JP2006109488A - フィールド選択が可能な映像処理装置及びその方法 - Google Patents

フィールド選択が可能な映像処理装置及びその方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006109488A
JP2006109488A JP2005294085A JP2005294085A JP2006109488A JP 2006109488 A JP2006109488 A JP 2006109488A JP 2005294085 A JP2005294085 A JP 2005294085A JP 2005294085 A JP2005294085 A JP 2005294085A JP 2006109488 A JP2006109488 A JP 2006109488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
field
value
difference
fields
video
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005294085A
Other languages
English (en)
Inventor
Young-Ho Lee
泳 鎬 李
Seung-Joon Yang
承 ▲じゅん▼ 梁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2006109488A publication Critical patent/JP2006109488A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0112Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level one of the standards corresponding to a cinematograph film standard
    • H04N7/0115Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level one of the standards corresponding to a cinematograph film standard with details on the detection of a particular field or frame pattern in the incoming video signal, e.g. 3:2 pull-down pattern
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/102Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or selection affected or controlled by the adaptive coding
    • H04N19/132Sampling, masking or truncation of coding units, e.g. adaptive resampling, frame skipping, frame interpolation or high-frequency transform coefficient masking
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/42Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by implementation details or hardware specially adapted for video compression or decompression, e.g. dedicated software implementation
    • H04N19/423Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by implementation details or hardware specially adapted for video compression or decompression, e.g. dedicated software implementation characterised by memory arrangements
    • H04N19/426Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by implementation details or hardware specially adapted for video compression or decompression, e.g. dedicated software implementation characterised by memory arrangements using memory downsizing methods
    • H04N19/427Display on the fly, e.g. simultaneous writing to and reading from decoding memory
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/587Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal sub-sampling or interpolation, e.g. decimation or subsequent interpolation of pictures in a video sequence
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/85Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using pre-processing or post-processing specially adapted for video compression
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/222Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
    • H04N5/253Picture signal generating by scanning motion picture films or slide opaques, e.g. for telecine
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/84Television signal recording using optical recording
    • H04N5/87Producing a motion picture film from a television signal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

