JP2006086551A - 移動局 - Google Patents

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Abstract

【課題】 そこで、本発明は、データの送信が行われることを通知するチャネル(HS−SCCH)を受信したが、自局宛ての通知が有ると誤検出してしまうことがあることに着目し、受信結果を繰り返し送信する場合でも、通知が行なわれるチャネル(HS−SCCH)を有効に利用することを目的の1つとする。
【解決手段】 本発明では、HS−SCCHを介して自局宛てのメッセージが送信されたことを検出した場合に、対応するHS−PDSCHのサブフレームを受信し、受信結果を送信する際に、該受信結果をn回繰返して送信するHSDPAに対応した移動局において、前記検出を行なったHS−SCCHの第1サブフレームの次の第2サブフレームについて受信処理を行なうように制御する制御部、を備えたことを特徴とする移動局を用いる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、移動局に関し、例えば、W−CDMA通信方式を採用した移動無線通信システムにおける移動局に関する。
現在、3GPP(3rd Generation Partnership Project)で、第3世代移動通信システムの1つの方式であるW−CDMA(UMTS)方式の標準化が進められている。そして、標準化のテーマの1つとして下りリンクで最大約14Mbpsの伝送速度を提供するHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)が規定されている。
HSDPAは、適応符号化変調方式(AMC:Adaptive Modulation and Coding)を採用しており、例えば、QPSK変調方式(QPSK modulation scheme)と16値QAM方式(16 QAM scheme)とを基地局、移動局間の無線環境に応じて適応的に切りかえることを特徴としている。
また、HSDPAは、H−ARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)方式を採用している。H−ARQでは、移動局は基地局からの受信データについて誤りを検出した場合に、当該基地局に対して再送要求を行う。この再送要求を受信した基地局は、データの再送を行うので、移動局は、既に受信済みのデータと、再送された受信データとの双方を用いて誤り訂正復号化を行う。このようにH−ARQでは、誤りがあっても既に受信したデータを有効に利用することで、誤り訂正復号の利得を高め、再送回数を抑えている。
HSDPAに用いられる主な無線チャネルは、HS−SCCH(High Speed-Shared Control Channel)、HS−PDSCH(High Speed-Physical Downlink Shared Channel)、HS−DPCCH(High Speed-Dedicated Physical Control Channel)がある。
HS−SCCH、HS−PDSCHは、双方とも下り方向(即ち、基地局から移動局への方向であるダウンリンク)の共通チャネル(shared channel)であり、HS−SCCHは、HS−PDSCHにて送信するデータに関する各種パラメータを送信する制御チャネルである。言い換えれば、HS−PDSCHを介してデータの送信が行われることを通知(予告)するチャネルである。
各種パラメータとしては、例えば、どの変調方式を用いてHS−PDSCHによりデータを送信するかを示す変調方式情報や、拡散符号(spreading code)の割当て数(コード数)、送信データに対して行うレートマッチングのパターン等の情報が挙げられる。
一方、HS−DPCCHは、上り方向(即ち、移動局から基地局への方向であるアップリンク)の個別の制御チャネル(dedicated control channel)であり、HS−PDSCHを介して受信したデータのエラーの有、無に応じてそれぞれACK信号、NACK信号を移動局が基地局に対して送信する場合に用いられる。即ち、HS−PDSCHを介して受信したデータの受信結果を送信するために用いられるチャネルである。尚、移動局がデータの受信に失敗した場合(受信データがCRCエラーである場合等)は、NACK信号が移動局から送信されるので、基地局は再送制御を実行することとなる。
その他、HS−DPCCHは、基地局からの受信信号の受信品質(例えばSIR)を測定した移動局が、その結果をCQI情報(Channel Quality Indicator)として基地局に送信するためにも用いられる。基地局は、受信したCQI情報により、下り方向の無線環境の良否を判断し、良好であれば、より高速にデータを送信可能な変調方式に切りかえ、逆に良好でなければ、より低速にデータを送信する変調方式に切りかえる(即ち、適応変調を行う)。
・「チャネル構造」
次に、HSDPAにおけるチャネル構成について説明する。
図1は、HSDPAにおけるチャネル構成を示すための図である。尚、W−CDMAは、符号分割多重方式を採用するため、各チャネルは符号により分離されている。
