JP2006115159A - ドアフォンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】テレビドアフォンの画像を複数のワイヤレスモニター子機に効果的に表示する。
【解決手段】室内親機200は、画像情報記憶部203に記憶された玄関子機100のカメラ部101で撮影された画像情報を、TDMAの1つのタイムスロットで送信可能な長さに分割し、それぞれ送信順序番号をつけて、同一情報を、複数回送信する。受信側の複数のワイヤレスモニター子機300a〜300nでは、それぞれが受信した画像情報に付された送信順序番号を元に、エラーのパケットや重複して受信された画像情報は破棄し、画像の表示を行なう。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信を用いてドアフォンの画像を携帯型ワイヤレスモニター子機に表示するドアフォンシステムに関するものである。
従来のテレビドアフォンシステムは、カメラ付き玄関子機、および該玄関子機に有線接続されたモニタ付き室内親機で構成されている。しかし、対応者が室内親機の近辺にいない場合を考慮し、近年、訪問者への対応の容易さから、無線通信を用い携帯型表示装置(ワイヤレスモニター子機)に画像を表示し、ワイヤレスモニター子機で該玄関子機との音声対応可能なものが提案されている(特許文献1参照)。上記(特許文献1)のテレビドアフォンシステムでは、室内親機の無線通信圏内にワイヤレスモニター子機がいない場合は一般電話回線を使ってワイヤレスモニター子機を呼び出すことになっており、ワイヤレスモニター子機は一台だけの想定で、室内親機または無線基地局とワイヤレスモニター子機は1対1の通信を行っている。訪問者が玄関子機の呼出しスイッチを操作すると、無線機能を持つ室内親機がワイヤレスモニター子機が無線通信圏内に存在するか確認し、存在する場合、室内親機からワイヤレスモニター子機に画像データを送信し、ワイヤレスモニター子機に訪問者の画像を表示するとともに、ワイヤレスモニター子機で応答操作があれば通話パスを設定し、玄関子機とワイヤレスモニター子機の通話が可能になっている。ワイヤレスモニター子機を複数台接続可能としたテレビドアフォンシステムも提案されている(特許文献2参照)。
特開平9−107409号公報 特開2000−92235号公報
上記(特許文献2)でのテレビドアフォンシステムでは、訪問者が玄関子機の呼出しスイッチを操作すると、無線機能を持つ室内親機が制御チャンネルで複数のワイヤレスモニター子機を呼出し、応答のあったワイヤレスモニター子機との間で通信チャンネルを設定し、その通信チャンネルで玄関子機の画像データの送信と通話を実施している。よって、(特許文献2)によるテレビドアフォンシステムでは応答する前に訪問者の画像を確認することができないとの欠点があった。このように、従来のワイヤレスモニター付きテレビドアフォンシステムでは、1台のワイヤレスモニター子機に玄関子機の画像を表示後に通話するか、または複数のワイヤレスモニター子機を呼び出すが、応答前に複数のワイヤレスモニター子機に玄関子機の画像を表示できるものではなかった。
また、概して、画像情報や音声情報を無線で通信を行う装置では、通常送信側と受信側では、1対1の双方向の無線リンクを確立し、通信を行っている。そのため、複数の相手に同時に画像情報を送る場合は、送信側の無線部を複数持つ必要があった。また、TDMA等の多重通信を行う無線装置を利用した場合、送信機、受信機、アンテナ等の無線装置を複数備えることなく同時に複数の通信が可能となり、複数の相手に同時に画像情報を送ることが可能となるが、TDMA方式であれば、1フレームに収容するスロット数で決まる多重数の上限があり、同時に送信可能な数に制限があった。更に、単に、同報送信されてきた画像情報をワイヤレスモニター子機に表示した場合、無線の通信エラーでモニタ付き室内親機から送られてくる呼出し信号や画像情報をワイヤレスモニター子機が受信できなかった場合、呼出し音が鳴らない場合や映像が乱れやすいという問題点を有していた。更に、双方向の通信であれば、自らの受信状態が悪くなることによって他機器との無線干渉が発生していることを検知し、通信周波数を切替えるなどして干渉回避が可能であるが
、上記同報送信によって画像情報を送信する場合、送信側(同報元)で受信エラーの状況を検知できないため、干渉回避の動作ができないという問題点を有していた。
本発明は、複数の室内子機と玄関子機との画像及び音声の通信における利便性を向上させることを目的とするものである。
本発明では、室外子機と、当該室外子機と離隔して配置されかつ上記室外子機と通信可能な親機と、当該親機と無線通信可能な複数の室内子機とを備えるドアフォンシステムにおいて、上記室外子機は、カメラ部と、マイク部と、スピーカ部と、上記親機を呼び出す呼出し部と、上記親機と通信する第1の通信部とを有し、上記親機は、マイク部と、スピーカ部と、表示部と、上記室外子機の呼び出し部からの呼び出しに応答する応答部と、上記室外子機及び上記子機と通信する第2の通信部とを有し、上記複数の子機は、表示部と、マイク部と、スピーカ部と、上記親機と通信するための第3の通信部とを有し、上記室外子機の呼出し部の起動により、当該室外子機のカメラが作動し、撮像された画像を上記親機に送信し、上記親機は、上記室外子機から受信した上記画像を上記複数の第2の子機に同時に送信し、上記複数の子機は、受信した画像を当該子機の上記表示部に表示し、上記画像を受信した上記複数の子機のうちの一つの子機の通信部が起動したことを検出した上記親機は、上記第1の子機が撮像した更なる画像を上記一つの子機にのみ送信するように構成されている。
本発明の効果は、複数の室内子機と玄関子機との画像及び音声の通信における利便性を向上させる。
第1の発明は、室外子機と、当該室外子機と離隔して配置されかつ上記室外子機と通信可能な親機と、当該親機と無線通信可能な複数の室内子機とを備えるドアフォンシステムにおいて、上記室外子機は、カメラ部と、マイク部と、スピーカ部と、上記親機を呼び出す呼出し部と、上記親機と通信する第1の通信部とを有し、上記親機は、マイク部と、スピーカ部と、表示部と、上記室外子機の呼び出し部からの呼び出しに応答する応答部と、上記室外子機及び上記子機と通信する第2の通信部とを有し、上記複数の子機は、表示部と、マイク部と、スピーカ部と、上記親機と通信するための第3の通信部とを有し、上記室外子機の呼出し部の起動により、当該室外子機のカメラが作動し、撮像された画像を上記親機に送信し、上記親機は、上記室外子機から受信した上記画像を上記複数の第2の子機に同時に送信し、上記複数の子機は、受信した画像を当該子機の上記表示部に表示し、上記画像を受信した上記複数の子機のうちの一つの子機の通信部が起動したことを検出した上記親機は、上記第1の子機が撮像した更なる画像を上記一つの子機にのみ送信するように構成されており、複数のユーザにおける使い勝手が極めてよくなる。
第2の発明は、上記画像を受信した上記複数の子機のうちの一つの子機の通信部が起動したことを検出した上記親機は、上記親機及び上記一つの子機のみの音声及び画像の通信パスを開ける状態にするように構成され、複数のユーザにおける使い勝手が極めてよくなる。
第3の発明は、所定の時間間隔の1つの区間(以下「フレーム」)を所定の時間(以下「スロット」)にN分割し各々のスロットで通信を行うTDMA方式を用いて通信を行なう無線部と、画像情報を入力するためのインターフェースを有し入力された画像情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された画像情報を1つのタイムスロットで送信するデータに分割し、分割されたデータに順序番号を付し、1以上N以下のM個のタイムスロッ
