JP4910976B2 - タッチパネル、タッチパネルの製造方法、入力機能付き表示装置 - Google Patents

タッチパネル、タッチパネルの製造方法、入力機能付き表示装置 Download PDF

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技術は、指などが接触した位置を検出可能なタッチパネル、タッチパネルの製造方法、および当該タッチパネルを備えた入力機能付き表示装置に関するものである。
近年、携帯電話、カーナビゲーション、パーソナルコンピュータ、券売機、銀行の端末などの電子機器では、近年、図9に示すように、液晶装置5などの表面にタッチパネル1が配置され、液晶装置5の画像表示領域に表示された指示画像を参照しながら、タッチパネル1の所定箇所を指などで押下することで、情報の入力が行えるものがある。
このようなタッチパネル1のうち、抵抗膜型のものでは、第1電極15が第1面11に形成された透光性の第1基板10と、第2電極25が第1面21に形成された透光性の第2基板20とが、第1面11、21同士が所定の間隙を介して対向するように配置され、第2基板20の第2面22側が押下されるようになっている。その際、第1基板10と第2基板20の間隔が狭まってニュートンリングが発生すると、液晶装置5で表示された画像が見えにくくなってしまう。
そこで、第1基板10の第1面11、あるいは第2基板20の第1面21に微細な凹凸を形成し、ニュートンリングの発生を防止した構成が提案されている(特許文献1参照)。
また、ポリカーボネート板からなる第1基板10の第1面11および第2面12に凹凸を形成し、ニュートンリングの発生を防止した構成も提案されている(特許文献2参照)。
実公平8−2896号公報 特開平7−169367号公報
しかしながら、タッチパネル、特に入力機能付き表示装置では、第1基板10と第2基板20との間に発生するニュートンリングの問題に加えて、第2基板20が押下された際、第1基板10が撓んで第1基板10と液晶装置5との間にニュートンリングが発生するという問題や、第2基板20の第2面22側での反射が表示画像を見えにくくするという問題があるが、特許文献1、2に記載の構成では、かかる問題を同時に解決することは不可能である。
以上の問題点に鑑みて、ニュートンリングおよび基板面での反射に起因する表示品位の低下を簡素な構成で解消することのできるタッチパネル、タッチパネルの製造方法、入力機能付き表示装置を提供することを目的とする
上記課題を解決するために、本技術では、基板において互いに反対側に位置する面を各々第1面および第2面としたときに、第1電極が第1面に形成された第1基板と、第2電極が第1面に形成された透光性の第2基板とが、第1面同士が所定の間隙を介して対向するように配置され、前記第2基板の第2面側が押下されるタッチパネルにおいて、前記第2基板の第1面、および前記第2基板の第2面の双方に微細な凹凸が形成されていることを特徴とする。
技術では、第2基板の第1面に微細な凹凸が形成されているため、かかる凹凸が第2電極表面にも反映されている。従って、第2基板が押下されても第1基板と第2基板との間にニュートンリングが発生しない。また、第2基板が押下された際、第1基板が撓んでも第1基板と液晶装置との間にニュートンリングが発生しても、第2基板の第1面および第2面に凹凸が形成されているので、かかるニュートンリングを目立たなくすることができる。さらに、第2基板の第2面に微細な凹凸が形成されているため、第2基板の第2面での反射を抑えることができるので、表示された画像が反射により見えにくいという問題を回避することができる。さらに、第2電極の表面に凹凸が反映されているため、第2基板が押下されて撓んだときでも、第2電極が第1電極に密着して貼り付いてしまうことがない。従って、第2基板が押下されて撓んだ状態から元の形状に復帰する際、第2電極が第1電極から引き離されるときに異音が発生せず、さらに第1電極および第2電極の劣化を防止することもできる。
技術において、前記第基板はガラス基板からなり、前記凹凸は、前記第2基板の第1面、および前記第2基板の第2面の双方に対するエッチングにより形成されてなることが好ましい。このように構成すると、1回のエッチング工程で、第1基板と第2基板との間でのニュートンリングの発生を防止する凹凸と、第2基板の第2面での反射を抑えることができる凹凸とを同時形成することができる。
