JP2006135522A - シグナリング中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 保留・転送、シェーピング、キャッチホン、一斉放送などの付加機能を提供することができる利便性に優れたシグナリング中継装置を提供する。
【解決手段】 シグナリング方式やIPアドレス体系などが異なるIP通信網(一方の通信網)2とIP通信網(他方の通信網)3の間に接続し、IP電話機(一方の通信端末)a1,…,ak,…,anとIP電話機(他方の通信端末)b1,…,bk,…,bnの保留・転送、伝送するパケットのシェーピング、キャッチホン、一斉放送の付加機能を可能にする付加機能手段5を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明はシグナリング方式やIPアドレス体系などが異なる通信網間に接続し、通信網のそれぞれに接続される通信端末相互間の通信を可能にするシグナリング中継装置に係り、特にメディアデータの中継以外に、保留・転送、シェーピング、キャッチホン、一斉放送の付加機能を可能にするシグナリング中継装置に関する。
従来のシグナリング中継装置は、「特許文献1」(シグナリング中継システムおよびシグナリング中継方法)に開示されているように、「複数の通信端末装置が接続された通信網における通信端末装置間のシグナリング中継システムにおいて、シグナリング中継装置およびデータ変換装置を備えた構成とし、シグナリング中継装置は、セッション確立要求メッセージ中継時に発信端末装置と着信端末装置の能力不一致を検出した場合に対応して、発信端末装置および着信端末装置それぞれの能力情報をデータ変換装置に通知し、発信端末装置の能力情報をデータ変換装置の能力情報に変換したセッション確立要求メッセージを生成して着信端末装置に送信し、着信端末装置の能力情報をデータ変換装置の能力情報に変更したセッション確立応答メッセージを生成して発信通信端末装置に送信して、データ変換装置を経由する二段階セッションを確立するようにする。」ものである。
また、「特許文献1」に開示された従来のシグナリング中継装置は、「データ変換装置は、アドレス変換装置であり、シグナリング中継装置は、SIPプロキシサーバであり、データ変換装置は、メディアデータの符号化方式を変換するトランスコーダである。」となっている。
これによると、二段階セッションを確立することで、IPアドレス体系などが異なる通信端末装置間の通信を可能にすることができるとともに、音声(メディアデータ)の符号化方式が異なる通信端末装置間の通信を可能にすることができる。
特開2003−152820号公報
「特許文献1」に開示された従来のシグナリング中継装置は、「能力の異なる端末間でも、端末がデータ変換装置を意識したシグナリング処理を行うことなくセッションを確立して通信を行うことができ、端末の負荷を低減化する。」ことを目的にしており、シグナリング方式やIPアドレス体系が異なる通信網に接続される通信端末間の中継以外に、保留・転送、シェーピング、キャッチホン、一斉放送などの付加機能を提供することができない課題がある。
この発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は保留・転送、シェーピング、キャッチホン、一斉放送などの付加機能を提供することができる利便性に優れたシグナリング中継装置を提供することにある。
前記課題を解決するためこの発明に係るシグナリング中継装置は、シグナリング方式やIPアドレス体系などが異なる通信網間に接続し、通信網のそれぞれに接続される通信端末との間でセッションを確立することにより、異なる通信網に接続された通信端末相互間のシグナリングメッセージおよびメディアデータを中継して通信を可能にするシグナリング中継装置において、シグナリングメッセージおよびメディアデータの中継以外に、通信端末間の保留・転送、伝送するパケットのシェーピング、キャッチホン、一斉放送の付加機能を可能にする付加機能手段を備えたことを特徴とする。
この発明に係るシグナリング中継装置は、シグナリングメッセージおよびメディアデータの中継以外に、通信端末間の保留・転送、伝送するパケットのシェーピング、キャッチホン、一斉放送の付加機能を可能にする付加機能手段を備えたので、中継装置だけで保留・転送、シェーピング、キャッチホン、一斉放送の付加機能を実現することができる。
また、この発明に係る付加機能手段は、異なる通信網のそれぞれに接続されるインタフェースと、シグナリングメッセージを制御するシグナリング制御部と、メディアデータを制御するメディアデータ制御部と、メディアデータを一時格納するメディアデータバッファ部と、メディアデータを編集するメディアデータ編集部と、保留音源データを格納する保留音源データ部と、キャッチホン音源データを格納するキャッチホン音源データ部と、一斉放送の相手先を設定して記憶する一斉放送相手先設定部と、メディアデータの送信間隔を決定するデータ送信タイミング制御部とを備えたことを特徴とする。
この発明に係る付加機能手段は、異なる通信網のそれぞれに接続されるインタフェースと、シグナリングメッセージを制御するシグナリング制御部と、メディアデータを制御するメディアデータ制御部と、メディアデータを一時格納するメディアデータバッファ部と、メディアデータを編集するメディアデータ編集部と、保留音源データを格納する保留音源データ部と、キャッチホン音源データを格納するキャッチホン音源データ部と、一斉放送の相手先を設定して記憶する一斉放送相手先設定部と、メディアデータの送信間隔を決定するデータ送信タイミング制御部とを備えたので、保留・転送、シェーピング、キャッチホン、一斉放送の付加機能を実現することができる。
さらに、この発明に係る付加機能手段は、一方の通信網および一方の通信網に接続された一方の通信端末が保留機能をサポートしておらず、他方の通信網および他方の通信網に接続された他方の通信端末が保留機能をサポートしており、一方の通信端末と他方の通信端末のセッションが確立して双方の通信端末間で通話中に、他方の通信端末から保留要求メッセージが発生すると、他方の通信端末に保留応答メッセージを送信するとともに、一方の通信端末からのメディアデータを破棄し、保留音源データ部から保留音源データを一方の通信端末に送信することを特徴とする。
この発明に係る付加機能手段は、一方の通信網および一方の通信網に接続された一方の通信端末が保留機能をサポートしておらず、他方の通信網および他方の通信網に接続された他方の通信端末が保留機能をサポートしており、一方の通信端末と他方の通信端末のセッションが確立して双方の通信端末間で通話中に、他方の通信端末から保留要求メッセージが発生すると、他方の通信端末に保留応答メッセージを送信するとともに、一方の通信端末からのメディアデータを破棄し、保留音源データ部から保留音源データを一方の通信端末に送信するので、一方の通信網および一方の通信網に接続された一方の通信端末が保留機能をサポートしてなくても保留機能を実現することができる。