トで順序番号と分割された画像情報をL回繰り返し送信を行なうように制御する制御手段とを有する室内親機と、所定の時間間隔の1つの区間(以下「フレーム」)を所定の時間(以下「スロット」)に分割し各々のスロットで通信を行うTDMA方式を用いて通信を行なう無線部と、受信した画像情報を表示する表示手段と、1以上N以下のM個のタイムスロットで受信を行ない、重複して受信された画像情報を除いて受信した画像情報を表示手段に表示するように制御する制御手段とを有するワイヤレスモニター子機を有することを特徴としたとしたものであり、TDMA方式の多重通信で画像情報を複数回送受信する一方向の無線通信によって行なうので、1つの無線部によって、複数のワイヤレスモニター子機に対し、同時に信頼性の高い画像情報伝達が可能となる。
第4の発明は、室内親機において、送信情報を送信する際に使用するスロットの情報を通知する報知信号を送信しワイヤレスモニター子機において報知信号を受信し送信情報を受信するタイムスロットを決定することを特徴としたものであり、報知情報により、送信するタイムスロットの情報を受信装置側に通知することにより、ワイヤレスモニター子機側で室内親機が画像情報の送信に使用するタイムスロットを選択し、受信が可能となり、未使用のタイムスロットの受信をする必要がなくなり、受信装置の消費電流を低減する効果を有すると同時に、タイムスロットの空き状態に応じて使用するタイムスロットの数を変更可能となり、タイムスロットの有効利用が可能となる。
第5の発明は、室内親機がタイムスロットに同期した制御信号を送信し、ワイヤレスモニター子機が、制御信号を受信し、室内親機に同期して通信を行なうことを特徴としたものであり、ワイヤレスモニター子機は、制御信号のみを受信し、画像情報の送信開始を待つことが可能となり、受信装置の消費電流を低減する。
第6の発明は、画像情報を送信する場合、制御信号を送信するタイムスロット、または、制御信号を送信するタイムスロットと所定の位置関係にあるタイムスロットの少なくとも一方を含む1以上N以下のM個のタイムスロットで画像情報の伝送を行なうようにしたものであり、制御信号を送信するタイムスロットと所定の位置関係にあるタイムスロットで画像情報の伝送が可能となり、室内親機が使用可能なタイムスロットを有効に活用可能となる。
第7の発明は、報知信号を、制御信号を送信するタイムスロットで制御信号の変わりに、または、制御信号と共に1回以上送信を行なうことを特徴としたものであり、制御信号を送信するタイムスロットと所定の位置関係にあるタイムスロットで報知信号の伝送が可能となり、室内親機が使用可能なタイムスロットを有効に活用可能となる。
第8の発明は、ワイヤレスモニター子機より室内親機に画像情報を送信する回数を指示し、室内親機は指示に従い画像情報を送信する回数を変更することを特徴としたものであり、画像情報の受信中に、通信状態が劣化し、画像情報が欠落するような状態になった場合、同一の画像情報を送る回数を増やすように制御を行ない通信品質を改善し、また、受信状態が良好な場合は、同一の画像情報を送る回数を減らすように制御を行ない画像情報の伝送速度を上げるように制御することが可能となり、通信状態に応じた最適な再送制御が可能となる。
第9の発明は、周波数ホッピング方式を用いて通信することを特徴としたものであり、無線干渉による通信品質が劣化する環境においても、同一情報を送受信する周波数がフレーム毎に変えられるため、すべての周波数で無線干渉による受信エラーが発生する確立を低減でき、情報伝達の信頼性を向上できる効果を有する。
第10の発明は、画像情報を送信するM個のタイムスロットで使用されるホッピングシ
ーケンスは、Mが2以上のとき少なくと2つ以上の異なるホッピングシーケンスが選択されることを特徴としたものであり、無線干渉による通信品質が劣化する環境においても、同一情報を送受信する周波数がタイムスロット毎に変えられるため、すべての周波数で無線干渉による受信エラーが発生する確立を更に低減でき、情報伝達の信頼性を向上できる効果を有する。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について、各図に基づいて説明する。図1は実施の形態1の本発明を利用し画像伝送を行なうドアフォンシステムのブロック図である。以下、図1を用いて本発明のドアフォンシステムで構成された実施の形態1の各機能ブロックの説明を行う。
図1において、100は玄関(室外)子機、200は室内親機、更に、300a〜300nはワイヤレスモニター(室内)子機である。上記室内子機において、101は画像を撮影して映像信号を出力するカメラ部、102はマイク部、スピーカ部、アンプ部等から構成され、音声信号をスピーカ部から出力し、また、マイク部からの入力信号を増幅し、来訪者の音声信号を出力する通話部である。103は来訪者が来訪を通知するための呼出しスイッチとその呼出しスイッチが押されたときに通知信号を発生する回路で構成された呼出し検知部である。104は映像信号、音声信号及び通知信号を合成し、室内親機200に出力し、また室内親機200からの音声信号を分離し、通話部102に出力する多重分離回路である。
また、室内親機200において、220は玄関子機100からの映像信号、音声信号及び通知信号を分離し、室内親機200の各部に出力し、また、室内親機200からの音声信号を玄関子機100に出力する多重分離回路である。201は多重分離回路220で分離出力された玄関子機100からの映像信号をモニタ202に出力し、また、映像信号をデジタル変換し画像情報として出力するモニタ回路である。202は映像信号を表示するモニタ、203はモニタ回路から出力されるデジタル変換された映像信号、すなわち、画像情報を記憶する画像情報記憶部である。
204は多重分離回路220で分離出力された玄関子機100からの通知信号を検知して制御部214に通知すると共に、報知部205を起動する呼出し検知部である。205は来訪者の来訪を通知する(通知)音を鳴らす報知部である。
206は多重分離回路220で分離出力された玄関子機100からの音声信号を通話部207に出力し、通話部207からの音声信号を多重分離回路220に出力し、また、玄関子機100からの音声信号をデジタル変換して音声情報として出力し、例えば応答したワイヤレスモニター子機300aから送られてきた音声情報をアナログ変換して多重分離回路220に出力する音声回路である。207は、図示しないが、マイク、スピーカ部、アンプ部等から構成され、音声信号をスピーカ部から出力し、また、マイク部からの入力信号を増幅して音声信号を出力する通話部である。
208は室内親機200で来訪者に応答するときに応答動作を起動する応答スイッチである。209は音声情報、画像情報、制御信号等に、TDMA通信に必要な同期信号とエラー検知用のエラー検出符号を付加し、TDMAのフレーム、タイムスロットに合わせて送信データ列を生成し、また、受信した受信データ列からTDMAのフレーム、タイムスロットに合わせてエラー検知の処理を行ない、エラーのなかったタイムスロットで受信された、音声情報、制御信号を出力するフレーム処理部である。210は、入力されたデータ列を変調、増幅し、また、受信した無線信号を増幅復調し受信データを出力する周波数ホッピングを用いたTDMAの無線の送受信を行なう無線部である。
212は周波数ホッピングに用いられるホッピングパターンが記憶されたホッピングパターン記憶部である。213はアンテナ、214は、画像情報を分割再送の制御を行ない、ワイヤレスモニター子機に画像情報を伝送するための各部の制御と、室内親機200で来訪者に応答する際の各部の制御等、室内親機200の全体の制御を行なう制御部である。また、ワイヤレスモニター子機300aにおいて、301は来訪者の来訪を通知する(通知)音を鳴らす報知部である。
