JP2006143695A6 - ゲランガム又はその誘導体、固定ポリマー、1価の塩及びアルコールを含む化粧組成物、該組成物の使用方法及びその使用 - Google Patents

ゲランガム又はその誘導体、固定ポリマー、1価の塩及びアルコールを含む化粧組成物、該組成物の使用方法及びその使用 Download PDF

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Abstract

【課題】化粧特性が改良された水性アルコール性のヘアスタイルの形成及び/又は保持のための毛髪化粧組成物を提供すること。
【解決手段】本発明は、化粧品として受容可能な媒体中に、少なくとも一つのゲランガム又はその誘導体、少なくとも一つの固定ポリマー、少なくとも一つの1価の塩及び少なくとも一つのアルコールを含む液状水性化粧組成物に関し、さらに、本発明に従う化粧組成物を使用してヘアスタイルを形成しかつ保持する方法に関し、また、ヘアケア組成物、ヘアコンディショニング組成物、特に毛髪に柔軟性を付与する組成物、又は毛髪メーキャップ組成物に関する。
【選択図】なし

Description

本特許出願は、化粧品として受容可能な媒体中に、少なくとも一つのゲランガム又はその誘導体、固定ポリマー、1価の塩及びアルコールを含む液状の水性化粧組成物に関する。本特許出願はさらに、本化粧組成物を使用するヘアスタイルの形成又は保持方法、及び本組成物の使用に関する。
化粧品市場で最も広く利用されているヘアスタイルの形成及び/又は保持のための化粧組成物は、通常アルコール性溶液である溶液及び固定成分として知られ、一般にポリマー樹脂である一又は複数の成分から本質的に成るスプレー組成物であり、該成分の作用は毛髪の間に結合を形成することである。これらの固定成分は種々の化粧品添加物との混合物として配合される場合が多い。
これらの化粧組成物は一般にポンプディスペンサーボトルにパッケージされるか、又はプロペラントを使用する加圧下に置かれた適切なエアゾール容器にパッケージされ、すなわちエアゾールシステムは第1に液相(又は流体)を、第2にプロペラントを含む。
毛髪に適用する場合、固定化合物及び適切な溶媒を含む液相を毛髪に適用すると、乾燥して、固定成分によって毛髪の固定に必要な結合の形成が可能となる。結合は毛髪を保持するのに十分固くなければならないが、使用者が毛髪をくしですき又はブラシをかけることによって、頭皮を傷つけ又は毛髪を損傷することなく該結合部を破壊できる程度にもろくなければならない。
固定剤として一般に使用される標準的なアルコール性媒体中のフィルム形成性樹脂は、劣った化粧特性をスタイリング組成物に付与するという欠点を有し;特にフィルム形成性樹脂をベースとする組成物を使用して得られた感触は満足すべきものではない。
これらの組成物の感触を改良するために、先行技術ではシリコーンを添加することが多く行われてきたが、水性アルコール性組成物の場合にはこの解決策によって改良することはできなかった。
驚くべきことに、また有利なことに、ゲランガム又はその誘導体、固定ポリマー、1価の塩及びアルコールを組み合わせることによって、これらの組成物の化粧特性の改良が可能であることを本出願人は見出した。
本発明に従う組成物によって、毛髪の良好な固定及び良好な保持が可能となり、すなわち、1日中、さらには数日間持続するスタイリング作用が可能となり、該作用は良好な耐水性を示しかつシャンプーによって除去するのが容易である。
これらの組成物によってさらに、毛髪に良好な化粧特性を付与することが可能となり、特に感触(柔軟な感触)及びくし通りの良さを付与することが可能となる。
さらに本発明に従う組み合わせによって、フレークのような固形粒子の懸濁を完全なものにすることが可能となり、この組み合わせのチキソトロピー性によってスプレー又はエアゾールを使用してスタイリング化粧組成物を適用した場合に該組成物の回復を完全なものにすることができる。
従って、本発明の主題は、化粧品として受容可能な媒体中に、少なくとも一つのゲランガム又はその誘導体、少なくとも一つの固定ポリマー、少なくとも一つの1価の塩及び少なくとも一つのアルコールを含む液状水性化粧組成物である。
好ましくは、本発明に従う化粧組成物は毛髪化粧組成物であり、好ましくは毛髪スタイリング化粧組成物である。
本発明の他の主題はヘアスタイルの形成又は保持方法より成り、該方法では本発明に従う化粧組成物を使用する。
本発明の第3の主題は、本化粧組成物の、毛髪を固定しかつ保持するためのスタイリング組成物、ヘアケア組成物、毛髪コンディショニング組成物、特に毛髪に柔軟性を付与するための組成物、又は毛髪メーキャップ組成物としての使用に関する。
従って、本特許出願は、本発明に従う化粧組成物の、毛髪を固定し、毛髪を保持し、かつ毛髪に化粧特性を付与するための使用に関する。
本発明に従う化粧組成物はスプレー、ムース又はジェルの形態にあることができる。
本発明の他の主題、特徴、観点及び利点は、以下の説明及び例を読むことによってより明確となろう。
いずれの理論にも拘束されるものではないが、本特許出願に従う化粧組成物はジェルこの形態にあることができ、すなわち、分子の三次元のネットワークであってその網の中に大量の溶媒を保持するものであることができる。このようなネットワークの形成はそのゲル化を構成する。
本特許出願に従う化粧組成物はムースの形態にあることもできる。
本特許出願の目的のために、“スタイリング化粧組成物”という用語はヘアスタイルを形成し又は保持する組成物を意味する。
本特許出願に従うと、“液状組成物”という用語は、水の粘度と5Pa.s(50ポイズ)の間、好ましくは水の粘度と2Pa.s(20ポイズ)の間に該組成物の粘度があることを意味する。
本特許出願に従うと、“水性組成物”という用語は、本発明に従う組成物で使用する化粧品として受容可能な媒体が水性アルコール性媒体又は少なくとも一つの追加の有機溶媒を含んでもよいアルコール性媒体であることを意味する。
本発明に従う組成物で使用するアルコールは、C1〜C4低級アルコール、例えばエタノール、イソプロパノール、t−ブタノール又はn−ブタノールから選択するモノヒドロキシル化したアルカノールであり、使用するのが好ましいアルコールはエタノールである。
