JP2006089120A - 平版印刷版の包装方法及び加工ライン - Google Patents

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Abstract

【課題】 多種の出荷形態に合わせて効率よく包装可能な平版印刷版の包装方法及び加工ラインを得る。
【解決手段】 複数の出荷形態を備えた包装工程36を単一ライン上に配置することで、 不要な工程では単にPS版を通過させれば良いため、出荷形態に合わせてストレージする必要が無くなり、ウエブ12を加工する加工工程と、包装工程36とで同期させてラインを構成することができるため、生産効率が上がる。また、包装工程36を単一ライン上に配置することで、PS版の加工ライン100において、PS版の製造から出荷に至るまで完全に自動化が可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、平版印刷版の包装方法及び加工ラインに関するものである。
平版印刷版(以下「PS版」という)は、一般にシート状或いはコイル状のアルミニウム版等の金属版に、例えば、砂目立て、陽極酸化、シリケート処理、その他化成処理等の表面処理を単独又は適宜組み合わせて行い、次いで、感光液の塗布及び乾燥処理を行った後、裁断部で所望のサイズに裁断し、シート状態から束状態に集積して、製品形態に包装し出荷される。
しかしながら、PS版は感光性印刷版に限っても、少印刷用、多量印刷用、新聞印刷用、レーザー製版用などの品種があるとともに、板厚も0.1mm〜0.5mmまである。また、サイズもカードサイズから畳大の大きさまであり、各仕様に合わせてユーザに供給されている。
ここで、各仕様に合わせた出荷形態は、シートの集合体である束が1束当たり20Kg相当を目安にアルミクラフトなどの内装材で内装した状態で出荷する形態と、内装された内装束を扁平の段ボール箱で外装する個装(段ボール外装)と呼ばれる形態がほとんどであった(例えば、特許文献1)。
一方、感光性印刷版の普及にともない、ユーザの使い勝手も多様になり、内装束を数束積み上げパレット包装で出荷する束内装形態、内装しない状態で数百枚一括でパレット包装するバルク形態、合紙なしで専用鉄製スキッドに数百枚積み重ね一括包装するスキッド形態、など多様な出荷形態が要求されるようになってきた。
個装のみを行う場合、PS版を所望のサイズに裁断した後、この裁断部の後端に内装、或いは個装する包装装置を直結することで比較的容易に自動ラインを設備化できるが、前出した多種の出荷形態に対応させるためには、自動ラインの設備化が困難であり、裁断部で裁断されたPS版を一度パレット上に積み上げてストレージし、出荷形態に合わせて仕分けして該PS版を取り出し、人手によって包装しなければならない。
ここで、自動化の方策として、裁断部の後端に各種の包装装置をパラレルに並べることも考えられるが、指定された形態の包装を行っている場合、他の包装装置は休止状態となり非効率である。
特開2001−66737号公報
本発明は、上記事実を考慮し、多種の出荷形態に合わせて効率よく包装可能な平版印刷版の包装方法及び加工ラインを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、平版印刷版を所定サイズに加工してシートとし、前記シートを集積して出荷形態に応じて内装、外装、梱包する包装方法において、集積の後、仕分け部を除いて、内装形態を形成する内装部、外装形態を形成する外装部、出荷形態を形成する梱包部を単一ライン上に配置したことを特徴としている。
請求項1に記載の発明では、集積の後、仕分け部を除いて、内装部、外装部、梱包部を単一ライン上に配置することで、不要な工程では単にPS版を通過させれば良く、出荷形態に合わせて仕分け部においてストレージする必要が無くなり、加工工程と、包装工程とで同期させてラインを構成することができるため、生産効率が上がる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の包装方法において、前記出荷形態に拘わらず少なくとも内装形態を統一したことを特徴としている。
請求項2に記載の発明では、いわゆる、束内装形態、バルク形態、スキッド形態等の出荷形態において、内装、外装などの包装形態の少なくとも一部の統一化を図ることで、スペースセービングを実現させることができる。また、ライン上の工程の稼働率を上げることができ、各工程に配置された装置の無駄がなくなる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の包装方法において、加工された前記シートに出荷形態の情報を持たせ、集積されたシート束が、前記出荷形態に応じて前記内装部、前記外装部又は前記梱包部を選択して移動することを特徴としている。
