JP2003179886A - 画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2003179886A
JP2003179886A JP2001379798A JP2001379798A JP2003179886A JP 2003179886 A JP2003179886 A JP 2003179886A JP 2001379798 A JP2001379798 A JP 2001379798A JP 2001379798 A JP2001379798 A JP 2001379798A JP 2003179886 A JP2003179886 A JP 2003179886A
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field image
video signal
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JP2001379798A
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Masami Tomita
真巳 冨田
Kyoko Fukuda
京子 福田
Masanari Miyata
勝成 宮田
Masashi Ota
正志 太田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィールド画像の画素が、静止している部分
の属するのか、または動きのある部分に属するのかを高
い精度で判別する。 【解決手段】 動き検出確定部38は、フレーム間差分
算出部31から入力されるフレーム間差分、およびフィ
ールド間差分算出部32から入力されるフィールド間差
分に基づき、動き検出の対象となる画素の評価値を決定
する。また、動き検出確定部38は、エッジ検出部34
の検出結果、全画面静止判定部35の判定結果、繰り返
し模様検出部36の検出結果、および静止判定部37の
判定結果に基づき、動き検出に用いる閾値を調整する。
さらに、動き検出確定部38は、動きベクトル検出部1
3から入力される動きベクトル検出情報に基づき、動き
検出に用いる閾値を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置およ
び方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、例えば、
インタレース方式の映像信号をプログレッシブ方式の映
像信号に変換する一連の処理のうち、フィールド画像内
の各画素の動きを検出する場合に用いて好適な画像処理
装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送による映像信号、ビデ
オカセットやDVD(Digital VersatileDisc)などの記録メ
ディアに録画されている映像信号などは、ODDフィール
ド画像とEVENフィールド画像が交互に配置されたインタ
レース方式である。
【0003】インタレース方式に対し、フィールド画像
の2倍の垂直解像度を有するフレーム画像が連続的に配
置された映像信号は、プログレッシブ方式と称される。
【0004】従来、より垂直解像度が高い高画質な映像
を表示することを目的として、インタレース方式の映像
信号(以下、インタレース映像信号と記述する)をプロ
グレッシブ方式の映像信号(以下、プログレッシブ映像
信号と記述する)に変換してから表示させるテレビジョ
ン受像機、DVDプレーヤなどが存在する。
【0005】インタレース映像信号をプログレッシブ映
像信号に変換する場合、画像内の静止している部分は前
後する2枚のフィールド画像が用いられ、動きのある部
分は1枚のフィールド画像が用いられる。このような処
理の前処理として、フィールド画像内の動きある部分を
検出する(すなわち、フィールド画像内の静止している
部分と動きのある部分とを判別する)動き検出処理が行
われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の動き
検出処理では、その検出精度が十分ではないので、実際
には動きのある部分を、静止している部分であると誤判
別してしまうことがある。
【0007】このような場合、プログレッシブ映像信号
に変換する処理において、静止している部分と誤判定さ
れた部分に対して、実際には動きのある2枚のフィール
ド画像(すなわち、同一の物体の位置がずれてしまって
いる2枚の画像)が用いられてしまうので、変換された
プログレッシブ映像信号の対応する部分が、ぶれが生じ
た不自然な映像となってしまう課題があった。
【0008】逆に、実際には静止している部分を動きの
ある部分と誤判別することもある。このような場合、プ
ログレッシブ映像信号に変換する処理において、実際に
は静止している部分に対して、1枚のフィールド画像だ