また、この発明に係る付加機能手段は、一方の通信網および一方の通信網に接続された一方の通信端末が転送機能をサポートしておらず、他方の通信網および他方の通信網に接続された他方の通信端末が転送機能をサポートしており、一方の通信端末と他方の通信端末が保留中に、他方の通信端末から転送要求メッセージが発生すると、他方の通信端末に転送応答メッセージを送信するとともに、一方の通信端末に送信されている保留音源データ部からの保留音源データを停止して保留を解除し、一方の通信端末から他方の通信端末に送信されていたメディアデータを転送先に指定された通信端末に宛先を変更して送信し、転送先に指定された通信端末から送信されるメディアデータを一方の通信端末に送信することを特徴とする。
この発明に係る付加機能手段は、一方の通信網および一方の通信網に接続された一方の通信端末が転送機能をサポートしておらず、他方の通信網および他方の通信網に接続された他方の通信端末が転送機能をサポートしており、一方の通信端末と他方の通信端末が保留中に、他方の通信端末から転送要求メッセージが発生すると、他方の通信端末に転送応答メッセージを送信するとともに、一方の通信端末に送信されている保留音源データ部からの保留音源データを停止して保留を解除し、一方の通信端末から他方の通信端末に送信されていたメディアデータを転送先に指定された通信端末に宛先を変更して送信し、転送先に指定された通信端末から送信されるメディアデータを一方の通信端末に送信するので、一方の通信網および一方の通信網に接続された一方の通信端末が転送機能をサポートしてなくても転送機能を実現することができる。
さらに、この発明に係る付加機能手段は、一方の通信端末と他方の通信端末のセッションが確立して双方の通信端末間で通話中に、一方の通信網に接続された別の通信端末から他方の通信端末にセッション確立要求が発生すると、メディアデータバッファ部に一時格納された一方の通信端末からのメディアデータに、メディアデータ編集部でキャッチホン音源データ部からの音源データを重畳したメディアデータを他方の通信端末に送信した後、他方の通信端末から保留要求メッセージが発生すると、一方の通信端末に保留音源データ部からの保留音源データを送信して保留するとともに、他方の通信端末からのメディアデータの宛先を一方の通信端末から別の通信端末に変更して送信し、別の通信端末からのメディアデータを他方の通信端末に送信することを特徴とする。
この発明に係る付加機能手段は、この発明に係る付加機能手段は、一方の通信端末と他方の通信端末のセッションが確立して双方の通信端末間で通話中に、一方の通信網に接続された別の通信端末から他方の通信端末にセッション確立要求が発生すると、メディアデータバッファ部に一時格納された一方の通信端末からのメディアデータに、メディアデータ編集部でキャッチホン音源データ部からの音源データを重畳したメディアデータを他方の通信端末に送信した後、他方の通信端末から保留要求メッセージが発生すると、一方の通信端末に保留音源データ部からの保留音源データを送信して保留するとともに、他方の通信端末からのメディアデータの宛先を一方の通信端末から別の通信端末に変更して送信し、別の通信端末からのメディアデータを他方の通信端末に送信するので、通話中の割込みの呼出しに対して応答することができる。
また、この発明に係る付加機能手段は、一方の通信端末から特番などにより一斉放送を示すセッション確立要求が発生すると、一斉放送相手先設定部に予め設定された相手先通信端末にセッション確立要求メッセージを送信してそれぞれ相手先通信端末とセッションを確立するとともに、一方の通信端末からのメディアデータをメディアデータバッファ部に一時格納し、メディアデータ編集部でメディアデータを相手先通信端末数分だけ複製して相手先通信端末に送信することを特徴とする。
この発明に係る付加機能手段は、一方の通信端末から特番などにより一斉放送を示すセッション確立要求が発生すると、一斉放送相手先設定部に予め設定された相手先通信端末にセッション確立要求メッセージを送信してそれぞれ相手先通信端末とセッションを確立するとともに、一方の通信端末からのメディアデータをメディアデータバッファ部に一時格納し、メディアデータ編集部でメディアデータを相手先通信端末数分だけ複製して相手先通信端末に送信するので、予め設定した複数の通信端末に一斉放送をすることができる。
さらに、この発明に係る付加機能手段は、一方の通信端末と他方の通信端末のセッションが確立している場合に、一方の通信端末から送信されるメディアデータをメディアデータバッファ部に一時格納し、データ送信タイミング制御部で格納されたメディアデータの送信間隔を調整して送信することを特徴とする。
この発明に係る付加機能手段は、一方の通信端末と他方の通信端末のセッションが確立している場合に、一方の通信端末から送信されるメディアデータをメディアデータバッファ部に一時格納し、データ送信タイミング制御部で格納されたメディアデータの送信間隔を調整して送信するので、メディアデータの送信間隔を通信網の保証速度以内にシェーピングしてパケットロスを防ぐことができる。
この発明に係るシグナリング中継装置は、シグナリングメッセージおよびメディアデータの中継以外に、通信端末間の保留・転送、伝送するパケットのシェーピング、キャッチホン、一斉放送の付加機能を可能にする付加機能手段を備えたので、中継装置だけで保留・転送、シェーピング、キャッチホン、一斉放送の付加機能を実現することができ、利便性の向上ならびに使い勝手の向上を図ることができる。
また、この発明に係る付加機能手段は、異なる通信網のそれぞれに接続されるインタフェースと、シグナリングメッセージを制御するシグナリング制御部と、メディアデータを制御するメディアデータ制御部と、メディアデータを一時格納するメディアデータバッファ部と、メディアデータを編集するメディアデータ編集部と、保留音源データを格納する保留音源データ部と、キャッチホン音源データを格納するキャッチホン音源データ部と、一斉放送の相手先を設定して記憶する一斉放送相手先設定部と、メディアデータの送信間隔を決定するデータ送信タイミング制御部とを備えたので、保留・転送、シェーピング、キャッチホン、一斉放送の付加機能を実現することができ、シグナリング中継装置の利便性をアピールすることができる。
