JP2006040377A - 光ディスク、光ディスク装置及び光ディスク記録方法 - Google Patents

光ディスク、光ディスク装置及び光ディスク記録方法 Download PDF

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Abstract

【課題】多層化された各情報記録層に対してそれぞれ記録速度に応じて記録条件を最適化することを可能とした光ディスク、光ディスク装置及び光ディスク記録方法を提供することを目的としている。
【解決手段】内周側と外周側とにそれぞれ試し記録エリア29a,29gが形成された第1の情報記録層29と、内周側と外周側とにそれぞれ試し記録エリア27a,27gが形成された第2の情報記録層27とが積層され、第1及び第2の情報記録層29,27のうちの少なくとも一方に、試し記録エリア29a,29g,27a,27gに試し記録を行なった際の記録管理情報を記録する記録管理エリア29bが形成される光ディスク12。
【選択図】図2

Description

この発明は、DVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスクに係り、特にその情報記録層が多層化されたものの改良に関する。また、この発明は、上記した多層光ディスクに情報を記録する光ディスク装置及び光ディスク記録方法に関する。
周知のように、近年では、情報の高密度記録技術が促進されており、片面1層に4.7GB(Giga Byte)もの記録容量を有する光ディスクが実用化されている。
この種の光ディスクとしては、再生専用のDVD−ROM(Read Only Memory)だけに限らず、例えば、追記型のDVD−R(Recordable)や、書き替え可能なDVD−RW(Rewritable)、DVD−RAM(Random Access Memory)等も開発されている。
そして、現在では、記録可能な光ディスクに対して、その規格書で定められた標準的な記録線速度(3.49m/s)の数倍の速度で情報記録を行なうための技術が開発されている。また、現在では、記録可能な光ディスクに対して、その記録密度をさらに高めるために情報記録層を多層化することも考えられている。
特許文献1には、光ディスクにRead Modify Write処理によりデータを書き込む際、記録されたデータの消失を防止することが開示されている。しかしながら、この特許文献1には、光ディスクに対する情報記録速度を高める技術や、情報記録層を多層化する技術については、何らの記載もなされていないものである。
特開2001−184642号公報
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、多層化された各情報記録層に対してそれぞれ記録速度に応じて記録条件を最適化することを可能とした光ディスク、光ディスク装置及び光ディスク記録方法を提供することを目的とする。
この発明に係る光ディスクは、内周側と外周側とにそれぞれ試し記録エリアが形成された第1の情報記録層と、内周側と外周側とにそれぞれ試し記録エリアが形成された第2の情報記録層とが積層され、第1及び第2の情報記録層のうちの少なくとも一方に、試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を記録する記録管理エリアが形成されるものである。
また、この発明に係る光ディスク装置は、内周側と外周側とにそれぞれ試し記録エリアが形成された第1の情報記録層と、内周側と外周側とにそれぞれ試し記録エリアが形成された第2の情報記録層とが積層され、第1及び第2の情報記録層のうちの少なくとも一方に、試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を記録する記録管理エリアが形成される光ディスクに対して、情報の記録を行なう光ディスク装置であって、第1の情報記録層に対する情報の記録が要求された状態で、要求された記録速度に応じて第1の情報記録層の内周側または外周側の試し記録エリアに試し記録を行なって記録条件を設定し、その記録条件に基づいて第1の情報記録層に情報の記録を行ない、試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を記録管理エリアに記録する第1の制御手段と、第2の情報記録層に対する情報の記録が要求された状態で、要求された記録速度に応じて第2の情報記録層の内周側または外周側の試し記録エリアに試し記録を行なって記録条件を設定し、その記録条件に基づいて第2の情報記録層に情報の記録を行ない、試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を記録管理エリアに記録する第2の制御手段とを備えるようにしたものである。
さらに、この発明に係る光ディスク記録方法は、内周側と外周側とにそれぞれ試し記録エリアが形成された第1の情報記録層と、内周側と外周側とにそれぞれ試し記録エリアが形成された第2の情報記録層とが積層され、第1及び第2の情報記録層のうちの少なくとも一方に、試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を記録する記録管理エリアが形成される光ディスクに対して、情報の記録を行なう光ディスク記録方法であって、第1の情報記録層に対する情報の記録が要求された状態で、要求された記録速度に応じて第1の情報記録層の内周側または外周側の試し記録エリアに試し記録を行なって記録条件を設定する第1の工程と、第1の工程で設定された記録条件に基づいて第1の情報記録層に情報の記録を行ない、試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を記録管理エリアに記録する第2の工程と、第2の情報記録層に対する情報の記録が要求された状態で、要求された記録速度に応じて第2の情報記録層の内周側または外周側の試し記録エリアに試し記録を行なって記録条件を設定する第3の工程と、第3の工程で設定された記録条件に基づいて第2の情報記録層に情報の記録を行ない、試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を記録管理エリアに記録する第4の工程とを備えるようにしたものである。
