JP2006108834A - 呼制御方法、および、呼制御装置 - Google Patents

呼制御方法、および、呼制御装置 Download PDF

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Abstract


【課題】 それぞれのAPの状態を考慮して、個別に適切に登録や接続を規制する。
【解決手段】 呼制御装置12は、ネットワーク11を介して、RTCクライアント16を特定する情報およびRTCクライアントの属するアクセスポイント(AP)14の情報を含む第1のパラメータ群を受信し、また、RTCクライアントにおけるQoSに関する情報を含む第2のパラメータ群を受信して、第2のパラメータ群にしたがって、RTCクライアント16が属するAP14ごとのQoSに関する情報を記憶した状態情報テーブル30を更新する。RTCクライアントによる登録要求、或いは、接続要求を受信すると、呼制御装置12は、第1のパラメータ群に基づき、RTCクライアントおよびその属するAPを特定し、かつ、状態情報テーブルを参照して、RTCクライアントが属するAPのQoSに関する情報を参照して、登録の可否或いは接続の可否を判断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リアルタイムコミュニケーション(RTC)を実現する呼制御方法、呼制御装置および呼制御プログラムに関する。
リアルタイムコミュニケーションは、無線LANにおける音声通信(VoIP:Voice over IP)に代表される。たとえば、無線LAN環境において、1つのアクセスポイント(AP)に、VoIP端末に代表される多数のRTCクライアントが接続される。APには、さらに、データ通信クライアント、つまり、リアルタイム通信によって接続していない静止画の画像データやテキストデータを送受信するクライアントが混在する場合には、無線LAN上のトラフィック量に応じて、RTCの通信品質(たとえば音声通話品質)が低下する。ウェブやメールにアクセスしているデータ通信クライアントは、大きなパケット遅延やその揺らぎ、パケットロスに伴う通信品質の悪化による影響を受けにくい。しかしながら、RTCクライアントにおいては、アプリケーションの通信品質、たとえば、音声通話品質に直接かかわるため、非常に大きな影響をうけやすい。
これを回避するためには、SIPサーバなど呼制御装置において、全体のRTCクライアントの登録数や呼量を制限する方法が考えられる。しかしながら、このような方法では、全体としての呼量は多くないが、特定のAPに呼が集中している場合などに対応することができないという問題点があった。
特開平4−373325号公報 特開平11−220477号公報
また、特許文献1には、通信トラフィックに応じて発呼および位置登録を制御する移動通信システムにおいて、トラフィック特性に適応した最適な規制を行う技術が開示されている。特許文献1においては、移動端末が、基地局(APに相当する)からの発呼規制および位置登録規制信号をモニタし、乱数発生により一定の割合で、端末自らが発呼や登録要求を取りやめるように構成され、基地局からの規制信号で送信される規制値を、トラヒックに応じて動的に変更している。
しかしながら、この手法を、たとえば、無線LAN環境におけるRTCクライアントに適用するために、規制信号を送受信するための機構をAPに組み込む必要がある。ネットワーク上に数多く存在するAPの構成を改変することは容易ではなく、コスト的にも望ましくない。或いは、呼制御装置が、規制信号を発する構成を考えると、全体のトラフィックをモニタすることは可能であっても、それぞれのAPの状態を考慮して、個別に規制信号を出すことはできないという問題点がある。
また、特許文献2には、LAN構内交換ネットワークシステムにおいて、トラフィック量の増大時に効果的に発呼規制することにより、通話品質を維持する技術が開示されている。この技術においては、LAN構内交換機においてトラフィック量を測定し、発呼制限が必要と判断された場合には、LAN基地局やLAN電話機に対して、「発呼規制メッセージ」を一斉同報する。これにより、それ以降の発呼規制を、基地局ごとに分散制御可能としている。
この手法においても、LAN構内交換ネットワークのトラフィック量の測定結果に基づいている。このため、これを無線LAN環境に適用すると、全体のトラフィック量は少ないが、特定の基地局下のトラフィック量が集中し、当該基地局下のRTCクライアントのQoSが低下しているときには、適切に対応することができないという問題点があった。
本発明は、それぞれのAPの状態を考慮して、個別に適切に登録や接続を規制することができるデータ通信方法、呼制御装置、呼制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の目的は、リアルタイム通信するリアルタイム通信クライアント(RTCクライアント)と、当該RTCクライアントと接続される末端中継装置と、を含むネットワーク環境において、前記RTCクライアントの呼を制御する呼制御方法であって、ネットワークおよび前記末端中継装置を介して、RTCクライアントとデータ通信可能な呼制御装置において、
前記ネットワークを介して、RTCクライアントを特定する情報および当該RTCクライアントの属する末端中継装置の情報を含む第1のパラメータ群を受信するステップと、前記RTCクライアントにおけるQoSに関する情報を含む第2のパラメータ群を受信するステップと、前記第2のパラメータ群にしたがって、前記RTCクライアントが属する末端中継装置ごとのQoSに関する情報を記憶した状態情報テーブルを更新するステップと、前記RTCクライアントによる登録要求、或いは、接続要求を受信したときに、前記第1のパラメータ群に基づき、RTCクライアントおよび当該RTCクライアントが属する末端中継装置を特定し、かつ、前記状態情報テーブルを参照して、前記RTCクライアントが属する末端中継装置のQoSに関する情報を参照して、登録の可否或いは接続の可否を判断するステップと、を備えたことを特徴とする呼制御方法により達成される。
本発明によれば、RTCクライアントから登録要求があった場合や接続要求があった場合に、当該RTCクライアントが属する末端制御装置の状態に応じて、その可否を判断している。これにより、よりの粒度の高いRTCの品質制御が可能となる。また、RTCクライアントと非RTCクライアントが混在している場合にも、RTCクライアントのQoSに関する情報に基づいて、登録や接続の可否を判断するため、実際のRTCクライアントによるトラフィック状況に応じた登録・接続制限を実現できる。
なお、末端中継装置には、無線LAN環境におけるアクセスポイント(AP)や、エッジルータが含まれる。
好ましい実施態様においては、前記状態情報テーブルが、項目として、末端中継装置ごとの、RTCクライアントの登録数を含み、前記登録の可否を判断するステップが、前記状態情報テーブル中、前記RTCクライアントが属する末端中継装置に関する登録数を参照して、当該登録の可否を判断するステップを含み、かつ、前記登録の可否の判断の結果、登録が可能である場合に、前記状態情報テーブル中、前記RTCクライアントが属する末端中継装置に関する登録数を更新するステップを備えている。