さらに、この発明に係る付加機能手段は、一方の通信網および一方の通信網に接続された一方の通信端末が保留機能をサポートしておらず、他方の通信網および他方の通信網に接続された他方の通信端末が保留機能をサポートしており、一方の通信端末と他方の通信端末のセッションが確立して双方の通信端末間で通話中に、他方の通信端末から保留要求メッセージが発生すると、他方の通信端末に保留応答メッセージを送信するとともに、一方の通信端末からのメディアデータを破棄し、保留音源データ部から保留音源データを一方の通信端末に送信するので、一方の通信網および一方の通信網に接続された一方の通信端末が保留機能をサポートしてなくても保留機能を実現することができ、単純な構成で容易に保留機能を実現することができる。
また、この発明に係る付加機能手段は、一方の通信網および一方の通信網に接続された一方の通信端末が転送機能をサポートしておらず、他方の通信網および他方の通信網に接続された他方の通信端末が転送機能をサポートしており、一方の通信端末と他方の通信端末が保留中に、他方の通信端末から転送要求メッセージが発生すると、他方の通信端末に転送応答メッセージを送信するとともに、一方の通信端末に送信されている保留音源データ部からの保留音源データを停止して保留を解除し、一方の通信端末から他方の通信端末に送信されていたメディアデータを転送先に指定された通信端末に宛先を変更して送信し、転送先に指定された通信端末から送信されるメディアデータを一方の通信端末に送信するので、一方の通信網および一方の通信網に接続された一方の通信端末が転送機能をサポートしてなくても転送機能を実現することができ、単純な構成で容易に転送機能を実現することができる。
さらに、この発明に係る付加機能手段は、この発明に係る付加機能手段は、一方の通信端末と他方の通信端末のセッションが確立して双方の通信端末間で通話中に、一方の通信網に接続された別の通信端末から他方の通信端末にセッション確立要求が発生すると、メディアデータバッファ部に一時格納された一方の通信端末からのメディアデータに、メディアデータ編集部でキャッチホン音源データ部からの音源データを重畳したメディアデータを他方の通信端末に送信した後、他方の通信端末から保留要求メッセージが発生すると、一方の通信端末に保留音源データ部からの保留音源データを送信して保留するとともに、他方の通信端末からのメディアデータの宛先を一方の通信端末から別の通信端末に変更して送信し、別の通信端末からのメディアデータを他方の通信端末に送信するので、通話中の割込みの呼出しに対して応答することができ、単純な構成で容易にキャッチホン機能を実現することができる。
また、この発明に係る付加機能手段は、一方の通信端末から特番などにより一斉放送を示すセッション確立要求が発生すると、一斉放送相手先設定部に予め設定された相手先通信端末にセッション確立要求メッセージを送信してそれぞれ相手先通信端末とセッションを確立するとともに、一方の通信端末からのメディアデータをメディアデータバッファ部に一時格納し、メディアデータ編集部でメディアデータを相手先通信端末数分だけ複製して相手先通信端末に送信するので、予め設定した複数の通信端末に一斉放送をすることができ、放送装置を必要とすることなく任意の通信端末への一斉放送を実現することができる。
さらに、この発明に係る付加機能手段は、一方の通信端末と他方の通信端末のセッションが確立している場合に、一方の通信端末から送信されるメディアデータをメディアデータバッファ部に一時格納し、データ送信タイミング制御部で格納されたメディアデータの送信間隔を調整して送信するので、メディアデータの送信間隔を通信網の保証速度以内にシェーピングしてパケットロスを防ぐことができ、パケットロスのない高品質なデータを伝送することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係るシグナリング中継装置が適用されるIP電話システムのシステム構成図である。図1において、IP電話システム1は、VoIP(Voice over Internet Protocol)によるIP電話システムであって、IP通信網(一方の通信網)2と、IP通信網(他方の通信網)3と、IP通信網2に接続されるIP電話機(一方の通信端末)a1,…,ak,…,anと、IP通信網3に接続されるIP電話機(他方の通信端末)b1,…,bk,…,bnと、IP通信網2とIP通信網3の間に接続するシグナリング中継装置4とから構築する。
IP通信網(一方の通信網)2およびIP電話機(一方の通信端末)a1,…,ak,…,anと、IP通信網(他方の通信網)3およびIP電話機(他方の通信端末)b1,…,bk,…,bnとは、それぞれシグナリング方式やIPアドレス体系などが異なる。
シグナリング中継装置4は、IP電話機(一方の通信端末)a1,…,ak,…,anとIP電話機(他方の通信端末)b1,…,bk,…,bnとの間でセッションを確立することにより、シグナリング方式やIPアドレス体系が異なるIP通信網(一方の通信網)2およびIP通信網(他方の通信網)3に接続されたIP電話機(一方の通信端末)a1,…,ak,…,anとIP電話機(他方の通信端末)b1,…,bk,…,bn相互間のシグナリングメッセージおよびメディアデータを中継して通信を可能にする。
また、シグナリング中継装置4は、IP電話機(一方の通信端末)a1,…,ak,…,anとIP電話機(他方の通信端末)b1,…,bk,…,bnの保留・転送、伝送するパケットのシェーピング、キャッチホン、一斉放送の付加機能を可能にする付加機能手段5を備え、他の装置を必要とすることなく、シグナリング中継装置4だけで保留・転送、シェーピング、キャッチホン、一斉放送の付加機能を実現する。
図2はこの発明に係る付加機能手段の一実施の形態要部ブロック構成図である。図2において、付加機能手段5は、インタフェース(I/F)6a,インタフェース(I/F)6b、シグナリング制御部7a,シグナリング制御部7b、メディアデータ制御部8a,メディアデータ制御部8b、メディアデータバッファ部9、メディアデータ編集部10、保留音源データ部11、キャッチホン音源データ部12、一斉放送相手先設定部13、データ送信タイミング制御部14a,データ送信タイミング制御部14bを備える。
インタフェース(I/F)6aは、IP通信網(一方の通信網)2に接続され、IP電話機(一方の通信端末)a1,…,ak,…,anとシグナリングメッセージおよびメディアデータの送受信を行う。
インタフェース(I/F)6bは、IP通信網(他方の通信網)3に接続され、IP電話機(他方の通信端末)b1,…,bk,…,bnとシグナリングメッセージおよびメディアデータの送受信を行う。
シグナリング制御部7aは、インタフェース(I/F)6aを介して受信されるシグナリングメッセージを終端し、電話番号などのシグナリング中継に必要とされる情報のみをシグナリング制御部7bに伝送する制御を行う。
