JP2006103966A - 鉄筋移載用吊り金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一度に複数本の鉄筋を脱落することなく安全に、玉掛け作業など必要なく簡易に保持させて移載し、また簡易に一本毎取り出せること。
【解決手段】 吊り金具本体を少なくとも左右に吊り上げ連結部材を介して夫々配設し、該吊り金具本体に支持受け金具及び押さえ保持金具を組みとして、上下に所定間隔を持って複数組み夫々配設し、該支持受け金具及び押さえ保持金具は、吊り金具本体の前面より出没状に揺動するように支軸に枢着すると共に該出没の何れかの位置となるように枢着され、また該支持受け金具及び押さえ保持金具の揺動止めを当該吊り金具本体の所定位置に設けている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、鉄筋をトラックなどから鉄筋組み立てなどの作業場にクレーンで移載する鉄筋移載用吊り金具に関する。
従来、トラックなどから鉄筋組み立てなどの作業場に、クレーンで鉄筋を移載することに関して、通常、広く一般に行われているのが、簡易的にワイヤーロープで鉄筋を縛り、また抜け落ち防止のため鉄筋の下部に袋をかぶせた状態で、クレーンで吊り上げて移載する事がよく行われている。
また、吊り金具を使用して鉄筋を移載するものには、一本の鉄筋を吊り金具に把持させ、ワイヤーロープを介してクレーンに吊り下げられた該吊り金具で移載するとした、実施例の鉄筋の吊り金具が提案されている。(例えば、特許文献1参照)
さらに、別の鉄筋移載装置として、コの字状のフォーク板部材1dですくい取るようにして鉄筋を持ち上げ移載するとした、実施例の鉄筋配筋装置が提案されている。(例えば、特許文献2参照)
加えて、本出願人が提案した支持受け金具12及び押さえ保持金具13で柱筋などの仮組みした組物を保持し、移載するとした、実施例の鉄筋仮組施工方法及びその仮組治具が提案されている。(例えば、特許文献3参照)
特開2001−254515号 公報 特開2001−081969号 公報 特開2001−115649号 公報
上述した広く一般的に行われている、単純にワイヤーロープで鉄筋を縛りクレーンで吊り上げ移載するものは、装置など特には必要ないが、鉄筋移載の時のバランスを取るため熟練した玉掛け作業が必要となり、手間がかかり、また簡易に行ってしまうと移載中のバランス等の安全面にも不安があった。
また、特許文献1の鉄筋の吊り金具は、クレーンに吊られている把持部材4に、鉄筋S一本を把持させてクレーンで吊り上げ移載していることが記載されており、建築現場でたくさんの鉄筋を移載するとき、一本毎移載するのでは時間が掛かり、非常に効率が悪く、手間でコスト高となっていた。
さらに、特許文献2の鉄筋配筋装置は、クレーンに吊られているコの字状のフォーク板部材1dで複数本の鉄筋3を一度にすくい取るようにして持ち上げ、該フォーク板部材1dの先端に止めピン6にて鉄筋脱落防止として保持させているが、移載する時、風にあおられたり、物に引っ掛かったりしたとき、又はすくい取ったときのバランスが悪いと鉄筋3が脱落する危険があった。
加えて、特許文献3の鉄筋仮組施工方法及びその仮組治具は、鉄筋の仮組体28を移載する物で、また支持受け金具12及び押さえ保持金具13は、支柱体4に対して常に後ろに倒れるように重心を後方にしており、例えば支持受け金具12でまず鉄筋を受けるとき、手でそれを前側に倒しその状態で鉄筋をそこに乗せることとしているので、その前側に倒した状態を手で保持する必要があり手間であった。
つまり、鉄筋の仮組体28を仮組治具から外すとき、同時に全部、一気に外す必要があり、これは支持受け金具12及び押さえ保持金具13から仮組体28が離れたとき、その吊り上げの邪魔にならないように後方に倒れる必要があるためである。