別の好ましい実施態様においては、前記状態情報テーブルが、項目として、末端中継装置ごとの、RTCクライアントの接続数を含み、前記接続の可否を判断するステップが、前記状態情報テーブル中、前記RTCクライアントが属する末端中継装置に関する接続数を参照して、当該接続の可否を判断するステップを含み、さらに、前記接続の可否の判断の結果、接続が可能である場合に、前記状態情報テーブル中、前記RTCクライアントが属する末端中継装置に関する接続数を更新するステップを備えている。
より好ましい実施態様においては、前記接続の可否を判断するステップが、前記状態情報テーブル中、接続相手となるRTCクライアントが属する末端中継装置に関する接続数を参照して、接続の可否を判断するステップを含み、さらに、前記接続の可否の判断の結果、接続が可能である場合に、前記状態情報テーブル中、前記接続相手となるRTCクライアントが属する末端中継装置に関する接続数を更新するステップを備えている。
この実施態様によれば、接続要求にかかるRTCクライアントおよび接続相手となるRTCクライアントの双方にかかる末端中継装置の状況にしたがって接続の可否が判断される。
なお、RTCクライアントと末端中継装置が無線にて接続され得る場合に、当該RTCクライアントが他の末端中継装置を介してネットワークに接続中に移動することにより、当該RTCクライアントからの接続要求が前記末端中継装置に受信されることがある。このように、既にRTCクライアントが接続中である場合には、状態情報テーブル中、接続要求にかかる前記末端中継装置に関する登録数および/または接続数にかかわらず、その登録および接続を認め、前記情報状態テーブル中、他の末端中継装置に関する登録数および接続数、ならびに、接続要求にかかる末端中継装置に関する登録数および接続数を更新するのが望ましい。これにより、RTCクライアントは、RTC通信を継続することができる。
また、別の好ましい実施態様においては、前記第2のパラメータ群が、RTCクライアントにおけるパケット遅延時間の揺らぎであるジッタ値、パケットロス数および/または往復遅延時間を含み、前記状態情報テーブルを更新するステップが、前記ジッタ値の統計値、パケットロス数の統計値、および/または往復遅延時間の統計値を更新するステップを含む。
さらに別の好ましい実施態様においては、前記状態情報テーブルを更新するステップが、前記ジッタ値の統計値、パケットロス数の統計値、および/または往復遅延時間の統計値に基づくQoS値を更新するステップを含み、前記登録の可否或いは接続の可否を判断するステップが、前記QoS値を参照するステップを含む。このQoS値として、R値やMOS値を用いることができる。
また、好ましい実施態様においては、前記登録の可否或いは接続の可否を判断するステップが、参照された項目と、当該項目のそれぞれの閾値を格納した接続制限情報テーブル中の閾値とを比較するステップを含む。
ある実施態様においては、前記RTCクライアントにおいて、登録要求の際に、前記第1のパラメータ群を送信するステップを備え、前記呼制御装置において、前記RTCクライアントから送信された前記第1のパラメータ群を受信する。或いは、前記RTCクライアントを認証する認証サーバ、および、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバから送信された情報に基づき、前記呼制御装置において、前記第1のパラメータ群を取得するように構成しても良い。
また、ある実施態様においては、前記呼制御装置において、前記RTCクライアントが属する末端中継装置から送信された前記第1のパラメータ群を受信する。或いは、前記RTCクライアントにおいて、前記第2のパラメータ群を送信するステップを備え、前記呼制御装置において、前記RTCクライアントから送信された前記第2のパラメータ群を受信するように構成しても良い。また、前記呼制御装置において、前記末端中継装置からSNMP(Simple Network Management Procotol)を利用した前記第2のパラメータ群を取得するように構成しても良い。
また、本発明の目的は、リアルタイム通信するリアルタイム通信クライアント(RTCクライアント)と、当該RTCクライアントと接続される末端中継装置と、を含むネットワーク環境において、ネットワークおよび前記末端中継装置を介して、RTCクライアントとデータ通信可能な呼制御装置であって、
前記ネットワークを介して、RTCクライアントを特定する情報および当該RTCクライアントの属する末端中継装置の情報を含む第1のパラメータ群を受信する第1の受信手段と、前記RTCクライアントにおけるQoSに関する情報を含む第2のパラメータ群を受信する第2の受信手段と、前記第2の受信手段による第2のパラメータ群にしたがって、前記RTCクライアントが属する末端中継装置ごとのQoSに関する情報を記憶した状態情報テーブルを更新する状態情報処理手段と、前記RTCクライアントによる登録要求、或いは、接続要求を受信したときに、前記第1のパラメータ群に基づき、RTCクライアントおよび当該RTCクライアントが属する末端中継装置を特定し、かつ、前記状態情報テーブルを参照して、前記RTCクライアントが属する末端中継装置のQoSに関する情報を参照して、登録の可否或いは接続の可否を判断する判断手段と、を備えたことを特徴とする呼制御装置によっても達成される。
好ましい実施態様においては、前記状態情報テーブルが、項目として、末端中継装置ごとの、RTCクライアントの登録数を含み、前記判断手段が、前記状態情報テーブル中、前記RTCクライアントが属する末端中継装置に関する登録数を参照して、当該登録の可否を判断するように構成され、かつ、前記状態情報処理手段が、前記登録の可否の判断の結果、登録が可能である場合に、前記状態情報テーブル中、前記RTCクライアントが属する末端中継装置に関する登録数を更新するように構成されている。
また、好ましい実施態様においては、前記状態情報テーブルが、項目として、末端中継装置ごとの、RTCクライアントの接続数を含み、前記判断手段が、前記状態情報テーブル中、前記RTCクライアントが属する末端中継装置に関する接続数を参照して、当該接続の可否を判断するように構成され、かつ、前記状態情報処理手段が、前記接続の可否の判断の結果、接続が可能である場合に、前記状態情報テーブル中、前記RTCクライアントが属する末端中継装置に関する接続数を更新するように構成されている。
さらに好ましい実施態様においては、前記判断手段が、前記状態情報テーブル中、接続相手となるRTCクライアントが属する末端中継装置に関する接続数を参照して、接続の可否を判断するように更新され、かつ、前記状態情報処理手段が、前記接続の可否の判断の結果、接続が可能である場合に、前記状態情報テーブル中、前記接続相手となるRTCクライアントが属する末端中継装置に関する接続数を更新するように構成されている。
また、好ましい実施態様においては、前記第2のパラメータ群が、RTCクライアントにおけるパケット遅延時間の揺らぎであるジッタ値、パケットロス数および/または往復遅延時間を含み、前記状態情報処理手段が、前記ジッタ値の統計値、パケットロス数の統計値、および/または往復遅延時間の統計値を更新するように構成されている。
さらに好ましい実施態様においては、前記状態情報処理手段が、前記ジッタ値の統計値、パケットロス数の統計値、および/または往復遅延時間の統計値に基づくQoS値を更新するように構成され、かつ、前記判断手段が、前記QoS値を参照するように構成されている。
