JP2006141721A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 よれにくく、装着時の形状安定性に優れ、身体へのフィット性が良好な吸収性物品を提供すること。
【解決手段】 本発明の吸収性物品1は、肌当接面2を構成する表面シート、非肌当接面3を構成する裏面シートとその肌当接面側に配置される吸収性層4を備え、実質的に縦長に形成されている。吸収性層4は、その幅方向に層数の異なる部分を有しており、吸収性層4の層数の多い部分に装着形状を安定化させる手段5を有している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、生理用ナプキン、パンティライナー(おりものシート)、失禁パッド等の吸収性物品に関する。
近年の吸収性物品は、薄型傾向になっており、例えば、本出願人は、下記特許文献において薄型の吸収性シートを用い従来の吸収性物品に比べ、薄くて吸収性能に優れた吸収性物品を特許出願している。
ところで、斯かる薄型の吸収性物品は、薄型であるゆえに身体に装着したときの動きによってよれが生じたときに、身体との隙間が生じやすい。このため、身体への装着時の形状の安定性が高く求められる。一方、本出願人は、吸収性物品のフィット性に関し、下記特許文献2に記載の技術を提案している。また、装着中の平坦度維持で、よれやたくれを生じ難くするために、中央領域に剛軟度を強化することを提案している(下記特許文献3参照。)。しかし、これらの技術を上述のような薄型の吸収性シートを用いた吸収性物品にそのまま適用しても、所望の形状安定性を十分に得ることはできなかった。
特開平9−156014号公報 特開平10−99372号公報 特開2000−225138号公報
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、よれにくく、装着時の形状安定性に優れ、身体へのフィット性が良好な吸収性物品を提供することを目的とする。
本発明は、肌当接面を構成する表面シート、非肌当接面を構成する裏面シート、及び両シート間に介在される吸収性層を備え、実質的に縦長に形成されてなる吸収性物品であって、前記吸収性層は幅方向中央領域に層数の多い部分を有し、該層数の多い部分に装着形状を安定化させる手段を有している吸収性物品を提供することにより、前記目的を達成したものである。
本発明によれば、よれにくく、装着時の形状安定性に優れ、身体へのフィット性が良好な吸収性物品が提供される。
以下本発明をその好ましい実施形態に基づいて、図面を参照しながら説明する。
図1〜図3は、本発明の吸収性物品を生理用ナプキンに適用した第1実施形態を模式的に示すものである。これらの図において、符号1は生理用ナプキン(以下、単にナプキンともいう。)を示している。
図1及び図2に示したように、本実施形態のナプキン1は、肌当接面2、非肌当接面3、及び肌当接面2と非肌当接面3との間に介在された吸収性層4とを備えており、実質的に縦長に形成されている。肌当接面2は表面シートが構成し、非肌当設面3は裏面シートが構成し、吸収性層4は両シート間に配置されている。ナプキン1の肌当接面2には、表面シートからの吸収性を高めるとともに吸収性層4のよれを防ぐために、肌当接面2側からのエンボス加工によって凹部20が形成されている(ただし、図2(b)では便宜上凹部20は省略している。)。凹部20は後述する中央吸収部40の外側に形成されている。凹部20は、吸収性層4の下部付近まで達していることが好ましい。
肌当接面2を構成する表面シートは、液透過性シートから構成される。該液透過性シートには、従来からこの種の吸収性物品に使用される液透過性シートを特に制限なく用いることができる。該液透過性シートとしては、液体を上記吸収性層4へ透過させることができるものであれば制限はないが、特に肌着に近い感触を有するものが好ましい。斯かる液透過性シートとしては、例えば、熱可塑性樹脂の織布、不織布及び多孔性シート等が挙げられる。特に、肌着に近い感触を与えるものとして、芯成分にポリプロピレンやポリエステル、鞘成分にポリエチレンを用いた、芯鞘構造型(サイドバイサイド型含む)複合繊維をカーディングによりウエブ化した後、エアスルー法によって不織布(この後所定箇所に開孔処理を施しても良い)としたものが好ましく、液透過性の高さの点(ドライ感)から、低密度ポリエチレン等のポリオレフィンからなる開孔シートを好ましく用いることができる。
