JP2006091355A - 看板情報表示システムおよび看板情報表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 看板を通して詳細配布情報を容易かつ迅速に入手することを可能とする。
【解決手段】 所望の場所に据え付けられた看板本体2の一部に、詳細配布情報またはそのアクセス情報を有するコード表示部4を形成しておき、そのコード表示部4をコード読取手段5により読み取り、それに対応した詳細配布情報を、直接またはシステムサーバ7から転送することによって情報表示発信手段5に表示し、長大な文字情報などからなる詳細配布情報を、一々書き写したりすることなく情報表示発信手段に容易かつ迅速に表示させるように構成するとともに、潜在的顧客に対してサービス非利用の理由に関するアンケート情報を電子メールとして当該潜在的顧客に転送することによって潜在的顧客の意見を容易かつ迅速に得られるように構成したもの。
【選択図】 図3

Description

本発明は、看板本体に記載・表示された看板情報に加えて二次元バーコード等のコード表示部を利用して詳細配布情報を容易かつ迅速に得ることを可能とした看板情報表示システムおよび看板情報表示方法に関する。
一般に、生活圏の多くの場所において、野立看板、立看板、駅構内看板、店頭看板などの多種多様な看板が、広告用として据え付けられて使用されている。その看板の本体部には、商品名・サービス名や店名や住所などからなる所望の看板情報が文字または画像により視覚的に記載・表示されており、一般の顧客に対して必要な情報を提供するとともに、当該顧客の購買意欲を増進させる機能を果たしている。
しかしながら、従来の看板は、その看板本体に記載・表示された商品・サービス等のイメージを広く伝達する機能は基本的に備えているものの、その当商品・サービス等に関する詳細な詳細配布情報が記憶されにくいという問題がある。つまり、会社名、電話番号、ファックス番号、メールアドレス、ホームページのアドレスなどの基本的な情報は、長大な文字情報となってしまうために、いくら看板本体に大きく記載してあっても、書き写さない限り記憶に残ることは難しい。また、その時々のキャンペーンなどの変動する詳細情報も、看板に一々書き換えて記載・表示することには限界があることから、消費者に定着させる機能が弱い傾向がある。
また、看板は、広告主の企業イメージや信用を増大し蓄積していくという広告の戦略的機能は高いものであるが、顧客の真のニーズ変化を知るには看板広告は見たものの来店しないような潜在的顧客(ノンカスタマー)からの意見や声をどれだけ聴くことが非常に重要である。しかしながら、それを実行するには実際に市場に出向いて個々の顧客に対してアンケートを行うなどの調査活動を行わねばならない。そして、そのような調査活動を行うには多大な手間や労力を要するとともに、その多大な手間や労力の割には得られるデータは少ないのが現状である。
そこで本発明は、看板を通して詳細な配布情報を容易かつ迅速に入手することができるとともに、多くの潜在的顧客(ノンカスタマー)からの意見を容易に得ることができるようにした看板情報表示システムおよび看板情報表示方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の請求項1にかかる看板情報表示システムでは、屋内外の適宜の場所に据え付けられて用いられ、所望の看板情報が視覚的に記載・表示された看板本体と、その看板本体の一部に形成され、所望の詳細配布情報を検索するためのアクセス情報がコード化されて書き込まれたコード表示部と、当該コード表示部に書き込まれたアクセス情報のコードを読み取る顧客側のコード読取手段と、その顧客側のコード読取手段により読み取られたコードのアクセス情報に対応した詳細配布情報を検索し抽出して出力するシステムサーバと、前記システムサーバから出力された詳細配布情報を受信して表示するとともに、その詳細配布情報に含まれる顧客サービス情報に対する顧客返信情報を前記システムサーバに対して顧客側から発信する情報表示発信手段と、前記顧客側のコード読取手段および情報表示発信手段と前記システムサーバとの間で情報の転送を行うネットワークとを備えたものであって、前記システムサーバは、前記ネットワークを通して前記顧客側のコード読取手段から送られてくるアクセス情報を受信して格納するコード情報記憶手段と、前記アクセス情報に対応した複数の詳細配布情報が蓄積された詳細配布情報ファイル手段と、前記コード情報記憶手段から指定されたアクセス情報を取り出し、その取り出したアクセス情報に対応した詳細配布情報を前記詳細配布情報ファイル手段から抽出して前記ネットワークを通して前記顧客側の情報表示発信手段に配信するとともに、前記顧客側からアクセス情報を受信したときから適宜の時間または期間を経過した後に、前記アクセス情報を発信した全顧客のうちから前記顧客返信情報を発信した顕在的顧客を除いた潜在的顧客を抽出し、それらの潜在的顧客に対してサービス非利用の理由に関するアンケート情報を電子メールとして当該潜在的顧客の情報表示発信手段に転送する機能を備えている。