また、好ましい実施態様においては、前記判断手段が、参照された項目と、当該項目のそれぞれの閾値を格納した接続制限情報テーブル中の閾値とを比較するように構成されている。
なお、本明細書において、接続要求には発呼要求を含む。この場合に、接続要求にかかるRTCクライアントは発呼元となり、接続相手となるRTCクライアントは着呼先となる。
本発明によれば、それぞれのAPの状態を考慮して、個別に適切に登録や接続を規制することができるデータ通信方法、呼制御装置、呼制御プログラムを提供することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかる無線LAN通信環境の全体を示すブロックダイヤグラムである。図1に示すように、呼制御装置12がネットワーク11に接続される。ネットワークには、たとえば、ルータ15が設けられる。また、複数のアクセスポイント(AP)14−1、14−2、14−3、・・・もネットワーク11に接続される。なお、明細書において、特定のAPを指す場合を除いて、AP14と表記する。ネットワーク上には、適宜ルータ15が配置されている。
AP14には、複数のクライアントが無線LANにて接続され得る。ここに、たとえば、VoIPによる音声通信などを実行する端末をRTCクライアント、それ以外の端末を非RTCクライアントと称する。本実施の形態においては、RTCクライアントは、音声通信するものとしているがこれに限定されない。また、たとえば、ウェブによるデータ通信やメール送受信を実行するクライアントが、非RTCクライアントに相当する。図1の例においては、たとえば、AP1(符号14−1)には、RTCクライアント16−1、16−2、および、非RTCクライアント17−1が接続されている。以下、特定のRTCクライアント、非RTCクライアントを指すときを除き、RTCクライアント16、非RTCクライアント17と称する。
RTCは、主としてUDP(User Datagram Protocol)を利用する即時性の高いデータ通信であり、ネットワークトラフィックの変動によるパケットの遅延、遅延揺らぎ、ロスなどの影響を大きく受け、その結果、ユーザへの品質(たとえば音声通話品質)に影響を及ぼす。その一方、ウェブによるデータ通信やメールによるデータ送受信を実行する非RTCクライアントにおいては、主としてTCP(Transmission Control Protocol)を用いるため、トラフィック負荷による影響は、単にユーザへのレスポンスタイム変動として現れる。
呼制御装置12は、主として、RTCクライアントの認証、IPアドレスに基づく位置管理や呼制御を実行する。なお、呼制御装置12は、物理的に単独の装置である必要は無く、ネットワークを介してデータ送受信することにより上記機能を実現しても良い。位置登録/管理や呼制御に関する手順は、VoIPで利用されるSIP(Session Initiation Protocol:RFC3261)やH.323を代表として標準化されている。
図1に示すように、RTCクライアント16および非RTCクライアント17は、そのほとんどが、これらを管轄するAP14の管轄下において混在した状態で、ネットワーク11に接続されている。RTCクライアント16は、自己のIPアドレスとID(たとえば電話番号)を、呼制御装置12に通知し、現在のロケーション(IPアドレス)を登録することで着信可能となる。この登録処理は定期的に行われ、呼制御装置12に蓄積された登録情報はリフレッシュされるが、一定時間を経過したにもかかわらずRTCクライアント16からの再登録が行われない場合には、呼制御装置12は、登録情報を消去する。
また、RTCクライアント16は、AP14間を移動可能であり、ルータを越えて異なるサブネットのAPに接続した場合(たとえば、AP−2の管轄する領域18−2から、AP−3の管轄する領域18−3に移動した場合)には、呼制御装置12に対して、新たに取得したIPアドレスを用いて再登録することで、シームレスな着信が可能となっている。
図2は、呼制御装置の構成を示すブロックダイヤグラムである。図2に示すように、呼制御装置12は、QoS情報受信処理部20、登録処理部22、AP状態情報処理部24、呼制御処理部26、および、データベース(DB)28を有している。DB28には、AP状態情報テーブル30と、接続制限情報テーブル32とを含む。また、図3は、RTCクライアントの構成を示すブロックダイヤグラムである。図3に示すように、RTCクライアント16は、QoS情報送信処理部40、登録・呼制御処理部42、および、メディア転送部44を有する。呼制御装置12のQoS情報受信処理部20と、RTCクライアント16のQoS情報送信処理部40とが、ネットワークを介してデータを授受する。また、呼制御装置12の呼制御処理部26と、RTCクライアント16の登録・呼制御処理部42とが、ネットワークを介してデータを授受する。
QoS情報送信処理部40は、呼制御装置12のQoS情報送信処理部20に対して、現在接続中のRTCに関するQoS情報(第2のパラメータ群)を送信する。このQoS情報は、パケット遅延時間の揺らぎ(パケット到着間隔の揺らぎ:ジッタ値)、パケットロス数、往復遅延時間(RTT)などを含む。
たとえば、QoS情報送信処理部40は、RTP(RFC1889)で定義されているRTCPのRR(Receiver Report)、SR(Sender Report)を利用することで実装できる。なお、本来、RTCPパケットは、通信相手のみ、または、マルチキャストで送信されるので、呼制御装置12に対して同じパケットを送信させるように構成する必要がある。なお、呼制御装置12のIPアドレスは、RTCに予め設定されているので、新たにそのアドレスを取得する手段を考慮する必要は無い。
登録・呼制御処理部42は、主として、登録処理、発呼や着呼のシグナリング処理を実行する。登録処理においては、現在接続中(Associated)のAPを特定可能なID、たとえば、BSSID(MACアドレス)を取得し、登録メッセージの中に含めて送信することができる。したがって、登録処理においては、以下の登録情報(第1のパラメータ群)が送信される。
(クライアントID、AP_ID)
なお、クライアントIDは、RTCクライアントを一意的に特定する値、AP_IDは、上記BSSIDに相当する。図5は、RTCクライアントの登録・呼制御処理部42が送信するメッセージの例を示す図である。図5に示すように、メッセージ中に「Call−Info」として、APのBSSIDが含まれている。
また、シグナリング処理は、現在のVoIPで主として用いられるSIP(RFC3261)やH.323などの手順に従うことで実装され得る。
メディア転送部44は、メディアストリームを送受信し、メディアごとのCODEC処理やパケット送受信処理を実行する。
QoS情報受信処理部20は、QoS情報送信処理部40からのQoS情報(第2のパラメータ群)を受信して、AP状態情報処理部24に、以下のデータの組を通知する。
(クライアントID、ジッタ値、パケットロス数、往復遅延時間(RTT))
登録処理部22は、RTCクライアント16の登録処理および登録解除処理を実行する。登録処理部22は、AP状態情報テーブル30を作成、更新するとともに、呼制御処理部26と協働して、AP状態情報テーブル30および接続制限情報テーブル32を参照して、RTCクライアント16の登録の可否を判断する。