302は室内親機200からの音声情報をアナログ変換して通話部207へ出力し、通話部207から送られてきた音声信号をデジタル変換してフレーム処理部306に出力する音声回路である。303は、図示しないが、マイク部、スピーカ部、アンプ部等から構成され、音声信号をスピーカ部から出力し、また、マイク部からの入力信号を増幅して音声信号を出力する通話部である。304は室内親機200からの画像情報及びエラー情報を元に映像信号を生成し出力するモニタ回路である。305は映像信号を画像として表示するモニタである。306は音声情報、制御信号等に、TDMA通信に必要な同期信号とエラー検知用のエラー検出符号を付加し、TDMAのフレーム、タイムスロットに合わせて送信データ列を生成し、また、受信した受信データ列から、TDMAのフレーム、タイムスロットに合わせてエラー検知の処理を行ない、エラーのなかったタイムスロットで受信された、画像情報、音声情報及び制御信号を出力するフレーム処理部である。
307は入力されたデータ列を変調、増幅しまた受信した無線信号を増幅復調し受信データを出力する周波数ホッピングを用いたTDMAの無線の送受信を行なう無線部である。308はアンテナ、309は周波数ホッピングに用いられるホッピングパターンが記憶されたホッピングパターン記憶部である。310はワイヤレスモニター子機300aで来訪者に応答するときに応答動作を起動や通話終了を通知する応答スイッチである。311は、室内親機200から送られてきた画像情報や音声情報等を受信するための各部の制御と、重複して受信された画像情報を破棄し重複した画像情報を除いた画像情報をモニタ回路304に出力する制御と、ワイヤレスモニター子機300aで来訪者に応答する際の各部の制御等、ワイヤレスモニター子機の全体の制御を行なう制御部で構成される。
ワイヤレスモニター子機は複数台設置されそれぞれ300b〜300nとする。ワイヤレスモニター子機300b〜300nの構成と機能はワイヤレスモニター子機300aと同じである。以降、ワイヤレスモニター子機300a〜300nの共通の説明を行う場合の構成要素301〜309は、ワイヤレスモニター子機300a〜300nの全ての構成要素を示するものとする。
次に、上述のドアフォンの動作概要を説明する。先ず、来訪者による呼出し動作について説明する。来訪者が、玄関子機100の呼出し検知部103に設けられた呼出しスイッチ103aを押すと、呼出し(操作)検知部103より通知信号が出力され、多重分離回路104を介して、室内親機200へ出力される。室内親機200では、玄関子機100からの通知信号は、多重分離回路220より、呼出し検知部204へ出力される。そして、呼出し検知部204は、報知部205を起動し、報知部205より来訪者からの呼出しがあったことを通知する通知音が出力される。即ち、呼出し検知部204は、通知信号を受け取ると、制御部214に玄関子機100の呼出し検知部103の呼出しスイッチが押されたことを通知する。そして、室内子機200の制御部214では、ワイヤレスモニター子機300a〜300nへ、呼出し起動と画像情報の送信開始を通知する報知情報を送信する制御が開始される。
ワイヤレスモニター子機300a〜300nは、室内親機200の従属局として動作し、通常、室内親機200の制御信号を受信するように動作しており、室内親機200から
の報知情報を受信し、制御部311に通知されると、制御部311は、報知部301を起動し、報知部301より来訪者からの呼出しがあったことを通知する通知音が出力される。即ち、玄関子機100の呼出しスイッチが押されると、上述した呼出しスイッチが押されたことが室内親機200、ワイヤレスモニター子機300a〜300nに通知され、それぞれの報知部205、報知部301で通知音が鳴るよう制御されると同時に、玄関子機100のカメラ部101で撮影された、映像信号が室内親機200、ワイヤレスモニター子機300a〜300nに送られ、それぞれのモニタ202、モニタ305に表示されるよう制御が行なわれる。
玄関子機100のカメラ部101で撮影された映像信号は、多重分離回路104に送られ、室内親機200に出力される。玄関子機100より送られてきた映像信号は、多重分離回路220よりモニタ回路201に出力され、モニタ回路201は映像信号をモニタ202に出力し、モニタ202で玄関子機100のカメラ部101で撮影されている映像が映し出される。また、室内親機200の制御部214は、上述したワイヤレスモニター子機300a〜300nへの報知情報を送信する制御を行うのと平行して、画像情報記憶部203へ画像データ蓄積開始の要求を行なう。画像情報記憶部203は、画像データ蓄積開始の要求を受け付けると、モニタ回路201に画像情報の出力要求を行ない、モニタ回路201より出力された画像情報を記憶する。モニタ回路201は、画像情報の出力要求に応じて、玄関子機100から送られてきた映像信号の1画面分の信号をデジタル変換して画像情報として画像情報記憶部203に出力する。また、画像情報記憶部203は、モニタ回路201より出力された1画面分の画像情報を記憶し終えると、蓄積終了の通知を制御部214に出力する。
制御部214は、蓄積終了の通知を受けると、画像記憶部204に記憶された画像情報を1スロットで送信可能なデータ長に分割して順次読み込み、読み込んだ1スロット分の分割された画像情報をそれぞれ所定の回数、所定のタイムスロットで送信するように制御を行なう。
一方、ワイヤレスモニター子機300a〜300nの制御部311は、報知情報を受信すると、所定のタイムスロットの受信を行なうよう無線部307及びフレーム処理部206を制御し、室内親機200から送られて来る画像情報を受信する。そして、制御部311は、室内親機200からの画像情報を受信すると、重複して受信された分割された画像情報を除いて、受信した画像情報をモニタ回路304に出力し、モニタ回路304で画像情報をアナログ変換しモニタ305に出力し、室内親機200から送られてきた画像がモニタ305に表示される。
また、室内親機制御部214は、画像記憶部204に記憶された1画面分の画像情報を送信し終えると、上記動作、すなわち、画像データの蓄積開始の要求を行ない、それに応じて画像情報が更新され、新たな画像情報をワイヤレスモニター子機300a〜300nに送信する動作を繰り返すように制御を行なう。また、このとき、制御部214は、新しい1画面分の画像情報の送信開始毎に、画像情報の送信開始を通知する報知情報の送信を行なう方法も可能である。
次に、「応答動作」について説明を行なう。室内親機200の応答スイッチ208が押下され、その押下が制御部214で検知されると、制御部214は、音声回路206を起動し、玄関子機100と室内親機200の音声通話が可能な状態になるように制御を行なう。即ち、玄関子機100の通話部102のマイク部から入力された音声は、室内親機200の通話部207のスピーカーから出力され、室内親機200の通話部207のマイク部から入力された音声は、玄関子機100の通話部102のスピーカ部から出力されるよう制御を行なう。また、例えば、ワイヤレスモニター子機300aの応答スイッチ310
が押下され、その押下が制御部311で検知されると、制御部311は、音声回路302を起動し、玄関子機100とワイヤレスモニター子機300aの音声通話が可能な状態になるよう制御を行なうとともに、応答していない他のワイヤレスモニター子機300b〜300nへ画像表示停止の信号を同報方式で送る。
即ち、制御部311は、先ず最初に、双方向の無線リンクを起動し、室内親機200との双方向の通信を開始し、室内親機200の音声パスの設定を行なう。そして、ワイヤレスモニター子機300aの通話部303のマイク部から入力された音声を、音声回路302でデジタル変換して、フレーム処理部306に出力し、無線で室内親機200に送信を行ない、フレーム処理部306から出力された音声情報は、音声回路302に出力されアナログ変換し、通話部303のスピーカ部から出力するよう制御を行なう。一方、室内親機200の制御部214は、ワイヤレスモニター子機300aとの双方向の無線リンクが起動され、ワイヤレスモニター子機300aとの双方向の通信を開始すると、玄関子機100より送られてきた音声信号を音声回路206でデジタル変換して、フレーム処理部209に出力し、無線でワイヤレスモニター子機300aに送信を行ない、フレーム処理部209から出力された音声情報は、音声回路206に出力され、アナログ変換し、多重分離化路201を介して玄関子機100に送り、玄関子機100の通話部102のスピーカーから出力するよう制御を行なう。
