JP2006095201A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Masaji Hamazaki
正司 浜崎
Noriyasu Tanaka
紀康 田中
Hiroyuki Torigoe
宏幸 鳥越
Hidekazu Shinagawa
秀和 品川
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Abstract

【課題】 図柄表示部を二つ設けても、良好なサウンド演出やランプ演出を行うことができるようにする。
【解決手段】 第一始動口14に対する遊技球の入賞に応じて、第一の特別図柄を変動表示する第一図柄表示部(16、18)と、第二始動口15に対する遊技球の入賞に応じて、第二の特別図柄を変動表示する第二図柄表示部(17、19)と、各図柄表示部の図柄変動パターンに応じて、サウンド演出を行う音声制御基板29と、各図柄表示部の図柄変動パターンに応じて、ランプ演出を行うランプ制御基板30とを備えるパチンコ遊技機1において、第一図柄表示部に係るサウンド演出及び/又はランプ演出と、第二図柄表示部に係るサウンド演出及び/又はランプ演出との重複を避けるために、いずれかの図柄表示部に係るサウンド演出及び/又はランプ演出を優先させる演出優先手段を設ける。
【選択図】 図5

Description

本発明は、二つの図柄表示部を備えるパチンコ遊技機などの弾球遊技機に関する。
始動口に対する遊技球の入賞に応じて、特別図柄を変動表示すると共に、特別図柄に係る抽選に当選したとき、大入賞口を開放動作させる弾球遊技機が普及している。この種の弾球遊技機では、特別図柄抽選に当選することが最大の関心事であるため、始動口に多くの遊技球を入賞させることだけが遊技の目的となり、遊技が単調になり易いという問題がある。
そこで、始動口及び図柄表示部をそれぞれ二個ずつ備える弾球遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このような弾球遊技機によれば、特別図柄に係る抽選機会が増えるだけでなく、二つの図柄表示部で趣向の異なる演出を行うことにより、弾球遊技機の遊技性を高めることが可能になる。
特開2003−260248号公報
ところで、この種の弾球遊技機では、遊技性を高めるために、サウンド演出やランプ演出が行われている。通常、サウンド演出やランプ演出の演出パターンは、図柄表示部の図柄変動パターンに対応しており、特に、リーチ時には、派手な演出が行われている。
しかしながら、特許文献1に示すように、図柄表示部を二つ設けた場合、各図柄表示部に係るサウンド演出やランプ演出が重複し、演出効果が低下する可能性があり、特に、リーチに係るサウンド演出やランプ演出が重複した場合には、演出効果の低下が顕著である。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、第一始動口に対する遊技球の入賞に応じて、第一の特別図柄を変動表示する第一図柄表示部と、第二始動口に対する遊技球の入賞に応じて、第二の特別図柄を変動表示する第二図柄表示部と、各図柄表示部の図柄変動パターンに応じて、サウンド演出を行うサウンド制御手段と、各図柄表示部の図柄変動パターンに応じて、ランプ演出を行うランプ制御手段とを備える弾球遊技機において、前記第一図柄表示部に係るサウンド演出及び/又はランプ演出と、前記第二図柄表示部に係るサウンド演出及び/又はランプ演出との重複を避けるために、いずれかの図柄表示部に係るサウンド演出及び/又はランプ演出を優先させる演出優先手段を備えることを特徴とする。このように構成すれば、図柄表示部を二つ設けても、各図柄表示部に係るサウンド演出やランプ演出の重複を回避し、良好なサウンド演出やランプ演出を行うことができる。
また、前記演出優先手段は、優先対象となる図柄表示部を、遊技者の選択操作に応じて切換えることを特徴とする。このように構成すれば、遊技者の好みに応じて優先対象となる図柄表示部を選択し、そのサウンド演出やランプ演出を楽しむことができる。
