JP2006145629A - 撮像装置 - Google Patents

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雅子 末廣
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Abstract

【課題】 ユーザーの利便性を向上させることができる撮像装置を提供する。
【解決手段】 デジタルカメラ2は、画像データ内の人物の顔を検出する顔検出回路55と、顔までの距離を演算する距離演算回路56とを備える。CPU33は、距離演算回路56の演算結果を元に、モータドライバ34を介してレンズモータ30を駆動させ、顔検出回路55で検出された顔に焦点が合うように、撮像レンズ10の焦点調整を行う。LCDドライバ44は、レリーズボタン12の半押しに伴って、撮像レンズ10の焦点を合わせた顔60aを、他の部分と区別するように枠61で囲んでLCD17に表示させる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、主要被写体に焦点を合わせて撮影するポートレート撮影モードが選択可能な撮像装置に関する。
撮像装置として、CCDなどの固体撮像素子で撮像した被写体像をデジタルの画像データに変換し、内蔵メモリやメモリカードに記録するデジタルカメラが普及している。このようなデジタルカメラには、人物の顔などの主要被写体に焦点を合わせて撮影するポートレート撮影を行えるものがある(特許文献1参照)。
特開平11−266388号公報
ところで、一般的なデジタルカメラでは、レリーズボタンの半押しに伴う撮影準備処理時に、撮影画角の中央部に撮像レンズの焦点が合うように自動で焦点調整を行っている。このため、ポートレート撮影を行う際に、主要被写体が焦点の合う撮影画角の中央部にない場合には、焦点が背景に合ってしまい、主要被写体がピンぼけすることがある。
上記のような不都合を防止するために、デジタルカメラの操作に慣れた熟練者は、主要被写体が撮影画角の中央部に位置するようにフレーミングを行い、レリーズボタンを半押しして一度焦点調整を行った後、所望の撮影画角となるように再度フレーミングを行って撮影している。しかしながら、デジタルカメラの操作に不慣れな初心者にとっては、このような作業は煩雑で分かり難い。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、ユーザーの利便性を向上させることができる撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、撮像レンズを透過した被写体像を撮像して画像データを出力する撮像手段と、前記撮像レンズの焦点調整を自動で行う自動焦点調整手段と、画像を表示する画像表示手段と、画像表示手段による前記画像の表示を制御する表示制御手段とを備え、主要被写体に焦点を合わせて撮影するポートレート撮影モードが選択可能な撮像装置において、前記画像データ内の人物の顔を検出する顔検出手段と、顔までの距離を演算する距離演算手段とを設け、前記ポートレート撮影モード下で、前記自動焦点調整手段は、前記距離演算手段の演算結果を元に、前記顔検出手段で検出された顔に焦点が合うように前記焦点調整を行うとともに、前記表示制御手段は、少なくとも前記自動焦点調整手段で焦点を合わせた顔を、他の部分と区別するように表示させることを特徴とする。
なお、前記顔検出手段で複数の顔を検出した場合、前記自動焦点調整手段で焦点を合わせる顔を選択させる操作手段を設けることが好ましい。この場合、前記表示制御手段は、前記操作手段で選択される顔が距離の近い順に移行するように表示させることが好ましい。
また、前記顔検出手段で顔が検出されなかった場合、前記自動焦点調整手段は、撮影画角の中央部に焦点が合うように前記焦点調整を行うことが好ましい。
さらに、被写体にストロボ光を照射するストロボ照射手段と、前記ストロボ光の発光量を制御するストロボ制御手段とを備え、前記ポートレート撮影モード下で、前記ストロボ制御手段は、前記距離演算手段の演算結果から、顔までの距離が近い場合は前記発光量を少なくし、遠い場合は多くするように前記制御を行うことが好ましい。
本発明の撮像装置によれば、画像データ内の人物の顔を検出する顔検出手段と、顔までの距離を演算する距離演算手段とを設け、主要被写体に焦点を合わせて撮影するポートレート撮影モード下で、自動焦点調整手段は、距離演算手段の演算結果を元に、顔検出手段で検出された顔に焦点が合うように焦点調整を行うとともに、表示制御手段は、少なくとも自動焦点調整手段で焦点を合わせた顔を、他の部分と区別するように表示させるので、操作に不慣れな初心者でも、煩わしい作業をすることなく、人物の顔に簡単に焦点を合わせることができる。したがって、ユーザーの利便性を向上させることができる。