【課題】入力映像がフィルム映像である場合、補間時に用いられるフィールドを選ぶことができるフィールド選択が可能な映像処理装置及びその方法を提供する。
【解決手段】第1のフィールド、第2のフィールド、及び第3のフィールドのフィールド間のフィールド情報の差値に基づき、補間時に用いるフィールドを選ぶフィールドセレクト部と所定のパターンを生成し、生成された所定のパターンを用いて入力映像がフィルム映像であるかどうかを判断するフィルム検出部及び入力映像がフィルム映像である場合、フィールドセレクト部で選ばれたフィールドを用いて第2のフィールドを補間する補間部とを備える。これにより、入力映像がバッドエディットでないフィルム映像である場合、補間すべきフィールドと時間的に連続するフィールドのうちフィールド情報の差値が小さいフィールドを用いて補間を行うことにより、映像にジャダーが発生することを防止できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、フィールド選択が可能な映像処理装置及びその方法に係り、より詳しくは、入力映像がフィルム映像である場合、補間時に用いられるフィールドを選ぶことができるフィールド選択が可能な映像処理装置及びその方法に関する。
映画は、通常、フィルムで秒間24コマの速度で静止画を撮影し、該フィルムを秒間24コマの速度で回してスクリーンに映すプログレッシブ方式を使用する。これに対し、TVは、カラーテレビの送信方式によって画像表示速度が相違しているが、NTSC方式では、秒間30コマを送信し、PAL方式またはSECAM方式では、秒間25コマを送信する。そして、テレビは電波を介して画像を送信されるので、各コマを数百本の走査線で走査して撮影及び送信し、ブラウン管でも走査により映像を表示する。
また、テレビでは、制限された走査線を用いて効率よく動画像を表示するために1フレームを2つのフィールドに分けて交互に走査するインターレース方式を用いる。NTSC方式では、秒間60フィールドの画像を、PAL方式またはSECAM方式では、秒間50フィールドの画像を表示する。
また、映画をテレビで表示する場合は、映画とテレビの秒間コマ数が相違しているため、これをインターレース画像に変換しないでフィルムをそのままテレビの画像表示速度で再生すると、NTSC方式のテレビでは、画像表示速度が秒間30コマなので、動きの早い映画が見られるようになる。従って、映画フィルムをNTSC方式のテレビに送信する場合は、画像表示速度の整合性をとるために秒間24コマの映像を秒間60フィールドに変換し増す必要があるため、2コマから5フィールドを得ればよい。一般に、2コマのうち最初の1コマを3フィールド、残りの1コマを2フィールドと順次割り当て、これを繰り返すことにより秒間24コマを秒間60フィールドの信号に変換する3:2プルダウン方式を用いる。反面、映画フィルムをPALまたはSECAM方式のTVに送信する場合、秒間25コマから秒間50フィールドに変換し増す必要があるため、各フレームから2フィールドを得ればよい。このように、各フレームを2フィールドと順次割り当て、これを繰り返すことにより秒間24コマを秒間50フィールドの信号に変換する方式を2:2プルダウン方式という。3:2プルダウン方式は、2つのフレームを5つのフィールドと割り当てる。そして、映画の1フレームは、奇数の走査線で構成されているトップフィールドと偶数の走査線で構成されているボトムフィールドからなるので、テレビで表示するための3フィールドにするためには、トップフィールドまたはボトムフィールドのいずれかが繰り返される。
図1は、従来の映像処理装置のブロック図である。図1に示すように、従来の映像処理装置は、パターン検出部10と、フィルム決定部20、及び補間部30とを備える。パターン検出部10は、入力映像のうち時間的に連続する3つのフィールドに対してフィールド間の画素値の差を計算し、所定の臨界値を基準にしてパターンを生成する。例えば、時間的に連続する第1のフィールドと第2のフィールド間の画素値の差を計算し、画素値の差が所定の臨界値以上である場合は‘1’、所定の臨界値より小さい場合は‘0’とするパターンを生成する。
フィルム決定部20は、パターン検出部10で生成されたパターンによって入力映像がフィルム映像であるかどうかを決める。フィルム映像は一定のパターンを有するため、パターン検出部10で生成されたパターンと予め記憶されたフィルム映像のパターンとを比較し、入力映像がフィルム映像であるかどうかを決める。
補間部30は、フィルム決定部20での決定によって入力映像の補間を行う。即ち、フィルム決定部20が入力映像をフィルム映像でないと決めた場合は、補間すべきフィールドの情報だけを用いて空間補間(spatial interpolation)を行う。しかし、フィルム決定部20が入力映像をフィルム映像であると決めた場合は、現フィールドと時間的に連続するフィールドのフィールド情報を用いて現フィールドを補間する。
この種の従来の映像処理装置で補間を行う場合において、入力映像がフィルム映像である場合、パターン検出部10で生成されたパターンを基準にして決められた補間すべきフィールドの前のフィールドまたは後のフィールドを用いて現フィールドの補間を行っていた。ところで、生成されたパターンに誤りがあるか、バッドエディットなどのような同じプログレッシブフレームから由来しないフィールドを補間に用いることによって映像にジャダー(judder)が発生し得るという問題点がある。ここで、バッドエディットとは、3:2プルダウンイメージまたは2:2プルダウンイメージのストリームが映像編集過程で順番が入れ替わることによりプルダウンの規則性を喪失してしまうことをいう。
そこで、本発明は前記のような従来の技術における問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、入力映像がフィルム映像である場合、現フィールドと時間的に連続するフィールドのうち現フィールドとのフィールド情報の差値が小さいフィールドを選んで現フィールドの補間を行う、フィールド選択が可能な映像処理装置及びその方法を提供することにある。
前記目的を達成するための本発明に係るフィールド選択が可能な映像処理装置は、入力映像のうち連続して入力される第1のフィールド、第2のフィールド、及び第3のフィールドのフィールド間のフィールド情報の差値に基づき、第1のフィールドと第3のフィールドから現フィールドである第2のフィールドの補間時に用いるフィールドを選ぶフィールドセレクト部と;フィールド間のフィールド情報の差値に基づいて所定のパターンを生成し、生成された所定のパターンを用いて入力映像がフィルム映像であるかどうかを判断するフィルム検出部;及び入力映像がフィルム映像である場合、フィールドセレクト部で選ばれたフィールドを用いて第2のフィールドを補間する補間部とを含む。
