JP2006155830A - 光ディスク及び光ディスク装置及び光ディスク再生方法 - Google Patents

光ディスク及び光ディスク装置及び光ディスク再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】1つのディスクで、HD DVDの情報もDVDの情報も扱えるようにする。
【解決手段】この発明では、(1)光透過層と、第1レーザ光によりアクセスされる第1記録層と、中間層と、第2レーザ光によりアクセスされる第2記録層がレーザ光入射方向に順に配置された片面2層光ディスクであること(2)第2記録層の面記録密度が第1記録層の面記録密度の3倍以上であること(3)第1記録層に第2記録層が形成されていることを示す情報が形成されていること(4)第2記録層に第1記録層が形成されていることを示す情報が形成されていることを基本要素としている。
【選択図】 図8

Description

この発明は、DVDのように映画や音楽などのデジタル化された映像音響作品などを蓄積する媒体となる光ディスク及び光ディスクの記録情報を読み取る光ディスク装置に関する。
===DVD規格の概要===
周知のように、デジタル映像を蓄積する光ディスクとして、DVD(デジタル多用途ディスク)があり、主に映画コンテンツの蓄積・配布(デジタル作品出版物)として全世界で幅広く使われている。このDVDは、DVDフォーラムが作成した規格で、DVD規格(DVD Book)(www.dvdforum.org参照)として公開され、また国際規格やJISとしても定められている。ここでは、DVD物理規格の1つである、120mmDVD−ROMの国際規格に関連した文献としてECMA267がある。以下ECMA267にしたがって簡単に説明する。
120mmDVD−ROMには、片面仕様で記録層が1層のものと2層のもの、そしてこれらを両面化したもの、合わせて4種類のディスクがある。映画などのコンテンツの蓄積配布では、主に片面仕様の2つのタイプがある。ディスクの容量は、片面1層のディスクで4.7GB、片面2層のディスクで各層4.27GB(ディスクあたりは8.54GB)である。
一方、上記DVD(既存DVDと称する)に比べて、さらに大容量のディスクの開発が要望されている。これは、HD(High Definition)映像(高精細映像)を、1枚のディスク(次世代DVDと仮に称する)に入れたいという要望から生じている。
ECMA267
上記の次世代DVDが開発された場合、新たに次世代DVD用に設計された次世代DVD装置(ドライブあるいはプレーヤ)であれば、次世代DVDディスクだけではなく、現存DVDについても読めるように設計することは可能である。しかし、この次世代DVDは、現存DVDに比べ、記録密度、変調方式、信号処理、トラックフォーマットなどが大きく異なることになりため、従来のDVD装置(ドライブあるいはプレーヤ)では読み取ることができない。つまり、従来のDVD装置では、次世代DVDディスクに収録されたHD映画コンテンツだけではなく、次世代DVDに収録された従来のDVD映画コンテンツも読み取ることができないなどの課題があり、次世代DVDを普及させる上で、阻害要因となることが考えられる。
そこでこの発明の目的は、上記のような課題に鑑みて、1つのディスクで、次世代DVDの情報も、現存DVDの情報も扱えるようにし、かつそれぞれのディスクの状態を再生装置及びユーザが把握しやすいようにした、光ディスク及び光ディスク装置及び光ディスク再生方法を提供することにある。
この発明は、上記の目的を達成するために、光透過層と、第1レーザ光によりアクセスされる第1記録層と、中間層と、第2レーザ光によりアクセスされる第2記録層がレーザ光入射方向に順に配置された片面2層光ディスクにおいて、第2記録層の面記録密度が第1記録層の面記録密度の3倍以上であり、第1記録層に、第2記録層が形成されていることを示す情報が形成され、第2記録層に、第1記録層が形成されていることを示す情報が形成されている光ディスクを基本とするものである。
この発明によれば、片側から第1記録層(DVD層に相当)に第1レーザ光(赤色レーザ)、第2記録層(HD DVD層に相当)に第2レーザ光(青紫色レーザ)でアクセス可能な光ディスクを提供することができる。したがって、DVDの映画コンテンツと、HD DVDの映画コンテンツの両方を1つのディスクに入れることができる。つまり、SD映像とHD映像の両方を扱えるコンビネーションディスクとなる。
そして、従来のDVD対応光ディスク装置では、DVDのコンテンツを再生し、新規なHD DVD対応光ディスク装置では、HD DVDの映画コンテンツ、またはHD DVDとDVDの映画コンテンツの両方を再生することができる。
たとえば、同じ映画コンテンツをDVDコンテンツとHD DVDコンテンツとして用意し、この2つの映画コンテンツを1枚のディスクにいれておけば、DVD対応装置だけしか持っていないユーザはDVD映画コンテンツを見ることができ、一方、HD DVD対応装置を持っているユーザは、HD DVD映画コンテンツを見ることができる。
現在、HD DVD対応装置を持っていないユーザでも、将来、HD DVD対応装置を購入すれば、新たにHD DVDディスクを購入しなくても、既に購入したディスクでHDの映像を楽しむことができ、ユーザにとってそのメリットは大きい。
また、本発明によれば、DVD層にHD DVD層が形成されていることを示す情報が形成され、HD DVD層にDVD層が形成されていることを示す情報が形成されていることから、両方の情報を読み取ることのできる装置では、DVD層かHD DVD層かの選択が容易である。さらに、DVD層だけしか読み取れない装置でも、利用しているディスクにHD DVD層が形成されていることをユーザに知らせることができるなど、本発明は、ユーザにとってそのメリットは大きい。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。まず、この発明の理解を容易にするために、図1乃至図7を用いて、現存DVDと次世代DVDの技術について説明する。そして図8に本発明に係る次世代DVDの基本的構成を説明する。
===片面1層DVD===
図1に片面1層DVDディスク10の基本構造と光ヘッドの関係を示す。よく知られているように、DVDディスク10は、0.6mm厚のディスク基板2枚を貼り合せた構造をもつ。1つは信号基板11、もう1つは、ダミー基板14で、記録層15を内側にして、接着層16で貼り合されている。通常これらの基板は、射出成形機を用いて、ポリカーボネートというプラスチック材料で形成される。
なお、信号基板11には、映像情報やデータ情報などが、エンボスピットという形で、スパイラルトラックに形成される。記録層の情報を読み取る赤色レーザ17(波長:650nm)は、対物レンズ18(NA:0.6)で絞られ、信号基板11の光透過層13を通して、記録層15にフォーカスされる。