けしか用いられてないので情報量が不足し、変換された
プログレッシブ映像信号の対応する部分の解像度が低下
した映像となってしまう課題があった。
【0009】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、フィールド画像の画素が、静止している部
分の属するのか、または動きのある部分に属するのかを
高い精度で判別できるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、インタレース方式の映像信号を構成する複数のフィ
ールド画像を用いて、フィールド画像上の画素に対応す
る動きベクトルを算出する算出手段と、フィールド画像
上の画素に対して、動きのある部分に属するか否かを判
定する判定手段とを含み、判定手段は、算出手段から供
給される動きベクトル検出情報に基づき、フィールド画
像上の画素に対して、動きのある部分に属するか否かを
判定するための閾値を調整することを特徴とする。
【0011】本発明の画像処理装置は、判定手段の判定
結果に対応し、インタレース方式の映像信号を構成する
1または2枚のフィールド画像を用いて、プログレッシ
ブ方式の映像信号を構成するフレーム画像を生成する生
成手段をさらに含むことができる。
【0012】本発明の画像処理装置は、フィールド画像
上のエッジを検出するエッジ検出手段をさらに含むこと
ができ、前記判定手段は、エッジ検出手段の検出結果に
も基づき、フィールド画像上の画素に対して、動きのあ
る部分に属するか否かを判定するための閾値を調整する
ようにすることができる。
【0013】本発明の画像処理装置は、フィールド画像
の全画面が静止しているか否かを判定する全画面静止判
定手段をさらに含むことができ、前記判定手段は、全画
面静止判定手段の判定結果にも基づき、フィールド画像
上の画素に対して、動きのある部分に属するか否かを判
定するための閾値を調整するようにすることができる。
【0014】本発明の画像処理装置は、フィールド画像
上に繰り返し模様が存在するか否かを検出する繰り返し
模様検出手段をさらに含むことができ、前記判定手段
は、繰り返し模様検出手段の検出結果にも基づき、フィ
ールド画像上の画素に対して、動きのある部分に属する
か否かを判定するための閾値を調整するようにすること
ができる。
【0015】本発明の画像処理方法は、インタレース方
式の映像信号を構成する複数のフィールド画像を用い
て、フィールド画像上の画素に対応する動きベクトルを
算出する算出ステップと、フィールド画像上の画素に対
して、動きのある部分に属するか否かを判定する判定ス
テップとを含み、判定ステップの処理は、算出ステップ
の処理から供給される動きベクトル検出情報に基づき、
フィールド画像上の画素に対して、動きのある部分に属
するか否かを判定するための閾値を調整することを特徴
とする。
【0016】本発明の記録媒体のプログラムは、インタ
レース方式の映像信号を構成する複数のフィールド画像
を用いて、フィールド画像上の画素に対応する動きベク
トルを算出する算出ステップと、フィールド画像上の画
素に対して、動きのある部分に属するか否かを判定する
判定ステップとを含み、判定ステップの処理は、算出ス
テップの処理から供給される動きベクトル検出情報に基
づき、フィールド画像上の画素に対して、動きのある部
分に属するか否かを判定するための閾値を調整すること
を特徴とする。
【0017】本発明のプログラムは、インタレース方式
の映像信号を構成する複数のフィールド画像を用いて、
フィールド画像上の画素に対応する動きベクトルを算出
する算出ステップと、フィールド画像上の画素に対し
て、動きのある部分に属するか否かを判定する判定ステ
ップとをコンピュータに実行させ、判定ステップの処理
は、算出ステップの処理から供給される動きベクトル検
出情報に基づき、フィールド画像上の画素に対して、動
きのある部分に属するか否かを判定するための閾値を調
整することを特徴とする。
【0018】本発明の画像処理装置および方法、並びに
プログラムにおいては、インタレース方式の映像信号を
構成する複数のフィールド画像を用いて、フィールド画
像上の画素に対応する動きベクトルが算出され、フィー
ルド画像上の画素に対して、動きのある部分に属するか
否かが判定される。なお、判定の処理では、算出の処理
から供給される動きベクトル検出情報に基づき、フィー
ルド画像上の画素に対して、動きのある部分に属するか
否かを判定するための閾値が調整される。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明を適用したDVDプレーヤの
構成例について、図1を参照して説明する。このDVDプ
レーヤ1は、DVD2に記録されているインタレース映像
信号を読み出し、プログレッシブ映像信号に変換して、
ディスプレイ3に出力するものである。なお、以下にお