すなわち、本技術では、基板において互いに反対側に位置する面を各々第1面および第2面としたときに、第1電極が第1面に形成された第1基板と、第2電極が第1面に形成された透光性の第2基板とが、第1面同士が所定の間隙を介して対向するように配置され、前記第2基板の第2面側が押下されるタッチパネルの製造方法において、前記第2基板はガラス基板からなり、前記第2基板に対して前記第2電極を形成する前に、前記第2基板の第1面、および前記第2基板の第2面の双方に対して、エッチングにより微細な凹凸を同時形成するエッチング工程を行なうことを特徴とする。
このように本技術を適用した製造方法では、1回のエッチング工程で、第1基板と第2基板との間でのニュートンリングの発生を防止できる凹凸と、第2基板の第2面での反射を抑えることができる凹凸とを同時形成することができ、生産性が高い。また、第2基板の第1面のみをエッチングする場合と違って、エッチングに対する保護層で第2面の全面を覆っておく必要がないので、エッチング工程を効率よく行なうことができる。さらに、コーティング技術で凹凸を形成した場合、密着性などの問題が発生するが、エッチングにより形成した凹凸であれば、剥離などの問題が発生せず、信頼性の高いタッチパネルを実現することができる。さらに、エッチングであれば、ガラス基板に存在していた傷などを除去できるので、ガラス基板の強度を向上することができるという利点がある。
技術において、前記凹凸は、前記第2基板の第1面および前記第2基板の第2面のうち、少なくとも一方の基板面では外周領域を避けて中央領域のみに形成されていることが好ましい。このように構成すると、第2基板の第1面の外周領域または/および第2基板の第2面の外周領域において、粘着シートを貼る場合や、粘着剤で貼り付けを行なう場合、外周領域に凹凸が形成されていないので、貼り付けを確実に行なうことができる。
技術の別の形態では、基板において互いに反対側に位置する面を各々第1面および第2面としたときに、第1電極が第1面に形成された第1基板と、第2電極が第1面に形成された透光性の第2基板とが、第1面同士が所定の間隙を介して対向するように配置され、前記第2基板の第2面側が押下されるタッチパネルにおいて、前記第1基板の第2面、および前記第2基板の第2面の双方に微細な凹凸が形成されていることを特徴とする。
技術では、第1基板の第2面に微細な凹凸が形成されているため、第2基板が押下された際、第1基板が撓んでも第1基板と液晶装置との間にニュートンリングが発生することがない。また、第2基板の第2面に微細な凹凸が形成されているため、第1基板と第2基板との間にニュートンリングが発生しても目立たなくすることができる。さらに、第2基板の第2面に微細な凹凸が形成されているため、第2基板の第2面での反射を抑えることができるので、表示された画像が反射により見えにくいという問題を回避することができる。
この場合、前記第1基板および前記第2基板はいずれもガラス基板からなり、前記凹凸は、前記第1基板の第2面、および前記第2基板の第2面の双方に対するエッチングにより形成されてなることが好ましい。このように構成すると、1回のエッチング工程で、第1基板と画像生成装置との間でのニュートンリングの発生を防止できる凹凸と、第2基板の第2面での反射を抑えることができる凹凸とを同時形成することができる。
すなわち、本技術では、基板において互いに反対側に位置する面を各々第1面および第2面としたときに、第1電極が第1面に形成された第1基板と、第2電極が第1面に形成された透光性の第2基板とが、第1面同士が所定の間隙を介して対向するように配置され、前記第2基板の第2面側が押下されるタッチパネルの製造方法において、前記第1基板および前記第2基板はいずれも、ガラス基板であり、前記第1電極を形成した後の前記第1基板と、前記第2電極を形成した後の前記第2基板とを、第1面同士が対向するように貼り合わせてパネル構造体を得る貼り合わせ工程と、当該パネル構造体の状態で、前記第1基板の第2面、および前記第2基板の第2面の双方に対して、エッチングにより微細な凹凸を同時形成するエッチング工程を行なうことを特徴とする。