まず、説明していないチャネルについて簡単に説明しておく。
CPICH(Common Pilot Channel)、SCH(Synchronization Channel)は、それぞれ下り方向の共通チャネルである。
CPICHは、移動局においてチャネル推定、セルサーチ、同一セル内における他の下り物理チャネルのタイミング基準として利用されるチャネルであり、いわゆるパイロット信号を送信するためのチャネルである。SCHは、厳密には、P−SCH(Primary SCH)、S−SCH(Secondary SCH)があり、各スロットの先頭の256チップでバースト状に送信されるチャネルである。尚、SCHは、3段階セルサーチを行う移動局によって受信され、スロット同期、フレーム同期を確立するために用いられる。
次に、図1を用いて、チャネルのタイミング関係について説明する。
図のように、各チャネルは、15個のスロット(各スロットは、2560チップ長相当)により1フレーム(10ms)を構成している。先に説明したように、CPICHは他のチャネルの基準として用いられるため、P−CCPCH及びHS−SCCHのフレームの先頭はCPICHのフレームの先頭と一致している。ここで、HS−PDSCHのフレームの先頭は、HS−SCCH等に対して2スロット遅延しているが、移動局がHS−SCCHを介して変調方式情報を受信してから、受信した変調方式に対応する復調方式でHS−PDSCHの復調を行うことを可能にするためである。また、HS−SCCH、HS−PDSCHは、3スロットで1サブフレームを構成している。
HS−DPCCHは、上り方向のチャネルであり、その第1スロットは、HS−PDSCHの受信から約7.5スロット経過後に、HS−PDSCHの受信結果を示すACK/NACK信号を移動局から基地局に送信するための用いられる。また、第2、第3スロットは、適応変調制御のためのCQI情報を定期的に基地局にフィードバック送信するために用いられる。ここで、送信するCQI情報は、CQI送信の4スロット前から1スロット前までの期間に測定した受信環境(例えば、CPICHのSIR測定結果)に基づいて算出される。
HS−PDSCHの受信可否を通知するためのACK、NACK信号は、設定によって、複数回繰返して行うこともできる。
即ち、図1に示したように、HS−SCCHの第1サブフレーム(A)でHS−PDSCHの送信予告を通知された移動局は、2スロット遅れのHS−PDSCH(第1サブフレームE)を復調、復号し、CRCチェックを行ってエラーの有無を検出する。
ここで、エラー無しと判定した場合は図のように、HS−PDSCHの受信から約7.5スロット遅れのサブフレームの第1スロットにて、ACK信号(図のスロットC)を送信し、更に、1サブフレーム後の第1スロットにて、同じACK信号(図のスロットD)を繰返して送信するのである。もちろん、エラー有の場合は、NACK信号を繰返して送信する。
もちろん、受信結果を繰り返して送信しないようにすることもできるが、このように、同じACK信号、NACK信号をN回繰返して(Nは自然数)送信することで、ACK信号、NACK信号が基地局により確実に受信され、無用な再送制御が防止されることとなる。
但し、ACK信号、NACK信号を次のサブフレームで繰り返して送信するため、同じ移動局宛てに、次のサブフレーム(F)を含め、後続するN個のサブフレームで、HS−PDSCHを送信してはならない。
これは、ACK信号(図のスロットD)が、HS−SCCHの第1サブフレームAに対応するHS−PDSCHの第1サブフレームEに関する受信結果(ACK、NACK信号)を繰り返して送信したものであるのか、HS−SCCHの第2サブフレームBに対応するHS−PDSCHの第2サブフレームFに関する受信結果(ACK、NACK信号)を最初に送信したものであるかの区別がつかなくなrのを防止するためである。
次に、HS−SCCHで送信されるデータの内容及び符号化手順について説明する。
・「HS−SCCHで送信されるデータ」
HS−SCCHで送信されるのは、次のデータである。各データは、2スロット遅れで送信されるHS−PDSCHの受信処理に用いられる。
(1)Xccs(Channelization Code Set information)
(2)Xms(Modulation Scheme information)
(3)Xtbs(Transport Block Size information)
(4)Xhap(Hybrid ARQ Process information)
(5)Xrv(Redundancy and constellation Version)
(6)Xnd(New Data indicator)
(7)Xue(User Equipment identity)
(1)〜(7)について説明する。
(1)のXccsは、HS−PDSCHでデータを送信する際に用いる拡散符号を示すデータ(例えば、マルチコード数とコードオフセットの組み合わせを示すデータ)で、7ビットで構成される。
