JP2006117263A - 注出口部付き自立袋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 注出口部付き自立袋を、積層フィルムを用いて上部のコーナー部に外周をヒートシールしてなる注出口部を、先細り形状でその中心線と袋の底辺との角度が30〜70°で外側上方に向けて設け、注出口部の上側のヒートシール部は内側ラインを先端部から基部を通って袋の側部まで上方に折れ曲がることなく緩やかに下がる形状に設け、下側のヒートシール部は内側ラインを先端部から基部にかけて袋の内側下方に向けて設けた後、袋の外側下方に曲線状に折り返す形状に設け、注出口部の両側には切り欠き部を設けて上側のヒートシール部は、開封位置から基部にかけて幅が3〜5mm広くなるように設け、開封位置にはハーフカット線を設けて構成する。
【選択図】 図1
Description
只、(1)のプラスチックの成形体による注出口を取り付けた自立袋は、注出口が保形性に優れるため、内容物の移し替えを容易に且つ安全に行える点では好ましいが、注出口の製造及びその取り付け工程が付加されコストアップになると共に、空袋が僅かとはいえ注出口の取り付け部で嵩張る問題があった。
これに対して、(2)のスタンディングパウチ形式の袋の上部に外周をヒートシールしてなる狭い幅の注出口部を設けた自立袋は、注出口部を袋の積層フィルムで形成しているので、その開口部の保形性は、(1)のプラスチックの成形体による注出口を取り付けた自立袋と比較して劣るものの、別部材の注出口を製造して取り付ける必要がなく、材料費の低減と製造工程の簡略化が可能で、低コストで製造できる点が受け入れられ、できるだけコストアップを抑えながら、注出口部の開封性や開口性などを改善し、内容物のボトル等への移し替え適性を向上させることが望まれるようになっている。
しかし、このような詰め替え用パウチでも、注出口部の両側のヒートシール部のうち、特に上側のヒートシール部は、図2、図3にも示されるように、その内側ラインが注出口部5の側部7から肩部8にかけて、最初は斜め下向きに形成され続いて略水平方向に形成された後、パウチの上端、即ち、上部シール部12に向けて略垂直に上方に折り返される形状に形成されているため、折り返された略垂直方向のヒートシール部と水平方向の上部シール部12とが交わる部分には角部が形成され、この角部が、内容物注出の最終段階でパウチを注出口部5が下を向くように傾けた時、液溜まりを形成するようになり内容物の残量が増す問題を引き起こしていた。
この問題は、内容物の粘度が低い場合は比較的流出させやすいのでそれほど問題にはならないが、内容物の粘度が比較的高い場合には、前記角部に滞留する内容物が流出しにくくなり、パウチをしごいて絞り出すとしてもその操作が煩わしくなり、結果として内容物の残量が増し、内容物の無駄を増加させる問題があった。
しかし、この詰め替え用パウチの場合も、図1〜図9にも示されるように、注出口部10の両側のヒートシール部は、その内側ラインが注出口部の先端側から基部にかけて通液路の両側で平行または先細り角度(α)が10°以下の傾斜をもつように形成され、更に、注出口部の基部で外側に折り返され、一方はパウチの上端に、もう一方はパウチの側端に向けて、いずれも折り返し角度(β)が45°〜65°の鋭角をなす形状に形成されているので、特に注出口部10の両側部のヒートシール部のうち、上側の側部のヒートシール部は、その内側ラインが注出口部10の先端側から基部にかけて斜め下向きに形成された後、パウチの上端、即ち、上部シール部13に向けて上方に折り返される形状に形成されているため、折り返されたヒートシール部と水平方向の上部シール部13とが交わる部分には、前記(A)に記載された発明の詰め替え用パウチの場合と同様に、角部が形成され、この角部が、内容物注出の最終段階でパウチを注出口部10が下を向くように傾けた時、液溜まりを形成するようになり内容物の残量が増す問題があり、内容物の移し替え適性の点では必ずしも満足できるものではなかった。