さらに、本発明の請求項5にかかる発明にかかる看板情報表示方法では、屋内外の適宜の場所に据え付けられて用いられ、所望の看板情報が視覚的に記載・表示された看板本体の一部に、所望の詳細配布情報を検索するためのアクセス情報がコード化されて書き込まれたコード表示部を形成しておき、そのコード表示部に書き込まれたアクセス情報のコードを顧客側のコード読取手段により読み取って、当該コード読取手段により読み取られたコードのアクセス情報をネットワークを通してシステムサーバに転送し、当該システムサーバにおいて、前記ネットワークを通して前記顧客側のコード読取手段から送られてくる前記アクセス情報に対応した詳細配布情報を検索し抽出して前記ネットワークを通して顧客側の情報表示発信手段に発信するとともに、前記アクセス情報を受信したときから適宜の時間または期間を経過した後に、前記アクセス情報を発信した全顧客のうちから前記顧客返信情報を発信した顕在的顧客を除いた潜在的顧客を抽出し、それらの潜在的顧客に対してサービス非利用の理由に関するアンケート情報を電子メールとして当該潜在的顧客の情報表示発信手段に対して転送するようにしている。
このような構成を有する請求項1または請求項5における看板情報表示システムまたは看板情報表示方法によれば、看板本体のコード表示部からアクセス情報を顧客側のコード読取手段により読み取ることによって、それをネットワークを通してシステムサーバに転送し、当該システムサーバにおいて前記アクセス情報から詳細配布情報を検索して抽出し、その詳細配布情報を再度ネットワークを通して顧客側の情報表示発信手段に配信することによって、文字情報などからなる詳細配布情報が、一々書き写したりすることなく情報表示発信手段に容易かつ迅速に表示されるようになっている。
加えて、これら請求項1または請求項5における看板情報表示システムまたは看板情報表示方法によれば、看板広告に対する興味は示したが何からの理由で来店しなかったり、来店はしたが顧客サービスを利用しなかったサービス非利用の潜在的顧客(ノンカスタマー)における意見が容易かつ迅速に得られるようになっている。
さらに、本発明の請求項2または請求項6にかかる発明では、上記請求項1または請求項5におけるコード表示部が、直交する2方向にコードが書き込まれた二次元バーコードにより構成されている。
このような構成を有する請求項2または請求項6にかかる発明によれば、コード表示部における詳細配布情報またはアクセス情報が二次元バーコードを用いることによって大容量に格納されることとなり、極めて詳細な情報まで得られることとなる。
また、本発明の請求項3または請求項7にかかる発明では、上記請求項1または請求項5におけるコード読取手段および情報表示発信手段が、携帯電話により兼用された構成になされている。
このような構成を有する請求項3または請求項7にかかる発明によれば、詳細配布情報またはそのアクセス情報が、携帯電話のカメラ機能により読み取られて、詳細配布情報が携帯電話のディスプレイ上に表示されるようになっている。
また、本発明の請求項4または請求項8にかかる発明では、上記請求項1または請求項におけるネットワークがインターネットからなるものであるから、コード読取手段および情報表示発信手段とシステムサーバとの間のデータの転送が高速かつ安価に行われるようになっている。
このように本発明にかかる看板情報表示システムおよび看板情報表示方法は、所望の場所に据え付けられた看板本体の一部に、詳細配布情報またはそのアクセス情報を有するコード表示部を形成しておき、そのコード表示部をコード読取手段により読み取り、それに対応した詳細配布情報を、直接またはシステムサーバから配信することによって情報表示発信手段に表示し、長大な文字情報などからなる詳細配布情報を一々書き写したりすることなく顧客側の情報表示発信手段に容易かつ迅速に表示させるように構成するとともに、顧客サービス情報を利用しなかった潜在的顧客に対してサービス非利用の理由に関するアンケート情報を電子メールとして当該潜在的顧客に転送することによって、看板広告に対する興味は示したが顧客サービスは非利用だった理由を当該潜在的顧客から容易に得るように構成したものであるから、看板を通して詳細配布情報を円滑に入手することができ、看板における広告機能を飛躍的に向上させることができるとともに、サービス非利用の理由を容易かつ迅速に入手することができ、看板を無駄なく効率的に使用することができるとともに、店舗の発展に寄与する的確かつ有用な資料を容易かつ迅速に得ることができる。