ノーマルシングルレイヤー(Normal single layer)の場合は、光透過層13の厚みの中心値は600μmで、光入射面から最小570μm、最大630μmの位置にある。この値は、対物レンズ18の球面収差を考慮して定められている。最近、DVD規格として、片面1層のディスクでも、記録層の中心値が565μmで、光入射面から最小550μm、最大580μmにある、Thin single layerの場合が追加された(www.dvdforum.orgまたは、DVD-Book参照)。
図2は、片面1層DVDディスクの記録エリアの構成を示す図である。DVD記録層15は、内周側からリードインエリア31、データエリア32、リードアウトエリア33からなる。このリードインエリア31には、Control data zone(コントロールデータゾーン)37が形成されている。その他、Initial zone(イニシャルゾーン)34, Reference code zone(リファレンスゾーン)35, Buffer zone(バッファーゾーン)36, Buffer zone(バッファーゾーン)38がある。
===片面2層DVD===
図3は片面2層ディスク20の基本構造と光ヘッドの関係を示す。よく知られているように、このディスクは、第1記録層(L0層)25と第2記録層(L1層)26をもち、ディスクの片面から、この2つの記録層にアクセスして信号の再生ができる。図示しているとおり、光入射面22から見ると、光透過層23を通して、手前が第1記録層25で、その奥側が第2記録層26である。各記録層へのアクセスは、対物レンズ18のレンズアクチュエータで動かし、層間ジャンプさせることで実現している。
この2層ディスクの作製は、片面1層ディスクとほぼ同じように作製できるのが大きな特徴である。まず、射出成形機で、第1記録層25の形成される信号基板21と、第2記録層26の形成される信号基板24を別々に作製する。次に、第1記録層25には半透明膜、第2記録層26には高反射率膜をつけ、その後両方の基板を、記録層を内側にして、中間層27で貼り合わせれば完成である。
光入射面22からみた第1記録層25と第2記録層26の位置は、対物レンズの球面収差や記録層間のクロストークを考慮し、第1記録層25の位置は最小550μm、第2記録層26の位置は、最大で640μmに限定され、かつ2つの層間(中間層27)の距離は、55μm±15μm(40μm〜70μm)と定められている。この中間層27は、通常2つの基板を貼り合せたときに出来る接着層の厚みで、実際の製造では、貼り合わせの精度と信号基板21の成形精度を考慮して決められる。
===記録層の反射率など===
一方、記録層の反射率は、
1層ディスク:45-85%(PBS有り)、60-85%(PBS無し:円偏光)
2層ディスク:18-30%(PBS有り)、18-30%(PBS無し:円偏光)
と決められている。
また、ディスクの反射率(Reflectivity)を示す情報は、データフレームにある4バイトのID(Identification Data)のb29(第29番目のビット)で、
0b:反射率が40%より大きい場合(PBS有り)
1b:反射率が40%より小さい場合(PBS有り)
この他、IDには、
Area type b27−b26
00b In the Data area
01b In the Lead -in area
10b In the lead-out area
11b in the Middle area
Data type b25
0b Read-only data
1b Other than read only data
Layer number b24
0b Layer0 of DL discs or on SL discs
1b Layer1 of DL discs
が記述されている。上記は、ビットの記述内容と、その意味内容をペアにして示している。
また、ディスクが1層か2層かを示す情報は、図2のリードインエリア31に形成されているControl data zone(コントロールデータゾーン)37の物理フォーマット情報(Physical format information)のバイトポジション(BP2)で、ディスクの構成(Disc structure)が定義され、その中の第6と第5番目のビット(b6-b5)が記録層の数を示す。
00b Single
01b Dual
Others: reserve
さらに、1層ディスクと2層ディスクでは、1層当たりの容量が異なるが、これは線記録の違いである。コントロールデータゾーン37のPhysical format informationの(BP3)に記録密度が定義されており、b7-b4が線密度で
0000b:0.267μm (1層の場合の線記録密度)
0001b:0.293μm (2層の場合の線記録密度)
となっている。
===次世代DVD===
一方、最近よく報道されているように、HD(High Definition)映像(高精細映像)をディスク1枚に入れたいという要望から、青紫色半導体レーザ(以降、青紫色レーザ)を用いて、DVDの3倍以上の高密度化したHD DVDが提案され、DVDフォーラムで規格化が行われている(www.dvdforum.org参照。まだ商品化されていない)。HD DVDは、従来のDVDと同じディスク構造を有し、容量は、片面1層ディスクが15GB、両面2層ディスクが30GBである。これらの大容量化は、レーザ光の短波長化、高NA化、変調方式、新しい信号処理(PRML:Partial Response and Most Likelyhood)などの新しい技術で実現されている。
図4に、片面1層DVDディスク40の基本構造と光ヘッドの関係を示す。基本的にはDVDと同じだが、高密度・大容量化のため、信号の読み出しには青紫色レーザ光47(波長405nm)とNAが0.65の対物レンズ48が用いられている。このため、球面収差やチルトによるコマ収差などがDVDの場合より厳しくなる。このため、光透過層43の厚みは、光入射面42から最小587μm、最大613μmの位置にある。
第5図は、片面1層HD DVDディスクの記録エリアの構成を示す図である。HD DVD記録層55(図4では記録層45)には、DVDの場合と同様、リードインエリア61、データエリア62、リードアウトエリア63、そしてBCAエリア71が形成されている。BCA(バーストカッティングエリア)71は、DVDの場合もオプションで形成することが可能であるが、HD DVDの場合は、形成することが必須となっている。リードインエリア61は、システムリードインエリア72、Connection zone(接続ゾーン)68、Data lead in area(データリードインエリア)73からなる。Control data zone(コントロールデータゾーン)66は、System lead in area(システムリードインエリア)72に形成されている。その他、システムリードンエリア72には、Initial zone(イニシャルゾーン)64、Buffer zone(バッファーゾーン)65,67、がある。またデータリードインエリア73には、Reserved area(リザーブドエリア)69、Reference code zone(リファレンスコードゾーン)70がある。
