JP6199376B2 - カルシウム塩および固定ポリマーをベースとするエアゾールデバイス - Google Patents

カルシウム塩および固定ポリマーをベースとするエアゾールデバイス Download PDF

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Description

本発明は、少なくとも1種の非水溶性カルシウム塩および少なくとも1種の固定ポリマーをベースとする化粧品組成物を含んでなるエアゾールデバイス、ならびに毛髪の化粧処理のため、特に毛髪の成形および/またはヘアスタイルの保持のためのそれらの使用に関する。
化粧品市場で最も広範囲にわたるヘアスタイルの成形および/または保持のための毛髪用製品は、ラッカーおよびスプレーなどのスプレー組成物である。それらは本質的に、アルコール溶液または水溶液から、そして様々な化粧品補助剤との混合物としての、毛髪間で接合部を形成する作用を有する1種または複数の材料、一般に固定成分としても知られるポリマー樹脂から形成される。
これらの製品は、時間が経過してもヘアスタイルの固定および保持をもたらすが、それらは頭髪を固める傾向を有し、ヘルメット効果として知られるヘルメットのような印象を与える。この特徴は、消費者によってしばしば否定的に認められる。
日中、使用者が髪の毛に手を通した場合、ラッカーによって提供される固定は低減する。今のところ、従来から使用されているポリマーでは、ヘアスタイルが崩れてしまうと、ヘアスタイルの形状を再確立することが不可能である。
ヘアスタイルのボリュームも、特に細い毛髪の場合、日中に非常に低減する傾向を有する。
したがって、頭髪を固めず、かつヘアスタイルの形状を再確立することができる固定製品を提案する必要性がある。
出願人は、驚くべきことに、そして有利であることに、エアゾール媒体中の、平均粒径が好ましくは2μm〜50μmの範囲に及ぶ特定量の非水溶性カルシウム塩と、固定ポリマーとの組み合わせが、ヘアスタイルを調整する可能性を有すると同時に、ボリュームを有するヘアスタイルおよび質感調整を得ることを可能にすることを見出した。
したがって、本発明の1つの主題は、
(i)組成物の全重量と比較して、0.1重量%〜15重量%の1種または複数の非水溶性カルシウム塩、
(ii)1種または複数の固定ポリマー、
(iii)1種または複数のC2〜4モノアルコール、および
(iv)1種または複数の噴射剤
を含んでなる化粧品組成物を含有するエアゾールデバイスである。
このような特定の組み合わせは、固めることなく質感調整をすることによって、ヘアスタイルの成形および/または保持を可能にする。
また、それが故意に、または意図せずに変更された後でも、ヘアスタイルの形状の再確立を可能にする。製品を追加的に適用することなく、ヘアスタイルを日中、再構築することもできる。
また、この組み合わせは、ヘアスタイルのボリュームに対する特に注目すべき効果を有する。
固体粒子をベースとする製品によって毛髪上で認められる白色効果の有意な低減も得られる。
本発明による化粧品組成物の適用は、湿った毛髪または乾燥した毛髪において均等に実行され得る。
また本発明は、本発明による組成物を毛髪上にスプレーする工程を含んでなる化粧処理プロセス、特に毛髪の成形および/またはヘアスタイルの保持のためのプロセスに関する。
本発明の主題は、毛髪の成形および/またはヘアスタイルの保持のため、特にヘアスタイルにボリュームを与えるための、このエアゾールデバイスからスプレーされる化粧品組成物の使用でもある。
本発明の他の主題、特徴、態様および利点は、以下の説明および実施例を読むことでさらに明白となるであろう。
以下、特に明記されない限り、値の範囲の限界は、特に「間に」という表現および「・・・から・・・の範囲に及ぶ」という表現において、この範囲内に含まれる。
そのうえ、「少なくとも1種の」という表現は、本説明で使用される場合、「1種または複数の」という表現と同等である。
本発明に従って、エアゾールデバイスは、
(i)組成物の全重量と比較して、0.1重量%〜15重量%の1種または複数の非水溶性カルシウム塩、
(ii)1種または複数の固定ポリマー、
(iii)1種または複数のC2〜4モノアルコール、および
(iv)1種または複数の噴射剤
を含んでなる化粧品組成物を含有する。
本発明の目的のために、「非水溶性」という用語は、25℃の水中で自然発生的pHにおいて、かつ気圧下での溶解性が0.1%未満である化合物を指す。
カルシウム塩は無機物または有機物であってよい。好ましくは無機物である。
特に挙げられてもよい非水溶性カルシウム塩には、炭酸カルシウムおよびステアリン酸カルシウムが含まれる。カルシウム塩は、好ましくは炭酸カルシウムである。
非水溶性カルシウム塩は、特に、好ましくは2〜50μm、好ましくは5〜40μm、なお良好には約30μmの平均直径を有する粒子を含んでなる粉末の形態である。
カルシウム塩は、組成物の全重量と比較して、0.1重量%〜15重量%、好ましくは0.5%〜10重量%、なおより好ましくは1重量%〜5重量%の範囲に及ぶ量で存在する。
上記の通り、本発明による化粧品組成物は、1種または複数の固定ポリマーを含んでなる。
「固定ポリマー」という用語は、頭髪上で形状を与える、または与えられた形状で頭髪を維持することが可能である、いずれかのポリマーを意味する。
本発明によるエアゾールデバイスで使用される固定ポリマーは、アニオン性、カチオン性、両性および非イオン性固定ポリマーならびにそれらの混合物から選択される。
記載され得るアニオン性ポリマーには、カルボン酸、スルホン酸またはリン酸から誘導される基を含んでなり、かつ500〜5000000の数平均分子量を有するポリマーが含まれる。
カルボキシル基は、次式
Figure 0006199376