以下、屋外広告として用いられる野立看板に本発明を適用した場合の実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1に示されている実施形態における野立看板1は、正面略矩形状をなすように形成された看板本体2が、複数本の支持脚部3,3,3により適宜に位置に保持されたものであって、屋外における適宜の場所に据え付けられて使用されるようになっている。そして、上記看板本体2の表面2aには、広告すべき商品やサービスに関する名称、画像、あるいは店舗までの誘導案内等の看板情報が、視覚的に記載・表示されている。
このような視覚的な広告表示機能は、従来の野立看板と同様のものであるが、上述した看板本体2の一部には、詳細配布情報に対応したアクセス情報を有するコード表示部4が設けられている。本実施形態におけるコード表示部4としては、例えば図2の(a)〜(d)に示されているような各種の二次元バーコードが用いられており、上記看板本体2の表示面上に対しては、貼り付けや印刷によって形成されている。
このようなコード表示部4を構成している二次元バーコードは、縦横の直交する2方向にコード情報を有するものであって、例えば図3に示されているように、コード読取手段および情報表示発信手段としての携帯電話5のカメラ機能を使用して、屋外で撮影することなどによってコードの読取が行われるようになっている。
二次元バーコード自体の構造は公知のものであり、通常は約2cm角程度の大きさの矩形状に形成されているが、本実施形態における二次元バーコードは、野立看板1に対して適宜に離間した遠方からの携帯電話5のカメラ機能による読取を前提としているため、そのような読取を可能とするために、通常より所定の倍率で大きく形成されている。すなわち、本願発明者が実験した結果、看板本体2から直線で5m〜15mの範囲内に離れて立ったとき、上述した二次元バーコードを、一辺が50cm〜90cmの大きさの矩形状に形成しておけば極めて良好な読取が可能であることが判明した。しかも、そのときの読取は、通常の携帯電話であれば、カメラの解像度等にほとんど関係なく良好に行われることも判明した。
なお、本実施形態において採用された二次元バーコードとしては、汚れ・破損に強い型式のものが特に好ましいことはもちろんであるが、通常の二次元バーコードであっても、面積比で約30%程度の範囲内であれば、多少の汚れや傷があっても読取が可能であることが判明した。
公知のように携帯電話5は、コード表示部4を構成している二次元バーコードに対して、コード読取手段および情報表示発信手段としての機能を備えていることから、当該携帯電話5のカメラ機能を使用してコード表示部4を読み取れば、その二次元バーコードにコード化されて書き込まれている、会社名、担当者名、住所、郵便番号、電子メールアドレス、ホームページアドレス(URL)、電話番号、ファックス番号などの詳細配布情報を直接読み取ることも可能である。ただし、さらなる詳細な情報を入手する場合には、次に説明するようにシステムサーバへのアクセスによって行うようにしている。
すなわち、図3に示されたシステムは、ネットワークとしてのインターネット6を介して上述したコード読取手段および情報表示発信手段としての顧客側の携帯電話5からシステムサーバ7にアクセスする場合の実施形態の概要を表したものであって、野立看板1を実際よりも大幅に縮小した状態で表したものである。
前述したように野立看板1の看板本体2に設けられたコード表示部4を構成している二次元バーコードには、会社名等の直接情報に加えて、システムサーバ7へのアクセス情報がコード化されて書き込まれている。つまり、この場合の顧客側の携帯電話5によって読み取られた二次元バーコード4のアクセス情報には、当該二次元バーコード4に直接的に書き込まれた直接情報に加えて、さらなる詳細配布情報をシステムサーバ7において検索するためのアクセス情報が含まれており、そのアクセス情報が、上記顧客側の携帯電話5からインターネット6を介してシステムサーバ7に転送されるようになっている。