シグナリング制御部7bは、インタフェース(I/F)6bを介して受信されるシグナリングメッセージを終端し、電話番号などのシグナリング中継に必要とされる情報のみをシグナリング制御部7aに伝送する制御を行う。
メディアデータ制御部8aは、インタフェース(I/F)6aを介して受信されるメディアデータを終端し、音声の符号化されたデータ部分だけを抽出してメディアデータバッファ部9に格納したり、メディアデータバッファ部9や保留音源データ部11に格納されている音声や保留音の符号化されたデータ部分を読み出し、メディアデータとしインタフェース(I/F)6aを介して送信する制御を行う。
メディアデータ制御部8bは、インタフェース(I/F)6bを介して受信されるメディアデータを終端し、音声の符号化されたデータ部分だけを抽出してメディアデータバッファ部9に格納したり、メディアデータバッファ部9や保留音源データ部11に格納されている音声や保留音の符号化されたデータ部分を読み出し、メディアデータとしインタフェース(I/F)6bを介して送信する制御を行う。
メディアデータバッファ部9は、メディアデータ制御部8aおよびメディアデータ制御部8bから供給される音声の符号化されたデータ部分を一時格納する。
メディアデータ編集部10は、メディアデータバッファ部9に格納されている音声の符号化されたデータ部分の編集を行い、符号化方式の異なる音声データの編集や、キャッチホン音源データ部12に格納されている音源と音声データを加算したりする制御を行う。
保留音源データ部11は、保留機能の実現時に、セッションが保留されたIP電話機(通信端末)に対し、保留中を示す音を送出するための音源データを格納する。
キャッチホン音源データ部12は、セッションが既に確立されているIP電話機(通信端末)に対し、新たなセッション確立を要求するIP電話機(通信端末)がいることを示す音を送出するための音源データを格納する。
一斉放送相手先設定部13は、一斉放送を行う場合、一斉放送の相手先電話番号を予め設定して記憶する。
データ送信タイミング制御部14aは、IP通信網(一方の通信網)2に対してトラフィックをシェーピングして送出可能なように、インタフェース(I/F)6aがシグナリングメッセージやメディアデータの送信間隔を決定して送出するタイミングの制御を行う。
データ送信タイミング制御部14bは、IP通信網(他方の通信網)3に対してトラフィックをシェーピングして送出可能なように、インタフェース(I/F)6bがシグナリングメッセージやメディアデータの送信間隔を決定して送出するタイミングの制御を行う。
このように、この発明に係る付加機能手段5は、異なる通信網(IP通信網2,IP通信網3)のそれぞれに接続されるインタフェース(インタフェース(I/F)6a,インタフェース(I/F)6b)と、シグナリングメッセージを制御するシグナリング制御部(シグナリング制御部7a,シグナリング制御部7b)と、メディアデータを制御するメディアデータ制御部(メディアデータ制御部8a,メディアデータ制御部8b)と、メディアデータを一時格納するメディアデータバッファ部9と、メディアデータを編集するメディアデータ編集部10と、保留音源データを格納する保留音源データ部11と、キャッチホン音源データを格納するキャッチホン音源データ部12と、一斉放送の相手先を設定して記憶する一斉放送相手先設定部13と、メディアデータの送信間隔を決定するデータ送信タイミング制御部(データ送信タイミング制御部14a,データ送信タイミング制御部14b)とを備えたので、保留・転送、シェーピング、キャッチホン、一斉放送の付加機能を実現することができ、シグナリング中継装置4の利便性をアピールすることができる。
次に、付加機能手段5の通話、保留・転送、キャッチホン、一斉放送およびシェーピングの制御シーケンスについて説明する。図3はこの発明に係る付加機能手段の通話の制御シーケンス図である。なお、IP通信網(一方の通信網)2のIP電話機(一方の通信端末)a1とIP通信網(他方の通信網)3のIP電話機(他方の通信端末)b1との間で通話を可能とする制御シーケンスについて説明する。このケースでは、シグナリング方式やIPアドレス体系などが異なるIP通信網(一方の通信網)2とIP通信網(他方の通信網)3に接続されたIP電話機(一方の通信端末)a1とIP電話機(他方の通信端末)b1間の通話となるため、直接セッションの確立ができず、シグナリング中継装置4を介してセッションを確立することになる。
図3において、インタフェース(I/F)6aは、IP電話機(一方の通信端末)a1から見てIP電話機(他方の通信端末)b1に見えるため、IP電話機(一方の通信端末)a1は、インタフェース(I/F)6aに対してセッション確立要求メッセージを送信する。
インタフェース(I/F)6aは、IP電話機(一方の通信端末)a1からのセッション確立要求メッセージを受信すると、セッション確立要求メッセージ内の相手電話番号を抽出し、IP通信網(他方の通信網)3に接続されたIP電話機(他方の通信端末)b1の認識可能なシグナリングプロトコルを用いてセッション確立要求メッセージをインタフェース(I/F)6bからIP電話機(他方の通信端末)b1に送信する。
インタフェース(I/F)6bは、IP電話機(他方の通信端末)b1からセッション確立応答メッセージを受信した場合には、IP電話機(他方の通信端末)b1との間でセッションを確立し、IP電話機(一方の通信端末)a1の認識可能なシグナリングプロトコルを用いてセッション確立応答メッセージをインタフェース(I/F)6aからIP電話機(一方の通信端末)a1に送信する。
インタフェース(I/F)6aは、IP電話機(一方の通信端末)a1からセッション応答確認メッセージを受信した場合には、IP電話機(一方の通信端末)a1との間でセッションを確立する。
セッション確立処理において、インタフェース(I/F)6aとインタフェース(I/F)6bは、セッション確立に必要とされる相手電話番号等のみを抽出し、新たにシグナリングメッセージを生成して中継するため、例えばSIP(Session Initiation Protocol)とH.323といったシグナリング方式が異なる通信網間や、IPバージョン4とIPバージョン6といったIPアドレス体系が異なる通信網間に接続されたIP電話機(通信端末)間のセッション確立が可能になる。
また、インタフェース(I/F)6aは、IP電話機(一方の通信端末)a1との間でシグナリングにより確立されたセッション上を伝送されるメディアデータを終端し、音声の符号化されたデータ部分のみを抽出し、IP電話機(他方の通信端末)b1が再生可能なメディアデータでIP電話機(他方の通信端末)b1に送信する。
インタフェース(I/F)6bは、IP電話機(他方の通信端末)b1との間でシグナリングにより確立されたセッション上を伝送されるメディアデータを終端し、音声の符号化されたデータ部分のみを抽出し、IP電話機(一方の通信端末)a1が再生可能なメディアデータでIP電話機(一方の通信端末)a1に送信する。