(式中、nは、0〜10の整数であり、Aは、不飽和基の炭素原子に任意選択的に結合したメチレン基であるか、またはnが1より大きい場合、酸素もしくは硫黄などのヘテロ原子を介して、隣接するメチレン基に任意選択的に結合したメチレン基を示し、Rは、水素原子またはフェニルもしくはベンジル基を示し、Rは、水素原子、1〜4個の炭素原子を含んでなるアルキル基またはカルボキシル基を示し、かつRは、水素原子、1〜4個の炭素原子を含んでなるアルキル基または−CH−COOH、フェニルまたはベンジル基を示す)に相当するものなどの不飽和モノカルボン酸またはジカルボン酸モノマーによって提供される。
上記の式(I)において、1〜4個の炭素原子を含んでなるアルキル基は、特にメチルおよびエチル基を示してもよい。
好ましいカルボキシルまたはスルホン基を含有するアニオン性固定ポリマーは、以下の通りである。
A)アクリル酸およびアクリルアミドのコポリマー、ならびにメタクリル酸/アクリル酸/アクリル酸エチル/メタクリル酸メチルコポリマー、特にAmerchol社から販売されるAmerhold DR 25、ならびにポリヒドロキシカルボン酸のナトリウム塩を含む、アクリル酸もしくはメタクリル酸またはそれらの塩のコポリマー。BASF社によって販売されるLuviflex SoftおよびLuvimer MAEなどの特に水性分散系中のメタクリル酸/アクリル酸エチルコポリマーも記載されてよい。
B)アクリル酸またはメタクリル酸と、エチレンなどのモノエチレンモノマー、スチレン、ビニルエステルおよびアクリル酸またはメタクリル酸エステルとのコポリマーであって、ポリエチレングリコールなどのポリアルキレングリコール上へ任意にグラフト化され、かつ任意に架橋されたもの。そのようなポリマーは、特に、仏国特許第1222944号明細書および独国特許出願第2330956号明細書に記載されており、それらの鎖中に任意にN−アルキル化および/またはヒドロキシアルキル化アクリルアミド単位を含んでなるこの種類のコポリマーは、特に、ルクセンブルク国特許出願第75370号明細書および同第75371号明細書に記載されている。アクリル酸およびメタクリル酸C〜Cアルキルのコポリマーも記載されてよい。
この系統群の別のアニオン性固定ポリマーとして、Lubrizol社からFixate G−100 Lの名称で販売されるアクリル酸ブチル/アクリル酸/メタクリル酸分枝鎖ブロックアニオン性ポリマー(INCI名:AMP−アシレート/メタクリル酸アリルコポリマー)も記載されてよい。
C)クロトン酸をベースとするコポリマー、例えば、それらの鎖中に酢酸ビニルまたはプロピオン酸ビニル単位、および任意に、少なくとも5個の炭素原子を含んでなるものなどの炭化水素をベースとする長鎖を含有する飽和直鎖もしくは分枝鎖カルボン酸のアリルもしくはメタアリルエステル、ビニルエーテルまたはビニルエステル(これらのポリマーは、可能であればグラフト化され、かつ架橋される)、あるいはα−またはβ−環式カルボン酸のビニル、アリルまたはメタリルエステルなどの他のモノマーを含んでなるもの。そのようなポリマーは、中でも、仏国特許第1222944号明細書、同第1580545号明細書、同第2265782号明細書、同第2265781号明細書、同第1564110号明細書および同第2439798号明細書に記載されている。このカテゴリーの範囲内の市販の製品は、National Starch社から販売される樹脂28−29−30、26−13−14および28−13−10である。
記載されてもよいクロトン酸をベースとするコポリマーとしては、クロトン酸/酢酸ビニル/tert−ブチル安息香酸ビニルターポリマーおよび特にChimex社から供給されるMexomer PWが含まれる。
D)マレイン酸、フマル酸、イタコン酸または無水物と、ビニルエステル、ビニルエーテル、ビニルハロゲン化物、フェニルビニル誘導体またはアクリル酸およびそれらのエステルとから誘導されるポリマー。これらのポリマーはエステル化されてもよい。そのようなポリマーは、特に、米国特許第2047398号明細書、同第2723248号明細書および同第2102113号明細書ならびに英国特許第839805号明細書に記載されており、特にISP社からGantrez(登録商標)ANまたはESの名称で販売される。
このカテゴリーの範囲内のポリマーは、マレイン酸、シトラコン酸またはイタコン無水物、ならびにアクリルアミドまたはメタクリルアミド基、α−オレフィン、アクリル酸もしくはメタクリル酸エステル、アクリル酸もしくはメタクリル酸またはビニルピロリドンをそれらの鎖中に任意に含んでなるアリルまたはメタアリルエステルのコポリマーであり、無水物官能基はモノエステル化またはモノアミド化されている。これらのポリマーは、例えば、出願者によって仏国特許第2350384号明細書および同第2357241号明細書に記載されている。
E)カルボキシレート基を含んでなるポリアクリルアミド。
F)スルホン基を含んでなるポリマー。これらのポリマーは、ビニルスルホン、スチレンスルホン、ナフタレンスルホン、アシルアミドアルキルスルホンまたはスルホイソフタレート単位を含んでなるポリマーでもよい。
これらのポリマーは、特に
−約1000〜100000の分子量を有するポリビニルスルホン酸塩、ならびにまたアクリル酸またはメタクリル酸およびそれらのエステル、およびまたアクリルアミドまたはそれらの誘導体、ビニルエーテルおよびビニルピロリドンなどの不飽和コモノマーとのコポリマー、
−約500000〜約100000の分子量を有するポリスチレンスルホン酸塩、ナトリウム塩(これらの化合物は、仏国特許第2198719号明細書に記載される)、
−米国特許第4128631号明細書に記載されるものなどのポリアクリルアミドスルホン酸塩
から選択することができる。
G)グラフト化アニオン性シリコーンポリマー。