図6は、片面2層HD DVDディスク50の基本構造と光ヘッドの関係を示す図である。1層ディスクの場合と同様、短波長化・高NA化に伴い、球面収差やチルトによるコマ収差などが厳しくなる。第1記録層(L0層)55の位置は、最小578μm、また第2記録層(L1層)56の位置は、最大622μmに限定され、2つの層間距離(中間層57)は、20μm±5μm(15μm〜25μm)と定められている。
===既存DVDと次世代DVD===
このように、HD映像を蓄積可能な大容量のHD DVDが提案され、新たにHD DVD用に設計されたHD DVD装置(ドライブあるいはプレーヤ)であれば、HD DVDディスクだけではなく、DVDについても読めるように設計することは可能である。しかし、このディスクは、DVDに比べ、記録密度、変調方式、信号処理、トラックフォーマットなどが大きく異なるため、従来のDVD装置(ドライブあるいはプレーヤ)では読み取ることができない。つまり、従来のDVD装置では、HD DVDディスクに収録されたHD映画コンテンツだけではなく、HD DVDに収録された従来のDVD映画コンテンツも読み取ることができないなどの課題があり、HD DVDを普及させる上で、阻害要因となっている。
そこで発明者等は、1つのディスクで、HD DVDの情報もDVDの情報も扱い、かつそのディスクの状態を再生装置及びユーザに分かるように工夫している。
<この発明の基本的概念を述べると以下のようになる>
この発明に係る光ディスクは、基本的に、つぎの事項(1)〜(4)により特定されるものである。
(1)光透過層と、第1レーザ光によりアクセスされる第1記録層と、中間層と、第2レーザ光によりアクセスされる第2記録層がレーザ光入射方向に順に配置された片面2層光ディスクであること
(2)第2記録層の面記録密度が第1記録層の面記録密度の3倍以上であること
(3)第1記録層に第2記録層が形成されていることを示す情報が形成されていること
(4)第2記録層に第1記録層が形成されていることを示す情報が形成されていること
また、この発明に係る光ディスクは、上記の事項を基本とし、つぎの事項(5)(6)を加えて実施することができる。
(5)第1層のリードインエリアに第2層が形成されていることを示す情報が形成されていること、
(6)第2層のリードインエリアまたはBCAエリアに第1層が形成されていることを示す情報が形成されていること
この発明に係る光ディスク装置は、上記に対し、つぎの事項(7)(8)を加えて実施することができる。
(7)第1層に収録されている映像・音響作品の初期画面情報に、第2層に関する情報が収録されていること
(8)第2層に収録されている映像・音響作品の初期画面情報に、第1層に関する情報が収録されていること
この発明に係る光ディスク装置は、つぎの事項(9)〜(14)により特定されるものである。
(9)光ディスクに記録された情報を読み取る装置であること
(10)光ディスクは、光透過層と、第1レーザ光によりアクセスされる第1記録層と、中間層と、第2レーザ光によりアクセスされる第2記録層がレーザ光入射方向に順に配置されていること
(11)第2記録層の面記録密度が第1記録層の面記録密度の3倍以上であること
(12)第1記録層に第2記録層が形成されていることを示す情報が形成されていること
(13)第2記録層に第1記録層が形成されていることを示す情報が形成されていること
(14)情報を読み取る装置は、第1レーザ光と第2レーザ光を発生可能な光ヘッドと、第1記録層から第2記録層が形成されていることを検出する手段と、第2記録層から第1記録層が形成されていることを検出する手段と、第1レーザ光か第2レーザ光を選択的に発生させる制御手段を備えること。
また、この発明に係る光ディスク装置は、上記の事項を基本とし、つぎの事項(15)を加えて実施することができる。
(15)制御手段は、ユーザインタフェースからの利用者入力に基づいて第1レーザ光か第2レーザ光を選択すること
この発明に係る光ディスク装置は、つぎの事項(16)〜(21)により特定されるものである。
(16)光ディスクに記録された情報を読み取る装置であること
(17)光ディスクは、光透過層と、第1レーザ光によりアクセスされる第1記録層と、中間層と、第2レーザ光によりアクセスされる第2記録層がレーザ光入射方向に順に配置されていること
(18)第2記録層の面記録密度が第1記録層の面記録密度の3倍以上であること
(19)第1記録層に第2記録層が形成されていることを示す情報が形成されていること
(20)第2記録層に第1記録層が形成されていることを示す情報が形成されていること
(21)情報を読み取る装置は、第1レーザ光と第2レーザ光を発生可能な光ヘッドと、
第2記録層があることを検出する手段と、第2の記録層があることを利用者に知らせる手段を備えた装置であること。
この発明に係る光ディスク装置は、つぎの事項(22)〜(27)により特定されるものである。
(22)光ディスクの情報を読み取りその情報から映像・音響作品情報をディスプレイに表示することが可能な再生装置であること
(23)光ディスクは、光透過層と、第1レーザ光によりアクセスされる第1記録層と、中間層と、第2レーザ光によりアクセスされる第2記録層がレーザ光入射方向に順に配置されていること
(24)第2記録層の面記録密度が第1記録層の面記録密度の3倍以上であること
(25)第1記録層に収録されている映像・音響作品の初期画面情報に、第2記録層に関する情報が収録されていること
(26)第2記録層に収録されている映像・音響作品の初期画面情報に、第1記録層に関する情報が収録されていること
(27)再生装置は、第1レーザ光と第2レーザ光を発生可能な光ヘッドと、再生している映像・音響作品の初期画面情報からユーザインタフェースによる利用者入力に基づいて、第1レーザ光または第2レーザ光を発生させ、第1の記録層または第2の記録層を選択的に再生する手段を備えた装置であること。
上記したこの発明によれば、片側から第1記録層(DVD層に相当)に第1レーザ光(赤色レーザ)、第2記録層(HD DVD層に相当)に第2レーザ光(青紫色レーザ)でアクセス可能な光ディスクを提供することができる。したがって、DVDの映画コンテンツと、HD DVDの映画コンテンツの両方を1つのディスクに入れることができる。つまり、SD映像とHD映像の両方を扱えるコンビネーションディスクとなる。
そして、従来のDVD対応光ディスク装置では、DVDのコンテンツを再生し、新規なHD DVD対応光ディスク装置では、HD DVDの映画コンテンツ、またはHD DVDとDVDの映画コンテンツの両方を再生することができる。
たとえば、同じ映画コンテンツをDVDコンテンツとHD DVDコンテンツとして用意し、この2つの映画コンテンツを1枚のディスクにいれておけば、DVD対応装置だけしか持っていないユーザはDVD映画コンテンツを見ることができ、一方、HD DVD対応装置を持っているユーザは、HD DVD映画コンテンツを見ることができる。
