JP5023210B2 - 電話システム、呼制御サーバ装置及び通信接続方法 - Google Patents

電話システム、呼制御サーバ装置及び通信接続方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、例えばSIP(Session Initiation Protocol)端末を収容する複数の呼制御サーバ装置間をIP−QSIG専用線で接続した電話システムと、この電話システムで使用される呼制御サーバ装置及び通信接続方法に関する。
近年、IP(Internet Protocol)網を介して双方向に画像や音声をRTP(Real-time Transport Protocol)パケットとして、リアルタイムに送受信するIP電話システムが普及している。このIP電話システムでは、IP網に呼制御サーバ及び複数のIP電話端末が接続されると共に、呼制御サーバごとにIP電話端末間の通信やIP電話端末と外線との通信を行うことができる。
また、上記IP電話システムでは、通信を行う場合は、呼制御サーバの制御の元で、SIP等のプロトコルを用いて、発呼側と着呼側のIP電話端末間でセッションの確立を行う。一方、セッション確立後に、呼制御サーバによる交換処理を省略するピアツーピア接続により音声通信を行なう。ここで、IP電話端末間同士のピアツーピア接続では、各IP電話端末間で、共通の音声メディアコーデック(例えば、G.711、G.722、G.729など)を用いて、音声パケットのやりとりを行う。
特開2006−42175号公報
ところで、上記IP電話システムでは、複数の呼制御サーバ間をIP−QSIG専用線で接続する構成を採っている。IP−QSIG専用線を跨る通話を行うとき、IP電話端末−呼制御サーバと、呼制御サーバ−呼制御サーバとで、プロトコルが異なるため、メディア情報のネゴシエーションが成立しない場合がある。この場合、メディア情報が一致しないまま接続することになり、あるいは情報不一致で切断されることがある。
なお、呼制御サーバにメディア変換機能を実装、または呼制御サーバ側のメディア情報に合わせるようにIP電話端末のデータ設定を行う方法も考えられる。しかし、呼制御サーバにメディア変換機能を実装する場合、呼制御サーバのCPUの処理負荷が増大する。また、呼制御サーバ側のメディア情報に合わせるようにIP電話端末のデータ設定を行う方法では、IP電話端末の仕様によって、データ設定を行えない場合がある。
本発明の目的は、サーバ装置間をIP−QSIG専用線で接続するシステムにあって、サーバ装置にメディア変換機能することなく、また予めデータ設定でメディア情報を合わせる必要なく、IP−QSIG専用線を跨るエンド・エンド間でネゴシエーションを成立し得る電話システム、呼制御サーバ装置及び通信接続方法を提供することにある。
実施形態によれば電話システムは、端末装置が接続可能な複数のサーバ装置相互間をIP(Internet Protocol)−QSIG専用線を介して接続して通信する電話システムを対象とし、検出手段と、通知手段と、制御手段とを備える。検出手段は、複数のサーバ装置のうち第1のサーバ装置に接続された第1の端末装置から第2のサーバ装置に接続された第2の端末装置への発信操作がなされた時に、第2のサーバ装置にて第2の端末装置の応答を検出する。通知手段は、第2の端末装置の応答を検出した時に、第2のサーバ装置にて第2の端末装置から受信しかつピアツーピア通信に必要なメディア情報を分析し、この分析したメディア情報を第1のサーバ装置に通知する。制御手段は、第1のサーバ装置にて第2のサーバ装置から通知されたメディア情報に基づいて、第1の端末装置と第2の端末装置との間でピアツーピアにより通信接続させる。
第1の実施形態のIP電話システムを示す概略構成図である。 第1の実施形態に係わる呼制御サーバの具体的構成を示すブロック図である。 上記図2に示したルーティングテーブルの記憶内容の一例を示す図である。 第1の実施形態において、通話を行う際のネゴシエーションを示すシーケンス図である。 NOTIFYメッセージの構造を示す図である。 メディア変換機能を各呼制御サーバに実装した場合の通話を行う際のネゴシエーションを示すシーケンス図である。 各呼制御サーバにメディア変換機能を実装しない場合の通話を行う際のネゴシエーションを示すシーケンス図である。 第2の実施形態に係る呼制御サーバの構成を示すブロック図である。 第2の実施形態において、通話を行う際のネゴシエーションを示すシーケンス図である。 第2の実施形態の変形例において、発信元のSIP端末と着信先のSIP端末との間で通話を行う際のネゴシエーションを示すシーケンス図である。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態は、着信先の端末装置であるSIP端末の応答が検出された時に、着信側の呼制御サーバから発信側の呼制御サーバに対し、メディア情報を通知するようにしたものである。
図1は、第1の実施形態に係わるIP電話システムを示す概略構成図である。
このシステムは、通信ネットワークとしてパケット通信用のIP網1を有する。このIP網1には、IP−QSIG専用線が含まれている。IP網1には、複数の呼制御サーバSV1〜SVn(nは自然数)が接続されている。