一方、上記システムサーバ7には、前記インターネット6を介して転送されてきたアクセス情報を受信して一時的に格納するRAM等のメモリからなるコード情報記憶手段7aが設けられているとともに、前記アクセス情報に対応した各種の詳細配布情報を蓄積した複数ブロックの詳細配布情報ファイル手段7bが設けられている。そして、制御手段(CPU)7cの処理動作によって前記コード情報記憶手段7aから指定されたアクセス情報が取り出され、その取り出されたアクセス情報に対応して検索された特定の詳細配布情報が、詳細配布情報ファイル手段7bから抽出される。その抽出された特定の詳細配布情報は、前記制御手段(CPU)7cからネットワーク6に出力され、上述した携帯電話5に配信されるようになっている。
すなわち、この場合の顧客側の携帯電話5は、前記システムサーバ7から出力された詳細配布情報を表示する情報表示発信手段として利用されており、その顧客側の携帯電話5に受信された詳細配布情報が、当該携帯電話5のディスプレイ上に表示されるようになっている。そのときの詳細配布情報としては、上述したような会社名、担当者名、住所、郵便番号、電子メールアドレス、ホームページアドレス(URL)、電話番号、ファックス番号などの会社紹介情報に加えて、現在のキャンペーン内容、クーポン券、割引券、景品情報等からなる顧客サービス情報など、多種多様な詳細な営業情報が採用される。
また、このときの電話番号、電子メールアドレス、ホームページアドレス(URL)や、上述した顧客サービス情報等の各種情報については、リンク型式でワンタッチ操作で直接接続させるように構成することも可能である。
さらに、前記システムサーバ7には、上述したようにインターネット6を介して転送されてきたアクセス情報を受信した回数をカウントする第1アクセスカウンタ7dが設けられている。この第1アクセスカウンタ7dにおいて計測された前記アクセス情報の受信回数のカウンタ値Caは、上述した制御手段(CPU)7cに入力されるようになっている。
一方、前述した顧客側の携帯電話5において表示された詳細配布情報の中に含まれる現在のキャンペーン内容、クーポン券、割引券、景品情報等の顧客サービス情報には、指定された店舗に対してその顧客サービス情報を提示する等によって特定のサービスが受けられる情報などが含まれており、その顧客サービス情報を受けた顧客が指定された店舗に出向いて特定のサービスを利用した場合には、店舗側の指示などに従って、当該顧客の携帯電話5または店舗側の端末パソコンなどを利用して上記顧客サービス情報に基づいて特定のサービスを利用した旨の顧客返信情報が、上述したシステムサーバ7に設けられた第2アクセスカウンタ7eに送信されるようになっている。そして、その第2アクセスカウンタ7eにおいて計測された顧客返信情報の受信回数カウント値Cbは、上述した制御手段(CPU)7cに入力され、前記第1アクセスカウンタ7dにおいて計測されたアクセス情報の受信回数カウンタ値Caと比較されるようになっている。
この点をより具体的に説明すると、上記制御手段(CPU)7cは、前記第1アクセスカンウンタ7dにおけるアクセス情報の受信回数カウント値Caに対して、前記第2アクセスカンウンタ7eにおける前記顧客返信情報の受信回数カウント値Cbを除算または減算などすることによって、アクセス情報の受信回数カウント値Caに対する顧客返信情報の受信回数カウント値Cbの比率を算出し、その算出結果を「看板利用効果」として外部に出力可能とした構成になされている。
一方、前述した配布情報ファイル手段7bには、来店しなかったことなどのサービス非利用の理由を問い合わせることを内容したノンカスタマー・リサーチアンケート情報が格納されている。そして、前述した顧客サービス情報は受けたが来店しないなどのようにサービスを利用していない潜在的顧客(ノンカスタマー)の携帯電話5に対して前記制御手段(CPU)7cから、上述したノンカスタマー・リサーチアンケート情報を電子メールとして送信する構成になされている。
すなわち、前記システムサーバ7の制御手段(CPU)7cは、前述したようにインターネット6を介して顧客側からアクセス情報を受信すると、その受信時点から適宜の時間または期間を経過した後に、看板広告に興味を示してアクセス情報を送信した全顧客のうちから、実際に来店などして顧客サービスを利用した旨の顧客返信情報を送信した顕在的顧客を除いた顧客、より具体的には、看板広告に興味は示してアクセスはしたが実際には来店しなかったり、来店はしたが顧客サービスを利用しなかった潜在的顧客(ノンカスタマー)を抽出する機能を備えており、そのようにして抽出した潜在的顧客(ノンカスタマー)に対して、上述したサービス非利用の理由に関するノンカスタマー・リサーチアンケート情報を当該顕在的顧客(ノンカスタマー)の携帯電話5に電子メールとして送信する構成を有している。