非肌当接面3を構成する裏面シートは、液不透過性シートから構成されるのが好ましい。該液不透過性シートには、従来からこの種の吸収性物品に使用される液不透過性シートを特に制限なく用いることができる。斯かる液不透過性シートとしては、例えば、熱可塑性樹脂に無機化合物又は有機化合物のフィラーを添加したものを、Tダイやサーキュラーダイから溶融押出してフィルムを形成し、次いで、斯かるフィルムを一軸又は二軸延伸して得た透湿性を有するシートを用いることができる。また、スパンボンド不織布とメルトブロー不織布が複合化されたシート(例えばSM、SMS、SMMSなど)を用いることも通気性と柔軟性の点から好ましい。尚、吸収性層の非肌当接面に防漏性のシートが介在された場合には、裏面シートは液不透過性でなくてもよい。
吸収性層4は、薄型の吸収性シートが積層された構成を有している。吸収性層4に用いられる前記吸収性シートとしては、例えば、前記特許文献1における〔発明の実施の形態〕の欄に記載された吸収性シートが挙げられる。また、薄い紙と紙の間に粘着剤や湿潤時の粘着性によってポリマーを固定したシート、メルトブロー不織布製造時にポリマーを散布して不織布化と同時にポリマーを固定化したシート、繊維集合体に直接ポリマーを重合・固定化したシート等が、薄型の吸収性シートとして好ましく用いられる。
吸収性層4は幅方向の中央領域に層数の多い箇所を有している。ここで、幅方向の中央領域とは、ナプキン1の幅方向中心から両側にそれぞれ15〜25mmまでの範囲の領域をいい、本実施形態のナプキン1では、後述する吸収性シート41の幅と同じである。ナプキン1では、吸収性層4は、***部位に対応する位置の中央吸収部40において、吸収性シートが多く積層され、他の部分よりも吸収性能が高められている。
図2(a)に示すように、中央吸収部40は、2枚の吸収性シート41が重ね合わされ、さらにこれらの吸収性シート41の外側に別の吸収性シート42が上下に配されて設けられている。中央吸収部40は、吸収性シートの数が異なる部分、即ち、吸収性シート42のみの2層の部分402、これらの間の4層の部分404を有している。なお、図2(a)では、便宜上各シートは隙間を有して描かれているが、実際には、各シートは密接している。ナプキン1は、中央吸収部40において、吸収性層4はその幅方向に層数の異なる部分を有している。
図2(a)及び(b)に示す吸収性層4の厚みT4、長さL4及び幅W4は、着用者の使用場面に応じて適宜設定される。ナプキン装着時の抵抗感、又は違和感をできるだけ与えないことを考慮すると、好ましい吸収性層4の厚みT4は1〜5mmが好ましく、1.5〜3mmが一層好ましい。長さL4は250〜450mmであり、幅W4は60〜85mmである。
製品長さ方向の曲げに対し、抵抗を与えないことを考慮すると、中央吸収性部40は、前端部が吸収性層4の最前端部から40〜100mmに位置し(図2にはS40で図示。)、長さL40が80〜140mmであることが好ましい。中央吸収性層40の長さL40は、吸収性層4の長さL4の25〜60%であることが好ましい。
本実施形態のナプキン1は、中央吸収部40の層数の多い部分、即ち、前記吸収性シートが4層の部分404における両側縁部及び中央部に装着形状を安定化させる手段(以下、単に安定化手段ともいう。)5を有している。
安定化手段5は、中央吸収部40における4層の部分404の両側縁部及び中央部に非連続的に設けられた圧縮部54からなる。圧縮部54は、中央吸収部40における幅方向に3列で長手方向に所定間隔をおいて非連続的に設けられている。このように圧縮部54を非連続的に設けることは、ナプキン1の長手方向(前後方向)の曲がり具合を損なわず、且つシート(層)の多い部分と少ない部分との境で折れ曲がりやすく且つ層の多い部分で剛性が高くなりやすい中央吸収部40を、その中央部分から両側縁部分に亘って剛性を均一にし、且つナプキン1を身体に装着したときに、図3に示すように、中央吸収部40が局所的、特に層の多い部分404と少ない部分402との境で集中的に曲がることなく、幅方向において全体的に凸形状を安定的に維持することができる。これによってナプキン1の肌当接面2と身体Bとの間に隙間が生じることを抑えることができる。吸収体の幅方向の剛性は、安定化処理がなされることによって、安定化処理前と比べると50〜80%の剛性となるが、長手方向の剛性はほとんど変化がなく、安定化処理前と比べると90〜110%の剛性となる。好ましい安定化処理がなされた剛性値は、0.5〜2.5cN/cmである。