図4(a)は、AP状態情報テーブルのデータ構成を示す図である。図4(a)に示すように、AP状態情報テーブル(図4(a)の符号400)のレコード(たとえば、符号401、402)は、項目として、AP_ID(ap_id)RTC登録数(cv_r)、RTC接続数(cv_c)、QoS値(cv_qos)、ジッタ統計値(cv_jtr)、ロス統計値(cv_loss)、RTT統計値(cv_rtt)、および、登録RTCリスト(cv_list)を含む。AP_IDは、アクセスポイントのIDを示す。本実施の形態においては、アクセスポイントごとに、AP状態情報テーブルのレコードが設けられる。
RTC登録数は、現在、AP_IDで特定されるAPにおいて登録されているRTCクライアントの数を示す。RTC接続数は、現在、リアルタイム通信中のRTCクライアントの数を示す。ジッタ統計値は、AP_IDで特定されるAPごとに、当該APに登録しているRTCクライアントからの第2のパラメータ群中のジッタ値を平均化したものである。同様に、ロス統計値、RTT統計値も、それぞれ、パケットロス数、往復遅延時間を平均化したものである。また、本実施の形態においては、QoS値として、上記ジッタ統計値、ロス統計値およびRTT統計値に基づき算出されたR値を用いている。無論、QoS値として他の値、たとえば、MOS(Mean
Opinion Score)値を利用しても良い。
また、登録RTCリストには、AP_IDで特定されるAPにおいて登録されているRTCクライアントのクライアントIDが含まれる。
図4(b)は、接続制限情報テーブルのデータ構成を示す図である。図4(b)に示すように、接続制限情報テーブル(図4(b)の符号410)のレコード(たとえば、符号411、412)は、項目として、AP_ID(ap_id)、RTC登録数制限値(sv_r)、RTC接続数制限値(sv_c)、QoS値制限値(sv_qos)、ジッタ統計値制限値(sv_jtr)、ロス統計値制限値(sv_loss)、および、RTT統計値制限値(sv_rtt)を含む、RTC登録数制限値、RTC接続数制限値は、それぞれ、AP_IDで特定されるAPにおける、RTCクライアントの登録数、接続数の上限を表わす。また、QoS値制限値は、上記QoS値の下限を表わす。また、ジッタ統計値制限値、ロス統計値制限値、RTT統計値は、それぞれ、ジッタ統計値、ロス統計値、RTT統計値の上限を表わす。
接続制限情報テーブル410は、予め、APごと個別に又は複数のAPに一律に値を決定しておき、DB28に格納される。また、AP状態情報テーブル30は、AP状態情報処理部24がQoS情報(第2のパラメータ群)を受信することに応答して、AP状態情報処理部24により更新される。
呼制御処理部26は、RTCクライアント16からの呼に関する要求を処理する。RTCクライアント16からの登録メッセージや登録解除メッセージを受信すると、これを登録処理部22に渡す。呼制御処理部26は、登録処理部22と協働して、発呼側および着呼側のRTCクライアントが属するAPの状態を、AP状態情報テーブル30および接続制限情報テーブル32を参照して判断し、接続可能である場合には、発呼側のRTCクライアントと着呼側のRTCクライアントとの接続を認める。この処理については、後に詳述する。また、呼制御処理部26は、SIP/H323など、他の標準的な処理を実行する。登録処理部22も、SIP/H323など、他の標準的な処理を実行することができる。
このように構成された呼制御装置12にて実行される処理について以下に詳細に説明する。図6は、本実施の形態にかかる呼制御装置12で実行される登録処理を示すフローチャートである。図6に示すように、呼制御装置12の呼制御処理部26は、初期的には待機状態にある(ステップ600)。
呼制御処理部26が、RTCクライアントからのメッセージを受信すると(ステップ601)、受信したことを示す通知を受けた登録処理部22は、当該メッセージが登録要求であるか、登録解除であるかを判断する。登録解除の必要が無い場合(ステップ602でノー(No))、つまり、登録要求である場合には、登録処理部22は、受信したメッセージに含まれる第1のパラメータ群および登録位置情報テーブルを参照して、RTCクライアントが接続中であるかどうかを判断する(ステップ603)。ステップ603でノー(No)と判断された場合には、登録処理部22は、第1のパラメータ群中のAP_IDから、当該RTCクライアントが属するAPについてのAP状態情報テーブルおよび接続制限情報テーブルのレコードを、それぞれ特定し、当該レコード中の値を参照する(ステップ604)。次いで、登録処理部22は、RTC登録数とRTC登録数制限値、RTC接続数とRTC接続数制限値、QoS値とQoS値制限値を、それぞれ比較し、RTC登録数がRTC登録数制限値より小さく(cv_r<sv_r)、RTC接続数がRTC接続数制限値より小さく(cv_c<sv_c)、かつ、QoS値が、QoS値制限値より大きい(cv_qos>sv_qos)場合に(ステップ605でイエス(Yes))、当該RTCクライアントの登録が可能と判断する。したがって、登録処理部26はAP状態情報処理部24にAP状態情報テーブルの更新を指示するとともに、AP状態情報処理部24に、第1のパラメータ群を登録情報として与える。
図8および図9は、AP状態情報処理部24にて実行される処理を示すフローチャートである。AP状態情報処理部24は、QoS情報受信処理部20、登録処理部22、呼制御処理部26からの指示があるまで待機状態となっている(ステップ801)。上記3種類のいずれかの処理部からの指示があると、指示の内容を判断して、指示を出した処理部に対応した所定の処理を実行する。上述した場合には、AP状態情報処理部24は、登録情報を受信し(図9のステップ901)、指示が削除指令であるか否かを判断する(ステップ902)。上記場合は登録の指示であるため、ステップ902においてノー(No)と判断される。AP状態情報処理部24は、AP状態情報テーブルの該当レコードの、登録RTCリスト(cv_list)に、新規に登録するRTCクライアントのクライアントIDを追加するとともに、当該レコードのRTC登録数を「1」だけ増やす(図6のステップ606、図9のステップ903)。
また、登録処理部26は、登録位置情報テーブル(図示せず)に、クライアントID、IPアドレス、登録時刻などを含むレコードを作成する(ステップ607)。その後、呼制御処理部26は、RTCクライアント16に対して、登録受信メッセージを返信する(ステップ608)。
その一方、ステップ605でノー(No)と判断された場合、つまり、RTC登録数がRTC登録数制限値以上、RTC接続数がRTC接続数制限値以上、或いは、QoS値がQoS制限値以下の何れかであった場合には、呼制御処理部26は、RTCクライアント16に対して、登録拒否メッセージを送信する(ステップ609)。これを受信したRTCクライアント16は、登録できないことを示す音声メッセージをユーザに伝えても良いし、或いは、表示装置の画面上にテキストメッセージを表示しても良い。また、この登録拒否メッセージには、接続を推奨する近隣のAP(推奨接続先AP)の情報(たとえば、当該APのAP_ID)を含ませても良い。