請求項3に記載の発明では、加工されたシートに、出荷形態の情報を記録させておく。そして、シート束が所定枚数集積された状態で、制御装置によって該情報に従って選択された内装部、外装部又は梱包部へシート束を移動させるようにすることで、包装工程の自動化が可能となる。
このため、出荷形態の変更に対してもスムーズに切換が可能となる。つまり、制御的にトラッキングすることで、所定のシート束の位置を把握することができるため、所定の出荷形態による包装が終了した後、包装工程のライン終了後、直ぐに、次の出荷形態による包装工程のラインに移行することができる。
また、該情報に出荷形態以外にも、サイズ又は表示などの情報を加えることで、サイズ変更、表示変更などに対しても速やかに移行することができる。さらに、該情報はシートにインクジェットマーキングなどによって記録する以外に、仮想データとして制御し、最終出荷の出来高情報で整合性を確認するようにしても良い。
請求項4に記載の発明は、平版印刷版の加工ラインにおいて、平版印刷版を所望のサイズに切断し、複数枚のシートに加工する切断部と、前記切断部で切断されたシートを集積する集積部と、前記集積部に集積された束体を束内装する束内装部と、前記束内装部で内装された束体を外装する外装部と、前記束内装された束体を段ボール外装して出荷形態とする第1出荷部と、前記束内装された束体又は前記集積部に集積された束体を一括内装する一括内装部と、前記束内装された束体又は前記一括内装部された束体を片段ボール一括外装する片段ボール一括外装部と、前記一括内装又は前記片段ボール一括外装された束体を出荷形態とする第2出荷部と、を備え、前記切断部、前記集積部、前記束内装部、前記外装部、前記第1出荷部、前記一括内装部、前記片段ボール一括外装部、前記第2出荷部が単一ライン上に配置されたことを特徴としている。
請求項4に記載の発明では、切断部、集積部、束内装部、外装部、第1出荷部、一括内装部、片段ボール一括外装部、第2出荷部を単一ライン上に配置することで、平版印刷版の加工ラインにおいて、平版印刷版の製造から出荷に至るまで完全に自動化が可能となり、生産効率が上がる。
本発明は、上記構成としたので、請求項1に記載の発明では、集積の後、仕分け部を除いて、内装部、外装部、梱包部を単一ライン上に配置することで、不要な工程では単にPS版を通過させれば良く、出荷形態に合わせて仕分け部においてストレージする必要が無くなり、加工工程と、包装工程とで同期させてラインを構成することができるため、生産効率が上がる。
請求項2に記載の発明では、いわゆる、束内装形態、バルク形態、スキッド形態等の出荷形態において、内装、外装などの包装形態の少なくとも一部の統一化を図ることで、スペースセービングを実現させることができる。また、ライン上の工程の稼働率を上げることができ、各工程に配置された装置の無駄がなくなる。
請求項3に記載の発明では、シート束が所定枚数集積された状態で、制御装置によって、データ部の情報に従って選択された内装部、外装部又は梱包部へシート束を移動させるようにすることで、包装工程の自動化が可能となる。このため、出荷形態の変更に対してもスムーズに切換が可能となる。
請求項4に記載の発明では、切断部、集積部、束内装部、外装部、第1出荷部、一括内装部、片段ボール一括外装部、第2出荷部を単一ライン上に配置することで、平版印刷版の加工ラインにおいて、平版印刷版の製造から出荷に至るまで完全に自動化が可能となり、生産効率が上がる。
図1には、本発明の実施の形態に係る包装方法が適用された平版印刷版10(以下、「PS版10」という)の加工ライン100が示されている。
この加工ライン100の上流側(図1右上側)には、あらかじめロール状に巻かれたウエブ12を順次巻き出す送出機14が配設されている。送出機14から送り出された長尺状のウエブ12はカール矯正された後、合紙18が貼り合わされ、帯電により密着されて、ノッチャー20に至る。
ノッチャー20は、ウエブ12に打ち抜き部を設け、裁断加工部22を構成する裁断刃24が、打ち抜き位置でウエブ12の幅方向へ移動できるようにする。これにより、ウエブ12を連続裁断しながら、ウエブ12の裁断幅を変更することが可能となる。
このようにして、所定の裁断幅に裁断されたウエブ12は、指示されたタイミングで走間カッタ30により切断される。これにより、設定されたサイズのPS版10が製造される。各PS版10には、個々にサイズや出荷形態等の情報が持たされており、出荷形態に応じて、制御部32(図2参照)によって制御されるようになっている(後述する)。
そして、PS版10は、コンベア34によって後述する包装工程36へ送られ、個々の出荷形態に応じて、包装材料(テープ、内装材、外装材等)によって包装され、各ユーザへ出荷される。
