JP2006098505A - 電子機器及び連結部材 - Google Patents

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浩司 宮
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Abstract

【課題】部品点数を削減できる電子機器を提供する。
【解決手段】電子部品27が搭載されたメイン基板25と、少なくとも一部が導電性である前面カバー21と、メイン基板25の面に挿通され、メイン基板25のグランド82に接続される導電性のミッドブリッジ72と、前面カバー21の導電性部分とミッドブリッジ72とを固定する導電性のねじ102とを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、デジタルカメラ等の電子機器、より詳細には、外装カバーが導電性を有する電子機器に関するものである。
金属製の外装カバーと基板とを接続することにより、基準電位を安定させる等の効果を奏する技術が提案されている。例えば、特許文献1では、シールド板31、論理パッケージ9(プリント基板)、下部ケース2を所定の間隔で積層的に配置するとともに、これら部材に垂直な曲げ部31b、パッケージホルダ17、後面部2Bをそれぞれの部材の縁部に設け、曲げ部31b、パッケージホルダ17、後面部2Bを重ねてねじ止めする技術が開示されている。なお、部材間の電気的な接続に金具及びねじを利用するものとして、例えばメインシャーシとパネル枠とでアース金具を挟持して固定し、飾りプレートとアース金具とをバネル枠を挟んでねじ止めすることにより、メインシャーシ、アース金具、ねじ、飾りプレートの順で電気的に接続する技術も知られている。
特開平7−183684号公報
しかし、特許文献1では、基板と外装カバーとを接続するために、基板等の各要素に対して垂直に延びる接続用の部材又は部分をそれぞれ設けており、部品点数が多い。
本発明の目的は、部品点数を削減できる電子機器及び連結部材を提供することにある。
本発明の電子機器は、電子部品が搭載されると共に、孔部または切欠き部を有する回路基板と、少なくとも一部に導電性部分を有する外装カバーと、前記回路基板の孔部または切欠き部に挿通されると共に該回路基板と電気的接続が可能な連結部材と、前記外装カバーの導電性部分と前記連結部材とを固定する固定部材と、を備える。
好適には、前記連結部材は、前記外装カバーに対する前記回路基板の移動を規制する位置決め部を有する。
好適には、前記回路基板は、積層された複数の基板で構成されると共に、前記連結部材の位置決め部は、前記複数の基板それぞれの前記積層した方向への移動を規制する。
好適には、前記回路基板と前記外装カバーとは積層して配置されると共に、前記連結部材は前記積層の方向に延在して形成される。
好適には、前記回路基板と前記外装カバーとは積層して配置されると共に、前記外装カバーに設けられた前記積層方向に延在する側方部を更に備え、前記側方部は、少なくとも一部に前記導電性部分を有すると共に前記回路基板の前記外装カバーと対向しない面の平面位置まで延在するよう形成され、前記固定部材は、前記対向しない面側にて前記連結部材と前記側方部の前記導電性部材とを固定する。
好適には、前記外装カバーは、前記回路基板を挟んで少なくとも一部に前記導電性部分を有する第1カバーと第2カバーとで構成されると共に、前記連結部材は、前記固定部材により前記第1カバーの前記導電性部分及び前記第2カバーの導電性部分それぞれと固定されている。
好適には、前記連結部材は、本体部と、前記固定部材による前記導電性部分との固定のための前記本体部に設けられた孔部と、前記本体部の端部に設けられると共に前記回路基板の孔部または切欠き部に挿通される前記本体部より幅の狭い挿通部と、を有する。
好適には、前記連結部材は略板状の形状を有し、前記連結部の両端部にそれぞれ前記挿通部を設ける。
好適には、前記連結部材は一枚の板金で形成されると共に、前記板金の端部の一部を折り曲げることにより前記一部以外の部分で前記挿通部を形成する。
好適には、前記連結部材は、前記回路基板の基準電位、電源、アースの何れかに電気的に接続される。
本発明の連結部材は、電子部品が搭載されると共に孔部または切欠き部を有する回路基板と、少なくとも一部に導電性部分を有する外装カバーと、を備える電子機器に設けられる導電性の部材であって、前記回路基板の孔部または切欠き部に挿通可能な挿通部と、前記導電性部分に固定可能な固定部と、を備え、前記回路基板と電気的接続が可能である。
好適には、実装機により自動的に前記回路基板に実装可能である。
本発明の電子機器によれば、部品点数を削減できる。