呼制御サーバSV1には、端末装置であるSIP端末T11〜T1i(iは自然数)がLAN(Local Area Network)2を介して接続される。呼制御サーバSV2には、SIP端末T21〜T2m(mは自然数)がLAN3を介して接続される。呼制御サーバSV3には、SIP端末T31〜T3p(pは自然数)がLAN4を介して接続される。そして、呼制御サーバSVnには、SIP端末Tn1〜Tnk(kは自然数)がLANqを介して接続される。なお、SIP端末T11〜T1i,T21〜T2m,T31〜T3p,Tn1〜Tnkは、通話処理機能と映像等のメディア情報処理機能とを備えている。
また、呼制御サーバSV1は、ルータRT1を介してIP網1に接続される。呼制御サーバSV2は、ルータRT2を介してIP網1に接続される。さらに、呼制御サーバSV3〜SVnもそれぞれルータRT3〜RTnを介してIP網1に接続される。
また、呼制御サーバSV1には、ゲートウェイGW1が接続される。ゲートウェイGW1は、公衆網NW1とIP網1との間を接続するもので、公衆網NW1とIP網1との間における通信プロトコル及び信号フォーマットの変換機能を備えている。
また、呼制御サーバSVnには、ゲートウェイGW2が接続される。ゲートウェイGW2は、公衆網NW2とIP網1との間を接続するもので、公衆網NW2とIP網1との間における通信プロトコル及び信号フォーマットの変換機能を備えている。
呼制御サーバSV1〜SVnは、複数のSIP端末T11〜T1i,T21〜T2m,T31〜T3p,Tn1〜Tnk間またはSIP端末T11〜T1i,T21〜T2m,T31〜T3p,Tn1〜Tnkと公衆網NW1,NW2との間で、例えばSIPに従ってセッションを確立する交換制御機能を備える。そして、セッション確立後は、発信側のSIP端末と着信側のSIP端末との間で直接または呼制御サーバSV1〜SVnを経由してピアツーピア接続でRTPパケットを送受信することで、音声通信を行なう。また、呼制御サーバSV1〜SVnは、呼制御サーバSV1〜SVn間で、例えばIP−QSIGに従ってセッションを確立する交換制御機能を備える。
ところで、上記呼制御サーバSV1〜SVnは、本第1の実施形態に係わる機能として次のような機能を有している。図2はその構成を示すブロック図である。ここでは、呼制御サーバSV1を代表して説明する。
すなわち、呼制御サーバSV1は、IP制御部11と、中継処理部12と、呼制御部13と、記憶部14とを備えている。これらIP制御部11と、中継処理部12と、呼制御部13と、記憶部14は、データハイウェイ15を介して互いに接続されている。
IP制御部11には、IP網1が必要に応じて接続される。IP制御部11は、接続されたIP網1との間でインタフェース処理を行う。また、IP制御部11は、上記インタフェース処理に係わる種々の制御情報の授受を、データハイウェイ15を介して呼制御部13との間で行う。
中継処理部12は、IP制御部11で受信した制御メッセージ及びRTPパケットを処理する。
呼制御部13は、CPU、ROM、RAMなどを有して構成され、ソフトウェア処理により呼制御サーバSV1の各部の制御を行う。
記憶部14は、呼制御部13の接続制御に必要なルーティングテーブル141等を格納している。ルーティングテーブル141は、図3に示すように、SIP端末T11〜T1i及びゲートウェイGW1に予め割り当てられている識別情報としての電話番号と、可変ネットワークアドレスとしてのIPアドレスとを対応付けた情報である。また、ルーティングテーブル141は、各呼制御サーバSV1〜SVnに予め割り当てられたノードIDと、IPアドレスとを対応付けている。
一方、呼制御部13は、検出部131と、通知制御部132と、接続制御部133とを備えている。検出部131は、例えばSIP端末T21から呼制御サーバSV2を介して発信要求(SETUPメッセージ)が到来したとき、着信先となるSIP端末T11を呼び出し、SIP端末T11の応答を検出する。
通知制御部132は、着信先となるSIP端末T11の応答を検出した時に、SIP端末T11から通知され、音声信号をデジタル音声データに符号化するためのコーデック情報(G.711,G.722,G.723,G.728及びG.729)、パケット送出間隔といったメディア情報を分析し、この分析したメディア情報を例えばNOTIFYメッセージ中のSDPに含めて発信側へ通知する。
接続制御部133は、着信側からNOTIFYメッセージが到来した時に、NOTIFYメッセージ中のSDPに着信側のメディア情報が含まれているかを分析する。そして、メディア情報が含まれている場合に、このメディア情報を発信元に通知し、当該メディア情報の内容に従って発信側のSIP端末と着信側のSIP端末との間をピアツーピアにより通信接続させる。
次に、上記構成による動作について説明する。
図4は、例えばSIP端末T11,T21間で通話を行う際のネゴシエーションを示すシーケンス図である。ここでは、呼制御サーバSV1と呼制御サーバSV2には、メディア変換機能を有していないものとする。