即ち、請求項1に記載した発明は、積層フィルムで形成され、上部の一方のコーナー部に外周をヒートシールしてなる斜め外側上方に向く狭い幅の注出口部が設けられた自立袋において、該注出口部が、両側のヒートシール部により先細り形状に形成されると共に、その中心線と袋の底辺とのなす角度が30°〜70°の範囲で斜め外側上方に向くように形成され、また、該両側のヒートシール部のうち、上側のヒートシール部は、その内側ラインが該注出口部の先端側から基部にかけて緩やかに下がるラインで形成された後、更に袋の注出口部を設けていない側の側部まで、上方に折れ曲がることなく緩やかに下がるラインで形成され、下側のヒートシール部は、その内側ラインが該注出口部の先端側から基部にかけて袋の内側下方に向くラインで形成された後、袋の外側下方に向けて袋の側部まで曲線状に折り返される形状に形成され、
且つ、少なくとも該注出口部の両側のヒートシール部には、該注出口部の外形を先細り形状にするための切り欠き部が設けられると共に、該両側のヒートシール部のうち、少なくとも上側のヒートシール部は、該注出口部の先端部近傍の開封位置から基部にかけてそのシール幅が3〜5mmの範囲で広くなるように形成され、
更に、該注出口部の先端部近傍の開封位置には、易開封性手段として少なくともハーフカット線が設けられていることを特徴とする注出口部付き自立袋からなる。
前記角度が30°未満の場合は、内容物を注出する際に、注出口部近辺における内容物の流れの圧力損失が大きくなり、特に内容物の粘度が比較的高い場合は、注出に時間がかかりすぎるため好ましくない、また、前記角度が70°を超える場合は、内容物をボトルなどに移し替える際、自立袋を大きく傾ける必要があるので、特に内容物の粘度が低い場合は、最初に勢い良く飛び出し、内容物を外にこぼしやすくなるため好ましくない。
また、前記注出口部の開封位置に設ける易開封性手段としては、ハーフカット線のみで設けてもよいが、更に、ハーフカット線に組み合わせてその端部にノッチを設けることが一層好ましい。
請求項3に記載した発明は、前記ハーフカット線が、少なくとも3〜7本の互いに平行なハーフカット線と、該平行なハーフカット線の一方の端部側からもう一方の端部側に向けて、該平行なハーフカット線と斜めに交差する斜め方向のハーフカット線とで形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の注出口部付き自立袋からなる。
前記斜め方向のハーフカット線が平行なハーフカット線と交わる角度は、できるだけ小さいことが引き裂きラインを平行なハーフカット線に誘導しやすくなる点で好ましい。また、前記斜め方向のハーフカット線は、通常は直線で設けるが円弧状などの曲線であってもよい。その場合、円弧状などの曲線と平行なハーフカット線とが交わる角度は、その交点における円弧状などの曲線の接線と平行なハーフカット線とが交わる角度となる。
そして、請求項4に記載した発明は、前記斜め方向のハーフカット線が、前記平行なハーフカット線群の両方の端部側から、それぞれもう一方の端部側に向けて、互いに中間部近辺で交差するように×印状に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の注出口部付き自立袋である。
また、袋の本体が自立袋であるため、内容物を充填した袋は自立性を有しており、取り扱いが容易であると同時に容量の割にコンパクトに包装することができる。
(2)注出口部を狭い幅で且つ先細り形状に設けているので、内容物の注出の際、比較的口径の小さいボトルなどに対しても、その口部に容易に差し込むことができ、また、注出の途中で注出口部が閉塞することも防止でき、安全に内容物を移し替えることができる。(3)注出口部を、その中心線と袋の底辺とのなす角度が30°〜70°の範囲で斜め外側上方を向くように設けているので、内容物の注出の際、前述したように、低粘度の内容物でも最初に勢いよく飛び出すことがなく、また、比較的粘度の高い内容物でも注出に時間がかかりすぎることもなく、安全且つ容易に内容物を注出することができる。