現在、HD DVD対応装置を持っていないユーザでも、将来、HD DVD対応装置を購入すれば、新たにHD DVDディスクを購入しなくても、既に購入したディスクでHDの映像を楽しむことができ、ユーザにとってそのメリットは大きい。
また、本発明によれば、DVD層にHD DVD層が形成されていることを示す情報が形成され、HD DVD層にDVD層が形成されていることを示す情報が形成されていることから、両方の情報を読み取ることのできる装置では、DVD層かHD DVD層かの選択が容易である。さらに、DVD層だけしか読み取れない装置でも、利用しているディスクにHD DVD層が形成されていることをユーザに知らせることができるなど、本発明は、ユーザにとってそのメリットは大きい。
===この発明の光ディスクの基本構成===
図7、図8にこの発明の一実施例による光ディスク80と光ヘッドの関係を示す。図8には、図2と図5に示したディスクを張り合わせた様子を示している。
図7に示すように、光ディスク80は、第1基板81と第2基板84で構成され、レーザ光の光入射面82に対し、近い方に半透明膜からなる第1記録層(DVD層に相当)85が形成されているとともに、遠い方に高反射膜からなる第2記録層(HD DVD層に相当)86が形成されている。
HD DVD層86が青紫色レーザ光で再生できるためには、図6で説明したように、最小578μm、最大622μmの間になければならない(球面収差の制限)。また、DVD層85は、図1で説明したように、Thin single layerの場合、最小550μm、最大580μmの間になければならない(最小550μmは球面収差の制限)。
一方、中間層87は、DVD層85とHD DVD層86の間で生じるクロストークを考慮して決められ、HD DVDの場合は、15μm以上、DVDの場合は40μmとなっているが、いずれも光学系に依存する。
これらを考慮し、本発明では、第1記録層(DVD層)85は、光入射面82から550μm〜575μm、中間層87は28μm〜47μm、第2記録層(HD DVD層)86は、光入射面82から578μm〜622μmに決めた。
===反射率など===
次に、すでに大量に市販されている従来のDVD装置で、この光ディスクが片面1層のThin single layerディスク として認識されるためには、赤色レーザ光17に対し、DVD層86から戻ってくる信号光は45%以上なければならない。一方、同じ光ディスクに青紫色レーザ光47を照射した場合、HD DVD層86から戻ってくる信号光は、この光でフォーカス及びトラッキングサーボがかかり、かつ信号が再生できなければならない。
青紫色レーザ光に対するHD DVD規格の反射率の規定は、
HD DVD−ROMの場合
片面1層ディスク 40%−70%(複屈折を含む)
片面2層ディスク 18%−32%(複屈折を含む)
HD DVD Rewritable(at system lead in area)
片面1層ディスク 4%−8% (複屈折を含む)
となっている。
本発明の光ディスクの場合は、HD DVD層の位置を、HD DVD−ROMの片面2層ディスクと同じにしたので、反射率がこの規定に収まるのが望ましい。しかしながら、この光ディスクのHD DVD層については、HD DVDがまだ商品化されていないことから、HD DVD規格に新たな規定を盛り込むことが可能である。その場合、反射率の下限値は、HD DVD-Rewritableディスクより大きい必要がある。
次に、DVD層85のフラグ情報と識別情報について説明する。
===フラグ情報===
本発明の光ディスクで、DVD層85を通常の片面1層DVD−ROMディスクとして扱う必要がある。そこで、データフレームのID及びコントロールデータゾーン37 のPhysical format informationの(BP2)は、片面1層のDVD−ROMディスクとして設定する。
ID(4バイト)の設定
b29: 0b 反射率が40%より大きい場合
b24: 0b シングルレーヤディスク
これ以外の設定は、通常のDVD−ROMディスクと同じである。
つまりID内のb29に0bを記述し、反射率が40%より大きいことを示し、b24に0bを記述し、シングルレーヤディスクであることを示す。
コントロールデータゾーンのPhysical format informationの設定
(BP2)
b6-b5: 00b Single (レイヤーの数)
つまりバイトポジションBP2内の第6、第5ビット目を00bとし、レイヤー数がシングルであることを示す
これ以外の設定は、通常のDVD−ROMディスクと同じである。
===識別情報===
DVD層85に、HD DVD層86が形成されていることを示す情報は、コントロールデータゾーンのPhysical format informationの(BP2)にあるLayer typeのb3を利用する。このビットは、DVD−ROMディスク以外のDVD−R/RWディスク、DVD−RAMディスクなどの記録形DVDでもReservedになっており、このビットを使っても影響がでない。
そこで、上記のコントロールデータゾーンの設定に加え
コントロールデータゾーンのPhysical format informationの(BP2)
b3: 1b 第1記録層にDVD層、第2記録層(HD DVD層)がある
ことを設定する。
これ以外に、コントロールデータゾーンのPhysical format informationの(BP2)
には、b7がReservedとなっていることから、
b7: 1b 第1記録層にDVD層、第2記録層(HD DVD層)がある
と設定しても良い。つまり第7ビット目に1bを記述し、第1記録層はDVD層であり、第2記録層がHD DVDであることを示すのである。
なお、コントロールデータゾーンのPhysical format informationは、全部で2048バイトあり、その大半の(BP)がReservedとなっていることから、他の記録形ディスクとかち合わない範囲で使用することは可能である。
次に、HD DVD層86のフラグ情報と識別情報について説明する。
===フラグ情報===
本発明の光ディスクで、HD DVD層86を通常の片面1層DVD−ROMディスクとして扱う必要がある。ただし、反射率は低いので、再生条件などを示す情報として、反射率が40%より小さい場合に設定する。データフレームのID及びコントロールデータゾーン66 のPhysical format informationの(BP2)は、片面1層のDVD−ROMディスクとして設定する。
ID(4バイト)の設定
b29: 1b 反射率が40%より小さい場合
b24: 0b シングルレーヤディスク
つまり、ID内のb29に1bを記述し、反射率が40%より小さいことを示し、b24に0bを記述し、シングルレイヤーのディスクであることを示す、
これ以外の設定は、通常のHD DVD−ROMディスクと同じである。
コントロールデータゾーンPhysical format informationの設定
(BP2)
b6-b5: 00b Single (レイヤーの数)
これ以外の設定は、通常のHD DVD−ROMディスクと同じである。
===識別情報===