このように本技術を適用した製造方法では、1回のエッチング工程で、第1基板と画像生成装置との間でのニュートンリングの発生を防止できる凹凸と、第2基板の第2面での反射を抑えることができる凹凸とを同時形成することができ、生産性が高い。また、パネル構造体において第1基板の第2面のみに凹凸を形成する場合と違って、エッチングに対する保護層で第2基板の第2面の全面を覆っておく必要がないので、エッチング工程を効率よく行なうことができる。さらに、コーティング技術で凹凸を形成した場合、密着性などの問題が発生するが、エッチングにより形成した凹凸であれば、剥離などの問題が発生せず、信頼性の高いタッチパネルを実現することができる。さらに、エッチングであれば、ガラス基板に存在していた傷などを除去できるので、ガラス基板の強度を向上することができるという利点がある。
技術において、前記凹凸は、前記第1基板の第2面および前記第2基板の第2面のうち、少なくとも一方の基板面では外周領域を避けて中央領域のみに形成されていることが好ましい。このように構成すると、第1基板の第2面の外周領域または/および第2基板の第2面の外周領域において、粘着シートを貼る場合や、粘着剤で貼り付けを行なう場合、外周領域に凹凸が形成されていないので、貼り付けを確実に行なうことができる。
技術において、前記凹凸の粗さは0.1μm以上であることが好ましい。このような寸法の凹凸であれば、ニュートンリングの発生を確実に防止することができる。
技術において、前記第1基板および第2基板はいずれも、ヘイズ値(濁り値)が40%以下であることが好ましい。すなわち、濁り値が40%を超えると、画像生成装置で生成された画像が見えにくいので、前記第1基板および第2基板はいずれも、ヘイズ値(濁り値)が40%以下であることが好ましい。
技術を適用したタッチパネルを用いて入力機能付き表示装置を構成する場合、前記タッチパネルにおける前記第1基板側に画像生成装置が重ねて配置された構成となる。
図面を参照して、本技術の実施の形態を説明する。なお、以下の説明で参照する図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。また、対応関係が分りやすいように、図9に示す構成と共通する機能を担う部分には同一の符号を付して説明する。
[実施の形態1]
(全体構成)
図1および図2は各々、本技術を適用した入力機能付き表示装置の構成を模式的に示す説明図である。なお、図2において、タッチパネルの第1の透光性電極やパターンおよび第2の透光性電極、および液晶装置の画素電極や対向電極などについてはパターンについて実線で簡略化して示してある。
図1および図2において、本形態の入力機能付き表示装置100は、概ね、画像生成装置としての液晶装置5と、この液晶装置5において表示光を出射する側の面に重ねて配置されたタッチパネル1(入力装置)とを有している。
液晶装置5は、透過型のアクティブマトリクス型液晶パネル(以下、単に液晶パネル5aという)を備えており、透過型の液晶パネル5aの場合、表示光の出射側とは反対側にバックライト装置(図示せず)が配置される。また、液晶装置5において、液晶パネル5aに対して表示光の出射側には第1偏光板81が重ねて配置され、その反対側に第2偏光板82が重ねて配置されている。
液晶パネル5aは、透光性の素子基板50と、この素子基板50に対して対向配置された状態でシール材71により貼り合わされた透光性の対向基板60と、対向基板60と素子基板50との間に保持された液晶層55とを備えている。素子基板50において、対向基板60の縁から張り出した張出領域59には駆動用IC75がCOG実装されているとともに、張出領域59にはフレキシブル基板73が接続されている。なお、素子基板50には、素子基板50上のスイッチング素子と同時に駆動回路を形成することもある。
(タッチパネル1の詳細構成)