次に、登録解除が必要である場合(ステップ603でイエス(Yes))について説明する。この場合には、登録処理部22は、登録解除の指示とともに第1のパラメータ群をAP状態情報処理部24に渡す。したがって、AP状態情報処理部24において、図9のステップ902においてイエス(Yes)と判断される。AP状態情報処理部24は、AP状態情報テーブルから、登録RTCリスト(cv_list)に該当するRTCクライアントのクライアントIDが含まれたレコードを見出し、見出されたレコードの登録RTCリストから、RTCクライアントのクライアントIDを削除するとともに、当該レコードのRTC登録数(cv_r)の値を「1」だけ減じる(ステップ610、図9のステップ904)。また、登録処理部22は、登録位置情報テーブルから、クライアントIDを含むレコードを削除する(ステップ611)。
次に、RTCクライアント16の移動時の処理について説明する。RTC接続(たとえば通話)をしていないときに、RTCクライアント16が、あるAP(たとえば、AP−1(符号14−1))から、異なるAP(たとえば、AP−2(符号14−2))に移動する場合を考える。
本実施の形態においては、RTCクライアント16が、新たなAP14との接続(association)をトリガとして、新しいAP_IDを付加して登録を行い、成功した場合には、移動元のAPのAP_IDで登録を解除する。この場合、呼制御装置12の側では単に連続した登録要求と登録解除要求として受信されるので、基本的に、図6および図11に示すフローチャートに従う。
また、RTC通信(たとえば通話)の最中に、RTCクライアント16が、あるAP(たとえば、AP−1(符号14−1))から、異なるAP(たとえば、AP−2(符号14−2))に移動した場合、移動先のAP(たとえば、AP−2)が混雑している場合には、登録数が登録数制限値を超えてしまう可能性がある。
呼制御装置12においては、通話中のRTCクライアント16が把握されている。したがって、上述した場合には、通信中のRTCクライアントからのRTCクライアントについては、優先的に扱って、当該移動先のAPに関する登録数制限値を超えても登録を許可しても良い。より詳細には、上述した場合には、ステップ603においてイエス(Yes)と判断される。そこで、登録処理部22は、移動元のAPに関する登録解除の指示および移動先のAPに関する登録指示を、AP状態情報処理部24に渡す。これに応答して、AP状態情報処理部24は、AP状態情報テーブル30中、移動元のAPに関するレコードについて、当該レコードのRTC登録数(cv_r)およびRTC接続数(cv_c)を、それぞれ「1」ずつ減じるとともに、登録RTCリストから、RTCクライアントのクライアントIDを削除する(ステップ1101)。また、AP状態情報処理部24は、AP状態情報テーブル30中、移動先のAPに関するレコードについて、当該レコードのRTC登録数(cv_r)およびRTC接続数(cv_c)を、それぞれ「1」ずつ増大させるとともに、登録RTCリストに、RTCクライアントのクライアントIDを追加する(ステップ1102)。その後、ステップ607に戻り、登録位置情報テーブルが更新される(ステップ607)。
次に、RTCクライアントからの発呼要求や切断要求があった場合の処理について、図7を参照して説明する。
呼制御処理部26が発呼要求や切断要求の受信待ちの状態で(ステップ700)、登録されたRTCクライアントからの発呼要求を受信すると(ステップ701)、第1のパラメータ群および登録位置情報テーブルを参照して、発呼要求を送信したRTCクライアントが接続中であるか否かが判断される(ステップ702)。ステップ702でノー(No)と判断された場合には、呼制御処理部26は、発呼要求に含まれる発呼元および着信先のRTCクライアントがそれぞれ属するAPのAP_IDを特定し、AP状態情報テーブル中、当該AP_IDを含むそれぞれのレコードを特定する(ステップ703)。呼制御処理部26は、AP状態情報テーブル中、発呼元のRTCクライアントが属するAPについてのレコードを参照して、RTC接続数がRTC接続数制限値より小さく(cv_c<sv_c)、かつ、QoS値がQoS制限値より大きい(cv_qos>sv_qos)か否かを判断する(ステップ704)。ステップ704でイエス(Yes)と判断された場合には、呼制御処理部26は、着呼先のRTCクライアントが属するAPについても、AP状態情報テーブルのレコードを参照して、RTC接続数がRTC接続数制限値より小さく(cv_c<sv_c)、かつ、QoS値がQoS制限値より大きい(cv_qos>sv_qos)か否かを判断する(ステップ705)。ステップ705でもイエス(Yes)と判断されると、呼制御処理部26は、AP状態情報処理部24にAP状態情報テーブルの更新を指示するとともに、呼接続情報として、発呼元および着呼先双方についての第1のパラメータ群を渡す。
AP状態情報処理部24は、呼接続情報を受信すると(図8のステップ802)、削除指令であるか否かを判断する(ステップ803)。この場合、ステップ803においてノー(No)と判断されるため、AP状態情報処理部24は、AP状態情報テーブル中、発呼側および着呼側のAPのAP_IDを含むレコードのRTC接続数(cv_c)を「1」だけ増やす(ステップ706、図8のステップ804)。
また、登録処理部22は、登録位置情報テーブルにおいてそれぞれのクライアントIDを有するレコードに、着呼先の情報(たとえば、着呼先のRTCクライアントのクライアントID)や発呼時刻など必要な情報を追加しておく。その後、呼制御処理部26は、SIP/H323などの手順に基づいて呼接続処理を実行する(ステップ707)。このようにして、発呼元のRTCクライアントと着信先のRTCクライアントとの間のリアルタイム通信が開始される。
たとえば、ステップ704でノー(No)或いはステップ705でノー(No)と判断された場合には、呼制御処理部22は発呼拒否処理を実行する(ステップ708)。たとえば、呼制御処理部22は、SIP/H323などの手順にしたがって、ビジー状態を示すメッセージパケット、音声、或いは、IVR(Interactive Voice Response)を、RTCクライアントに返送する。
次に、RTCクライアントからの切断要求を受信すると(ステップ709)、呼制御処理部26は、AP状態情報処理部24に、切断要求に伴うAP状態情報テーブルの更新を指示するとともに、必要な情報を与える。AP状態情報処理部24は、AP状態情報テーブル中、発呼元および着呼先のRTCクライアントが属するAPのAP_IDを、それぞれ含むレコードを特定し、これらレコードのRTC接続数(cv_c)を「1」だけ減ずる(ステップ710、図8のステップ805)。
また、登録処理部22は、登録位置情報テーブルにおいて、それぞれのクライアントIDの有するレコードに、呼切断時刻など必要な情報を追加しておく。その後、呼制御処理部26は、SIP/H323などの手順にしたがって、RTCクライアント間の呼を切断する(ステップ711)。 次に、RTCクライアント16の移動時における呼処理について説明する。RTC通信中の移動では、基本的に新たな呼接続処理は発生しないことから、これにかかわる呼接続処理(図7参照)は必要ない。しかしながら、たとえば、SIPにおいて、通信中にQoSが低下して、音声コーデックを、より帯域の低いものに変更するような、動的な属性変更は可能である。この場合でも、接続中のRTCクライアント16からの再発呼処理(reInvite)であることが呼制御装置12において判断可能である。したがって、このような場合には、本発明にかかる発呼規制の手順をふまずに、通常の標準的な手順にしたがってメッセージを処理することが可能である。RTCクライアントから再発呼(reInvite)の要求を受信すると、呼制御装置12においては、図7のステップ702においてイエス(Yes)と判断される。この場合には、ステップ703〜706の処理を経ることなく、呼接続処理(ステップ707)が実行される。