HD DVD層86に記述される情報であって、DVD層85が形成されていることを示す情報は、コントロールデータゾーンのPhysical format informationの(BP2)にあるレイヤータイプ(Layer type)のb3を利用する。このビットは、HD DVD−ROMディスク以外のHD DVD−Rディスク、HD DVD−Rewritableディスクの記録形HD DVDでもReservedになっており、このビットを使っても影響がでない。
そこで、上記のコントロールデータゾーンの設定に加え
コントロールデータゾーンのPhysical format informationの(BP2)において
b3: 1b 第1記録層にDVD層、第2記録層(HD DVD層)がある
とする。つまり、b3に1bを記述し、第1記録層にDVD層があり、第2記録層にHD DVD層があることを示すのである。
===本発明対応の初期画面と再生===
映像作品などの入ったDVDディスクは、作品の全体を示すメニューが収録され、通常、リモコンスイッチのメニューボタンを押すことでディスプレイに表示することができる。 図9は、本発明対応のDVDプレーヤ用の初期画面(1)を示す図(メニュー150)である。本発明に係るディスクがDVDプレーヤに装填されると、例えば、最初の画面として、初期画面(1)が現れ、例えば、次のようなメッセージが現れる。コメント151として、”このディスクは、DVD作品とHD DVD作品を収録しています””このプレーヤはDVD作品を再生します。””HD DVDプレーヤはHD DVD作品を再生します”が現れる。またコメント152として、”このプレーヤは、DVD作品だけ再生することができます。””HD DVD作品を再生するには、HD DVDプレーヤをお使いください”が現れる。また、次のステップ進むためのボタン153が表示される。次のステップに移行すると、DVDに収録されているタイトルやチャプターの表示メニューになる。上記のコメントもディスクにメニューコンテンツとして記録されている。なおこのようなメニューに限らず、種々の方法が可能であり、外国語でもよい、またマーク、絵文字などを組み合わせたメッセージであってもよい。
図10はHD DVDプレーヤ用の初期画面(2)を示す図(メニュー154)である。本発明に係るディスクがHD DVDプレーヤに装填されると、例えば、最初の画面として、初期画面(2)が現れ、例えば、次のようなメッセージが現れる。コメント151は、先の初期画面(1)の場合と同じである。コメント155としては、”このプレーヤは、HD DVD作品だけ再生することができます。””DVD作品を再生するには、DVDプレーヤをお使いください”が現れる。また、次のステップ進むためのボタン153が表示される。
図11はDVD/HD DVDコンパチプレーヤ用の初期画面(3)を示す図(メニュー156)である。
コメント151は、先の初期画面(1)、(2)の場合と同じである。コメント157としては、”DVDとHD DVDの両方に対応しているプレーヤは両方の作品を再生することができます。””下のボタンでどちらかを選ぶことができます”が現れる。また、DVD再生のためのボタン158、HD DVD再生のためのボタン159が表示される。
また、図12(a)、図12(b)はDVDプレーヤと初期画面の関係、図13(a)、図13(b)は,HD DVDプレーヤと初期画面の関係、図14(a)、図14(b)はDVD/HD DVDプレーヤと初期画面の関係を示す図である。
図12(a)に示すように、今、従来のDVDプレーヤ160に本発明のディスク80をセットしたとする。このプレーヤには識別情報を読み取る機能がないので、プレーヤは、DVDメニュー161を表示する。一方、図12(b)に示すように、本発明対応のプレーヤ162は、識別情報を読み取とり判定する(163)ことができるので、本発明のディスクであれば、メニュー150を表示する。ユーザが153の 次へのボタン153を選択するとDVDのメニュー161が現れ、DVD作品を再生することができる。
図13(a)に示すように、HD DVDプレーヤ165に本発明のディスク80をセットする。このプレーヤには識別情報を読み取る機能がないので、プレーヤはHD DVDのメニュー166を表示する。一方、図13(b)に示すように、本発明対応のプレーヤ167は、識別情報を読み取とり判定する(168)ことができるので、本発明のディスクであれば、メニュー154を表示する。ユーザが154の 次へのボタン153を選択するとHD DVDのメニュー166が現れ、HD DVDの作品を再生することができる。
図14(a)に示すように、今、DVD/HD DVDコンパチプレーヤに本発明のディスク80をセットする。DVDディスクかHD DVDディスクかを判別し(171)、DVDディスクであればDVDのメニュー172が表示され、HD DVDディスクであればHD DVDのメニュー173が表示される。DVDかHD DVDかは、赤色レーザ光17でリードインエリアの情報が読めればDVD、青紫色レーザ光47で読めればHD DVDと判断できる。
一方、図14(b)に示すように、本発明対応のDVD/HD DVDコンパチプレーヤの場合は、識別情報を読むことができるので(ステップ175)、セットされたディスクがDVD/HD DVDディスクであれば、メニュー156を表示する。ユーザは、表示画面のDVDボタン158か、HD DVDボタン159を選択することで、DVDかHD DVDを選択することができ、DVDの場合はメニュー172、HD DVDの場合はメニュー173が表示される。
もし、セットされたディスクがDVD/HD DVDディスクではなく、通常のDVDまたはHD DVDディスクの場合は、DVD/HD DVDコンパチプレーヤ170と同じ振る舞いとなる。
次に、実際の再生についてもう少し詳しく説明する。
===DVD規格の光ディスク装置による再生===
次に、本発明のディスクを本発明対応のDVDプレーヤで再生する場合について、図15、図16及び図17を用いて説明する。図15は、DVDプレーヤの主要構成とディスプレイ143を示し、図16はDVDプレーヤのリモコンスイッチ180、図17はDVDプレーヤの動作フロー図である。
図15を参照して、DVD装置の主要構成を簡単に説明する。スピンドルモータ100は、ターンテーブルを回転駆動する。クランパ101は、光ディスク80をターンテーブル上に把持する。スピンドルモータ100は、モータドライバ102により制御される。光ヘッド110は、対物レンズ18及び光学系113を含む。光学系113は、フォーカス及びトラッキングアクチュエータ116により駆動される。フォーカス及びトラッキングアクチュエータ116がアクチュエータドライバ118により制御されると、レーザ光が光ディスクのトラックに焦点を合わせ、かつ追従する。ラジアルアクチュエータ117は、光ヘッド110をディスクの半径方向へ移動させるものであり、アクチュエータドライバ118により制御される。