使用されるグラフト化シリコーンポリマーは、好ましくは、ポリシロキサンを含有するモノマーによってグラフト化される非シリコーン有機骨格鎖、非シリコーン有機モノマーによってグラフト化されるポリシロキサン骨格鎖を含有するポリマー、およびそれらの混合物である。
H)シリコーングラフトおよびシリコーン含有炭化水素をベースとするグラフトを含んでなってもよいアニオン性ポリウレタン。
特に記載されてもよい固定ポリウレタンの例には、BASF社から商標名Luviset(登録商標) Purで販売されるジメチロールプロピオン酸/イソホロンジイソシアネート/ネオペンチルグリコール/ポリエステルジオールコポリマー(ポリウレタン−1(INCI名)の名称でも既知)、ならびにBASF社から商標名Luviset(登録商標) Si PUR Aで販売されるジメチロールプロピオン酸/イソホロンジイソシアネート/ネオペンチルグリコール/ポリエステルジオール/シリコーンジアミンコポリマー(ポリウレタン−6(INCI名)の名称でも既知)が含まれる。
使用されてもよい別のアニオン性ポリウレタンは、Avalure UR 450である。
Eastman社から販売されるポリマーAQ55およびAQ48などのスルホイソフタレート基を含有するポリマーも使用されてよい。
本発明に従って、アニオン性ポリマーは、好ましくは、BASF社からUltrahold Strong(登録商標)の名称で販売されるアクリル酸/アクリル酸エチル/N−tert−ブチルアクリルアミドターポリマーなどのアクリル酸コポリマー、ならびにBASF社からLuviflex SoftおよびLuvimer MAEの名称で販売される、特に水性分散系中のメタクリル酸/アクリル酸エチルコポリマーから選択される。酢酸ビニル/tert−ブチル安息香酸ビニル/クロトン酸ターポリマーおよびNational Starch社からResin 28−29−30の名称で販売されるクロトン酸/酢酸ビニル/ネオドデカン酸ビニルターポリマー、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸または無水物と、ビニルエステル、ビニルエーテル、ビニルハロゲン化物、フェニルビニル誘導体、アクリル酸およびそれらのエステルとから誘導されるポリマー、例えば、ISP社からGantrez(登録商標)ES 425の名称で販売されるメチルビニルエーテル/モノエステル化無水マレイン酸コポリマー、Luviset Si Pur、Mexomer PW、エラストマーもしくは非エラストマーアニオン性ポリウレタンおよびスルホイソフタレート基を含有するポリマーなどのクロトン酸をベースとするコポリマー。
本発明に従って使用されてもよいカチオン性固定ポリマーは、好ましくは、ポリマー鎖の一部分を形成するか、またはそれに直接結合し、かつ500〜約5000000、好ましくは1000〜3000000の分子量を有する、第1級、第2級、第3級および/または第4級アミン基を含んでなるポリマーから選択される。
これらのポリマーの中でも、特に以下のカチオン性ポリマーが記載されてもよい。
(1)アクリル酸もしくはメタクリル酸エステルまたはアミドから誘導され、かつ少なくとも1種の次式
Figure 0006199376
(式中、Rは、水素原子またはCH基を示し、Aは、1〜6個の炭素原子を含んでなる直鎖もしくは分枝鎖アルキル基、または1〜4個の炭素原子を含んでなるヒドロキシアルキル基であり、R、RおよびRは、同一であるか、または異なって、1〜18個の炭素原子を含有するアルキル基またはベンジル基を表し、RおよびRは、同一であるか、または異なって、それぞれ、水素原子または1〜6個の炭素原子を含有するアルキル基を表し、Xは、メトスルフェートアニオンまたはハロゲン化物、例えば塩化物もしくは臭化物を示す)の単位を含んでなるホモポリマーまたはコポリマー。
また系統群(1)のコポリマーは、アクリルアミド、メタクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、窒素上でC〜Cアルキル基によって置換されたアクリルアミドおよびメタクリルアミド、アクリル酸もしくはメタクリル酸またはそれらのエステルから誘導される群、ビニルピロリドンまたはビニルカプロラクタムなどのビニルラクタム、ならびにビニルエステルの系統群から選択されてよいコモノマーから誘導される1種または複数の単位を含有する。
したがって、系統群(1)のこれらのコポリマーの中でも、
−Hercules社からHercofloc(登録商標)の名称で販売される製品などの、硫酸ジメチルまたはハロゲン化ジメチルによって四級化された、アクリルアミドおよびジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー、
−例えば、欧州特許出願公開第A−080976号明細書に記載され、かつCiba Geigy社からBina Quat P 100の名称で販売される、アクリルアミドおよびメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドのコポリマー、
−Hercules社からRetenの名称で販売される、アクリルアミドおよびメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムメトスルフェートのコポリマー、
−例えば、Gafquat(登録商標)734またはGafquat(登録商標)755などのISP社によってGafquat(登録商標)の名称で販売される製品、あるいはCopolymer(登録商標)845、958および937として既知の製品などの、四級化または非四級化ビニルピロリドン/ジアルキルアミノアルキルアクリレートまたはメタクリレートコポリマー(これらのポリマーは、仏国特許第2077143号明細書および同第2393573号明細書に詳述される)、