また、圧縮部54は、吸収性層4と表面シートとの接触性を高めて液の移動を良好にする観点から吸収性層4の非肌当接面3側から押圧されて設けられていることが好ましい。圧縮部54は、例えば、これらの配設位置に対応した凸部を有するヒートエンボスローラーに通すことによって設けることができる。圧縮部54は、吸収性シート同士が圧縮され、さらには熱接合されて熱接合部が設けられていることが好ましい。
図2に示したように、層数の多い部分と少ない部分との境(本実施形態では、2層部分402と4層部分404との境)と圧縮部54との間隔dは、境部分の層数の違いにより、可撓性の影響から受ける側部のよれを緩和することを考慮すると、3〜10mmが好ましい。また、圧縮部54幅方向の間隔dw54は、製品幅方向の曲げに対し、剛性を高くしないことを考慮すると、5〜15mmが好ましい。さらに、製品長さ方向の曲げに対し、剛性を高くしないことを考慮すると、圧縮部54の長手方向の間隔dl54は、5〜15mmが好ましい。
圧縮部54の深さ、圧縮部54の面積、圧縮部54の合計面積は、中央吸収部40の層数に応じて設定される。また、製品長さ方向及び幅方向の曲げに対し、抵抗を与えないことを考慮すると、圧縮部54の深さは2〜5mmが好ましく、圧縮部54の個々の面積は0.7〜4mm2が好ましく、圧縮部54の合計面積は10〜75mm2が好ましい。
以上説明したように、本実施形態のナプキン1は、安定化手段5として、吸収性層4の中央吸収部40における層数の多い部分404の中央部及び両側部に圧縮部54を有しているので、中央吸収部40における層数の多い部分と少ない部分との境での折れ曲がりを防ぐことができるほか、中央吸収部40全体として可撓性の均一化が図られる。このため、よれにくく、ナプキン1を身体に装着したときの形状が安定し、身体へのフィット性が良好である。
図4は、本発明の吸収性物品をナプキンに適用した他の実施形態を模式的に示したものであり、図2に相当する図である。これらの図において、前記第1実施形態の吸収性層4における中央吸収部40と共通する部分については同一符号を付し、その説明は省略する。従って、特に説明のない部分については、前記第1実施形態における説明が適宜適用される。
図4(a)及び(b)に示す第2実施形態のナプキン1’は、肌当接面2の両側部がウイング部の表面層の側部シート6で被覆されるとともに、側部シート6に接合された形態を有している。側部シート6には、従来からこの種のナプキンに用いられている公知の側部シート、例えば、前記液透過性の表面シートと同様の繊維の表面を撥水油剤処理して不織布化したものや、スパンボンド不織布、スパンボンド不織布(S)とメルトブロー不織布(M)の複合化されたシート(例えばSM、SMS、SMMSなど)を用いることができる。側部シートに疎水性もしくは撥水性のシートを用いることで、側部の漏れを低減する効果を得ることができる。
ナプキン1’における中央吸収部40は、一枚の吸収性シート41の両端部が上方(表面シート側)の略中央部に重なり幅がないように又は若干の隙間G41を有して対向するよう折り曲げられているとともに、吸収性シート41が吸収性シート42で包み込まれて設けられている。吸収性シート42の端部は、吸収性シート41の下方(裏面シート側)の略中央部において重なり幅W42を有して重ね合わされている。なお、図4(a)では、便宜上各シートは上下に隙間を有して描かれているが、実際には、各シートは密接しており、吸収性シート42の両側部も隙間がないように折り曲げられている。隙間G41は、製品幅方向の曲げに対し、抵抗を与えないことを考慮すると、0〜3mmが好ましい。重なり幅W42も、同様の理由から、2〜15mmが好ましい。
上記層構成において、中央吸収部40は、吸収性シート41のみの略2層の部分402、これらの間の4層の部分404及び5層の部分(隙間G41の部分を除く。)405を有しており、中央吸収部40における吸収性シートが4層の部分404に安定化手段5を有している。
安定化手段5は、中央吸収部40における4層の部分404に非連続的に設けられた楕円形状の複数の圧縮部54からなる。圧縮部54は、中央吸収部40における幅方向に間隔dw54で2列、長手方向に間隔dl54を有して非連続的に設けられている。
本実施形態のナプキン1’は、更に、安定化手段5として、中央吸収部40における層数の多い4層の部分404に圧縮部54と、中央部吸収部40における吸収性シート41、42の端部が局所的に重なり合わない積層構造との組み合わせを有しており、前記第1実施形態のナプキンと同様に、中央吸収部40における層数の多い部分と少ない部分との境での折れ曲がりを防ぐことができるほか、中央吸収部40全体として可撓性の均一化が図られる。よって、よれにくく、ナプキンを身体に装着したときの形状が安定し、身体へのフィット性が良好である。