本発明に従う組成物におけるアルコールの濃度は、組成物の全質量に対して0.1質量%〜99質量%、好ましくは0.5質量%〜95質量%、より好ましくは1質量%〜80質量%である。
本発明に従う組成物で使用することができる追加の有機溶媒として、ポリオール、例えばプロピレングリコール、ポリオールエーテル及びこれらの混合物が考えられる。
本発明に従う組成物における追加の有機溶媒の濃度は、組成物の全質量に対して0〜30質量%、好ましくは0〜20質量%である。
ゲランガムは、Shingomonas elodea、より一般的にはPseudomonas elodeaとして知られているものの好気性培養によって生産される多糖類である。この直鎖の多糖類は以下の単糖類の配列から成る:D−グルコース、D−グルクロン酸及びL−ラムノース。自然の状態では、ゲランガムは高度にアシル化されている。
本発明に従う組成物で使用することが好ましいゲランガムは少なくとも部分的に脱アシル化されているゲランガムである。この少なくとも部分的に脱アシル化されているゲランガムは、高温でのアルカリ処理によって得られる。
KOH又はNaOH溶液を例えば使用する。
ケルコ(Kelco)社により“Kelcogel(登録商標)”の商品名で市販されている精製したゲランガムが、本発明に従う組成物を製造するのに好適である。
ゲランガム誘導体は、標準的な化学反応、例えば特にエステル化又は有機若しくは無機酸の塩の付加を行うことによって得られる全ての生成物である。
使用することができるゲランガム誘導体の例はウエランガムである。ウエランガムはアルカリゲネス菌株ATCC 31 555を使用する発酵によって変性したゲランガムである。ウエランガムは、D−グルコース、D−グルクロン酸及びL−ラムノース単位から成る主鎖から形成した繰り返し五単糖構造を有し、該主鎖に側鎖のL−ラムノース又はL−マンノース単位をグラフトしたものを有する。
ケルコ(Kelco)社により“Kelco Crete(登録商標)”の商品名で市販されているウエランガムが、本発明に従う組成物の製造に適している。
本発明に従う組成物で使用するゲランガム又はその誘導体の濃度は、組成物の全質量に対して0.005質量%〜10質量%、好ましくは0.01質量%〜5質量%、より好ましくは0.02質量%〜3質量%である。
本発明に従う組成物で使用することができる1価の塩は、1価のカチオンの塩、例えばアルカリ金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩、又はこれらの混合物である。アルカリ金属の1価カチオンは以下のカチオンである:Li+、Na+、K+、Rb+、Cs+、Fr+。Na+は本発明に従う組成物で使用するのが好ましい。
対イオンは無機又は有機アニオンであり、Cl-が好ましい。
使用する塩は好ましくはNaClである。
本発明に従う組成物で使用する一又は複数の1価の塩の濃度は組成物の全質量に対して、0.01質量%〜10質量%、好ましくは0.05質量%〜5質量%である。
有利には、1価の塩/ゲランガム又は誘導体の比率は1%〜50%、好ましくは2%〜30%である。
この分野で使用される全てのアニオン性、カチオン性、両性又はノニオン性固定ポリマー及びこれらの混合物を、本特許出願に従う組成物で使用することができるが、増粘性のみを有するポリマー、例えばCarbopol又はCarbomer製品は除かれる。
固定ポリマーは化粧品として受容可能な媒体に可溶性であることができ、又はこの媒体に不溶性であってもよく、この場合、固形又は液状ポリマー粒子を分散物の形態で使用する(ラテックス又はシュードラテックス)。
一般に使用されるアニオン性固定ポリマーは、カルボン酸、スルホン酸又はリン酸から誘導する基を含み、かつ数平均分子量が約500〜5,000,000であるポリマーである。
カルボキシル基は不飽和モノカルボン酸又はジカルボン酸モノマー、例えば以下の式に対応するものによって提供される:
Figure 2006143695
式中、nは0〜10の整数であり、A1はメチレン基を意味し、これは不飽和基の炭素原子に任意に結合し、又はnが1より大きい場合には酸素若しくは硫黄のようなヘテロ原子を介して隣接するメチレン基に任意に結合し、R7は水素原子又はフェニル基又はベンジル基を意味し、R8は水素原子又は低級アルキル基又はカルボキシル基を意味し、R9は水素原子、低級アルキル基又は−CH2−COOH、フェニル基又はベンジル基を意味する。
上記の式において、低級アルキル基は好ましくは1〜4の炭素原子を有する基、特にメチル及びエチルを意味する。
本発明に従う好ましい、カルボキシル基を含むアニオン性固定ポリマーは以下のものである:
A)アクリル酸又はメタクリル酸ホモ−又はコポリマー、又はこれらの塩、特にアライド コロイド(Allied Colloid)社によりVersicol(登録商標)E又はKの名称で市販されている製品、及びBASF社によるUltrahold(登録商標)、ハーキュリーズ(Hercules)社によりReten 421、423又は425の名称でナトリウム塩の形態で市販されているアクリル酸とアクリルアミドのコポリマー、ポリヒドロキシカルボン酸のナトリウム塩。
B)アクリル酸又はメタクリル酸とモノエチレン系モノマー、例えばエチレン、スチレン、ビニルエステル、アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルとのコポリマーであって、モノマーはポリエチレングリコールのようなポリアルキレングリコールにグラフトしていてもよく、架橋していてもよい。これらのポリマーは特にフランス特許1 222 944及びドイツ特許出願2 330 956に記載されており、この型のコポリマーは、ルクセンブルク特許出願75370及び75371に記載されているように、N−アルキル化した及び/又はヒドロキシアルキル化したアクリルアミド単位をその鎖中に含んでもよく、アメリカン シアナミド(American Cyanamid)社によりQuadramerの名称で市販されている。また、アクリル酸とC1〜C4アルキルメタクリレートのコポリマー及びビニルピロリドン、アクリル酸及びC1〜C20アルキル、例えばラウリルのメタクリレートのターポリマー、例えばISP社によってAcrylidone(登録商標)LMの名称で市販されている製品、及びメタクリル酸/エチルアクリレート/t−ブチルアクリレートターポリマー、例えばBASF社によりLuvimer(登録商標)100 Pの名称で市販されている製品も挙げることができる。