ここで、ウエブ12には、アルミニウム製の支持体上にあらかじめ感光層(又は感熱層)が形成されており、この感光層(又は感熱層)が形成された面が、PS版10(図1参照)の画像形成面(ウエブ12の表面)となっている。ウエブ12は、加工ライン100によって加工されて所望のサイズとされることで、印刷に使用可能なPS版10となる。
また、支持体としてのアルミニウム板は、例えば、JIS1050材、JIS1100材、JIS1070材、Al−Mg系合金、Al−Mn系合金、Al−Mn−Mg系合金、Al−Zr系合金、Al−Mg−Si系合金等を適用し得る。メーカにおけるアルミニウム板の製造過程では、上記規格に適合するアルミニウムの鋳塊を製造し、このアルミニウム鋳塊を熱間圧延した後、必要に応じて焼鈍と呼ぶ熱処理を施し、冷間圧延により所定の厚さとされた帯状のアルミニウム板に仕上げる。
PS版10は、長方形の板状に形成された薄いアルミニウム板の片面に、塗布膜(感光性印刷版の場合には感光層、感熱性印刷版の場合には感熱層)を塗布して形成されている。この塗布膜に、露光、現像処理、ガム引き等の製版処理が行われ、印刷機にセットされ、インクが塗布されることで、紙面に文字、画像等が印刷される。
なお、PS版10(ウエブ12)の具体的構成は特に限定されないが、例えば、ヒートモード方式およびフォトン方式のレーザ刷版用の平版印刷版とすることによって、デジタルデータから直接製版可能な平版印刷版とすることができる。
そして、塗布膜が塗布された面を画像形成面といい、この反対側の面、すなわち塗布膜が塗布されていない面を非画像形成面という。なお、本実施形態のPS版10は、印刷に必要な処理(露光や現像等)が施される前段階のものであり、場合によっては平版印刷版原版あるいは平版印刷版材と称されることもある。
また、PS版10は、感光層又は感熱層中の成分を種々選択することによって、種々の製版方法に対応した平版印刷版とすることができる。本発明の平版印刷版の具体的態様の例としては、下記(1)〜(11)の態様が挙げられる。
(1) 感光層が赤外線吸収剤、熱によって酸を発生する化合物、および酸によって架橋する化合物を含有する態様。
(2) 感光層が赤外線吸収剤、および熱によってアルカリ溶解性となる化合物を含有する態様。
(3) 感光層が、レーザ光照射によってラジカルを発生する化合物、アルカリに可溶のバインダー、および多官能性のモノマーあるいはプレポリマーを含有する層と、酸素遮断層との2層を含む態様。
(4) 感光層が、物理現像核層とハロゲン化銀乳剤層との2層からなる態様。
(5) 感光層が、多官能性モノマーおよび多官能性バインダーとを含有する重合層と、ハロゲン化銀と還元剤を含有する層と、酸素遮断層との3層を含む態様。
(6) 感光層が、ノボラック樹脂およびナフトキノンジアジドを含有する層と、ハロゲン化銀を含有する層との2層を含む態様。
(7) 感光層が、有機光導電体を含む態様。
(8) 感光層が、レーザー光照射によって除去されるレーザー光吸収層と、親油性層および/または親水性層とからなる2〜3層を含む態様。
(9) 感光層が、エネルギーを吸収して酸を発生する化合物、酸によってスルホン酸またはカルボン酸を発生する官能基を側鎖に有する高分子化合物、および可視光を吸収することで酸発生剤にエネルギーを与える化合物を含有する態様。
(10) 感光層が、キノンジアジド化合物と、ノボラック樹脂とを含有する態様。
(11) 感光層が、光又は紫外線により分解して自己もしくは層内の他の分子との架橋構造を形成する化合物とアルカリに可溶のバインダーとを含有する態様。
特に、レーザー光の照射により現像液に対する可溶性が変化する感光層(又は感熱層)を有する平版印刷版では、感光層(又は感熱層)が損傷を受けやすいため、本発明の平版印刷版包装構造を適用すると、後述するようにいわゆる膜剥れを確実に防止でき、好ましい。
なお、ここでいうレーザー光の波長は特に限定されず、例えば、
(a) 波長域350〜450nmのレーザー(具体例としては、波長405±5nmのレーザーダイオード)。
(b) 波長域480〜540nmのレーザー(具体例としては、波長488nmのアルゴンレーザー、波長532nmの(FD)YAGレーザー、波長532nmの固体レーザー、波長532nmの(グリーン)He−Neレーザー)。
(c) 波長域630〜680nmのレーザー(具体例としては、波長630〜670nmのHe−Neレーザー、波長630〜670nmの赤色半導体レーザー)。
(d) 波長域800〜830nmのレーザー(具体例としては、波長830nmの赤外線(半導体)レーザー)。
(e) 波長1064〜1080nmのレーザー(具体例としては、波長1064nmのYAGレーザー)。