−ISP社からStyleze W20およびStyleze W10の名称で販売される製品などのビニルピロリドン単位を含有する脂肪鎖ポリマー、
−ISP社からGaffix VC 713の名称で販売される製品などのジメチルアミノエチルメタクリレート/ビニルカプロラクタム/ビニルピロリドンターポリマー、ならびに
−ISP社からGafquat(登録商標)HS 100の名称で販売される製品などの四級化ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピル−メタクリルアミドコポリマー
が記載されてもよい。
(2)好ましくは第4級アンモニウムを含有するカチオン性グアーゴム、例えば、トリアルキルアンモニウムカチオン性基を含有するグアーゴムなどの米国特許第3589578号明細書および同第4031307号明細書に記載されるもの。そのような製品は、特にMeyhallからJaguar C13 S、Jaguar C 15およびJaguar C 17の商標名で販売される。
(3)ビニルピロリドンおよびビニルイミダゾールの第4級コポリマー。
(4)キトサンまたはそれらの塩。使用可能である塩は、特に、キトサン酢酸塩、乳酸塩、グルタミン酸塩、グルコン酸塩、またはピロリドンカルボン酸塩である。
これらの化合物は、Aber Technologies社からKytan Brut Standardの名称で販売される90.5重量%の脱アセチル度を有するキトサン、およびAmerchol社からKytamer(登録商標)PCの名称で販売されるキトサンピロリドンカルボン酸塩を含む。
(5)米国特許第4131576号明細書に記載の第4級アンモニウムを含んでなる水溶性モノマーでグラフト化されたセルロースまたはセルロース誘導体のコポリマーなどのカチオン性セルロース誘導体、例えば、ヒドロキシアルキルセルロース、例えば、特にメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムまたはジメチルジアリルアンモニウム塩によってグラフト化されたヒドロキシメチル−、ヒドロキシエチル−またはヒドロキシプロピルセルロース。
この定義に相当する市販の製品は、特に、National Starch社からCelquat L 200およびCelquat H 100の名称で販売される製品である。
本発明に従って使用することが可能な両性固定ポリマーは、ポリマー鎖中にランダムに分配される単位BおよびCを含んでなるポリマーであって、Bが少なくとも1種の塩基性窒素原子を含んでなるモノマーから誘導される単位を示し、そしてCが1種または複数のカルボンキシルまたはスルホン基を含んでなる酸性モノマーから誘導される単位を示すか、あるいはBおよびCが、カルボキシベタインまたはスルホベタイン双性イオンモノマーから誘導される基を示すことができ、BおよびCが、アミン基の少なくとも1個が炭化水素基を通して結合したカルボキシルまたはスルホン基を有する第1級、第2級、第3級または第4級アミン基を含んでなるカチオン性ポリマー鎖を示すこともできるか、あるいはBおよびCが、カルボキシル基の1個が1種または複数の第1級または第2級アミン基を含んでなるポリアミンと反応するために製造された、エチレンジカルボキシル単位を含有するポリマーの鎖の一部分を形成するポリマーから選択することができる。
特に好ましい上記で与えられた定義に相当する両性ポリマーは、以下のポリマーから選択される。
(1)特にアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、α−クロロアクリル酸などのカルボキシル基を有するビニル化合物から誘導されたモノマーと、特にジアルキルアミノアルキルメタクリレートおよびアクリレート、ジアルキルアミノアルキルメタクリルアミドおよび−アクリルアミドなどの少なくとも1個の塩基性原子を含有する置換ビニル化合物から誘導された塩基性モノマーとの共重合から生じるポリマー。そのような化合物は、米国特許第3836537号明細書に記載される。
ビニル化合物は、ジエチルジアリルアンモニウムクロリドなどのジアルキルジアリルアンモニウム塩でもよい。
(2)以下から誘導される単位を含んでなるポリマー。
a)窒素上でアルキル基によって置換されるアクリルアミドおよびメタクリルアミドから選択される少なくとも1種のモノマー、
b)1種または複数の反応性カルボキシル基を含有する少なくとも1種の酸性コモノマー、ならびに
c)第1級、第2級、第3級および第4級アミン置換基を含有するアクリルおよびメタクリル酸エステル、ならびに硫酸ジメチルまたは硫酸ジエチルによるジメチルアミノエチルメタクリレートの四級化生成物などの少なくとも1種の塩基性コモノマー。
本発明による特に好ましいN−置換アクリルアミドまたはメタクリルアミドは、アルキル基が2〜12個の炭素原子を含有する群、特に、N−エチルアクリルアミド、N−tert−ブチルアクリルアミド、N−tert−オクチルアクリルアミド、N−オクチルアクリルアミド、N−デシルアクリルアミド、N−ドデシルアクリルアミドおよび相当するメタクリルアミドである。
酸性コモノマーは、特にアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸およびフマル酸、ならびに1〜4個の炭素原子を有するアルキルモノエステル、またはマレイン酸もしくはフマル酸または無水物から選択される。好ましい塩基性コモノマーは、アミノエチル、ブチルアミノエチル、N,N’−ジメチルアミノエチルおよびN−tert−ブチルアミノエチルメタクリレートである。National Starch社からAmphomer(登録商標)またはLovocryl(登録商標)47の名称で販売される製品などの、CTFA(第4版、1991)名がオクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマーであるコポリマーが特に使用される。