いては、DVD2に記録されている音声に関するデータに
ついては言及せず、映像に関するデータにだけ言及す
る。
【0020】DVDプレーヤ1は、DVD2に記録されてい
る、例えばMPEG2方式で符号化された符号化データを読
み出す読み出し部11、読み出された符号化データをデ
コードしてインタレース映像信号を生成するMPEGデコー
ド部12、例えばブロックマッチング法を適用して、イ
ンタレース映像信号のフィールド画像を構成する各画素
のフィールド間動きベクトルを検出する動きベクトル検
出部13、検出されたフィールド間動きベクトルを含む
動きベクトル検出情報を用いてフィールド画像内の各画
素の動きを検出し、動きのある部分の画素は1枚のフィ
ールド画像を用いて補間する動き検出部14、画像内の
静止している部分の画素を、前後する2枚のフィールド
画像を用いて補間し、動き検出部14が出力する動きの
ある部分が補間された画像と組み合わせてフレーム画像
を生成するプログレッシブ変換部15、および生成され
たフレーム画像からなるプログレッシブ映像信号をディ
スプレイ3に出力する信号出力部16から構成される。
【0021】動きベクトル検出部13が動き検出部14
に対して出力する動きベクトル検出情報には、フィール
ド間動きベクトルの他、フレーム間動きベクトル、動き
ベクトルを検出した時の評価値、前記評価値の平均値、
前記評価値を算出したときの画素の差分演算結果などが
含まれる。
【0022】なお、動きベクトル検出部13には、本出
願人が特願2001−378884号として先に提案し
た発明を適用することができる。
【0023】ディスプレイ3は、入力されるプログレッ
シブ映像信号に対応する映像を表示する。
【0024】次に、動きベクトル検出部13乃至プログ
レッシブ変換部15に入力されるインタレース映像信号
について、図2を参照して説明する。以下、インタレー
ス映像信号を構成する連続する3枚のフィールド画像の
うち、基準とするフィールド画像をFtと記述し、フィ
ールド画像Ftの1フィールド前のフィールド画像をF
t-1と記述し、フィールド画像Ft-1の1フィールド前の
フィールド画像をFt-2と記述する。フィールド画像Ft
とフィールド画像Ft-2は同位相であり、フィールド画
像Ft-1とフィールド画像Ft-2は異位相である。
【0025】MPEGデコード部12から順次出力されるフ
ィールド画像Ftは、動きベクトル検出部13、動き検
出部14、およびフィールドメモリ21に入力される。
フィールドメモリ21は、入力されるフィールド画像F
tを1フィールド周期だけ遅延し、フィールド画像Ft-1
として、動きベクトル検出部13、動き判定部14、プ
ログレッシブ変換部15、およびフィールドメモリ22
に出力する。フィールドメモリ22は、入力されるフィ
ールド画像Ft-1を1フィールド周期だけ遅延し、フィ
ールド画像Ft-2として、動きベクトル検出部13、お
よび動き判定部14に出力する。
【0026】したがって、動きベクトル検出部13およ
び動き検出部14には、連続する3枚のフィールド画像
t乃至Ft-2の全てが供給されことになる。プログレッ
シブ変換部15には、連続する3枚のフィールド画像F
t乃至Ft-2のうちのフィールド画像Ft-2と動き検出部
14の出力が供給されることになる。
【0027】なお、図2のフィールドメモリ21,22
は、MPEGデコード部12と動きベクトル検出部13の間
に設けてもよいし、MPEGデコード部12に内蔵するよう
にしてもよい。
【0028】図3は、動き検出部14の構成例を示して
いる。フレーム間差分算出部31は、上段から入力され
る1フィールドだけ間隔が空いた同位相のフィールド画
像F tとフィールド画像Ft-2の対応する画素同士の差分
を演算し、全画面静止判定部35、および動き検出確定
部38に出力する。また、フレーム間差分算出部31
は、算出した画素の差分をメモリ33に記録し、1フィ
ールド周期後に読み出して、全画面静止判定部35、お
よび動き検出確定部38に出力する。さらに、フレーム
間差分算出部31は、フィールド画像Ftとフィールド
画像Ft-2の画素をエッジ検出部34に出力する。
【0029】フィールド間差分算出部32は、上段から
入力される、連続した異位相のフィールド画像Ft-1
フィールド画像Ft-2の一方または両方に垂直方向の補
正フィルタなどを用いた補間処理を施した後、対応する
画素同士の差分を演算し、繰り返し模様検出部36、お
よび動き検出確定部38に出力する。さらに、フィール
ド間差分算出部32は、フィールド画像Ft-1とフィー
ルド画像Ft-2の画素をエッジ検出部34に出力する。
なお、フィールド画像に対する補間処理には、垂直方向
の補正フィルタの他、線形補間、キュービック補間等を
用いてもよい。
【0030】以下、1フィールド間隔が空いた同位相の
フィールド画像Ftとフィールド画像Ft-2との関係をフ