上記した発明によれば、積層された第1及び第2の情報記録層に対して、それぞれ内周側と外周側とに試し記録エリアを形成するとともに、第1及び第2の情報記録層のうちの少なくとも一方に、試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を記録する記録管理エリアを形成するようにしたので、多層化された各情報記録層に対してそれぞれ記録速度に応じて記録条件を最適化することを可能とすることができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態で説明する光ディスク装置11を示している。すなわち、図1において、符号12は光ディスクである。この光ディスク12は、記録可能なDVD等であり、情報記録層が多層化されている。
この光ディスク12は、ディスクモータ13により所定の回転速度で回転駆動される。また、この光ディスク12には、その一方の面に近接対向するようにして光ヘッド14が設置されている。この光へッド14は、光ディスク12の径方向に移動自在に支持されている。
そして、この光ヘッド14は、レーザダイオードLDから再生用に出射されたレーザ光を、対物レンズOLを介して光ディスク12の所定の情報記録層上に集光させ、その反射光をフォトダイオードPDに受光させて電気信号に変換することにより、光ディスク12からの情報の読み取りを行なうことができる。
この場合、フォトダイオードPDから出力される電気信号は、信号処理部15に供給されて、2値化処理、所定のデコード処理、誤り訂正処理及びデスクランブル処理等が施された後、インターフェース部16を介して入出力端子17から外部に導出され、映像や音声の再生に供される。
また、この光ヘッド14は、上記レーザダイオードLDから記録用に出射されたレーザ光を、対物レンズOLを介して光ディスク12の所定の情報記録層上に集光させることにより、光ディスク12に対して情報の書き込みを行なうことができる。
この場合、光ディスク12に記録する情報は、入出力端子17から入力され、インターフェース部16を介して信号処理部15に供給される。この信号処理部15は、入力された記録情報に対して所定のエンコード処理、誤り訂正符号の付加処理、スクランブル処理等を施して、記録パワー制御部18に出力している。
この記録パワー制御部18は、情報の光ディスク12への記録速度に応じて最適な記録条件を設定し、この記録条件に基づいてLD駆動部19を介してレーザダイオードLDの出射光量を制御する。これにより、記録速度に応じた最適な記録条件での情報記録を行なうことができる。
また、上記光ヘッド14のフォトダイオードPDから出力される電気信号は、サーボ処理部20に供給される。このサーボ処理部20は、サーボ制御部21の制御に基づいて、入力された電気信号から対物レンズOLのトラッキングずれやフォーカスずれ等に対応したエラー信号を生成している。
そして、このサーボ処理部20で生成された各エラー信号に基づいて、アクチュエータドライバ22が対物レンズOLをトラッキング方向及びフォーカス方向に制御して、ここに、トラッキングサーボ及びフォーカスサーボが行なわれる。また、上記サーボ制御部21は、ディスクモータ13の回転制御も行なっている。
ここで、この光ディスク装置11は、上記した記録再生動作を含むその全ての動作を制御部23によって統括的に制御されている。この制御部23は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵しており、操作部24からの操作情報を受けて、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
この場合、制御部23は、メモリ部25を利用している。すなわち、このメモリ部25は、主として、制御部23のCPUが実行する制御プログラムを格納した読み出し専用メモリと、該CPUに作業エリアを提供する読み出し書き込みメモリと、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリとを含んでいる。
図2(a)は、上記光ディスク12の詳細を示している。この光ディスク12は、例えばポリカーボネート等で円盤状に形成された基板26の一方面側に、金属材料でなる情報記録層27と、透明材料でなる中間層28と、半透明材料でなる情報記録層29と、透明材料でなるカバー層30とを順次積層させた構造となっている。
この場合、上記光ヘッド14から出射されるレーザ光は、図示矢印のように、カバー層30から入射して、2つの情報記録層29,27上に選択的に焦点が結ばれるように制御される。
また、この光ディスク12は、2つの情報記録層29,27が、それぞれ、内周側から外周側に向けて情報の記録再生を行なっていく、PTP(Parallel Track Path)タイプである。
すなわち、レーザ光の入射方向に対して手前側(1層目)となる情報記録層29には、その最内周位置から最外周位置に向けて、内周側試し記録エリア(PCA)29a、記録管理エリア(RMA)29b、リードインエリア29c、情報記録エリア29d、リードアウトエリア29e及び外周側試し記録エリア(PCA)29gが順次形成されている。