(4)袋の注出口部を含む上部の形状を、注出口部の両側のヒートシール部のうち、上側のヒートシール部は、その内側ラインが該注出口部の先端側から基部にかけて緩やかに下がるラインで形成された後、更に袋の注出口部を設けていない側の側部まで、上方に折れ曲がることなく緩やかに下がるラインで形成され、下側のヒートシール部は、その内側ラインが該注出口部の先端側から基部にかけて袋の内側下方に向くラインで形成された後、袋の外側下方に向けて袋の側部まで曲線状に折り返される形状に形成しているので、内容物の注出の際、特に注出の最終段階で袋を大きく傾けた時にも、液溜まりが発生することがなく最後までスムーズに内容物を注出することができる。
(5)また、少なくとも該注出口部の両側のヒートシール部には、該注出口部の外形を先細り形状にするための切り欠き部を設けると共に、該両側のヒートシール部のうち、少なくとも上側のヒートシール部は、該注出口部の先端部近傍の開封位置から基部にかけて、そのシール幅が3〜5mmの範囲で広くなるように形成しているので、袋に充填された内容物を比較的口径の小さいボトルなどに移し替える際も、ボトルの口部に注出口部をその基部まで差し込むことが容易になると同時に、その時、前記上側のヒートシール部のシール幅を広くした部分がボトルの口部内面に押されて横に倒されやすくなり、その結果、注出口部の開口がボトルの口部に一層大きく且つ安定して広がり、内容物の注出を一層容易に行えるようになる。
尚、前記注出口部の両側のヒートシール部は、通常は3〜4mm程度のシール幅に形成されるが、このシール幅では、注出口部をボトルの口部に差し込んだ際、その剛性が強くヒートシール部が立ったままで、注出口部の開口部を両側から押すようになり、開口部が押しつぶされて狭くなり、内容物の注出が難しくなる問題があった。本発明はこの問題を、前記両側のヒートシール部のうち、少なくとも上側のヒートシール部を、該注出口部の先端部近傍の開封位置から基部にかけて、そのシール幅を3〜5mmの範囲で広くすることによって改善したものである。
(6)更に、前記注出口部の先端部近傍の開封位置には、易開封性手段として少なくともハーフカット線が設けられているので、注出口部の開封の際、鋏などの道具を必要とせず、手で容易に注出口部の先端部をハーフカット線に沿って引き裂いて開封することができる。
また、前記斜め方向のハーフカット線が平行なハーフカット線を分断する箇所が増すため、一層確実に前記糸状の切り屑の発生を防止することができる。
スタンディングパウチは、通常、その底部を前後の壁面フィルムの下部の間に底面フィルムを内側に折り返して挿入してなるガセット部を有する形式で形成し、そのガセット部を、内側が両側から中央部にかけて湾曲線状に凹状となる船底形のシールパターンの底部シール部でヒートシールして形成しているが、本発明の注出口部付き自立袋では、底部シール部のシールパターンは、自立性を付与できる形状であれば特に限定はされず、上記のシールパターンのほか、例えば、内側の中央部が所定の幅で低く、その両端から袋の両側の側部まで傾斜をもって直線状に高くなる形状のシールパターンなど任意の形状に形成することができる。
上記基材フィルム層や水蒸気その他のガスバリヤー層、遮光層、強度向上層、シーラント層などは、それぞれを単独の層で形成してもよいが、複数の層を積層して形成してもよい。
これらは単独で使用してもよく、また、複数を組み合わせて積層して使用することもできる。
これらのうち、アルミニウム箔またはアルミニウム蒸着層を設けたフィルムは、不透明であるため遮光層を兼ねることもできる。
前記強度向上層としては、前記基材フィルムのいずれかを適宜追加積層してもよく、二軸延伸高密度ポリエチレンフィルムなどを防湿層を兼ねて積層することもできる。
前記基材フィルム層とガスバリヤー層、遮光層、強度向上層との積層には、公知のドライラミネーション法または押し出しラミネーション法(サンドイッチラミネーション法)を用いることができる。
シーラント層の積層は、上記の樹脂をフィルム状に製膜し、ドライラミネーション法または押し出しラミネーション法で積層する方法、或いは、上記の樹脂を押し出しコートして積層する方法などを採ることができる。但し、内容物がシーラント層に浸透しやすいものの場合は、ドライラミネーション法で積層することが好ましい。
本発明の注出口部付き自立袋は、先にも説明したように、自立袋の注出口部を含む上部の構成に特徴を有するものであり、自立袋の上部を除く胴部および底部の構成は通常のスタンディングパウチと同様に形成することができる。