次に、室内親機200とワイヤレスモニター子機300a〜300n間の無線通信制御について説明を行なう。ここではTDMAの制御として1つのフレームを8つのタイムスロットに分割し、制御局として動作する室内親機200と従属局として動作するワイヤレスモニター子機300a〜300nの双方向の無線通信を行なう場合、室内親機200からワイヤレスモニター子機300a〜300nへの送信をフレームの前半(タイムスロットの1〜4)、ワイヤレスモニター子機300a〜300nから室内親機200への送信をフレームの後半(タイムスロットの5〜8)で行ない、また、周波数ホッピングの制御として、f1、f2・・・f10の10種類の周波数を用い、P1、P2・・・P10の10種類のホッピングパターンを用いて通信を行なう例を説明する。また、画像情報の送受信に使用されるタイムスロットは、室内親機200が制御信号を送信するタイムスロットと制御信号を送信するタイムスロットと所定の位置関係、すなわち、制御信号を送信するタイムスロットと4つ離れたタイムスロットの2つのタイムスロットで送信する例を示す。
制御局として動作する室内親機200と従属局として動作するワイヤレスモニター子機300a〜300nの状態は、室内親機200からワイヤレスモニター子機300a〜300nに画像情報を送信している画像通信状態と、室内親機200とワイヤレスモニター子機300a〜300nのいずれかが双方向の無線通信を行ない音声信号の送受信をしている音声通信状態とそれ以外のアイドル状態の3つの状態がある。
先ず、最初に「アイドル状態」の動作について説明を行なう。アイドル状態では、室内親機200は、フレーム内の特定のタイムスロットで制御信号の送信を行なう。図2に、実施の形態1でのタイムスロットの構成の例を示すが、本例では、タイムスロット1で毎フレーム制御信号を送信する例を示している。また、図3は、各タイムスロットで送信されるデータ列のフォーマットの例を示し、図3(A)に制御信号を送信するタイムスロットで使用されるフォーマットの例を示している。即ち、本例では、室内親機200は、各フレームのスロット1で制御信号の送信を、図3(A)の制御データフィールドに載せて送信を行なう。ここで、送信される制御信号は、室内親機の識別情報、制御信号の送信に使用している送信スロットの番号及びホッピングパターン、該当フレームの受信スロットで受信しているホッピングパターンが含まれている。制御部214は、制御信号の送信スロットのタイミングに合わせて制御信号をフレーム処理部209に出力し、フレーム処理
部209は、制御信号に同期信号とエラー検知用の信号を付加して無線部に出力する。なお、エラー検知用の信号は、図3(A)のCRC1のフィールドに記述され、制御データフィールドで送信する制御信号より生成されたエラー検出用の符号列(例えば、CRC符号)が用いられる。また、制御部214は、周波数ホッピングの制御をおこなう。即ち、ホッピングパターン記憶部212に記憶された、ホッピングパターンに応じた通信周波数を読み込み、制御信号の送信タイミングに合わせて、無線部210の送信周波数の設定を行なう。
図5にホッピングパターン記憶部212に記憶されるホッピングパターンの例を示す。本例では、P1からP10のそれぞれのホッピングパターンは、f1、f2・・・f10とf1からf10の周波数が繰り返し用いられる例をしめす。また、図2では、P1のホッピングパターンで制御信号を送信する際の、各フレームで使用される送信周波数の例を示しており、フレーム1ではf1で、次のフレーム2ではf2で送信を行ない、フレーム11では再度f1で送信を行なう例を示している。また、図5、図2に記述されたインデックスは、周波数ホッピングの制御を行なうための制御部214が管理する変数であり、フレーム毎に1〜10までの値が繰り返し使用される。例えば、インデクッスが1のフレームでは、P1のホッピングパターンを使用する場合f1で通信を行ない、P2のホッピングパターンを使用する場合f2で通信を行なうよう制御を行なう。
次に、アイドル状態の室内親機200の受信制御について説明を行なう。室内親機200は、フレームの後半の制御信号を送信するタイムスロット以外のタイムスロットで、ホッピングパターンをフレーム毎に順次変更しながらワイヤレスモニター子機300a〜300nからの呼出しを受信する。制御部214は、受信するタイムスロットのタイミングに合わせて、ホッピングパターン記憶部212より、受信周波数を読み込み、無線部210の受信周波数を設定する。ワイヤレスモニター子機300a〜300nのいずれかからの呼出しを受信し、受信データがフレーム処理部209に出力されると、フレーム処理部209で、同期信号を基に、制御データフィールドの中の制御信号と、エラー検出用の信号が分離され、受信したエラー検出用の信号を基に制御信号のエラー判定が行なわれ、正常受信と判断された場合は、受信した制御信号が、制御部214に通知される。図2の例では、各フレームのタイムスロット6〜8で受信を行なう例を示しており、フレーム1ではP2のホッピングパターンに対応した周波数で受信を行ない、次のフレームではホッピングパターンを1つ変え、P3のホッピングパターンに対応した周波数で受信を行ない、以後、フレーム毎にホッピングパターン1つずつ変えながら受信を行なう例を示している。
このときの受信周波数は、選択されたホッピングパターンと制御部214で管理されるインデックスによって決定される。即ち、図2に示すようにインデクッスが1のフレーム1でP2のホッピングパターンを使用する場合、f2で受信を行ない、インデクッスが2のフレーム2でP3のホッピングパターンを使用する場合、f4で受信を行なうよう制御を行なう。
次に、アイドル状態のワイヤレスモニター子機300a〜300nの制御について説明を行なう。
ワイヤレスモニター子機300a〜300nは、室内親機200の制御信号の受信を行なうため、室内親機200が制御信号を送信している周波数の1つを連続して受信を行ない、室内親機200の補足動作を行なう。連続受信にて室内親機200の制御信号を受信すると、それ以降、順次フレーム毎に受信周波数を変えながら、受信を行ない、連続して、室内親機の制御信号の受信を行なう。そして、室内親機200の制御信号に含まれる制御信号の送信に使用している送信スロットの番号及びホッピングパターンの情報を受信し
、室内親機200とのフレーム、タイムスロット、周波数ホッピングの同期を確立する。即ち、制御部311は、ホッピングパターン記憶部309に記憶された任意の1つの周波数を読み込み、無線部を読み込んだ周波数で連続受信するよう制御を行なう。無線部307で受信復調された受信データ列は、フレーム処理部306に出力される。フレーム処理部306では、受信データ列に含まれる同期信号の検出を行ない、同期信号が検出されると、同期信号を基に、制御データフィールドの中の制御信号と、エラー検出用の信号を分離し、受信したエラー検出用の信号を元に制御信号のエラー判定を行ない、正常受信と判断した場合は、受信した制御信号を、制御部311に通知する。