また、前記演出優先手段は、各図柄表示部の図柄変動パターン毎に優先順位を予め定め、この優先順位に従って優先対象となる図柄表示部を決定することを特徴とする。このように構成すれば、各図柄表示部の図柄変動パターンに応じて、優先対象となる図柄表示部を自動的に選択し、サウンド演出やランプ演出を最適化することができる。
また、前記演出優先手段は、優先対象の図柄表示部に係るサウンド演出の音量を、他方の図柄表示部に係るサウンド演出の音量よりも高くすることを特徴とする。このように構成すれば、一方の図柄表示部に係るサウンド演出を優先しつつ、他方の図柄表示部に係るサウンド演出も行うことができる。
また、第一始動口に対する遊技球の入賞に応じて、第一の特別図柄を変動表示する第一図柄表示部と、第二始動口に対する遊技球の入賞に応じて、第二の特別図柄を変動表示する第二図柄表示部と、各図柄表示部の図柄変動パターンに応じて、サウンド演出を行うサウンド制御手段と、各図柄表示部の図柄変動パターンに応じて、ランプ演出を行うランプ制御手段とを備える弾球遊技機において、前記第一図柄表示部に係るサウンド演出及び/又はランプ演出と、前記第二図柄表示部に係るサウンド演出及び/又はランプ演出とが重複するとき、別途用意した重複時専用のサウンド演出及び/又はランプ演出を行う重複時演出手段を備えることを特徴とする。このように構成すれば、図柄表示部を二つ設けても、各図柄表示部に係るサウンド演出やランプ演出の重複を回避し、良好なサウンド演出やランプ演出を行うことができる。
また、第一始動口に対する遊技球の入賞に応じて、第一の特別図柄を変動表示する第一図柄表示部と、第二始動口に対する遊技球の入賞に応じて、第二の特別図柄を変動表示する第二図柄表示部と、各図柄表示部の図柄変動パターンに応じて、サウンド演出を行うサウンド制御手段と、各図柄表示部の図柄変動パターンに応じて、ランプ演出を行うランプ制御手段とを備える弾球遊技機において、前記第一図柄表示部に係るサウンド演出及び/又はランプ演出と、前記第二図柄表示部に係るサウンド演出及び/又はランプ演出との重複を避けるために、第一及び第二図柄表示部の同時リーチを禁止する同時リーチ禁止手段を備えることを特徴とする。このように構成すれば、図柄表示部を二つ設けても、各図柄表示部のリーチに係るサウンド演出やランプ演出が重複することを回避し、良好なサウンド演出やランプ演出を行うことができる。
以上のように構成された本発明によれば、図柄表示部を二つ備えるものでありながら、各図柄表示部に係るサウンド演出やランプ演出の重複を回避し、良好なサウンド演出やランプ演出を行うことができる。これにより、サウンド演出やランプ演出の重複による演出効果の低下を回避し、延ては、遊技性の向上を図ることができる。
[パチンコ遊技機の基本構成]
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1はパチンコ遊技機(弾球遊技機)であって、該パチンコ遊技機1は、パチンコ島に固定される外枠2に対して、開閉自在に取り付けられている。パチンコ遊技機1の側方隣接位置には、台間玉貸し機3が並設され、この台間玉貸し機3に、現金又はプリペイドカードを投入することにより、台間玉貸し機3又はパチンコ遊技機1から遊技球が貸し出され、パチンコ遊技が可能になる。
パチンコ遊技機1の正面は、遊技球が発射される遊技盤4と、その前方を覆う開閉自在なガラス枠5と、遊技球を溜める上皿6と、上皿6の余剰球を溜める下皿7と、遊技球の発射操作を行う発射ハンドル8と、遊技球の貸出操作を行う貸出操作部9と、効果音を出力するスピーカ10とを備えており、また、パチンコ遊技機1の背面は、払出用の遊技球を溜める遊技球タンク11と、遊技球タンク11内の遊技球を上皿6に払い出す賞球払出装置12と、遊技球を発射する発射モータ13と、後述する各種の制御基板とを備えている。