図1および図2において、本発明を適用したデジタルカメラ2の前面には、撮像レンズ10を保持するレンズ鏡胴11が組み込まれている。デジタルカメラ2の上面には、レリーズボタン12、電源スイッチ13、およびモードダイヤル14が設けられており、側面には、メモリカード49(図3参照)が着脱自在に装填されるメモリカードスロットを覆う蓋15が設けられている。
デジタルカメラ2の背面には、電子ビューファインダを構成するファインダ接眼窓16、液晶表示器(LCD)17、および操作部18が設けられている。LCD17は、撮影した画像やいわゆるスルー画像、各種メニュー画面を表示する。操作部18は、撮像レンズ10のズームレンズをワイド側、テレ側に変倍するズーム操作ボタン19や、LCD17にメニュー画面を表示させる際や、選択内容を決定する際に操作されるメニューボタン20、およびメニュー画面内でカーソルを移動させる際や、後述するポートレート撮影モード下において、焦点を合わせる顔を選択する際に操作される十字キー21などから構成される。
デジタルカメラ2では、静止画撮影を行う静止画撮影モード、動画撮影を行う動画撮影モード、撮影した画像をLCD17に表示する再生モード、および各種設定を行う設定モードが選択可能となっている。これらのモードの切り替えは、モードダイヤル14を回動操作させることで行われる。なお、動画撮影モードでは、動画の撮影とともに、図示しないマイクロホンを介して周囲の音声が収録される。
また、デジタルカメラ2は、主要被写体に焦点を合わせて撮影するポートレート撮影を行うことが可能となっている。このポートレート撮影モードは、静止画撮影モード下で、操作部18を操作することにより実施可否が設定される。
レリーズボタン12は、2段階押しのスイッチとなっている。LCD17による被写体のフレーミングの後に、レリーズボタン12を軽く押圧(半押し)すると、自動露出調整(AE)、自動焦点調整(AF)などの各種撮影準備処理が施される。この状態でレリーズボタン12をもう1度強く押圧(全押し)すると、撮影準備処理が施された1画面分の撮像信号が画像データに変換された後、後述する画像処理および圧縮処理が施され、メモリカード49に記録される。
デジタルカメラ2の電気的構成を示す図3において、撮像レンズ10には、レンズモータ30が接続されている。また、絞り31には、アイリスモータ32が接続されている。これらのモータ30、32はステッピングモータからなり、CPU33に接続されたモータドライバ34、35から送信される駆動パルスにより動作制御され、レリーズボタン12の半押しに伴う撮影準備処理を行う。
レンズモータ30は、ズーム操作ボタン19の操作に連動して、撮像レンズ10のズームレンズをワイド側、あるいはテレ側に移動させる。また、被写体距離やズームレンズの変倍に応じて撮像レンズ10のフォーカスレンズを移動させ、撮影条件が最適となるように焦点調整を行う。アイリスモータ32は、絞り31を動作させ、露出調整を行う。
撮像レンズ10の背後には、撮像レンズ10を透過した被写体像が撮像されるCCD36が配置されている。CCD36には、CPU33によって制御されるタイミングジェネレータ(TG)37が接続され、このTG37から入力されるタイミング信号(クロックパルス)により、電子シャッタのシャッタ速度が決定される。
CCD36から出力された撮像信号は、相関二重サンプリング回路(CDS)38に入力され、CCD36の各セルの蓄積電荷量に正確に対応したR、G、Bの画像データとして出力される。CDS38から出力された画像データは、増幅器(AMP)39で増幅され、A/D変換器(A/D)40でデジタルの画像データに変換される。
画像入力コントローラ41は、バス42を介してCPU33に接続され、CPU33の制御命令に応じて、CCD36、CDS38、AMP39、およびA/D40を制御する。A/D40から出力された画像データは、SDRAM43に一旦格納され、LCDドライバ44を介してスルー画像としてLCD17に表示される。
画像信号処理回路45は、SDRAM43から画像データを読み出して、階調変換、ホワイトバランス補正、γ補正処理などの各種画像処理を施し、この画像データを再度SDRAM43に格納する。YC変換処理回路46は、画像信号処理回路45で各種処理を施された画像データをSDRAM43から読み出し、輝度信号Yと色差信号Cr、Cbとに変換する。圧縮伸長処理回路47は、この変換された画像データに対して、所定の圧縮形式(例えばJPEG形式)で画像圧縮を施す。圧縮された画像データは、メディアコントローラ48を経由してメモリカード49に記録される。