等を挙げることができる。これらのうち、例えば、(b)及び(c)の波長域のレーザー光はいずれも、上記した(3)又は(4)の態様の感光層又は感熱層を有する平版印刷版の双方に適用可能である。また、(d)及び(e)の波長域のレーザー光はいずれも、上記した(1)又は(2)の態様の感光層又は感熱層を有する平版印刷版の双方に適用可能である。もちろん、レーザー光の波長域と感光層又は感熱層との関係はこれらに限定されない。
PS版10の形状等は特に限定されず、例えば、厚み0.1〜0.5mm、長辺(幅)300〜2050mm、短辺(長さ)200〜1500mmのアルミニウム板の片面に感光層又は感熱層が塗布されたもの等とすることができる。
使用される合紙18としては平版印刷版に用いられる一般的なものでよいが、代表例を下記に示す。合紙18としても、PS版10の塗布膜を確実に保護できれば、その具体的構成は限定されないが、例えば、木材パルプを100%使用した紙や、木材パルプを100%使用せず合成パルプを使用した紙、及びこれらの紙の表面に低密度ポリエチレン層を設けた紙等を使用できる。
特に、合成パルプを使用しない紙では、材料コストが低くなるので、低コストで合紙18を製造することができる。より具体的には、漂白クラフトパルプから抄造した坪量20〜55g/m2、密度0.7〜0.85g/cm3、水分4〜6%、ベック平滑度10〜800秒、PH4〜6、透気度15〜300secの合紙が挙げられるが、もちろんこれに限定されない。
次に、本発明の実施の形態に係る包装工程36について説明する。
図1及び図2に示すように、包装工程36は、集積部38、束テープ部40、束内装部42、外装部44、第1出荷部46、束集積部47、一括内装部48、片段ボール一括外装部50、天板載せ部52、バンド締結部54、第2出荷部56で構成されており、単一のライン上に配置されている。
まずは、図1及び図2を参照して各工程について以下に説明する。
(集積部38)
図3(i)、(ii)の(A)に示すように、集積部38では、PS版10が所定枚数積み重ねられる(いわゆる積層束60)。1つの積層束60を構成するPS版10の数は特に限定されないが、運搬や保管の効率化の観点等から、例えば10枚〜100枚とすることができる。また、さらに多くのPS版10によって積層束60を構成し、より効率的に(少ない荷扱いの回数で)運搬や保管をできるようにすることも可能である。
例えば、PS版10の枚数を最大で3000枚程度としてもよい。PS版10の種類によっては、塗布膜を保護する合紙18を省略し、PS版10のみで積層束60を構成してもよい。また、積層束60は、集積部38において、パレット41上に直接積み重ねられる場合もある。
ここで、各PS版10には、個々にサイズや出荷形態等の情報が記録された情報部160を有しており、加工ライン100上に配設された読取装置162によって、情報部160に記録された出荷形態等の情報が読取られ、制御部32へ信号が送信されるようになっている。
これにより、集積部38において、PS版10が所定枚数集積された状態(積層束60)で、制御部32によって、情報部160の情報に従って選択された束内装部42、外装部44等の工程へ積層束60が移動することとなる。なお、ここでは、集積部38は一箇所となっているが、複数箇所設けても良い。
次に、図3(i)、(ii)の(B)に示すように、積層束60の上下若しくは片側には、保護用厚紙62(いわゆる当てボール62であり、以下「当てボール62」という)が配置される。この当てボール62は、集積部38の近傍に配置された裁切断部39において、予め積層束60のサイズに合わせて裁切断され、集積部38へ供給される。この当てボール62によって、積層束60を構成するPS版10の湾曲や、外力による変形、損傷等を防止する。
ここで、PS版10の種類によっては、片面だけでなく、両面に塗布膜が設けられたもの(いわゆる「両面品」)がある。当てボール62としては、木材パルプ、麻等の天然繊維、ポリオレフィン等の線状高分子から得られる合成パルプ、再生セルロース等を単独又は混合したものを材料として使用した、坪量200〜1500g/m2、密度0.7〜0.85g/cm3、水分4〜6%、ベック平滑度3〜20秒、PH4〜6の紙を使用することができるが、もちろんこれに限定されない。
特に、木材パルプや天然繊維繊等、低コストの材料を選択することで、当てボール62を低コストで製造することができる。より具体的には、例えば、原料故紙を叩解し、4%の濃度に希釈した紙料にサイズ剤を厚紙重量の0.1%、紙力剤を厚紙重量の0.2%になるように加え、さらに硫酸アルミニウムをPHが5.0になるまで加えた紙料を用いて抄紙して得られた密度0.72g/cm3、坪量640g/m2の厚紙を挙げることができるが、もちろんこれに限定されない。
(束テープ部40)