制御部311では制御信号に含まれる室内親機の識別情報を基に、待ち受けようとする室内親機か否かを判断し、待ち受けようとする室内親機であった場合、フレーム毎の間欠受信動作に移行するよう制御を行なう。即ち、制御部311は、室内親機200と同様に制御部311で管理するインデクッスを基に、ホッピングパターン記憶部309より順次受信周波数を読み込み、各フレームで受信周波数を変えながら、先に室内親機の制御信号を受信したタイムスロットのタイミングに合わせて受信を行なうよう無線部307を制御する。先に制御部311が連続受信した際にホッピングパターン記憶部309より読み込んだ周波数が、ホッピングパターンP1のインデックス1に対応したf1であった場合、連続受信で、f1の制御信号を受信した以降は、フレーム毎にインデックスを1つづつ進めf2、f3・・・と受信する。そして、室内親機200の送信する制御信号に含まれる制御信号の送信に使用している送信スロットの番号及びホッピングパターンの情報を受信すると、室内親機とタイムスロットの同期と周波数ホッピングの同期、すなわち、インデックスの同期を確立する。
次に、「画像通信状態」の動作について説明を行なう。室内親機200の制御部214は、呼出し検知部204より、玄関子機100の呼出し検知部103の呼出しスイッチが押されたことが通知されると、アイドル状態から、画像通信状態へ動作を移行するよう制御を開始する。制御部214は、制御信号を送信するタイムスロットのタイミングに合わせて、制御信号の変わりに呼出しと画像情報送信開始を通知する報知情報をフレーム処理部209に出力する。このときの送信周波数は、制御信号を送信していた際の周波数ホッピングの制御が継続される。そして、報知情報を送信した次のフレームより画像情報の送信を開始する。画像情報の送信は、制御信号を送信したタイムスロットと制御信号を送信するタイムスロットに対応したタイムスロットで送信する。
例えば、図2のようにタイムスロット1で制御信号を送信している場合、画像情報は、タイムスロット1とタイムスロット5で送信される。また、このときタイムスロット1では、制御信号と画像情報が同時に送信されるよう、送信データ列のフォーマットが変更される。図3(B)に画像情報を送信する際のフォーマットを例を示す。本例では、画像情報は、情報データフィールドで送信される。また、画像情報を送信する情報データフィールドのエラー検知用のデータとして新たなエラー検知用の符号が付け加えられる。図3(B)では、CRC2と記す。また、制御信号を送信するタイムスロット(タイムスロット1)に対応したタイムスロット(タイムスロット5)の通信に使用される送信データ列のフォーマットも同様に図3(B)のフォーマットが用いられ、画像情報は、情報データフィールドで送信される。
また、タイムスロット1の送信周波数は、制御信号を送信していた際の周波数ホッピングの制御が継続され、タイムスロット5の送信周波数は、タイムスロット1のホッピングパターンを基にホッピングパターンが選択され、送信周波数が決められる。このとき選択される、ホッピングパターンは、タイムスロット1の送信がホッピングパターンP1を使用する場合は、タイムスロット5の送信がホッピングパターンP6を使用するという具合にタイムスロット1とタイムスロット5で隣接して送信する周波数が同じにならないよう
選択される方が望ましい。ここでは、制御信号を送信するタイムスロットに対応したタイムスロットで使用するホッピングパターンは、制御信号を送信するタイムスロットで使用するホッピングパターンに5を加え10で割った時の余りの、ホッピングパターンを使用するように制御を行なう例を用いて動作を説明する。
また、制御部214は、画像情報記憶部203に記憶された画像情報を、1つのタイムスロットで送信可能なデータ長に分割しながら読み込み、分割された画像情報を予め決まった回数同一の送信順序番号を付して再送を行なうよう制御を行なう。送信順序番号と分割された画像情報は、それぞれ制御信号を送信するタイムスロットと制御信号を送信するタイムスロットに対応したタイムスロットの情報データフィールドで送信するよう、送信タイミングに合わせて、フレーム処理部209に出力される。フレーム処理部209は、情報データフィールドのデータ列に基づいたエラー検知用の符号(CRC2)を付加して、図3(B)のフォーマットのデータ列を生成し、無線部210に出力する。そして、無線部210より、制御部214からの制御に従い、タイムスロット毎に周波数を変えながら、分割された画像情報等の送信を行なう。
一方、ワイヤレスモニター子機300a〜300nの制御部311は、室内親機200から送信される玄関子機100の呼出し検知部103の呼出しスイッチ103aが押されたことを通知し、画像情報の送信開始を通知する報知情報を受信すると、アイドル状態から、画像通信状態へ動作を移行するよう制御を開始する。
ワイヤレスモニター子機300a〜300nは、アイドル状態では、室内親機200と同期した受信状態にあり、室内親機200が制御信号を送信するタイムスロットの受信を行なっており、室内親機200が、制御信号を送信するタイムスロットで報知情報を送信すると、報知情報を含むデータ列が無線部307で受信復調され、フレーム処理部306に出力される。フレーム処理部306は、受信データ列に含まれる同期信号を元に制御データフィールドを分離し、制御部311に通知する。
制御部311は、通知された制御データフィールドのデータ列を解析し、報知情報であった場合、次フレームより、室内親機200から送信されてくる画像情報を受信するため、すでに受信中の制御信号を受信しているタイムスロットに加え、制御信号を受信しているタイムスロットと対応したタイムスロットの受信を開始するよう無線部307の制御を開始する。このとき制御信号を受信しているタイムスロットと対応したタイムスロットの受信周波数の制御は、室内親機200の送信する周波数に合わせる必要があり、室内親機200が送信周波数を決定した方法と同じ方法で受信周波数が決定される。すなわち、制御信号を受信するタイムスロットで使用しているホッピングパターンを元に、制御信号を受信するタイムスロットに対応したタイムスロットのホッピングパターンが選択され、各フレームでの受信周波数が決められる。
かくして、報知情報を受信したワイヤレスモニター子機300a〜300nは、制御信号を受信するタイムスロットと制御信号を受信するタイムスロットに対応したタイムスロットで、室内親機200から送られてくる画像情報を受信可能な状態になる。そして、室内親機200から送られてきた画像情報含む信号が、無線部307で受信復調され、フレーム処理部306に出力されると、フレーム処理部306は、受信データ列に含まれる同期信号を元に情報データフィールドのデータと情報データフィールドのエラー検知用の符号(CRC2)を分離し、エラー検知用の符号(CRC2)を元に情報データフィールドの受信エラーの有無を解析し、受信エラーが無かった場合、情報データフィールドのデータを制御部311に出力する。制御部311は、情報データフィールドのデータ、すなわち、送信順序番号と分割された画像情報を受け取ると、送信順序番号を元に、重複して受信された画像情報か否かの解析を行ない、新規の画像情報であった場合、画像情報をモニ
タ回路304に出力し、モニタ305で画像が表示される。
また、制御部311は、受信した分割された画像情報に付された送信順序番号の連続性が無くなった場合、再送されている同一の分割された画像情報を含む受信データがすべて受信エラーによって破棄され、画像情報が欠落したものとして、モニタ回路304にエラー情報を出力し、モニタ回路304は、欠落した画像情報を補完してモニタ305の表示を行なう。例えば、室内親機から送信されてくる画像情報が、よく知られたビットマップデータであった場合、制御部311は、受信した送信順序番号を元に欠落したタイムスロット数を計算し、欠落したタイムスロット数と通信フォーマットを元に、失われた画像情報のデータ数を算出し、エラー情報と共に失われた画像情報のデータ数をモニタ回路304に通知し、モニタ回路304では、失われた画像情報のデータ数分の画素情報を黒色で表示するように補正を行ない、モニタ305に表示される画像が、画像情報の欠落によってずれが生じないよう制御を行なう。