図3に示すように、遊技盤4には、第一始動口14、第二始動口15、第一特別図柄表示装置(第一図柄表示部)16、第二特別図柄表示装置(第二図柄表示部)17、第一演出図柄表示装置(第一図柄表示部)18、第二演出図柄表示装置(第二図柄表示部)19、大入賞口20、特別電動役物(大入賞口開閉機構)21等が配置されている。第一始動口14に遊技球が入賞すると、第一の特別図柄に係る抽選処理が行われ、第二始動口15に遊技球が入賞すると、第二の特別図柄に係る抽選処理が行われる。第一又は第二の特別図柄に係る抽選に当選すると、特別電動役物21が連続的に開閉動作(例えば、15ラウンド)され、遊技者が多くの遊技球を獲得できる。
第一及び第二特別図柄表示装置16、17は、演出図柄表示装置18、19に比べて簡易な表示デバイス、例えば7セグメントLEDや8セグメントLEDを用いて構成されている。第一特別図柄表示装置16は、第一始動口14に対する遊技球の入賞に応じて、第一特別図柄を変動表示し、これを所定時間後に停止させる。また、第二特別図柄表示装置17は、第二始動口15に対する遊技球の入賞に応じて、第二の特別図柄を変動表示し、これを所定時間後に停止させる。第一及び第二特別図柄表示装置16、17が停止表示する特別図柄は、特別図柄抽選の当り/外れを示すものであれば特に制限はない。例えば、特別図柄表示装置16、17が1桁表示の7セグメントLEDで構成される場合は、外れのとき「−」、ノーマル当りのとき「1」、「2」、「4」、「6」、「8」、「9」、確変当りのとき「3」、「5」、「7」を表示する。
第一及び第二演出図柄表示装置18、19は、特別図柄表示装置16、17に比べて表現力の高い表示デバイス、例えば液晶パネルを用いて構成されている。第一演出図柄表示装置18は、第一始動口14に対する遊技球の入賞に応じて、第一の特別図柄に係る演出図柄を変動表示し、これを所定時間後に停止させる。また、第二演出図柄表示装置19は、第二始動口15に対する遊技球の入賞に応じて、第二の特別図柄に係る演出図柄を変動表示し、これを所定時間後に停止させる。第一及び第二演出図柄表示装置18、19が表示する演出図柄は、特別図柄抽選の当り/外れを示すものであれば特に制限はない。例えば、3つの図柄を変動表示し、当りのときは同じ図柄で停止させる。また、第一及び第二演出図柄表示装置18、19においては、図柄表示だけでなく、リーチ予告演出、スーパーリーチ演出、大当り演出など、様々な演出表示を行うことができる。尚、本実施形態では、特別図柄表示装置16、17と演出図柄表示装置18、19を別々に設けているが、いずれかの図柄表示装置において特別図柄と演出図柄を表示するようにしてもよい。
次に、パチンコ遊技機1の基板構成について、図4を参照して説明する。図4に示すように、パチンコ遊技機1は、少なくとも主基板22と、該主基板22からの演出コマンドに応じて、演出処理を行う周辺基板23とを備えている。本実施形態の主基板22は、主制御基板24、払出制御基板25、発射モータ制御基板26及び特別図柄表示制御基板27を含み、周辺基板23は、演出図柄表示制御基板28、音声制御基板29(サウンド制御手段)及びランプ制御基板30(ランプ制御手段)を含んでいる。
払出制御基板25には、玉切れスイッチ31、払出センサ32、払出モータ33などが接続されており、主制御基板24からの払出信号に応じて、遊技球の払い出しを行うほか、台間玉貸し機3からの貸出信号に応じて、遊技球の払い出しを行う。また、発射モータ制御基板26には、発射スイッチ(ハンドル角センサ)34、タッチセンサ35、発射モータ13などが接続されており、発射スイッチ34及びタッチセンサ35がONのとき、発射モータ13を駆動させる。また、特別図柄表示制御基板27には、第一及び第二特別図柄表示装置16、17が接続されており、主制御基板24からの表示信号に応じて、第一及び第二特別図柄表示装置16、17に特別図柄を表示させる。