CPU33には、前述のレリーズボタン12、操作部18の他に、EEPROM50が接続されている。EEPROM50には、各種制御用のプログラムや設定情報などが記録されている。CPU33は、これらの情報をEEPROM50から作業用メモリであるSDRAM43に読み出して、各種処理を実行する。
バス42には、露出量、すなわち電子シャッタのシャッタ速度、および絞り31の絞り値が撮影に適切か否かを検出するとともに、ホワイトバランスが撮影に適切か否かを検出するAE/AWB検出回路51と、撮像レンズ10の焦点調整が撮影に適切か否かを検出するAF検出回路52と、ストロボ装置53の動作を制御するストロボ制御回路54と、顔検出回路55と、距離演算回路56とが接続されている。
AE/AWB、AF検出回路51、52は、レリーズボタン12の半押し時に、バス42を介してCPU33に検出結果を逐次送信する。CPU33は、これらの検出回路51、52から送信される検出結果に基づいて、撮像レンズ10、絞り31、およびCCD36の動作を制御する。
通常の撮影モード下において、AF検出回路52は、画像データから導出される輝度信号Yと輪郭信号とを用いて、焦点が合っているか否かを表すフォーカス評価値を算出し、この算出したフォーカス評価値により、撮影画角の中央部の焦点調整の適否を検出する。
ストロボ装置53は、被写体輝度が低いときに自動的にストロボ発光させる自動発光モード、被写体輝度に関わらずストロボ発光させる強制発光モード、ストロボ発光を禁止する発光禁止モード、赤目現象を軽減させる赤目軽減モードなどの各種発光モードを備えており、これらは操作部18を操作することにより選択可能となっている。
ストロボ制御回路54は、ポートレート撮影モード下で、後述する距離演算回路56の演算結果に応じて、ストロボ装置53から照射されるストロボ光の発光量を制御する。すなわち、顔までの距離が近い場合は発光量を少なくするように、逆に顔までの距離が遠い場合は多くするように、ストロボ光の発光量の制御を行う。なお、発光量は、例えば、距離演算回路56の演算結果に対して複数の閾値を設けておき、この閾値と演算結果の大小関係を比較して、段階的に変化させる。
顔検出回路55は、ポートレート撮影モード下で、画像データ内の人物の顔を検出する。この顔検出回路55は、例えば、画像データで表される各画素の階調色から、画像の肌色部分を抽出し、この肌色部分の面積が予め設定された閾値以上であった場合に、その肌色部分を人物の顔として検出する。あるいは、周知のパターン認識技術を用いて、目や口などの顔の特定部分を抽出することで、人物の顔を検出する。顔検出回路55は、その検出結果をCPU33および距離演算回路56に送信する。
距離演算回路56は、顔検出回路55の検出結果、および撮像レンズ10の焦点距離に基づいて、顔までの距離を演算する。具体的には、例えば、特開2003−75717号公報に記載されているように、撮像レンズ10の焦点距離毎に、顔検出回路55で検出した肌色部分の面積に対する顔までの距離を、EEPROM50にデータテーブルとして予め記憶しておき、このデータテーブルを参照して顔までの距離を求める。距離演算回路56は、その演算結果をCPU33およびストロボ制御回路54に送信する。
CPU33は、距離演算回路56の演算結果を元に、モータドライバ34を介してレンズモータ30を駆動させ、十字キー21で選択された顔に焦点が合うように、撮像レンズ10の焦点調整を行う。顔検出回路55で人物の顔が検出されなかった場合、CPU33は、通常の撮影モード時と同様に、撮影画角の中央部に焦点が合うように焦点調整を行う。
図4に示すように、LCDドライバ44は、レリーズボタン12の半押しに伴って、撮像レンズ10の焦点を合わせた顔60aを、他の部分と区別するように枠61で囲んでLCD17に表示させる。この枠61は、前述のように、操作部18の十字キー21を操作することで、顔検出回路55で検出された他の人物の顔60bや60cに移行させることができる。
LCDドライバ44は、枠61の移行を人物の距離の近い順に行うようにLCD17の表示を制御する。つまり、図4を例にとって説明すると、まず、距離の最も近い(顔の面積が最も大きい)人物の顔60bに枠61を表示させ、十字キー21の操作に応じて、中間の距離の人物の顔60a、最後に距離の最も遠い(顔の面積が最も小さい)人物の顔60cの順に枠61を表示させる。なお、枠61の表示位置は、顔検出回路55で人物の顔を検出した際に、撮影画角に対する顔の検出部分の座標を取得しておき、これを元に決定する。