ここで、フィールド間のフィールド情報の差値が、フィールド間の画素値の差、フィールド間のジャダー量の差、フィールド間のSAD値の差、フィールド間の動き予測のいずれかである。
好ましくは、フィールドセレクト部が、第1のフィールドと第2のフィールド間のフィールド情報の差値を検出する第1のフィールド差検出部と、第2のフィールドと第3のフィールド間のフィールド情報の差値を検出する第2のフィールド差検出部と、第1のフィールド差検出部で検出された差値の和である第1の値、第2のフィールド差検出部で検出された差値の和である第2の値差、及び第1の値と第2の値との差値である第3の値を計算する計算部、及び第3の値から第3の値に応じて選ばれる第1の値、第2の値、及び‘0’のいずれかを差し引いた値の絶対値と閾値とを比較し、第1のフィールド及び第3のフィールドのいずれかを選ぶ比較部とを含む。
ここで、比較部が、第1の値と第2の値との差値である第3の値が‘0’である場合は第3の値と閾値とを比較し、第3の値が第1の値である場合は第3の値と第1の値との差と閾値とを比較し、第3の値が第2の値である場合は第3の値と第2の値との差と閾値とを比較する。
また、比較部が、第3の値が‘0’であり第3の値が閾値より小さい場合は、第1のフィールド及び第3のフィールドのいずれかを選び、第3の値が第1の値であり第3の値と第1の値との差が閾値より小さい場合は、第3のフィールドを選び、第3の値が第2の値であり第3の値と第2の値との差が閾値より小さい場合は、第1のフィールドを選ぶ。そして、比較部が、第3の値が第1の値、第2の値、‘0’でない場合は、第1のフィールドまたは第3のフィールドのいずれをも選ばない。
このとき、補間部が、入力映像がフィルム映像でない場合は、現フィールドの第2のフィールド内における補間すべき画素の隣接画素値に基づいて第2のフィールドを補間する。
また、本発明に係るフィールド選択が可能な映像処理装置は、入力映像がフィルム映像であるかどうかを判断するフィルム判断部と;前記入力映像のうち補間すべき現フィールドと前記現フィールドに隣り合う第1及び第2のフィールドを取り込むセレクト部;及び前記第1及び前記第2のフィールドのいずれかを用いて前記現フィールドを補間する補間部とを含むことが好ましい。
このとき、補間部が、前記フィールド判断部が前記入力映像が前記フィルム映像でないと判断する場合に前記現フィールドを補間する。
ここで、前記セレクト部が、前記現フィールドと前記第1のフィールドとの第1の差値、及び前記現フィールドと前記第2のフィールドとの第2の差値を判断する。
このとき、前記セレクト部が、前記第1の差値の第1の和、前記第2の差値の第2の和及び前記第1の差値と第2の差値の第3の和を算出する。
また、前記補間部が、前記第1の和、前記第2の和及び第3の和が閾値より大きいと、前記現フィールドを補間する
ここで、前記補間部は、現フィールドの前のフィールド及び後のフィールを選ぶセレクト部及び前記セレクト部が選んだ前記前のフィールド及び前記後のフィールドのフィールドデータを用いて前記現フィールドを時間的に補間する時間補間部;と含むことが好ましい。
このとき、前記補間部は、前記セレクト部が前記現フィールドの前のフィールド及び後のフィールドのいずれも選択できなければ、前記現フィールドを空間的に補間する空間補間部を更に含むことが良い。
一方、本発明に係るフィールド選択が可能な映像処理方法は、(a)入力映像のうち連続して入力される第1のフィールド、第2のフィールド、第3のフィールドのフィールド間のフィールド情報の差値に基づき、第1のフィールドと第3のフィールドから現フィールドである第2のフィールドの補間時に用いるフィールドを選ぶステップと;(b)フィールド間のフィールド情報の差値に基づいて所定のパターンを生成し、生成された所定のパターンを用いて入力映像がフィルム映像であるかどうかを判断するステップ及び(c)入力映像がフィルム映像である場合、フィールドセレクト部で選ばれたフィールドを用いて第2のフィールドを補間するステップとを含む。
ここで、フィールド間のフィールド情報の差値が、フィールド間の画素値の差、フィールド間のジャダー量の差、フィールド間のSAD値の差、フィールド間の動き予測のいずれかである。
好ましくは、(a)ステップが、第1のフィールドと第2のフィールド間のフィールド情報の差値を検出し、第2のフィールドと第3のフィールド間のフィールド情報の差値を検出するステップと、第1のフィールドと第2のフィールド間のフィールド情報の差値の和である第1の値、第2のフィールドと第3のフィールド間のフィールド情報の差値の和である第2の値、第1の値と第2の値との差値である第3の値を計算するステップ、及び第3の値から第3の値に応じて選ばれる第1の値、第2の値、及び‘0’のいずれかを差し引いた値の絶対値と閾値とを比較し、第1のフィールド及び第3のフィールドのいずれかを選ぶステップとを含む。
ここで、フィールドを選ぶステップが、第3の値が‘0’である場合は第3の値と閾値とを比較し、第3の値が第1の値である場合は第3の値と第1の値との差と閾値とを比較し、第3の値が第2の値である場合は第3の値と第2の値との差と閾値とを比較する。
また、フィールドを選ぶステップが、第3の値が‘0’であり第3の値が閾値より小さい場合は、第1のフィールド及び第3のフィールドのいずれかを選び、第3の値が第1の値であり第3の値と第1の値との差が閾値より小さい場合は、第3のフィールドを選び、第3の値が第2の値であり第3の値と第2の値との差が閾値より小さい場合は、第1のフィールドを選ぶ。
さらに、第3の値が第1の値、第2の値、‘0’でない場合は、第1のフィールドまたは第3のフィールドを選びない。
好ましくは、(c)ステップが、入力映像がフィルム映像でない場合は、第2のフィールド内における補間すべき画素の隣接画素値に基づいて第2のフィールドを補間する。
一方、本発明に係るフィールド選択が可能な映像処理方法は、入力映像がフィルム映像であるかどうかを判断するステップと;前記入力映像のうち補間すべき現フィールドと前記現フィールドに隣り合う第1及び第2のフィールドを取り込むステップ;及び前記第1及び前記第2のフィールドのいずれかを用いて前記現フィールドを補間するステップとを含む。
ここで、現フィールドの前のフィールド及び後のフィールを選ぶステップ及び前記選んだ前記前のフィールド及び前記後のフィールドのフィールドデータを用いて前記現フィールドを時間的に補間するステップを含むことが好ましい。