主制御基板24には、入賞口(図示せず)の入賞を検出する入賞口スイッチSW1、第一始動口14の入賞を検出する第一始動口スイッチSW2、第二始動口15の入賞を検出する第二始動口スイッチSW3、ゲート(図示せず)の通過を検出するゲートスイッチSW4、大入賞口20の入賞を検出する大入賞口スイッチSW5、大入賞口20における特定の領域の通過を検出する特定領域スイッチSW6などのセンサ類と、特別電動役物21を開閉動作させるソレノイドSOLなどのアクチュエータ類と、作動保留記憶装置36などの表示デバイス類とが接続されている。そして、主制御基板24は、上記各スイッチSW1〜SW6の検出信号に応じて、特別図柄抽選処理、特別図柄表示処理、演出コマンド送信処理などを行う。
演出図柄表示制御基板28には、第一及び第二演出図柄表示装置18、19が接続されており、主制御基板24からの演出コマンドに応じて、演出図柄表示装置18、19に演出図柄を表示させる。また、音声制御基板29には、スピーカ10が接続されており、主制御基板24(又は演出図柄表示制御基板28)からの演出コマンドに応じて、所定の演出音声をスピーカ10から出音させる。また、ランプ制御基板30には、発光表示ランプLが接続されており、主制御基板24(又は演出図柄表示制御基板28)からの演出コマンドに応じて、発光表示ランプLを点灯動作させる。
音声制御基板29によるサウンド演出パターンや、ランプ制御基板30によるランプ演出パターンは、各特別図柄表示装置16、17及び/又は演出図柄表示装置18、19の図柄変動パターン毎に予め設定されており、主制御基板24(又は演出図柄表示制御基板28)からの演出コマンドにもとづいて、サウンド演出パターンやランプ演出パターンが自動的に選択され、これが実行される。
[第一実施形態]
次に、本発明の第一実施形態について、図3〜図5を参照して説明する。ただし、以下の説明では、文章の冗長を避けるために、第一特別図柄表示装置16及び/又は第一演出図柄表示装置18を第一図柄表示部と称し、第二特別図柄表示装置17及び/又は第二演出図柄表示装置19を第二図柄表示部と称する。
図3〜図6に示すように、第一実施形態のパチンコ遊技機1は、遊技者が操作可能な位置に、音声選択スイッチ37及びランプ選択スイッチ38を備える。音声選択スイッチ37は、各図柄表示部に係るサウンド演出を行うにあたり、いずれの図柄表示部に係るサウンド演出を優先させるかを選択するためのものであり、第一図柄表示部に係るサウンド演出を優先させる場合には、音声選択スイッチ37がONとされ、第二図柄表示部に係るサウンド演出を優先させる場合には、音声選択スイッチ37がOFFとされる。尚、音声選択スイッチ37が接続される基板は、主制御基板24、演出図柄表示制御基板28、音声制御基板29のうち、いずれであってもよい。
ランプ選択スイッチ38は、各図柄表示部に係るランプ演出を行うにあたり、いずれの図柄表示部に係るランプ演出を優先させるかを選択するためのものであり、第一図柄表示部に係るランプ演出を優先させる場合には、ランプ選択スイッチ38がONとされ、第二図柄表示部に係るランプ演出を優先させる場合には、ランプ選択スイッチ38がOFFとされる。尚、ランプ選択スイッチ38が接続される基板は、主制御基板24、演出図柄表示制御基板28、ランプ制御基板30のうち、いずれであってもよい。
本実施形態のパチンコ遊技機1は、第一図柄表示部に係るサウンド演出と、第二図柄表示部に係るサウンド演出との重複を避けるために、いずれかの図柄表示部に係るサウンド演出を優先させるサウンド演出優先手段を備える。サウンド演出優先手段は、主制御基板24、演出図柄表示制御基板28、音声制御基板29のうち、いずれに設けることも可能であるが、音声制御基板29にサウンド演出優先手段を設ける場合を例とし、その処理手順について説明する。
