施例の液晶表示装置の要部を模式的に示す積層断面斜視図である。 実施例の液晶表示装置の模式的な平面図である。 実施例の液晶表示装置における要部の寸法構成を説明するための、関連部材のみを示す模式的な積層断面図である。 他の実施例の液晶表示装置を示す、図3に対応する模式的な積層断面図である。 比較例の液晶表示装置を示す、図3に対応する模式的な積層断面図である。
符号の説明
1 ベゼルカバー
10 液晶表示装置
10a 画像表示面をなす画素領域
11 ベゼルカバー1の内縁近傍のテーパー部
11a ベゼルカバー1の内縁
11c テーパー部の根元
12 ベゼルカバー1を構成する内向きフランジ
2 液晶表示パネル
21 シール材
21a シール材の内縁
22 枠縁状の遮光膜
22c 遮光膜の外縁

Claims (9)

  1. 一主面を画像表示面とする表示パネルと、この表示パネルの周縁部を覆う額縁状のフレームと、前記表示パネルの画像表示面側に配置され、該表示パネルの周縁部との間に前記額縁状フレームを挟み込むタッチパネルとを備えた表示装置において、
    前記画像表示面を囲む、前記額縁状フレームの内縁に沿って、前記表示パネルと向き合う側を削ぎ取った形のテーパー部または薄肉部が形成され、
    前記テーパー部または薄肉部の根元が、前記画像表示面より外側に位置することを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示パネルは、一対の絶縁基板と、これら基板間に挟持される液晶層と、前記液晶層の周囲を封止するシール材とを備えて構成されることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記シール材に沿って前記画像表示面の外縁を画する枠縁状の遮光膜が設けられ、
    前記額縁状フレームの内縁が、前記遮光膜の外縁よりも内側に位置することを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 前記シール材の内縁と、前記画像表示面の外縁との間隔が2mm以下であることを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  5. 前記額縁状フレームが金属板よりなり、前記テーパー部が圧縮加工により形成されたことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  6. 一主面を画像表示面とする表示パネルと、この表示パネルの周縁部を覆う額縁状のフレームと、前記表示パネルの画像表示面側に配置され、該表示パネルの周縁部との間に前記額縁状フレームを挟み込むタッチパネルとを備えた表示装置において、
    前記額縁状フレームの製造の際、前記画像表示面を囲む内縁に沿って、前記液晶表示パネルと向き合う側を削ぎ取った形のテーパー部または薄肉部を設け、
    寸法設計において、前記テーパー部または薄肉部の根元とシール個所の内縁との間隔を、これらの間の組立公差よりも大きい値に設定するとともに、前記額縁状フレームの内縁と前記シール個所の内縁との間隔を、前記組立公差よりも小さいかまたは実質上等しい値に設定したことを特徴とする表示装置の製造方法。
  7. 前記シール個所に沿って、前記画像表示面の外縁を画するように枠縁状に遮光膜が備えられ、
    寸法設計において、前記遮光膜の外縁と、これより内側に来るように設定される前記額縁状フレームの内縁との間隔を、これらの間の組立公差よりも大きい値に設定することを特徴とする請求項6記載の表示装置の製造方法。
  8. 前記額縁状フレームの製造が金属板の加工により行われ、この際、前記テーパー部または薄肉部が圧縮加工により形成されることを特徴とする請求項6または7記載の表示装置の製造方法。
  9. 寸法設計において、前記シール個所の内縁と、前記画像表示面の外縁との間隔が2mm以下に設定されたことを特徴とする請求項6記載の表示装置の製造方法。
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