JP2006155269A - 音声ガイドシステムおよびその音声ガイド方法 - Google Patents

音声ガイドシステムおよびその音声ガイド方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
選択不可能な(画面上にグレーアウトされた)ジョブの設定値が選択された場合に、選択不可能である理由を音声ガイドするようにした音声ガイドシステムおよびその音声ガイド方法を提供する。
【解決手段】
複合機1と視覚障害者専用端末40は相互通信可能に接続されており、視覚障害者等のユーザは、視覚障害者専用端末40上からアプリケーションを操作して複合機1で実行するジョブを起動する。このとき、複合機1で使用不可となっている機能があり、ユーザがかかる機能の設定変更操作を行ったならば、その機能が変更できない理由を音声ガイドする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理装置の操作案内を音声で行う音声ガイドシステムおよびその音声ガイド方法に係わり、詳しくは、選択不可能な(画面上にグレーアウトされた)ジョブの設定値が選択された場合に、選択不可能である理由を音声ガイドするようにした音声ガイドシステムおよびその音声ガイド方法に関する。
従来、ファックス、コピー機および複合機や、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置においては、ユニバーサルデザイン(年齢、性別、人種の違いや障害のあるなしにかかわらず、できるだけ多くの人が利用できる使いやすい製品、サービス、環境をデザインすること)に配慮したものが種々提案されてきている。
また近年、米国リハビリテーション法508条の施行に伴い、このような情報処理装置を顧客に提供するハードウェアメーカーでは、よりアクセシブルでより多くの人に使いやすい機器が、自社の競争力を高めるという認識のもとに、研究開発を進めていくという傾向にある。
このような背景の中、特に、視覚障害者(弱視、視力低下した人、全盲者など)に配慮した技術としては、特許文献1に記載されるように、視覚障害者であっても各種の操作を容易に行うことができるように音声ガイドするものが知られている。
例えば、この特許文献1の情報処理装置は、「用紙切れ」、「トナー不足」、「紙詰まり」等を音声ガイドするとともに、音声ガイドの後にBGM(BackGround Music)を流しておく、このBGMが継続して流れることで、音声ガイド時点では、ユーザが装置から離れていたとしても、戻ってきたときには装置がどういった状態にあるかを認識できるというものである。
特開2003−140880号
ところで、上述した情報処理装置、例えば複合機には、通常、装置本体に各種画面の表示や、ユーザ指示を入力するために、図13に示すような操作パネルが設けられている。同図に示された操作パネルには、コピーに関する各種設定値の設定変更が行える画面が表示されており、この場合、用紙選択、倍率選択、両面片面選択の設定値を変更できる。但し、両面片面選択は、グレーアウトされて選択不可となっており、片面コピーしか選択できない状態となっている。
例えば、オプション装置として自動原稿送り装置(Automatic Document Feeder)が複合機に設置されていなければ、両面印刷ができないため、かかるオプション装置が設置されていない、故障中、接続されていない等の理由により、このような禁則処理が行われることとなる。
しかしながら、一般的なユーザ(視覚健常者)には、上述したような禁則処理が有効であり、すぐさま装置状態を把握できることとなるが一方、視覚障害者にはその情報が伝わらない。そのため、通常通りに、視覚障害者が両面片面機能の選択操作を行ったとしても、設定値は変更されず、また、変更された旨の音声ガイドもされないため、視覚障害者には、何故音声ガイドされないのかが分からなかった。
また従来、音声ガイドを行ったとしても画面表示をそのまま音声ガイドしていたため、グレーアウトされている旨や、単に使用不可である旨が音声ガイドされるものであった。そのため、視覚障害者にとっては、何故使用できないのかが分からずに、状況さえ把握できなかった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、選択不可能な(画面上にグレーアウトされた)ジョブの設定値が選択された場合に、選択不可能である理由を音声ガイドすることで、特に、視覚障害者の操作性と、利便性とを向上させるようにした音声ガイドシステムおよびその音声ガイド方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、情報処理装置の操作案内を音声で行う音声ガイドシステムにおいて、前記情報処理装置の所定の機能が使用不可状態になったことを検出する検出手段と、前記検出手段の検出出力に基づき、前記情報処理装置の所定の機能が使用不可状態となった理由を音声出力する音声ガイド手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記検出手段は、前記情報処理装置に対するオプション機能の追加若しくは削除を検出するオプション機能検出手段と、前記情報処理装置に対するユーザ操作を検出するユーザ操作検出手段と、前記ユーザ操作検出手段によるユーザ操作検出に際して、前記オプション機能検出手段の検出結果を参照して該ユーザ操作が受け付けられるか否かを判別する判別手段とを具備し、前記音声ガイド手段は、前記判別手段による