次に、図4を用いて、画像情報が分割して、送信される様子を説明する。図4は、室内親機200が、タイムスロット1でホッピングパターン1で制御信号を送信している時に、画像情報を送信する際の例を示している。また、フレーム1でインデックスが1となっているときの周波数ホッピングの制御を行なう例を示している。
室内親機は、制御信号の送信のみを行なうアイドル状態から画像通信状態に遷移すると、先ず、制御信号を送信していたタイムスロットで報知情報の送信を行なう。図4の例では、フレーム1のタイムスロット1で報知情報の送信が行なわれる。そして、フレーム2より、画像情報の送信が開始される。図4の例では、1面分の画像情報が、D1,D2,D3の3つに分割され、それぞれに1〜3の送信順序番号を付して、3回の送信を行なう例を示している。すなわち、分割された1つ目の画像情報D1は送信順序番号1が付されて、フレーム2のタイムスロット1とフレーム2のタイムスロット5とフレーム3のタイムスロット1の3つのタイムスロットで送信される。同様に、分割された2つ目の画像情報D2は送信順序番号2が付されて、フレーム3のタイムスロット5とフレーム4のタイムスロット1とフレーム4のタイムスロット5の3つのタイムスロットで、また、分割された3つ目の画像情報D3は送信順序番号3が付されて、フレーム5のタイムスロット1とフレーム5のタイムスロット5とフレーム6のタイムスロット1の3つのタイムスロットでそれぞれ送信される。このとき、タイムスロット5のホッピングパターンは、タイムスロット1のホッピングパターンを元に選択され、タイムスロット1のホッピングパターンがP1の場合、タイムスロット5のホッピングパターンはP6となり、同一の画像情報を送信する際の送信周波数は、すべて異なる周波数が選択されるよう制御される。例えば、D1の画像情報は、f2、f7、f3の周波数で送信される。
次に、「音声通信状態」の動作について説明を行なう。ワイヤレスモニター子機300a〜300nは、画像通信状態に有るとき、ワイヤレスモニター子機300a〜300nのいずれかの応答スイッチ310が押されると音声通信状態に遷移する制御を開始する。例えばワイヤレスモニター子機300aの制御部311は、応答スイッチ310が押されたことを検知すると、画像情報受信中のタイムスロット以外のタイムスロットを選択し、室内親機200との双方向の無線通信を開始するよう制御を開始する。(例えば、ワイヤレスモニター子機300aがタイムスロット6を選択した場合は、ワイヤレスモニター子機300aから室内親機200への送信はタイムスロット6が使用され、室内親機200からワイヤレスモニター子機300aへの送信はタイムスロット2が使用される。)ワイヤレスモニター子機300aの制御部311は、現在のインデックスを元に、次フレームで室内親機200が待ち受けるホッピングパターンを算出し、算出されたホッピングパターンに対応した通信周波数をホッピングパターン記憶部309より読み込み、次フレームの選択したタイムスロットのタイミングに合わせて、無線部307の送信周波数を設定し
、また、フレーム処理部306に無線リンク起動要求の制御信号を出力する。
フレーム処理部306では、図3(B)のフォーマットの制御データフィールドに無線リンク起動要求の制御信号を載せた送信データ列を生成し、無線部307に出力し、無線リンク起動要求の制御信号が送信される。以後、制御部311は、室内親機200との通信を行なうため、無線リンク起動要求の制御信号を送信したタイムスロットと無線リンク起動要求の制御信号を送信したタイムスロットに対応した受信のタイムスロットの双方を、先に決定したホッピングパターンに従って送受信を行なうよう制御をおこなう。
一方、室内親機200は、常時、未使用の制御信号を送信するタイムスロットに対応した受信のタイムスロット以外の受信のタイムスロットの受信を行なっており、ワイヤレスモニター子機300aからの無線リンク起動要求の制御信号含むデータ列が送信されると、無線部210で受信復調され、フレーム処理部209に出力される。フレーム処理部209は、受信データ列に含まれる同期信号を元に制御データフィールドを分離し、制御部214に通知する。制御部214は、通知された制御データフィールドのデータ列を解析し、無線リンク起動要求の制御信号であった場合、他のワイヤレスモニター子機300b〜300nへ表示停止信号を送付後、ワイヤレスモニター子機300との双方向の通信を行なうために、無線リンク起動要求の制御信号を受信したタイムスロットと対応したタイムスロットでの送受信を開始するよう無線部210の制御を開始する。
そして、制御部214は、ワイヤレスモニター子機300aとの双方向の無線通信を行なうタイムスロットの送信用のタイムスロットのタイミングに合わせて、無線リンク起動要求に対する応答の制御信号をフレーム処理部209に出力する。フレーム処理部209では、図3(B)のフォーマットの制御データフィールドに無線リンク起動要求に対する応答の制御信号を載せた送信データ列を生成し、無線部210に出力し、無線リンク起動要求に対する応答の制御信号が送信される。また、制御部214は、ワイヤレスモニター子機300aとの双方向の通信の接続を行なうと同時に、音声回路206を制御し、玄関子機100からの音声信号をデジタル変換してフレーム処理部209に出力し、フレーム処理部209から出力された音声信号をアナログ変換して多重分離回路220を介して玄関子機100に出力するように制御を行なう。一方、ワイヤレスモニター子機300aでは、室内親機200からの無線リンク起動要求に対する応答の制御信号を受信すると、同様に音声パスの設定を行ない、音声回路302を制御し、通話部303からの音声信号をデジタル変換してフレーム処理部306に出力し、フレーム処理部306から出力された音声信号をアナログ変換して通話部303に出力するように制御を行なう。
尚、このとき送受信されるデジタル変換された音声信号は、図3(B)の情報データフィールドで送受信される。なお、音声通信状態に移行し、双方向の無線通信が確立すると、室内親機200の制御部214は、フレーム処理部209に双方向の無線通信を行なうタイムスロットを通知し、フレーム処理部209は通知されたタイムスロットの情報データフィールドのデータ列を音声情報として処理し、同様に、ワイヤレスモニター子機300aの制御部311は、フレーム処理部306に双方向の無線通信を行なうタイムスロットを通知し、フレーム処理部306は通知されたタイムスロットの情報データフィールドのデータ列を音声情報として処理するように動作する。
また、上記ワイヤレスモニター子機300aの音声パス設定と同様の手順で、ワイヤレスモニター子機300aは2つのタイムスロットで無線リンク起動要求を出し、2つのタイムスロットで室内親機と1対1通信の無線リンクを確立し、一方を上記音声パス、一方を玄関子機のカメラ画像更新に使用できる。この場合、ワイヤレスモニター子機300aは室内親機からの画像情報で図3(B)に示すCRC1,2でエラーが検出された画像情報の再送要求を室内親機に送付し、室内親機が画像情報記録部203から指定された画像
情報をワイヤレスモニター子機300aに再送することにより、信頼性が高く、かつ高速で更新される画像をワイヤレスモニター子機300aに表示することができる。
次に、音声通信状態や画像通信状態からアイドル状態への移行について説明する。
音声通信状態中にワイヤレスモニター子機300aの応答スイッチ310で通話切断の操作が行なわれ、制御部311で検知されると、音声通話の切断処理が開始される。制御部311は、音声通信の送信を行なっているスロットのタイミングに合わせて、切断の制御信号をフレーム処理部306に出力し、切断の制御信号は無線リンクの確立要求の制御信号の送信時と同様にして室内親機200に送信される。そして、室内親機200から切断確認の制御信号を受信すると、音声通信を行なっていたスロットの送受信、及び、画像情報の受信を行なっていたスロットのうち、制御スロットと所定の位置関係にあるスロットの受信を停止し、制御スロットのみの受信に移行し、アイドル状態へ遷移する。