水性懸濁物としてのメタクリル酸/アクリル酸/エチルアクリレート/メチルメタクリレートコポリマーも挙げることができ、これはアメリコール(Amerchol)社によりAmerhold(登録商標)DR 25の名称で市販されている。
C)クロトン酸コポリマー、例えば鎖中にビニルアセテート又はプロピオネート単位を含み、任意に以下の他のモノマーを含むもの:例えばアリルエステル又はメタアリルエステル、長い炭化水素鎖、例えば少なくとも5個の炭素原子を含むものを有する直鎖又は分岐した飽和カルボン酸のビニルエーテル又はビニルエステル、これらのポリマーはグラフト化していても又は架橋していてもよく、又は他のα−若しくはβ−環状カルボン酸のビニル、アリル若しくはメタアリルエステルモノマー。これらのポリマーは特にフランス特許1 222 944、1 580 545、2 265 782、2 265 781、1 564 110及び2 439 798に記載されている。この群に含まれる市販製品はナショナルスターチ(National Starch)社が市販する樹脂28−29−30、26−13−14及び28−13−10である。
D)以下から選択するC4〜C8モノ不飽和カルボン酸又は無水物から誘導するコポリマー:
− 以下を含むコポリマー:(i)一又は複数のマレイン酸、フマル酸又はイタコン酸又は無水物及び(ii)ビニルエステル、ビニルエーテル、ビニルハライド、フェニルビニル誘導体、アクリル酸及びそのエステルから選択する少なくとも一つのモノマー、これらのコポリマーの無水物官能基はモノエステル化又はモノアミデート化されていてもよい。これらのポリマーは特に米国特許第2,047,398号、第2,723,248号及び2,102,113号及び英国特許GB839 805に記載され、特にISP社によりGantrez(登録商標)AN又はESの名称で市販されている。
− 以下を含むコポリマー:(i)一又は複数のマレイン酸、シトラコン酸又はイタコン酸無水物単位、及び(ii)アリルエステル若しくはメタアリルエステルから選択する一又は複数のモノマー、これらは任意に一又は複数のアクリルアミド、メタクリルアミド、α−オレフィン、アクリルエステル又はメタクリルエステル、アクリル酸又はメタクリル酸又はビニルピロリドン基を鎖中に含み、これらのコポリマーの無水物官能基はモノエステル化又はモノアミデート化されていてもよい。
これらのポリマーは例えば本出願人のフランス特許FR2 350 384及びFR2 357 241に記載されている。
E)カルボキシレート基を含むポリアクリルアミド。
スルホン基を含むホモポリマー及びコポリマーはビニルスルホン、スチレンスルホン、ナフタレンスルホン又はアクリルアミドアルキルスルホン単位を含むポリマーである。
これらのポリマーを特に以下から選択することができる:
− 分子量が約1000〜100,000であるポリビニルスルホン酸塩、不飽和コモノマー、例えばアクリル酸若しくはメタクリル酸及びこれらのエステル、アクリルアミド若しくはその誘導体、ビニルエーテル及びビニルピロリドンを有するコポリマー;
− ポリスチレンスルホン酸塩、例えばナトリウム塩、これらはナショナルスターチ(National Starch)によりFlexan(登録商標)500及びFlexan(登録商標)130の名称で市販されている。これらの化合物は特許FR2 198 719に記載されている;
− ポリアクリルアミドスルホン酸塩、例えば米国特許第4,128,631号に記載されているもの、特にヘンケル(Henkel)によりCosmedia Polymer HSP 1180の名称で市販されているポリアクリルアミドエチルプロパンスルホン酸。
本発明に従って使用することができる他のアニオン性の固定ポリマーとして、分岐したブロックアニオン性ポリマーを挙げることができ、これはノヴェン(Noveon)社によりFixate G-100の名称で市販されている。
本発明に従うと、アニオン性の固定ポリマーを好ましくは以下から選択する:アクリル酸コポリマー、例えばアクリル酸/エチルアクリレート/N−t−ブチルアクリルアミドターポリマー、これはBASF社によりUltrahold(登録商標)Strongの名称で特に市販されている、クロトン酸から誘導したコポリマー、例えばビニルアセテート/ビニルt−ブチルベンゾエート/クロトン酸ターポリマー及びクロトン酸/ビニルアセテート/ビニルネオドデカノエートターポリマー、これはナショナル スターチ(National Starch)社により樹脂28−29−30の名称で市販されている、マレイン酸、フマル酸又はイタコン酸又は無水物とビニルエステル、ビニルエーテル、ビニルハライド、フェニルビニル誘導体及びアクリル酸とそのエステルとから誘導したポリマー、例えばメチルビニルエーテル/モノエステル化マレイン酸無水物コポリマー、これはISP社によりGantrez(登録商標)の名称で市販されている、メタクリル酸とメチルメタクリレートのコポリマー、これはローム ファルマ(Rohm Pharma)社によりEudragit(登録商標)Lの名称で市販されている、メタクリル酸とエチルアクリレートのコポリマー、これはBASF社によりLuvimer(登録商標)MAEX又はMAEの名称で市販されている、ビニルアセテート/クロトン酸コポリマー、これはBASF社によりLuviset CA 66の名称で市販されている、ポリエチレングリコールでグラフトしたビニルアセテート/クロトン酸コポリマー、これはBASF社によりAristoflex(登録商標)Aの名称で市販されている、及びノヴェン(Noveon)社によりFixate G-100の名称で市販されているポリマー。