本発明は前記実施形態に制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、適宜変更可能である。
本発明の吸収性物品は、安定化手段として、図2に示す前記第1実施形態のようなヒートエンボスロールによる圧縮部(又は熱接合部)や、図4に示す第2実施形態のようなヒートエンボスロールによる圧縮部(又は熱接合部)と吸収性シートの端部の積層構造との組み合わせを有していることが好ましいが、安定化手段は、これらの形態に制限されない。安定化手段をより高めた形で実現するためには、中央吸収部を幅方向に三等分した場合、側部領域及び中央領域にそれぞれ一以上の安定化手段が形成されていることが、得られる製品がよれにくく、身体に装着したときの形状を安定にし、身体へのフィット性を良好にする点から好ましい。更に、中央吸収部の中央領域に複数種類の安定化手段を組み合わせて装着形状の安定化を図ることが、より中央吸収部の身体へのフィット性を向上させ得る点から好ましい。このような安定化手段の組み合わせとしては、以下に説明する、図5並びに図6(a)及び(b)に示される実施形態のような、ヒートエンボスロールによる圧縮部(又は熱接合部)と、吸収性シートの端部の積層構造との組み合わせによる様々な安定化手段を形成することができる。
図5及び図6は、本発明の吸収性物品をナプキンに適用した他の実施形態における吸収性層の中央吸収部を模式的に示したものであり、これらの図において、前記第1実施形態の吸収性層4における中央吸収部40と共通する部分については同一符号を付し、その説明は省略する。従って、特に説明のない部分については、前記第1実施形態における説明が適宜適用される。
図5に示す第3実施形態のナプキンにおける吸収性層の中央吸収部40’は、第1実施形態のナプキンにおける中央吸収部40を構成する二枚重ねの吸収性シート41が、第2実施形態のナプキンにおける中央吸収部40と同様に吸収性シート42で包み込まれて設けられている。この実施形態の中央吸収部40’は、安定手段5として、吸収性シートが4層の部分(層数の多い部分)404の側部に当該中央吸収部40’の幅方向に長い形態で且つ前記所定幅内において2列の千鳥配列に配された圧縮部(又は熱接合部)54を有しているとともに、中央吸収部40’の中央領域の吸収性シートが5層の部分405にも円形の圧縮部(又は熱接合部)54を有している。本実施形態の中央吸収部40’を備えたナプキンは、前記第1実施形態のナプキンと同様に、よれにくく、ナプキンを身体に装着したときの形状が安定し、身体へのフィット性が良好であるほか、長手方向のナプキンの湾曲の安定化が図られている。
本発明の吸収性物品は、吸収性層の有する安定化手段を中央吸収部の各吸収性シートの積層構造よって変更することができる。
例えば、図6(a)に示す第4実施形態のナプキンにおける中央吸収部40’のように、第3実施形態のナプキン(図5(a)参照)における中央吸収部40を構成する二枚重ねの吸収性シート41を、一枚の吸収性シート42で包み込み、その両端部を上方で突き合わせる形態とすることもできる。
また、図6(b)に示す第5実施形態のナプキンにおける中央吸収部40’のように、第3実施形態のナプキンにおける中央吸収部40の吸収性シート41を、下方において重ね合わせずに、両端部を突き合わせる形態とすることもできる。この場合には、中央吸収部40’の中央領域の圧縮部54を省略することが好ましい。
また、中央吸収部に設ける圧縮部や熱接合部の配置も前記実施形態に制限されるものではなく、本発明による効果を損なわない範囲において適宜変更することができる。また、圧縮部54の形態は、前記各本実施形態の形態に制限されず、種々の形態を必要に応じて組み合わせて採用することができる。
また、本発明の吸収性物品は、本発明の効果を損なわない範囲において、非肌当接面を構成する裏面シートの表面に、従来から吸収性物品のずれ止めに用いられている公知のずれ止め層を設けることができる。
本発明の吸収性物品は、前記実施形態のような生理用ナプキンのほか、パンティライナー、使い捨てオムツ、失禁パッド、汗取りパッド等の吸収性物品に好適である。
以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。