本発明は、上記課題を有効に達成するために、第1の解決手段として、吊り金具本体を少なくとも左右に吊り上げ連結部材を介して夫々配設し、該吊り金具本体に支持受け金具及び押さえ保持金具を組みとして、上下に所定間隔を持って複数組み夫々配設し、該支持受け金具及び押さえ保持金具は、吊り金具本体の前面より出没状に揺動するように支軸に枢着すると共に該出没の何れかの位置となるように枢着され、また該支持受け金具及び押さえ保持金具の揺動止めを当該吊り金具本体の所定位置に設けることで、容易に移載ができ事としている。
本発明は、上述したそれぞれの手段によって有効な効果が得られるもので、特に、吊り金具本体を少なくとも左右に吊り上げ連結部材を介して夫々配設し、該吊り金具本体に支持受け金具及び押さえ保持金具を組みとして、上下に所定間隔を持って複数組み夫々配設し、該支持受け金具及び押さえ保持金具は、吊り金具本体の前面より出没状に揺動するように支軸に枢着すると共に該出没の何れかの位置となるように枢着され、また該支持受け金具及び押さえ保持金具の揺動止めを当該吊り金具本体の所定位置に設けている、とする解決手段により、
トラックから鉄筋組み立て作業場に、クレーンで一度に複数の鉄筋を脱落させることなく安全に移載でき、またそのとき玉掛け作業など熟練者も必要なく、簡易に保持させて移載する事ができるので、作業時間の短縮となる。
また、鉄筋を鉄筋移載用吊り金具に保持させるときの作業が容易で、そしてトラックよりクレーにて作業現場に移載し、その移載された鉄筋を該鉄筋移載用吊り金具より取り出すときも、安全ピンを取り外し、鉄筋を持ち上げるだけで押さえ保持金具が外れ、また上部に設けられた該金具が邪魔にならず、容易に素早く一本毎取り出せるので作業効率が良く、作業時間の短縮となりコストダウンにつながる。よって本発明は使用上著大な効果を奏する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、図1及び図2において、1は吊り金具本体で、該吊り金具本体1は、略コの字状の板を夫々相反する背中合わせで、所定間隔を有して支持枠体2を形成し、該支持枠体2の該間隔に支持受け金具3及び押さえ保持金具4を組として設け、図示では上下、二カ所に夫々配設している。
なお、支持枠体2の上記所定間隔は、枠支持棒5、5、……を所定位置にそれぞれ配設し、該枠支持棒5、5、……にて所定間隔を支持している。
また、該支持受け金具3は、支持枠体2の所定間隔の略中央で支軸6を介して揺動するように枢着され、支持受け金具3の前方部を支持枠体2の前面より突出させ、そこを鉄筋7の支持受け部8として形成すると共に後端部にバランスウエイトと所定範囲で揺動を止める目的でストッパー板9を設けている。
そして、押さえ保持金具4は、該支持受け金具3を挟持するように支軸10で揺動するように該支持受け金具3の略中央部で枢着し、また支持受け金具3及び押さえ保持金具4を組として鉄筋7を挟み保持する時の形状が、タカなど鳥の曲がった嘴状の形状に形成されている。
該押さえ保持金具4の揺動は、支持受け金具3の支持受け部8とストッパー板9の間で前方又は後方のどちらかに揺動して止まり、また支持受け金具3及び押さえ保持金具4が支持枠体2の前方より出没状に揺動する。
そして、鉄筋7を支持受け金具3とで挟み保持する該押さえ保持金具4が起きあがらないように、安全ピン11で止め、該安全ピン11は、図2に示すように細棒状で支持枠体2を挿通して押さえ保持金具4の起きあがり防止としている。
なお、図1の12は、鉄筋7の太いタイプの鉄筋に対応するための安全ピン11の挿入穴で、該挿入穴12は、支持枠体2を挿通して開設され、太いタイプの鉄筋に対応して、上記と同様に押さえ保持金具4の起きあがり防止としている。
しかして、図1及び図2に示すように、支持受け金具3及び押さえ保持金具4で鉄筋7を保持した状態から、図3及び図4に示すように安全ピン11を抜き、押さえ保持金具4を上方に回動状に揺動させることで、鉄筋7が取り出せる状態になる。