呼制御サーバSV1に収容されたSIP端末T11にて呼制御サーバSV2に収容されるSIP端末T21への発信操作が行われたとする(図4(1))。そうすると、SIP端末T11は、呼制御サーバSV1へメディア情報のSDPを含む発信要求(INVITEメッセージ)を送信する(図4(2))。
呼制御サーバSV1は、上記発信要求を受信すると、SDPに含まれるメディア情報に従って、IP−QSIG専用線で使用するメディア情報を決定し、IP−QSIGで規定されるSETUPメッセージを生成する。このSETUPメッセージには、発信元識別情報や着信先識別情報、IP−QSIG専用線で使用される例えばG.711を示すコーデックや、RTPパケットの送出間隔(40ms)を示す情報が含まれる。呼制御サーバSV1は、IP−QSIG専用線を利用する場合、使用する帯域を小さくするために、パケット送出間隔40msを使用する。このSETUPメッセージは、呼制御サーバSV1からIP網1を介して呼制御サーバSV2へ送信される(図4(3))。
呼制御サーバSV2は、SETUPメッセージを受信すると、着信先のSIP電話端末T21に対しメディア情報を含むINVITEメッセージを送信して呼び出しを行なう(図4(4))。SIP端末T21は、INVITEメッセージを受信後、メディア情報を分析し、通知されるパケット送出間隔40msに合わせることが可能か否かを判定する。同時に、SIP端末T21は、着信報知が行われている旨を示す100Trying及び180Ringingを呼制御サーバSV2へ返送する(図4(5))。この着信報知は、鳴音の発生または着信表示により行なわれる。
呼制御サーバSV2は、SIP端末T21から100Trying及び180Ringingを受信すると、呼制御サーバSV1に対しSETUPメッセージを正しく受信した旨を示すメッセージ(CALL PROC,ALERT)を送信する(図4(6))。このうち、CALL PROCメッセージのSDPには、呼制御サーバSV2のコーデック情報及びパケット送出間隔40msが含まれる。
呼制御サーバSV1は、呼制御サーバSV2からCALL PROCメッセージ及びALERTメッセージを受信すると、発信元のSIP端末T11に対し100Trying及び180Ringingを送信して、SIP端末T21に対し着信報知が行われている旨を通知する(図4(7))。ここで、一旦呼制御サーバSV1,SV2間は、ネゴシエーションを確立する。
上記着信報知に対しSIP端末T21のユーザが応答操作を行なうと(図4(8))、SIP端末T21は応答メッセージ(200OK)を呼制御サーバSV2へ送信する(図4(9))。この応答メッセージ(200OK)のSDPには、SIP端末T21のコーデック情報及びパケット送出間隔20msが含まれる。ここで、SIP端末T21は仕様により通知されるパケット送出間隔40msに合わせることができないため、パケット送出間隔20msで応答メッセージを返送する。
呼制御サーバSV2は、受信した応答メッセージ(200OK)より、メディア情報を取り出し、自サーバのパケット送出間隔を[40ms]から[20ms]に変更するとともに、SIP端末T21のメディア情報を含むNOTIFYメッセージを送信する(図4(10))。なお、NOTIFYメッセージは、任意で、他メッセージでも可、CONNメッセージでもよい。続いて、呼制御サーバSV2は、SIP端末T21を呼制御サーバSV2に接続した旨を示す情報を応答メッセージ(CONN)に乗せて呼制御サーバSV1に通知する(図4(11))。
呼制御サーバSV1は、NOTIFYメッセージを受信し、メディア情報を得る(図4(12))。続いて、CONNメッセージを受信する(図4(13))。CONNメッセージ受信後、呼制御サーバSV1は自サーバのパケット送出間隔を[40ms]から[20ms]に変更し、着信先のSIP端末T21のコーデック情報及びパケット送出間隔を含む200OKメッセージを発信元のSIP端末T11へ送信する(図4(14))。すると、SIP端末T11は、自端末のパケット送出間隔を200OKメッセージに含まれるパケット送出間隔20msに合わせ、呼制御サーバSV1に対しACKを返送する(図4(15))。
呼制御サーバSV1は、SIP端末T11からACKを受信すると、呼制御サーバSV2に対しCONN ACKを送信する(図4(16))。そして、呼制御サーバSV2は、SIP端末T21に対しACKを送信する(図4(17)。かくして、発信元のSIP端末T11と着信先のSIP端末T21との間には呼制御サーバSV1,SV2を経由した通信リンクが形成され、以後パケット送出間隔20msによりRTPパケットの送受信が行われ、通話が可能となる。
図5は、上記NOTIFYメッセージの構造を示すものである。NOTIFYメッセージには、ユーザ・ユーザ情報、サイズ、メディア情報、メディア情報数、コーデック、パケット送出間隔、IPアドレス、ポート番号が含まれる。ユーザ・ユーザ情報は、発信元及び着信先を識別するための情報である。サイズを示す情報は、発信側と着信側との間で送受信する映像、音声、データのサイズを示す情報である。メディア情報は、映像、音声、データといったメディアの種類を示す情報である。メディア情報数は、発信側と着信側との間で送受信する映像または音声またはデータ、映像と音声との組み合わせ、音声とデータとの組み合わせを示す情報である。IPアドレス及びポート番号は、着信先となるSIP端末T21に割り当てられるIPアドレス及びポート番号である。