レーム間とも記述する。また、連続した異位相のフィー
ルド画像Ft-1とフィールド画像Ft-2との関係をフィー
ルド間とも記述する。
【0031】エッジ検出部34は、フレーム間差分算出
部31およびフィールド間差分算出部32から入力され
るフィールド画像の画素に基づき、動き検出の対象とな
る画素の近傍(例えば、当該画素と、上下する画素との
間)に、画像内の物体のエッジが存在するか否かを判定
し、判定結果を動き検出確定部38に出力する。図4を
参照して、具体的に説明する。
【0032】フィールド画像Ft上の実際には存在して
いない、補間される画素P’7が動き検出の対象となる
場合、フィールド画像Ftの画素P6とフィールド画像F
t-1の画素P4との差分と、フィールド画像Ftの画素P8
とフィールド画像Ft-1の画素P4との差分とを比較し、
大きい方の差分が十分に大きい場合、エッジが存在する
と判定する。
【0033】なお、フィールド画像Ftの画素P6とフィ
ールド画像Ft-1の画素P4との差分と、フィールド画像
t-1の画素P3,P4の差分との小さい方と、フィール
ド画像Ftの画素P8とフィールド画像Ft-1の画素P4
の差分とを比較し、大きい方の差分が十分に大きい場
合、エッジが存在すると判定するようにしてもよい。こ
のようにした場合、より高精度にエッジを検出すること
が可能である。
【0034】さらに、画素P3,P4,P6それぞれの水
平方向に隣接する画素に対して同様の処理を行い、エッ
ジ判定に用いるようにしてもよい。
【0035】図3に戻る。全画面静止判定部35は、動
きベクトル検出部13から入力されるフィールド画像内
の動きベクトル、およびフレーム間差分算出部31から
入力されるフレーム間の対応する画素同士の差分を、所
定数のフレーム間に亘って比較することにより、画面全
体が静止しているか否かを判定し、判定結果を動き検出
確定部38に出力する。
【0036】具体的には、例えば、動きベクトル検出部
13から入力されるフィールド画像内の動きベクトルが
0である画素の数や、フレーム間差分算出部31から入
力されるフレーム間の対応する画素同士の差分が所定の
大きさを下回っている画素の数をカウントし、そのカウ
ント値が所定の数以下であった場合、画面全体が静止し
ていると判定するようにする。
【0037】なお、全画面静止判定部35は、全画面内
のうちの所定の領域が静止しているか否かを判定し、判
定結果を動き検出確定部38に出力することもできる。
【0038】繰り返し模様検出部36は、フィールド間
差分算出部32から入力されるフィールド間の対応する
画素同士の差分に基づき、動き検出の対象となる画素の
周囲に繰り返し模様(例えば、縞模様など)が存在する
か否かを判定し、判定結果を動き検出確定部38に出力
する。
【0039】なお、繰り返し模様検出部36では、例え
ば、フィールド画像中に、その水平走査線と等間隔であ
る静止している横線の画像が含まれている場合、それを
動きがある部分の繰り返し模様であると誤判定してしま
うことがある。この誤判定を補償するために、上述した
全画面静止判定部35が設けられている。
【0040】静止判定部37は、動きベクトル検出部1
3から入力されるフィールド画像内の動きベクトルに基
づき、動き検出の対象となる画素が静止画素であるか否
かを判定し、判定結果を動き検出確定部38に出力す
る。
【0041】動き検出確定部38は、フレーム間差分算
出部31から入力されるフレーム間の対応する画素同士
の差分、およびフィールド間差分算出部32から入力さ
れるフィールド間の対応する画素同士の差分に基づき、
動き検出の対象となる画素の評価値を決定する。
【0042】図4を参照して、具体的に説明する。フィ
ールド画像Ft上の実際には存在しておらず、インタレ
ース映像信号をプログレッシブ映像信号に変換するとき
に補間される画素P’7の評価値を決定する場合、フレ
ーム間差分算出部31から供給されるフィールド画像F
t+1の画素P9とフィールド画像Ft-1の画素P4との差
分、フィールド画像Ftの画素P6とフィールド画像F
t-2の画素P1との差分、および、フィールド画像Ft
画素P8とフィールド画像Ft-2の画素P2の差分に注目
する。
【0043】なお、フレーム間差分算出部31におい
て、フィールド画像Ft+1の画素P9とフィールド画像F
t-1の画素P4との差分(以下、フレーム間差分P94
記述する。他も同様である)が算出されたとき、既にメ
モリ33には1フィールド周期前に算出されたフレーム
間差分P61とフレーム間差分P82が記録されている
のでそれを利用する。
【0044】続いて、フレーム間差分P94とフレーム
間差分P61の大きい方と、フレーム間差分P94とフ
レーム間差分P82の大きい方とを比較し、その小さい
方をフレーム間差分評価値に決定する。
【0045】また、フィールド間差分算出部32から供
給されるフィールド画像Ftの補間された画素P’7とフ