(3)一般式
Figure 0006199376
(式中、Rは、飽和ジカルボン酸、エチレン二重結合を有するモノ−もしくはジカルボキシル脂肪酸、これらの酸の1〜6個の炭素原子を含有するアルコールのエステルまたはビス(第1級)アミンまたはビス(第2級)誘導体への上記酸のいずれか1つの添加から誘導される基から誘導される二価基を表し、かつZは、ビス(第1級)、モノ−またはビス(第2級)ポリアルキレンポリアミンから誘導される基を示し、かつ好ましくは、
a)60〜100モル%の割合の、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミンまたはジプロピレントリアミンから誘導される、x=2およびp=2または3であるか、あるいはx=3およびp=2である基、
Figure 0006199376
b)0〜40モル%の割合の、x=2およびp=1であり、かつエチレンジアミンから誘導される上記の基(III)、またはピペラジン
Figure 0006199376
から誘導される基、
c)0〜20モル%の割合の、ポリアミノアミドのアミン基あたり0.025〜0.35molの架橋剤を使用してエピハロヒドリン、ジエポキシド、二無水物およびビス不飽和誘導体から選択される二官能性架橋剤の添加によって架橋され、かつアクリル酸、クロロ酢酸もしくはアルカンスルトン、またはそれらの塩の作用によってアルキル化された、ヘキサメチレンジアミンから誘導される−NH(CH−NH−基を表す)のポリアミノアミドから部分的または全体的に誘導される、架橋およびアルキル化されたポリアミノアミド。
飽和カルボン酸は、好ましくは、アジピン酸、2,2,4−トリメチルアジピン酸および2,4,4−トリメチルアジピン酸、テレフタル酸、エチレン二重結合を含有する酸、例えば、アクリル酸、メタクリル酸およびイタコン酸などの6〜10個の炭素原子を有する酸から選択される。アルキル化において使用されるアルカンスルトンは、好ましくは、プロパンスルトンまたはブタンスルトンであり、アルキル化剤の塩は、好ましくはナトリウムまたはカリウム塩である。
(4)次式
Figure 0006199376
(式中、Rは、アクリレート、メタクリレート、アクリルアミドまたはメタクリルアミド基などの重合性不飽和基を示し、yおよびzは、それぞれ1〜3の整数を表し、RおよびRは、水素原子、メチル、エチルまたはプロピル基を表し、RおよびRは、水素原子、またはアルキル基を表し、R10およびR11の炭素原子の合計は10を越えない)の双性イオン単位を含んでなるポリマー。
そのような単位を含んでなるポリマーは、ジメチル−もしくはジエチルアミノエチルアクリレートもしくはメタクリレートまたはアルキルアクリレートもしくはメタクリレート、アクリルアミドまたはメタクリルアミドまたは酢酸ビニルなどの非双性イオンモノマーから誘導される単位を含んでなることもできる。
(5)以下の式
Figure 0006199376
に相当するモノマー単位を含んでなるキトサンから誘導されるポリマー。単位(V)は0〜30%の割合で存在し、単位(VI)は5〜50%の割合で存在し、かつ単位(VII)は30〜90%の割合で存在し、単位(VII)中、R10は、次式
Figure 0006199376
(式中、q=0である場合、R11、R12およびR13は、同一であっても、または異なってもよく、それぞれ、水素原子、メチル、ヒドロキシル基、アセトキシまたはアミノ残基、モノアルキルアミン残基またはジアルキルアミン残基であって、1個または複数の窒素原子によって任意に中断されてもよく、かつ/または1個または複数のアミン、ヒドロキシル基、カルボキシル、アルキルチオまたはスルホン基によって任意に置換されてもよいもの、アルキル基がアミノ残基を有するアルキルチオ残基を表し、その場合、基R11、R12およびR13の少なくとも1個は水素原子であり、あるいはq=1である場合、R11、R12およびR13は、それぞれ、水素原子を表す)の基、ならびに塩基または酸によってこれらの化合物によって形成される塩を表すことは理解される。
(6)キトサンのN−カルボキシアルキル化から誘導されるポリマー。
(7)例えば、仏国特許第1400366号明細書に記載の一般式(IX)
Figure 0006199376
(式中、R14は、水素原子、CHO、CHCHOまたはフェニル基を表し、R15は、水素原子、またはメチルもしくはエチルなどのC1〜4アルキル基を示し、R16は、水素原子、またはメチルもしくはエチルなどのC1〜4アルキル基を示し、R17は、メチルもしくはエチルなどのC1〜4アルキル基、または式−R18−N(R16に相当する基を示し、R18は−CH−CH−、−CH−CH−CH−または−CH−CH(CH)−を表し、R16は上記の意味を有し、6個までの炭素原子を含有するこれらの基のより高級の相同物である)に相当する単位のポリマー。
(8)以下から選択される−D−X−D−X−の種類の両性ポリマー。
a)少なくとも1つの次式
−D−X−D−X−D− (X)
(式中、Dは、
Figure 0006199376
の基を表し、かつXは、記号EまたはE’を示し、EまたはE’は、同一であっても、異なってもよく、主鎖に7個までの炭素原子を含有する直鎖または分枝鎖によるアルキレン基である二価の基を示し、未置換であるか、またはヒドロキシル基によって置換され、加えて、酸素、窒素および硫黄原子ならびに1〜3個の芳香族および/または複素環式環を含むことができ、酸素、窒素および硫黄原子は、エーテル、チオエーテル、スルホキシド、スルホン、スルホニウム、アルキルアミンまたはアルケニルアミン基、ヒドロキシル基、ベンジルアミン、アミン酸化物、第4級アンモニウム、アミド、イミド、アルコール、エステルおよび/またはウレタン基の形態で存在する)の単位を含んでなる化合物上でのクロロ酢酸またはクロロ酢酸ナトリウムの作用によって得られるポリマー。