メディアデータ処理において、インタフェース(I/F)6aとインタフェース(I/F)6bは、メディアデータに含まれる音声の符号化されたデータ部分のみを抽出し、新たなメディアデータを生成して中継するため、例えば音声の符号化方式がH.729とG.711といった異なるIP電話機(通信端末)間の通話(通信)が可能になる。
図4はこの発明に係る付加機能手段の保留・転送の一実施の形態制御シーケンス図である。なお、インタフェース(I/F)6aおよびIP電話機(一方の通信端末)a1は保留・転送機能をサポートしておらず、インタフェース(I/F)6bおよびIP電話機(他方の通信端末)b1は保留・転送機能をサポートしており、IP電話機(一方の通信端末)a1とIP電話機(他方の通信端末)b1が通話中に、IP電話機(他方の通信端末)b1側から保留し、IP電話機(一方の通信端末)akに転送する場合について説明する。
図4において、IP電話機(一方の通信端末)a1とIP電話機(他方の通信端末)b1がセッションを確立して通話(通信)するまでは、図3と同じ制御シーケンスであり、この通話状態で、IP電話機(他方の通信端末)b1が保留要求メッセージをインタフェース(I/F)6bに送信すると、インタフェース(I/F)6bは、保留要求メッセージを終端し、IP電話機(他方の通信端末)b1に保留応答メッセージを送信する。
この時点で、インタフェース(I/F)6aで受信するIP電話機(一方の通信端末)a1からのメディアデータが保留により不要なデータとなっていることを認識しているため、このメディアデータが廃棄される。これにより、不要なトラフィックを軽減することができる。
保留状態になると、IP電話機(他方の通信端末)b1は、IP電話機(一方の通信端末)a1へのメディアデータを停止し、IP電話機(一方の通信端末)a1が無音状態になるため、保留音源データ部11に格納されている保留音源データをインタフェース(I/F)6aからメディアデータとしてIP電話機(一方の通信端末)a1に送信することにより、保留機能がサポートされていないIP通信網(一方の通信網)2およびIP電話機(一方の通信端末)a1と、保留機能がサポートされているIP通信網(他方の通信網)3およびIP電話機(他方の通信端末)b1との間で保留機能の実現が可能になる。
なお、音声や保留音のメディアデータは、通常RTP(Real-time Transport Protocol)プロトコルによって伝送される。このRTPプロトコルに使用されるプロトコルヘッダでは、パケット生成毎に1づつ加算されるシーケンス番号や、一定周期で1づつ加算されるタイムスタンプが付与されることになる。
音声のメディアデータと保留音のメディアデータを切り替える際に、これらの順序性を引き継ぎながらメディアデータを生成しなければ、通信端末でメディアデータの順序性が大きく損なわれ、大きなゆらぎを発生させてしまうことになり、音声を復元した時に、雑音や音声のとぎれの原因となる。
本発明では、メディアデータに含まれる音声のデータ部分のみを抽出し、新たなメディアデータを生成して中継するため、音声のメディアデータと保留音のメディアデータを切り替える際にも、シーケンス番号やタイムスタンプが継続され、音声を復元した時の雑音や音声のとぎれを容易に防止することができる。
続いて、IP電話機(一方の通信端末)a1とIP電話機(他方の通信端末)b1が保留の状態から、IP電話機(他方の通信端末)b1からIP電話機(他方の通信端末)bkにIP電話機(一方の通信端末)a1のメディアデータを転送するケースについて説明する。なお、IP電話機(他方の通信端末)bkは、転送機能をサポートしている。
図4において、IP電話機(他方の通信端末)b1から転送先に指定されたIP電話機(他方の通信端末)bkのセッション確立要求メッセージをインタフェース(I/F)6bに送信すると、インタフェース(I/F)6bは、受信したセッション確立要求メッセージを終端し、セッション確立要求メッセージの中から相手先電話番号(ここでは、IP電話機bk)を抽出し、抽出した相手先電話番号からセッション確立要求メッセージをIP電話機(他方の通信端末)bkに送信する。
インタフェース(I/F)6bは、IP電話機(他方の通信端末)bkからセッション確立応答メッセージを受信すると、IP電話機(他方の通信端末)b1にセッション確立応答メッセージを送信し、IP電話機(他方の通信端末)b1およびIP電話機(他方の通信端末)bkとの間にセッションを確立する。
セッションが確立された上に送受信されるメディアデータは、音声の符号化された部分のみが抽出されて中継され、IP電話機(他方の通信端末)b1とIP電話機(他方の通信端末)bkとの間の通話(通信)を実現する。
IP電話機(他方の通信端末)b1とIP電話機(他方の通信端末)bkとの通話(通信)状態から、IP電話機(他方の通信端末)bkから転送要求メッセージがインタフェース(I/F)6bに送信されると、インタフェース(I/F)6bは、転送要求メッセージを終端し、転送応答メッセージをIP電話機(他方の通信端末)b1に送信するとともに、保留音源データ部11からIP電話機(一方の通信端末)a1に送信されていた保留音源データを停止することにより、保留を解除する。
また、インタフェース(I/F)6bは、保留が解除されてIP電話機(一方の通信端末)a1からインタフェース(I/F)6aを介して伝送されてくるメディアデータの宛先をIP電話機(他方の通信端末)b1からIP電話機(他方の通信端末)bkへ変更し、宛先を変更したメディアデータをIP電話機(他方の通信端末)bkに送信する。
さらに、インタフェース(I/F)6bは、IP電話機(他方の通信端末)bkから送信されてくるメディアデータをインタフェース(I/F)6aを介してIP電話機(一方の通信端末)a1に送信する。
このような処理により、転送機能を実現することができる。なお、転送処理は、IP電話機(他方の通信端末)bkにおいて、単に通常のセッションが確立される処理となるため、転送先が転送機能をサポートしていないインタフェース(I/F)6aに接続されたIP電話機(一方の通信端末)a2,…,ak,…,anであっても転送が可能になる。