なお、SIP端末T11と呼制御サーバSV1との間、呼制御サーバSV1,SV2間でネゴシエーションのタイミングが異なることを考慮して、各呼制御サーバSV1,SV2にメディア変換機能を実装することが考えられる。
図6は、メディア変換機能を各呼制御サーバSV1,SV2に実装した場合に、SIP端末T11,T21間で通話を行う際のネゴシエーションを示すシーケンス図である。図6において、上記図4と同一動作箇所には、同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
SIP端末T11と呼制御サーバSV1との間では、発信元のSIP端末T11からINVITEメッセージが呼制御サーバSV1に送信される。これを受けて、呼制御サーバSV1は、呼制御サーバSV2に対して、SETUPメッセージが送信する。呼制御サーバSV2は、SIP端末T21に対して、INVITEメッセージを送信する。これに対して、SIP端末T21から「100Trying」及び「180Ringing」が返送されてくる。そして、呼制御サーバSV2は、呼制御サーバSV1に対して、CALL PROCメッセージ及びALERTメッセージが送信される。この時点で、呼制御サーバSV1は、呼制御サーバSV2との間にコーデックG711及びパケット送出間隔40msに従ったRTPセッションを確立する(図6(9))。
呼制御サーバSV1は、呼制御サーバSV2から送られるCALL PROCメッセージ及びALERTメッセージを受信し、発信元のSIP端末T11へ100Trying及び180Ringingを送信すると、SIP端末T11との間にコーデックG711及びパケット送出間隔20msに従ったRTPパケットのRTPセッションを確立する(図6(8))。
以後、SIP端末T21のユーザが応答操作を行なうと、SIP端末T21は応答メッセージ(200OK)を呼制御サーバSV2へ送信する(図6(10))。この応答メッセージ(200OK)のSDPには、SIP端末T21のコーデック情報及びパケット送出間隔20msが含まれる。ここで、SIP端末T21は仕様により通知されるパケット送出間隔40msに合わせることができないため、パケット送出間隔20msで応答メッセージを返送する。
呼制御サーバSV2は、SIP端末T21から200OKメッセージを受信すると、SIP端末T21を呼制御サーバSV2に接続した旨を示す情報を応答メッセージ(CONN)に乗せて呼制御サーバSV1に通知する(図6(11))。
呼制御サーバSV1は、CONNメッセージ受信後、着信先のSIP端末T21のコーデック情報及びパケット送出間隔を含む200OKメッセージを発信元のSIP端末T11へ送信する(図6(12))。すると、SIP端末T11は、呼制御サーバSV1に対しACKを返送する(図6(13))。
呼制御サーバSV1は、SIP端末T11からACKを受信すると、呼制御サーバSV2に対しCONN ACKを送信する(図6(14))。
そして、呼制御サーバSV2は、SIP端末T21に対しACKを送信し(図6(15)、SIP端末T21との間にコーデックG711及びパケット送出間隔20msに従ったRTPセッションを確立する(図6(16))。
つまり、メディア情報それぞれの間で異なっていても、各呼制御サーバSV1,SV2のメディア変換機能によりメディア変換される為、RTPセッションを確立できる。しかし、SIP端末T11と呼制御サーバSV1間、呼び制御サーバSV1と呼制御サーバSV2間、呼制御サーバSV2とSIP端末T21間は、ぞれぞれ独立してメディア情報のネゴシエーションが行われるため、図6のそれぞれ点線部分になるようにネゴシエーションが確立するタイミングが異なっている。また、メディア変換機能を各呼制御サーバSV1,SV2に実装することは、各呼制御サーバSV1,SV2の処理負担を増大してしまうことになる。
一方、各呼制御サーバSV1,SV2にメディア変換機能を実装しないと、図7に示すように、SIP端末T11,T21間でパケット送出間隔が不一致で切断されたり、双方向不一致のままRTPセッションが確立されることがある。図7において、上記図4と同一動作箇所には、同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
SIP端末T21のユーザが応答操作を行なうと(図7(8))、SIP端末T21は応答メッセージ(200OK)を呼制御サーバSV2へ送信する(図7(9))。この応答メッセージ(200OK)のSDPには、SIP端末T21のコーデック情報及びパケット送出間隔20msが含まれる。ここで、SIP端末T21は仕様により通知されるパケット送出間隔40msに合わせることができないため、パケット送出間隔20msで応答メッセージを返送する。
呼制御サーバSV2は、SIP端末T21から応答メッセージ(200OK)を受信すると、SIP端末T21を呼制御サーバSV2に接続した旨を示す情報を応答メッセージ(CONN)に乗せて呼制御サーバSV1に通知する(図7(10))。この場合、CONNメッセージには、SIP端末T21のコーデック及びパケット送出間隔を示す情報が含まれない。また、パケット送出間隔が不一致で切断される場合がある。