また、レーザ光の入射方向に対して奥側(2層目)となる情報記録層27には、その最内周位置から最外周位置に向けて、内周側試し記録エリア(PCA)27a、リードインエリア27c、情報記録エリア27d、リードアウトエリア27e及び外周側試し記録エリア(PCA)27gが順次形成されている。
ここで、1層目となる情報記録層29の情報記録エリア29dに情報を記録する場合、標準的な記録線速度(3.49m/s)またはその4倍以下の速度で記録する場合には、その内周側試し記録エリア29aが対応する記録線速度となるように光ディスク12を回転駆動させる。
その後、内周側試し記録エリア29aに所定の信号の試し記録を行ない、その試し記録された信号を読み取ることによって最適な記録条件を検索し設定する。そして、最適な記録条件が設定されると、その記録条件に基づいて、情報記録エリア29dへの情報の記録が行なわれる。
それから、試し記録に使用した内周側試し記録エリア29aのアドレス情報と、設定された記録条件(使用した光ディスク装置、記録速度、記録パワー、記録信号波形等を含む)とを含む記録管理情報を、記録管理エリア29bに記録して、ここに、情報記録層29への情報記録が終了される。
また、1層目となる情報記録層29の情報記録エリア29dに、標準的な記録線速度の4倍を越える速度(例えば8倍等)で情報を記録する場合には、その外周側試し記録エリア29gが対応する記録線速度となるように光ディスク12を回転駆動させる。
その後、外周側試し記録エリア29gに所定の信号の試し記録を行ない、その試し記録された信号を読み取ることによって最適な記録条件を検索し設定する。そして、最適な記録条件が設定されると、その記録条件に基づいて、情報記録エリア29dへの情報の記録が行なわれる。
それから、試し記録に使用した外周側試し記録エリア29gのアドレス情報と、設定された記録条件とを含む記録管理情報を、記録管理エリア29bに記録して、ここに、情報記録層29への情報記録が終了される。
また、2層目となる情報記録層27の情報記録エリア27dに、標準的な記録線速度またはその4倍以下の速度で情報を記録する場合には、その内周側試し記録エリア27aが対応する記録線速度となるように光ディスク12を回転駆動させる。
その後、内周側試し記録エリア27aに所定の信号の試し記録を行ない、その試し記録された信号を読み取ることによって最適な記録条件を検索し設定する。そして、最適な記録条件が設定されると、その記録条件に基づいて、情報記録エリア27dへの情報の記録が行なわれる。
それから、試し記録に使用した内周側試し記録エリア27aのアドレス情報と、設定された記録条件とを含む記録管理情報を、1層目となる情報記録層29の記録管理エリア29bに記録して、ここに、情報記録層27への情報記録が終了される。
また、2層目となる情報記録層27の情報記録エリア27dに、標準的な記録線速度の4倍を越える速度(例えば8倍等)で情報を記録する場合には、その外周側試し記録エリア27gが対応する記録線速度となるように光ディスク12を回転駆動させる。
その後、外周側試し記録エリア27gに所定の信号の試し記録を行ない、その試し記録された信号を読み取ることによって最適な記録条件を検索し設定する。そして、最適な記録条件が設定されると、その記録条件に基づいて、情報記録エリア27dへの情報の記録が行なわれる。
それから、試し記録に使用した外周側試し記録エリア27gのアドレス情報と、設定された記録条件とを含む記録管理情報を、1層目となる情報記録層29の記録管理エリア29bに記録して、ここに、情報記録層27への情報記録が終了される。
上記した実施の形態によれば、各情報記録層29,27に対して、それぞれ内周側試し記録エリア29a,27a及び外周側試し記録エリア29g,27gを形成し、情報記録層29への記録時にはその記録速度に応じて内周側試し記録エリア29a及び外周側試し記録エリア29gを使い分け、情報記録層27への記録時にはその記録速度に応じて内周側試し記録エリア27a及び外周側試し記録エリア27gを使い分けるようにしている。
このため、各情報記録層29,27を構成する記録膜の特性に対応した記録条件で情報を記録することができるようになり、各情報記録層29,27に対してそれぞれ記録速度に応じて記録条件を最適化することが可能となる。
また、各内周側試し記録エリア29a,27a及び外周側試し記録エリア29g,27gに試し記録を行なった際の記録管理情報を、1層目となる情報記録層29の記録管理エリア29bに記録するようにしたので、この記録管理エリア29bの記録情報を見るだけで、各情報記録層29,27に対する記録速度に応じた記録条件を取得することができ、追加記録等する際に便利となる。
ここで、各情報記録層29,27に対して、光ディスク12の所定の半径位置を境界とし、その内周側では低速度での記録を行ない、境界より外周側では高速度での記録を行なうという記録方法をとることも可能である。
この場合、各情報記録層29,27に対して、境界より内周側の記録時には内周側試し記録エリア29a,27aを使用し、境界より外周側の記録時には外周側試し記録エリア29g,27gを使用するという使い方をする。そして、そのときの記録管理情報を1層目となる情報記録層29の記録管理エリア29bに記録する。
図2(b)は、図2(a)に示したPTPタイプの光ディスク12の変形例を示している。図2(b)において、図2(a)と同一部分には同一符号を付して説明すると、2層目となる情報記録層27に、その最内周位置から最外周位置に向けて、内周側試し記録エリア27a、記録管理エリア27b、リードインエリア27c、情報記録エリア27d、リードアウトエリア27e及び外周側試し記録エリア27gを順次形成している。すなわち、各情報記録層29,27にそれぞれ記録管理エリア29b,27bが形成されている。