判別結果に基づき前記使用不可状態となる機能およびその理由を示す音声ガイド情報を合成し、該合成した音声ガイド情報を音声出力することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記検出手段は、前記情報処理装置に対するユーザ操作を検出するユーザ操作検出手段と、前記ユーザ操作検出手段によるユーザ操作検出に際して、該ユーザ操作が受け付けられるか否かを判別する判別手段とを具備し、前記音声ガイド手段は、前記判別手段による判別結果に基づき前記使用不可状態となる機能およびその理由を示す音声ガイド情報を合成し、該合成した音声ガイド情報を音声出力することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記検出手段は、所定の機能の設定情報を予め登録したジョブメモリ記憶装置が接続されたことを検出するジョブメモリ検出手段と、前記ジョブメモリ検出手段によるジョブメモリ記憶装置の接続の検出に際して、該ジョブメモリ記憶装置に登録された機能が使用可能か否かを判別する判別手段とを具備し、前記音声ガイド手段は、前記判別手段による判別結果に基づき前記使用不可状態となる機能およびその理由を示す音声ガイド情報を合成し、該合成した音声ガイド情報を音声出力することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4の発明において、前記音声ガイド手段は、緊急度や重要度が高い異常が発生した場合、前記検出手段の検出出力に基づく音声案内より優先して異常の旨を音声出力することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至4の発明において、前記音声ガイド手段は、緊急度や重要度が高い異常が発生した場合、前記検出手段の検出出力に基づく音声案内とは異なる読み上げ態様で音声出力することを特徴とする。
また、請求項7の発明は、情報処理装置の操作案内を音声で行う音声ガイドシステムの音声ガイド方法において、前記情報処理装置の所定の機能が使用不可状態になったことを検出手段で検出し、前記検出手段の検出出力に基づき、前記情報処理装置の所定の機能が使用不可状態となった理由を音声ガイド手段で音声出力することを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置の所定の機能が使用不可状態になったことを検出し、その検出出力に基づき、情報処理装置の所定の機能が使用不可状態となった理由を音声出力するように構成したため、視覚障害者などのユーザにとっても何故使用できないのかが把握できるため、混乱を招くこともなく、操作性と利便性が向上するのと同時にユーザに安心感を提供することができる。
以下、この発明に係わる音声ガイドシステムおよびその音声ガイド方法の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる音声ガイドシステムの全体構成の一例を示す図である。なお、本実施例においては、本発明を複合機1および視覚障害者専用端末40を配する音声ガイドシステムに適用した場合を示す。
この音声ガイドシステムは、複合機1と、視覚障害者専用端末40と、サーバ端末80aやクライアント端末80bを含む外部端末80とを具備して構成されている。なお、本実施例においては、複合機1と視覚障害者専用端末40とがUSB(Universal Serial Bus)で接続され、複合機1と外部端末80とがLAN(Local Area Network)90で接続される場合を説明するが、本発明の機能が実行されるのであれば、特に接続形態は問わず、各装置間で通信が行えればよい。
複合機1は、コピー、ファックス、スキャナ機能を備えており、自身に配設される操作パネル、クライアント端末80b若しくは、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブの実行を行う。
視覚障害者専用端末40は、視覚障害者等が扱うパーソナルコンピュータであり、視覚障害者は、この端末上で動作するアプリケーションを操作することによって複合機1にて各種ジョブの実行が行える。
また、スピーカが設けられ、視覚障害者の操作を補助するための音声ガイドが適宜出力される。ここから出力される音声ガイドは、必ずしも画面表示内容とは対応しておらず、選択できないジョブの設定値があるならば、その設定値がどういった理由で選択できないのかを音声ガイドする。例えば、オプション装置が未装着のため両面印刷ができないならば、画面には両面印刷項目がグレーアウトして表示されるが、ここで、視覚障害者などのユーザがグレーアウトしていることに気付かずに選択したならば、「自動原稿送り装置が未装着のため、両面印刷設定は選択できません」旨の音声ガイドが行われることとなる。
外部端末80としてのサーバ端末80aおよびクライアント端末80bは、先に述べた通り、LAN90を介して複合機1と接続されており、サーバ端末80aは、文書ファイルなどを管理するファイルサーバ等であり、クライアント端末80bは、ユーザ(健常者)が扱うパーソナルコンピュータである。例えば、クライアント端末80bを扱うユーザがサーバ端末80aから所望の文書ファイルを選択し、複合機1に対して選択したファイルのジョブ実行の指示を行うことができる。
ここで、図2および図3を参照しながら、上記図1に示した複合機1および視覚障害者専用端末40のシステム構成について説明する。
図2は、複合機1のシステム構成を示すブロック図である。