他方、コンピュータ読み取り可能な記録媒体の映像処理方法は、入力映像のうち連続して入力される第1のフィールド、第2のフィールド及び第3のフィールドのフィールド間のフィールド情報の差値に基づき、前記第1のフィールドと前記第3のフィールドから現フィールドである前記第2のフィールドの補間時に用いるフィールドを選ぶステップと;前記フィールド間のフィールド情報の差値に基づいて所定のパターンを生成し、該生成された所定のパターンを用いて前記入力映像がフィルム映像であるかどうかを判断するステップ及び前記入力映像がフィルム映像である場合、前記選ばれたフィールドを用いて前記第2のフィールドを補間するステップとを含む。
また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体の映像処理方法は、入力映像がフィルム映像であるかどうかを判断するステップと;前記入力映像のうち補間すべき現フィールドと前記現フィールドに隣り合う第1及び第2のフィールドを取り込むステップ及び前記第1及び前記第2のフィールドのいずれかを用いて前記現フィールドを補間するステップとを含むことが好ましい。
以上で説明したように、本発明によれば、入力映像がバッドエディットでないフィルム映像である場合、補間すべきフィールドと時間的に連続するフィールドのうちフィールド情報の差値が小さいフィールドを用いて補間を行うことにより、映像にジャダーが発生することを防止することができる。
また、入力映像がフィルム映像であるかどうかに係る検出誤り及びバッドエディットがある場合、フィルムモードをオフに切り換えることなく安定して補間を行うことができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の好適な実施形態を詳述する。
(実施形態)
図2は、本発明の一実施形態に係るフィールド選択が可能な映像処理装置のブロック図である。同図に示すように、本発明のフィールド選択が可能な映像処理装置は、フィールドメモリ100と、フィールドセレクト部200と、フィルム検出部300、及び補間部400とを備える。ここで、フィルム検出部300は、パターン生成部301及び決定部303を含む。
まず、フィールドメモリ100は、入力映像をフィールド毎に記憶する。
フィールドセレクト部200は、フィールドメモリ100に記憶してあるフィールドのうち時間的に連続する3つのフィールドから補間に用いるフィールドを選ぶ。時間的に連続する3つのフィールドを第1のフィールド、第2のフィールド、第3のフィールドとし、第2のフィールドを補間すべきフィールドとした場合、第2のフィールドの補間時に用いるフィールドを第1のフィールド及び第3のフィールドから選ぶ。このようにしてフィールドセレクト部200で選ばれたフィールドの情報が補間部400に出力される。
フィルム検出部300のパターン生成部301が、入力映像のうち時間的に連続する3つのフィールドに対してフィールド間の画素値の差を計算し、計算された値と所定の臨界値とを比較してパターンを生成する。時間的に連続する第1のフィールドと第2のフィールド間の画素値の差を計算し、画素値の差が所定の臨界値以上である場合は‘1’、所定の臨界値より小さい場合は‘0’としてパターンを生成する。第2のフィールドと第3のフィールドの場合も、第1のフィールドと第2のフィールドの場合と同様に、第2のフィールドと第3のフィールド間の画素値の差を計算し、計算された値と所定の臨界値とを比較してパターンを生成する。
フィルム検出部300の決定部303は、パターン生成部301で生成された入力映像のパターンとフィルム映像のパターンとを比較し、入力映像がフィルム映像であるかどうかを検出する。フィルム検出部300での検出結果は、補間部400に出力され、フィルム検出部300での検出結果によってフィールドセレクト部200で選ばれたフィールドを補間時に用いるかどうかが決められる。
補間部400は、フィールドセレクト部200及びフィルム検出部300での結果によって入力映像の補間を行う。フィルム検出部300で入力映像がフィルム映像でないと判断した場合は、補間すべきフィールドである第2のフィールドの情報だけを用いて空間補間を行う。しかし、フィルム検出部300で入力映像がフィルム映像であると判断した場合は、フィールドセレクト部200で選ばれたフィールドを用いて補間を行う。即ち、フィルム検出部300で入力映像をフィルム映像であると判断した場合、フィールドセレクト部200で補間すべきフィールドである第2のフィールドと時間的に連続するフィールドである第1のフィールドまたは第3のフィールドから選ばれたいずれかのフィールドを用いて第2のフィールドを補間する。
図3A〜図3Cは、本発明の一実施形態に係るフィールド選択が可能な映像処理装置のフィールドセレクト部200のブロック図である。図3Aは、フィールド間のフィールド情報の差値を用いて補間に用いられるフィールドを選ぶフィールドセレクト部200を示す。また、図3Bは、フィールド情報の差値がSAD値である場合のフィールドセレクト部200を示し、図3Cは、フィールド情報の差値がジャダー値である場合のフィールドセレクト部200を示す。
図3Aに示すように、本発明のフィールドセレクト部200は、第1のフィールド差検出部201と、第2のフィールド差検出部203と、計算部205、及び比較部207とを備える。
第1のフィールド差検出部201は、時間的に連続して入力される3つのフィールドである第1のフィールド、第2のフィールド、及び第3のフィールドにおける第1のフィールドと第2のフィールド間のフィールド情報の差値を検出する。第2のフィールド差検出部203は、第2のフィールドと第3のフィールド間のフィールド情報の差値を検出する。このとき、フィールド情報の差値としては、フィールド間の画素値の差、ジャダー量の差、SAD値の差、動き予測などが挙げられる。
計算部205は、第1のフィールド差検出部201及び第2のフィールド差検出部203で検出された値を用いて、連続するフィールド間の差値の和とこの和の差値を計算する。即ち、第1のフィールドと第2のフィールド間のフィールド情報の差値の和である第1の値、及び第2のフィールドと第3のフィールド間のフィールド情報の差値の和である第2の値を計算する。また、第1の値と第2の値との差値である第3の値を計算する。これは、入力映像がバッドエディットのないフィルム映像である場合は、1つのフィールドに連続するフィールドには、少なくとも1つの同じプログレッシブフレームから由来するフィールドを有する。従って、連続するフィールド間のフィールド情報の差値の和が‘0’である場合は、連続するフィールド間のフィールド情報が同一であって同一のプログレッシブフレームから由来するフィールドと判断することができる。
計算部205での隣り合うフィールド間のフィールド情報の差値の和は、次の式(1)で計算する。
Figure 2006109488