そして、1層目となる情報記録層29の内周側試し記録エリア29a及び外周側試し記録エリア29gに試し記録を行なった際の記録管理情報は、その情報記録層29の記録管理エリア29bに記録され、2層目となる情報記録層27の内周側試し記録エリア27a及び外周側試し記録エリア27gに試し記録を行なった際の記録管理情報は、その情報記録層27の記録管理エリア27bに記録される。
このように、各情報記録層29,27毎に、それぞれ試し記録を行なった際の記録管理情報を記録する記録管理エリア29b,27bを設けることにより、各情報記録層29,27毎の記録管理エリア29b,27bでそれぞれの内周側試し記録エリア29a,27a及び外周側試し記録エリア29g,27gの管理を行なうことができるので、各情報記録層29,27を構成する記録膜の特性に対応した記録情報の管理が可能となる。
図2(c)は、図2(b)に示したPTPタイプの光ディスク12の変形例を示している。図2(c)において、図2(b)と同一部分には同一符号を付して説明すると、1層目となる情報記録層29に、その最内周位置から最外周位置に向けて、内周側試し記録エリア29a、記録管理エリア29b、リードインエリア29c、情報記録エリア29d、リードアウトエリア29e、記録管理エリア(RMA)29f及び外周側試し記録エリア29gを順次形成している。
そして、内周側試し記録エリア29aに試し記録を行なった際の記録管理情報を、記録管理エリア29bに記録し、外周側試し記録エリア29gに試し記録を行なった際の記録管理情報を、記録管理エリア29fに記録するようにしている。
また、2層目となる情報記録層27に、その最内周位置から最外周位置に向けて、内周側試し記録エリア27a、記録管理エリア27b、リードインエリア27c、情報記録エリア27d、リードアウトエリア27e、記録管理エリア(RMA)27f及び外周側試し記録エリア27gを順次形成している。
そして、内周側試し記録エリア27aに試し記録を行なった際の記録管理情報を、記録管理エリア27bに記録し、外周側試し記録エリア27gに試し記録を行なった際の記録管理情報を、記録管理エリア27fに記録するようにしている。
すなわち、各情報記録層29,27毎に、その内周側試し記録エリア29a,27aに対してそれぞれ記録管理エリア29b,27bを設けるとともに、外周側試し記録エリア29g,27gに対してそれぞれ記録管理エリア29f,27fを設けている。このようにしても、各情報記録層29,27を構成する記録膜の特性に対応した記録情報の管理が可能となる。
図3及び図4は、上記したPTPタイプの光ディスク12に対する情報の記録動作をまとめたフローチャートを示している。すなわち、処理が開始(ステップS1)されると、制御部23は、ステップS2で、1層目となる情報記録層29に対する情報の記録が要求されたか否かを判別する。
そして、1層目となる情報記録層29への情報記録が要求されたと判断された場合(YES)、制御部23は、ステップS3で、要求された記録速度が標準的な記録線速度の4倍以下であるか否かを判別する。
ここで、4倍以下であると判断された場合(YES)、制御部23は、ステップS4で、情報記録層29の内周側試し記録エリア29aに試し記録を行ない、ステップS5で、試し記録した信号を読み取り、ステップS6で、読み取った信号が適正であるか否かを判別し、適正でないと判断された場合(NO)、ステップS7で、記録条件を変更してステップS4の処理に戻される。
また、上記ステップS3で要求された記録速度が標準的の4倍を越えると判断された場合(NO)、制御部23は、ステップS8で、情報記録層29の外周側試し記録エリア29gに試し記録を行ない、ステップS9で、試し記録した信号を読み取り、ステップS10で、読み取った信号が適正であるか否かを判別し、適正でないと判断された場合(NO)、ステップS11で、記録条件を変更してステップS8の処理に戻される。
そして、上記ステップS6またはS10で読み取った信号が適正であると判断された場合(YES)、制御部23は、ステップS12で、読み取った信号が適正であると判断されたときの記録条件に基づいて、情報記録層(この場合29)の情報記録エリア29dに、要求された記録速度で情報の記録を実行する。
その後、制御部23は、ステップS13で、試し記録に使用した試し記録エリア29aまたは29gのアドレス情報と、設定された記録条件とを含む記録管理情報を、記録管理エリア29bまたは29fに記録して、処理を終了(ステップS14)する。
また、上記ステップS2で1層目となる情報記録層29への情報記録が要求されていないと判断された場合(NO)、制御部23は、2層目となる情報記録層27への情報記録が要求されているものと判断し、ステップS15で、要求された記録速度が標準的な記録線速度の4倍以下であるか否かを判別する。
ここで、4倍以下であると判断された場合(YES)、制御部23は、ステップS16で、情報記録層27の内周側試し記録エリア27aに試し記録を行ない、ステップS17で、試し記録した信号を読み取り、ステップS18で、読み取った信号が適正であるか否かを判別し、適正でないと判断された場合(NO)、ステップS19で、記録条件を変更してステップS16の処理に戻される。
また、上記ステップS15で要求された記録速度が標準的の4倍を越えると判断された場合(NO)、制御部23は、ステップS20で、情報記録層27の外周側試し記録エリア27gに試し記録を行ない、ステップS21で、試し記録した信号を読み取り、ステップS22で、読み取った信号が適正であるか否かを判別し、適正でないと判断された場合(NO)、ステップS23で、記録条件を変更してステップS20の処理に戻される。