複合機1は大きく分けて、複合機1とユーザとのインターフェースである操作パネル10と、複合機1の統括制御を行うコントローラ部20と、該コントローラ部20の指示に基づいて画像入出力処理を行うエンジン部30とを具備して構成される。
操作パネル10は、タッチパネルやハードボタンなどの入力用デバイスと、LED(Light Emitting Diode)、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示用デバイスを備えたユーザインターフェースである。
コントローラ部20は、上述した操作パネル10とデータ授受を行うパネルI/F(Interface)21と、後述するシステムメモリ23等に展開されたプログラムに従って、各部の動作制御および管理を行うメインCPU(Central Processing Unit)22と、プログラムの実行等を行う際の作業領域であるシステムメモリ23と、電話回線やネットワーク若しくはUSBなどを介して他装置との通信を行うためのインターフェース装置である通信部24と、画像イメージを一時保存するための画像メモリ25と、後述する画像入力部31と入力画像イメージ等のデータ授受を行う入力部I/F(Interface)26と、後述する画像出力部32と出力画像イメージ等のデータ授受を行う出力部I/F(Interface)27と、各種操作画面や動作情報データを保持および管理する記憶部28とを具備して構成される。
エンジン部30は、用紙などに形成された画像データを読み込むスキャナ装置等の画像入力部31と、用紙などに画像データを形成するプリンタ装置等の画像出力部32とを具備して構成される。以上が本発明に係わる複合機1のシステム構成図の説明である。なお、同図には図示しないが、この他、複合機1には、音声データを出力する音声出力部や、複合機1の各構成要素に対して電力供給を制御する電源制御部などが適宜設けられている。
次に、図3は、視覚障害者専用端末40のシステム構成を示すブロック図である。
視覚障害者専用端末40は、先に述べた通り、視覚障害者等が扱うパーソナルコンピュータであり、複合機1とはUSBケーブルで相互通信可能に接続されている。
視覚障害者専用端末40は、複合機1と各種制御信号およびデータを授受する複合機通信部41と、複合機1から送られてくる音声データを出力するスピーカである音声ガイド出力部42と、視覚障害者専用端末40の統括制御を行う制御部43と、アプリケーションの実行等を行う際の作業領域であるメモリ44と、アプリケーション等を含む各種データを記憶するHD(Hard Disk)等の記憶装置である記憶部45と、ジョブ実行に関する各種データを入力するキーボードやマウスなどの操作部46と、操作画面等を表示するディスプレイなどの表示部47とを具備して構成される。
表示部47であるディスプレイには、図4に示すようなアプリケーション(コピーアシスタント)画面が表示される。この画面では、複合機1にて実行を所望するコピージョブ、ファックスジョブ、スキャナジョブ等のジョブ実行に関する各種設定値を入力することができる。また、視覚障害者に配慮したものであり、例えば、マウスを操作して両面/片面選択の位置にポインタを移動したならば、「両面/片面の設定変更が行えます。片面から片面、片面から両面、両面から片面、両面から両面のいずれかが選択できます。」旨の音声ガイドが出力される。視覚障害者は、この画面上から音声ガイドに従って、ジョブ実行に関する各種データを入力後、ジョブを実行することとなる。
操作部46であるキーボードは、視覚障害者の操作に配慮したものであり、図5に示すようなキーボード仕様でキー操作が実現される。例えば、キーボードで「F2」が押下されたならば、現在(カレント)の設定値が音声ガイドされることとなる。以上が本発明に係わる視覚障害者専用端末40のシステム構成図の説明である。
図6は、複合機1および視覚障害者専用端末40の機能的な構成の一部を示すブロック図である。なお、ここでは、本発明に係わる構成要素のみを挙げて説明する。
複合機1は、各種処理機能部として、ジョブ制御部51と、ジョブバッファ52と、異常通知部53と、使用不可状態検出部54と、問い合わせ応答部55とを具備して構成される。
ジョブ制御部51は、ジョブに関する制御および管理を行う処理部である。具体的には、操作パネル10、LAN90を介したクライアント端末80b若しくは、視覚障害者専用端末40からのジョブ実行指示に基づきジョブを生成し、かかるジョブをジョブバッファ52に一旦格納して管理するととともに、ジョブの実行を制御する。
異常通知部53は、ジョブ制御部51で実行中のジョブに異常が発生した場合、それを視覚障害者専用端末40へと通知する処理部である。この通知を受信した視覚障害者専用端末40では、ジョブの異常を音声ガイドすることとなる。
使用不可状態検出部54は、複合機1に備わる各種機能の内、使用不可状態となっている機能を検出する処理部である。この使用不可状態検出部54内部には、複合機1に装着されたオプション装置を検出するオプション装置検出部54が備えられ、オプション装置の着脱や、故障などを検出して、どの機能が複合機1にて使用不可状態になっているのかを検出する。
問い合わせ応答部55は、視覚障害者専用端末40からの使用不可状態問い合わせ要求に応じて、上記使用不可状態検出部54で検出された複合機1に備わる各種機能の内、使用不可状態となっている機能を応答として返送する。