従って、本発明の注出口部付き自立袋は、スタンディングパウチの製袋機を利用して、これに前記注出口部を設けるためのヒートシール装置、およびその両側に切り欠き部やノッチを設けるための打ち抜き装置、そして、注出口部に前記エンボス部を設けるためのエンボス装置、およびハーフカット線を設けるためのレーザー光照射装置などを適宜追加付設することにより、その製袋機を使用して容易に製造することができる。
図1、図2は、それぞれ本発明の注出口部付き自立袋の一実施例の構成を示す正面図である。
図3は、本発明の注出口部付き自立袋の注出口部の一例の構成を説明する要部の拡大図であり、(イ)は注出口部の拡大正面図、(ロ)は(イ)のA−A線拡大断面図である。
また、図4、図5は、それぞれ本発明の注出口部付き自立袋の注出口部の異なる一例の構成を説明する要部の拡大正面図である。
但し、本発明は、その要旨を超えない限りこれらの図面に限定されるものではない。
そして、自立袋100の上部の一方のコーナー部(図において左側のコーナー部)には、狭い幅で斜め外側上方に向く先細り形状の注出口部8が、その外周を注出口部シール部7でヒートシールされると共に、その両側に切り欠き部10a 、10b を設けて形成されている。
尚、注出口部8の斜め外側上方を向く角度は、その中心線Cと自立袋100の底辺に平行な直線Bとのなす角度αが30°〜70°の範囲であることが好ましく、図では略43°の角度に設けたものである。
更に、注出口部8の両側の切り欠き部10a 、10b のうち、上側の切り欠き部10a は、注出口部8の先端部に摘まみ部11を形成すると共に、注出口部8の上側のヒートシール部7a の幅が注出口部8の先端部近傍の開封位置(ハーフカット線9で示される位置)から基部(注出口部の基部を示す線Dで示される位置)にかけて3〜5mmの範囲で広くなるように設けられている。この点は先にも説明したが、通常、注出口部8の両側のヒートシール部は、シール幅が3〜4mm程度の幅に設けられるので、仮に注出口部8の上側のヒートシール部7a の開封位置における幅W1 を4mmとするとその基部における幅W2 は7〜9mmとするものである。
そして、注出口部8の先端部近傍の開封位置には、易開封性手段としてハーフカット線9を設けて構成したものである。
また、ハーフカット線9に関しても、図では一本のハーフカット線のみが設けられた形状で示したが、開封時に引き裂きラインがハーフカット線から外れた時の対策として、中心のハーフカット線の両側に各1本〜各3本など複数のハーフカット線を平行に、または中心のハーフカット線に収斂する形状に、或いは、図4、図5にも示すように複数の平行なハーフカット線とこれに斜めに交差する斜め方向のハーフカット線とを組み合わせた形状などに設けることができる。
このようなハーフカット線は、注出口部8の前後の積層フィルム1、1′の重なる位置に設けることが好ましい。
尚、自立袋100の上部のうち、注出口部8を設けていない部分は、上部シール部12でヒートシールして封止されるが、この部分は内容物の充填口に使用することがあり、その場合は、内容物の充填前は未シールの開口部とし、内容物の充填後にヒートシールして密封することができる。
内容物の充填口としては、上部シール部12以外に、側部シール部6a 、6b のいずれか一方を使用することも可能であり、その場合は前記と同様に、内容物の充填口に使用する側の側部シール部を未シールの開口部とし、内容物の充填後にヒートシールして密封することができる。
また、袋がスタンディングパウチ形式の自立袋であるため、例えば、液状の内容物が充填された注出口部付き自立袋100は、底部および胴部が前後に大きく広がると共に、底部の外周には底部シール部5による脚部が形成されるため、優れた自立性を有し、取り扱いやすく、外観にも優れ、また、容量の割にコンパクトに包装することができる。
更に、注出口部8は、その中心線Cと自立袋の底辺と平行な線Bとのなす角度αが30°〜70°の範囲で斜め外側上方を向くように設けられているので、比較的口径の小さいボトルなどに内容物を移し替える場合でも、少ない傾け角度で注出口部8をその基部までボトルの口部に容易に差し込むことができると共に、注出の最初に内容物が飛び出して外にこぼすこともなく、適度の速さで安全に内容物を移し替えることができる。