次に、上記構成を有するデジタルカメラ2の動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。まず、デジタルカメラ2で被写体の撮影を行う際には、電源スイッチ13を操作してデジタルカメラ2の電源を投入し、モードダイヤル14を操作して静止画撮影モード、あるいは動画撮影モードを選択する。
撮影モード下において、撮像レンズ10、絞り31を介して入射した被写体光は、CCD36により光電変換され、CDS38でサンプリングされる。CDS38から出力された画像データは、AMP39で増幅され、A/D40でデジタルの画像データに変換される。
デジタル変換された画像データは、画像信号処理回路45で各種画像処理が施された後、画像入力コントローラ41を介してSDRAM43に順次格納され、LCD17にスルー画像として表示される。この状態でレリーズボタン12が半押しされると、AE/AWB検出回路51、AF検出回路52により露出量、ホワイトバランス、焦点が検出され、この検出結果に基づいて撮影準備処理が施される。
撮影準備処理後、レリーズボタン12の全押しにより撮影が実行されると、静止画撮影モード下では、そのときSDRAM43に格納されている画像データがYC変換処理回路46に読み出され、輝度信号Yと色差信号Cr、Cbとに変換された後、圧縮伸長処理回路47で圧縮処理が施され、メディアコントローラ48を経由してメモリカード49に記録される。
一方、動画撮影モード下では、レリーズボタン12が再度全押しされるまで、一定のフレームレート(例えば30フレーム/秒)で画像データが記録される。また、これと同時にマイクロホンを介して周囲の音声が収録される。マイクロホンで収録された音声は、画像データと関連付けられてメモリカード49に記録される。
図5において、操作部18が操作されてポートレート撮影モードが選択されると、レリーズボタン12の半押しに伴って、そのときSDRAM43に格納されていた画像データがデータロックされ、顔検出回路55でこの画像データ内の人物の顔が検出される。顔検出回路55の検出結果は、CPU33および距離演算回路56に送信される。
距離演算回路56では、顔検出回路55で検出した顔の面積に対する顔までの距離を撮像レンズ10の焦点距離毎にテーブル化したデータテーブルがEEPROM50から読み出され、このデータテーブルが参照されて顔までの距離が求められる。距離演算回路56の演算結果は、CPU33およびストロボ制御回路54に送信される。
次いで、CPU33により、距離演算回路56の演算結果を元に、モータドライバ34を介してレンズモータ30が駆動され、顔検出回路55で検出された顔のうち、距離が最も近い顔に焦点が合うように、撮像レンズ10の焦点調整が行われる。
焦点調整後、LCD17には、LCDドライバ44の制御の下に、CPU33により焦点が合わされた顔を囲むように枠61が表示される。枠61で囲まれた顔が所望の人物の顔でなかった場合は、十字キー21が操作されて、所望の顔に枠61が移行される。このとき、LCDドライバ44により、枠61が顔までの距離の近い順に移行される。
枠61が移行されると、それまでSDRAM43でデータロックされていた画像データは破棄され、再びCCD36による画像データの取り込みが行われる。そして、CPU33により、枠61が移行された顔に焦点が合うように、撮像レンズ10の焦点調整が再び行われ、焦点調整が終了した時点でSDRAM43に格納されていた画像データがデータロックされる。
一方、顔検出回路55で人物の顔が検出されなかった場合は、CPU33により、通常の撮影モード時と同様に、撮影画角の中央部に焦点が合うように焦点調整が行われる。
LCD17に枠61が表示され、CPU33による撮像レンズ10の焦点調整が終了した状態でレリーズボタン12が全押しされると、通常の撮影モード時と同様に、最終的にSDRAM43に格納されていた画像データがYC変換、圧縮処理を施されて、メモリカード49に記録される。なお、レリーズボタン12の半押し後、所定時間経過後もレリーズボタン12が全押しされなかった場合、所定時間が経過するまでは、LCD17に枠61が表示され、所定時間経過後は、SDRAM43でデータロックされていた画像データが破棄され、LCD17に再びスルー画像が表示される。
ここで、レリーズボタン12が全押しされたときに、ストロボ装置53によるストロボ撮影が設定されていた場合は、ストロボ制御回路54により、顔までの距離が近い場合は発光量を少なくするように、逆に顔までの距離が遠い場合は多くするように、ストロボ光の発光量が制御される。