視覚障害者専用端末40は、各種処理機能部として、表示操作制御部61と、ジョブ実行指示部62と、ユーザ操作検出部63と、状態問い合わせ部64と、受付可否判別部65と、音声制御部66と、音声データ記憶部67と、優先度変更部68とを具備して構成される。
表示操作制御部61は、上記図3で説明した操作部46および表示部47の入出力処理を含む制御を行う処理部である。例えば、複合機1にて使用不可状態の機能があるならば、コピーアシスタント画面の対応する機能を図7のようにグレーアウトして表示制御する。この場合、片面/両面選択の両面印刷機能が使用不可状態となっており、両面に関する機能設定値がグレーアウトされている。但しこのとき、グレーアウトされたボタン等の押下は有効とし、押下された場合には、その機能がどういった理由で選択できないのかが、音声ガイド出力部42から音声ガイドされることとなる。
ジョブ実行指示部62は、複合機1で実行するジョブの起動を指示する処理部である。具体的には、視覚障害者等のユーザが図4で説明したコピーアシスタント画面を用いて、ジョブ実行に関する各種設定値を入力し、ジョブの実行を指示すると、ジョブ実行指示部62からジョブ実行指示が複合機1へ送信され、複合機1のジョブ制御部51にてジョブの生成等が行われることとなる。
ユーザ操作検出部63は、複合機1に対するユーザ操作を検出する処理部である。具体的には、視覚障害者等のユーザが視覚障害者専用端末40に備わるキーボードや、マウスを操作してジョブに関する各種設定値を入力すると、その旨(ユーザ操作)を検出する。ここで検出されたユーザ操作は、後述する受付可否判別部65で受付可能であるか否かが判別されることとなる。
状態問い合わせ部64は、ユーザ操作検出部63でユーザ操作が検出されると、複合機1に使用不可状態問い合わせ要求を送信し、複合機1で使用不可状態となっている機能を取得する処理部である。
受付可否判別部65は、複合機1で使用不可状態となっている機能を取得して、検出されたユーザ操作が受付可能であるか否かを判別する処理部である。例えば、両面印刷を可能にする自動原稿送り装置(オプション装置)が未装着である場合に、両面印刷設定が選択されたならば、ユーザ操作検出部63で、両面印刷設定が選択された旨のユーザ操作を検出する。この検出とともに、状態問い合わせ部64から複合機1へと使用不可状態となっている機能の問い合わせが行われ、問い合わせの結果、両面印刷が使用不可状態となっている旨が返送されると、受付可否判別部65では、入力されたユーザ操作を受付不可能と判別する。
音声制御部66は、受付可否判別部65での判別結果を受けて音声データを合成する処理部である。例えば、受付可否判別部65で両面印刷設定が受付不可能なユーザ操作であると判別された場合、音声制御部66では、受付不可能な理由を音声ガイドするための音声データの合成が行われる。
また音声制御部66は、その緊急度や重要度に応じて音声ガイドの読み上げ態様を異ならせて音声ガイドする。例えば、紙詰まり、用紙補充などの複合機1が止まる状態が発生した場合には、音量を大きくしかつ、読み上げを素早く行う。ここで、合成された音声データは、上記図3で説明した音声ガイド出力部42から音声ガイドされることとなる。
音声データ記憶部67は、各種音声データを記憶する記憶装置である。音声制御部66は、ここに記憶された各種音声データから該当するデータを取得し、音声データを合成する。
優先度変更部68は、音声ガイドの優先度を判別し、判別結果に基づき音声ガイドの出力順番を変更する処理部である。すなわち、紙詰まり、用紙補充などの複合機1が止まる状態と、機能が選択できないといった禁則状態などとでは、緊急度や重要度が異なるので、優先度を変更し、緊急度や重要度が高い音声ガイドの出力を優先するように出力順番を変更する。
また、複合機1でオプション装置の着脱が行われた場合には、その旨を伝える音声ガイドの出力順番を優先させる。すなわち、オプション装置の着脱が行われたとしても、視覚障害者は視覚的に確認できないため、オプション装置構成を把握できないので、このような場合には、音声ガイドの出力順番を優先させることとなる。以上が本発明に係わる複合機1および視覚障害者専用端末40の各種処理機能部の説明である。
ここで、図8を用いて本発明に係わる音声ガイドシステムの動作について説明する。
視覚障害者等のユーザが視覚障害者専用端末40上で、図4で説明したコピーアシスタント画面を操作して、ジョブに関する機能設定値の変更操作を行うまで、視覚障害者専用端末40は、待機している(ステップS101でNO)。ここで、ユーザがキーボードや、マウスを操作してジョブに関する設置値の変更操作を行うと(ステップS101でYES)、この処理は開始される。
この処理が開始されると、まず、ユーザ操作検出部63で視覚障害者専用端末40上でジョブに関する設定値の変更操作が行われたことが検出される(ステップS102)。この検出とともに、状態問い合わせ部64は、複合機1で使用不可状態となっている機能があるか、複合機1に使用不可状態問い合わせ要求を行う(ステップS103)。
この問い合わせ要求を受信した複合機1では、複合機1に備わる各種機能の内、使用不可状態となっている機能を検出する(ステップS104)。すなわち、使用不可状態検出部54と、内部に備わるオプション装置検出部54aによって、複合機1に備わる機能や、オプション装置が未装着のために、使用不可となっている機能の検出を行う。この結果、検出された使用不可状態となっている機能は、問い合わせ応答部55から視覚障害者専用端末40へと返送される(ステップS105)。