タッチパネル1は、抵抗膜型であり、ITO膜(Indium Tin Oxide)からなる透光性の第1電極15が第1面11に形成された透光性の第1基板10と、ITO膜からなる第2電極25が第1面21に形成された透光性の第2基板20とが、第1面11、21同士が所定の間隙を介して対向するようにシール材31で貼り合わされ、その内側は空気層になっている。第1基板10および第2基板20としては透光性の薄いプラスチック基板や薄いガラス基板を用いることができ、本形態では、第1基板10および第2基板20のいずれにおいても、薄いガラス基板が用いられている。第1基板10において、第2基板20の縁から張り出した張出領域19にはフレキシブル基板33が接続されている。
このように構成したタッチパネル1は、液晶装置5の第1偏光板81に重ねて配置されて入力機能付き表示装置100を構成する。この入力機能付き表示装置100において、液晶装置5は画像表示領域100a内に動画や静止画を表示可能であり、入力機能付き表示装置100に対して、タッチパネル1を介して入力を行う際の指示画像なども表示する。従って、利用者は、液晶装置5で表示された指示画像を見ながら、タッチパネル1を指で押下すれば第2基板20が撓みで、押下された箇所で第1電極15と第2電極25とが接触する。それ故、第1電極15と第2電極25とが接触した箇所を検出すれば、入力された情報を判別することができる。
このように構成した入力機能付き表示装置100およびタッチパネル1において、本形態では、第2基板20の第1面21、および第2基板20の第2面22の双方に微細な凹凸21a、22aが形成されており、凹凸21aは、第2電極25表面にも反映される結果、第2電極25表面にも微細な凹凸25aが形成されている。これに対して、第1基板10の第1面11、および第1基板10の第2面12はいずれも平滑面である。本形態において、凹凸21a、22aの粗さは0.1μm以上であり、第2基板20は、ヘイズ値が40%以下である。従って、本形態では、第1基板10および第2基板20のいずれにおいても、ヘイズ値が40%以下であり、透過率では60%以上である。
このように本形態では、第2基板20の第1面21に微細な凹凸21aが形成されているため、かかる凹凸21aが第2電極25表面にも反映されている。従って、第2の基20板が押下されて、第1基板10と第2基板20が局所的に近接しても、第1基板10と第2基板20との間にニュートンリングが発生しない。
また、第2基板20が押下された際、第1基板10が撓んでも第1基板10と液晶装置5との間にニュートンリングが発生しても、第2基板20の第1面21および第2面22に凹凸21a、22aが形成されているので、かかるニュートンリングを目立たなくすることができる。
さらに、第2基板20の第2面22に微細な凹凸22aが形成されているため、第2基板20の第2面22での反射を抑えることができるので、表示された画像が反射により見えにくいという問題を回避することができる。
さらにまた、第2電極25の表面に凹凸25aが反映されているため、第2基板20が押下されて撓んだときでも、第2電極25が第1電極15に密着して貼り付いてしまうことがない。従って、第2基板20が押下されて撓んだ状態から元の形状に復帰する際、第2電極25が第1電極15から引き離されるときに異音が発生せず、さらに第1電極15および第2電極25の劣化を防止することもできる。
(製造方法)
図3は、本技術の実施の形態1に係るタッチパネル1の製造工程のうち、特徴的な工程を示す工程断面である。
本形態では、第1基板10および第2基板20はいずれもガラス基板からなるため、凹凸21a、22aは、第2基板20の第1面11、第2面22の双方に対するエッチングにより同時形成する(エッチング工程)。すなわち、タッチパネル1の製造工程においては、まず、図3(a)に示すように、第2基板20として用いるガラス基板20aを準備した後、図3(b)に示すように、第2基板20全体にエッチング工程を行ない、第2基板20の第1面21、第2面22に凹凸21a、22aを形成する。例えば、フッ化水素酸およびリン酸水素二アンモニウムの水溶液などからなる酸処理液に第2基板20を浸漬して粗面化した後、フッ化水素酸およびフッ化アンモニウム酸の水溶液などからなるエッチング液に第2基板20を浸漬して等方性エッチングを行い、形状を整えた微細な凹凸21a、22aを形成する。その際、第2基板20にアライメントマークなどを形成してある場合、かかるアライメントマークについては保護シートで保護しておく。