以上説明したように、顔検出回路55で画像データ内の人物の顔を検出し、距離演算回路56で顔までの距離を演算して、ポートレート撮影モード下で、距離演算回路56の演算結果を元に、顔検出回路55で検出された顔に焦点が合うように焦点調整を行うとともに、焦点を合わせた顔を枠61で囲んで他の部分と区別してLCD17に表示させるので、操作に不慣れな初心者でも、人物の顔が撮影画角の中央部に位置するようにフレーミングを行い、レリーズボタンを半押しして一度焦点調整を行った後、所望の撮影画角となるように再度フレーミングを行うといった煩わしい作業をすることなく、人物の顔に簡単に焦点を合わせることができる。
さらに、距離演算回路56の演算結果に応じて、ストロボ光の発光量を制御するので、人物が近い場合に発光量が多すぎて白飛びすることがなく、人物が遠い場合に発光量が少なすぎて黒飛びすることもない。
なお、上記実施形態では、焦点を合わせた顔のみを枠61で囲んでLCD17に表示しているが、顔検出回路55で検出された顔全てを枠で囲み、焦点を合わせた顔を囲む枠を他の枠よりも太枠にするなどして表示してもよい。また、枠61で囲む代わりに、焦点を合わせた顔に色を付けたり、矢印などの特定のマークを用いてもよい。
また、上記実施形態では、レリーズボタン12の半押しを契機として枠61を表示しているが、レリーズボタン12とは別に、枠61を表示するための専用の操作ボタンを設けてもよい。さらに、撮像装置として、デジタルカメラ2を例示して説明したが、本発明はこれに限定されず、他の撮像装置、例えば、カメラ付き携帯電話などにも適用することができる。
本発明を適用したデジタルカメラの正面外観斜視図である。 デジタルカメラの背面外観図である。 デジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。 ポートレート撮影モード下におけるLCDの表示状態を示す説明図である。 ポートレート撮影モード下におけるデジタルカメラの処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
2 デジタルカメラ
10 撮像レンズ
12 レリーズボタン
17 液晶表示器(LCD)
18 操作部
21 十字キー
30 レンズモータ
33 CPU
34 モータドライバ
36 CCD
44 LCDドライバ
49 メモリカード
53 ストロボ装置
54 ストロボ制御回路
55 顔検出回路
56 距離演算回路
61 枠

Claims (5)

  1. 撮像レンズを透過した被写体像を撮像して画像データを出力する撮像手段と、前記撮像レンズの焦点調整を自動で行う自動焦点調整手段と、画像を表示する画像表示手段と、画像表示手段による前記画像の表示を制御する表示制御手段とを備え、
    主要被写体に焦点を合わせて撮影するポートレート撮影モードが選択可能な撮像装置において、
    前記画像データ内の人物の顔を検出する顔検出手段と、顔までの距離を演算する距離演算手段とを設け、
    前記ポートレート撮影モード下で、前記自動焦点調整手段は、前記距離演算手段の演算結果を元に、前記顔検出手段で検出された顔に焦点が合うように前記焦点調整を行うとともに、
    前記表示制御手段は、少なくとも前記自動焦点調整手段で焦点を合わせた顔を、他の部分と区別するように表示させることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記顔検出手段で複数の顔を検出した場合、前記自動焦点調整手段で焦点を合わせる顔を選択させる操作手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記操作手段で選択される顔が距離の近い順に移行するように表示させることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記顔検出手段で顔が検出されなかった場合、前記自動焦点調整手段は、撮影画角の中央部に焦点が合うように前記焦点調整を行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 被写体にストロボ光を照射するストロボ照射手段と、前記ストロボ光の発光量を制御するストロボ制御手段とを備え、
    前記ポートレート撮影モード下で、前記ストロボ制御手段は、前記距離演算手段の演算結果から、顔までの距離が近い場合は前記発光量を少なくし、遠い場合は多くするように前記制御を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の撮像装置。
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