問い合わせの結果、使用不可状態となっている機能を取得した視覚障害者専用端末40の受付可否判別部65では、ユーザ操作検出部63で検出されたユーザ操作が受付可能であるか否かを判別し(ステップS106)、ユーザ操作が受付可能であると判別されたならば(ステップS106でYES)、音声制御部66で機能設定値が変更された旨の音声データを合成するが(ステップS107)、ユーザ操作が受付不可能であると判別されたならば(ステップS106でNO)、音声制御部66で受付が不可能である旨の理由を伝える音声データの合成を行う(ステップS108)。
続いて、優先度変更部68で、音声制御部66で合成された音声データの出力順番を変更するか否かを判別し、必要があるならば音声ガイドの出力順番を変更する(ステップS109)。すなわち、紙詰まり、用紙補充などが発生したならば複合機1が止まってしまうため、ユーザに即座に伝える必要があるので、このような異常が同時に発生した場合には、異常の旨を伝える音声ガイドの出力を優先させる。
ここで、緊急度、重要度が高い異常が発生している場合(ステップS109でYES)、優先度変更部68により、異常の旨を伝える音声ガイドの出力順番を優先後(ステップS110)、音声制御部66は、音声ガイド出力部42から音声ガイドを出力し(ステップS111)、この処理を終了する。緊急度や重要度が高い異常の旨を伝える音声ガイドを出力する場合には、ユーザ操作が受付不可能である旨を音声ガイドする時より、緊急度や重要度が高いことをユーザに伝えるため、音声制御部66で他の音声ガイドより強調させた音声ガイドの合成を行うことにより、音量や読み上げ態様が異なった音声ガイドの出力が行われることとなる。
一方、緊急度や重要度が高い異常が発生していない場合(ステップS109でNO)、音声制御部66は、優先度の変更なしにそのまま音声ガイド出力部42から音声ガイドを出力し(ステップS111)。この処理を終了する。例えば、両面印刷を可能にする自動原稿送り装置(オプション装置)が未装着である場合に、視覚障害者専用端末40で両面印刷設定が選択されたならば、「自動原稿送り装置が未装着のため、両面印刷設定は選択できません」旨の音声ガイドが行われ、視覚障害者等のユーザは、その設定値がどういった理由で選択できないのかを把握できることとなる。
以上説明したように本発明においては、視覚障害者専用端末40でジョブに関する設定値の変更操作が行われると、複合機1に備わる各種機能や、オプション装置の装着状態によって、視覚障害者専用端末40でなされた変更操作を受け付けるか否かを判別し、受付不可能と判別した場合には、受付不可能な理由を音声ガイドするように構成したため、視覚障害者などのユーザにとっても何故変更できないのかが把握できるため、混乱を招くこともなく、操作性と利便性が向上するのと同時にユーザに安心感を提供することができる。
上記実施例1では、複合機1に備わる各種機能や、オプション装置の装着状態によって、視覚障害者専用端末40でなされた変更操作を受け付けるか否かを判別する場合を説明したが、実施例2においては、選択された機能により、他の機能が選択不可(機能間の禁則処理)となった場合にその理由を音声ガイドするようにした場合の実施形態について説明する。
例えば、機能間の禁則処理としては、白黒印刷設定時には、カラーに関する機能設定が行えない。そのため、カラーに関する機能設定値が選択できないようにグレーアウトされて画面に表示されるが、視覚障害者はそれを視覚的に確認できないため、カラーに関する機能設定値を選択してしまう。そういった場合にも、選択不可能である理由を音声ガイドすることとなる。
なお、実施例2に係わる複合機1および視覚障害者専用端末40は、上記実施例1で説明したものと同様の構成であるため、その構成についての説明は省略し、ここでは、動作についてのみ説明を行う。
ここで、図9を用いて実施例2に係わる音声ガイドシステムの動作について説明する。
視覚障害者等のユーザが視覚障害者専用端末40上で、図4で説明したコピーアシスタント画面を操作して、ジョブに関する機能設定値の変更操作を行うまで、視覚障害者専用端末40は、待機している(ステップS201でNO)。ここで、ユーザがキーボードや、マウスを操作してジョブに関する設置値の変更操作を行うと(ステップS201でYES)、この処理は開始される。
この処理が開始されると、まず、ユーザ操作検出部63で視覚障害者専用端末40上でジョブに関する設定値の変更操作が行われたことが検出される(ステップS202)。この検出とともに、受付可否判別部65は、検出されたユーザ操作が受付け可能であるか否かを判別する(ステップS203)。例えば、白黒印刷設定時に、カラーに関する機能設定値の変更操作が行われた場合、かかるユーザ操作を受付不可能と判別する。
ここで、ユーザ操作が受付可能であると判別されたならば(ステップS203でYES)、音声制御部66で機能設定値が変更された旨の音声データを合成するが(ステップS204)、ユーザ操作が受付不可能であると判別されたならば(ステップS203でNO)、音声制御部66で受付が不可能である旨の理由を伝える音声データの合成を行う(ステップS205)。
続いて、優先度変更部68で、音声制御部66で合成された音声データの出力順番を変更するか否かを判別し、必要があるならば音声ガイドの出力順番を変更する(ステップS206)。すなわち、紙詰まり、用紙補充などが発生したならば複合機1が止まってしまうため、ユーザに即座に伝える必要があるので、このような異常が同時に発生した場合には、異常の旨を伝える音声ガイドの出力を優先させる。