このように、本実施の形態によれば、APごとに、当該APに属するRTCクライアントの登録数、リアルタイム通信による接続数、QoS値などをAP状態情報テーブルに保持し、登録数、接続数、QoS値が、予め定められた制限値に達していない場合に、RTCクライアントの登録を認める。また、発呼元のRTCクライアントおよび着呼先のRTCクライアントがそれぞれ属するAPについて、RTCクライアントの接続数、QoS値が、上記制限値に達していない場合に、これらRTCクライアント間のリアルタイム通信を認める。これにより、粒度の高い呼制御を実現することが可能となる。
次に、AP状態情報処理部24によるQoS情報に関する処理について説明する。前述したように、RTCクライアントのQoS情報送信処理部40から、呼制御装置12のQoS情報受信処理部20に対して、QoS情報(第2のパラメータ群)が送信され、呼制御装置12において、AP状態情報処理部24には、(クライアントID、ジッタ値、パケットロス数、往復遅延時間(RTT))というデータの組が通知される。
AP状態情報処理部24は、QoS情報として上記データの組を受信すると(ステップ806)、AP状態情報テーブル中、当該RTCクライアントが属するAPのAP_IDを有するレコードを検索する(ステップ807)。次いで、AP状態情報処理部24は、受信したデータの組中の、ジッタ値、パケットロス数、往復遅延時間(RTT)に基づいて、レコード中のジッタ統計値、ロス統計値、RTT統計値を更新する。つまり、新たなジッタ値、パケットロス数、往復遅延時間(RTT)を考慮して、統計値(たとえば平均値)を再度算出すればよい。また、これらの統計値の変更に伴って、QoS値も再度算出される。AP状態情報処理部24は、算出されたQoS値、ジッタ統計値、ロス統計値、RTT統計値をレコードに格納する(ステップ808)。
このステップ807、808の処理は、上記データの組を受信するごとに実行しても良いし、或いは、所定の時間、データの組を一時的に保持しておき、適当なタイミングで実行するように構成しても良い。或いは、QoS情報受信部20が、所定の時間データの組を一時的に保持し、適当なタイミングで、これらをAP状態情報処理部24に通知しても良い。
このように、本実施の形態によれば、AP状態情報テーブル中のQoSに関する値を、適宜変更することで、最適な呼制御を実現可能としている。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態においては、登録情報(第1のパラメータ群)をRTCクライアントから取得している。第2の実施の形態においては、認証サーバやDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバから登録情報を取得する。
図10は、第2の実施の形態にかかる呼制御装置112の構成を示すブロックダイヤグラムである。なお、図10において、図1に示す第1の実施の形態と同一の部材には同一の符号を付している。図10に示すように、呼制御装置112は、QoS情報受信処理部20、登録処理部22、AP所歌情報処理部24、呼制御処理部26、DB28のほか、認証情報取得部114およびDHCP情報取得部116を有している。
認証情報取得部114は、ネットワークを介して認証サーバ(図示せず)とデータ通信する。またDHCP情報取得部116は、ネットワークを介してDHCPサーバ(図示せず)とデータ通信する。
IEEE802.1Xにて利用される認証サーバ(主としてRadiusサーバ)では、RTCクライアントのMACアドレスと、そのRTCクライアントが属するAPとの対応が把握されている。また、DHCPサーバでは、RTCクライアントのMACアドレスとIPアドレスとの対応を把握しているので、syslog等を利用してこれらの情報を取得することにより、呼制御装置112は、登録を要求したRTCクライアントのIPアドレスをキーとして、そのRTCクライアントが属するAP_IDを対応付けることが可能となる。なお、DHCPを利用しない場合であっても、RTCクライアントのIPアドレスとMACアドレスとの対応情報を呼制御装置が参照できれば良い。なお、RTCクライアントの移動時に、第2の実施の形態においては、その移動に伴って、認証サーバおよびDHCPサーバからsyslog等により、上述した情報が呼制御装置112に通知されるようになっている。したがって、AP状態情報テーブル30中、移動元のAPや移動先のAPに関するレコードの更新、登録位置情報テーブルの更新が実現可能である。
次に、本実施例の第3の実施の態様について説明する。第1の実施の形態においては、登録情報をRTCクライアントから、第2の実施の形態においては、認証サーバやDHCPサーバから、登録情報を取得している。第3の実施の形態においては、APからこのような情報を取得している。
APにおいては、通常接続(association)されたクライアントのMACアドレスおよびIPアドレスが対応付けられている。そこで、RTCクライアントからの登録要求があったときに、呼制御装置がAPに対して、これらの情報を問い合わせればよい。ここで、全てのAPに対して問合せするのは非効率であるため、syslog等を利用して、APから呼制御装置に報告させるように構成することも可能である。なお、RTCクライアントの移動時に、第3の実施の形態においては、その移動に伴って、APからsyslog等により、呼制御装置に通知される。したがって、AP状態情報テーブル30中、移動元のAPや移動先のAPに関するレコードの更新、登録位置情報テーブルの更新が実現可能である。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
たとえば、前記実施の形態においては、QoS情報(第2のパラメータ群)をRTCクライアントが、呼制御装置に対して送信しているがこのような構成に限定されるものではなく、SNMP(Simple Network Management Procotol)についてIETFで提案されているRTP−MIB(RFC2959:Real−Time Transport Protocol Management Information Base)を利用して、AP或いはRTCクライアントからQoS情報を取得するように構成しても良い。
また、前記実施の形態において、RTCクライアントの登録の際に、AP状態情報テーブルにおいて、RTC登録数、RTC接続数、および、QoS値を、接続制限情報テーブルの制限値を比較しているが、これに限定されるものではなく、RTC登録数およびQoS値のみを考慮しても良い。
また、本発明を、無線LAN環境だけでなく、RTCクライアントが有線でエッジルータに接続されるような環境においても適用することが可能である。
さらに、前記実施の形態においては、QoS情報として、ジッタ値、パケットロス数、往復遅延時間(RTT)を利用しているが、これに限定されるものではなく、これらの何れか一つ或いは複数が利用されても良いし、他の指標が利用されても良い。