このように、この発明に係る付加機能手段5は、一方の通信網(IP通信網2)および一方の通信網に接続された一方の通信端末(IP電話機a1,…,ak,…,an)が保留機能をサポートしておらず、他方の通信網(IP通信網3)および他方の通信網に接続された他方の通信端末(IP電話機b1,…,bk,…,bn)が保留機能をサポートしており、一方の通信端末(IP電話機a1)と他方の通信端末(IP電話機b1)のセッションが確立して双方の通信端末間(IP電話機a1−IP電話機b1)で通話中に、他方の通信端末(IP電話機b1)から保留要求メッセージが発生すると、他方の通信端末(IP電話機b1)に保留応答メッセージを送信するとともに、一方の通信端末(IP電話機a1)からのメディアデータを破棄し、保留音源データ部11から保留音源データを一方の通信端末(IP電話機a1)に送信するので、一方の通信網および一方の通信網に接続された一方の通信端末が保留機能をサポートしてなくても保留機能を実現することができ、単純な構成で容易に保留機能を実現することができる。
また、この発明に係る付加機能手段5は、一方の通信網(IP通信網2)および一方の通信網に接続された一方の通信端末(IP電話機a1,…,ak,…,an)が転送機能をサポートしておらず、他方の通信網(IP通信網3)および他方の通信網に接続された他方の通信端末(IP電話機b1,…,bk,…,bn)が転送機能をサポートしており、一方の通信端末(IP電話機a1)と他方の通信端末(IP電話機b1)が保留中に、他方の通信端末(IP電話機b1)から転送要求メッセージが発生すると、他方の通信端末(IP電話機b1)に転送応答メッセージを送信するとともに、一方の通信端末(IP電話機a1)に送信されている保留音源データ部11からの保留音源データを停止して保留を解除し、一方の通信端末(IP電話機a1)から他方の通信端末(IP電話機b1)に送信されていたメディアデータを転送先に指定された通信端末(IP電話機bk)に宛先を変更して送信し、転送先に指定された通信端末(IP電話機bk)から送信されるメディアデータを一方の通信端末(IP電話機a1)に送信するので、一方の通信網(IP通信網2)および一方の通信網に接続された一方の通信端末(IP電話機a1,…,ak,…,an)が転送機能をサポートしてなくても転送機能を実現することができ、単純な構成で容易に転送機能を実現することができる。
図5はこの発明に係る付加機能手段のキャッチホンの一実施の形態制御シーケンス図である。なお、IP通信網(一方の通信網)2に接続されたIP電話機(一方の通信端末)a1と、IP通信網(他方の通信網)3に接続されたIP電話機(他方の通信端末)b1のセッションが確立しており、IP電話機a1とIP電話機b1間で通話(通信中)に、IP通信網(一方の通信網)2に接続されているIP電話機(一方の通信端末)akからIP電話機(他方の通信端末)b1に新たにセッション確立要求が発生した場合について説明する。
図5において、インタフェース(I/F)6aは、IP電話機(一方の通信端末)akからセッション確立要求メッセージを受信すると、セッション要求確認メッセージをIP電話機(一方の通信端末)akに送信するとともに、IP電話機(一方の通信端末)a1がIP電話機(他方の通信端末)b1へ送信するメディアデータに、新たなセッション確立を要求するIP電話機akが存在することを示す音を重畳したメディアデータをIP通信網(他方の通信網)3からIP電話機(他方の通信端末)b1に送信する。なお、キャッチホンの音を重畳したメディアデータは、IP電話機(一方の通信端末)a1から送信されてくるメディアデータから音声の符号化されたデータ部分のみを抽出してメディアデータバッファ部9に一時格納し、一時格納したデータ部分とキャッチホン音源データ部12に格納されたキャッチホン音源データをメディアデータ編集部10で加算して編集した後、新たなメディアデータとして生成される。
キャッチホン音源が重畳されたメディアデータを聴取したIP電話機(他方の通信端末)b1は、新たなセッション確立を要求するIP電話機(一方の通信端末)akに応答するため、保留要求メッセージをインタフェース(I/F)6bに送信する。
インタフェース(I/F)6bは、IP電話機b1から保留要求メッセージを受信すると、保留応答メッセージをIP電話機b1に送信するとともに、保留音源データ部11から保留音データを読み出してインタフェース(I/F)6aを介してIP電話機a1に送信する。
続いて、インタフェース(I/F)6aは、セッション確立応答メッセージをIP電話機akに送信し、IP電話機akとインタフェース(I/F)6aとの間のセッションを確立する。
この時点より、インタフェース(I/F)6aは、IP電話機(他方の通信端末)b1からIP電話機(一方の通信端末)a1に送信されてくるメディアデータの宛先を変更してIP電話機(一方の通信端末)akに送信するとともに、IP電話機(一方の通信端末)akから送信されてくるメディアデータをインタフェース(I/F)6bを介してIP電話機(他方の通信端末)b1に送信することにより、IP電話機b1とIP電話機a1との通話状態から、IP電話機b1とIP電話機akとの通話状態に切り替えることができ、キャッチホン機能を実現することができる。
このように、この発明に係る付加機能手段5は、一方の通信端末(IP電話機a1)と他方の通信端末(IP電話機b1)のセッションが確立して双方の通信端末間(IP電話機a1−IP電話機b1間)で通話中に、一方の通信網(IP通信網2)に接続された別の通信端末(IP電話機ak)から他方の通信端末(IP電話機b1)にセッション確立要求が発生すると、メディアデータバッファ部9に一時格納された別の通信端末(IP電話機ak)からのメディアデータに、メディアデータ編集部10でキャッチホン音源データ部12からの音源データを重畳したメディアデータを他方の通信端末(IP電話機b1)に送信した後、他方の通信端末(IP電話機b1)から保留要求メッセージが発生すると、一方の通信端末(IP電話機a1)に保留音源データ部11からの保留音源データを送信して保留するとともに、他方の通信端末(IP電話機b1)からのメディアデータの宛先を一方の通信端末(IP電話機a1)から別の通信端末(IP電話機ak)に変更して送信し、別の通信端末(IP電話機ak)からのメディアデータを他方の通信端末(IP電話機b1)に送信するので、通話中の割込みの呼出しに対して応答することができ、単純な構成で容易にキャッチホン機能を実現することができる。
図6はこの発明に係る付加機能手段の一斉放送の一実施の形態制御シーケンス図である。なお、IP通信網(一方の通信網)2に接続されたIP電話機(一方の通信端末)a1からIP通信網(他方の通信網)3に接続されたIP電話機(他方の通信端末)b1およびIP電話機(他方の通信端末)bkに一斉放送するケースについて説明する。
図6において、IP電話機(一方の通信端末)a1から特番などにより一斉放送を示すセッション確立要求メッセージを発生すると、インタフェース(I/F)6aは、一斉放送相手先設定部13に予め設定されている一斉放送先電話番号(ここでは、IP電話機b1、bk)を検出し、セッション確立要求メッセージをIP電話機(一方の通信端末)a1に送信するとともに、インタフェース(I/F)6bは、IP電話機(他方の通信端末)b1およびIP電話機(他方の通信端末)bkにセッション確立要求メッセージを送信する。