呼制御サーバSV1は、CONNメッセージ受信後、サーバ間のコーデック情報及びパケット送出間隔40msを含む200OKメッセージを発信元のSIP端末T11へ送信する(図7(11))。すると、SIP端末T11は、自端末のパケット送出間隔を200OKメッセージに含まれるパケット送出間隔40msに合わせ、呼制御サーバSV1に対しACKを返送する(図7(12))。
呼制御サーバSV1は、SIP端末T11からACKを受信すると、呼制御サーバSV2に対しCONN ACKを送信する(図7(13))。そして、呼制御サーバSV2は、SIP端末T21に対しACKを送信する(図7(14)。かくして、発信元のSIP端末T11と着信先のSIP端末T21との間には呼制御サーバSV1,SV2を経由した通信リンク(RTPセッション)が形成され、以後SIP端末T11からSIP端末T21へパケット送出間隔40msによりRTPパケットの送信が行われ、SIP端末T21からSIP端末T11へパケット送出間隔20msによりRTPパケットの送信が行われる。
この場合、SIP端末T21のユーザが「こんにちは、Yさん」と話したとする。SIP端末T11では、パケット送出間隔40msのネゴシエーション結果以外のパケット送出間隔で受信してしまうことになる。すると、SIP端末T11のユーザには「こには、さ」と聞こえてしまい、音声が途切れて聞き取り難くなる。一方、SIP端末T11のユーザが「どうもありがとうございます」と話したとする。SIP端末T21では、パケット送出間隔40msでRTPパケットを受信してしまうことになる。すると、SIP端末T21のユーザには「ど〜う〜も〜あ〜……」と聞こえてしまい、音声の空白が長くなり聞き取り難くなる。
そこで、本第1の実施形態では、上記不具合を回避するために、呼制御サーバSV2において、SIP端末T11からSIP端末T21への発信操作がなされ、SIP端末T21の応答を検出した場合に、SIP端末T21のコーデック及びパケット送出間隔を示すメディア情報をNOTIFYメッセージのSDPに含めて発信側の呼制御サーバSV1に通知するようにしている。そして、呼制御サーバSV1はNOTIFYメッセージにより通知されたメディア情報に基づいて、自サーバのパケット送出間隔を[40ms]から[20ms]に変更して、発信元のSIP端末T11へ着信先のSIP端末T21のメディア情報を通知してからSIP端末T11とSIP端末T21との間に共通のパケット送出間隔20msを使用したRTPセッションを確立するようにしている。
従って、各呼制御サーバSV1,SV2にメディア変換機能を実装することなく、また各SIP端末T11,T21に予めデータ設定によりメディア情報を合わせる必要がなく、IP−QSIG専用線を跨るSIP端末T11,T21間でネゴシエーションが成立できるようになる。
また、上記第1の実施形態では、IP−QSIGで規定されているCONNメッセージやNOTIFYメッセージのような既存の制御信号を利用してメディア情報を着信側の呼制御サーバSV2から発信側の呼制御サーバSV1に通知することが可能となる。このため、メディア情報専用の信号を新たに設ける必要がなく、これにより簡単に実施できる利点がある。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、発信元のSIP端末から通知されるメディア情報を、着信側の呼制御サーバに対し発信要求(SETUPメッセージ)に含めて通知するようにしたものである。
図8は、本第2の実施形態に係る呼制御サーバSV1〜SVnの構成を示すブロック図である。ここでは、呼制御サーバSV1を呼制御サーバSV1−2として説明する。なお、図8において、上記図2と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
呼制御サーバSV1−2は、呼制御部13に発信側メディア情報通知部134を備えている。発信側メディア情報通知部134は、発信元となるSIP端末T11からメディア情報が通知された時に、当該メディア情報を分析し、この分析したメディア情報を着信側の呼制御サーバSV2に通知する。
次に、上記構成による動作について説明する。
図9は、例えばSIP端末T11,T21間で通話を行う際のネゴシエーションを示すシーケンス図である。
呼制御サーバSV1に収容されたSIP端末T11にて呼制御サーバSV2に収容されるSIP端末T21への発信操作が行われたとする(図9(1))。そうすると、SIP端末T11は、呼制御サーバSV1−2へメディア情報のSDPを含む発信要求(INVITEメッセージ)を送信する(図9(2))。
呼制御サーバSV1−2は、受信したINVITEメッセージより、メディア情報を取り出し、自サーバのパケット送出間隔が[40ms]に設定されていれば[20ms]に変更するとともに、SIP端末T11のメディア情報を含むSETUPメッセージを送信する(図9(3))。