次に、図2に示すように、第2基板20の第1面21にスパッタ法でのITO膜の成膜、フォトリソグラフィ技術を用いてのパターニングなどにより、第2電極25を形成する。
次に、すでに第1電極15を形成し終えた第1基板10と、第2基板20とを、第1面11、21同士が隙間を介して対向するようにシール材31で貼り合わさせる。しかる後には、第1基板10にフレキシブル基板33を接続すると、タッチパネル1が完成する。また、タッチパネル1を液晶装置5に重ねて配置すると、入力機能付き表示装置100が完成する。
このように、本形態の製造方法によれば、1回のエッチング工程で、第1基板10と第2基板20との間でのニュートンリングの発生を防止する凹凸21aと、第2基板20の第2面22での反射を抑えることができる凹凸22aとを同時形成することができ、生産性が高い。また、第2基板20の第1面21のみをエッチングする場合と違って、エッチングに対する保護層で第2面22の全面を覆っておく必要がないので、エッチング工程を効率よく行なうことができる。
また、コーティングなどの技術により、凹凸を形成した場合、密着性などの問題が発生するが、エッチングにより形成した凹凸21a、22aであれば、剥離などの問題が発生せず、信頼性の高いタッチパネル1を実現することができる。さらに、エッチングであれば、ガラス基板に存在していた傷などを除去できるので、ガラス基板の強度を向上することができるという利点がある。
[実施の形態2]
図4は、本技術の実施の形態2に係る入力機能付き表示装置100の断面構成を模式的に示す説明図である。図5は、本技術の実施の形態2に係るタッチパネル1の製造工程のうち、特徴的な工程を示す工程断面である。なお、本形態の基本的な構成は実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付して図示することにしてそれらの説明を省略する。
図4に示すように、本形態の入力機能付き表示装置100も、実施の形態1と同様、画像生成装置としての液晶装置5と、この液晶装置5において表示光を出射する側の面に重ねて配置されたタッチパネル1とを有している。タッチパネル1は、抵抗膜型であり、ITO膜からなる透光性の第1電極15が第1面11に形成された透光性の第1基板10と、ITO膜からなる第2電極25が第1面21に形成された透光性の第2基板20とが、第1面11、21同士が所定の間隙を介して対向するようにシール材31で貼り合わされ、その内側は空気層になっている。
このように構成した入力機能付き表示装置100、およびタッチパネル1において、本形態では、第1基板10の第2面12、および第2基板20の第2面22の双方に微細な凹凸12a、22aが形成されている。これに対して、第1基板10の第1面11、および第2基板20の第1面21はいずれも平滑面である。本形態において、凹凸12a、22aの粗さは0.1μm以上である。また、第1基板10および第2基板20のいずれにおいても、ヘイズ値が40%以下であり、透過率では60%以上である。
このように、本形態では、第1基板10の第2面12に微細な凹凸12aが形成されているため、第2基板20が押下された際、第1基板10が撓んでも第1基板10と液晶装置5との間にニュートンリングが発生することがない。
また、第2基板20の第2面22に微細な凹凸22aが形成されているため、第1基板10と第2基板20との間にニュートンリングが発生しても目立たなくすることができる。
さらに、第2基板20の第2面22に微細な凹凸22aが形成されているため、第2基板20の第2面22での反射を抑えることができるので、表示された画像が反射により見えにくいという問題を回避することができる。
さらにまた、第1基板10および第2基板20はいずれもガラス基板からなり、凹凸12a、22aは、第1基板10の第2面12、および第2基板20の第2面22の双方に対するエッチングにより同時形成することができる。
すなわち、本形態では、まず、図5(a)に示すように、第1電極15を形成した後の第1基板10と、第2電極25を形成した後の第2基板20とを、第1面11、21同士が対向するように貼り合わせてパネル構造体1aを得る貼り合わせ工程を行なう。この時点では、第1基板10および第2基板20に凹凸12a、22aは形成されていない。