また、注出口部8の両側のヒートシール部のうち、少なくとも上側のヒートシール部7a は、前述したように、その先端部近傍の開封位置から基部(注出口部の基部を示す線D)にかけてそのシール幅が3〜5mmの範囲で広くなるように形成されているので、注出口部8をその基部までボトルの口部に差し込んだ時、前記上側のヒートシール部7a のシール幅を広くした部分が、ボトルの口部内面に押されて容易に横に倒される結果、注出口部8の開口がボトルの口部一杯に広がりやすくなると同時に、その開口が安定化され、内容物の注出を一層容易に行えるようになる。
そして、注出の最終段階で自立袋100を大きく傾けた時にも、自立袋100の注出口部8を含む上部の形状が、注出口部8の両側のヒートシール部7a 、7b のうち、上側のヒートシール部7a は、その内側ラインが注出口部8の先端側から基部にかけて緩やかに下がるラインで形成された後、更に自立袋100の注出口部8を設けていない側の側部まで、上方に折れ曲がることなく緩やかに下がるラインで形成され、且つ、下側のヒートシール部7b は、その内側ラインが注出口部8の先端側から基部にかけて自立袋100の内側下方に向くラインで形成された後、自立袋100の外側下方に向けて自立袋100の側部まで曲線状に折り返される形状に形成されているので、液溜まりが発生することがなく最後までスムーズに内容物を注出することができる。
尚、本発明において、注出口部の積層フィルムに設ける前記エンボス部は、自立袋の前後両側の積層フィルムに設けることが好ましいが、片側の積層フィルムのみに設けてもよい。両側の積層フィルムに設ける場合、通常は両側で対称形に重なるパターンで設けるが、両側に異なるパターンで設けることもできる。
図3に示した注出口部8は、前記図2に示した注出口部付き自立袋200の注出口部8の構成において、注出口部8の開封位置に設けたハーフカット線9のみを、1本ではなく中心のハーフカット線に対してその両側にそれと平行に各2本、合計5本のハーフカット線9を設けた構成に変更して構成したものである。
尚、注出口部8に設けたエンボス部S1 に関しては、図2に示した注出口部付き自立袋200の注出口部8に設けたエンボス部S1 と同じ構成であるが、エンボス部S1 の膨らみ形状は、図3の(ロ)のA−A線拡大断面図に示すように階段状に中心部が高くなる形状に設けたものである。
また、この場合も、図には示していないが、平行なハーフカット線9のうち、中心のハーフカット線の少なくとも一方の端部にはノッチを設けることができる。
注出口部8を前記のように構成することにより、注出口部8を開封する際、注出口部8の先端部の摘まみ部11を摘んで、平行なハーフカット線9のうち、例えば、中心のハーフカット線の上側の端部からそのハーフカット線に沿って、手で引き裂くことにより、引き裂きラインが途中で何れか一方に外れた場合でも、二段構えで外側のハーフカット線に引き継がれるので、引き裂きラインが所望の開封位置から大きく外れることがなく、一層容易に且つ確実に所望の開封位置で注出口部8を開封することができる。
また、エンボス部S2 に関しては、注出口部8の先端部側から袋の内部側に向けて注出口部8の形状に対応して、その幅が徐々に広くなると共に、袋の内部側の端部において曲線状に二股に別れた形状のエンボス部S2 が設けられているので、特に袋の内部側の端部の二股に別れた部分はリブ効果により保形性に優れており、内容物を注出する際、この部分が折れ曲がったり閉塞すること効果的に防止でき、注出口部8を下方に向けた時、注出口部8を含む袋の上部が安定した漏斗形状を形成して一層スムーズに内容物を注出できるようになる。
これは積層フィルムの同一箇所に3回以上レーザー光照射が行われるとハーフカット線に貫通部を生じる危険性が増すためである。只、積層フィルムが、中間層にアルミニウム箔などの金属箔を積層した構成の場合は、金属箔でレーザー光が遮断されるため、同一箇所に3回以上レーザー光照射が行われてもハーフカット線に貫通部を生じることはなく問題はない。