図1(a)及び図1(b)は、それぞれ本発明を適用したデジタルカメラ1の概観斜視図である。デジタルカメラ1は、横長薄型の直方体状の筐体2と、筐体2の前面側から被写体を撮像するための撮像ユニット3と、筐体2の背面に画像を表示する表示部4と、筐体2の右側側面からバッテリ(電池)を挿入又は取り出しするためのバッテリ挿入部5とを備えている。表示部4は例えば液晶表示装置(LCD)により構成される。バッテリ挿入部5は蓋体5aを開閉可能に構成されている。なお、デジタルカメラ1は、上面側のカバー7に設けられるレリーズボタン6等の各種の操作部も備えている。
図2及び図3は、それぞれデジタルカメラ1を前面側、背面側から見た分解斜視図、図4は図1のIV−IV線における断面図である。ただし、レリーズボタン6が設けられる上面側のカバー7や撮像ユニット3等の一部の要素を省略して示している。デジタルカメラ1は、前面側から背面側へ、前面カバー(外装カバー)21、前面側基体22、バッテリ23、背面側基体24、メイン基板25及び背面カバー26(外装カバー)を積層して備えている。なお、前面側基体22と前面カバー21との間には、メモリーカードのスロット等が設けられる前面側基板71も設けられる(図7参照)。
前面側基体22及び背面側基体24は、例えば樹脂により形成される。前面側基体22は筐体2と略同様の広さに形成され、バッテリ非挿入部側には撮像ユニット3を配置するための開口部22aが、バッテリ挿入部側にはバッテリ23を収納するための凹部22bが形成されている。背面側基体24は、筐体2の略半分の広さに形成され、バッテリ23を収納するための凹部24bが設けられている。前面側基体22と背面側基体24とが重ね合わされると、凹部22b及び凹部24bにより、バッテリ収納部41が形成される(図5参照)。なお、前面側基体22及び背面側基体24は、それぞれに設けられた突部、孔部などを嵌合させて位置決めされ、ねじにより固定される。
凹部22bには、縁部を残して孔部22cが形成されている。従って、バッテリ23は凹部22bの縁部により枠支持される。バッテリ23又はバッテリ収納部41の前面側には、部材が配置されない放熱空間42が孔部22cを含んで形成される(図4参照)。なお、バッテリ23の全周に亘ってバッテリ23を枠支持する必要はなく、孔部22cの一端面によりバッテリ23の少なくとも一部を支持可能であればよい。例えば、孔部22cの上縁部及び下縁部のみで支持してもよい。
メイン基板25は、例えばパターン層、絶縁層、グランド層、電源層を積層した多層式のプリント基板として構成されている。メイン基板25は筐体2の左右に亘って延びているが、撮像ユニット3を配置するためにバッテリ非挿入部側の大部分は切り欠かれて空所となっている。メイン基板25の両面には主として表示部4を駆動制御するためのIC等の各種電子部品27が配置されている。ただし、比較的発熱量の多い電子部品27が前面側のバッテリ挿入部側へ、比較的発熱量の少ない電子部品27が背面側へ配置されている。比較的発熱量の多い電子部品には、例えば、AFE(Analog Front End)、DSP(Digital Signal Processor)が含まれる。メイン基板25は背面側基体24に設けられた複数の突部24cに支持され、また、背面側基体24の背面側に各電子部品27に対応して凹部24dがそれぞれ設けられることにより、電子部品27と背面側基体24との間にはクリアランスが設けられている。メイン基板25は例えばねじにより背面側基体24及び前面側基体22に固定される。
図6は、図1(a)のVI−VI線における断面図であり、撮像ユニット3の構成及び配置を概念的に示している。図の左側がデジタルカメラ1の前面側である。撮像ユニット3と、バッテリ収納部41及びメイン基板25を含む制御ユニット61とは、デジタルカメラ1の左右方向において並列になるように配置されている。撮像ユニット3は、例えば複数のレンズ62と、シャッター63と、CCD等の撮像素子64とを含んで構成されている。
図7は、前面カバー21、前面側基板71、メイン基板25及び背面カバー26の接続状態を示す分解斜視図である。前面カバー21は、例えば金属で形成され、筐体2の前面を構成する前面部21aと、前面部21aからメイン基板25等の積層方向へ延び、筐体2の下面を構成する下面部21bとを備えている。前面部21aの左側には撮像ユニット3を配置するための開口窓21cが設けられ、下面部21bには前面カバー21を前面側基体22にねじ止めするための孔部21dが設けられている。また、背面カバー26は、例えば金属で形成され、筐体2の背面を構成する背面部26aと、背面部26aからメイン基板25等の積層方向へ延び、筐体2の下面を構成する下面部26bとを備えている。背面部26aには表示部4を配置するための開口窓26cが設けられ、下面部26bには背面カバー26を前面側基体22にねじ止めするための孔部26dが設けられている。前面側基板71はメイン基板21と同様に多層式のプリント基板として構成されている。カバー21、26、基板25、71の下方側には、当該要素を電気的に接続するために、当該要素に略直交する方向に延びるミッドブリッジ72(連結部材)が設けられている。