ここで、緊急度、重要度が高い異常が発生している場合(ステップS206でYES)、優先度変更部68により、異常の旨を伝える音声ガイドの出力順番を優先後(ステップS207)、音声制御部66は、音声ガイド出力部42から音声ガイドを出力し(ステップS208)、この処理を終了する。緊急度や重要度が高い異常の旨を伝える音声ガイドを出力する場合には、ユーザ操作が受付不可能である旨を音声ガイドする時より、緊急度や重要度が高いことをユーザに伝えるため、音声制御部66で他の音声ガイドより強調させた音声ガイドの合成を行うことにより、音量や読み上げ態様が異なった音声ガイドの出力が行われることとなる。
一方、緊急度や重要度が高い異常が発生していない場合(ステップS206でNO)、音声制御部66は、優先度の変更なしにそのまま音声ガイド出力部42から音声ガイドを出力し(ステップS208)。この処理を終了する。例えば、白黒印刷が設定されている場合に、視覚障害者専用端末40でカラーに関する機能設定が変更操作されたならば、「白黒印刷が設定されているため、カラーに関する機能設定値の変更は行えません」旨の音声ガイドが行われ、視覚障害者等のユーザは、その設定値がどういった理由で変更できないのかを把握できることとなる。
以上説明したように実施例2においては、機能間の禁則処理により選択不可能な(画面上にグレーアウトされた)機能設定値が選択された場合にも、選択できない理由を音声ガイドするように構成したため、視覚障害者などのユーザにとっても何故選択できないのかが把握できるため、混乱を招くこともなく、操作性と利便性が向上するのと同時にユーザに安心感を提供することができる。
上記実施例1では、複合機1に備わる各種機能や、オプション装置の装着状態によって、視覚障害者専用端末40でなされた変更操作を受け付けるか否かを判別する場合を説明したが、実施例3においては、視覚障害者専用端末40内部に機能設定の組であるジョブメモリを記憶する領域を設け、この記憶領域にジョブメモリとして記憶された機能設定が使用不可である場合にその理由を音声ガイドするようにした場合の実施形態について説明する。
図11は、実施例3に係わる複合機1および視覚障害者専用端末40の機能的な構成の一部を示すブロック図である。なお、上記実施例1を説明した図6と同一の符号が付してあるものは、略同様に動作するので、その説明は省略する。
視覚障害者専用端末40は、各種処理機能部として、表示操作制御部61と、ジョブ実行指示部62と、状態問い合わせ部64と、受付可否判別部65と、音声制御部66と、音声データ記憶部67と、優先度変更部68と、ジョブメモリ記憶部71と、ジョブメモリ検出部72とを具備して構成される。すなわち、上記実施例1を説明した図6の構成から、ユーザ操作検出部63を除いて、ジョブメモリ記憶部71と、ジョブメモリ検出部72とを設けた構成となる。
ジョブメモリ記憶部71は、原稿ごとに倍率や原稿の種類、用紙選択を変えたり、コピー濃度、地肌除去の調整をするなど、複数の機能設定を1つの組として1つのジョブに対応させて記憶する記憶装置である。例えば、オプション装置が装着されていることを前提とした機能設定もあり、この場合、オプション装置が未装着ならば、ジョブメモリ記憶部71に記憶された機能設定が使用不可となる。具体的には、両面印刷設定を含めたジョブを予めジョブメモリ記憶部71に登録しておく、かかる登録内容を読み出したときに、両面印刷を可能にする自動原稿送り装置(オプション装置)が未装着である場合、ジョブメモリ記憶部71に記憶された両面印刷(機能設定)が行えないこととなる。
ジョブメモリ検出部72は、ジョブメモリ記憶部71が視覚障害者専用端末40に接続されたことを検出する処理部である。ここで、ジョブメモリ記憶部71が接続された旨が検出されると、状態問い合わせ部64によって複合機1にて使用不可状態になっている機能があるか問い合わせが行われる。問い合わせた結果、使用不可状態となっている機能を取得した受付可否判別部65では、ジョブメモリ記憶部71に記憶された機能設定が受付(使用)可能であるか否かを判別し、受付が不可能と判別されたならば、音声制御部66の制御によりジョブメモリ記憶部71に記憶された機能設定が使用不可である理由を伝える音声ガイドが行われることとなる。以上が実施例3に係わる複合機1および視覚障害者専用端末40の各種処理機能部の説明である。
ここで、図11を用いて実施例3に係わる音声ガイドシステムの動作について説明する。なお、ここでは、ジョブメモリ記憶部71に予めデータが記憶されているものとして説明する。
視覚障害者専用端末40にジョブメモリ記憶部71が接続されると(ステップS301でYES)、この処理は開始される。この処理が開始されると、まず、ジョブメモリ検出部72によって視覚障害者専用端末40にジョブメモリ記憶部71が接続された旨が検出される(ステップS302)。この検出とともに、状態問い合わせ部64は、複合機1で使用不可状態となっている機能があるか、複合機1に使用不可状態問い合わせ要求を行う(ステップS303)。
この問い合わせ要求を受信した複合機1では、複合機1に備わる各種機能の内、使用不可状態となっている機能を検出する(ステップS304)。すなわち、使用不可状態検出部54と、内部に備わるオプション装置検出部54aによって、複合機1に備わる機能や、オプション装置が未装着のために、使用不可となっている機能の検出を行う。この結果、検出された使用不可状態となっている機能は、問い合わせ応答部55から視覚障害者専用端末40へと返送される(ステップS305)。