また、支持受け金具3及び押さえ保持金具4の全体の揺動状態は、図5に示すように、支持受け金具3及び押さえ保持金具4が共に後方に倒れ、支持枠体2の前面より引っ込んだ状態で止まる。
つまり、下の段から順に鉄筋7を支持受け金具3に乗せ、押さえ保持金具4で押さえ、安全ピン11にて保持し、逆に取り出すときは、上の段から安全ピン11を外し、押さえ保持金具4を揺動させ、或いは鉄筋をそのまま支持受け金具3の支持受け部8より持ち上げると同時に押さえ保持金具4が揺動して後方に外れ、さらに支持受け金具3も揺動させて後方に外れさせる事で、上部の支持受け金具3及び押さえ保持金具4の突出部分が、その下段の鉄筋7の取り出しのとき邪魔にならず、容易に作業ができる。
しかして、鉄筋7を移載するとき、図6に示すように、ベース13の左右端近傍に吊り金具本体1、1をそれぞれ配設連結し、該吊り金具本体1、1の上端に吊りベース14を連結した状態で、上記したように鉄筋7を該吊り金具本体1、1にセットする。
つまり、図6に示すように、下側の段は、鉄筋7を保持させた状態を示し、上の段は、鉄筋7を乗せて押さえ保持金具4でこれから保持しようとする状態を示しており、その後上の段を安全ピン11で保持させた後、ワイヤー15を介してクレーンで吊り上げ移載する。
なお、本実施例は、吊り金具本体1を左右に配設して鉄筋7を上下二本、それぞれ保持して移載する実施例を示しているが、吊り金具本体1を中央にも配設し、また鉄筋7を上下に多数本保持できるように、支持受け金具3及び押さえ保持金具4を必要数段配設して、移載する鉄筋7の数を増やすようにしても好ましいが、図示は省略した。
本発明の実施例の腰部の側面図である。 本発明の実施例の支持受け金具3及び押さえ保持金具4の要部の正面図である。 押さえ保持金具4の動きを示す要部の側面図である。 図3の正面図である。 支持受け金具3及び押さえ保持金具4の動きを示す要部の側面図である。 本発明の実施例の使用状態を示す要部の正面図である。
符号の説明
1 吊り金具本体
3 支持受け金具
4 押さえ保持金具
6 支軸
7 鉄筋
8 支持受け部
9 ストッパー板
10 支軸
11 安全ピン
13 ベース
14 吊りベース

Claims (1)

  1. 吊り金具本体を少なくとも左右に吊り上げ連結部材を介して夫々配設し、該吊り金具本体に支持受け金具及び押さえ保持金具を組みとして、上下に所定間隔を持って複数組み夫々配設し、該支持受け金具及び押さえ保持金具は、吊り金具本体の前面より出没状に揺動するように支軸に枢着すると共に該出没の何れかの位置となるように枢着され、また該支持受け金具及び押さえ保持金具の揺動止めを当該吊り金具本体の所定位置に設けたことを特徴とする鉄筋移載用吊り金具。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011231544A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Shimizu Corp 鉄骨建方用吊り治具およびこれを用いた鉄骨建て込み方法
JP2017043952A (ja) * 2015-08-26 2017-03-02 東急建設株式会社 鉄筋地組装置および地組鉄筋施工方法
JP2020084701A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 山本建設 株式会社 鉄筋支持構造、鉄筋支持モジュール、及び鉄筋支持治具
JP2020183642A (ja) * 2019-05-07 2020-11-12 株式会社向山工場 鉄筋保持装置
JP7487016B2 (ja) 2020-06-11 2024-05-20 清水建設株式会社 鉄筋間配り装置および鉄筋間配り方法

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