図8は、ミッドブリッジ72の斜視図である。なお、図8〜図10の説明において、前面カバー21と背面カバー26とを特に区別する必要がない場合、及び、前面側基板71とメイン基板25とを特に区別する必要がない場合は、一方のみを説明し、他方については符号のみ括弧書きで示す。ミッドブリッジ72は例えば一枚の板金から形成され、本体部73と、端部74とを備えている。本体部73の両端側には孔部75が、中央には切り欠き部78が設けられている。孔部75の縁部からは環状の壁部79が上方へ延びている。また、本体部73の両端側は中央側よりも幅が広く形成されている。端部74は、一部を下面へ折り曲げて形成した緩衝部77と、残りの部分により形成され、本体部73の両端側よりも幅の狭い挿通部76とを備えている。挿通部76は本体部73よりも上方へ位置するように、上方へ折り曲げてからメイン基板25(71)側へ再度折り曲げて形成されている。
図9は、ミッドブリッジ72が前面側基体22等に取り付けられた状態を示す断面図である。なお、図10(b)のIX−IX線における断面図に相当する。前面側基体22の下方位置には、前後方向(紙面では左右方向)に貫通する開口部91と、前面側基体22の下面部92から開口部91内部へ突出する突部93とが設けられている(図12も参照)。ミッドブリッジ72を開口部91に挿通して突部93に切り欠き部78を嵌合させることにより、ミッドブリッジ72は前面側基体22に対して位置決めされる。
メイン基板25(71)の下方には切り欠き部81が設けられており(図8参照)、切り欠きによって形成された空所に挿通部76が挿通され、ミッドブリッジ72とメイン基板25(71)のグランド層82とが電気的に接続される。そして、メイン基板25(71)とミッドブリッジ72とは半田付けにより固定される。
図10(a)は、前面カバー21(26)の孔部21d(26d)付近を示す上面図であり、図10(b)は、図10(a)の状態から更にミッドブリッジ72を載置して示す上面図である。下面部92の下面側には、前面カバー21(26)の孔部21d(26d)の縁部において上方に突出する環状の当接部101が当接する(図9も参照)。下面部92は、孔部21d(26d)と略一致するアーチ状の空所95と、当該アーチ状の空所より幅の広い長方形の空所96とが形成されるように切り欠かれている(図12も参照)。この上にミッドブリッジ72が上述したように位置決めして載置されると、図10(b)に示すように、緩衝部77が空所96に嵌合する。そして、図9に示すように、下方から金属製のねじ102が前面カバー21(26)の孔部21d(26d)、前面側基体22の空所95を貫通し、ミッドブリッジ72の孔部75へ螺合され、前面カバー21(26)、前面側基体22、ミッドブリッジ72は固定される。なお、孔部75(壁部79)は雌ねじ部として機能している。また、ミッドブリッジ72は、実装機により自動的にメイン基板25、背面側基板71に実装可能である。
図11及び図12は、バッテリ23とメイン基板25とを接続するための導電部材111を、メイン基板25に取り付けた状態及び取り付ける前の状態でそれぞれ示す斜視図である。導電部材111は、例えば金属により形成され、バッテリ23と接続される第1端子112と、メイン基板25と接続される第2端子113とを備えている。導電部材111は、第1端子112及び第2端子113の接続部分にて略直角に折り曲げられてL字状に形成されている。
第2端子113は、導電部材111をメイン基板25に固定するための締結部として、ねじ孔114と、第1端子112とは反対側の縁部から突出する半田付け部115とを有している。また、第2端子113は、ねじ孔114の両側に配置された位置決め用の孔部116と、第1端子側へ延びる縁部に沿って設けられ、メイン基板25に対して垂直に延びる壁部117とを有している。
メイン基板25は、第2端子113と接続するための接続部121を左側縁部に備えている。接続部121は、第2端子113よりやや広い面積に亘ってメイン基板25の背面側に設けられる金属箔122と、金属箔122を貫通するように設けられたねじ孔123と、ねじ孔123の両側に配置された位置決め用の孔部124とを有している。上方の接続部121の左側には、第1端子112及び第2端子113の接続部分と同程度の幅を有する切り欠き部125が、下方の接続部121の左側端部には、第1端子112及び第2端子113の接続部分と同程度の幅を有する孔部126がそれぞれ設けられている。
背面側基体24は、背面側に突出し、メイン基板25を支持する支持部131を備えている。支持部131は、ねじ孔132と、ねじ孔132の両側に設けられた位置決め用の突部133とを有している。突部133の高さはメイン基板25の厚さよりも大きく設定されている。また、背面側基体24は、第1端子112を挿入可能な孔部134を支持部131の左側に備えている。当該孔部134は、バッテリ23が収容される空間の左側端部(バッテリ挿入部5から見て最奥部)に貫通する。