また、前記実施の形態においては、登録の可否を判断するために、RTC登録数(cv_r)とRTC登録数制限値(sv_r)とを比較するとともに、RTC接続数(cv_c)とRTC接続数制限値(sv_c)とを比較しているが(図6のステップ605参照)、これに限定されず、たとえば、RTC登録数(cv_r)とRTC登録数制限値(sv_r)とを比較するように構成しても良い。
図1は、本発明の実施の形態にかかる無線LAN通信環境の全体を示すブロックダイヤグラムである。 図2は、本実施の形態にかかる呼制御装置の構成を示すブロックダイヤグラムである。 図3は、本実施の形態にかかるRTCクライアントの構成を示すブロックダイヤグラムである。 図4(a)は、AP状態情報テーブルのデータ構成を示す図、図4(b)は、接続制限情報テーブル410のデータ構成を示す図である。 図5は、本実施の形態にかかるRTCクライアントの登録・呼制御処理部が送信するメッセージの例を示す図である。 図6は、本実施の形態にかかる呼制御装置で実行される登録処理を示すフローチャートである。 図7は、本実施の形態において、RTCクライアントからの発呼要求や切断要求があった場合に呼制御装置で実行される処理を示すフローチャートである。 図8は、本実施の形態にかかるAP状態情報処理部にて実行される処理を示すフローチャートである。 図9は、本実施の形態にかかるAP状態情報処理部にて実行される処理を示すフローチャートである。 図10は、本発明の第2の実施の形態にかかる呼制御装置の構成を示すブロックダイヤグラムである。 図11は、本実施の形態にかかる呼制御装置で実行される登録処理を示すフローチャートである。
符号の説明
11 ネットワーク
12 呼制御装置
14 AP
15 ルータ
16 RTCクライアント
20 QoS情報受信処理部
22 登録処理部
24 AP状態情報処理部
26 呼制御処理部
28 DB
30 AP状態情報テーブル
32 接続制限情報テーブル
40 QoS送信処理部
42 登録・呼制御処理部
44 メディア転送部

Claims (21)

  1. リアルタイム通信するリアルタイム通信クライアント(RTCクライアント)と、当該RTCクライアントと接続される末端中継装置と、を含むネットワーク環境において、前記RTCクライアントの呼を制御する呼制御方法であって、
    ネットワークおよび前記末端中継装置を介して、RTCクライアントとデータ通信可能な呼制御装置において、
    前記ネットワークを介して、RTCクライアントを特定する情報および当該RTCクライアントの属する末端中継装置の情報を含む第1のパラメータ群を受信するステップと、
    前記RTCクライアントにおけるQoSに関する情報を含む第2のパラメータ群を受信するステップと、
    前記第2のパラメータ群にしたがって、前記RTCクライアントが属する末端中継装置ごとのQoSに関する情報を記憶した状態情報テーブルを更新するステップと、
    前記RTCクライアントによる登録要求、或いは、接続要求を受信したときに、前記第1のパラメータ群に基づき、RTCクライアントおよび当該RTCクライアントが属する末端中継装置を特定し、かつ、前記状態情報テーブルを参照して、前記RTCクライアントが属する末端中継装置のQoSに関する情報を参照して、登録の可否或いは接続の可否を判断するステップと、を備えたことを特徴とする呼制御方法。
  2. 前記状態情報テーブルが、項目として、末端中継装置ごとの、RTCクライアントの登録数を含み、
    前記登録の可否を判断するステップが、前記状態情報テーブル中、前記RTCクライアントが属する末端中継装置に関する登録数を参照して、当該登録の可否を判断するステップを含み、
    かつ、前記登録の可否の判断の結果、登録が可能である場合に、前記状態情報テーブル中、前記RTCクライアントが属する末端中継装置に関する登録数を更新するステップを備えたことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記状態情報テーブルが、項目として、末端中継装置ごとの、RTCクライアントの接続数を含み、
    前記接続の可否を判断するステップが、前記状態情報テーブル中、前記RTCクライアントが属する末端中継装置に関する接続数を参照して、当該接続の可否を判断するステップを含み、
    さらに、前記接続の可否の判断の結果、接続が可能である場合に、前記状態情報テーブル中、前記RTCクライアントが属する末端中継装置に関する接続数を更新するステップを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記接続の可否を判断するステップが、前記状態情報テーブル中、接続相手となるRTCクライアントが属する末端中継装置に関する接続数を参照して、接続の可否を判断するステップを含み、
    さらに、前記接続の可否の判断の結果、接続が可能である場合に、前記状態情報テーブル中、前記接続相手となるRTCクライアントが属する末端中継装置に関する接続数を更新するステップを備えたことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記第2のパラメータ群が、RTCクライアントにおけるパケット遅延時間の揺らぎであるジッタ値、パケットロス数および/または往復遅延時間を含み、
    前記状態情報テーブルを更新するステップが、前記ジッタ値の統計値、パケットロス数の統計値、および/または往復遅延時間の統計値を更新するステップを含むことを特徴とする請求項1ないし4の何れか一項に記載の方法。
  6. 前記状態情報テーブルを更新するステップが、前記ジッタ値の統計値、パケットロス数の統計値、および/または、往復遅延時間の統計値に基づくQoS値を更新するステップを含み、
    前記登録の可否或いは接続の可否を判断するステップが、前記QoS値を参照するステップを含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記登録の可否或いは接続の可否を判断するステップが、参照された項目と、当該項目のそれぞれの閾値を格納した接続制限情報テーブル中の閾値とを比較するステップを含むことを特徴とする請求項1ないし6の何れか一項に記載の方法。
  8. 前記RTCクライアントにおいて、登録要求の際に、前記第1のパラメータ群を送信するステップを備え、
    前記呼制御装置において、前記RTCクライアントから送信された前記第1のパラメータ群を受信することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記RTCクライアントを認証する認証サーバ、および、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバから取得された情報に基づき、前記呼制御装置において、前記第1のパラメータ群を構成することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記呼制御装置において、前記RTCクライアントが属する末端中継装置から前記第1のパラメータ群を取得することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 前記RTCクライアントにおいて、前記第2のパラメータ群を送信するステップを備え、