ディスクからの反射光は、光学系113から導出され、変換ユニット115のフォトディテクタで電気信号に変換される。この電気信号は、ゲイン調整ユニット120の再生信号増幅器でゲイン調整され、信号処理回路121に入力される。信号処理回路121では、復調処理及バッファリング、エラー訂正などが行われ、その出力はデータ処理回路122に入力される。ここでは、パケット分離、制御信号分離などが行われ、映像及び音声の情報はAVデコーダ130に入力される。AVデコーダ130で復調された、映像信号及び音声信号、副映像信号などは、AV増幅器131を介してベースバンド信号として出力され、モニタ143に入力される。
サーボコントローラ140は、例えば4分割フォトダイオードからの再生信号を演算処理したフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を用いて、アクチュエータドライバ118に対して制御信号を与える。システムコントローラ141は、入力端末(例えばリモートコントローラ、あるいは操作キー入力部)142からの信号に応答して、装置の再生、停止、一時停止などを制御する。また、ゲイン調整ユニット120内のレーザダイオードドライバを制御する。レーザダイオードドライバは、光ヘッド110に搭載されているレーザダイオードを駆動し、この結果、レーザ光が出力される。
上記した本発明対応のDVDプレーヤに本発明の光ディスク80が装填されると、スピンドルモータ100が所定の回転数まで回転する。次に、フォーカスアクチュエータ116に周期的な駆動電流が流され、光ヘッドが軸方向に上下する(記録層の探査…図17のステップ200−ステップ202)。DVD層からのフォーカス信号レベルは、HD DVD層からの信号レベルに比べて大きいので、DVD装置は、このディスクを片面1層DVDディスクと認識し、第1層記録(DVD層)へフォーカスオンにする(ステップ210)。続いて、トラッキングサーボがオンとなり、ディスクの適当な位置にオントラッキング(ステップ211)する。この状態で、Data frameのIDを読み(ステップ220)、ディスクのArea type, Reflectivity, Layer numberなどをチェックし、続いて、ラジアルアクチュエータ(Radial Actuator)117を駆動し、Lead in areaに移動させる(ステップ221)。次に、コントロールデータゾーン(Control data zone)に移動し(ステップ222)、Physical format informationの(BP2)から、Number of layer、 Layer typeを読み、このディスクが本発明の片面1層DVDディスクであることを確認する(ステップ223)。そして、図9のメニュー150を表示する。ユーザは、リモコンスイッチ180(図16)を用いて、選択スイッチ183を用いて、上下、左右にカーソルを動かし、目的の位置にカーソルが来れば入力ボタン184を押すことで所定の映像を表示することができる。
===HD DVD規格の光ディスク装置による再生===
次に、青紫色レーザ光を用いた本発明対応のHD DVD装置の場合について、図18、図19、及び図16を用いて説明する。
図18に示すようにHD DVD装置は、図15に示したDVD装置の構成と略同じような機能ブロックを有するので、同様な部分には図15と同じ符号を付している。ただし、HD DVD装置の場合は、青紫色レーザ光を出力するレーザダイオードが光・電気変換ユニット115に設けられている。また対物レンズ48は、開口数が先の対物レンズ18とは異なる。
まず、フォーカスアクチュエータ116に周期的な駆動電流を流し、記録層の探査を行う(図19のステップ200−ステップ202)。そして、フォーカス信号から2つの記録層があり、かつそのレベルの違いから、本発明のディスクであることを認識する(ステップ203)。再生信号が小さいので、再生信号のゲインを調節し(ステップ230)、第2層(HD DVD層)へフォーカスオンにし(ステップ240)、続いてトラッキングサーボをオンにすると(ステップ241)、適当な位置でオントラッキング状態となる。
続いて、Data frameのIDを読み(ステップ250)、ディスクのArea type, Reflectivity, Layer numberなどをチェックし、続いて、ラジアルアクチュエータ(Radial Actuator)117を駆動し、Lead in areaに移動させる(ステップ251)。次に、Control data zoneに移動し(ステップ252)、Physical format informationの(BP2)b3, Number of layer、 Layer typeを読み、本発明の片面1層HD DVDディスクであることを確認する(ステップ253)。そして、図10のメニュー154を表示する。ユーザは、図16のリモコンスイッチ180を用いて、選択スイッチ183を用いて、上下、左右にカーソルを動かし、目的の位置にカーソルが来れば入力ボタン184を押すことで所定の映像を表示することができる。
===DVDとHD DVDの両規格に対応した光ディスク装置による再生===
次に、図20、図21、図22、図23、及び図24を用いて、赤色レーザ光と青紫色レーザ光の両方を用いる本発明に係るコンパチ装置について説明する。
図20に示すようにコンパチブル装置は、図15に示したDVD装置の構成及び図18に示したHD DVD装置の構成と、略同じような機能ブロックを有するので、同様な部分には図15、図18と同じ符号を付している。ただし、コンパチブル装置の場合は、赤色レーザ光を出力するレーザダイオードLDrと、青紫色レーザ光を出力するレーザダイオードLDbが光・電気変換ユニット115に設けられている。また対物レンズ111は、例えばレーザビームの波長に応じて選択性を有し、赤色レーザ光の場合と、青紫色レーザ光の場合とで適応的に開口数が変化する。或いは対物レンズは切り替えタイプであってもよい。
このコンパチブル装置においては、まず、青紫色レーザ光を先にオンにし、フォーカスアクチュエータ116に駆動電流を流し、記録層の探査を行う(図22のステップ200−ステップ202)。
そして、フォーカス信号のレベルから、本発明のディスクと判断する(ステップ203)。第1記録層と前記第2記録層に対するフォーカスエラー信号間では、例えば2倍以上の振幅差があり、DVD側のフォーカスエラー信号レベルが大きく、HD DVD側のフォーカスエラー信号レベルが小さい。再生信号のゲインを調整して(ステップ230)、HD DVD層にフォーカスオンする(ステップ240)、続いてトラッキングサーボをオンにすると(ステップ241)、適当な位置でオントラッキング状態となる。
続いて、Data frameのIDを読み(ステップ250)、ディスクのArea type, Reflectivity、 Layer numberなどをチェックし、続いて、ラジアルアクチュエータ(Radial Actuator)117を駆動し、Lead in areaに移動させる(ステップ251)。