ィールド画像Ft-1の画素P4との差分(以下、フィール
ド間差分P’74と記述する。)に注目し、フィールド
間差分評価値に決定する。
【0046】さらに、フレーム間差分評価値とフィール
ド間差分評価値を比較し、大きい方を動き検出の評価値
に決定する。
【0047】図3に戻る。また、動き検出確定部38
は、エッジ検出部34の検出結果、全画面静止判定部3
5の判定結果、繰り返し模様検出部36の検出結果、お
よび静止判定部37の判定結果に基づき、動き検出に用
いる閾値を調整する。
【0048】すなわち、エッジの付近では、実際には静
止している部分を、動きのある部分と誤判別することが
多いので、エッジが検出された場合、および、全画面が
静止であると判定された場合、動き検出用の閾値を、静
止している部分と判定し易い方向に調整する。また、さ
らに、静止判定部37の判定結果が静止である場合に
も、動き検出用の閾値を、静止している部分と判定し易
い方向に調整する。
【0049】反対に、繰り返し模様の物体が移動してい
ても静止していると誤判定されることが多いので、繰り
返し模様が検出された場合には、動き検出用の閾値を、
動きのある部分と判定し易い方向に調整する。ただし、
全画面が静止であると判定され、かつ、繰り返し模様が
検出された場合には、全画面が静止であると判定された
ことを優先して、動き検出用の閾値を、動きのある部分
と判定し易い方向に調整することは行わない。
【0050】さらに、動き検出確定部38は、動きベク
トル検出部13から入力される動きベクトル検出情報に
基づき、動き検出に用いる閾値を調整する。
【0051】例えば、動きベクトル検出情報に基づき、
動きベクトル検出用の評価値の平均値、探索範囲内での
分布、検出された動きベクトルの周辺の評価値との差分
を算出し、それらに基づき、動き検出の対象となる画素
の動きベクトルの評価値が他のものよりも突出してお
り、かつ、得られた動きベクトルが静止でないことを示
している場合、動き検出に用いる閾値を、動きのある部
分と判定し易い方向に調整する。
【0052】また、フィールド画像内の他の動きベクト
ルに対応する動きベクトル検出情報、並びに以前の数フ
ィールド分の動きベクトルに対応する動きベクトル検出
情報に基づき、画像内に含まれるノイズ量を判定し、こ
のノイズ量が多い場合には動きのある部分と誤判定する
ことが多いので、動き検出に用いる閾値を、静止してい
る部分であると判定し易い方向に調整する。
【0053】またフィールド間動きベクトルだけでな
く、フレーム間動きベクトルも0である場合、動き検出
に用いる閾値を、静止している部分であると判定し易い
方向に調整する。
【0054】動き検出確定部38は、さらに、決定した
画素の評価値を設定した閾値と比較することによって、
動き検出の対象となる画素が動きのある部分に属するの
か、静止している部分に属するのかを判定し、判定結果
を補間処理部39に出力する。
【0055】図3に戻る。補間処理部39は、動き検出
確定部38から入力される、各画素の動き検出の結果に
基づき、動きのある部分に属する画素を1枚のフィール
ド画像を用いて補間して、プログレッシブ変換部15に
出力する。
【0056】制御部40は、磁気ディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどからなる
記録媒体41に記録されている制御用プログラムを読み
出し、読み出した制御用プログラムに基づいて、動き検
出部14の各部を制御する。なお、図3においては、制
御部40から各部に対する制御線の図示を省略してい
る。
【0057】次に、動き検出部14による動き検出処理
について、図5のフローチャートを参照して説明する。
この動き検出処理は、後段のプログレッシブ変換部15
で生成されるフレーム画像上の画素に対応する、フィー
ルド画像Ft-2上の画素(図4の画素P’7のような補間
される画素も含む)に対して実行される。
【0058】ステップS1において、フィールド間差分
算出部32は、上段から入力されたフィールド画像F
t-1とフィールド画像Ft-2の一方または両方に垂直方向
の補正フィルタなどを用いた補間処理を施した後、対応
する画素同士の差分を演算し、繰り返し模様検出部3
6、および動き検出確定部38に出力する。また、フィ
ールド間差分算出部32は、フィールド画像Ft-1とフ
ィールド画像Ft-2の画素をエッジ検出部34に出力す
る。
【0059】ステップS2において、フレーム間差分算
出部31は、上段から入力されたフィールド画像Ft
フィールド画像Ft-2の対応する画素同士の差分を演算
し、全画面静止判定部35、および動き検出確定部38
に出力する。また、さらに、フレーム間差分算出部31
は、フィールド画像Ftとフィールド画像Ft-2の画素を
エッジ検出部34に出力する。
【0060】なお、ステップS1の処理と、ステップS