呼制御サーバSV2は、SETUPメッセージを受信すると、着信先のSIP電話端末T21に対しメディア情報を含むINVITEメッセージを送信して呼び出しを行なう(図9(4))。SIP端末T21は、INVITEメッセージを受信後、メディア情報を分析する。同時に、SIP端末T21は、着信報知が行われている旨を示す100Trying及び180Ringingを呼制御サーバSV2へ返送する(図9(5))。この着信報知は、鳴音の発生または着信表示により行なわれる。
呼制御サーバSV2は、SIP端末T21から100Trying及び180Ringingを受信すると、呼制御サーバSV1−2に対しSETUPメッセージを正しく受信した旨を示すメッセージ(CALL PROC,ALERT)を送信する(図9(6))。このうち、CALL PROCメッセージのSDPには、呼制御サーバSV2のコーデック情報及びパケット送出間隔20msが含まれる。
呼制御サーバSV1−2は、呼制御サーバSV2からCALL PROCメッセージ及びALERTメッセージを受信すると、発信元のSIP端末T11に対し100Trying及び180Ringingを送信して、SIP端末T21に対し着信報知が行われている旨を通知する(図9(7))。
上記着信報知に対しSIP端末T21のユーザが応答操作を行なうと(図9(8))、SIP端末T21は応答メッセージ(200OK)を呼制御サーバSV2へ送信する(図9(9))。この応答メッセージ(200OK)のSDPには、SIP端末T21のコーデック情報及びパケット送出間隔20msが含まれる。
呼制御サーバSV2は、受信した応答メッセージ(200OK)より、メディア情報を取り出し、SIP端末T21のメディア情報を含むNOTIFYメッセージを送信する(図9(10))。なお、NOTIFYメッセージは、任意で、他メッセージでも可、CONNメッセージでもよい。続いて、呼制御サーバSV2は、SIP端末T21を呼制御サーバSV2に接続した旨を示す情報を応答メッセージ(CONN)に乗せて呼制御サーバSV1に通知する(図9(11))。
呼制御サーバSV1−2は、NOTIFYメッセージを受信し、メディア情報を得る(図9(12))。続いて、CONNメッセージを受信する(図9(13))。CONNメッセージ受信後、呼制御サーバSV1−2は、着信先のSIP端末T21のコーデック情報及びパケット送出間隔を含む200OKメッセージを発信元のSIP端末T11へ送信する(図9(14))。すると、SIP端末T11は、呼制御サーバSV1−2に対しACKを返送する(図9(15))。
呼制御サーバSV1−2は、SIP端末T11からACKを受信すると、呼制御サーバSV2に対しCONN ACKを送信する(図9(16))。そして、呼制御サーバSV2は、SIP端末T21に対しACKを送信する(図9(17)。かくして、発信元のSIP端末T11と着信先のSIP端末T21との間には呼制御サーバSV1−2,SV2を経由した通信リンクが形成され、以後パケット送出間隔20msによりRTPパケットの送受信が行われ、通話が可能となる。
以上のように上記第2の実施形態によれば、発信時に着信側の呼制御サーバSV2に発信元のSIP端末T11のメディア情報が通知されるので、着信先のSIP端末T21の応答を検出する前に、SIP端末T11のメディア情報に合わせるように呼制御サーバSV1−2,SV2間で使用するメディア情報を決定することができる。
(第2の実施形態の変形例)
本実施形態では、発信元のSIP端末のコーデックがG.711/G.729で、着信先のSIP端末のコーデックがG.711の場合を例に説明する。
図10は、例えばSIP端末T11,T21間で通話を行う際のネゴシエーションを示すシーケンス図である。
呼制御サーバSV1に収容されたSIP端末T11にて呼制御サーバSV2に収容されるSIP端末T21への発信操作が行われたとする(図9(1))。そうすると、SIP端末T11は、呼制御サーバSV1−2へメディア情報のSDPを含む発信要求(INVITEメッセージ)を送信する(図10(2))。この場合、SIP端末T11は、コーデックG.729を送信する。
呼制御サーバSV1−2は、受信したINVITEメッセージより、メディア情報を取り出し、自サーバのパケット送出間隔が[40ms]に設定されていれば[20ms]に変更するとともに、SIP端末T11のメディア情報を含むSETUPメッセージを送信する(図10(3))。
呼制御サーバSV2は、SETUPメッセージを受信すると、着信先のSIP電話端末T21に対しメディア情報を含むINVITEメッセージを送信して呼び出しを行なう(図10(4))。SIP端末T21は、INVITEメッセージを受信後、メディア情報を分析する。同時に、SIP端末T21は、着信報知が行われている旨を示す100Trying及び180Ringingを呼制御サーバSV2へ返送する(図10(5))。この着信報知は、鳴音の発生または着信表示により行なわれる。
呼制御サーバSV2は、SIP端末T21から100Trying及び180Ringingを受信すると、呼制御サーバSV1−2に対しSETUPメッセージを正しく受信した旨を示すメッセージ(CALL PROC,ALERT)を送信する(図10(6))。このうち、CALL PROCメッセージのSDPには、呼制御サーバSV2のコーデック情報及びパケット送出間隔20msが含まれる。