b)次式
−D−X−D−X− (XI)
(式中、Dは、
Figure 0006199376
の基を表し、かつXは、記号EまたはE’および少なくとも1種のE’を示し、Eは上記で与えられた意味を有し、かつE’は、主鎖に7個までの炭素原子を含有する直鎖または分枝鎖によるアルキレン基である二価の基を示し、未置換であるか、または1個または複数のヒドロキシル基によって置換され、かつ1個または複数の窒素原子を含有し、窒素原子は、酸素原子によって任意に中断され、かつ必然的に1種もしくは複数のカルボキシル官能基または1種もしくは複数のヒドロキシル官能基を含んでなるアルキル鎖によって置換されており、かつクロロ酢酸またはクロロ酢酸ナトリウムとの反応によってベタイン化される)のポリマー。
(9)N,N−ジメチルアミノプロピルアミンなどのN,N−ジアルキルアミノアルキルアミンによる半アミド化によって、またはN,N−ジアルカノールアミンによる半エステル化によって部分的に変性された(C〜C)アルキルビニルエーテル/無水マレイン酸コポリマー。これらのコポリマーは、ビニルカプロラクタムなどの他のビニルコモノマーを含んでなることもできる。
本発明の好ましい一実施形態に従って、本発明によるエアゾールデバイスで使用されてもよい両性固定ポリマーは、以下を含む分枝鎖ブロックコポリマーから選択されてもよい。
(a)C〜C20アルキル(メタ)アクリレート、N−モノ(C〜C12アルキル)−(メタ)アクリルアミドおよびN,N−ジ(C〜C12アルキル)(メタ)アクリルアミドから選択される少なくとも1種のモノマーから誘導される非イオン性単位、
(b)アクリル酸およびメタクリル酸から選択される少なくとも1種のモノマーから誘導されるアニオン単位、ならびに
(c)少なくとも2個の重合性不飽和官能基を含んでなる少なくとも1種のモノマーから誘導される多官能性単位。
好ましくは、多官能性単位(c)を介して多数の親水性ブロックがその上に固定される疎水性ブロックからなる構造を有する。
好ましくは、両性ポリマーは少なくとも2つのガラス転移温度(Tg)を有し、そのうちの少なくとも1つは、20℃より高く、そして他の1つは20℃未満である。
好ましい両性ポリマーは、以下から誘導される単位を含んでなるポリマーである。
a)窒素上でアルキル基によって置換されるアクリルアミドおよびメタクリルアミドから選択される少なくとも1種のモノマー、
b)1種または複数の反応性カルボキシル基を含有する少なくとも1種の酸性コモノマー、ならびに
c)第1級、第2級、第3級および第4級アミン置換基を含有するアクリル酸およびメタクリル酸エステル、ならびに硫酸ジメチルまたは硫酸ジエチルによるジメチルアミノエチルメタクリレートの四級化生成物などの少なくとも1種の塩基性コモノマー。
特にNational Starch社からAmphomerの名称で販売されるポリマーが記載されてよい。
本発明によって使用されてもよい非イオン性固定ポリマーは、例えば、以下から選択される。
−ポリアルキルオキサゾリン。
−酢酸ビニルホモポリマー。
−酢酸ビニルコポリマー。例えば、酢酸ビニルとアクリル酸エステルとのコポリマー、酢酸ビニルとエチレンとのコポリマー、または酢酸ビニルとマレイン酸エステル、例えば、マレイン酸ジブチルとのコポリマー。
−アクリル酸エステルのホモポリマーおよびコポリマー、例えば、アクリル酸アルキルおよびメタクリル酸アルキルのコポリマー、例えば、Roehm & Haas社からPrimal(登録商標)AC−261 KおよびEudragit(登録商標)NE 30 Dの名称で、BASF社から8845の名称で、またはHoechst社からAppretan(登録商標)N9212の名称で販売される製品。
−アクリロニトリルと、例えば、ブタジエンおよび(メタ)アクリル酸アルキルから選択される非イオン性モノマーとのコポリマー、例えば、Roehm & Haas社からCJ 0601 Bの名称で販売される製品。
−スチレンホモポリマー。
−スチレンコポリマー、例えば、スチレンおよび(メタ)アクリル酸アルキルのコポリマー、例えば、Hoechst社から販売される製品、Mowilith(登録商標)LDM 6911、Mowilith(登録商標)DM 611およびMowilith(登録商標)LDM 6070、ならびにRhone−Poulenc社から販売される製品、Rhodopas(登録商標)SD 215およびRhodopas(登録商標)DS 910、スチレン、メタクリル酸アルキルおよびアクリル酸アルキルのコポリマー、スチレンおよびブタジエンのコポリマー、またはスチレン、ブタジエンおよびビニルピリジンのコポリマー。
−ポリアミド。
−ビニルラクタムホモポリマー、例えば、ビニルピロリドンホモポリマー、および例えば、BASF社からLuviskol(登録商標)Plusの名称で販売されるポリビニルカプロラクタム。
−ビニルラクタムコポリマー、例えば、BASF社からLuvitec(登録商標)VPC 55K65Wの名称で販売されるポリ(ビニルピロリドン/ビニルラクタム)コポリマー。ポリ(ビニルピロリドン/酢酸ビニル)コポリマー、例えば、ISP社からPVPVA(登録商標)S630Lの名称、BASF社からLuviskol(登録商標)VA 73、VA 64、VA 55、VA 37およびVA 28の名称で販売されるもの、ならびにポリ(ビニルピロリドン/酢酸ビニル/プロピオン酸ビニル)ターポリマー、例えば、BASF社からLuviskol(登録商標)VAP 343の名称で販売される製品。
−ポリ(ビニルアルコール)。
上記の非イオン性ポリマーのアルキル基は、好ましくは、1〜6個の炭素原子を有する。