以上のように、積層束60の上下に当てボール62が配置された状態(以下、「積層束64」という)で、図3(i)の(C)に示すように、上下の当てボール62を架け渡すようにして、粘着テープ(以下、「束テープ66」という)が所定位置で張り付けられる。これにより、不用意に積層束64が広がったり脱落したりしないように固定される。
(束内装部42)
次に、図3(i)、(ii)の(D)に示すように、束テープ66の有無には拘わらず、積層束64は、束内装部42において内装紙68で内装される(内装紙68で内装された積層束64を、以下、「内装束74」という)。内装紙68は、遮光性及び防湿性を有する紙によって構成されており、内装紙68を使用して、積層束64が外部から完全に遮断されるように内装することで、積層束64を確実に遮光及び防湿することができる。
内装紙68の材質は、このように積層束64を完全に外部から遮断して包装することが可能であれば特に限定されないが、例えば、所定の大きさとされた1枚の長方形状の未晒クラフト紙によって構成することができる。
ここで、図5(A)に示すように、内装紙68の長辺68Lの長さは、積層束64の長辺64Lと内装紙68の短辺68Sとが平行になるように内装紙68の略中央に積層束64を置き、内装紙68を積層束64の長辺64Lに沿って両側から折り曲げた状態で、内装紙68の短辺68Sの近傍が部分的に重なり合う長さとされている。
また、図5(B)に示すように、内装紙68の短辺68Sの長さは、この短辺68Sの近傍が部分的に重なり合った状態から、さらに内装紙68の長辺68L側を折りこんだとき、積層束64の上面と平面視して部分的に重なる長さとされている。
このようにして内装紙68によって積層束64を内装することで、図5(C)に示すように、積層束64が全面に渡って内装紙68で覆われることとなる。ここで、重なった状態で上に位置する内装紙68の一端部には、ホットメルト等で糊付けが成されており、内装紙68の所定位置で張り付け、不用意に内装紙68が広がったり脱落したりしないように固定する。糊付けの代わりにヒートシール、テープ止めでも良い。
なお、図5(A)〜(C)に示したものは、内装紙68によって積層束64を内装する構造の一例であり、これに限定されないことはもちろんである。要するに、積層束64を内装紙68で覆うことで、後述するように、外装材70との組み合わせによってPS版10を確実に遮光及び防湿できればよい。
(外装部44)
図3(i)、(ii)の(D)及び図6に示すように、外装材70は、段ボールによって構成され、1又は複数の内装束74を収容可能な内寸を有する段ボール箱とされている。従って、内装束74を外装材70の内側に収容した状態では、内装束74の周囲に段ボールが配置されていることになり、運搬時や保管時などに外部から物が当たったりしても、このエネルギーが外装材70によって吸収される。
また、外装材70の外部からの光は外装材70によって遮られ、内装紙68に達する光は極めて微弱(実質的に、外装材70の貼り合わせ部分等から入射する光のみ)になる。さらに、外装材70の外部の湿度変化及び温度変化に対して外装材70が緩衝作用を果たし、外装材70の内側での湿度変化及び温度変化が外側よりも少なくなる。
(第1出荷部46)
第1出荷部46では、以上のように、外装材70で外装された内装束74が、出荷形態の一つとして、ユーザへ出荷される。
(束集積部47)
一方、内装紙68で内装された内装束74は、図4(i)の(A)に示すように、パレット82上に積み重ねられ(以下、「集積束78」という)、一括内装部48において、一括内装される。
(一括内装部48)
次に、一括内装部48では、図4(i)〜(iv)の(B)に示すように、集積束78或いは、積層束64が一括内装される。以下、集積束78を例に挙げて説明する。図7に示すように、内装紙80の一端部を集積束78の側面に当接させて保持し、パレット82が載置されたターンテーブル102を旋回させ、内装紙80を集積束78の側面に巻付けていく。この際、クラフトテープ84を内装紙80の下端部と積載部材86の側面に巻付けていき、内装紙80の下端部を積載部材86の側面に接着する。また、内装紙の下部に両面テープを貼り付け、積載部材86の側面と接着させても良い。
なお、内装紙80は遮光、防湿性を確保することを目的として、本実施形態ではクラフト紙にアルミ箔をラミネートしたアルミクラフト紙が使用されているが、この他、クラフト紙、アルミクラフト紙のアルミ箔上に低密度ポリエチレン層、又は黒ポリエチレンフィルムを貼り合わせたもの等が使用される。