インタフェース(I/F)6bは、IP電話機(他方の通信端末)b1からセッション確立応答メッセージを受信してIP電話機(他方の通信端末)b1との間のセッションを確立する。
続いて、インタフェース(I/F)6bは、IP電話機(他方の通信端末)bkからセッション確立応答メッセージを受信してIP電話機(他方の通信端末)bkとの間のセッションを確立する。同様に、一斉放送相手先が複数ある場合には、一斉放送相手先に対しセッションを確立する。
インタフェース(I/F)6bとIP電話機b1およびIP電話機bkとの間でセッションノの確立が終了すると、インタフェース(I/F)6aからIP電話機(一方の通信端末)a1にセッション確立応答メッセージを送信し、インタフェース(I/F)6aとIP電話機a1との間のセッションを確立する。
セッションが確立してIP電話機(一方の通信端末)a1から一斉放送のためのメディアデータをインタフェース(I/F)6aに送信すると、インタフェース(I/F)6aは、メディアデータを終端し、音声の符号化されたデータ部分だけを抽出し、メディアデータバッファ部9に一時格納した後、メディアデータ編集部10で一斉放送用の音声をIP電話機b1およびIP電話機bkの分だけ複製し、インタフェース(I/F)6bから複製した音声のメディアデータをIP電話機b1およびIP電話機bkに送信する。
一斉放送の場合、一斉放送のメディアデータを受信するIP電話機b1およびIP電話機bkは、通常メディアデータを送信しないことが想定されるが、IP電話機b1およびIP電話機bkからメディアデータの送信があっても、インタフェース(I/F)6bでIP電話機b1およびIP電話機bkから受信するメディアデータを廃棄することで不必要なトラフィックを軽減する。
なお、一斉放送する通信端末は、IP電話機a1,…,ak,…,anおよびIP電話機b1,…,bk,…,bnの任意のIP電話機でよく、一斉放送の相手先通信端末は、IP電話機a1,…,ak,…,anおよびIP電話機b1,…,bk,…,bnの任意台数のIP電話機でよい。
このように、この発明に係る付加機能手段5は、一方の通信端末(IP電話機a1)から特番などにより一斉放送を示すセッション確立要求が発生すると、一斉放送相手先設定部に予め設定された相手先通信端末(IP電話機b1およびIP電話機bk)にセッション確立要求メッセージを送信してそれぞれ相手先通信端末とセッションを確立するとともに、一方の通信端末(IP電話機a1)からのメディアデータをメディアデータバッファ部9に一時格納し、メディアデータ編集部10でメディアデータを相手先通信端末(IP電話機b1、IP電話機bk)数分だけ複製して相手先通信端末(IP電話機b1およびIP電話機bk)に送信するので、予め設定した複数の通信端末に一斉放送をすることができ、放送装置を必要とすることなく任意の通信端末への一斉放送を実現することができる。
次に、この発明に係るシェーピング機能について説明する。図1に示すIP電話システム1において、IP電話機(一方の通信端末)a1,…,ak,…,anとIP通信網(一方の通信網)2、IP通信網(一方の通信網)2とシグナリング中継装置4、シグナリング中継装置4とIP通信網(他方の通信網)3およびIP通信網(他方の通信網)3とIP電話機(他方の通信端末)b1,…,bk,…,bnの相互間接続には、アクセス回線としてイーサネット(登録商標)専用線が用いられることが想定される。
イーサネット(登録商標)専用線のサービスでは、10BASE−Tや100BASE−TXなどのユーザインタフェースで提供され、10Mbit/sや100Mbit/s等の物理的最大速度に対して、例えば1Mbit/s等の速度までであれば、伝送されるパケットを回線内で破棄しないで伝送することができる保証速度が規定されてサービスがなされている。
ここで規定される保証速度は、必ずしもバーストトラフィックを吸収することができない。例えば、1秒間に伝送される平均のパケットのトラフィックを保証速度以内に抑えて伝送しても、回線の保証速度が100ミリ秒に伝送される平均のトラフィックとして規定されている場合、100ミリ秒でみると保証速度を上回り、パケットの廃棄が発生するケースがある。このため、パケット毎に送信間隔を調整して保証速度を上回らないシェーピングの制御が必要となる。
付加機能手段5は、IP通信網(一方の通信網)2に接続されているIP電話機(一方の通信端末)a1,…,ak,…,anと、IP通信網(他方の通信網)3に接続されているIP電話機(他方の通信端末)b1,…,bk,…,bnとの間で複数のセッションが確立している場合、単にメディアデータの中継をするだけであれば、伝送されるパケットの送信間隔は、IP電話機(一方の通信端末)a1,…,ak,…,anやIP電話機(他方の通信端末)b1,…,bk,…,bnの送信間隔によって決定されてしまい、パケットの破棄を防止することができない。
本発明のシェーピングは、図2に示す付加機能手段5において、IP通信網(一方の通信網)2に接続されるIP電話機(一方の通信端末)a1,…,ak,…,anから送信されてくるメディアデータをインタフェース(I/F)6aが受信し、メディアデータをメディアデータバッファ部9に一時格納し、格納したメディアデータをインタフェース(I/F)6bからIP通信網(他方の通信網)3に送信する場合に、データ送信タイミング制御部14bがIP通信網(他方の通信網)3の回線の保証速度から送信間隔を演算し、演算した送信間隔でメディアデータをIP通信網(他方の通信網)3に送信する。なお、送信間隔(s)≧送出データのビット数(bit)/回線の保証速度(bit/s)で演算する。
同様に、IP通信網(他方の通信網)3に接続されるIP電話機(他方の通信端末)b1,…,bk,…,bnから送信されてくるメディアデータはインタフェース(I/F)6bが受信し、メディアデータをメディアデータバッファ部9に一時格納し、格納したメディアデータをインタフェース(I/F)6aからIP通信網(一方の通信網)2に送信する場合に、データ送信タイミング制御部14aがIP通信網(一方の通信網)2の回線の保証速度から送信間隔を演算し、演算した送信間隔でメディアデータをIP通信網(一方の通信網)2に送信する。
このように、この発明に係る付加機能手段5は、一方の通信端末(IP電話機a1,…,ak,…,an)と他方の通信端末(IP電話機b1,…,bk,…,bn)のセッションが確立している場合に、一方の通信端末から送信されるメディアデータをメディアデータバッファ部9に一時格納し、データ送信タイミング制御部14bで格納されたメディアデータの送信間隔を調整して送信するので、メディアデータの送信間隔を通信網(IP通信網3)の保証速度以内にシェーピングしてパケットロスを防ぐことができ、パケットロスのない高品質なデータを伝送することができる。