次に、図5(b)に示すように、パネル構造体1aの状態で、第1基板10の第2面12、および第2基板20の第2面22の双方に対して、エッチングにより微細な凹凸12a、22aを同時形成するエッチング工程を行なう。この場合も、実施の形態1と同様、フッ化水素酸およびリン酸水素二アンモニウムの水溶液などからなる酸処理液にパネル構造体1aを浸漬して粗面化した後、フッ化水素酸およびフッ化アンモニウム酸の水溶液などからなるエッチング液にパネル構造体1aを浸漬して等方性エッチングを行い、形状を整えた微細な凹凸12a、22aを形成する。その際、第1基板10では、フレキシブル基板33を実装するためのパッドや配線が形成されているので、パッドや配線について保護シートで保護しておく。また、第1基板10にアライメントマークなどを形成してある場合、かかるアライメントマークについては保護シートで保護しておく。さらに、第2基板20にアライメントマークなどを形成してある場合、かかるアライメントマークについては保護シートで保護しておく。
このように本形態の製造方法では、1回のエッチング工程で、第1基板10と液晶装置5との間でのニュートンリングの発生を防止できる凹凸12aと、第2基板20の第2面22での反射を抑えることができる凹凸22aとを同時形成することができ、生産性が高い。また、パネル構造体1aにおいて第1基板10の第2面12のみに凹凸12aを形成する場合と違って、エッチングに対する保護層で第2基板20の第2面22の全面を覆っておく必要がないので、エッチング工程を効率よく行なうことができる。
[改良例]
(実施の形態1の改良例)
図6は、本技術の実施の形態1の改良例に係る入力機能付き表示装置の断面構成を模式的に示す説明図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付して図示することにして、それらの説明を省略する。
図2を参照して説明したように、実施の形態1では、第2基板20の第1面21、および第2基板20の第2面22の略全面に微細な凹凸21a、22aを形成したが、図6に示すように、本例では、第2基板20の第1面21において、凹凸21aは、入力領域および画像表示領域と重なる中央領域21eのみに形成され、中央領域21eを外側で囲む外周領域21cは、凹凸21aが形成されていない平滑面になっている。このため、粘着剤からなるシール材31を用いて、第1基板10と第2基板20とを貼り合わせる際、粘着剤は凹凸21aの形成されていない外周領域21cに配置されるので、第1基板10と第2基板20とを確実に貼り合わせることができる。
また、第2基板20の第2面22において、凹凸22aは、入力領域および画像表示領域とされる中央領域22eのみに形成され、中央領域22eを外側で囲む外周領域22cは、凹凸22aが形成されていない平滑面になっている。このため、粘着剤などを用いて、第2基板20の第2面22の外周領域22cにカバーなどを貼り付ける際、粘着剤は凹凸22aの形成されていない外周領域22cに配置されるので、第2基板20とカバーなどとを確実に貼り合わせることができる。
かかる構成は、エッチングにより凹凸21a、22aを形成する際、第2基板20の第1面21の外周領域21c、および第2基板20の第2面22の外周領域22cを保護シートで覆っておくことにより実現することができる。
なお、本例では、第2基板20の外周領域21c、22cの双方を平滑面としたが、第2基板20の外周領域21c、および外周領域22cの一方のみを平滑面にしてもよい。
(実施の形態2の改良例)
図7は、本技術の実施の形態2の改良例に係る入力機能付き表示装置の断面構成を模式的に示す説明図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態2と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付して図示することにして、それらの説明を省略する。