呼制御サーバSV1−2は、呼制御サーバSV2からCALL PROCメッセージ及びALERTメッセージを受信すると、発信元のSIP端末T11に対し100Trying及び180Ringingを送信して、SIP端末T21に対し着信報知が行われている旨を通知する(図10(7))。
上記着信報知に対しSIP端末T21のユーザが応答操作を行なうと(図10(8))、SIP端末T21は応答メッセージ(200OK)を呼制御サーバSV2へ送信する(図9(9))。この応答メッセージ(200OK)のSDPには、SIP端末T21のコーデックG.711及びパケット送出間隔20msが含まれる。ここで、SIP端末T21は仕様により通知されるコーデックG.729に合わせることができないため、コーデックG.711で応答メッセージを返送する。
呼制御サーバSV2は、受信した応答メッセージ(200OK)より、メディア情報を取り出し、SIP端末T21のメディア情報を含むNOTIFYメッセージを送信する(図10(10))。なお、NOTIFYメッセージは、任意で、他メッセージでも可、CONNメッセージでもよい。続いて、呼制御サーバSV2は、SIP端末T21を呼制御サーバSV2に接続した旨を示す情報を応答メッセージ(CONN)に乗せて呼制御サーバSV1に通知する(図10(11))。
呼制御サーバSV1−2は、NOTIFYメッセージを受信し、メディア情報を得る(図10(12))。続いて、CONNメッセージを受信する(図10(13))。CONNメッセージ受信後、呼制御サーバSV1−2は、着信先のSIP端末T21のコーデック情報及びパケット送出間隔を含む200OKメッセージを発信元のSIP端末T11へ送信する(図10(14))。すると、SIP端末T11は、自端末のコーデックG.729を200OKメッセージに含まれるコーデックG.711に合わせ、呼制御サーバSV1−2に対しACKを返送する(図10(15))。
呼制御サーバSV1−2は、SIP端末T11からACKを受信すると、呼制御サーバSV2に対しCONN ACKを送信する(図10(16))。そして、呼制御サーバSV2は、SIP端末T21に対しACKを送信する(図10(17)。かくして、発信元のSIP端末T11と着信先のSIP端末T21との間には呼制御サーバSV1−2,SV2を経由した通信リンクが形成され、以後SIP端末T11,T21間で共通のコーデックG.711を使用してRTPパケットの送受信が行われ、通話が可能となる。
また、SIP端末T11,T21間では、呼制御サーバSV1−2,SV2を経由せずに、直接に共通のコーデックG.711を使用してRTPパケットの送受信を行うことも可能である。
(その他の実施形態)
上記各実施形態では、SIP端末間でRTPセッションを確立する例について説明したが、例えば公衆網上の端末とSIP端末との間でRTPセッションを確立するものであってもよい。この場合、SIP端末と公衆網を接続するゲートウェイとの間でピアツーピアによりRTPセッションが確立されることになる。
また、上記各実施形態では、SIP端末を使用する例について説明したが、SIP以外のプロトコルを使用する端末であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…IP網、11…IP制御部、12…中継処理部、13…呼制御部、14…記憶部、15…データハイウェイ、131…検出部、132…通知制御部、133…接続制御部、134…発信側メディア情報通知部、141…ルーティングテーブル、SV1〜SVn…呼制御サーバ、T11〜T1i,T21〜T2m,T31〜T3p…SIP端末、NW1,NW2…公衆網、GW1,GW2…ゲートウェイ。

Claims (18)

  1. 端末装置が接続可能な複数のサーバ装置相互間をIP(Internet Protocol)−QSIG専用線を介して接続し、前記端末装置と前記サーバ装置との間でSIP(Session Initiation Protocol)に従って通信し、前記複数のサーバ装置相互間でIP−QSIGに従って通信する電話システムにおいて、
    前記複数のサーバ装置のうち第1のサーバ装置に接続された第1の端末装置から第2のサーバ装置に接続された第2の端末装置への発信操作がなされた時に、前記第2のサーバ装置にて前記第2の端末装置の応答を検出する検出手段と、
    前記第2の端末装置の応答を検出した時に、前記第2のサーバ装置にて前記第2の端末装置から前記SIPによる応答メッセージを受信しかつ当該応答メッセージに含まれピアツーピア通信に必要なメディア情報を分析し、この分析したメディア情報を前記IP−QSIGに従って前記第1のサーバ装置に通知する通知手段と、
    前記第1のサーバ装置にて前記第2のサーバ装置から通知されたメディア情報に基づいて、前記第1の端末装置と前記第2の端末装置との間でピアツーピアにより通信接続させる制御手段とを具備する電話システム。
  2. 前記第1のサーバ装置は、発信元となる第1の端末装置から前記SIPによりメディア情報が通知された時に、当該メディア情報を分析し、この分析したメディア情報を前記IP−QSIGに従って前記第2のサーバ装置に通知する通知制御手段を備える請求項1記載の電話システム。