好ましくは、本発明によるエアゾールデバイスで使用される固定ポリマーは、非イオン性固定ポリマー、特に、ビニルラクタムホモポリマー、例えば、ビニルピロリドンホモポリマー、ポリビニルカプロラクタムおよびビニルラクタムコポリマー、例えば、ポリ(ビニルピロリドン/ビニルラクタム)コポリマー、ポリ(ビニルピロリドン/酢酸ビニル)コポリマー、およびポリ(ビニルピロリドン/酢酸ビニル/プロピオン酸ビニル)ターポリマーから選択される非イオン性固定ポリマーである。
より好ましくは、本発明によるエアゾールデバイスで使用される非イオン性固定ポリマーは、ビニルラクタムホモポリマー、例えば、ビニルピロリドンホモポリマーおよびポリビニルカプロラクタムから選択される。本発明の好ましい一変形において、固定ポリマーは、ポリビニルカプロラクタムである。
固定ポリマーは、組成物の全重量と比較して、好ましくは、0.1重量%〜10重量%、さらに良好には0.5重量%〜8重量%、なおより好ましくは1重量%〜5重量%の量で存在する。
本発明のエアゾールデバイスで使用されてもよいC2〜4モノアルコールとしては、特にエタノールまたはイソプロパノール、より良好にはエタノールが記載されてよい。
2〜4モノアルコールは、組成物の全重量と比較して、好ましくは、10重量%〜70重量%、さらに良好には15重量%〜60重量%、なおより好ましくは20重量%〜50重量%の量で存在する。
本発明による組成物は、1種または複数の、ポリオール、例えば、グリセロール、プロピレングリコールまたはポリエチレングリコールなどの追加の有機溶媒を含有してもよい。
それは水を含有してもよい。
好ましくは、それは組成物の全重量と比較して、5重量%未満の水を含有する。なおより好ましくは、それはいずれかの添加された水を含有しない。その場合、組成物は無水であると記載される。
本発明のエアゾールデバイスで使用されてもよい噴射剤の例は、ジメチルエーテル、1,1−ジフルオロエタンまたはC3〜5アルカン、例えば、プロパン、イソプロパン、n−ブタン、イソブタンまたはペンタンなどの液化ガス、あるいは空気、窒素または二酸化炭素およびそれらの混合物などの圧縮ガスである。
好ましくはC3〜5アルカン、特にプロパン、n−ブタンおよびイソブタンならびにそれらの混合物が記載されてよい。
噴射剤は、組成物の全重量と比較して、好ましくは、10重量%〜90重量%、さらに良好には15重量%〜80重量%、なおより好ましくは20重量%〜75重量%の量で存在する。
本発明によるエアゾールデバイスで含有される化粧品組成物は、可溶性の、分散された、またはマイクロ分散された形態のシリコーン誘導体、クレー、例えば、ベントンおよびヘクトライト、シリカ、可塑剤、保護スクリーニング剤、酸、塩基、真珠層、グリターフレークおよび芳香剤、永久または一時的な染料および処理活性剤から選択される1種または複数の添加剤を含有してもよい。
これらの添加剤は、組成物の全重量と比較して、0重量%〜20重量%の量で、本発明による組成物中に存在し得る。
当業者は、それらが本発明の化粧品組成物の特性を害しないように、これらの任意の添加剤およびそれらの量を選択するように注意するであろう。
本発明による組成物は、化粧品で一般的であるエアゾールデバイスで調整される。
本発明の組成物を調整するために有用なエアゾールデバイスは、単一のコンパートメントにおいて噴射剤および他の組成物の成分を含有する外側のエアゾール缶からなってよい。好ましくは、上記デバイスは、0.3〜3mm、なお良好には0.5〜1.5mmの内部絞りを有する弁、0.3〜3mm、なお良好には0.5〜1.5mmの内部ノズル、および0.3〜3mmなお良好には0.5〜1.5mmの追加のガス取り入れを備える。このデバイスは、0.25〜1mm、好ましくは0.4〜0.7mmの直径を有するダイレクトアウトレットオリフィスを備えたプッシュボタンを備える。
別の変形に従って、エアゾールデバイスが、弁に密封溶接された内部バッグを含んでなる外側のエアゾール缶から形成される2つのコンパートメンによるものであってよい。組成物の様々な成分は内部バッグに導入され、そして圧縮ガスは、製品がノズルオリフィスを通してスプレーの形態で出るように十分な圧力でバッグと缶との間に導入される。好ましくは、上記デバイスは、0.3〜3mm、なお良好には0.5〜1.5mmの内部絞りを有する弁、および0.3〜3mm、なお良好には0.5〜1.5mmの内部ノズルを備える。このデバイスは、0.25〜1mm、好ましくは0.4〜0.7mmの直径を有するダイレクトアウトレットオリフィスを備えたプッシュボタンを備える。そのようなデバイスは、例えば、EP−Spray System SA社からEP Sprayの名称で販売される。上記圧縮ガスは、好ましくは1〜12バレル、良好には9〜11バレルの圧力で使用される。
スプレー組成物は、スプレーの形態である。
本発明は、化粧品処理プロセス、特に上記組成物の使用を含んでなる毛髪の成形および/またはヘアスタイルの保持のためのプロセスに関する。
特に、ヘアスタイルの成形および/または保持のためのプロセスは、湿った、または乾燥した毛髪に、本発明によるエアゾールデバイスから気化させた、上記で定義された組成物を適用し、任意の残留時間後、または任意の乾燥後にすすぎ落とすか、または残留させる工程を含んでなる。
好ましくは、本発明による化粧品組成物は、すすぎ落とされない。
したがって、本発明による化粧品組成物は、湿った、または乾燥した毛髪上で使用されてもよい。好ましくは、化粧品組成物は、清潔な毛髪に適用される。
本発明の特定の一実施形態に従って、組成物の適用の後、室温または40℃より高い温度での乾燥が行われてよい。
乾燥は、適用直後に、または1分〜30分の範囲に及ぶ残留時間後に実行されてもよい。
また本発明は、毛髪の成形および/またはヘアスタイルの保持のために、そして特にヘアスタイルにボリュームを与えるために、本発明によるエアゾールデバイスからスプレーされた、上記の定義された化粧品組成物の使用に関する。