2の処理は、実際には平行して同時に実行するようにし
てもよい。
【0061】ステップS3において、エッジ検出部34
は、フレーム間差分算出部31およびフィールド間差分
算出部32から入力されたフィールド画像の画素に基づ
き、処理対象の画素の近傍にエッジが存在するか否かを
判定し、判定結果を動き検出確定部38に出力する。全
画面静止判定部35は、動きベクトル検出部13から入
力されたフィールド画像内の動きベクトル、およびフレ
ーム間差分算出部31から入力されたフレーム間の対応
する画素同士の差分に基づき、画面全体が静止している
か否かを判定し、判定結果を動き検出確定部38に出力
する。繰り返し模様検出部36は、フィールド間差分算
出部32から入力されたフィールド間の対応する画素同
士の差分に基づき、処理対象の画素の周囲に繰り返し模
様が存在するか否かを判定し、判定結果を動き検出確定
部38に出力する。
【0062】ステップS4において、動き検出確定部3
8は、エッジ検出部34の検出結果が、「エッジが存在
する」を示すか否かを判定する。「エッジが存在する」
を示すと判定された場合、処理はステップS5に進む。
ステップS5において、動き検出確定部38は、全画面
静止判定部35の判定結果が、「全画面が静止である」
を示すか否かを判定する。「全画面が静止である」を示
すと判定された場合、処理はステップS6に進む。ステ
ップS6において、動き検出確定部38は、動き検出用
の閾値を、静止している部分と判定し易い方向に調整す
る。
【0063】なお、ステップS5において、全画面静止
判定部35の判定結果が、「全画面が静止である」を示
すと判定されない場合、処理はステップS7に進む。ス
テップS7において、動き検出確定部38は、繰り返し
模様検出部36の検出結果が、「繰り返し模様である」
を示すか否かを判定する。「繰り返し模様である」を示
すと判定された場合、処理はステップS8に進む。ステ
ップS8において、動き検出確定部38は、動き検出用
の閾値を、動きのある部分と判定し易い方向に調整す
る。
【0064】なお、ステップS4において、エッジ検出
部34の検出結果が、「エッジが存在する」を示さない
と判定された場合、ステップS5乃至ステップS8の処
理はスキップされる。また、ステップS7において、繰
り返し模様検出部36の検出結果が、「繰り返し模様で
ある」を示さないと判定された場合、ステップS8の処
理はスキップされる。
【0065】ステップS9において、動き検出確定部3
8は、フレーム間差分算出部31から入力されたフレー
ム間の対応する画素同士の差分、およびフィールド間差
分算出部32から入力されたフィールド間の対応する画
素同士の差分に基づき、処理対象の画素の評価値を算出
する。
【0066】ステップS10においては、静止判定部3
7は、動きベクトル検出部13から入力されたフィール
ド画像内の動きベクトルに基づき、処理対象の画素が静
止しているか否かを判定し、判定結果を動き検出確定部
38に出力する。動き検出確定部38は、静止判定部3
7の判定結果が、「静止画素である」を示すか否かを判
定する。「静止画素である」を示すと判定された場合、
処理はステップS11に進む。
【0067】ステップS11において、動き検出確定部
38は、動き検出用の閾値を、静止している部分と判定
し易い方向に調整する。また、動き検出確定部38は、
動きベクトル検出部13から入力された動きベクトル検
出情報に基づき、動き検出に用いる閾値を調整する。な
お、ステップS10において、静止判定部37の判定結
果が、「静止画素である」を示さないと判定された場
合、ステップS11の処理はスキップされる。
【0068】ステップS12において、動き検出確定部
38は、上述したステップS6,S8,S11などの処
理による調整を反映して、動き検出に用いる閾値を決定
する。ステップS13において、動き検出確定部38
は、ステップS9で算出した処理対象の画素の評価値
が、ステップS12で決定した閾値を上回るか否かを判
定し、評価値が閾値を上回ると判定した場合、処理対象
の画素を動きのある部分に属すると判定する。反対に、
評価値が閾値を上回らないと判定した場合、処理対象の
画素を静止している部分に属すると判定する。さらに、
動き検出確定部38は、処理対象の画素が動きのある部
分に属するか否かの判定結果と、その評価値を補間処理
部39に出力する。
【0069】ステップS14において、補間処理部39
は、動きのある部分に属すると判定されたフィールド画
像Ft-2上の画素を、同じフィールド画像Ft-2上の近傍
の画素を用いて補間し、プログレッシブ変換部15に出
力する。
【0070】以上、現在処理対象とされている画素に対
する動き検出処理は終了される。なお、次に処理対象と
されている画素に対する動き検出処理においては、ステ
ップS1の処理、ステップS2の処理、およびステップ
S3のうちの全画面静止判定処理は、既に実行されてい