上記のアニオン性固定ポリマーのうち、以下を使用することが本発明の趣旨に沿って特に好ましい:ISP社によりGantrez(登録商標)ES 425の名称で市販されているメチルビニルエーテル/モノエステル化マレイン酸無水物コポリマー、BASF社によりUltrahold(登録商標)Strongの名称で市販されているアクリル酸/エチルアクリレート/N−t−ブチルアクリルアミドターポリマー、ローム ファルマ(Rohm Pharma)社によりEudragit(登録商標)Lの名称で市販されているメタクリル酸とメチルメタクリレートのコポリマー、ナショナル スターチ(National Starch)社により樹脂28−29−30の名称で市販されているビニルアセテート/ビニルt−ブチルベンゾエート/クロトン酸ターポリマー及びクロトン酸/ビニルアセテート/ビニルネオドデカノエートターポリマー、BASF社によりLuvimer(登録商標)MAEX又はMAEの名称で市販されているメタクリル酸とエチルアクリレートのコポリマー、ISP社によってAcrylidone(登録商標)LMの名称で市販されているビニルピロリドン/アクリル酸/ラウリルメタクリレートターポリマー、及びノヴェン(Noveon)社によりFixate G-100の名称で市販されているポリマー。
本発明に従って使用することができるカチオン性の固定フィルム形成性ポリマーを好ましくは以下から選択する:ポリマー鎖の部分を形成する第1、第2、第3及び/又は4級アミン基を含み、又は該鎖に直接結合するこれらのアミン基を含むポリマーであって、分子量が500〜約5,000,000、好ましくは1000〜3,000,000であるポリマー。
これらのポリマーのうち、特に以下のカチオン性ポリマーを挙げることができる:
(1)アミン官能基を有するアクリル酸又はメタクリル酸エステル又はアミドから誘導するホモポリマー又はコポリマーであって、以下の式の単位を少なくとも一つ含むもの:
Figure 2006143695
式中:
3は水素原子又は基CH3を意味し;
Aは1〜6の炭素原子を含む直鎖又は分岐したアルキル基、又は1〜4の炭素原子を含むヒドロキシアルキル基であり;
4、R5及びR6は、同一又は異なってもよく、1〜18の炭素原子を有するアルキル基又はベンジル基を表し;
1及びR2は、同一又は異なってもよく、それぞれ水素原子又は1〜6の炭素原子を有するアルキル基を表し;
Xはメトスルフェートアニオン又はハライド、例えばクロリド又はブロミドを意味する。
群(1)のコポリマーはさらに以下の基から選択する一又は複数のコモノマー単位を含む:アクリルアミド、メタクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、低級(C1-4)アルキル基で窒素原子を置換したアクリルアミド及びメタクリルアミド、アクリル酸、メタクリル酸又はこれらのエステルから誘導した基、ビニルラクタム、例えばビニルピロリドン又はビニルカプロラクタム、及びビニルエステル。
従って、群(1)のコポリマーのうち以下を挙げることができる:
− ジメチルスルフェート又はジメチルはライドで4級化したジメチルアミノエチルメタクリレートとアクリルアミドとのコポリマー、例えばハーキュリーズ(Hercules)社によりHercofloc(登録商標)の名称で市販されているもの、
− アクリルアミドとメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドとのコポリマー、これは例えば特許出願EP−A−080 976に記載され、チバ ガイギー(Ciba Geigy)社によりBina Quat P 100の名称で市販されている、
− アクリルアミドとメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムメトスルフェートとのコポリマー、例えばハーキュリーズ(Hercules)社によりRetenの名称で市販されている製品、
− 4級化したか又は4級化していないビニルピロリドン/ジアルキルアミノアルキルアクリレート又はメタクリレートコポリマー、例えばISP社により“Gafquat(登録商標)”の名称で市販されているもの、例えば“Gafquat(登録商標)734”又は“Gafquat(登録商標)755”、又は“Copolymer(登録商標)845、958及び937”として知られている製品。これらのポリマーはフランス特許2 077 143及び2 393 573に詳細に記載されている、
− ビニルピロリドン単位を含む脂肪鎖ポリマー、例えばISP社によりStyleze W20及びStyleze W10の名称で市販されている製品、
− ジメチルアミノエチルメタクリレート/ビニルカプロラクタム/ビニルピロリドンターポリマー、例えばISP社によりGaffix(登録商標)VC 713の名称で市販されている製品、
− 4級化したビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミドコポリマー、例えばISP社により“Gafquat(登録商標)HS 100”の名称で市販されている製品、
(2)好ましくは4級アンモニウムを含むカチオン性の多糖類、例えば米国特許第3,589,578号及び4,031,307号に記載されているもの、例えばトリアルキルアンモニウムカチオン性基を含むグアガム。これらの製品はメイホール(Meyhall)社によりJaguar C13S、Jaguar C15及びJaguar C17の商品名で特に市販されている;
(3)ビニルピロリドンとビニルイミダゾールとの4級コポリマー;
(4)キトサン又はこれらの塩;使用することができる塩は特にキトサンアセテート、ラクテート、グルタメート、グルコネート又はピロリドンカルボキシレートである。
これらの化合物のうち、脱アシル化の程度が90.5質量%であるキトサンを挙げることができ、これはアーバー テクノロジー(Aber Technologies)社によりKytan Brut Standardの名称で市販されており、またキトサンピロリドンカルボキシレートを挙げることができ、これはアメリコール(Amerchol)社によりKytamer(登録商標)PCの名称で市販されている。