図4を参照して説明したように、実施の形態2では、第1基板10の第2面12、および第2基板20の第2面22の略全面に微細な凹凸12a、22aを形成したが、図7に示すように、本例では、第1基板10の第2面12において、凹凸12aは、入力面および画像表示領域と重なる中央領域12eのみに形成され、中央領域12eを外側で囲む外周領域12cは、凹凸12aが形成されていない平滑面になっている。このため、粘着剤を用いて、第1基板10の外周領域12cと液晶装置5とを貼り合わせる際、粘着剤は凹凸12aの形成されていない外周領域12cに配置されるので、第1基板10と液晶装置5とを確実に貼り合わせることができる。
また、第2基板20の第2面22において、凹凸22aは、入力面および液晶装置5の画像表示領域とされる中央領域22eのみに形成され、中央領域22eを外側で囲む外周領域22cは、凹凸22aが形成されていない平滑面になっている。このため、粘着剤などを用いて、第2基板20の第2面22の外周領域22cにカバーなどを貼り付ける際、粘着剤は凹凸22aの形成されていない外周領域22cに配置されるので、第2基板20とカバーなどとを確実に貼り合わせることができる。
かかる構成は、エッチングにより凹凸12a、22aを形成する際、第1基板10の第2面12の外周領域12c、および第2基板20の第2面22の外周領域22cを保護シートで覆っておくことにより実現することができる。
なお、本例では、第1基板10の外周領域12c、および第2基板20の外周領域22cの双方を平滑面としたが、第1基板10の外周領域12c、および第2基板20の外周領域22cの一方のみを平滑面にしてもよい。
[電子機器への搭載例]
次に、上述した実施形態に係る入力機能付き表示装置100を適用した電子機器について説明する。図8(a)に、入力機能付き表示装置100を備えたモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す。パーソナルコンピュータ2000は、表示ユニットとしての入力機能付き表示装置100と本体部2010を備える。本体部2010には、電源スイッチ2001及びキーボード2002が設けられている。図8(b)に、入力機能付き表示装置100を備えた携帯電話機の構成を示す。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001及びスクロールボタン3002、並びに表示ユニットとしての入力機能付き表示装置100を備える。スクロールボタン3002を操作することによって、入力機能付き表示装置100に表示される画面がスクロールされる。図8(c)に、入力機能付き表示装置100を適用した情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)の構成を示す。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001及び電源スイッチ4002、並びに表示ユニットとしての入力機能付き表示装置100を備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が入力機能付き表示装置100に表示される。
なお、入力機能付き表示装置100が適用される電子機器としては、図8に示すものの他、デジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、前述した入力機能付き表示装置100が適用可能である。
技術を適用した入力機能付き表示装置の構成を模式的に示す説明図である。 技術の実施の形態1に係る入力機能付き表示装置の断面構成を模式的に示す説明図である。 図2に示すタッチパネルの製造方法を示す工程断面図である。 技術の実施の形態2に係る入力機能付き表示装置の断面構成を模式的に示す説明図である。 に示すタッチパネルの製造方法を示す工程断面図である。 技術の実施の形態1の改良例に係る入力機能付き表示装置の断面構成を模式的に示す説明図である。 技術の実施の形態2の改良例に係る入力機能付き表示装置の断面構成を模式的に示す説明図である。 技術に係る入力機能付き表示装置を用いた電子機器の説明図である。 従来の入力機能付き表示装置の断面図である。
符号の説明
1・・タッチパネル、1a・・パネル構造体、5・・液晶装置、10・・第1基板、11・・第1基板の第1面、12・・第1基板の第2面、12a、21a、22a・・微細な凹凸、15・・第1基板の第1電極、21・・第2基板の第1面、20・・第2基板、22・・第2基板の第2面、25・・第2基板の第2電極、100・・入力機能付き表示装置