後は、図19で説明したような動作フローとなる。Control data zoneに移動し(ステップ252)、Physical format informationの(BP2)b3, Number of layer、 Layer typeを読み、本発明の片面1層HD DVDディスクであることを確認する(ステップ253)。そして、図11のメニュー156を表示すると(ステップ254)、この場合は、HD DVDボタン159がすでに選択されていることが表示される。また、ユーザの手元にある、図17のリモコンスイッチ180では、HD DVDボタン159が点灯し、HD DVD層が選択されていることが示される。
リモコンスイッチの選択スイッチ183を使ってHD DVDボタン選択し、入力ボタン184を押すか、それともリモコンスイッチのHD DVDボタン159を押すことで、HD DVDメニューを出すことができる。勿論、リモコンスイッチのメニューボタンを押すことでもHD DVDメニューを出すことができる。そして、選択スイッチ183を用いて、上下、左右にカーソルを動かし、目的の位置にカーソルが来れば入力ボタン184を押すことでHD DVDの映像を表示することができる。
ここで、次に、ユーザがリモコンスイッチ180を使って、DVDボタン190を選択すると、第2層(HD DVD層)から第1層(DVD層)へ切換わる(図22、図23のDVDへの切換え信号190参照)。
すると、再生信号のゲインを調整し(図22のステップ205)、DVD層にフォーカスオンし(ステップ210)、その後トラッキングオンし(ステップ211)、続いてData frameのIDをチェックする(ステップ220)。続いてLead in areaへ移動する(ステップ221)。
後は図17で説明したような動作フローとなる。Control data zone のフラグをチェックし(図17、図24のステップ222)、Physical format informationの(BP2)から、Number of layer、 Layer typeを読み、このディスクが本発明の片面1層DVDディスクであることを確認する(ステップ223)。そして、図11のメニュー156を表示すると(ステップ224)、DVDボタン158がすでに選択されていることが表示される。またユーザの手元にある、図17のリモコンスイッチ180では、DVDボタン158が点灯し、DVD層が選択されていることが示される。
リモコンスイッチの選択スイッチ183を使ってDVDボタン選択し、入力ボタン184を押すか、それともリモコンスイッチのDVDボタン158を押すことで、DVDメニューを出すことができる。勿論、リモコンスイッチのメニューボタンを押すことでもDVDメニューを出すことができる。そして、選択スイッチ183を用いて、上下、左右にカーソルを動かし、目的の位置にカーソルが来れば入力ボタン184を押すことでDVDの映像を表示することができる。
ここで、次に、ユーザがリモコンスイッチ180を使って、DVDボタン190を選択し、第2層(HD DVD層)再生から第1層(DVD層)再生へ切換得ることもできる(図22、図24のHD DVDへの切換え信号191参照)。
===他の実施形態===
上記の説明では、本発明のディスクの識別情報として、コントロールデータゾーンのPhysical format informationの(BP2)のb3を使うことを示した。
これ以外に、コントロールデータゾーンのPhysical format informationの(BP2)
には、b7がReservedとなっていることから、
b7: 1b 第1記録層にDVD層、第2記録層(HD DVD層)がある
と設定しても良い。
また、コントロールデータゾーンのPhysical format informationは、全部で2048バイトあり、その大半の(BP)がReservedとなっていることから、他の記録形ディスクとかち合わない範囲で使用することは可能である。
この他、HD DVDの場合は、BCAエリア71に形成されるBCAが必須となっているので、これを利用することができる。BCAは、全部で64バイトあり、その構成は、BCA-Data fieldで定義される。この中にReservedバイトがあるので、これを識別情報として用いても良い。
本発明では、第2記録層の面記録密度が第1記録層の面記録密度の3倍以上であり、第1記録層に、第2記録層が形成されていることを示す情報が形成され、第2記録層に、第1記録層が形成されていることを示す情報が形成されていることを特徴とする光ディスクについて説明したが、第1記録層と第2記録層の関係が逆になっても同様に扱うことが出来る。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
片面1層DVDディスクの基本構造と光ヘッドの関係を示す図である。 片面1層DVDディスクの記録エリア構成を示す図である。 片面2層DVDディスクの基本構造と光ヘッドの関係を示す図である。 片面1層DVDディスクの基本構造と光ヘッドの関係を示す図である。 片面1層HD DVDディスクの記録エリア構成を示す図である。 片面2層HD DVDディスクの基本構造と光ヘッドの関係を示す図である。 本発明に係る光ディスクの基本構造例と光ヘッドの関係を示す図である。 本発明に係る光ディスクの記録エリア構成例を示す図である。 本発明対応のDVD初期画面(1)の例を示す図である。 本発明対応のHD DVD初期画面(2)の例を示す図である。 本発明対応のDVD/HD DVD対応の初期画面(3)の例を示す図である。 DVDプレーヤと初期画面関係を示す説明図である。 HD DVDプレーヤと初期画面関係を示す説明図である。 DVD/HD DVDコンパチプレーヤと初期画面関係を示す説明図である。 DVDプレーヤの構成(本発明対応)例を示す図である。 DVDプレーヤまたはHD DVDプレーヤのリモコンスイッチの例を示す図である。 DVDプレーヤの動作フローの例を示す図である。 HD DVDプレーヤの構成(本発明対応)例を示す図である。 HD DVDプレーヤの動作フロー(HD DVDのみ)の例を示す図である。 DVD/HD DVDコンパチブルプレーヤの構成(本発明対応)例を示す図である。 DVD/HD DVDコンパチブルプレーヤのリモコンスイッチの例を示す図である。 DVD/HD DVDコンパチブルプレーヤの動作フロー(1)の例を示す図である。 DVD/HD DVDコンパチブルプレーヤの動作フロー(2)の例を示す図である。 DVD/HD DVDコンパチブルプレーヤの動作フロー(3)の例を示す図である。
符号の説明
17…赤色レーザ光、18…対物レンズ、31…リードインエリア、32…データエリア、37…コントロールデータゾーン、47…青紫色レーザ光、48…対物レンズ、61…リードインエリア、62…データエリア、66…コントロールデータゾーン、71…BCA、85…第1記録層(DVD層)、86…第2記録層(HD DVD層)、87…中間層、

Claims (10)

  1. 光透過層と、第1レーザ光によりアクセスされる第1記録層と、中間層と、第2レーザ光によりアクセスされる第2記録層がレーザ光入射方向に順に配置された片面2層光ディスクにおいて、