そして、ハーフカット線の構成については、5本の平行なハーフカット線9と、その両方の端部側からそれぞれもう一方の端部側に向けて、5本の平行なハーフカット線9とは斜めに交差し、互いに中間部近辺で×印状に交差する2本の斜め方向のハーフカット線13a 、13b とを設けた構成としているので、前記図4に示した注出口部8に設けたハーフカット線の構成に対して、斜め方向のハーフカット線13b を1本追加して設けた構成となっている。従って、注出口部8を開封する際、例えば、5本の平行なハーフカット線9の中心のハーフカット線のどちらの端部から引き裂きを開始しても、前記図4に示した注出口部8に設けたハーフカット線で説明した作用効果が得られ、引き裂きラインに沿って糸状の切り屑が発生するのを防止できると同時に、更に前記斜め方向のハーフカット線13b が1本追加されているので、発生しかかった糸状の切り屑がカットされる機会が増し、一層確実に糸状の切り屑の発生を防止でき、ハーフカット線に沿ってきれいに引き裂いて注出口部8を開封できるようになる。
以下に、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
(1)壁面用積層フィルム1,1′の構成
(外側)二軸延伸ナイロンフィルム(以下、ONフィルムと記載する)(厚み15μm)/接着剤/アルミニウム蒸着(蒸着厚み400Å)二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、アルミ蒸着PETフィルムと記載する)(厚み12μm)/接着剤/直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(以下、L・LDPEフィルムと記載する)(厚み130μm)
(2)底面用積層フィルムの構成
(外側)ONフィルム(厚み15μm)/接着剤/アルミ蒸着PETフィルム(厚み12μm)/接着剤/L・LDPEフィルム(厚み90μm)
上記各フィルムの貼り合わせは、いずれもドライラミネーション法で行ったものであり、各フィルムの間の接着剤は、ドライラミネート用の二液硬化型ポリウレタン系接着剤を使用したものである。
(3)自立袋の寸法
自立袋の寸法は、全幅が140mmで、全長が245mm、底部のガセット部4の折り込み長さは40mmとした。
注出口部8は、図示した形状で、その開封位置、即ち、ハーフカット線9を設けた位置の全幅が25mm、注出口部の基部を示す線Dにおける全幅が41mm、ハーフカット線9から注出口部の基部を示す線Dまでの長さが約18mm、そして、注出口部8の両側のヒートシール部7a 、7b のうち、上側のヒートシール部7a の幅は、開封位置における幅W1 が4mmで注出口部の基部を示す線Dにおける幅W2 が8mm、また、下側のヒートシール部7b の幅は、開封位置および注出口部の基部を示す線Dにおける幅共に3.5mmとなるように形成した。
また、注出口部8の先細り角度は38°で、注出口部8の傾斜角度、即ち、注出口部8の中心線Cと自立袋の底辺と平行な線Bとのなす角度αは43°とした。
尚、前記注出口部8の寸法のうち、特に開封位置の全幅25mmと注出口部の基部を示す線Dにおける全幅41mmは、この注出口部付き自立袋に充填された内容物を、口部の内径が26mmのボトル(被詰め替え用に多用されているボトル)に移し替える場合に適するように設定したものであり、ボトルの口部の内径が異なる場合は、それに対応して変更することができる。
尚、エンボス部S1 は、外形の幅が12mmで長さが45mmの長円形状で、そのハーフカット線9における断面形状は図3の(ロ)に示すように階段状に中心部が高くなり、最大高さが略2.5mmとなるように設けた。
尚、5本の平行なハーフカット線9のそれぞれの間隔は、そのピッチを1mmとして設けたものである。
以上のように作製した実施例1、2、3の注出口部付き自立袋を評価するため、それぞれの注出口部付き自立袋に、未シールの上部シール部12から内容物として液体シャンプーを約500ml充填した後、上部シール部12をヒートシールして袋を密封した。
上記のように作製した実施例1、2、3の注出口部付き自立袋による包装体は、いずれも安定した自立性を有し、外観もよく取り扱い性にも優れていた。