るので、その結果を流用すればよい。以上、動き検出部
14による動き検出処理の説明を終了する。
【0071】以上説明したように、動き検出部14にお
いては、検出されたフィールド間動きベクトルを含む動
きベクトル検出情報も用いるので、フィールド画像内の
各画素の動きを高い精度で検出することができる。
【0072】なお、本発明は、DVDプレーヤに限らず、
例えば、テレビジョン受像機、ビデオテープレコーダ、
ハードディスクレコーダなどの、インタレース方式の映
像信号をプログレッシブ方式の映像信号に変換する映像
関連機器に適用することが可能である。
【0073】ところで、上述した一連の処理は、ハード
ウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェア
により実行させることもできる。一連の処理をソフトウ
ェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構
成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれ
ているコンピュータ、または、各種のプログラムをイン
ストールすることで、各種の機能を実行することが可能
な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、図3
の記録媒体41などからインストールされる。
【0074】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0075】
【発明の効果】以上のように、本発明の画像処理装置お
よび方法、並びにプログラムによれば、インタレース方
式の映像信号を構成する複数のフィールド画像を用い
て、フィールド画像上の画素に対応する動きベクトルを
算出し、フィールド画像上の画素に対して、動きのある
部分に属するか否かを判定し、判定の処理では、算出の
処理から供給される動きベクトル検出情報に基づき、フ
ィールド画像上の画素に対して、動きのある部分に属す
るか否かを判定するための閾値を調整するようにしたの
で、フィールド画像の画素が、静止している部分の属す
るのか、または動きのある部分に属するのかを高い精度
で判別することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したDVDプレーヤの構成例を示す
ブロック図である。
【図2】図1の動きベクトル検出部13乃至プログレッ
シブ変換部15に入力されるインタレース映像信号につ
いて説明するためのブロック図である。
【図3】動きベクトル検出部13の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図4】フィールド画像Ft+1乃至Ft-2の対応する画素
を示す図である。
【図5】動きベクトル検出部13による動きベクトル検
出処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 DVDプレーヤ, 13 動きベクトル検出部, 1
4 動き検出部, 15 プログレッシブ変換部, 3
1 フレーム間差分算出部, 32 フィールド間差分
算出部, 34 エッジ検出部, 35 全画面静止判
定部, 36繰り返し模様検出部, 37 静止判定
部, 38 動き検出確定部, 39補間処理部, 4
0 制御部, 41 記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 勝成 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 太田 正志 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C063 AB03 AC01 BA04 BA12 CA07 CA09 CA34 CA38 5C082 AA02 BA12 BA41 BB03 BB22 BC03 BC05 CA81 CA84 CB01 DA86 MM10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インタレース方式の映像信号をプログレ
    ッシブ方式の映像信号に変換する画像処理装置におい
    て、 前記インタレース方式の映像信号を構成する複数のフィ
    ールド画像を用いて、前記フィールド画像上の画素に対
    応する動きベクトルを算出する算出手段と、 前記フィールド画像上の画素に対して、動きのある部分
    に属するか否かを判定する判定手段とを含み、 前記判定手段は、前記算出手段から供給される動きベク
    トル検出情報に基づき、前記フィールド画像上の画素に
    対して、動きのある部分に属するか否かを判定するため
    の閾値を調整することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段の判定結果に対応し、前記