図5に示すように、音声制御基板29では、まず、コマンドの受信処理を行った後、音声選択スイッチ37のON/OFFを判断する。ここで、音声選択スイッチ37がONである場合は、第二図柄表示部に係る音声出力をOFF、第一図柄表示部に係る音声出力をONとし、その後にスピーカ出力を行う。一方、音声選択スイッチ37がOFFである場合は、第一図柄表示部に係る音声出力をOFF、第二図柄表示部に係る音声出力をONとし、その後にスピーカ出力を行う。これにより、第一図柄表示部に係るサウンド演出と、第二図柄表示部に係るサウンド演出との重複を回避できるだけでなく、遊技者の好みで優先対象となる図柄表示部を選択することが可能になる。
また、本実施形態のパチンコ遊技機1は、第一図柄表示部に係るランプ演出と、第二図柄表示部に係るランプ演出との重複を避けるために、いずれかの図柄表示部に係るランプ演出を優先させるランプ演出優先手段を備える。ランプ演出優先手段は、主制御基板24、演出図柄表示制御基板28、ランプ制御基板30のうち、いずれに設けることも可能であるが、ランプ制御基板30にランプ演出優先手段を設ける場合を例とし、その処理手順について説明する。
図6に示すように、ランプ制御基板30では、まず、コマンドの受信処理を行った後、ランプ選択スイッチ38のON/OFFを判断する。ここで、ランプ選択スイッチ38がONである場合は、第二図柄表示部に係るランプ出力をOFF、第一図柄表示部に係るランプ出力をONとし、その後にランプ駆動を行う。一方、ランプ選択スイッチ38がOFFである場合は、第一図柄表示部に係るランプ出力をOFF、第二図柄表示部に係るランプ出力をONとし、その後にランプ駆動を行う。これにより、第一図柄表示部に係るランプ演出と、第二図柄表示部に係るランプ演出との重複を回避できるだけでなく、遊技者の好みで優先対象となる図柄表示部を選択することが可能になる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について、図7〜図9を参照して説明する。これらの図に示すように、第二実施形態のパチンコ遊技機1は、各図柄表示部の図柄変動パターン毎に優先順位を予め定め、この優先順位に従って優先対象となる図柄表示部を決定する点と、優先対象の図柄表示部に係るサウンド演出の音量を、他方の図柄表示部に係るサウンド演出の音量よりも高くする点が第一実施形態と相違している。
図7は、各図柄表示部の図柄変動パターン毎に、サウンド演出及びランプ演出の優先順位を定めた優先順位判定表(テーブル)であり、コマンド受信時には、この判定表を参照し、いずれの図柄表示部に係るサウンド演出及びランプ演出を優先させるかを決定する。尚、本実施形態では、各図柄表示部における一回の図柄変動パターン単位で優先順位を定めているが、一回の図柄変動パターンに係る演出パターンを複数の部分パターンに細分化し、部分パターン単位で優先順位を定めるようにしてもよい。
図8に示すように、第二実施形態の音声制御基板29では、コマンドの受信処理を行った後、図7の優先順位判定表を参照し、いずれの図柄表示部を優先対象とするかを決める。ここで、第一図柄表示部を優先させる場合は、第二図柄表示部に係る音声出力の音量を下げ、第一図柄表示部に係る音声出力の音量を上げ、その後にスピーカ出力を行う。一方、第二図柄表示部を優先させる場合は、第一図柄表示部に係る音声出力の音量を下げ、第二図柄表示部に係る音声出力の音量を上げ、その後にスピーカ出力を行う。このようにすると、一方の図柄表示部に係るサウンド演出を優先しつつ、他方の図柄表示部に係るサウンド演出も小音量で実行することが可能になる。
図9に示すように、第二実施形態のランプ制御基板30では、まず、コマンドの受信処理を行った後、図7の優先順位判定表を参照し、いずれの図柄表示部を優先対象とするかを決める。ここで、第一図柄表示部を優先させる場合は、第二図柄表示部に係るランプ出力をOFF、第一図柄表示部に係るランプ出力をONとし、その後にランプ駆動を行う。一方、第二図柄表示部を優先させる場合は、第一図柄表示部に係るランプ出力をOFF、第二図柄表示部に係るランプ出力をONとし、その後にランプ駆動を行う。これにより、第一図柄表示部に係るランプ演出と、第二図柄表示部に係るランプ演出との重複を回避し、良好なランプ演出を行うことが可能になる。