(5)カチオン性セルロース誘導体、例えばセルロースのコポリマー及び4級アンモニウムを含む水溶性モノマーでグラフトしたセルロース誘導体のコポリマーであって、特に米国特許第4,131,576号に記載されているもの、例えばヒドロキシアルキルセルロース、例えばヒドロキシメチル−、ヒドロキシエチル−又はヒドロキシプロピルセルロースであって特にメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム又はジメチルジアリルアンモニウム塩でグラフトされたもの。
この定義に相当する市販製品は、特にナショナル スターチ(National Starch)社により“Celquat L 200”及び“Celquat H 100”の名称で市販されている製品である。
本発明に従って使用することができる両性固定ポリマーを以下から選択することができる:ポリマー鎖中に不規則に分散された単位B及び単位Cを含むポリマー、ここでBは少なくとも一つの塩基性窒素原子を含むモノマーから誘導された単位を意味し、かつCは一又は複数のカルボキシル基又はスルホン基を含む酸モノマーから誘導された単位を意味し、又はB及びCはカルボキシベタイン又はスルホベタイン双性イオン性モノマーから誘導する基を意味することができる。
B及びCはさらに、第1、第2、第3又は4級アミン基を含むカチオン性ポリマー鎖を意味することができ、この場合少なくとも一つのアミン基は炭化水素基を介して結合したカルボキシル基又はスルホン基を有し、又はB及びCはα,β−ジカルボキシルエチレン単位を含むポリマー鎖の一部を形成し、この場合カルボキシル基の一つが一又は複数の第1又は第2アミン基を含むポリアミンと反応するようになっている。
先の定義に対応する両性固定ポリマーのうちより好ましいものを以下のポリマーから選択する:
(1)酸性ビニル単位及び塩基性ビニル単位を有するコポリマー、例えばカルボキシル基を有するビニル化合物、例えば特にアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、α−クロロアクリル酸から誘導したモノマーと、少なくとも一つの塩基性原子を含む置換ビニル化合物、例えば特にジアルキルアミノアルキルメタクリレート及びアクリレート、ジアルキルアミノアルキルメタクリルアミド及び−アクリルアミドから誘導した塩基性モノマーとの共重合によって得られるもの。これらの化合物は米国特許第3,836,537号に記載されている。
(2)以下から誘導する単位を含むポリマー:
a)窒素原子をアルキル基で置換したアクリルアミド及びメタクリルアミドから選択する少なくとも一つのモノマー、
b)一又は複数の反応性カルボキシル基を含む少なくとも一つの酸性コモノマー、及び
c)少なくとも一つの塩基性コモノマー、例えば第1、第2、第3及び4級アミン置換基を含むアクリル酸及びメタクリル酸のエステル並びにジメチルアミノエチルメタクリレートのジメチルスルフェート又はジエチルスルフェートによる4級化生成物。
N−置換アクリルアミド又はメタクリルアミドのうち本発明に従うより好ましいのは以下のものである:アルキル基が2〜12の炭素原子を含む化合物、特にN−エチルアクリルアミド、N−t−ブチルアクリルアミド、N−t−オクチルアクリルアミド、N−オクチルアクリルアミド、N−デシルアクリルアミド、N−ドデシルアクリルアミド及び対応するメタクリルアミド。
酸性コモノマーを特にアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸及びフマル酸並びにマレイン酸若しくはフマル酸又は無水物の1〜4の炭素原子を有するアルキルモノエステルから選択する。
好ましい塩基性コモノマーは、アミノエチル、ブチルアミノエチル、N,N'−ジメチルアミノエチル及びN−t−ブチルアミノエチルメタクリレートである。
CTFA(4版、1991年)名がオクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマーであるコポリマー、例えばナショナルスターチ(National Starch)社によりAmphomer(登録商標)又はLovocryl(登録商標)47の名称で市販されている製品を特に使用する。
(3)以下の一般式のポリアミノアミドから部分的に又は全体として誘導した架橋しかつアシル化したポリアミノアミド:
Figure 2006143695
式中、R10は、飽和ジカルボン酸、エチレン系二重結合を含むモノ−又はジカルボキシル脂肪酸、これらの酸の1〜6の炭素原子を有する低級アルカノールとのエステルから誘導する2価の基、又はこれらのいずれかの酸のビス(第1)又はビス(第2)アミンへの付加から誘導する基を表し、Zはビス(第1)、モノ−又はビス(第2)ポリアルキレン−ポリアミンから誘導する基を意味し、好ましくは以下の基を表す:
a)60〜100モル%の比率の以下の基:
Figure 2006143695
式中、x=2かつp=2又は3、又はx=3かつp=2
この基はジエチレントリアミン、トリエチレンテトラアミン又はジプロピレントリアミンから誘導され;
b)0〜40モル%の比率の上記の基(IV)
式中、x=2かつp=1であり、これはエチレンジアミンから誘導され、又は以下のピペラジンから誘導される基:
Figure 2006143695
c)0〜20モル%の比率の−NH(CH2)6−NH−基、これはヘキサメチレンジアミンから誘導され、
これらのポリアミノアミドは、エピハロヒドリン、ジエポキシド、ジ無水物及びビス−不飽和誘導体から選択する2官能性架橋剤の付加反応によって架橋され、この場合ポリアミノアミドのアミン基当たり0.025〜0.35モルの架橋剤が使用され、かつアクリル酸、クロロ酢酸又はアルカンスルトン又はこれらの塩の作用によってアシル化される。
飽和カルボン酸を好ましくは以下から選択する:6〜10の炭素原子を有する酸、例えばアジピン酸、2,2,4−トリメチルアジピン酸、及び2,4,4−トリメチルアジピン酸、テレフタル酸、エチレン系二重結合を含む酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸及びイタコン酸。
アシル化で使用するアルカンスルトンは好ましくは、プロパンスルトン又はブタンスルトンであり、アシル化剤の塩は好ましくはナトリウム又はカリウム塩である。
(4)以下の式の双性イオン性単位を含むポリマー:
Figure 2006143695