以下の実施例は、本発明を例示するために有用である。
以下の実施例において、全ての量は、組成物の全重量と比較して、活性物質としての製品の重量パーセントとして示される。
本発明による以下の組成物は、以下の表に示される化合物から調製された。
Figure 0006199376
次いで、この組成物をエアゾールデバイスに導入した。上記デバイスは、0.8mmの内部絞りを有する弁、0.6mmの内部ノズル、0.4mmの追加のガス取り入れ、および0.49mmのダイレクトアウトレットオリフィスを備えたプッシュボタンを備える。組成物を頭髪にスプレーした。
乾燥後、ボリュームおよびボディが繊維に与えられ、同時に、ヘルメット効果がなく、頭髪の自然な様子が維持されることがわかった。

Claims (16)

  1. (i)組成物の全重量と比較して、0.1重量%〜15重量%の1種または複数の非水溶性カルシウム塩、
    (ii)1種または複数の固定ポリマー、
    (iii)1種または複数のC2〜4モノアルコール、および
    (iv)1種または複数の噴射剤
    を含んでなる化粧品組成物を含有するエアゾールデバイス。
  2. 前記非水溶性カルシウム塩が炭酸カルシウムであることを特徴とする、請求項1に記載のエアゾールデバイス。
  3. 前記非水溶性カルシウム塩が、2〜50μmの平均直径を有する粒子を含んでなる粉末の形態であることを特徴とする、請求項1または2に記載のエアゾールデバイス。
  4. 前記非水溶性カルシウム塩が、前記組成物の全重量と比較して、0.5重量%〜10重量%、なお良好には1重量%〜5重量%の範囲に及ぶ量で存在することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のエアゾールデバイス。
  5. 前記固定ポリマーが非イオン性固定ポリマーから選択されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のエアゾールデバイス。
  6. 前記固定ポリマーがビニルラクタムホモポリマー、例えば、ビニルピロリドンホモポリマー、ポリビニルカプロラクタム、およびビニルラクタムコポリマー、例えば、ポリ(ビニルピロリドン/ビニルラクタム)コポリマー、ポリ(ビニルピロリドン/酢酸ビニル)コポリマー、およびポリ(ビニルピロリドン/酢酸ビニル/プロピオン酸ビニル)ターポリマーから選択され、好ましくはポリビニルカプロラクタムであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のエアゾールデバイス。
  7. 前記固定ポリマーが、前記組成物の全重量と比較して、0.1重量%〜10重量%、好ましくは0.5重量%〜8重量%、なお良好には1重量%〜5重量%の範囲に及ぶ量で存在することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のエアゾールデバイス。
  8. 前記C2〜4モノアルコールがエタノールであることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のエアゾールデバイス。
  9. 前記C2〜4モノアルコールが、前記組成物の全重量と比較して、10重量%〜70重量%、なお良好には15重量%〜60重量%、さらになお良好には20重量%〜50重量%の範囲に及ぶ量で存在することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のエアゾールデバイス。
  10. 前記噴射剤がC3〜5アルカンから選択されることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載のエアゾールデバイス。
  11. 前記噴射剤が、前記組成物の全重量と比較して、10重量%〜90重量%、なお良好には15重量%〜80重量%、さらになお良好には20重量%〜75重量%の範囲に及ぶ量で存在することを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載のエアゾールデバイス。
  12. 前記組成物が1種または複数のポリオールも含有することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載のエアゾールデバイス。
  13. 前記組成物が5重量%未満の水を含有して、好ましくは無水であることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載のエアゾールデバイス。
  14. 前記組成物が、可溶性の、分散された、またはマイクロ分散された形態のシリコーン誘導体、クレー、例えば、ベントンまたはヘクトライト、シリカ、可塑剤、保護スクリーニング剤、酸、塩基、真珠層、グリターフレークおよび芳香剤、永久または一時的な染料および処理活性剤から選択される1種または複数の添加剤を含んでなることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載のエアゾールデバイス。
  15. 湿った、または乾燥した毛髪に、請求項1〜14のいずれか一項に記載のエアゾールデバイスからスプレーした化粧品組成物を適用し、任意の残留時間後、または任意の乾燥後にすすぎ落とすか、または残留させる工程を含んでなる、毛髪の成形および/またはヘアスタイルの保持のためのプロセス。
  16. 毛髪の成形および/またはヘアスタイルの保持のための、請求項1〜14のいずれか一項に記載のエアゾールデバイスからスプレーした化粧品組成物の使用。
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