下記実施例1〜3及び比較例1のように、評価サンプルとしてナプキンを作製した。そして、ナプキン装着用の樹脂製の透明なモデルを用いて該ナプキンを擬似的に装着し、その装着状態を目視により観察して下記のように評価した。
〔実施例1〕
図2(a)及び(b)に示す形態にて、評価サンプルのナプキンを作製した。ナプキンの外形は、全長L1を300mm、前方ウイング全幅W1を160mm、ナプキンの先端部から前方ウイング部の中心までの長さを115mmとした。
液透過性シート(表面シート):エアスルー不織布(花王(株)製「ロリエスーパースリムガード」に使用の開孔シート)を使用した。
液不透過性シート(裏面シート):厚み25μmのポリエチレンフィルムを使用した。
吸収性シート:吸収性シート(41,42)には、同じパルプ繊維に吸水性ポリマーを分散状態に固定させたシート(花王(株)製「ロリエスーパースリムガード」に使用の吸収性シート)を使用した。
吸収性層:二枚の上記吸収性シート(L40=90、W41=35mm)を重ね合わせた後、その上下に二枚の上記吸収性シート(長さL4=270mm、幅W4=75mmで前後端部は所定の湾曲形状)を配し、吸収性層とした(S40=55mm、T4=2.1mm)。
安定化手段:吸収性層の中央吸収部を液不透過性シートの外側から直径1mmの円柱状の3列の突起を有するエンボスローラーで長さ方向に所定間隔おきに圧縮し、くぼみ(深さ1.5mm、dl54=10mm、dw54=7.5mm、d=8.5mm)を設けて安定化手段とした。
ナプキン:上記吸収性層を上記液透過性シートと上記液不透過性シートとの間の所定位置に配し、液透過性シートと液不透過性シートとの外縁部をヒートシールによって接合した。
得られた吸収性層の剛性値を、後述する〔剛性値の測定〕により測定した結果、幅方向が1.4cN/cmであり、長手方向は1.8cN/cmであった。
〔実施例2〕
図4(a)及び(b)に示す形態にて、評価サンプルのナプキンを作製した。ナプキンの外形は、実施例1と同様である。
液透過性シート(表面シート):実施例1と同様の不織布を幅70mmで使用した。
側部シート:18g/m2のポリプロピレン製SMS不織布を使用した。
液不透過性シート(裏面シート):実施例1と同様のシートを使用した。
吸収性シート:実施例1と同様のシートを使用した。
吸収性層:一枚の上記吸収性シートをその両端部が隙間(G41=2mm)をおいて上面側(液透過性シート側)の略中央部で対向するように折り曲げた後(L40=110、W41=40mm)、折り曲げた該シートをさらに別の上記吸収性シート(長さL4=270mm、幅W4=75mmで前後端部は所定の湾曲形状)で包み込み、両端部を下面側(液不透過性シート側)に所定幅(W42=5mm)で重ね合わせて吸収性層とした(S40=45mm、T4=2.4mm)。
安定化手段:吸収性層を液不透過性シートの外側から楕円柱状(長径=2mm、短径=1mm)の2列の突起を有するエンボスローラーで長さ方向に所定間隔おきに圧縮し、くぼみ(深さ1.3mm、dl54=12mm、dw54=25mm、d=6.5mm)を設けて安定化手段とした。なお、吸収性層の液透過性シート側はわずかにくぼみが発生していた(図4(a))。
ナプキン:上記吸収性層を上記液透過性シートと上記液不透過性シートとの間の所定位置に配し、さらに上記側部シートを液透過性シートの両側部を覆うように配し、液不透過性シートの外縁部に沿うように液透過性シート及び側部シートと液不透過性シートとをヒートシールによって接合するとともに、液透過性シートと側部シートとをヒートシールによって接合した。
得られた吸収性層の剛性値は、幅方向が中央位置で1.9cN/cm、側部エンボス部分で1.6cN/cmであり、長手方向は2.0cN/cmであった。
〔実施例3〕
実施例1と同じ突起を2列で有するエンボスローラーで、くぼみ(深さ1.5mm、dl54=6mm、dw54=13mm、d=3mm)を設けて安定化手段とした以外は、実施例1と同様にして評価サンプルを作製した。得られた吸収性層の剛性値は、幅方向が1.7cN/cmであり、長手方向は1.7cN/cmであった。
〔比較例1〕
くぼみを設けず、安定化手段を施さなかった以外は、実施例1と同様にして評価サンプルを作製した。得られた吸収性層の剛性値は、幅方向が2.8cN/cmであり、長手方向は2.1cN/cmであった。
〔比較例2〕
くぼみを設けず、安定化手段を施さなかった以外は、実施例2と同様にして評価サンプルを作製した。得られた吸収性層の剛性値は、幅方向が3.1cN/cmであり、長手方向は2.1cN/cmであった。