式中、R11は重合可能な不飽和基、例えばアクリレート、メタクリレート、アクリルアミド又はメタクリルアミド基を意味し、y及びzは1〜3の整数を表し、R12及びR13は水素原子、メチル、エチル又はプロピル基を表し、R14及びR15は水素原子又はアルキル基を表し、この場合R14とR15における炭素原子の総数は10を超えない。
これらの単位を含むポリマーはさらに非−双性イオン性モノマーから誘導する単位、例えばジメチル−若しくはジエチルアミノエチルアクリレート若しくはメタクリレート又はアルキルアクリレート若しくはメタクリレート、アクリルアミド若しくはメタクリルアミド又はビニルアセテートを含むことができる。
例として、メチルメタクリレート/メチルジメチルカルボキシメチルアンモニオエチルメタクリレートコポリマー、例えばサンド(Sandoz)社によってDiaformer Z301の名称で市販されている製品を挙げることができる。
(5)以下の式に相当するモノマー単位を含むキトサンから誘導されるポリマー:
Figure 2006143695
単位(D)は0〜30%の比率で、単位(E)は5〜50%の比率で、かつ単位(F)は30%〜90%の比率で存在し、単位(F)においてR16は以下の式を表し、
Figure 2006143695
式中、q=0の場合、R17、R18及びR19は、同一又は異なってもよく、それぞれ水素原子、メチル、ヒドロキシル、アセトキシ又はアミノ残基、モノアルキルアミン残基又はジアルキルアミン残基を表し、これらは一又は複数の窒素原子で中断されていてもよく、かつ/又は一又は複数のアミン、ヒドロキシル、カルボキシル、アルキルチオ又はスルホン基で置換されていてもよく、アルキル基がアミノ残基を有するアルキルチオ残基の場合には、R17、R18及びR19の少なくとも一つが水素原子であり;
又は、q=1の場合、R17、R18及びR19はそれぞれ水素原子を表し、並びにこれらの化合物と塩基又は酸とで形成した塩。
(6)一般式(V)に相当するポリマーであって例えばフランス特許1 400 366に記載されているもの:
Figure 2006143695
式中、R20は水素原子、CH3O、CH3CH2O又はフェニル基を表し、R21は水素原子又は低級アルキル基、例えばメチル又はエチルを意味し、R22は水素原子又はC1-6低級アルキル基、例えばメチル又はエチルを意味し、R23はC1-6低級アルキル基、例えばメチル又はエチル又は以下の式に相当する基を意味し:−R24−N(R22)2、式中R24は−CH2−CH2−、−CH2−CH2−CH2−又は−CH2−CH(CH3)−基を表し、R22は上記の意味を有し、
(7)キトサンのN−カルボキシアルキル化から誘導するポリマー、例えばN−カルボキシメチルキトサン又はN−カルボキシブチルキトサンであって、ジャン デッカー(Jan Dekker)社により“Evalsan”の名称で市販されているもの。
(8)以下から選択する−D−X−D−X−型の両性ポリマー:
a)以下の式の少なくとも一つの単位を含む化合物に対するクロロ酢酸又はクロロ酢酸ナトリウムの作用によって得られたポリマー:
−D−X−D−X−D− (VI)
式中Dは以下の基を意味し、
Figure 2006143695
かつ、Xは符号E又はE'を意味し、E又はE'は同一又は異なってもよく、7までの炭素原子を主鎖中に含む直鎖又は分岐した鎖を有するアルキレン基である2価の基を意味し、アルキレン基は未置換又はヒドロキシル基で置換され、かつ酸素、窒素及び硫黄に加えて1〜3の芳香族及び/又はヘテロ環を含んでもよく;酸素、窒素及び硫黄原子はエーテル、チオエーテル、スルホキシド、スルホン、スルホニウム、アルキルアミン又はアルケニルアミン基、ヒドロキシル、ベンジルアミン、アミンオキシド、4級アンモニウム、アミド、イミド、アルコール、エステル及び/又はウレタン基の形態にある。
b)以下の式のポリマー:
−D−X−D−X− (VI')
式中、Dは以下の基を表し、
Figure 2006143695
Xは符号E又はE'を意味し、少なくとも一度はE'を意味し;Eは上記の意味を有し、E'は主鎖中に7までの炭素原子を有する直鎖又は分岐した鎖を有するアルキレン基である2価の基であり、この基は未置換であるか又は一又は複数のヒドロキシル基で置換されかつ一又は複数の窒素原子を含み、酸素原子で中断されていてもよくかつ一又は複数のカルボキシル基又は一又は複数のヒドロキシル官能基を必ず含むアルキル鎖で窒素原子が置換され、かつクロロ酢酸又はクロロ酢酸ナトリウムとの反応によりベタイン化している。
(9)(C1〜C5)アルキルビニルエーテル/無水マレイン酸コポリマーであって、N,N−ジアルキルアミノアルキルアミン、例えばN,N−ジメチルアミノプロピルアミンによるセミアミド化又はN,N−ジアルキルアミノアルカノールによるセミエステル化によって部分的に変性されているもの。これらのコポリマーはさらに他のビニルコモノマー、例えばビニルラクタムを含むことができる。
上記の両性固定ポリマーのうち、本発明に従って最も好ましいのは以下のものである:群(3)のもの、例えばCTFA名がオクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマーであるコポリマー、例えばナショナル スターチ(National Starch)社によりAmphomer(登録商標)、Amphomer(登録商標)LV 71又はLovocryl(登録商標)47の名称で市販されている製品、及び群(4)のもの、例えばメチルメタアクリレート/メチルジメチルカルボキシメチルアンモニオエチルメタクリレートのコポリマー、例えばサンド(Sandoz)社によってDiaformer(登録商標) Z301の名称で市販されている製品。
本発明に従って使用することができるノニオン性の固定ポリマーを例えば以下から選択する:
− ポリアルキルオキサゾリン;
− 酢酸ビニルホモポリマー;
− 酢酸ビニルコポリマー、例えば酢酸ビニルとアクリル系エステルとのコポリマー;酢酸ビニルとエチレンとのコポリマー;酢酸ビニルとマレイン酸エステル、例えばジブチルマレエートとのコポリマー;