そして、上記ステップS18またはS22で読み取った信号が適正であると判断された場合(YES)、制御部23は、先のステップS12で、読み取った信号が適正であると判断されたときの記録条件に基づいて、情報記録層(この場合27)の情報記録エリア27dに、要求された記録速度で情報の記録を実行する。
その後、制御部23は、ステップS13で、試し記録に使用した試し記録エリア27aまたは27gのアドレス情報と、設定された記録条件とを含む記録管理情報を、記録管理エリア29b、27bまたは27fに記録して、処理を終了(ステップS14)する。
図5(a)は、上記光ディスク12の他の例を示している。この光ディスク12は、例えばポリカーボネート等で円盤状に形成された基板31の一方面側に、金属材料でなる情報記録層32と、透明材料でなる中間層33と、半透明材料でなる情報記録層34と、透明材料でなるカバー層35とを順次積層させた構造となっている。
この場合、上記光ヘッド14から出射されるレーザ光は、図示矢印のように、カバー層35から入射して、2つの情報記録層34,32上に選択的に焦点が結ばれるように制御される。
また、この光ディスク12は、レーザ光の入射方向に対して手前側(1層目)となる情報記録層34に内周側から外周側に向けて情報の記録再生を行ない、その後、レーザ光の入射方向に対して奥側(2層目)となる情報記録層32に外周側から内周側に向けて情報の記録再生を行なっていく、OTP(Opposite Track Path)タイプである。
すなわち、1層目となる情報記録層34には、その最内周位置から最外周位置に向けて、内周側試し記録エリア(PCA)34a、記録管理エリア(RMA)34b、リードインエリア34c、情報記録エリア34d、ミドルエリア34e及び外周側試し記録エリア(PCA)34gが順次形成されている。
また、2層目となる情報記録層32には、その最外周位置から最内周位置に向けて、外周側試し記録エリア(PCA)32g、ミドルエリア32e、情報記録エリア32d、リードアウト32c及び内周側試し記録エリア(PCA)32aが順次形成されている。
この場合、1層目となる情報記録層34の内周側試し記録エリア34a及び外周側試し記録エリア34gに試し記録を行なった際の記録管理情報と、2層目となる情報記録層32の内周側試し記録エリア32a及び外周側試し記録エリア32gに試し記録を行なった際の記録管理情報とは、情報記録層34の記録管理エリア34bに記録される。
図5(b)は、図5(a)に示したOTPタイプの光ディスク12の変形例を示している。図5(b)において、図5(a)と同一部分には同一符号を付して説明すると、2層目となる情報記録層32に、その最外周位置から最内周位置に向けて、外周側試し記録エリア32g、ミドルエリア32e、情報記録エリア32d、リードアウトエリア32c、記録管理エリア(RMA)32b及び内周側試し記録エリア32aを順次形成している。すなわち、各情報記録層34,32にそれぞれ記録管理エリア34b,32bが形成される。
そして、1層目となる情報記録層34の内周側試し記録エリア34a及び外周側試し記録エリア34gに試し記録を行なった際の記録管理情報は、その情報記録層34の記録管理エリア34bに記録され、2層目となる情報記録層32の内周側試し記録エリア32a及び外周側試し記録エリア32gに試し記録を行なった際の記録管理情報は、その情報記録層32の記録管理エリア32bに記録される。
図5(c)は、図5(b)に示したOTPタイプの光ディスク12の変形例を示している。図5(c)において、図5(b)と同一部分には同一符号を付して説明すると、1層目となる情報記録層34に、その最内周位置から最外周位置に向けて、内周側試し記録エリア34a、記録管理エリア34b、リードインエリア34c、情報記録エリア34d、ミドルエリア34e、記録管理エリア(RMA)34f及び外周側試し記録エリア34gを順次形成している。
そして、内周側試し記録エリア34aに試し記録を行なった際の記録管理情報を、記録管理エリア34bに記録し、外周側試し記録エリア34gに試し記録を行なった際の記録管理情報を、記録管理エリア34fに記録するようにしている。
また、2層目となる情報記録層32に、その最外周位置から最内周位置に向けて、外周側試し記録エリア32g、記録管理エリア(RMA)32f、ミドルエリア32e、情報記録エリア32d、リードアウトエリア32c、記録管理エリア32b及び内周側試し記録エリア32aを順次形成している。
そして、内周側試し記録エリア32aに試し記録を行なった際の記録管理情報を、記録管理エリア32bに記録し、外周側試し記録エリア32gに試し記録を行なった際の記録管理情報を、記録管理エリア32fに記録するようにしている。
すなわち、各情報記録層34,32毎に、その内周側試し記録エリア34a,32aに対してそれぞれ記録管理エリア34b,32bを設けるとともに、外周側試し記録エリア34g,32gに対してそれぞれ記録管理エリア34f,32fを設けている。
ここで、上記した各情報記録層34,32のミドルエリア34e,32eは、その位置を一体的に移動することも可能である。図6(a)は、図5(a)に示した光ディスク12において、ミドルエリア34e,32eの位置を、点線で示すように、内周側に移動させた状態を示している。
この場合、各ミドルエリア34e,32eは、共に光ディスク12の同じ半径位置に移動され、外周側試し記録エリア34g,32gもミドルエリア34e,32eとともに移動される。そして、各情報記録層34,32の外周側試し記録エリア34g,32gより外側のエリアは、非使用エリアとなる。
このようにミドルエリア34e,32eを移動可能とする理由は、光ディスク12の内周側部分だけを情報の記録再生に使用することを考慮しているからである。すなわち、光ディスク12は、その内周側の方が外周側に比べて反りが少ないことから、信頼性の高い安定な記録再生を行なうことが可能である。このため、必要に応じては、光ディスク12の外周側を情報の記録再生に使用しない使用形態も考慮されるからである。