ここで、内装紙80の幅は、集積束78の高さを越え、後に集積束78の高さを越えた部分を折り畳んで集積束78の上面を覆うことができるサイズとされている。図8(A)、(B)に示すように、内装紙80が集積束78の側面に1周巻付けられたところで、内装紙80をカットし、後端部と先端部をテープ81又はホットメルト等の接着剤で接着する。そして、上部を折り畳んで集積束78の上面を覆い、テープ止めする。このようにして、一括内装された集積束78を、以下、一括内装束92という。
(片段ボール一括外装部50)
次に、出荷形態によっては、図4(i)、(ii)の(C)に示すように、片段ボール一括外装が行われる。つまり、図9に示すように、いわゆる片段ボール94を、片段ボールロール98から引き出し、巻付け装置96によって一括内装束92の側面に巻付ける。
巻付け装置96には、一括内装束92が積載されたパレット82が載置され、図示しない旋回装置で時計回り(図中矢印A方向)に旋回する円状のターンテーブル102が設けられている。このターンテーブル102上には、片段ボール94の先端を保持する第1先端保持装置104が一括内装束92の側面から隙間を空けて立設されている。
第1先端保持装置104は、中空の矩形柱状のチャンバで、図示しない真空装置によって内部を真空にされ、一括内装束92の側面と向き合う面に多数の吸引孔(図示省略)が形成されている。これによって、片段ボール94の先端を吸着でき、ターンテーブル102を旋回させると、片段ボール94は、片段ボールロール98から巻出されて一括内装束92の側面に巻き付けられる。
また、ターンテーブル102が旋回されている時に、片段ボール94を一括内装束92の側面に密着させて、巻付けられた片段ボール94の弛みを取る弛み取り装置106が設けられている。
この弛み取り装置106は、弛み取りロール108と、この弛み取りロール108の軸方向の両端部を回転可能に支持するコ字状のアーム110とで構成され、図示しないエアシリンダによって軸部110Aを中心に揺動し、弛み取りロール108を一括内装束92の側面に押し当てている。
そして、ターンテーブル102が1周旋回され、片段ボール94が一括内装束92の側面に1周巻付けられたところで、第2先端保持装置112が片段ボール94を保持する。ここで、切断保持装置114が片段ボール94を切断し、テープ又はホットメルト等の接着剤で一括内装束92の側面に貼り付ける。
(天板載せ部52)
次に、片段ボール一括外装の有無に拘わらす、一括内装束92は、図4(i)〜(iv)の(D)に示すように、移動装置120(図10参照)を駆動して、一括内装束92に対応する天板116を一括内装束92の天面に移載させる。
ここで、図10に示すように、移動装置120には吸着パッド122が設けられており、この吸着パッド122によって天板116を吸着し、一括内装束92の上方に移動させる。天板116は、一括内装束92のサイズに応じて、一括内装束92の上面と略同じか、もしくは若干大きいサイズの板状に形成されており、この天板116により、一括内装束92の上方から外力が作用した場合でもそのエネルギーが吸収され、PS版10の変形が、実用上問題となることがない程度に抑えられる。
(バンド締結部54)
次に、バンド締結部54では、図4(i)〜(iv)の(E)及び図11に示すように、パレット82と、一括内装束92及び天板116に対し、これら全体を一体的に結束するように、樹脂製のバンドで形成されたバンド124が巻き掛けられ、パレット82と、一括内装束92及び天板116を一体的に荷扱いでき、これらが不用意にずれたり荷崩れを起こしたりしないように固定される(以下、「結束束体126」という)。
(第2出荷部56)
第2出荷部56では、以上のように、バンド締結された結束束体126が、出荷形態の一つとして、ユーザへ出荷される。
次に、本発明の実施の形態に係る包装方法の要旨について説明する。
図2には、包装工程36のラインが模式的に示されており、一例として6種類の出荷形態が図示されている。
例えば、出荷形態I、IIは、いわゆる束内装形態とされ、外装部44によって、外装材70による外装を行った後(いわゆる束内装形態、図3(i)、(ii)の(E)参照)、第1出荷部46へ送られ、出荷される。
ここで、出荷形態Iは、集積部38、束テープ部40、束内装部42、外装部44の各工程における処理(図3(i)の(A)〜(E)参照)が行われるが、出荷形態IIでは、PS版が集積され、積層束60に当てボール62が配置された状態で、束テープ部40を通過し、束テープ66をしない状態で、積層束64が束内装部42へ送られ、束内装及び外装が行われることとなる(図3(ii)の(A)〜(E)参照)。
また、出荷形態III〜VIは、第2出荷部56へ送られるが、これらは、外装部44を通過することとなる。例えば、出荷形態IIIでは、束内装部42において内装された内装束74(図3(i)の(D)参照)は、束集積部47によって束集積され、一括内装部48を通過した後、片段ボール一括外装部50において、片段ボール一括外装が成される(図4(i)の(A)〜(C)参照)。そして、天板載せ部52において、天板116が載せられ、バンド締結部54でバンド締結された後、第2出荷部56へ送られる(図4(i)の(D)、(E)参照)。