− アクリル系エステルのホモポリマー及びコポリマー、例えばアルキルアクリレートとアルキルメタクリレートとのコポリマー、例えばローム アンド ハース(Rohm & Haas)社によりPrimal(登録商標)AC-261 K及びEudragit(登録商標)NE 30 Dの名称で市販されている製品、BASF社により8845の名称で市販されている製品、又はヘキスト(Hoechst)社によりAppretan(登録商標)N9212の名称で市販されている製品;
− アクリロニトリルと例えばブタジエン及びアルキル(メタ)アクリレートから選択するノニオン性モノマーとのコポリマー;ローム アンド ハース(Rohm & Haas)社によりCJ 0601 Bの名称で市販されている製品を挙げることができる;
− スチレンホモポリマー;
− スチレンコポリマー、例えばスチレンとアルキル(メタ)アクリレートとのコポリマー、例えばヘキスト(Hoechst)社によりMowilith(登録商標)LDM 6911、Mowilith(登録商標)DM 611及びMowilith(登録商標)LDM 6070の名称で市販されている製品、及びローン−プーラン(Rhone-Poulenc)社によりRhodopas(登録商標)SD 215及びRhodopas(登録商標)DS 910の名称で市販されている製品;スチレンとアルキルメタクリレート及びアルキルアクリレートとのコポリマー;スチレンとブタジエンとのコポリマー;又はスチレンとブタジエン及びビニルピリジンとのコポリマー;
− ポリアミド;
− ビニルピロリドンホモポリマー以外のビニルラクタムホモポリマー、例えばBASF社によりLuviskol(登録商標)Plusの名称で市販されているポリビニルカプロラクタム;及び
− ビニルラクタムコポリマー、例えばBASF社によりLuvitec(登録商標)VPC 55K65Wの名称で市販されているポリ(ビニルピロリドン/ビニルラクタム)コポリマー、ポリ(ビニルピロリドン/ビニルアセテート)コポリマー、例えばISP社によりPVPVA(登録商標)S630Lの名称で市販されているもの、BASF社によりLuviskol(登録商標)VA 73、VA 64、VA 55、VA 37及びVA 28の名称で市販されているもの;及びポリ(ビニルピロリドン/ビニルアセテート/ビニルプロピオネート)ターポリマー、例えばBASF社によりLuviskol(登録商標)VAP 343の名称で市販されている製品。
上記ノニオン性ポリマーのアルキル基は好ましくは1〜6の炭素原子を含む。
本発明に従うと、非シリコーン有機鎖から成る部分及びポリシロキサン部分を含むグラフト化シリコーン型の固定ポリマーを使用することもでき、二つの部分のうちの一つはポリマーの主鎖を構成し、他方が該主鎖へグラフト化する。
これらのポリマーは、例えば以下の特許出願に記載されている:EP−A−0 412704、EP−A−0 412 707、EP−A−0 640 105及びWO 95/00578、EP−A−0 582 152及びWO 93/23009及び米国特許第4,693,935号、第4,728,571号及び第4,972,037号。
これらのポリマーは両性、アニオン性又はノニオン性であってもよく、好ましくはアニオン性又はノニオン性である。
これらのポリマーは、例えば以下から形成するモノマー混合物をフリーラジカル重合することによって得ることができるコポリマーである:
a)50〜90質量%のt−ブチルアクリレート;
b)0〜40質量%のアクリル酸;
c)5〜40質量%の以下の式のシリコーンマクロマー:
Figure 2006143695
式中、vは5〜700の数であり;質量百分率はモノマーの合計質量に対して計算する。
グラフト化シリコーンポリマーの他の例は、特にポリジメチルシロキサン(PDMS)であって、それにチオプロピレン型の結合鎖単位を介してポリ(メタ)アクリル酸型及びポリアルキル(メタ)アクリレート型の混合ポリマー単位がグラフトしたもの、及びポリジメチルシロキサン(PDMS)であって、それにチオプロピレン型の結合鎖単位を介してポリイソブチル(メタ)アクリレート型のポリマー単位がグラフトしたものである。
挙げることができる他の型のシリコーン固定ポリマーはBASF社により市販されている製品Luviflex(登録商標)Silkである。
官能化したか又は官能化していないシリコーン又は非−シリコーン、カチオン性、ノニオン性、アニオン性又は両性ポリウレタン又はその混合物も固定ポリマーとして使用することができる。
本発明が特に意図しているポリウレタンは、本出願人が譲受人となっている特許EP 0 751 162、EP 0 637 600、EP 0 648 485及びFR 2 743 297及びBASF社の特許EP 0 656 021及びWO 94/03510及びナショナル スターチ(National Starch)社のEP 0 619 111である。
本発明に特に適しているポリウレタンとして、BASF社によりLuviset Pur(登録商標)及びLuviset (登録商標)Si-Purの名称で市販されている製品を挙げることができる。
本発明に従う組成物で使用する固定ポリマーの濃度は、組成物の全質量に対して0.1質量%〜20質量%、好ましくは0.5質量%〜10質量%である。
本発明に従うスタイリング組成物はさらに以下から選択する少なくとも一つの添加物を含むことができる:可溶性の、分散したか又は微小分散した形態にあるシリコーン、ノニオン性、アニオン性、カチオン性及び両性界面活性剤、ノニオン性、アニオン性、カチオン性及び両性の追加的なポリマーであって本発明に従う組成物で使用する固定ポリマー以外のもの、セラミド及びシュードセラミド、パンテノールを含むビタミン及びプロビタミン、植物油、動物油、鉱油及び合成油、セラミド及びシュードセラミド以外のワックス、シリコーンをベースとする又は非−シリコーンをベースとする水溶性かつ油溶性の日焼け止め剤、固形粒子、例えば着色したか又は着色していない無機及び有機顔料、真珠光沢剤及び不透明化剤、フレーク、活性粒子、染料、封鎖剤、可塑剤、可溶化剤、酸性化剤、塩基性化剤、中和剤、無機及び有機増粘剤、抗酸化剤、ヒドロキシ酸、グリコール、浸透剤、芳香剤及び保存剤。
当業者は添加剤が本発明に従う組成物の性質を害さないように、任意の添加剤及びその量を注意して選択するであろう。