〔装着状態の評価〕
得られたナプキンについて、ナプキン装着用の樹脂製の透明なモデルを用いて該ナプキンを擬似的に装着し、股間部に対するナプキンの形状を透明なモデルの上部から目視により観察し、ナプキン中央部及び側部のフィット性を評価した。
〔剛性値の測定〕
剛性値の測定には、自動化純曲げ試験機(カトーテック(株)製「KESFB2−AUTO−A」)を使用した。液透過性シート(表面シート)及び液不透過性シート(裏面シート)を除いた吸収性層のみをサンプルとした。サンプルは、測定する部位(具体的には個々の安定化手段)を中心に30mm×30mmの大きさで調整した。曲げ試験機のチャック隙間が10mmのため、幅方向の測定時には、個々の安定化手段がその中心となるよう調整し、各部位N=3で計測した。幅方向測定では、裏面シート側への曲げが先に行われるようにサンプルを試験機に取り付け、長手方向測定では、表面シート側への曲げが先に行われるようにサンプルを試験機に取り付けた。測定結果は、専用ソフト(KES-FB SYSTEM データ計測プログラム Ver.7.07WJ)を使用し、データ化し、幅方向では、曲げ曲率2.0値(1.98から2.02の範囲)での裏面シート側への測定値を「幅方向の剛性値」とし、長手方向では、曲げ曲率2.0値(1.98から2.02の範囲)での表面シート側への測定値を「長手方向の剛性値」とした。
上述の評価方法によって評価した結果、実施例1及び実施例2の何れのナプキンも透明なモデルの股間部になだらかに沿った形状であり、よれにくく、装着時の形状安定性に優れ、中央・側部の両方における身体へのフィット性が良好であった。実施例3のナプキンは、中央部にくぼみが若干起こり、中央のフィット性が実施例1、2に比べてやや劣るものとなったが、両側部のフィット性は良かった。これに対し、比較例1のナプキンは、中央のくぼみが大きく起こり、側部でもよれが大きく起こった。このため、透明なモデルの股間へのフィット性に劣り、装着形状が悪かった。
本発明の吸収性物品の第1実施形態を模式的に示す斜視図である。 第1実施形態の吸収性物品の吸収性層の要部を模式的に示す図であり、(a)は図1におけるX−X矢視断面図、(b)は非肌当接面側からみた展開状態における平面図である。 本発明の吸収性物品の第2実施形態の吸収性物品の吸収性層の要部を模式的に示す断面図。 本発明の吸収性物品の第3実施形態の吸収性物品の吸収性層の要部を模式的に示す図であり、(a)は断面図(図2(a)相当図)、(b)は非肌当接面側からみた展開状態における平面図である(図2(b)相当図)。 本発明の吸収性物品の第4実施形態の吸収性物品の吸収性層の中央吸収部を模式的に示す図であり、(a)は断面図(図2(a)相当図)、(b)は平面図である(図2(b)相当図)。 (a)は本発明の吸収性物品の第5実施形態の吸収性物品の吸収性層の中央吸収部を模式的に示す断面図(図2(a)相当図)、(b)は本発明の吸収性物品の第6実施形態の吸収性物品の吸収性層の要部を模式的に示す断面図(図2(a)相当図)である。
符号の説明
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
2 肌当接面
3 非肌当接面
4 吸収性層
5 装着形状を安定化させる手段
54 圧縮部(又は熱接合部)

Claims (5)

  1. 肌当接面を構成する表面シート、非肌当接面を構成する裏面シート、及び両シート間に介在される吸収性層を備え、実質的に縦長に形成されてなる吸収性物品であって、
    前記吸収性層は幅方向中央領域に層数の多い部分を有し、該層数の多い部分に装着形状を安定化させる手段を有している吸収性物品。
  2. 前記吸収性層の層数の多い部分における両側縁部に、前記装着形状を安定化させる手段を有している請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記吸収性層の層数の多い部分における中央部に、さらに前記装着形状を安定化させる手段を有している請求項2記載の吸収性物品。
  4. 前記装着形状を安定化させる手段が、非連続的に設けられた圧縮部又は熱接合部からなる請求項1〜3の何れかに記載の吸収性物品。
  5. 前記圧縮部又は前記熱接合部が、前記吸収性層の前記非肌当接面側から押圧されて設けられている請求項4記載の吸収性物品。

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