ここで、出荷形態IVの場合は出荷形態IIIと略同じ形態であるが、出荷形態IVでは、積層束60に当てボール62が配置された状態で、束テープ部40を通過し、束テープ66をしない状態で束内装が行われることとなる(図3(ii)の(A)〜(D)参照)。
一方、出荷形態V、VIでは、PS版が集積され、積層束60に当てボール62が配置
された状態で、束テープ部40、束内装部42、外装部44、束集積部47をそれぞれ通過し、一括内装部48で一括内装が成される(図4(ii)〜(iv)の(A)、(B)参照)。
そして、出荷形態Vは、片段ボール一括外装部50、天板載せ部52、バンド締結部5
4で各工程における処理がそれぞれ行われる(いわゆるバルク形態、図4(ii)の(C)〜(E)参照)。また、出荷形態VIは、一括内装部48で一括内装が成された後、片段ボール一括外装部50を通過し、天板載せ部52へ送られる(いわゆるスキッド形態、図4(iii)、(iv)の(C)〜(E)参照)。
このように、複数の出荷形態を備えた包装工程36(裁断加工部22、集積部38、束内装部42、外装部44、第1出荷部46、束集積部47、一括内装部48、片段ボール一括外装部50、天板載せ部52、バンド締結部54、第2出荷部56)を単一ライン上に配置することで、不要な工程では単にPS版10を通過させれば良いため、出荷形態に合わせてストレージする必要が無くなり、ウエブ12を加工する加工工程と、包装工程36とで同期させてラインを構成することができるため、生産効率が上がる。
また、包装工程36を単一ライン上に配置することで、PS版10の加工ライン100において、PS版10の製造から出荷に至るまで完全に自動化が可能となる。
例えば、前述したように、各PS版10に、個々にサイズや出荷形態、表示等が記録された情報部160(例えば、インクジェットマーキング等でバーコード印字を行う)の情報を加工ライン100上に配設された読取装置162によって読取り、制御部32へ信号を送信するようにする。
そして、制御部32によって、PS版10を情報部160の情報に従って選択された束内装部42、外装部44、束集積部47等の工程へ移動させるようにすることで、出荷形態の変更に対してもスムーズに切換が可能となる。
つまり、制御的にトラッキングすることで、所定のPS版10の位置を把握することができるため、所定の出荷形態による包装が終了した後、包装工程36のライン終了後、直ぐに、次の出荷形態による包装工程36のラインに移行することができる。
なお、ここでは、個々にサイズや出荷形態、表示等が記録された情報部160の情報を読取装置162で読取るようにしたが、これに限るものではない。例えば、PS版10毎に仮想データとして制御部32で制御し、最終出荷の出来高情報で整合性を確認するようにしても良い。
ところで、以上のように、包装工程36を単一ライン上に配置するに当たって、いわゆる、束内装形態、バルク形態、スキッド形態等の出荷形態において、内装、外装などの包装形態の少なくとも一部を統一化している。
つまり、図12及び図13に示すように、従来の包装形態では、各出荷形態に応じて包装方法が異なっており、例えば、バルク形態(図12(i)参照)の場合とスキッド形態(図12(ii)、(iii)参照)の場合を比較すると一目瞭然である。
バルク形態(図12(i)参照)では、図13のVIの2のラインで示すように、一括内装Aの後、角状の緩衝材130及びスリーブ132をそれぞれ外挿し(一括外装B)、天板134を載せ、バンド締結を行う。
一方、スキッド形態(図12(ii)参照)では、図13のVのラインで示すように、
束集積された積層束64の上部から積層束64の上面及び側面を覆うように内装紙138を被せる。そして、幅方向に合わせ目を持つ一対のコ字状の段ボール140で内装紙138を押さえた状態でテーピングし(一括内装B)、ストレッチ部材142で外周を巻いた(一括外装C)後、包装束体144の上面に天板146を載せ、天板146をテープ147で留める(ストレッチ締結)。
また、別のスキッド形態(図12(iii)参照)では、図13のVIの1のラインで示すように、束集積された積層束64の上部から積層束64の上面及び側面を覆うように内装紙148を被せ、長手方向に合わせ目を持つ一対のコ字状の段ボール150で内装紙148を押さえた状態でテーピングし(一括内装C)、この状態のまま、包装束体152の上面に天板154を載せ、ボルト締結を行う。
さらに、束内装後に出荷する場合においても、図13のI〜IVのラインで示すように、束内装を行った後、図示はしないが、段ボール外装と一括外装Aの2種類の形態で出荷されることとなる。