これらの添加物は本発明に従う組成物中に、組成物の全質量に対して0〜20質量%の範囲の量で存在する。
以下の例は本発明を説明するものであり、多少なりとも本発明を制限するものであると考えるべきではない。

ポンプ−ディスペンサーボトル中のスプレーとして配合した組成物を製造する:g/100gで表した種々の成分の含量は以下のとおりである:
Figure 2006143695
BASF製のUltraHold(登録商標)Strongは、アクリル酸/エチルアクリレート/N−t−ブチルアクリルアミドアニオン性固定ポリマーである。

Claims (24)

  1. 化粧品として受容可能な媒体中に、少なくとも一つのゲランガム又はその誘導体、少なくとも一つの固定ポリマー、少なくとも一つの1価の塩及び少なくとも一つのアルコールを含む液状の水性化粧組成物。
  2. ゲランガム誘導体がウエランガムである、請求項1に記載の化粧組成物。
  3. ゲランガム又はその誘導体の濃度が組成物の全質量に対して0.005質量%〜10質量%、好ましくは0.01質量%〜5質量%、より好ましくは0.02質量%〜3質量%である請求項1又は2に記載の化粧組成物。
  4. 固定ポリマーをアニオン性、カチオン性、両性及びノニオン性固定ポリマー又はこれらの混合物から選択する、先の請求項1ないし3の1項に記載の化粧組成物。
  5. カチオン性の固定ポリマーを以下から選択することを特徴とする、請求項4に記載の組成物:アミン官能基を含むアクリル酸又はメタクリル酸エステル又はアミドのホモポリマー又はコポリマー、カチオン性の多糖類、ビニルピロリドンとビニルイミダゾールとの4級コポリマー、及びキトサン。
  6. アニオン性の固定ポリマーを以下から選択することを特徴とする、請求項4に記載の組成物:アクリル酸又はメタクリル酸ホモポリマー又はコポリマー又はこれらの塩、クロトン酸コポリマー、C4〜C8モノ不飽和カルボン酸又は無水物のコポリマー、カルボキシレート基を含むポリアクリルアミド、スルホン基を含むホモポリマー又はコポリマー、アニオン性ポリウレタン及びアニオン性のグラフト化したシリコーンポリマー。
  7. 両性の固定ポリマーを以下から選択することを特徴とする、請求項4に記載の組成物:酸性ビニル単位及び塩基性ビニル単位を含むコポリマー、架橋しかつアシル化したポリアミノアミド、双性イオン性単位を含むポリマー、キトサンを主体とするポリマー、(C1〜C5)アルキルビニルエーテル/無水マレイン酸変性コポリマー、両性ポリウレタン及び両性のグラフト化したシリコーンポリマー。
  8. ノニオン性の固定ポリマーを以下から選択することを特徴とする、請求項4に記載の組成物:ポリアルキルオキサゾリン、酢酸ビニルホモポリマー及びコポリマー、アクリル系エステルのホモポリマー及びコポリマー、アクリロニトリルコポリマー、スチレンホモポリマー及びコポリマー、ポリアミド、ビニルピロリドンホモポリマー以外のビニルラクタムホモポリマー、ビニルラクタムコポリマー、ノニオン性ポリウレタン及びノニオン性のグラフト化したシリコーンポリマー。
  9. 固定ポリマーの濃度が組成物の全質量に対して0.1質量%〜20質量%、好ましくは0.5質量%〜10質量%である、請求項4ないし8の1項に記載の化粧組成物。
  10. 1価の塩を1価のカチオンの塩、例えばアルカリ金属塩、アンモニウム塩及び有機アミン塩、又はこれらの混合物から選択する、先の請求項1ないし9の1項に記載の化粧組成物。
  11. 1価のアルカリ金属塩がNa+塩である、請求項10に記載の化粧組成物。
  12. 1価の塩の濃度が組成物の全質量に対して0.01質量%〜10質量%、好ましくは0.05質量%〜5質量%である先の請求項1ないし11の1項に記載の化粧組成物。
  13. アルコールがC1〜C4低級アルコール、例えばエタノール、イソプロパノール、t−ブタノール又はn−ブタノールから選択する低級アルカノールである、先の請求項1ないし12の1項に記載の化粧組成物。
  14. アルコールがエタノールである、請求項13に記載の化粧組成物。
  15. アルコールの濃度が組成物の全質量に対して0.1質量%〜99質量%、好ましくは0.5質量%〜95質量%である、先の請求項1ないし14の1項に記載の化粧組成物。
  16. 組成物が以下から選択する少なくとも一つの添加物を含む、先の請求項1ないし15の1項に記載の化粧組成物:可溶性の、分散したか又は微小分散した形態にあるシリコーン、ノニオン性、アニオン性、カチオン性及び両性界面活性剤、ノニオン性、アニオン性、カチオン性及び両性の追加的なポリマー、セラミド、シュードセラミド、パンテノールを含むビタミン及びプロビタミン、植物油、動物油、鉱油及び合成油、セラミド及びシュードセラミド以外のワックス、シリコーンをベースとする又は非−シリコーンをベースとする水溶性かつ油溶性の日焼け止め剤、固形粒子、例えば着色したか又は着色していない無機及び有機顔料、真珠光沢剤及び不透明化剤、フレーク、活性粒子、染料、封鎖剤、可塑剤、可溶化剤、酸性化剤、塩基性化剤、中和剤、無機及び有機増粘剤、抗酸化剤、ヒドロキシ酸、浸透剤、芳香剤及び保存剤。
  17. 組成物がスプレーの形態にある、先の請求項1ないし16の1項に記載の化粧組成物。
  18. 組成物がジェルの形態にある、先の請求項1ないし16の1項に記載の化粧組成物。
  19. 組成物がムースの形態にある、先の請求項1ないし16の1項に記載の化粧組成物。
  20. 請求項1ないし19の1項に記載の化粧組成物を使用する、ヘアスタイルの形成又は保持方法。
  21. 請求項1ないし19の1項に記載の化粧組成物の、毛髪を固定しかつ保持するスタイリング組成物としての使用。
  22. 請求項1ないし19の1項に記載の化粧組成物の、ヘアケア組成物としての使用。
  23. 請求項1ないし19の1項に記載の化粧組成物の、ヘアコンディショニング組成物、特に毛髪に柔軟性を付与する組成物としての使用。
  24. 請求項1ないし19の1項に記載の化粧組成物の、毛髪メーキャップ組成物としての使用。
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