    インタレース方式の映像信号を構成する1または2枚の
    フィールド画像を用いて、前記プログレッシブ方式の映
    像信号を構成するフレーム画像を生成する生成手段をさ
    らに含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記動きベクトル検出情報には、画素に
    対応するフィールド間動きベクトルが含まれることを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記動きベクトル検出情報には、前記フ
    ィールド間動きベクトルに対応する評価値、前記評価値
    を算出したときの画素の差分演算結果、前記フィールド
    間動きベクトルの候補に対応する評価値、およびフレー
    ム間動きベクトルのうちの少なくとも1つがさらに含ま
    れることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記フィールド画像上のエッジを検出す
    るエッジ検出手段をさらに含み、 前記判定手段は、前記エッジ検出手段の検出結果にも基
    づき、前記フィールド画像上の画素に対して、動きのあ
    る部分に属するか否かを判定するための閾値を調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記フィールド画像の全画面が静止して
    いるか否かを判定する全画面静止判定手段をさらに含
    み、 前記判定手段は、前記全画面静止判定手段の判定結果に
    も基づき、前記フィールド画像上の画素に対して、動き
    のある部分に属するか否かを判定するための閾値を調整
    することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記フィールド画像上に繰り返し模様が
    存在するか否かを検出する繰り返し模様検出手段をさら
    に含み、 前記判定手段は、前記繰り返し模様検出手段の検出結果
    にも基づき、前記フィールド画像上の画素に対して、動
    きのある部分に属するか否かを判定するための閾値を調
    整することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】 インタレース方式の映像信号をプログレ
    ッシブ方式の映像信号に変換する画像処理装置の画像処
    理方法において、 前記インタレース方式の映像信号を構成する複数のフィ
    ールド画像を用いて、前記フィールド画像上の画素に対
    応する動きベクトルを算出する算出ステップと、 前記フィールド画像上の画素に対して、動きのある部分
    に属するか否かを判定する判定ステップとを含み、 前記判定ステップの処理は、前記算出ステップの処理か
    ら供給される動きベクトル検出情報に基づき、前記フィ
    ールド画像上の画素に対して、動きのある部分に属する
    か否かを判定するための閾値を調整することを特徴とす
    る画像処理方法。
  9. 【請求項9】 インタレース方式の映像信号をプログレ
    ッシブ方式の映像信号に変換するためのプログラムであ
    って、 前記インタレース方式の映像信号を構成する複数のフィ
    ールド画像を用いて、前記フィールド画像上の画素に対
    応する動きベクトルを算出する算出ステップと、 前記フィールド画像上の画素に対して、動きのある部分
    に属するか否かを判定する判定ステップとを含み、 前記判定ステップの処理は、前記算出ステップの処理か
    ら供給される動きベクトル検出情報に基づき、前記フィ
    ールド画像上の画素に対して、動きのある部分に属する
    か否かを判定するための閾値を調整することを特徴とす
    るコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録され
    ている記録媒体。
  10. 【請求項10】 インタレース方式の映像信号をプログ
    レッシブ方式の映像信号に変換するコンピュータに、 前記インタレース方式の映像信号を構成する複数のフィ
    ールド画像を用いて、前記フィールド画像上の画素に対
    応する動きベクトルを算出する算出ステップと、 前記フィールド画像上の画素に対して、動きのある部分
    に属するか否かを判定する判定ステップとを実行させ、 前記判定ステップの処理は、前記算出ステップの処理か
    ら供給される動きベクトル検出情報に基づき、前記フィ
    ールド画像上の画素に対して、動きのある部分に属する
    か否かを判定するための閾値を調整することを特徴とす
    るプログラム。
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