Claims (9)

  1. 基板において互いに反対側に位置する面を各々第1面および第2面としたときに、
    第1電極が第1面に形成された第1基板と、第2電極が第1面に形成された透光性の第2基板とが、第1面同士が所定の間隙を介して対向するように配置され、前記第2基板の第2面側が押下されるタッチパネルにおいて、
    前記第2基板はガラス基板からなり、
    前記第2基板の第1面および前記第2基板の第2面の双方に対するエッチングにより微細な凹凸が形成され
    前記凹凸は、前記第2基板の第1面および前記第2基板の第2面のうち、少なくとも一方の基板面では外周領域を避けて中央領域のみに形成されているタッチパネル。
  2. 基板において互いに反対側に位置する面を各々第1面および第2面としたときに、
    第1電極が第1面に形成された第1基板と、第2電極が第1面に形成された透光性の第2基板とが、第1面同士が所定の間隙を介して対向するように配置され、前記第2基板の第2面側が押下されるタッチパネルにおいて、
    前記第1基板および前記第2基板はいずれもガラス基板からなり、
    前記第1基板の第2面および前記第2基板の第2面の双方に対するエッチングにより微細な凹凸が形成されているタッチパネル。
  3. 基板において互いに反対側に位置する面を各々第1面および第2面としたときに、
    第1電極が第1面に形成された第1基板と、第2電極が第1面に形成された透光性の第2基板とが、第1面同士が所定の間隙を介して対向するように配置され、前記第2基板の第2面側が押下されるタッチパネルにおいて、
    前記第1基板の第2面および前記第2基板の第2面の双方に微細な凹凸が形成され、
    前記凹凸は、前記第1基板の第2面および前記第2基板の第2面のうち、少なくとも一方の基板面では外周領域を避けて中央領域のみに形成されているタッチパネル。
  4. 前記第1基板および前記第2基板はいずれもガラス基板からなり、
    前記凹凸は、前記第1基板の第2面および前記第2基板の第2面の双方に対するエッチングにより形成されてなる請求項3に記載のタッチパネル。
  5. 前記凹凸の粗さは0.1μm以上である請求項1乃至4の何れか一項に記載のタッチパネル。
  6. 前記第1基板および前記第2基板はいずれも、ヘイズ値が40%以下である請求項1乃至5の何れか一項に記載のタッチパネル。
  7. 基板において互いに反対側に位置する面を各々第1面および第2面としたときに、
    第1電極が第1面に形成された第1基板と、第2電極が第1面に形成された透光性の第2基板とが、第1面同士が所定の間隙を介して対向するように配置され、前記第2基板の第2面側が押下されるタッチパネルの製造方法において、
    前記第2基板は、ガラス基板であり、
    前記第2基板に対して前記第2電極を形成する前に、前記第2基板の第1面および前記第2基板の第2面の双方に対して、エッチングにより微細な凹凸を同時形成するエッチング工程を行なうタッチパネルの製造方法。
  8. 基板において互いに反対側に位置する面を各々第1面および第2面としたときに、
    第1電極が第1面に形成された第1基板と、第2電極が第1面に形成された透光性の第2基板とが、第1面同士が所定の間隙を介して対向するように配置され、前記第2基板の第2面側が押下されるタッチパネルの製造方法において、
    前記第1基板および前記第2基板はいずれも、ガラス基板であり、
    前記第1電極を形成した後の前記第1基板と、前記第2電極を形成した後の前記第2基板とを、第1面同士が対向するように貼り合わせてパネル構造体を得る貼り合わせ工程と、
    当該パネル構造体の状態で、前記第1基板の第2面および前記第2基板の第2面の双方に対して、エッチングにより微細な凹凸を同時形成するエッチング工程を行なうタッチパネルの製造方法。
  9. 請求項1乃至6の何れか一項に記載のタッチパネルを備えた入力機能付き表示装置であって、
    前記タッチパネルにおける前記第1基板側に画像生成装置が重ねて配置されている入力機能付き表示装置。
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