問い合わせの結果、使用不可状態となっている機能を取得した視覚障害者専用端末40の受付可否判別部65では、ジョブメモリ記憶部71に記憶された機能設定が受付(使用)可能であるか否かを判別する(ステップS306)。この処理は、ジョブメモリ記憶部71に記憶された機能設定が使用できるか否かの判別であり、例えば、複合機1のオプション装置構成が変更等したために、ジョブメモリ記憶部71に記憶された機能設定が実行できないならば、受付不可能と判別される。
ここで、ジョブメモリ記憶部71に記憶された機能設定の受付が可能であると判別されたならば(ステップS306でYES)、音声制御部66でジョブメモリ記憶部71の読み出しが正常に行われた旨の音声データを合成するが(ステップS307)、ジョブメモリ記憶部71に記憶された機能設定の受付が不可能であると判別されたならば(ステップS306でNO)、音声制御部66でジョブメモリ記憶部71に記憶された機能設定が使用不可である理由を伝える音声データの合成を行う(ステップS308)。
続いて、優先度変更部68で、音声制御部66で合成された音声データの出力順番を変更するか否かを判別し、必要があるならば音声ガイドの出力順番を変更する(ステップS309)。すなわち、紙詰まり、用紙補充などが発生したならば複合機1が止まってしまうため、ユーザに即座に伝える必要があるので、このような異常が同時に発生した場合には、異常の旨を伝える音声ガイドの出力を優先させる。
ここで、緊急度、重要度が高い異常が発生している場合(ステップS309でYES)、優先度変更部68により、異常の旨を伝える音声ガイドの出力順番を優先後(ステップS310)、音声制御部66は、音声ガイド出力部42から音声ガイドを出力し(ステップS311)、この処理を終了する。緊急度や重要度が高い異常の旨を伝える音声ガイドを出力する場合には、ジョブメモリ記憶部71に記憶された機能設定の使用が不可能である旨を音声ガイドする時より、緊急度や重要度が高いことをユーザに伝えるため、音声制御部66で他の音声ガイドより強調させた音声ガイドの合成を行うことにより、音量や読み上げ態様が異なった音声ガイドの出力が行われることとなる。
一方、緊急度や重要度が高い異常が発生していない場合(ステップS309でNO)、音声制御部66は、優先度の変更なしにそのまま音声ガイド出力部42から音声ガイドを出力し(ステップS311)。この処理を終了する。例えば、オプション装置構成が変更したために、ジョブメモリ記憶部71に記憶された機能設定が使用不可である場合には、「ジョブメモリに登録されたジョブXXを読み出しましたが、自動原稿送り装置が未装着のため、両面印刷にかかわる設定が行えません」旨の音声ガイドが行われ、視覚障害者等のユーザは、ジョブメモリ記憶部71に記憶された機能設定がどういった理由で使用できないのかを把握できることとなる。
以上説明したように実施例3においては、視覚障害者専用端末40にジョブメモリ記憶部71が接続されたことを検出して、オプション装置構成が変更等したために、ジョブメモリ記憶部71に記憶された機能設定が使用できない場合には、その理由を音声ガイドするように構成したため、視覚障害者などのユーザにとっても何故ジョブメモリ記憶部71に記憶された機能設定が使用できないのか把握できるため、混乱を招くこともなく、操作性と利便性が向上するのと同時にユーザに安心感を提供することができる。
なお、上記実施例1乃至3においては、視覚障害者がジョブを実行する際に、視覚障害者専用端末40からジョブを起動する場合を説明したが、これに限られず、例えば、図11に示すように、操作パネル10の入力用デバイス(操作ボタン)に、視覚障害者ボタン10aを設け、かかるボタンを押下して、視覚障害者が複合機1からジョブを実行するようにしてもよい。その場合、視覚障害者ボタン10aの押下とともに、上述したような音声ガイドを複合機1に配設されるスピーカから行うこととなる。
また、上記実施例1乃至3においては、本発明に係わる音声ガイドシステムを複合機1および視覚障害者専用端末40に適用する場合を説明したが、これに限られず、パーソナルコンピュータなどに適用してもかまわない。
例えば、パーソナルコンピュータにおいて、各種設定を記憶したUSBメモリやメモリカードが接続されたことを検出して、記憶された設定の整合性をチェックし、不整合の項目を音声でガイドするようにしてもよい。
この他、本発明は、上記および図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。例えば、実施例1乃至3を使って、本発明に係わる音声ガイドシステムを説明したが、この実施例1乃至3の実施形態を全て、あるいは一部を組み合わせて実施してもよい。
本発明の音声ガイドシステムおよびその音声ガイド方法は、各種情報処理装置全般に適用可能であり、特に、視覚障害者(弱視、視力低下した人、全盲者など)が働き易いオフィス環境を整備する場合に有効利用することができる。
本発明に係わる音声ガイドシステムの全体構成の一例を示す図である。 本発明に係わる複合機1のシステム構成を示すブロック図である。 本発明に係わる視覚障害者専用端末40のシステム構成を示すブロック図である。 視覚障害者専用端末40に表示されるアプリケーション(コピーアシスタント)画面の一例を示す図である。 視覚障害者専用端末40におけるキーボード仕様の一例を一覧にして示した図である。 本発明に係わる複合機1および視覚障害者専用端末40の機能的な構成の一部を示すブロック図である。 視覚障害者専用端末40に表示されるアプリケーション(コピーアシスタント)画面の一例(グレーアウト表示時)を示す図である。 本発明に係わる音声ガイドシステムの動作を説明するフローチャートである。 実施例2に係わる音声ガイドシステムの動作を説明するフローチャートである。 実施例3に係わる複合機1および視覚障害者専用端末40の機能的な構成の一部を示すブロック図である。 実施例3に係わる音声ガイドシステムの動作を説明するフローチャートである。 操作パネル10のレイアウトの一例を示す図である。 従来技術での問題点を示す図である。