前記式中、enpreは、第1のフィールドと第2のフィールド間のフィールド情報の差値の和の第1の値であり、ennextは、第2のフィールドと第3のフィールド間の差値の和の第2の値である。そして、fは、現フィールドとしての第2のフィールドであり、fn−1は、現フィールドの前のフィールドとしての第1のフィールドであり、fn+1は、現フィールドの後のフィールドとしての第3のフィールドである。
そして、計算部205では、式(1)で計算されたフィールド間のフィールド情報の差値の和に対してこれらの和の差値を次の式(2)で計算する。即ち、式(1)で計算した第1の値と第2の値との差値である第3の差値は、次のとおりである。
Figure 2006109488

前記式中、enpreは、第1のフィールドと第2のフィールド間のフィールド情報の差値の和の第1の値であり、ennextは、第2のフィールドと第3のフィールド間の差値の和の第2の値である。そして、fは、現フィールドとしての第2のフィールドであり、fn−1は、現フィールドの前のフィールドとしての第1のフィールドであり、fn+1は、現フィールドの後のフィールドとしての第3のフィールドである。
式(2)から、第1のフィールドと第2のフィールド間のフィールド情報の差値の和enpreの第1の値から、第2のフィールドと第3のフィールド間のフィールド情報の差値の和ennextの第2の値を差し引いた値の絶対値である第3の値が‘0’であれば、第1のフィールド、第2のフィールド、第3のフィールドのフィールド情報値が同一である。そして、第3の値が、第2のフィールドと第3のフィールド間のフィールド情報の差値の和ennextの第2の値である場合は、第1のフィールドと第2のフィールドのフィールド情報は同一である。第3の値が第2の値である場合は、第1のフィールドと第2のフィールド間のフィールド情報の差値の和enpreの第1の値が‘0’である場合であるため、第1のフィールドと第2のフィールド間のフィールド情報値は同一である。
しかし、第1のフィールドと第2のフィールド間のフィールド情報の差値の和enpreの第1の値から、第2のフィールドと第3のフィールド間のフィールド情報の差値の和ennextの第2の値を差し引いた値の絶対値である第3の値が第1の値である場合は、第2のフィールドと第3のフィールド間のフィールド情報値は同一である。第3の値が第1の値である場合は、第2のフィールドと第3のフィールド間のフィールド情報の差値の和enpreの第2の値が‘0’である場合であるため、第2のフィールドと第3のフィールド間のフィールド情報値は同一である。
これに対し、第3の値が、‘0’でなく、第1のフィールドと第2のフィールド間のフィールド情報の差値の和enpreの第1の値でなく、第2のフィールドと第3のフィールド間のフィールド情報の差値の和ennextの第2の値でない場合は、現フィールドである第2のフィールドと同一のフィールド情報値を有する連続するフィールドが存在しない場合である。第2のフィールドと同一のフィールド情報値を有する連続するフィールドが存在しない場合は、入力映像がバッドエディットのフィルム映像であるか、或いは入力映像がフィルム映像でない場合である。
比較部207は、計算部205で計算された結果値と閾値を用いて、補間に用いる現フィールドである第2のフィールドに連続する2つのフィールドである第1のフィールドと第3のフィールドのいずれかを選ぶ。具体的には、比較部207は、計算部205で計算された第3の値に応じて、第3の値から‘0’、第1の値、第2の値のいずれかを差し引いた値の絶対値と閾値とを比較し、第1のフィールドと第3のフィールドのいずれかを選ぶ。
比較部207での第1のフィールドと第3のフィールドのいずれかの選択は、次の式(3)に基づいて行う。
Figure 2006109488