    第2記録層の面記録密度が第1記録層の面記録密度の3倍以上であり、
    第1記録層に、第2記録層が形成されていることを示す情報が形成され、
    第2記録層に、第1記録層が形成されていることを示す情報が形成され、
    ていることを特徴とする光ディスク。
  2. 第1層のリードインエリアに、第2層が形成されていることを示す情報が形成され、第2層のリードインエリア、またはBCAエリアに、第1層が形成されていることを示す情報が形成されていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  3. 第1層に収録されている映像・音響作品の初期画面情報に、第2層に関する情報が収録され、第2層に収録されている映像・音響作品の初期画面情報に、第1層に関する情報が収録されていることを特徴とする請求項1または請求項2の光ディスク。
  4. 光透過層と、第1レーザ光によりアクセスされる第1記録層と、中間層と、第2レーザ光によりアクセスされる第2記録層がレーザ光入射方向に順に配置された片面2層光ディスクで、かつ第2記録層の面記録密度が第1記録層の面記録密度の3倍以上であり、第1記録層に第2記録層が形成されていることを示す情報が形成され、第2記録層に第1記録層が形成されていることを示す情報が形成されている光ディスクを読み取る光ディスク装置であって、
    第1レーザ光と第2レーザ光を発生可能な光ヘッドと、第1記録層から第2記録層が形成されていることを検出する手段と、第2記録層から第1記録層が形成されていることを検出する手段と、第1レーザ光か第2レーザ光を選択的に発生させる制御手段を備えた光ディスク装置。
  5. 制御手段は、ユーザインタフェースによる利用者入力に基づいて第1レーザ光か第2レーザ光を選択する請求項4に記載の光ディスク装置。
  6. 光透過層と、第1レーザ光によりアクセスされる第1記録層と、中間層と、第2レーザ光によりアクセスされる第2記録層がレーザ光入射方向に順に配置された片面2層光ディスクで、第2記録層の面記録密度が第1記録層の面記録密度の3倍以上であり、光ディスクの第1層に収録されている映像・音響作品の初期画面情報に、第2層に関する情報が収録され、第2層に収録されている映像・音響作品の初期画面情報に、第1層に関する情報が収録されている光ディスクを読み取りその情報から映像・音響作品情報をディスプレイに表示することが可能な再生装置であって、
    第1レーザ光と第2レーザ光を発生可能な光ヘッドと、再生している映像・音響作品の初期画面情報からユーザインタフェースによる利用者入力に基づいて、第1レーザ光または第2レーザ光を発生させ、第1の記録層または第2の記録層を選択的に再生する手段とを有することを特徴とする再生装置。
  7. 光透過層と、第1レーザ光によりアクセスされる第1記録層と、中間層と、第2レーザ光によりアクセスされる第2記録層がレーザ光入射方向に順に配置された片面2層光ディスクで、かつ第2記録層の面記録密度が第1記録層の面記録密度の3倍以上であり、第1記録層に第2記録層が形成されていることを示す情報が形成され、第2記録層に第1記録層が形成されていることを示す情報が形成されている光ディスクを読み取る光ディスク装置であって、
    第1レーザ光を発生する光ヘッドと、第2記録層があることを検出する手段と、第2の記録層があることを利用者に知らせる手段を備えた光ディスク装置。
  8. 光透過層と、第1レーザ光によりアクセスされる第1記録層と、中間層と、第2レーザ光によりアクセスされる第2記録層がレーザ光入射方向に順に配置された片面2層光ディスクであり、第2記録層の面記録密度が第1記録層の面記録密度の3倍以上であり、第1記録層に、第2記録層が形成されていることを示す情報が形成され、第2記録層に、第1記録層が形成されていることを示す情報が形成されている光ディスクを読み取る再生方法であって、
    第1レーザ光をアクセスして、フォーカス状態を前記光ディスクの厚み方向へ往復移動させ、
    前記第1記録層にフォーカスを合わせてゲイン調整を行い、フォーカスサーボをオンにし、続いてトラッキングサーボをオンし、
    前記第1の記録層から上記の第2記録層が存在することを示す情報を検出し、
    モニタに対して、ディスクに第2記録層が形成されていること、及び第1記録層だけを再生することができることのコメントを表示するようにしたことを特徴とする光ディスクの再生方法。
  9. 光透過層と、第1レーザ光によりアクセスされる第1記録層と、中間層と、第2レーザ光によりアクセスされる第2記録層がレーザ光入射方向に順に配置された片面2層光ディスクであり、第2記録層の面記録密度が第1記録層の面記録密度の3倍以上であり、第1記録層に、第2記録層が形成されていることを示す情報が形成され、第2記録層に、第1記録層が形成されていることを示す情報が形成されている光ディスクを読み取る再生方法であって、
    第2レーザ光をアクセスしフォーカス状態を前記光ディスクの厚み方向へ往復移動させ、第1記録層と第2記録層があることを検出し、
    前記第2記録層にフォーカスを合わせてゲイン調整を行い、フォーカスサーボをオンにし、続いてトラッキングサーボをオンし、
    前記第2記録層から、上記の第1記録層が存在することを示す情報を検出し、
    モニタに対して、ディスクに第1記録層が形成されていること、及び、第2記録層だけを再生することができることのコメントを表示するようにしたことを特徴とする光ディスクの再生方法。
  10. 光透過層と、第1レーザ光によりアクセスされる第1記録層と、中間層と、第2レーザ光によりアクセスされる第2記録層がレーザ光入射方向に順に配置された片面2層光ディスクであり、第2記録層の面記録密度が第1記録層の面記録密度の3倍以上であり、第1記録層に、第2記録層が形成されていることを示す情報が形成され、第2記録層に、第1記録層が形成されていることを示す情報が形成されている光ディスクを再生する再生方法であって、
    第1レーザ光を用いてフォーカス状態を前記光ディスクの厚み方向へ往復移動させ、前記第1記録層と第2記録層とがあることを検出し、
    前記第1記録層にフォーカスを合わせてゲイン調整を行い、フォーカスサーボをオンにし、続いてトラッキングサーボをオンにし、前記第1の記録層から、上記の第2の記録層が存在することを示す情報を検出する、または、
    前記第2レーザ光を用いてフォーカス状態を前記光ディスクの厚み方向へ往復移動させ、
    前記第1記録層と前記第2記録層があることを検出し、
    前記第2記録層にフォーカスを合わせてゲイン調整を行い、フォーカスサーボをオンにし、続いてトラッキングサーボをオンし、前記第2の記録層から、上記の第1記録層が存在することを示す情報を検出し、
    第1記録層と第2記録層のいずれを再生するのかを選択させるためのコメントもしくはボタンをモニタに表示するようにしたことを特徴とする光ディスクの再生方法。
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