図6(b)は、図5(b)に示した光ディスク12において、ミドルエリア34e,32eの位置を、点線で示すように、内周側に移動させた状態を示している。この場合も、各ミドルエリア34e,32eは、共に光ディスク12の同じ半径位置に移動され、外周側試し記録エリア34g,32gもミドルエリア34e,32eとともに移動される。そして、各情報記録層34,32の外周側試し記録エリア34g,32gより外側のエリアは、非使用エリアとなる。
図6(c)は、図5(c)に示した光ディスク12において、ミドルエリア34e,32eの位置を、点線で示すように、内周側に移動させた状態を示している。この場合、各ミドルエリア34e,32eは、共に光ディスク12の同じ半径位置に移動され、記録管理エリア34f,32f及び外周側試し記録エリア34g,32gもミドルエリア34e,32eとともに移動される。そして、各情報記録層34,32の外周側試し記録エリア34g,32gより外側のエリアは、非使用エリアとなる。
図7及び図8は、記録する情報量に応じてミドルエリア34e,32eの位置を移動させる動作をまとめたフローチャートを示している。すなわち、処理が開始(ステップS24)され、ステップS25で、情報としてユーザデータファイルの記録が要求されると、制御部23は、ステップS26で、ユーザデータファイルのファイルサイズ(情報量)が1層目となる情報記録層34の情報記録エリア34dの記録可能な記録容量よりも小さいか否かを判別し、小さいと判断された場合(YES)、ステップS27で、ユーザデータファイルを情報記録エリア34dに記録して、処理を終了(ステップS28)する。
また、上記ステップS26でユーザデータファイルのファイルサイズが1層目となる情報記録層34の情報記録エリア34dの記録可能な記録容量よりも大きいと判断された場合(NO)、制御部23は、ステップS29で、ユーザデータファイルを1層目となる情報記録層34の情報記録エリア34dの記録可能な最大記録容量まで記録するか否かを判別する。
そして、ユーザデータファイルを1層目となる情報記録層34の情報記録エリア34dの記録可能な最大記録容量まで記録すると判断された場合(YES)、制御部23は、ステップS30で、ユーザデータファイルを1層目となる情報記録層34の情報記録エリア34dの記録可能な最大記録容量まで記録する。
その後、制御部23は、ステップS31で、1層目となる情報記録層34に、そこに形成可能な最外周位置にミドルエリア34e(記録管理エリア34f、外周側試し記録エリア34g)を形成する。
また、制御部23は、ステップS32で、2層目となる情報記録層32に、そこに形成可能な最外周位置にミドルエリア32e(記録管理エリア32f、外周側試し記録エリア32g)を形成する。この場合、両ミドルエリア34e,32eは、光ディスク12の同じ半径位置に記録される。
そして、制御部23は、ステップS33で、2層目となる情報記録層32の情報記録エリア32dに、ミドルエリア32e側からリードアウトエリア32c側に向けて、残りのユーザデータファイルを記録し、処理を終了(ステップS28)する。
また、上記ステップS29で、ユーザデータファイルを1層目となる情報記録層34の情報記録エリア34dの記録可能な最大記録容量まで記録しないと判断された場合(NO)、制御部23は、ステップS34で、ユーザデータファイルを、1層目となる情報記録層34の情報記録エリア34dに記録する分と、2層目となる情報記録層32の情報記録エリア32dに記録する分とに分割する。
その後、制御部23は、ステップS35で、1層目となる情報記録層34の情報記録エリア34dに記録したとき最外周記録位置が、2層目となる情報記録層32の情報記録エリア32dに記録したときの最外周記録位置よりも、所定量だけ外側になるか否かを判別する。
そして、1層目となる情報記録層34の情報記録エリア34dの最外周記録位置の方が外側にならないと判断された場合(NO)、制御部23は、ステップS36で、ユーザデータの分割量を変更し、ステップS34の処理に戻される。
また、上記ステップS35で、1層目となる情報記録層34の情報記録エリア34dの最外周記録位置の方が外側になると判断された場合(YES)、制御部23は、ステップS36で、1層目に記録する分のユーザデータファイルを、情報記録層34の情報記録エリア34dに、その内周側から記録する。
そして、制御部23は、ステップS37で、1層目に記録する分のユーザデータファイルの記録が終了した時点で、その位置にミドルエリア34e(記録管理エリア34f、外周側試し記録エリア34g)を形成する。
また、制御部23は、ステップS38で、2層目となる情報記録層32に、1層目に記録したミドルエリア34eと同じ半径位置にミドルエリア32e(記録管理エリア32f、外周側試し記録エリア32g)を形成する。
その後、制御部23は、ステップS39で、2層目となる情報記録層32の情報記録エリア32dに、ミドルエリア32e側からリードアウトエリア32c側に向けて、残りのユーザデータファイルを記録し、処理を終了(ステップS28)する。
ここで、ミドルエリア34e,32eを移動させた場合、それに伴なって、記録管理エリア34f,32fや外周側試し記録エリア32g,32g等も移動する。このため、ミドルエリア34e,32eを、その最外周位置から内周側に移動させた場合、各情報記録層34,32の外周側試し記録エリア34g,32gより外側のエリアは、非使用エリアとなって、試し記録用の信号を含むいかなる情報も記録が行なわれないようになる。