このような本実施形態にかかる看板情報表示システムによれば、まず図4に示されているように、看板本体2に設けられた二次元バーコード(コード表示部)4からアクセス情報を顧客側の携帯電話5により読み取られると(ステップ1)、その看板本体2の二次元バーコード(コード表示部)4に書き込まれているアクセス情報がネットワーク(インターネット)6を通して顧客側からシステムサーバ7側に転送される(ステップ2)。そして、当該システムサーバ7において前記アクセス情報の全受信回数Caがカウントされ記憶されるとともに(ステップ3)、その受信したアクセス情報から詳細配布情報を検索して抽出される(ステップ4)。その抽出された詳細配布情報は、再度ネットワーク(インターネット)6を通して顧客側の携帯電話5に配信され、当該顧客の携帯電話5に表示される(ステップ5)。これによって、文字情報などからなる詳細配布情報が、一々書き写したりすることなく顧客側の携帯電話5に容易かつ迅速に表示されることとなる。
次に、図5に示されているように、顧客側の携帯電話5に配信された詳細配布情報を見た顧客が、指定された店舗に行って当該詳細配布情報の中に含まれる顧客サービス情報に対応した特定のサービスを利用した場合に、その利用した店舗からの指示などにより顧客サービス情報が顧客返信情報として発信されると(ステップ6)、その顧客返信情報の受信回数Cbがシステムサーバ7に受信されてカウントされて記憶される(ステップ7)。次いで、その顧客返信情報の受信回数Cbが、元々の全顧客によるアクセス情報の全受信回数Caと比較されることによって、看板を利用した頻度、つまり「看板利用効果」が容易かつ正確に得られるようになっている(ステップ8)。
さらに、上述したシステムサーバ7の制御手段(CPU)7cにおいて、看板広告に興味は示したが実際には来店しなかったり、来店はしたが顧客サービスを利用しなかったサービス非利用の潜在的顧客(ノンカスタマー)に対して、ノンカスタマー・リサーチアンケート情報が転送される(ステップ9)。そして、それらの各潜在的顧客(ノンカスタマー)からは、看板広告に興味は示したが顧客サービスを利用しなかったサービス非利用の理由が電子情報としてシステムサーバ7に再度返信されることとなり(ステップ10)、それによってノンカスタマー・リサーチが容易かつ迅速に行われるようになっている。
これによって、広告主は、適切な販促活動の他、潜在的顧客(ノンカスタマー)の存在を的確に把握し、それら潜在的顧客(ノンカスタマー)からの意見・声を事業内容・商品開発などのマーケティングなどに利用することが可能となる。一方、顧客である消費者にあっても、自分の声で企業・店舗をカスタマイズすることができるという意識を持つことができ、愛着心や購買意欲が高められることとなる。
また、本実施形態では、コード表示部4が、直交する2方向にコードが書き込まれた二次元バーコードにより構成されていることから、コード表示部4における詳細配布情報またはアクセス情報が二次元バーコードを用いることによって大容量に格納されることとなり、極めて詳細な情報まで得られることとなる。
さらに、本実施形態では、コード読取手段および情報表示発信手段が、携帯電話5により兼用された構成になされていることから、詳細配布情報またはそのアクセス情報が、携帯電話5のカメラ機能により読み取られて、詳細配布情報が当該携帯電話5のディスプレイ上に表示されるようになっている。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であるというのは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態は、野立看板に対して本発明を適用したものであるが、室内の看板など多種多様な看板に対しても本発明は同様に適用することができるものである。
また、上述した実施形態では、コード表示部として二次元バーコードを用いているが、通常のバーコードなど、その他の多種多様なコード表示部を採用することが可能である。
さらに、上述した実施形態では、コード読取手段として携帯電話を採用しているが、スキャナ等の他の読取手段も同様に採用することができ、またコード読取手段とは独立して、情報表示発信手段を構成することも可能である。
以上述べた本発明にかかる看板情報表示システムは、室内外に設置されるあらゆる看板に対して広く採用することが可能である。
本発明の一実施形態における野立看板の全体構造を表した外観斜視説明図である。 二次元バーコードの一例を表した正面説明図である。 本発明の一実施形態にかかる看板情報表示システムの全体を表したブロック図である。 本発明にかかる看板表示システムによって実行されるプログラム手順の概要を表したフロー図である。 図4に表した看板表示プログラム手順の続きを表したフロー図である。