  3. 前記制御手段は、前記第2のサーバ装置から通知されたメディア情報を分析し、この分析したメディア情報を前記SIPに従って前記第1の端末装置に通知する請求項1記載の電話システム。
  4. 前記通知手段は、前記第2の端末装置で使用可能なコーデック情報、前記第2の端末装置で送出可能なメディアパケットの送出間隔を示す情報の少なくとも1つを前記メディア情報として前記第1のサーバ装置に通知する請求項1記載の電話システム。
  5. 前記通知手段は、前記メディア情報を前記第1のサーバ装置へ送信する前記IP−QSIGによる応答メッセージに含めて通知する請求項1記載の電話システム。
  6. 前記通知手段は、前記メディア情報を前記第1のサーバ装置へ送信する応答メッセージとは別の前記IP−QSIGによる通知用メッセージに含めて通知する請求項1記載の電話システム。
  7. 端末装置が接続可能で、IP(Internet Protocol)−QSIG専用線を接続し、前記端末装置との間でSIP(Session Initiation Protocol)に従って通信し、前記IP(Internet Protocol)−QSIG専用線に接続されるサーバ装置との間でIP−QSIGに従って通信する呼制御サーバ装置において、
    IP−QSIG専用線から発信要求が到来した時に、着信先の端末装置の応答を検出する検出手段と、
    着信先の端末装置の応答を検出した時に、着信先の端末装置から前記SIPによる応答メッセージを受信しかつ当該応答メッセージに含まれピアツーピア通信に必要なメディア情報を分析し、この分析したメディア情報を前記IP−QSIGに従って発信側に通知する通知手段とを具備する呼制御サーバ装置。
  8. 発信元の端末装置から前記SIPによりメディア情報が通知された時に、当該メディア情報を分析し、この分析したメディア情報を前記IP−QSIGに従って着信先へ通知する通知制御手段を備える請求項7記載の呼制御サーバ装置。
  9. 信側から通知されたメディア情報を分析し、この分析したメディア情報を前記SIPに従って発信元の端末装置に通知する通信接続制御手段をさらに備える請求項7記載の呼制御サーバ装置。
  10. 前記通知手段は、着信先の端末装置で使用可能なコーデック情報、着信先の端末装置で送出可能なメディアパケットの送出間隔を示す情報の少なくとも1つを前記メディア情報として発信側に通知する請求項7記載の呼制御サーバ装置。
  11. 前記通知手段は、前記メディア情報を発信側へ送信する前記IP−QSIGによる応答メッセージに含めて通知する請求項7記載の呼制御サーバ装置。
  12. 前記通知手段は、前記メディア情報を発信側へ送信する応答メッセージとは別の前記IP−QSIGによる通知用メッセージに含めて通知する請求項7記載の呼制御サーバ装置。
  13. 端末装置が接続可能な複数のサーバ装置相互間をIP(Internet Protocol)−QSIG専用線を介して接続し、前記端末装置と前記サーバ装置との間でSIP(Session Initiation Protocol)に従って通信し、前記複数のサーバ装置相互間でIP−QSIGに従って通信する電話システムで使用される通信接続方法において、
    前記複数のサーバ装置のうち第1のサーバ装置に接続された第1の端末装置から第2のサーバ装置に接続された第2の端末装置への発信操作がなされた時に、前記第2のサーバ装置にて前記第2の端末装置の応答を検出し、
    前記第2の端末装置の応答が検出された時に、前記第2のサーバ装置にて前記第2の端末装置から前記SIPによる応答メッセージを受信しかつ当該応答メッセージに含まれピアツーピア通信に必要なメディア情報を分析し、この分析したメディア情報を前記IP−QSIGに従って前記第1のサーバ装置に通知し、
    前記第1のサーバ装置にて前記第2のサーバ装置から通知されたメディア情報に基づいて、前記第1の端末装置と前記第2の端末装置との間でピアツーピアにより通信接続させる通信接続方法。
  14. 前記第1のサーバ装置は、発信元となる第1の端末装置から前記SIPによりメディア情報が通知された時に、当該メディア情報を分析し、この分析したメディア情報を前記IP−QSIGに従って前記第2のサーバ装置に通知する請求項13記載の通信接続方法。
  15. 前記通信接続をさせることは、前記第2のサーバ装置から通知されたメディア情報を分析し、この分析したメディア情報を前記SIPに従って前記第1の端末装置に通知する請求項13記載の通信接続方法。
  16. 前記通知することは、前記第2の端末装置で使用可能なコーデック情報、前記第2の端末装置で送出可能なメディアパケットの送出間隔を示す情報の少なくとも1つを前記メディア情報として前記第1のサーバ装置に通知する請求項13記載の通信接続方法。
  17. 前記通知することは、前記メディア情報を前記第1のサーバ装置へ送信する前記IP−QSIGによる応答メッセージに含めて通知する請求項13記載の通信接続方法。
  18. 前記通知することは、前記メディア情報を前記第1のサーバ装置へ送信する応答メッセージとは別の前記IP−QSIGによる通知用メッセージに含めて通知する請求項13記載の通信接続方法。
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