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態について、図10を参照して説明する。ただし、本実施形態では、サウンド演出とランプ演出を同様に処理するので、サウンド演出及びランプ演出を単に演出を称し、図面及び説明を共通化する。図10に示すように、第三実施形態のパチンコ遊技機1は、第一図柄表示部に係る演出と、第二図柄表示部に係る演出とが重複するとき、別途用意した重複時専用の演出を行う重複時演出手段を備える点が前記実施形態と相違している。重複時演出手段は、主制御基板24、演出図柄表示制御基板28、音声制御基板29、ランプ制御基板30などに設けることができる。また、重複時専用の演出パターンに制限はないが、各図柄表示部に係る演出パターンと区別できるものが好ましい。
図10に示すように、第三実施形態では、コマンドの受信処理を行った後、重複時の演出中であるか否かを判断し、この判断結果がNOである場合は、受信コマンドが第一図柄表示部に係るものであるかを判断する。この判断結果がYESの場合は、第二図柄表示部の演出中であるか否かを判断し、この判断結果がNOである場合は、第一図柄表示部に係る演出パターンを選択して保存し、YESである場合は、重複時専用の演出パターンを選択して保存し、その後に保存されている演出パターンの出力を行う。一方、受信コマンドが第二図柄表示部に係るものである場合は、第一図柄表示部の演出中であるか否かを判断し、この判断結果がNOである場合は、第二図柄表示部に係る演出パターンを選択して保存し、YESである場合は、重複時専用の演出パターンを選択して保存し、その後に保存されている演出パターンの出力を行う。このようにしても、各図柄表示部に係るサウンド演出やランプ演出の重複を回避し、良好なサウンド演出やランプ演出を行うことができる。
[第四実施形態]
次に、本発明の第四実施形態について、図11を参照して説明する。図11に示すように、第四実施形態のパチンコ遊技機1は、第一図柄表示部に係る演出と、第二図柄表示部に係る演出との重複を避けるために、第一及び第二図柄表示部の同時リーチを禁止する同時リーチ禁止手段を備える点が前記実施形態と相違している。同時リーチ禁止手段は、主制御基板24や演出図柄表示制御基板28に設けることが可能であるが、主制御基板24に設ける場合を例とし、その処理手順について説明する。
図11に示すように、第四実施形態では、まず、始動口14、15の入賞を判断し、この判断結果がYESの場合は、リーチ判定乱数を取得するとともに、リーチ判定乱数にもとづいてリーチ判定を行う。ここで、第一図柄表示部のリーチである場合は、第二図柄表示部がリーチ中であるか否かを判断し、この判断結果がNOである場合は、第一図柄表示部の変動パターンとしてリーチパターンを選択保存する一方、YESである場合は、第一図柄表示部の変動パターンとしてリーチ以外のパターンを選択保存し、その後に保存した変動パターン(コマンド)を出力する。一方、第二図柄表示部のリーチである場合は、第一図柄表示部がリーチ中であるか否かを判断し、この判断結果がNOである場合は、第二図柄表示部の変動パターンとしてリーチパターンを選択保存する一方、YESである場合は、第二図柄表示部の変動パターンとしてリーチ以外のパターンを選択保存し、その後に保存した変動パターン(コマンド)を出力する。これにより、両図柄表示部に係るリーチ演出が重複することを回避し、良好なサウンド演出及びランプ演出を行うことが可能になる。
パチンコ遊技機の正面図である。 パチンコ遊技機の背面図である。 遊技盤の正面図である。 パチンコ遊技機の基板構成を示すブロック図である。 第一実施形態のサウンド制御を示すフローチャートである。 第一実施形態のランプ制御を示すフローチャートである。 第二実施形態の優先順位判定表を示す表図である。 第二実施形態のサウンド制御を示すフローチャートである。 第二実施形態のランプ制御を示すフローチャートである。 第三実施形態の制御手順を示すフローチャートである。 第四実施形態の制御手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