計算部205で計算された第3の値が‘0’である場合は、第3の値と閾値とを比較する。比較の結果、第3の値が閾値より小さい場合は、第1のフィールド、第2のフィールド及び第3のフィールドのフィールド情報値が同一の場合であるので、現フィールドの第2のフィールドを補間する際に用いる第2のフィールドに連続するフィールドとして、第1のフィールドまたは第3のフィールドのいずれをも用いてもよい。
そして、計算部205で計算された第3の値が第1の値である場合は、第3の値から第1の値を差し引いた値の絶対値と閾値とを比較する。比較の結果、第3の値から第1の値を差し引いた値の絶対値が閾値より小さい場合は、第2のフィールドと第3のフィールドのフィールド情報値が同一の場合である。従って、第2のフィールドを補間する際、第3のフィールドのフィールド情報を用いて第2のフィールドの補間を行う。
また、計算部205で計算された第3の値が第2の値である場合は、第3の値から第2の値を差し引いた値の絶対値と閾値とを比較する。比較の結果、第3の値から第2の値を差し引いた値の絶対値が閾値より小さい場合は、第1のフィールドと第2のフィールドのフィールド情報値が同一の場合である。従って、第2のフィールドを補間する際、第1のフィールドのフィールド情報を用いて第2のフィールドの補間を行う。
しかし、比較部207は、第3の値が第1の値、第2の値、‘0’でない場合は、第1のフィールドと第3のフィールドのいずれも第2のフィールドとのフィールド情報の差が大きいフィールドであって、第2のフィールドの補間時に第1のフィールドまたは第3のフィールドのフィールド情報を用いない。即ち、フィールドセレクト部200は、第1のフィールドまたは第3のフィールドのいずれも選ばない。
図3Bは、フィールド情報の差値がSAD値である場合のフィールドセレクト部200を示す。従って、図3Aに示す第1のフィールド差検出部201及び第2のフィールド差検出部203は、それぞれ第1のSAD検出部209及び第2のSAD検出部211となる。この第1のSAD検出部209及び第2のSAD検出部211は、それぞれ第1のフィールドと第2のフィールド間のSAD値及び第2のフィールドと第3のフィールド間のSAD値を検出する。そして、計算部205と比較部207の動作は、図3Aを参照して上述したとおりである。
図3Cは、フィールド差情報がジャダー値である場合のフィールドセレクト部200を示す。従って、図3Aに示す第1のフィールド差検出部201は、第1のジャダー検出部213と第1のカウンタ217となり、第2のフィールド差検出部203は、第2のジャダー検出部215と第2のカウンタ219となる。この第1のジャダー検出部213及び第2のジャダー検出部215は、それぞれ第1のフィールドと第2のフィールド間のジャダー値及び第2のフィールドと第3のフィールド間のジャダー値を検出する。第1のカウンタ217及び第2のカウンタ219は、それぞれ第1のジャダー検出部213及び第2のジャダー検出部215で検出されたジャダー量をカウントする。そして、計算部205と比較部207の動作は、図3Aを参照して上述したとおりである。
図4は、本発明の一実施形態に係るフィールド選択が可能な映像処理方法を示すフローチャートである。同図に示すように、まず、入力映像のうち時間的に連続するフィールド間のフィールド情報の差値を検出する(S501)。入力映像がフィールド毎に記憶されているフィールドメモリ100から時間的に連続する3つのフィールドを用いてフィールド情報の差値を検出する。即ち、時間的に連続する第1のフィールド、第2のフィールド、及び第3のフィールドを用いて第1のフィールドと第2のフィールド間、第2のフィールドと第3のフィールド間のフィールド情報の差値を検出する。このとき、フィールド情報の差値としては、フィールド間の画素値の差、ジャダー量の差、SAD値の差、動き予測などが挙げられる。
次いで、連続するフィールド間のフィールド情報の差値の和である第1の値、第2の値を計算し、第1の値と第2の値との差値である第3の値を計算する(S503)。第1のフィールド差検出部201及び第2のフィールド差検出部203でそれぞれ検出されたフィールド間のフィールド情報の差値を用いて第1のフィールドと第2のフィールド間の差値の和である第1の値及び第2のフィールドと第3のフィールド間の差値の和である第2の値を計算し、第1の値と第2の値との差値である第3の値を計算部205で計算する。
このとき、第1のフィールドと第2のフィールド間の差値の和から、第2のフィールドと第3のフィールド間の差値の和を差し引いた値の絶対値である第3の値が‘0’である場合は、第1のフィールド、第2のフィールド、及び第3のフィールドのフィールド情報値が同一である。そして、第3の値が、第2のフィールドと第3のフィールド間のフィールド情報の差値の和の第2の値である場合は、第1のフィールドと第2のフィールド間の差値の和が‘0’であって、第1のフィールドと第2のフィールドのフィールド情報値が同一である。第3の値が、第1のフィールドと第2のフィールド間のフィールド情報の差値の和の第1の値である場合は、第2のフィールドと第3のフィールド間の差値の和が‘0’であって、第2のフィールドと第3のフィールドのフィールド情報値が同一である。
次いで、第3の値から第1の値または第2の値を差し引いた値の絶対値が閾値より小さいかどうかを判断する(S505)。第3の値から第1の値または第2の値を差し引いた値が閾値より小さいかどうかは比較部207で比較される。このとき、第3の値が‘0’である場合は、第1の値または第2の値を差し引くことなく第3の値と閾値とを比較する。第3の値が第1の値である場合は、第3の値から第1の値を差し引いた値の絶対値と閾値とを比較する。そして、第3の値が第2の値である場合は、第3の値から第2の値を差し引いた値の絶対値と閾値とを比較する。
第3の値に応じて第2のフィールドを補間する際に用いるフィールドとして第1のフィールドまたは第3のフィールドを選ぶ(S507)。第3の値が閾値より小さく、第3の値が‘0’である場合は、第1のフィールドまたは第3のフィールドのいずれを選んでもよい。即ち、第3の値が‘0’である場合は、第1のフィールド、第2のフィールド、第3のフィールドのフィールド情報値が同一の場合であって、第2のフィールドの補間時に第1のフィールドを用いても、または第3のフィールドを用いてもよい。
第3の値から第2の値を差し引いた値の絶対値が閾値より小さく、第3の値が第2のフィールドと第3のフィールド間の差値の和の第2の値である場合は、第1のフィールドを選ぶ。第1の値と第2の値との差値の第3の値が第2のフィールドと第3のフィールド間の差値の和の第2の値である場合は、第1のフィールドと第2のフィールドのフィールド情報値が同一の場合であって、第2のフィールドの補間時に第1のフィールドを用いる。
第3の値から第1の値を差し引いた値の絶対値が閾値より小さく、第3の値が第1のフィールドと第2のフィールド間の差値の和の第1の値である場合は、第3のフィールドを選ぶ。第1の値と第2の値との差値の第3の値が第1のフィールドと第2のフィールド間の差値の和の第1の値である場合は、第2のフィールドと第3のフィールドのフィールド情報値が同一の場合であって、第2のフィールドの補間時に第3のフィールドを用いる。
次いで、入力映像がフィルム映像であるかどうかを判断する(S509)。入力映像がフィルム映像である場合、現フィールドである第2のフィールドを補間する際に連続するフィールドを用いて補間を行うので、入力映像がフィルム映像であるかどうかによって、第2のフィールドの補間時に用いるフィールドとしてフィールドセレクト部200で選ばれたフィールドを補間時に用いるかどうかが決められるためである。
入力映像がフィルム映像であるかどうかは、時間的に連続する3つのフィールドを用いて生成されたパターンとフィルム映像のパターンとを比較し、そのパターンが同一であるかどうかによってフィルム検出部300で判断する。
入力映像がフィルム映像である場合、比較部207での比較結果によって選ばれたフィールドを用いて補間を行う(S511)。選ばれたフィールドが第1のフィールドである場合は、第2のフィールドを補間する際に第1のフィールドのフィールド情報を用いて第2のフィールドを補間し、選ばれたフィールドが第3のフィールドである場合は、第2のフィールドを補間する際に第3のフィールドのフィールド情報を用いて第2のフィールドを補間する。
反面、S505ステップで第3の値から第1の値または第2の値を差し引いた値の絶対値が閾値より大きい場合、或いはS509ステップで入力映像がフィルム映像でないと判断された場合は、選ばれたフィールドを用いることなく、第2のフィールド内のフィールド情報を用いて第2のフィールドの補間を行う空間補間を行う(S513)。第3の値から第1の値または第2の値を差し引いた値の絶対値が閾値より大きい場合は、第2のフィールドと、第1のフィールまたは第3のフィールド間のフィールド情報値に差がある場合であって、第2のフィールドに連続するフィールドの第1のフィールドまたは第3のフィールドの情報を用いて第2のフィールドの補間を行わない。そして、入力映像がフィルム映像でない場合は、連続するフィールドの第1のフィールドと第3のフィールドが第2のフィールドと同じプログレッシブフレームから由来するフィールドでないことでフィールド情報値に差がある場合であって、連続するフィールドを用いて第2のフィールドの補間を行わない。
従来の映像処理装置のブロック図である。 本発明の一実施形態に係るフィールド選択が可能な映像処理装置のブロック図である。 本発明の一実施形態に係るフィールド選択が可能な映像処理装置のフィールドセレクト部のブロック図である。 本発明の一実施形態に係るフィールド選択が可能な映像処理装置のフィールドセレクト部のブロック図である。 本発明の一実施形態に係るフィールド選択が可能な映像処理装置のフィールドセレクト部のブロック図である。 本発明の一実施形態に係るフィールド選択が可能な映像処理方法を示すフローチャートである。
符号の説明
100 フィールドメモリ
200 フィールドセレクト部
201 第1のフィールド差検出部
203 第2のフィールド差検出部
205 計算部
207 比較部
209 第1のSAD検出部
211 第2のSAD検出部
213 第1のジャダー検出部
215 第2のジャダー検出部
217 第1のカウンタ
219 第2のカウンタ
300 フィルム検出部
301 パターン生成部
303 決定部
400 補間部