また、ミドルエリア34e,32eを移動させる場合には、外周側試し記録エリア34g,32gが、各情報記録層34,32に予め設定されている、データを書き込むための最外周限界位置LA(図6参照)よりも外周側に位置しないように制御される。
なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
この発明の実施の形態を示すもので、光ディスク装置を説明するために示すブロック構成図。 同実施の形態における光ディスク装置で使用されるPTPタイプの光ディスクを説明するために示す図。 同実施の形態における光ディスクに対する情報の記録動作の一部を説明するために示すフローチャート。 同実施の形態における光ディスクに対する情報の記録動作の残部を説明するために示すフローチャート。 同実施の形態における光ディスク装置で使用されるOTPタイプの光ディスクを説明するために示す図。 同実施の形態におけるOTPタイプの光ディスクのミドルエリアを移動させることを説明するために示す図。 同実施の形態におけるOTPタイプの光ディスクに対する情報の記録動作の一部を説明するために示すフローチャート。 同実施の形態におけるOTPタイプの光ディスクに対する情報の記録動作の残部を説明するために示すフローチャート。
符号の説明
11…光ディスク装置、12…光ディスク、13…ディスクモータ、14…光ヘッド、15…信号処理部、16…インターフェース部、17…入出力端子、18…記録パワー制御部、19…LD駆動部、20…サーボ処理部、21…サーボ制御部、22…アクチュエータドライバ、23…制御部、24…操作部、25…メモリ部、26…基板、27…情報記録層、28…中間層、29…情報記録層、30…カバー層、31…基板、32…情報記録層、33…中間層、34…情報記録層、35…カバー層。

Claims (14)

  1. 内周側と外周側とにそれぞれ試し記録エリアが形成された第1の情報記録層と、内周側と外周側とにそれぞれ試し記録エリアが形成された第2の情報記録層とが積層され、前記第1及び第2の情報記録層のうちの少なくとも一方に、前記試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を記録する記録管理エリアが形成されることを特徴とする光ディスク。
  2. 前記記録管理エリアは、前記第1の情報記録層と前記第2の情報記録層とにそれぞれ形成されることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  3. 前記記録管理エリアは、前記第1及び第2の情報記録層に、それらの内周側及び外周側に形成された各試し記録エリアにそれぞれ対応させて形成されることを特徴とする請求項2記載の光ディスク。
  4. 前記試し記録エリアは、前記第1及び第2の情報記録層の最内周位置と最外周位置とにそれぞれ形成されることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の光ディスク。
  5. 前記第1及び第2の情報記録層には、それぞれ、その内周側から外周側に向けて、試し記録エリア、記録管理エリア、リードインエリア、情報記録エリア、リードアウトエリア及び試し記録エリアが順次形成されることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  6. 前記第1の情報記録層には、その内周側から外周側に向けて、試し記録エリア、記録管理エリア、リードインエリア、情報記録エリア、ミドルエリア及び試し記録エリアが順次形成され、
    前記第2の情報記録層には、その外周側から内周側に向けて、試し記録エリア、ミドルエリア、情報記録エリア、リードアウトエリア、記録管理エリア及び試し記録エリアが順次形成されることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  7. 内周側と外周側とにそれぞれ試し記録エリアが形成された第1の情報記録層と、内周側と外周側とにそれぞれ試し記録エリアが形成された第2の情報記録層とが積層され、前記第1及び第2の情報記録層のうちの少なくとも一方に、前記試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を記録する記録管理エリアが形成される光ディスクに対して、情報の記録を行なう光ディスク装置であって、
    前記第1の情報記録層に対する情報の記録が要求された状態で、要求された記録速度に応じて前記第1の情報記録層の内周側または外周側の試し記録エリアに試し記録を行なって記録条件を設定し、その記録条件に基づいて前記第1の情報記録層に情報の記録を行ない、前記試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を前記記録管理エリアに記録する第1の制御手段と、
    前記第2の情報記録層に対する情報の記録が要求された状態で、要求された記録速度に応じて前記第2の情報記録層の内周側または外周側の試し記録エリアに試し記録を行なって記録条件を設定し、その記録条件に基づいて前記第2の情報記録層に情報の記録を行ない、前記試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を前記記録管理エリアに記録する第2の制御手段とを具備することを特徴とする光ディスク装置。
  8. 前記光ディスクは、その記録管理エリアが前記第1の情報記録層と前記第2の情報記録層とにそれぞれ形成され、
    前記第1の制御手段は、前記第1の情報記録層の内周側または外周側の試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を、前記第1の情報記録層の記録管理エリアに記録し、