このように、従来では、各出荷形態に応じて包装方法が異なっていたため、出荷形態毎で使用される資材等も異なっている。このため、図13に示すように、従来の包装工程156では、ラインを一本化することができず、各出荷形態に合わせて複数のラインが必要となる。従って、出荷形態に応じて、各資材をストレージさせる結果となってしまう。
しかし、本発明のように、各出荷形態において、内装、外装などの包装形態の少なくとも一部の統一化を図ることで、資材の共有化も可能となり、また、スペースセービングを実現させることができる。さらに、包装工程36の稼働率を上げることができ、各工程に配置された装置の無駄がなくなる。
また、フォトポリレーザ書き込み型や銀塩型レーザ書き込み型等赤灯下の暗所で加工しなければならない場合、ストレージをなくすことで同期運転しているため、照明切換がやりやすくなることもある。
本発明の実施の形態に係るPS版の加工ラインを示す概略図である。 本発明の実施の形態に係るPS版の包装工程のラインを示す説明図である。 (i)、(ii)は、本発明の実施の形態に係るPS版の各出荷形態に応じた包装方法を示す説明図である。 (i)〜(iv)は、本発明の実施の形態に係るPS版の各出荷形態に応じた包装方法を示す説明図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施の形態に係るPS版の束内装を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るPS版の外装を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るPS版の一括内装を示す斜視図である。 (A)、(B)は、本発明の実施の形態に係るPS版の一括内装を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るPS版の片段ボール一括外装を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るPS版の天板載せを示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るPS版のバンド掛けを示す斜視図である。 (i)〜(iii)は、従来の包装方法を示す説明図である。 従来の包装工程のラインを示す説明図である。
符号の説明
10 PS版(平版印刷版)
22 裁断加工部(切断部)
32 制御部
34 コンベア
36 包装工程
38 集積部
40 束テープ部
42 束内装部(内装部)
44 外装部(梱包部)
46 第1出荷部
47 束集積部
48 一括内装部(外装部)
50 片段ボール一括外装部(外装部)
52 天板載せ部(梱包部)
54 バンド締結部(梱包部)
56 第2出荷部
60 積層束(シート束)
64 積層束(シート束)
100 加工ライン
160 情報部(情報)

Claims (4)

  1. 平版印刷版を所定サイズに加工してシートとし、前記シートを集積して出荷形態に応じて内装、外装、梱包する包装方法において、
    集積の後、仕分け部を除いて、内装形態を形成する内装部、外装形態を形成する外装部、出荷形態を形成する梱包部を単一ライン上に配置したことを特徴とする包装方法。
  2. 前記出荷形態に拘わらず少なくとも内装形態を統一したことを特徴とする請求項1に記載の包装方法。
  3. 加工された前記シートに出荷形態の情報を持たせ、集積されたシート束が、前記情報に応じて前記内装部、前記外装部又は前記梱包部を選択して移動することを特徴とする請求項1又は2に記載の包装方法。
  4. 平版印刷版を所望のサイズに切断し、複数枚のシートに加工する切断部と、
    前記切断部で切断されたシートを集積する集積部と、
    前記集積部に集積された束体を束内装する束内装部と、
    前記束内装部で内装された束体を外装する外装部と、
    前記束内装された束体を段ボール外装して出荷形態とする第1出荷部と、
    前記束内装された束体又は前記集積部に集積された束体を一括内装する一括内装部と、
    前記束内装された束体又は前記一括内装部された束体を片段ボール一括外装する片段ボール一括外装部と、
    前記一括内装又は前記片段ボール一括外装された束体を出荷形態とする第2出荷部と、
    を備え、
    前記切断部、前記集積部、前記束内装部、前記外装部、前記第1出荷部、前記一括内装部、前記片段ボール一括外装部、前記第2出荷部が単一ライン上に配置されたことを特徴とする平版印刷版の加工ライン。
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