一方、室内親機200は、ワイヤレスモニター子機300aからの切断の制御信号を受信すると、音声信号を送信していたスロットで、無線リンクの確立要求に対する応答信号を送信した時と同様に、切断確認の制御信号を送信し、音声通信を行なっていたスロットの送受信、及び、画像情報の送信を行なっていたスロットのうち、制御スロットと所定の位置関係にあるスロットの送信を停止し、また、制御スロットでの画像送信を停止し、アイドル状態へ遷移する。他のワイヤレスモニター子機300b〜300nが応答した場合も同様に動作する。
また、室内親機200は、画像通信状態で一定時間内にワイヤレスモニター子機300a〜300nからの無線リンクの確立要求を受信しなかった場合、制御スロットと所定の位置関係にあるスロットの送信を停止し、また、制御スロットでの画像送信を停止し、アイドル状態へ遷移する。
以上のように、本発明の実施の形態によれば、室内親機200からワイヤレスモニター子機300a〜300nに画像情報を送信する場合、画像情報をTDMAの1つのタイムスロットで送信可能なデータサイズに分割し、分割された画像情報に送信順序番号を付して、複数回送信し、ワイヤレスモニター子機300a〜300n側で、複数回送られてきた分割された画像情報をそれぞれ受信し、送信順序番号を番号を元に、重複して受信された画像情報を除いて、表示するようにしたので、室内親機200とワイヤレスモニター子機300a〜300n間の距離が遠く、室内親機200からの送信信号の受信レベルが低い場所にワイヤレスモニター子機300a〜300nが設置された場合でも、同一情報を複数回受信することによって受信エラーによる情報損失を抑えることが可能となり、1方向の無線通信による画像情報の伝達の信頼性を向上することが可能となる。
また、干渉波による妨害を受ける環境でも、同一情報を複数回送信する際のタイムスロットの通信周波数をそれぞれ変えることによって、同一情報を送信するすべての周波数で干渉波による妨害を受ける危険を低減することができるので、受信エラーによる情報損失を抑えることが可能となり、1方向の無線通信による画像情報の伝達の信頼性を向上することが可能となる。
また、室内親機200からワイヤレスモニター子機300a〜300nへの画像送信は、一方向の無線通信によって行なうため、室内親機200が送信する画像情報を受信するワイヤレスモニター子機の台数に制限が無いため、ワイヤレスモニター子機が何台でも設置が可能という利点を有する。
また、ワイヤレスモニター子機300a〜300nで受信した画像情報が欠落した場合
、送信順序番号等を元に欠落した情報長を算出し、ワイヤレスモニター子機300a〜300nのモニタ305に表示される画像を補正するようにしたので、画像情報が欠落した場合においても、表示する画像のずれ等の乱れを少なくすることが可能となる効果を有する。
また、複数ワイヤレスモニター子機間で室内親機を介した内線通話を行なう場合、室内親機とワイヤレスモニター子機間の双方向の通信によって使用可能なタイムスロットが減ってしまうが、画像情報や報知情報を制御信号を送信するタイムスロットや制御信号を送信するタイムスロットに対応したタイムスロットで送信するようにしたことにより、室内親機200と複数のワイヤレスモニター子機間の双方向の無線通信で使用されているタイムスロットの数に関係なく、画像情報の通信が可能となり、利便性を向上させることができる。
次に、実施の形態1の室内親機、ワイヤレスモニター子機間の別の制御の方法を説明する。
上記実施の形態1では、室内親機200からワイヤレスモニター子機300a〜300nに画像情報を送信する場合、所定のタイムスロットとホッピングパターンを使用する例を示したが、画像情報を送信する場合、使用するタイムスロットとホッピングパターンをワイヤレスモニター子機300a〜300nに通知し、送受信を行なう方法も可能である。例えば、室内親機より、画像情報の送信開始を通知する報知情報によって、画像情報を送信するタイムスロットと使用する周波数(周波数ホッピングの場合はホッピングパターン)を通知し、報知情報に応じてワイヤレスモニター子機側の画像情報を受信するタイムスロットを起動するように制御を行なう。
この制御を行なうことにより、室内親機から、ワイヤレスモニター子機300a〜300nへの画像情報の伝達に使用されるタイムスロット数やタイムスロットの位置を自由に設定し、お互いが送受信することにより、制御信号の送信のタイムスロット、制御信号の送信のタイムスロットに対応したタイムスロット、双方向の通信で使用するタイムスロットのすべてのタイムスロットで画像情報の伝達が可能となり、画像情報伝達速度を高速化することができる。
また、画像情報の伝達を行なうタイムスロットのフォーマットを、制御データフィールドとそのエラー検知符号を無くし、1つのタイムスロットで送る画像情報を多くするフォーマットに変更することにより、画像情報伝達速度を高速化することができる。また、制御信号を送信するタイムスロットで画像情報を送信する場合も、報知情報の送信を行なった後、画像情報の送信時はフォーマットを変換し、受信側では、報知情報の受信を契機に受信のフォーマットを変更することが可能であり、同様の効果を発揮できる。
また、画像情報の送信開始を通知する報知情報を再送することにより、報知情報の受信エラーによる制御の切替え失敗の危険を低減することが可能となる。また、このとき、制御データフィールドで報知情報を送信しながら、情報データフィールドで画像情報を送ることにより、報知情報の再送によって画像情報の伝送速度が低下することを防止することが可能となる。
また、ワイヤレスモニター子機より、室内親機の待ち受けるタイムスロットで、再送回数の変更を要求する制御信号を送信し、室内親機がその要求に応じて同一の画像情報を送る回数を変えることも可能である。これにより、画像情報の受信中に、通信状態が劣化し、画像情報が欠落するような状態になった場合、同一の画像情報を送る回数を増やすように制御を行ない通信品質を改善し、また、受信状態が良好な場合は、同一の画像情報を送
る回数を減らすように制御を行ない画像情報の伝送速度を上げるように制御することが可能となり、通信状態に応じた最適な再送制御が可能となる効果を有する。尚複数のワイヤレスモニター子機から同一の画像情報を送る回数に異なった回数が要求された場合、室内親機は最大の回数を選択する。
本実施の形態の構成は、いずれかのワイヤレスモニター子機が応答する前にも複数のワイヤレスモニター子機に信頼性の高い玄関子機の画像を表示し、複数の利用者のうちだれが応答すべきかを判断しやすくするものである。また、呼出し情報と共に玄関子機で撮像した画像を室内親機から複数回無線伝送することにより、複数のワイヤレスモニター子機にて信頼性の高い画像を表示するものである。さらに詳しくは、TDMA方式の多重通信を行ない、画像情報を複数回送受信する一方向の無線通信によって画像情報の伝達をする。
更に、本実施の形態のドアフォンシステムは、TDMA方式の多重通信を行ない、画像情報を複数回送受信する一方向の無線通信によって情報の伝達をすることにより、送受信側それぞれ1つの無線部で、受信側の台数に制限なく複数の相手に、受信エラーによる情報損失が少ない信頼性の高い情報伝達が可能になるという利点がある。また、周波数ホッピング方式を用いることにより、また、複数のタイムスロットで送受信を行なう場合は異なるホッピングシーケンスを用いることにより、同一の画像情報を複数回送信する際の送信周波数が変わるので、複数回送信されたすべての同一の画像情報が妨害波による干渉で受信エラーになる確立を低減することが可能となり、更に信頼性の高い情報伝達が可能になるという利点がある。