メイン基板25は、孔部124を突部133に嵌合させて位置決めされる。導電部材111は、孔部124を介してメイン基板25上に突出する突部133に孔部116を嵌合させるとともに、切り欠き部125又は孔部126に第1端子112を挿入して位置決めされる。このとき、第1端子112はメイン基板25に対して略垂直に挿入されメイン基板25の前面側に配置され、第2端子113はメイン基板25の背面側に沿って載置される。換言すれば、第2端子113がメイン基板25に対し第1端子111と反対側に配置されている。また、第1端子112は孔部134へ挿入され、バッテリ挿入部5から見てバッテリ収納部41の最奥部に位置する。そして、ねじ135をねじ孔114、123へ貫通させて、ねじ孔132に螺合させることにより、背面側基体25、メイン基板25及び導電部材111は互いに固定される。また、半田付け部115を金属箔122に半田付けすることにより、導電部材111はメイン基板25に更に固定される。組み立て後、バッテリ23が端子側を最奥部に向けてバッテリ挿入部5から挿入されることにより、バッテリ23は第1端子112と接続される。なお、ねじ135は例えば金属で形成され、導電性を有している。
図13は、上述の組み立てを一度行った後、メイン基板25を背面側基体24から取り外した状態を示している。導電部材111は、半田付け部115においてメイン基板25に対して半田付けされているため、メイン基板25と一体的に背面側基体24から取り外される。
以上の実施形態によれば、単一の部材であるミッドブリッジ72によりメイン基板25と前面カバー21及び背面カバー26とを電気的に接続しているので部品点数が削減される。また、部品の小型化、機器の小型化も可能である。なお、デジタルカメラ1を、非導電性の基体と、前記基体に積層される回路基板と、前記基板及び前記基体を積層方向において挟むように配置され、前記基体によって互いに隔離されている導電性の第1及び第2のカバーと、前記回路基板と電気的に接続され、前記第1及び第2のカバーにそれぞれ固定される導電性の結合部材とを備えることを特徴とする電子機器として捉えてもよい。この場合、(1)カバー21、26の基体22、24への固定、(2)基板25、71とカバー21、26との電気的な接続、(3)前面カバー21と背面カバー26との電気的な接続の3つをミッドブリッジ72のみによって行うことができる。
また、メイン基板25(前面側基板71)の切り欠き部81とミッドブリッジ72の挿通部76とを当接させて挿通部76を位置決め部として機能させることにより、部品点数が削減される。また、簡易な部品で組み立て作業の効率化、帯電防止が可能となる。
メイン基板25(71)の前面カバー21(26)に対向する面の背面側にてミッドブリッジ72と前面カバー21(26)とを固定し、当該背面側から挿通部76をメイン基板25に挿通しているので、メイン基板25(71)と前面カバー21(26)との距離を短くして小型化を図ることができ、また、ねじ止め部を側方側に配置できるので、筐体前面(背面)の外観を損なうことがない。
ミッドブリッジ72は、一枚の板金で形成され、板金に孔部75を設けて固定部とし、端部74の一部を下方へ折り曲げて、端部の他の部分を挿通部76としているため、簡便に挿通部76を形成することができる。また、下方へ折り曲げられた端部(緩衝部77)は、前面側カバー21(26)に当接して座金として機能するので、ねじ止めを確実に行うことができる。
本発明は以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施してよい。
電子機器は、回路基板と、少なくとも一部が導電性の外装カバーとを有するものであればよく、デジタルカメラに限られない。例えば携帯端末やビデオデッキでもよい。連結部材は回路基板の基準電位、電源、アースのいずれかに電気的に接続可能であればよい。
連結部材と回路基板との位置決め又は固定は、回路基板側の空所及び連結部材の形状を適宜に設定して行ってよい。図14(a)及び(b)にメイン基板25(前面側基板71)と連結部材との位置決めの変形例を示す。図14(a)は斜視図、図14(b)は平面図である。
ミッドブリッジ161は、挿通部162が折り曲げ加工されていない点でミッドブリッジ72と相違する。また、メイン基板25(71)には挿通部162と嵌合する孔部164が設けられている。挿通部162が孔部164に挿通されると、メイン基板25は、挿通部162によってメイン基板25に平行な方向への位置決めがなされる。また、緩衝部を形成するために折り曲げ加工した折り曲げ部163がメイン基板25(71)に当接して基板に直交する方向の位置決めがなされる。また、当該直交する方向の位置決めによって、メイン基板25及び前面側基板71は所定間隔になるように位置決めされる。なお、挿通部162及び折り曲げ部163は位置決め部として機能している。