    前記呼制御装置において、前記RTCクライアントから送信された前記第2のパラメータ群を受信することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記呼制御装置において、前記末端中継装置から、SNMP(Simple Network Management Procotol)を利用した前記第2のパラメータ群を取得することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. リアルタイム通信するリアルタイム通信クライアント(RTCクライアント)と、当該RTCクライアントと有線にて接続される有線用末端中継装置と、を含む有線ネットワーク環境において、前記RTCクライアントの呼を制御する呼制御方法であって、
    前記ネットワークおよび前記有線用末端中継装置を介して、RTCクライアントとデータ通信可能な呼制御装置において、
    前記ネットワークを介して、RTCクライアントを特定する情報および当該RTCクライアントの属する有線用末端中継装置の情報を含む第1のパラメータ群を受信するステップと、
    前記RTCクライアントにおけるQoSに関する情報を含む第2のパラメータ群を受信するステップと、
    前記第2のパラメータ群にしたがって、前記RTCクライアントが属する有線用末端中継装置ごとのQoSに関する情報を記憶した状態情報テーブルを更新するステップと、
    前記RTCクライアントによる登録要求、或いは、接続要求を受信したときに、前記第1のパラメータ群に基づき、RTCクライアントおよび当該RTCクライアントが属する有線用末端中継装置を特定し、かつ、前記状態情報テーブルを参照して、前記RTCクライアントが属する有線用末端中継装置のQoSに関する情報を参照して、登録の可否或いは接続の可否を判断するステップと、を備えたことを特徴とする呼制御方法。
  14. リアルタイム通信するリアルタイム通信クライアント(RTCクライアント)と、当該RTCクライアントと接続される末端中継装置と、を含むネットワーク環境において、ネットワークおよび前記末端中継装置を介して、RTCクライアントとデータ通信可能な呼制御装置であって、
    前記ネットワークを介して、RTCクライアントを特定する情報および当該RTCクライアントの属する末端中継装置の情報を含む第1のパラメータ群を受信する第1の受信手段と、
    前記RTCクライアントにおけるQoSに関する情報を含む第2のパラメータ群を受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段による第2のパラメータ群にしたがって、前記RTCクライアントが属する末端中継装置ごとのQoSに関する情報を記憶した状態情報テーブルを更新する状態情報処理手段と、
    前記RTCクライアントによる登録要求、或いは、接続要求を受信したときに、前記第1のパラメータ群に基づき、RTCクライアントおよび当該RTCクライアントが属する末端中継装置を特定し、かつ、前記状態情報テーブルを参照して、前記RTCクライアントが属する末端中継装置のQoSに関する情報を参照して、登録の可否或いは接続の可否を判断する判断手段と、を備えたことを特徴とする呼制御装置。
  15. 前記状態情報テーブルが、項目として、末端中継装置ごとの、RTCクライアントの登録数を含み、
    前記判断手段が、前記状態情報テーブル中、前記RTCクライアントが属する末端中継装置に関する登録数を参照して、当該登録の可否を判断するように構成され、かつ、
    前記状態情報処理手段が、前記登録の可否の判断の結果、登録が可能である場合に、前記状態情報テーブル中、前記RTCクライアントが属する末端中継装置に関する登録数を更新するように構成されたことを特徴とする請求項14に記載の呼制御装置。
  16. 前記状態情報テーブルが、項目として、末端中継装置ごとの、RTCクライアントの接続数を含み、
    前記判断手段が、前記状態情報テーブル中、前記RTCクライアントが属する末端中継装置に関する接続数を参照して、当該接続の可否を判断するように構成され、かつ、
    前記状態情報処理手段が、前記接続の可否の判断の結果、接続が可能である場合に、前記状態情報テーブル中、前記RTCクライアントが属する末端中継装置に関する接続数を更新するように構成されたことを特徴とする請求項14または15に記載の呼制御装置。
  17. 前記判断手段が、前記状態情報テーブル中、接続相手となるRTCクライアントが属する末端中継装置に関する接続数を参照して、接続の可否を判断するように更新され、かつ、
    前記状態情報処理手段が、前記接続の可否の判断の結果、接続が可能である場合に、前記状態情報テーブル中、前記接続相手となるRTCクライアントが属する末端中継装置に関する接続数を更新するように構成されたことを特徴とする請求項16に記載の呼制御装置。
  18. 前記第2のパラメータ群が、RTCクライアントにおけるパケット遅延時間の揺らぎであるジッタ値、パケットロス数および/または往復遅延時間を含み、
    前記状態情報処理手段が、前記ジッタ値の統計値、パケットロス数の統計値、および/または往復遅延時間の統計値を更新するように構成されたことを特徴とする請求項14ないし17の何れか一項に記載の呼制御装置。
  19. 前記状態情報処理手段が、前記ジッタ値の統計値、パケットロス数の統計値、および/または、往復遅延時間の統計値に基づくQoS値を更新するように構成され、かつ、
    前記判断手段が、前記QoS値を参照するように構成されたことを特徴とする請求項18に記載の呼制御装置。
  20. 前記判断手段が、参照された項目と、当該項目のそれぞれの閾値を格納した接続制限情報テーブル中の閾値とを比較するように構成されたことを特徴とする請求項14ないし19の何れか一項に記載の呼制御装置。
  21. リアルタイム通信するリアルタイム通信クライアント(RTCクライアント)と、当該RTCクライアントと有線にて接続される有線用末端中継装置と、を含むネットワーク環境において、ネットワークおよび前記有線用末端中継装置を介して、RTCクライアントとデータ通信可能な呼制御装置であって、
    前記ネットワークを介して、RTCクライアントを特定する情報および当該RTCクライアントの属する有線用末端中継装置の情報を含む第1のパラメータ群を受信する第1の受信手段と、
    前記RTCクライアントにおけるQoSに関する情報を含む第2のパラメータ群を受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段による第2のパラメータ群にしたがって、前記RTCクライアントが属する有線用末端中継装置ごとのQoSに関する情報を記憶した状態情報テーブルを更新する状態情報処理手段と、
    前記RTCクライアントによる登録要求、或いは、接続要求を受信したときに、前記第1のパラメータ群に基づき、RTCクライアントおよび当該RTCクライアントが属する有線用末端中継装置を特定し、かつ、前記状態情報テーブルを参照して、前記RTCクライアントが属する有線用末端中継装置のQoSに関する情報を参照して、登録の可否或いは接続の可否を判断する判断手段と、を備えたことを特徴とする呼制御装置。
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