10 スピーカ
14 第一始動口
15 第二始動口
16 第一特別図柄表示装置
17 第二特別図柄表示装置
18 第一演出図柄表示装置
19 第二演出図柄表示装置
20 大入賞口
24 主制御基板
28 演出図柄表示制御基板
29 音声制御基板
30 ランプ制御基板
37 音声選択スイッチ
38 ランプ選択スイッチ
L ランプ

Claims (6)

  1. 第一始動口に対する遊技球の入賞に応じて、第一の特別図柄を変動表示する第一図柄表示部と、第二始動口に対する遊技球の入賞に応じて、第二の特別図柄を変動表示する第二図柄表示部と、各図柄表示部の図柄変動パターンに応じて、サウンド演出を行うサウンド制御手段と、各図柄表示部の図柄変動パターンに応じて、ランプ演出を行うランプ制御手段とを備える弾球遊技機において、
    前記第一図柄表示部に係るサウンド演出及び/又はランプ演出と、前記第二図柄表示部に係るサウンド演出及び/又はランプ演出との重複を避けるために、いずれかの図柄表示部に係るサウンド演出及び/又はランプ演出を優先させる演出優先手段を備えることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記演出優先手段は、優先対象となる図柄表示部を、遊技者の選択操作に応じて切換えることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記演出優先手段は、各図柄表示部の図柄変動パターン毎に優先順位を予め定め、この優先順位に従って優先対象となる図柄表示部を決定することを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  4. 前記演出優先手段は、優先対象の図柄表示部に係るサウンド演出の音量を、他方の図柄表示部に係るサウンド演出の音量よりも高くすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の弾球遊技機。
  5. 第一始動口に対する遊技球の入賞に応じて、第一の特別図柄を変動表示する第一図柄表示部と、第二始動口に対する遊技球の入賞に応じて、第二の特別図柄を変動表示する第二図柄表示部と、各図柄表示部の図柄変動パターンに応じて、サウンド演出を行うサウンド制御手段と、各図柄表示部の図柄変動パターンに応じて、ランプ演出を行うランプ制御手段とを備える弾球遊技機において、
    前記第一図柄表示部に係るサウンド演出及び/又はランプ演出と、前記第二図柄表示部に係るサウンド演出及び/又はランプ演出とが重複するとき、別途用意した重複時専用のサウンド演出及び/又はランプ演出を行う重複時演出手段を備えることを特徴とする弾球遊技機。
  6. 第一始動口に対する遊技球の入賞に応じて、第一の特別図柄を変動表示する第一図柄表示部と、第二始動口に対する遊技球の入賞に応じて、第二の特別図柄を変動表示する第二図柄表示部と、各図柄表示部の図柄変動パターンに応じて、サウンド演出を行うサウンド制御手段と、各図柄表示部の図柄変動パターンに応じて、ランプ演出を行うランプ制御手段とを備える弾球遊技機において、
    前記第一図柄表示部に係るサウンド演出及び/又はランプ演出と、前記第二図柄表示部に係るサウンド演出及び/又はランプ演出との重複を避けるために、第一及び第二図柄表示部の同時リーチを禁止する同時リーチ禁止手段を備えることを特徴とする弾球遊技機。
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JP2017131390A (ja) * 2016-01-27 2017-08-03 株式会社三共 遊技機
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