本発明を適用したデジタルカメラの概観を示す斜視図である。 図1のデジタルカメラを分解して示す斜視図である。 図1のデジタルカメラを分解して示す斜視図である。 図1のIV−IV線における断面図である。 図1のデジタルカメラの基体を示す斜視図である。 図1のデジタルカメラの撮像ユニットを示す概念図である。 図1のデジタルカメラの外装カバー等の接続状態を示す分解斜視図である。 図1のデジタルカメラのミッドブリッジを示す斜視図である。 図8のミッドブリッジの取り付け状態を示す断面図である。 図8のミッドブリッジの取り付け状態を示す上面図である。 図1のデジタルカメラの導電体を基板に取り付けられた状態で示す斜視図である。 図1のデジタルカメラの導電体を取り付け前の状態で示す斜視図である。 図1のデジタルカメラを組み立てた後に分解した場合の導電体を示す斜視図である。 ミッドブリッジの変形例を示す図である。
符号の説明
27…電子部品、25、71…回路基板、21、26…外装カバー、72…連結部材、102…固定部材。

Claims (12)

  1. 電子部品が搭載されると共に、孔部または切欠き部を有する回路基板と、
    少なくとも一部に導電性部分を有する外装カバーと、
    前記回路基板の孔部または切欠き部に挿通されると共に該回路基板と電気的接続が可能な連結部材と、
    前記外装カバーの導電性部分と前記連結部材とを固定する固定部材と、
    を備える電子機器。
  2. 前記連結部材は、前記外装カバーに対する前記回路基板の移動を規制する位置決め部を有する請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記回路基板は、積層された複数の基板で構成されると共に、前記連結部材の位置決め部は、前記複数の基板それぞれの前記積層した方向への移動を規制する請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記回路基板と前記外装カバーとは積層して配置されると共に、前記連結部材は前記積層の方向に延在して形成された請求項1乃至3の何れかに記載の電子機器。
  5. 前記回路基板と前記外装カバーとは積層して配置されると共に、
    前記外装カバーに設けられた前記積層方向に延在する側方部を更に備え、
    前記側方部は、少なくとも一部に前記導電性部分を有すると共に前記回路基板の前記外装カバーと対向しない面の平面位置まで延在するよう形成され、前記固定部材は、前記対向しない面側にて前記連結部材と前記側方部の前記導電性部材とを固定する請求項1乃至4の何れかに記載の電子機器。
  6. 前記外装カバーは、前記回路基板を挟んで少なくとも一部に前記導電性部分を有する第1カバーと第2カバーとで構成されると共に、前記連結部材は、前記固定部材により前記第1カバーの前記導電性部分及び前記第2カバーの導電性部分それぞれと固定されている請求項1乃至4の何れかに記載の電子機器。
  7. 前記連結部材は、本体部と、前記固定部材による前記導電性部分との固定のための前記本体部に設けられた孔部と、前記本体部の端部に設けられると共に前記回路基板の孔部または切欠き部に挿通される前記本体部より幅の狭い挿通部と、を有する請求項1乃至6に記載の電子機器。
  8. 前記連結部材は略板状の形状を有し、前記連結部の両端部にそれぞれ前記挿通部を設けた請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記連結部材は一枚の板金で形成されると共に、前記板金の端部の一部を折り曲げることにより前記一部以外の部分で前記挿通部を形成した請求項7又は8に記載の電子機器。
  10. 前記連結部材は、前記回路基板の基準電位、電源、アースの何れかに電気的に接続される請求項1乃至9の何れかに記載の電子機器。
  11. 電子部品が搭載されると共に孔部または切欠き部を有する回路基板と、少なくとも一部に導電性部分を有する外装カバーと、を備える電子機器に設けられる導電性の部材であって、
    前記回路基板の孔部または切欠き部に挿通可能な挿通部と、
    前記導電性部分に固定可能な固定部と、を備え、
    前記回路基板と電気的接続が可能であることを特徴とする連結部材。
  12. 実装機により自動的に前記回路基板に実装可能である請求項11に記載の連結部材。
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JP2022077037A (ja) * 2019-04-23 2022-05-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置
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