以上説明したように、この発明に係るシグナリング中継装置4は、シグナリングメッセージおよびメディアデータの中継以外に、通信端末間の保留・転送、伝送するパケットのシェーピング、キャッチホン、一斉放送の付加機能を可能にする付加機能手段5を備えたので、中継装置だけで保留・転送、シェーピング、キャッチホン、一斉放送の付加機能を実現することができ、利便性の向上ならびに使い勝手の向上を図ることができる。
本発明に係るシグナリング中継装置は、シグナリングメッセージおよびメディアデータの中継以外に、通信端末間の保留・転送、伝送するパケットのシェーピング、キャッチホン、一斉放送の利便性の高い付加機能を可能にするものであり、シグナリング方式やIPアドレス体系などが異なる通信網間に接続される通信端末相互間のメディアデータを中継して通信を可能にするあらゆるシグナリング中継装置に適用することができる。
この発明に係るシグナリング中継装置が適用されるIP電話システムのシステム構成図 この発明に係る付加機能手段の一実施の形態要部ブロック構成図 この発明に係る付加機能手段の通話の制御シーケンス図 この発明に係る付加機能手段の保留・転送の一実施の形態制御シーケンス図 この発明に係る付加機能手段のキャッチホンの一実施の形態制御シーケンス図 この発明に係る付加機能手段の一斉放送の一実施の形態制御シーケンス図
符号の説明
1 IP電話システム
2 IP通信網(一方の通信網)
3 IP通信網(他方の通信網)
4 シグナリング中継装置
5 付加機能手段
6a,6b インタフェース(I/F)
7a,7b シグナリング制御部
8a,8b メディアデータ制御部
9 メディアデータバッファ部
10 メディアデータ編集部
11 保留音源データ部
12 キャッチホン音源データ部
13 一斉放送相手先設定部
14a,14b データ送信タイミング制御部
a1,…,ak,…,an IP電話機(一方の通信端末)
b1,…,bk,…,bn IP電話機(他方の通信端末)

Claims (7)

  1. シグナリング方式やIPアドレス体系などが異なる通信網間に接続し、前記通信網のそれぞれに接続される通信端末との間でセッションを確立することにより、前記異なる通信網に接続された前記通信端末相互間のシグナリングメッセージおよびメディアデータを中継して通信を可能にするシグナリング中継装置において、
    シグナリングメッセージおよびメディアデータの中継以外に、前記通信端末間の保留・転送、伝送するパケットのシェーピング、キャッチホン、一斉放送の付加機能を可能にする付加機能手段を備えたことを特徴とするシグナリング中継装置。
  2. 前記付加機能手段は、前記異なる通信網のそれぞれに接続されるインタフェースと、シグナリングメッセージを制御するシグナリング制御部と、メディアデータを制御するメディアデータ制御部と、メディアデータを一時格納するメディアデータバッファ部と、メディアデータを編集するメディアデータ編集部と、保留音源データを格納する保留音源データ部と、キャッチホン音源データを格納するキャッチホン音源データ部と、一斉放送の相手先を設定して記憶する一斉放送相手先設定部と、メディアデータの送信間隔を決定するデータ送信タイミング制御部と、を備えたことを特徴とする請求項1記載のシグナリング中継装置。
  3. 前記付加機能手段は、一方の通信網および一方の通信網に接続された一方の通信端末が保留機能をサポートしておらず、他方の通信網および他方の通信網に接続された他方の通信端末が保留機能をサポートしており、一方の通信端末と他方の通信端末のセッションが確立して双方の通信端末間で通話中に、他方の通信端末から保留要求メッセージが発生すると、他方の通信端末に保留応答メッセージを送信するとともに、一方の通信端末からのメディアデータを破棄し、前記保留音源データ部から保留音源データを一方の通信端末に送信することを特徴とする請求項2記載のシグナリング中継装置。
  4. 前記付加機能手段は、一方の通信網および一方の通信網に接続された一方の通信端末が転送機能をサポートしておらず、他方の通信網および他方の通信網に接続された他方の通信端末が転送機能をサポートしており、一方の通信端末と他方の通信端末が保留中に、他方の通信端末から転送要求メッセージが発生すると、他方の通信端末に転送応答メッセージを送信するとともに、一方の通信端末に送信されている前記保留音源データ部からの保留音源データを停止して保留を解除し、一方の通信端末から他方の通信端末に送信されていたメディアデータを転送先に指定された通信端末に宛先を変更して送信し、転送先に指定された通信端末から送信されるメディアデータを一方の通信端末に送信することを特徴とする請求項2記載のシグナリング中継装置。
  5. 前記付加機能手段は、一方の通信端末と他方の通信端末のセッションが確立して双方の通信端末間で通話中に、一方の通信網に接続された別の通信端末から他方の通信端末にセッション確立要求が発生すると、前記メディアデータバッファ部に一時格納された一方の通信端末からのメディアデータに、前記メディアデータ編集部でキャッチホン音源データ部からの音源データを重畳したメディアデータを他方の通信端末に送信した後、他方の通信端末から保留要求メッセージが発生すると、一方の通信端末に前記保留音源データ部からの保留音源データを送信して保留するとともに、他方の通信端末からのメディアデータの宛先を一方の通信端末から別の通信端末に変更して送信し、別の通信端末からのメディアデータを他方の通信端末に送信することを特徴とする請求項2記載のシグナリング中継装置。
  6. 前記付加機能手段は、一方の通信端末から特番などにより一斉放送を示すセッション確立要求が発生すると、前記一斉放送相手先設定部に予め設定された相手先通信端末にセッション確立要求メッセージを送信してそれぞれ相手先通信端末とセッションを確立するとともに、一方の通信端末からのメディアデータを前記メディアデータバッファ部に一時格納し、前記メディアデータ編集部でメディアデータを相手先通信端末数分だけ複製して相手先通信端末に送信することを特徴とする請求項2記載のシグナリング中継装置。
  7. 前記付加機能手段は、一方の通信端末と他方の通信端末のセッションが確立している場合に、一方の通信端末から送信されるメディアデータを前記メディアデータバッファ部に一時格納し、前記データ送信タイミング制御部で格納されたメディアデータの送信間隔を調整して送信することを特徴とする請求項2記載のシグナリング中継装置。
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