符号の説明
1 複合機
10 操作パネル
10a 視覚障害者ボタン
20 コントローラ部
21 パネルI/F(Interface)
22 メインCPU(Central Processing Unit)
23 システムメモリ
24 通信部
25 画像メモリ
26 入力部I/F(Interface)
27 出力部I/F(Interface)
28 記憶部
30 エンジン部
31 画像入力部
32 画像出力部
40 視覚障害者専用端末
41 複合機通信部
42 音声ガイド出力部
43 制御部
44 メモリ
45 記憶部
46 操作部
47 表示部
51 ジョブ制御部
52 ジョブバッファ
53 異常通知部
54 使用不可状態検出部
54a オプション装置検出部
55 問い合わせ応答部
61 表示制御部
62 ジョブ実行指示部
63 ユーザ操作検出部
64 状態問い合わせ部
65 受付可否判別部
66 音声制御部
67 音声データ記憶部
71 ジョブメモリ記憶部
72 ジョブメモリ検出部
68 優先度変更部
80a サーバ端末
80b クライアント端末
90 LAN(Local Area Network)

Claims (7)

  1. 情報処理装置の操作案内を音声で行う音声ガイドシステムにおいて、
    前記情報処理装置の所定の機能が使用不可状態になったことを検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出出力に基づき、前記情報処理装置の所定の機能が使用不可状態となった理由を音声出力する音声ガイド手段と
    を具備することを特徴とする音声ガイドシステム。
  2. 前記検出手段は、
    前記情報処理装置に対するオプション機能の追加若しくは削除を検出するオプション機能検出手段と、
    前記情報処理装置に対するユーザ操作を検出するユーザ操作検出手段と、
    前記ユーザ操作検出手段によるユーザ操作検出に際して、前記オプション機能検出手段の検出結果を参照して該ユーザ操作が受け付けられるか否かを判別する判別手段と
    を具備し、
    前記音声ガイド手段は、
    前記判別手段による判別結果に基づき前記使用不可状態となる機能およびその理由を示す音声ガイド情報を合成し、該合成した音声ガイド情報を音声出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の音声ガイドシステム。
  3. 前記検出手段は、
    前記情報処理装置に対するユーザ操作を検出するユーザ操作検出手段と、
    前記ユーザ操作検出手段によるユーザ操作検出に際して、該ユーザ操作が受け付けられるか否かを判別する判別手段と
    を具備し、
    前記音声ガイド手段は、
    前記判別手段による判別結果に基づき前記使用不可状態となる機能およびその理由を示す音声ガイド情報を合成し、該合成した音声ガイド情報を音声出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の音声ガイドシステム。
  4. 前記検出手段は、
    所定の機能の設定情報を予め登録したジョブメモリ記憶装置が接続されたことを検出するジョブメモリ検出手段と、
    前記ジョブメモリ検出手段によるジョブメモリ記憶装置の接続の検出に際して、該ジョブメモリ記憶装置に登録された機能が使用可能か否かを判別する判別手段と
    を具備し、
    前記音声ガイド手段は、
    前記判別手段による判別結果に基づき前記使用不可状態となる機能およびその理由を示す音声ガイド情報を合成し、該合成した音声ガイド情報を音声出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の音声ガイドシステム。
  5. 前記音声ガイド手段は、
    緊急度や重要度が高い異常が発生した場合、前記検出手段の検出出力に基づく音声案内より優先して異常の旨を音声出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の音声ガイドシステム。
  6. 前記音声ガイド手段は、
    緊急度や重要度が高い異常が発生した場合、前記検出手段の検出出力に基づく音声案内とは異なる読み上げ態様で音声出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の音声ガイドシステム。
  7. 情報処理装置の操作案内を音声で行う音声ガイドシステムの音声ガイド方法において、
    前記情報処理装置の所定の機能が使用不可状態になったことを検出手段で検出し、
    前記検出手段の検出出力に基づき、前記情報処理装置の所定の機能が使用不可状態となった理由を音声ガイド手段で音声出力する
    ことを特徴とする音声ガイドシステムの音声ガイド方法。
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