Claims (23)

  1. 入力映像のうち連続して入力される第1のフィールド、第2のフィールド、及び第3のフィールドのフィールド間のフィールド情報の差値に基づき、前記第1のフィールドと前記第3のフィールドから現フィールドである前記第2のフィールドの補間時に用いるフィールドを選ぶフィールドセレクト部と;
    前記フィールド間のフィールド情報の差値に基づいて所定のパターンを生成し、該生成された所定のパターンを用いて前記入力映像がフィルム映像であるかどうかを判断するフィルム検出部;及び
    前記入力映像がフィルム映像である場合、フィールドセレクト部で選ばれたフィールドを用いて前記第2のフィールドを補間する補間部と;
    を含むことを特徴とするフィールド選択が可能な映像処理装置。
  2. 前記フィールド間のフィールド情報の差値が、フィールド間の画素値の差、フィールド間のジャダー量の差、フィールド間のSAD(Sum of Absolute Difference)値の差、フィールド間の動き予測のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載のフィールド選択が可能な映像処理装置。
  3. 前記フィールドセレクト部が、
    前記第1のフィールドと前記第2のフィールド間のフィールド情報の差値を検出する第1のフィールド差検出部と、
    前記第2のフィールドと前記第3のフィールド間のフィールド情報の差値を検出する第2のフィールド差検出部と、
    前記第1のフィールド差検出部で検出された差値の和である第1の値、前記第2のフィールド差検出部で検出された差値の和である第2の値、及び第1の値と第2の値との差値である第3の値を計算する計算部、及び
    前記第3の値から該第3の値に応じて選ばれる前記第1の値、前記第2の値、及び‘0’のいずれかを差し引いた値の絶対値と閾値とを比較し、前記第1のフィールド及び第3のフィールドのいずれかを選ぶ比較部と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のフィールド選択が可能な映像処理装置。
  4. 前記比較部が、前記第3の値が‘0’である場合は前記第3の値と、前記第3の値が前記第1の値である場合は前記第3の値と第1の値との差と、前記第3の値が第2の値である場合は前記第3の値と第2の値との差のそれぞれと前記閾値とを比較することを特徴とする請求項3に記載のフィールド選択が可能な映像処理装置。
  5. 前記比較部が、前記第3の値が‘0’であり該第3の値が前記閾値より小さい場合は、前記第1のフィールド及び前記第3のフィールドのいずれかを選び、前記第3の値が前記第1の値であり該第3の値と第1の値との差が前記閾値より小さい場合は、前記第3のフィールドを選び、前記第3の値が前記第2の値であり該第3の値と第2の値との差が前記閾値より小さい場合は、前記第1のフィールドを選ぶことを特徴とする請求項4に記載のフィールド選択が可能な映像処理装置。
  6. 前記補間部が、前記入力映像がフィルム映像でない場合は、前記現フィールドの第2のフィールド内における補間すべき画素の隣接画素値に基づいて前記第2のフィールドを補間することを特徴とする請求項1に記載のフィールド選択が可能な映像処理装置。
  7. 入力映像がフィルム映像であるかどうかを判断するフィルム判断部と;
    前記入力映像のうち補間すべき現フィールドと前記現フィールドに隣り合う第1及び第2のフィールドを取り込むセレクト部;及び
    前記第1及び前記第2のフィールドのいずれかを用いて前記現フィールドを補間する補間部と;
    を含むことを特徴とするフィールド選択が可能な映像処理装置。
  8. 前記補間部が、前記フィールド判断部が前記入力映像が前記フィルム映像でないと判断する場合に前記現フィールドを補間することを特徴とする請求項7に記載の映像処理装置。
  9. 前記セレクト部が、前記現フィールドと前記第1のフィールドとの第1の差値、及び前記現フィールドと前記第2のフィールドとの第2の差値を判断することを特徴とする請求項7に記載の映像処理装置。
  10. 前記セレクト部が、前記第1の差値の第1の和、前記第2の差値の第2の和、及び前記第1の差値と第2の差値の第3の和を算出することを特徴とする請求項9に記載の映像処理装置。
  11. 前記補間部が、前記第1の和、前記第2の和、及び第3の和が閾値より大きいと、前記現フィールドを補間することを特徴とする請求項10に記載の映像処理装置。
  12. 現フィールドの前のフィールド及び後のフィールを選ぶセレクト部;及び
    前記セレクト部が選んだ前記前のフィールド及び前記後のフィールドのフィールドデータを用いて前記現フィールドを時間的に補間する時間補間部と;
    を含むことを特徴とする補間部。
  13. 前記セレクト部が前記現フィールドの前のフィールド及び後のフィールドのいずれも選択できなければ、前記現フィールドを空間的に補間する空間補間部を更に含むことを特徴とする請求項12に記載の補間部。
  14. (a)入力映像のうち連続して入力される第1のフィールド、第2のフィールド、及び第3のフィールドのフィールド間のフィールド情報の差値に基づき、前記第1のフィールドと前記第3のフィールドから現フィールドである前記第2のフィールドの補間時に用いるフィールドを選ぶステップと;
    (b)前記フィールド間のフィールド情報の差値に基づいて所定のパターンを生成し、該生成された所定のパターンに基づいて前記入力映像がフィルム映像であるかどうかを判断するステップ;及び
    (c)前記入力映像がフィルム映像である場合、フィールドセレクト部で選ばれたフィールドを用いて前記第2のフィールドを補間するステップと;
    を含むことを特徴とするフィールド選択が可能な映像処理方法。
  15. 前記フィールド間のフィールド情報の差値が、フィールド間の画素値の差、フィールド間のジャダー量の差、フィールド間のSAD値の差、フィールド間の動き予測のいずれかであることを特徴とする請求項14に記載のフィールド選択が可能な映像処理方法。
  16. 前記(a)ステップが、
    前記第1のフィールドと前記第2のフィールド間のフィールド情報の差値を検出し、前記第2のフィールドと前記第3のフィールド間のフィールド情報の差値を検出するステップと、
    前記第1のフィールドと前記第2のフィールド間のフィールド情報の差値の和である第1の値、前記第2のフィールドと前記第3のフィールド間のフィールド情報の差値の和である第2の値、及び第1の値と第2の値との差値である第3の値を計算するステップ、及び
    前記第3の値から該第3の値に応じて選ばれる前記第1の値、前記第2の値、及び‘0’のいずれかを差し引いた値の絶対値と閾値とを比較し、前記第1のフィールド及び第3のフィールドのいずれかを選ぶステップと、
    を含むことを特徴とする請求項14に記載のフィールド選択が可能な映像処理方法。
  17. 前記フィールドを選ぶステップが、前記第3の値が‘0’である場合は前記第3の値と、前記第3の値が前記第1の値である場合は前記第3の値と第1の値との差と、前記第3の値が第2の値である場合は前記第3の値と第2の値との差のそれぞれと前記閾値とを比較することを特徴とする請求項14に記載のフィールド選択が可能な映像処理方法。
  18. 前記フィールドを選ぶステップが、前記第3の値が‘0’であり該第3の値が前記閾値より小さい場合は、前記第1のフィールド及び前記第3のフィールドのいずれかを選び、前記第3の値が前記第1の値であり該第3の値と第1の値との差が前記閾値より小さい場合は、前記第3のフィールドを選び、前記第3の値が前記第2の値であり該第3の値と第2の値との差が前記閾値より小さい場合は、前記第1のフィールドを選ぶことを特徴とする請求項15に記載のフィールド選択が可能な映像処理方法。
  19. 前記(a)ステップが、前記入力映像がフィルム映像でない場合は、第2のフィールド内における補間すべき画素の隣接画素値に基づいて前記第2のフィールドを補間することを特徴とする請求項14に記載のフィールド選択が可能な映像処理方法。
  20. 入力映像がフィルム映像であるかどうかを判断するステップと;
    前記入力映像のうち補間すべき現フィールドと前記現フィールドに隣り合う第1及び第2のフィールドを取り込むステップ;及び
    前記第1及び前記第2のフィールドのいずれかを用いて前記現フィールドを補間するステップと;
    を含むことを特徴とするフィールド選択が可能な映像処理方法。
  21. 現フィールドの前のフィールド及び後のフィールを選ぶステップ;及び
    前記選んだ前記前のフィールド及び前記後のフィールドのフィールドデータを用いて前記現フィールドを時間的に補間するステップと;
    を含むことを特徴とする補間方法。
  22. 入力映像のうち連続して入力される第1のフィールド、第2のフィールド、及び第3のフィールドのフィールド間のフィールド情報の差値に基づき、前記第1のフィールドと前記第3のフィールドから現フィールドである前記第2のフィールドの補間時に用いるフィールドを選ぶステップと;
    前記フィールド間のフィールド情報の差値に基づいて所定のパターンを生成し、該生成された所定のパターンを用いて前記入力映像がフィルム映像であるかどうかを判断するステップ;及び
    前記入力映像がフィルム映像である場合、前記選ばれたフィールドを用いて前記第2のフィールドを補間するステップと;
    を含むことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体の映像処理方法。
  23. 入力映像がフィルム映像であるかどうかを判断するステップと;
    前記入力映像のうち補間すべき現フィールドと前記現フィールドに隣り合う第1及び第2のフィールドを取り込むステップ;及び
    前記第1及び前記第2のフィールドのいずれかを用いて前記現フィールドを補間するステップと;
    を含むことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体の映像処理方法。
JP2005294085A 2004-10-06 2005-10-06 フィールド選択が可能な映像処理装置及びその方法 Pending JP2006109488A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR20040079586A KR100692597B1 (ko) 2004-10-06 2004-10-06 필드 선택이 가능한 영상처리 장치 및 그 방법