また、制御信号を送信するタイムスロット、または、制御信号を送信するタイムスロットと所定の位置関係にあるタイムスロットで、報知情報や画像情報の送受信を行なうようにすることにより、使用可能なタイムスロットの有効利用が可能になるという利点がある。また、通信状態に応じて画像情報を送信する回数を変えることにより、画像情報の受信中に、通信状態が劣化し、画像情報が欠落するような状態になった場合、同一の画像情報を送る回数を増やすように制御を行ない通信品質を改善し、また、受信状態が良好な場合は、同一の画像情報を送る回数を減らすように制御を行ない画像情報の伝送速度を上げるように制御することが可能となり、通信状態に応じた最適な再送制御が可能になるという利点がある。
また、本発明の実施の形態は、1つの無線部によって、複数のワイヤレスモニター子機に対し、同時に信頼性の高い情報伝達を実現するという目的を、TDMA方式の多重通信を行ない、画像情報を複数回送受信する一方向の無線通信によって情報の伝達をすることにより実現した。
また、本発明の実施の形態は、一方向の無線通信によって情報の伝達をする際の無線干渉による受信エラーによる情報の欠落を低減するという目的を、周波数ホッピング方式を用いることにより、また、複数のタイムスロットで送受信を行なう場合は異なるホッピングシーケンスを用いることにより実現した。また、本発明の実施の形態は、TDMA通信を行なう際のタイムスロットの有効的な利用については、制御信号を送信するタイムスロット、または、制御信号を送信するタイムスロットと所定の位置関係にあるタイムスロットで、報知情報や画像情報の送受信を行なうようにすることにより実現した。また、本発明の実施の形態は、TDMA通信を行なう際のタイムスロットの有効的な利用については、送信回数を受信状態に応じて変更するように制御することにより実現した。
本発明のドアフォンシステムの実施の形態における機能ブロック図 本発明のドアフォンシステムの実施の形態におけるフレーム及びスロット構成と周波数ホッピングのタイミングを示す説明図 本発明のドアフォンシステムの実施の形態におけるドアフォンシステムで通信するデータ列のフォーマットの例を示す説明図 本発明のドアフォンシステムの実施の形態における画像情報を分割して送信する動作を説明する説明図 本発明のドアフォンシステムの実施の形態におけるドアフォンシステムで使用するホッピングパターン例を表す図
本発明は、複数の室内子機と玄関子機との画像及び音声か通信に関して、その利便性を向上させるものである。
符号の説明
100 玄関子機
101 カメラ部
102 通話部
103 呼出し検知部
104 多重分離回路
200 室内親機
201 モニタ回路
202 モニタ
203 画像情報記憶部
204 呼出し検知部
205 報知部
206 音声回路
207 通話部
208 応答スイッチ
209 フレーム処理部
210 無線部
212 ホッピングパターン記憶部
213 アンテナ
214 制御部
220 多重分離回路
300a ワイヤレスモニター子機
300b〜300n ワイヤレスモニター子機
301 報知部
302 音声回路
303 通話部
304 モニタ回路
305 モニタ
306 フレーム処理部
307 無線部
308 アンテナ
309 ホッピングパターン記憶部
310 応答スイッチ
311 制御部

Claims (10)

  1. 室外子機と、当該室外子機と離隔して配置されかつ前記室外子機と通信可能な親機と、当該親機と無線通信可能な複数の室内子機とを備えるドアフォンシステムにおいて、
    前記室外子機は、カメラ部と、マイク部と、スピーカ部と、前記親機を呼び出す呼出し部と、前記親機と通信する第1の通信部とを有し、
    前記親機は、マイク部と、スピーカ部と、表示部と、前記室外子機の呼び出し部からの呼び出しに応答する応答部と、前記室外子機及び前記子機と通信する第2の通信部とを有し、
    前記複数の子機は、表示部と、マイク部と、スピーカ部と、前記親機と通信するための第3の通信部とを有し、
    前記室外子機の呼出し部の起動により、当該室外子機のカメラが作動し、撮像された画像を前記親機に送信し、
    前記親機は、前記室外子機から受信した上記画像を前記複数の第2の子機に同時に送信し、
    前記複数の子機は、受信した画像を当該子機の前記表示部に表示し、
    上記画像を受信した前記複数の子機のうちの一つの子機の通信部が起動したことを検出した前記親機は、前記第1の子機が撮像した更なる画像を前記一つの子機にのみ送信することを特徴とするドアフォンシステム。
  2. 上記画像を受信した前記複数の子機のうちの一つの子機の通信部が起動したことを検出した前記親機は、前記親機及び前記一つの子機のみの音声及び画像の通信パスを開ける状態にすることを特徴とする請求項1記載のドアフォンシステム。
  3. 所定の時間間隔の1つの区間(以下「フレーム」)を所定の時間(以下「スロット」)にN分割し各々の前記スロットで通信を行うTDMA方式を用いて通信を行なう無線部と、
    画像情報を入力するためのインターフェースを有し入力された画像情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された画像情報を1つのタイムスロットで送信するデータに分割し、分割されたデータに順序番号を付し、1以上N以下のM個のタイムスロットで前記順序番号と前記分割された画像情報をL回繰り返し送信を行なうように制御する制御手段とを有する室内親機と、
    所定の時間間隔の1つの区間(以下「フレーム」)を所定の時間(以下「スロット」と記す)に分割し各々の前記スロットで通信を行うTDMA方式を用いて通信を行なう無線部と、
    受信した画像情報を表示する表示手段と、1以上N以下のM個のタイムスロットで受信を行ない、重複して受信された画像情報を除いて受信した画像情報を前記表示手段に表示するように制御する制御手段とを有するワイヤレスモニター子機と、を有することを特徴とした請求項1または2のドアフォンシステム。
  4. 前記室内親機において、画像情報を送信する際に使用するスロットの情報を通知する報知情報を送信し、前記ワイヤレスモニター子機において前記報知情報を受信し画像情報を受信するタイムスロットを決定することを特徴とした請求項3のドアフォンシステム。
  5. 前記室内親機がタイムスロットに同期した制御信号を送信し、前記ワイヤレスモニター子機が、前記制御信号を受信し、前記室内親機に同期して通信を行なうことを特徴とする請求項3又は4のドアフォンシステム。
  6. 画像情報を送信する場合、前記制御信号を送信するタイムスロット、または、前記制御信号を送信するタイムスロットと所定の位置関係にあるタイムスロットの少なくとも一方を
    含む1以上N以下のM個のタイムスロットで画像情報の伝送を行なう請求項5記載のドアフォンシステム。
  7. 前記報知情報を、前記制御信号を送信するタイムスロットで制御信号の変わりに、または、制御信号と共に1回以上送信を行なうことを特徴とした請求項5記載のドアフォンシステム。
  8. 前記ワイヤレスモニター子機から前記室内親機に画像情報を送信する回数を指示し、前記室内親機は前記指示に従い画像情報を送信する回数を変更することを特徴とした請求項3から7のドアフォンシステム。
  9. 周波数ホッピング方式を用いて通信することを特徴とした請求項1から8のドアフォンシステム。
  10. 画像情報を送信するM個のタイムスロットで使用されるホッピングシーケンスは、Mが2以上のとき少なくと2つ以上の異なるホッピングシーケンスが選択されることを特徴とした請求項9記載のドアフォンシステム。
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