次いで、各包装体に充填された液体シャンプーの移し替え試験を行うため、先ず、各包装体の注出口部8の先端部に設けられた摘まみ部11を摘んでハーフカット線9に沿って引き裂いたところ、実施例1および実施例3の包装体はいずれもハーフカット線9に沿ってきれいに引き裂いて注出口部8を開封することができた。特に実施例3の包装体は、5本の平行なハーフカット線9に加えて、その両方の端部側からそれぞれもう一方の端部側に向けて、5本の平行なハーフカット線9とは斜めに交差し、互いに中間部近辺で×印状に交差する2本の斜め方向のハーフカット線13a 、13b を設けているので、引き裂きラインに沿って糸状の切り屑が発生するようなことも一切なく、容易に且つきれいにハーフカット線9に沿って引き裂いて注出口部8を開封することができた。
只、実施例2の包装体は、ハーフカット線9が1本で且つハーフカット線9と交差するようにエンボス部S1 が設けられているので、一部に引き裂きラインがハーフカット線9から若干外れるものも認められたが、引き裂き距離が25mmで短いため大きく外れることはなく、実用上は問題のない範囲で良好に注出口部8を開封することができた。
2 底面フィルム折り返し部
3a 、3b 底面フィルム切り欠き部
4 ガセット部
5 底部シール部
6a 、6b 側部シール部
7 注出口部シール部
7a 上側のヒートシール部
7b 下側のヒートシール部
8 注出口部
9 ハーフカット線
10a 、10b 切り欠き部
11 摘まみ部
12 上部シール部
13a 、13b 斜め方向のハーフカット線
B 自立袋の底辺と平行な線
C 注出口部の中心線
D 注出口部の基部を示す線
α 注出口部の角度
W1 開封位置における上側のヒートシール部の幅
W2 注出口部の基部における上側のヒートシール部の幅
S1 、S2 、S3 エンボス部
100、200 注出口部付き自立袋
Claims (4)
- 積層フィルムで形成され、上部の一方のコーナー部に外周をヒートシールしてなる斜め外側上方に向く狭い幅の注出口部が設けられた自立袋において、
該注出口部が、両側のヒートシール部により先細り形状に形成されると共に、その中心線と袋の底辺とのなす角度が30°〜70°の範囲で斜め外側上方に向くように形成され、また、該両側のヒートシール部のうち、上側のヒートシール部は、その内側ラインが該注出口部の先端側から基部にかけて緩やかに下がるラインで形成された後、更に袋の注出口部を設けていない側の側部まで、上方に折れ曲がることなく緩やかに下がるラインで形成され、下側のヒートシール部は、その内側ラインが該注出口部の先端側から基部にかけて袋の内側下方に向くラインで形成された後、袋の外側下方に向けて袋の側部まで曲線状に折り返される形状に形成され、
且つ、少なくとも該注出口部の両側のヒートシール部には、該注出口部の外形を先細り形状にするための切り欠き部が設けられると共に、該両側のヒートシール部のうち、少なくとも上側のヒートシール部は、該注出口部の先端部近傍の開封位置から基部にかけてそのシール幅が3〜5mmの範囲で広くなるように形成され、
更に、該注出口部の先端部近傍の開封位置には、易開封性手段として少なくともハーフカット線が設けられていることを特徴とする注出口部付き自立袋。 - 少なくとも前記注出口部の積層フィルムに、該注出口部の開口を補助するエンボス部が設けられると共に、前記ハーフカット線が、レーザー光照射により該エンボス部を横切るように設けられていることを特徴とする請求項1記載の注出口部付き自立袋。
- 前記ハーフカット線が、少なくとも3〜7本の互いに平行なハーフカット線と、該平行なハーフカット線の一方の端部側からもう一方の端部側に向けて、該平行なハーフカット線と斜めに交差する斜め方向のハーフカット線とで形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の注出口部付き自立袋。
- 前記斜め方向のハーフカット線が、前記平行なハーフカット線の両方の端部側から、それぞれもう一方の端部側に向けて、互いに中間部近辺で交差するように×印状に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の注出口部付き自立袋。
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