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006109488A true JP2006109488A (ja) 2006-04-20

Family

ID=36125131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005294085A Pending JP2006109488A (ja) 2004-10-06 2005-10-06 フィールド選択が可能な映像処理装置及びその方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7675572B2 (ja)
EP (1) EP1646244A3 (ja)
JP (1) JP2006109488A (ja)
KR (1) KR100692597B1 (ja)
CN (1) CN1758744A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7525555B2 (en) 2004-10-26 2009-04-28 Adobe Systems Incorporated Facilitating image-editing operations across multiple perspective planes
JP4749314B2 (ja) * 2006-11-28 2011-08-17 富士通株式会社 インタレース/プログレッシブ変換方法および変換装置
US8957961B2 (en) * 2006-12-27 2015-02-17 Intel Corporation Method and sytem for telecine detection and restoration
KR101462116B1 (ko) * 2007-07-25 2014-11-17 삼성전자 주식회사 방송처리장치 및 그 제어방법
JP4506886B2 (ja) * 2008-08-29 2010-07-21 ソニー株式会社 映像変換装置、映像変換方法及びプログラム
CN102300071A (zh) * 2010-06-22 2011-12-28 上海高清数字科技产业有限公司 电影模式视频信号处理方法和装置
CN103477631A (zh) * 2011-04-05 2013-12-25 松下电器产业株式会社 帧频变换方法以及采用该帧频变换方法的视频处理装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0697788A3 (en) * 1994-08-19 1997-03-26 Eastman Kodak Co Adaptive and global motion compensated cancellation of the interlacing of successive video images with post-processing
US6014182A (en) * 1997-10-10 2000-01-11 Faroudja Laboratories, Inc. Film source video detection
JP2001169252A (ja) 1999-12-06 2001-06-22 Victor Co Of Japan Ltd 順次走査変換装置及び方法
JP2002057993A (ja) 2000-08-09 2002-02-22 Nec Corp インタレース・プログレッシブ変換装置、インタレース・プログレッシブ変換方法及び記録媒体
KR100351159B1 (ko) * 2000-12-06 2002-09-05 엘지전자 주식회사 영상 복원 장치 및 방법
JP2002247529A (ja) 2001-02-14 2002-08-30 Hitachi Ltd 順次走査変換装置
WO2003084227A1 (fr) 2002-04-01 2003-10-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif de determination du procede d'interpolation de champ
KR100902315B1 (ko) * 2002-07-25 2009-06-12 삼성전자주식회사 디인터레이싱장치 및 방법
KR20040050577A (ko) 2002-12-10 2004-06-16 삼성전자주식회사 디인터레이싱 장치 및 방법
US7362375B2 (en) * 2003-06-02 2008-04-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Scanning conversion apparatus and method

Also Published As

Publication number Publication date
KR20060030724A (ko) 2006-04-11
KR100692597B1 (ko) 2007-03-13
EP1646244A3 (en) 2011-03-16
US7675572B2 (en) 2010-03-09
US20060072035A1 (en) 2006-04-06
CN1758744A (zh) 2006-04-12
EP1646244A2 (en) 2006-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4929819B2 (ja) 映像信号の変換装置及び方法
JP4847040B2 (ja) ビデオシーケンスでのティッカー処理
TWI466543B (zh) 用於高清晰度與標準清晰度視訊之進階式解間條器
US7499102B2 (en) Image processing apparatus using judder-map and method thereof
KR20060047630A (ko) 움직임 보상된 출력 이미지 데이터를 생성하는 방법 및움직임 보상기
JP2006109488A (ja) フィールド選択が可能な映像処理装置及びその方法
JP3855761B2 (ja) 画像信号処理装置及び方法
JP4575431B2 (ja) 補正インタレース解除装置による保護
WO2009052430A1 (en) Systems and methods of motion and edge adaptive processing including motion compensation features
JP2005045803A (ja) 2:2プルダウンシーケンスの判別装置およびその方法
US8565309B2 (en) System and method for motion vector collection for motion compensated interpolation of digital video
JP2004208312A (ja) 映像フォーマットの変換装置及びその方法
JP4273114B2 (ja) ジャダ検出装置及びこれを用いるインターレース解除装置、並びにその方法
US7593059B2 (en) Image conversion device and method
JP5241632B2 (ja) 画像処理回路および画像処理方法
US20060033839A1 (en) De-interlacing method
JP2008118223A (ja) プルダウン信号検出装置、プルダウン信号検出方法及び順次走査変換装置
JP4339237B2 (ja) 順次走査変換装置
JP4433949B2 (ja) 画像処理装置及び方法
TWI489873B (zh) 影像偵測裝置與方法
JP2003179886A (ja) 画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
KR20060047491A (ko) 보조 정보 처리 방법, 보간 방법, 신호 프로세서 및 보간기
KR100633143B1 (ko) 배드에딧 검출이 가능한 필름모드 판별장치 및 그 방법
JP2007288483A (ja) 画像変換装置
JP2006041619A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070731

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071030

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090331

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090629

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090819

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20090911