JP2006104913A - 木造住宅等の建物増強並びに健康回復住宅工法 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の補強方法では、木材の収縮等により建物との一体化が弱くなる。又、発生するVOC類の有機化合物に対し、その防御措置を行なっていない。本発明は、このような問題を解決しようとするものである。
【解決手段】本発明は、地震国日本において耐震基準の定かでなかった時期又は、本来の施工基準によって施工がなされていない建物に対して、木材の接合面に樹脂等を塗布することにより、簡便な施工方法で、経済的になおかつ早期に施工できる工法です。又この工法は、新築及び増改築工事における建物補強として有効です。又、樹脂及びその他の使用材料から発生するVOC類の有機化合物に対し、抗酸化工法溶液を塗布することにより、化学物質の分解除去を行ないます。
【選択図】 図7
【解決手段】本発明は、地震国日本において耐震基準の定かでなかった時期又は、本来の施工基準によって施工がなされていない建物に対して、木材の接合面に樹脂等を塗布することにより、簡便な施工方法で、経済的になおかつ早期に施工できる工法です。又この工法は、新築及び増改築工事における建物補強として有効です。又、樹脂及びその他の使用材料から発生するVOC類の有機化合物に対し、抗酸化工法溶液を塗布することにより、化学物質の分解除去を行ないます。
【選択図】 図7
Description
本発明は、木造住宅等の建物強度補強と健康回復化を図った建築工法に関する。
従来の建物補強方法は、金物による補強が主であり樹脂による補強方法がありません。又建物から発生する化学物質に対する方法が講じられていないのが現状である。
従来の補強方法では、木材の収縮等により建物との一体感が弱くなる。又、発生するVOC類の有機化合物に対し、その防御措置を行なっていない。本発明は、このような問題を解決しようとするものである。
請求項1から6の発明においては、木造建築における木材の接合面に対して、樹脂等を塗布することにより、より強固な建物の一体感を図るものである。
請求項7の発明においては、樹脂及びその他の使用材料から発生するVOC類の有機化合物に対し、抗酸化工法溶液を塗布することにより、化学物質の分解除去を行ないます。
本発明は、地震国日本において耐震基準の定かでなかった時期又は、本来の施工基準によって施工がなされていない建物に対して、簡便な施工方法により、経済的になおかつ早期に施工できる工法です。又この工法は、新築及び増改築工事における建物補強として有効です。
本発明は、現在社会問題化しているシックハウス症候群対策として、揮発性有機化合物のホルムアルデヒド等の分解除去を抗酸化工法溶液を使用することによって解決します。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
図1においては、請求項1の外壁下地材▲8▼と、柱▲3▼、胴差▲4▼、土台▲2▼、筋違▲6▼、間柱▲5▼との接合部に対して、不織布をベースとする合成樹脂▲7▼を塗布し、各接合部の一体化を図る。尚塗布後、請求項7の抗酸化工法溶液を塗布する。
図2は、図1の水平断面詳細図である。
図3においては、請求項2における、柱▲3▼、土台▲2▼、基礎コンクリート▲1▼に対して、不織布をベースとする合成樹脂▲7▼を塗布し、各接合部の一体化を図る。尚、塗布後、請求項7の抗酸化工法溶液を塗布する。
図4においては、請求項3の柱▲3▼と横架材▲4▼との接合面に対して、不織布をベースとする合成樹脂▲7▼を塗布し、各接合部の一体化を図る。尚、塗布後、請求項7の抗酸化工法溶液を塗布する。
図5においては、請求項4の土台▲2▼及び横架材▲4▼の継手接合面に対して、不織布をベースとする合成樹脂▲7▼を塗布し、各接合部の一体化を図る。尚、塗布後、請求項7の抗酸化工法溶液を塗布する。
図6においては、請求項5の内部下地材▲9▼又は、外壁下地材▲8▼と、柱▲3▼、土台▲2▼、横架材▲4▼との接合面に対して、不織布をベースとする合成樹脂▲7▼を塗布し、各接合部の一体化を図る。尚、塗布後、請求項7の抗酸化工法溶液を塗布する。
図7においては、図6の立面詳細図である。
図8においては、請求項6の横架材▲4▼と接合する小屋束▲10▼との接合面に対して、不織布をベースとする合成樹脂▲7▼を塗布し、各接合部の一体化を図る。尚、塗布後、請求項7の抗酸化工法溶液を塗布する。
▲1▼ 基礎コンクリート
▲2▼ 土台
▲3▼ 柱
▲4▼ 胴差又桁
▲5▼ 間柱
▲6▼ 筋違
▲7▼ 不織布をベースとした合成樹脂
▲8▼ 外壁下地材
▲9▼ 内壁下地材
▲10▼ 小屋束
▲2▼ 土台
▲3▼ 柱
▲4▼ 胴差又桁
▲5▼ 間柱
▲6▼ 筋違
▲7▼ 不織布をベースとした合成樹脂
▲8▼ 外壁下地材
▲9▼ 内壁下地材
▲10▼ 小屋束
Claims (7)
- 木造住宅等の外壁下地材(建物内部面)と、柱、胴差、土台、筋違、間柱等の接合部に対し、布織布(ガラス繊維を含む)をベースとし、上より合成樹脂(FRP樹脂等)を塗布し、各接合部を接合一体化する。
- 木造住宅等の柱、土台、基礎コンクリート面に対し、不織布(ガラス繊維を含む)をベースとし、上より合成樹脂(FRP樹脂等)を塗布し、各接合面を接合一体化する。
- 木造住宅等の柱と、それに接合する胴差及び梁又は、桁(以下「横架材」という)と、その上部に接合する柱のそれぞれの接合面に対し、不織布(ガラス繊維を含む)をベースとし、上より合成樹脂(FRP樹脂等)を塗布し、各接合面を接合一体化する。
- 木造住宅等の土台及び横架材の継手接合面に対し、不織布(ガラス繊維を含む)をベースとし、上より合成樹脂(FRP樹脂等)を塗布し、各接合面を接合一体化する。
- 木造住宅等の内部下地材又は外壁下地材と、柱、土台、胴差の接合面に対し、布織布(ガラス繊維を含む)をベースとし、上より全面に合成樹脂(FRP樹脂等)を塗布し、各接合面を接合一体化する。この場合、
- 木造住宅等の横架材に接合するその上部の小屋組の小屋束の接合面に対し、不織布(ガラス繊維を含む)をベースとし、上より合成樹脂(FRP樹脂等)を塗布し、各接合面を接合一体化する。
- 請求項1から6の、合成樹脂の塗布面に対し、その上から抗酸化工法溶液を全面に塗布する。
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JP2004319849A JP2006104913A (ja) | 2004-10-06 | 2004-10-06 | 木造住宅等の建物増強並びに健康回復住宅工法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112096111A (zh) * | 2020-09-11 | 2020-12-18 | 西安建筑科技大学 | 一种碳纤维筋嵌缝加固的古建筑砖石墙体及其加固施工工艺 |
CN112709456A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-27 | 陕西省建筑科学研究院有限公司 | 土工格栅加固砌体结构房屋的施工方法 |
-
2004
- 2004-10-06 JP JP2004319849A patent/JP2006104913A/ja active Pending
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