    前記第2の制御手段は、前記第2の情報記録層の内周側または外周側の試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を、前記第2の情報記録層の記録管理エリアに記録することを特徴とする請求項7記載の光ディスク装置。
  9. 前記光ディスクは、その記録管理エリアが、前記第1及び第2の情報記録層に、それらの内周側及び外周側に形成された各試し記録エリアにそれぞれ対応させて形成され、
    前記第1の制御手段は、前記第1の情報記録層の内周側の試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を、前記第1の情報記録層の内周側の試し記録エリアに対応する記録管理エリアに記録し、前記第1の情報記録層の外周側の試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を、前記第1の情報記録層の外周側の試し記録エリアに対応する記録管理エリアに記録し、
    前記第2の制御手段は、前記第2の情報記録層の内周側の試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を、前記第2の情報記録層の内周側の試し記録エリアに対応する記録管理エリアに記録し、前記第2の情報記録層の外周側の試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を、前記第2の情報記録層の外周側の試し記録エリアに対応する記録管理エリアに記録することを特徴とする請求項7記載の光ディスク装置。
  10. 前記第1の制御手段は、前記第1の情報記録層に対する標準的な記録速度の所定数倍以下の低速度での情報記録が要求された状態で、内周側の試し記録エリアに試し記録を行ない、前記第1の情報記録層に対する標準的な記録速度の所定数倍を越える高速度での情報記録が要求された状態で、外周側の試し記録エリアに試し記録を行ない、
    前記第2の制御手段は、前記第2の情報記録層に対する標準的な記録速度の所定数倍以下の低速度での情報記録が要求された状態で、内周側の試し記録エリアに試し記録を行ない、前記第2の情報記録層に対する標準的な記録速度の所定数倍を越える高速度での情報記録が要求された状態で、外周側の試し記録エリアに試し記録を行なうことを特徴とする請求項7乃至9いずれかに記載の光ディスク装置。
  11. 前記第1及び第2の制御手段は、試し記録に使用した試し記録エリアのアドレスを示す情報と、設定された記録条件を示す情報とを含む記録管理情報を前記記録管理エリアに記録することを特徴とする請求項7乃至10いずれかに記載の光ディスク装置。
  12. 記録が要求された情報を、前記第1の情報記録層に記録する分と前記第2の情報記録層に記録する分とに分割する第3の制御手段を具備し、
    前記第1の制御手段は、前記第3の制御手段で分割された情報のうち、前記第1の情報記録層に記録する分を該第1の情報記録層に内周側から外周側向けて記録し、記録が終了した位置にミドルエリアを形成し、
    前記第2の制御手段は、前記第3の制御手段で前記第1の情報記録層に形成されたミドルエリアに対応する前記第2の情報記録層の位置にミドルエリアを形成し、このミドルエリアの形成位置から、前記第3の制御手段で分割された情報のうち前記第2の情報記録層に記録する分を外周側から内周側向けて記録することを特徴とする請求項7乃至11いずれかに記載の光ディスク装置。
  13. 内周側と外周側とにそれぞれ試し記録エリアが形成された第1の情報記録層と、内周側と外周側とにそれぞれ試し記録エリアが形成された第2の情報記録層とが積層され、前記第1及び第2の情報記録層のうちの少なくとも一方に、前記試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を記録する記録管理エリアが形成される光ディスクに対して、情報の記録を行なう光ディスク記録方法であって、
    前記第1の情報記録層に対する情報の記録が要求された状態で、要求された記録速度に応じて前記第1の情報記録層の内周側または外周側の試し記録エリアに試し記録を行なって記録条件を設定する第1の工程と、
    前記第1の工程で設定された記録条件に基づいて前記第1の情報記録層に情報の記録を行ない、前記試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を前記記録管理エリアに記録する第2の工程と、
    前記第2の情報記録層に対する情報の記録が要求された状態で、要求された記録速度に応じて前記第2の情報記録層の内周側または外周側の試し記録エリアに試し記録を行なって記録条件を設定する第3の工程と、
    前記第3の工程で設定された記録条件に基づいて前記第2の情報記録層に情報の記録を行ない、前記試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を前記記録管理エリアに記録する第4の工程とを具備することを特徴とする光ディスク記録方法。
  14. 前記光ディスクは、その記録管理エリアが前記第1の情報記録層と前記第2の情報記録層とにそれぞれ形成され、
    前記第2の工程は、前記第1の工程により前記第1の情報記録層の内周側または外周側の試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を、前記第1の情報記録層の記録管理エリアに記録し、
    前記第4の工程は、前記第3の工程により前記第2の情報記録層の内周側または外周側の試し記録エリアに試し記録を行なった際の記録管理情報を、前記第2の情報記録層の記録管理エリアに記録することを特徴とする請求項13記載の光ディスク記録方法。
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