符号の説明
1 野立看板
2 看板本体
3 支持脚部
4 コード表示部(二次元バーコード)
5 携帯電話(コード読取手段および情報表示発信手段)
6 インターネット(ネットワーク)
7 システムサーバ
7a コード情報記憶手段
7b 配布情報ファイル手段
7c 制御手段(CPU)
7d 第1アクセスカウンタ
7e 第2アクセスカウンタ



Claims (8)

  1. 屋内外の適宜の場所に据え付けられて用いられ、所望の看板情報が視覚的に記載・表示された看板本体と、
    その看板本体の一部に形成され、所望の詳細配布情報を検索するためのアクセス情報がコード化されて書き込まれたコード表示部と、
    当該コード表示部に書き込まれたアクセス情報のコードを読み取る顧客側のコード読取手段と、
    その顧客側のコード読取手段により読み取られたコードのアクセス情報に対応した詳細配布情報を検索し抽出して出力するシステムサーバと、
    前記システムサーバから出力された詳細配布情報を受信して表示するとともに、その詳細配布情報に含まれる顧客サービス情報に対する顧客返信情報を前記システムサーバに対して顧客側から発信する情報表示発信手段と、
    前記顧客側のコード読取手段および情報表示発信手段と前記システムサーバとの間で情報の転送を行うネットワークと、を備えたものであって、
    前記システムサーバは、
    前記ネットワークを通して前記顧客側のコード読取手段から送られてくるアクセス情報を受信して格納するコード情報記憶手段と、
    前記アクセス情報に対応した複数の詳細配布情報が蓄積された詳細配布情報ファイル手段と、
    前記コード情報記憶手段から指定されたアクセス情報を取り出し、その取り出したアクセス情報に対応した詳細配布情報を前記詳細配布情報ファイル手段から抽出して前記ネットワークを通して前記顧客側の情報表示発信手段に配信するとともに、前記顧客側からアクセス情報を受信したときから適宜の時間または期間を経過した後に、前記アクセス情報を発信した全顧客のうちから前記顧客返信情報を発信した顕在的顧客を除いた潜在的顧客を抽出し、それらの潜在的顧客に対してサービス非利用の理由に関するアンケート情報を電子メールとして当該潜在的顧客の情報表示発信手段に転送する機能を備えていることを特徴とする看板情報表示システム。
  2. 前記コード表示部が、直交する2方向にコードが書き込まれた二次元バーコードにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の看板情報表示システム。
  3. 前記コード読取手段および情報表示発信手段が、携帯電話により兼用された構成になされていることを特徴とする請求項1に記載の看板情報表示システム。
  4. 前記ネットワークが、インターネットからなることを特徴とする請求項1に記載の看板情報表示システム。
  5. 屋内外の適宜の場所に据え付けられて用いられ、所望の看板情報が視覚的に記載・表示された看板本体の一部に、所望の詳細配布情報を検索するためのアクセス情報がコード化されて書き込まれたコード表示部を形成しておき、
    そのコード表示部に書き込まれたアクセス情報のコードを顧客側のコード読取手段により読み取って、当該コード読取手段により読み取られたコードのアクセス情報をネットワークを通してシステムサーバに転送し、
    当該システムサーバにおいて、前記ネットワークを通して前記顧客側のコード読取手段から送られてくる前記アクセス情報に対応した詳細配布情報を検索し抽出して前記ネットワークを通して顧客側の情報表示発信手段に発信するとともに、前記アクセス情報を受信したときから適宜の時間または期間を経過した後に、前記アクセス情報を発信した全顧客のうちから前記顧客返信情報を発信した顕在的顧客を除いた潜在的顧客を抽出し、それらの潜在的顧客に対してサービス非利用の理由に関するアンケート情報を電子メールとして当該潜在的顧客の情報表示発信手段に対して転送するようにしたことを特徴とする看板情報表示方法。
  6. 前記コード表示部が、直交する2方向にコードが書き込まれた二次元バーコードにより構成されていることを特徴とする請求項5に記載の看板情報表示方法。
  7. 前記コード読取手段および情報表示発信手段が、携帯電話により兼用された構成になされていることを特徴とする請求項5に記載の看板情報表示方法。
  8. 前記ネットワークが、インターネットからなることを特徴とする請求項5に記載の看板情報表示方法。
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