(2)のXmsは、HS−PDSCHで用いる変調方式がQPSK、16値QAMのいずれかであることを示すデータで1ビットで構成される。
(3)のXtbsは、HS−PDSCHで伝送されるデータのトランスポートブロックサイズ(HS−PDSCHの1サブフレームで送信するデータサイズ)を算出するために用いられるデータで、6ビットで構成される。
(4)のXhapは、H−ARQのプロセス番号を示すデータで3ビットで構成される。基地局は、ACK、NACKを受信するまでは移動局でデータの受信ができたかどうかの受信可否判断ができないが、ACK、NACKを受信するまで新規データブロックの送信を待つとなると伝送効率が低下する。そこで、ACK、NACKの受信前に新規データブロックを送信すべく、サブフレームで送信するデータブロックの各々にプロセス番号を定義し、プロセス番号により移動局は受信処理を切り分けて行なう。即ち、基地局は、再送を行なう場合には、先に送った際のプロセス番号と同一のプロセス番号を付与するという条件のもと、伝送ブロックのそれぞれについてプロセス番号を付与して、HS−SCCHを介してXhapとして送信する。
従って、移動局は受信したXhapに基づいて、HS−PDSCHを介して受信したデータを分類し、HS−SCCHにより同一のプロセス番号が通知されたデータ流の中で、(6)で説明するXndに基づく、新規送信、再送信の識別を行なって新規データと再送データの合成等を行なうこととなる。
(5)のXrvは、HS−PDSCHの再送時における冗長バージョン(RV)パラメータ(s、r)、コンスタレーションバージョンパラメータ(b)を示すデータで、3ビットで構成される。
尚、sは後に説明するレートマッチング処理において、組織ビットを優先するかどうかを示すためのビットである。例えば、s=1の場合は組織ビットを優先し、s=0の場合は組織ビットを優先しない。rはレートマッチング処理の際に、パンクチャ、レピテッション処理を施す対象のビットのパターンを示し、bはコンスタレーション再配置のパターンを示す。
再送信時には、受信側で合成することを考慮して、送信するビットを変化させたり、コンスタレーション配置を変更することが望ましいため、Xrvを0〜7の間で循環させて用いる。また、初期送信時毎にXrvを変更する必要はないため、新規送信時の初期値は一定でよい。
(6)のXndは、HS−PDSCHの送信ブロックが新規ブロックか再送ブロックかを示すデータで、1ビットで構成される。例えば、新規ブロックを送信する場合に、0から1、または1から0に切り換え、再送時には切り換えることなく、同じ値を用いる。
例えば、新規送信、再送信、新規送信、再送信、再送信、新規送信を順に行なう場合は、1、1、0、0、0、1といったようにビットが変化することとなる。
(7)のXueは、移動局の識別情報を示すデータで、16ビットで構成される。
・「HS−SCCHで送信されるデータの符号化」
図2は、HS−SCCHで送信される上記(1)〜(7)の各データの符号化手順(符号化装置)を示す図であり、この符号化は主に基地局で実行される。
図において、1は符号化部、2はレートマッチング処理部、3は乗算器、4はCRC演算部、5は乗算器、6は符号化部、7はレートマッチング処理部、8は符号化部、9はレートマッチング処理部を示す。
次に各ブロックの動作について説明する。
7ビットで表現される(1)Xccs(x1,1〜x1,7)と1ビットで表現される(2)Xms(x1,8)は、合計8ビットのデータとして符号化部1に入力される。ここで、添え字の前半の数は、第1パート(第1スロット)で送信されるデータに関するものであることを意味し、カンマ(,)で区切られた後半の数は何ビット目かを示している。
さて、符号化部1は、入力されたデータに8ビットのテールビットを付加し、合計16ビットに対して符号率1/3の畳み込み符号化処理を施す。従って、符号化されたデータは、合計48ビットとなり、z1,1〜z1,48としてレートマッチング処理部2に与えられる。レートマッチング処理部2は、所定のビットをパンクチャ、レピテッション処理等して、第1スロットに収まるビット数に調整(ここでは、40ビットとする)して出力する(r1,1〜r1,40)。
レートマッチング処理部2からのデータは、乗算器3によりc1〜c40との乗算がなされ、s1,1〜s1,40として出力され、図1のHS−SCCHにおける、1サブフレームの先頭のスロットである第1スロット目(第1パート)で送信される。
ここで、c1〜c40は、(7)Xue(xue1〜xue16)からのデータを符号化部8により、8ビットのテールビットの付加の後、符号化率1/2で畳み込み符号化して得られたb1〜b48を、更に、レートマッチング処理部9で、レートマッチング処理部2と同様のビット調整を行なって得たものである。
一方、6ビットの(3)Xtbs(x2,1〜x2,6)、3ビットの(4)Xhap(x2,7〜x2,9)、3ビットの(5)Xrv(x2,10〜x2,12)、1ビットの(6)Xnd(x2,13)は、合計13ビットのy2,1〜y2,13として、更に、16ビットのy2,14〜y2,29が付加することで合計29ビットのy2,1〜y2,29として符号化部6に入力される。
ここで、y2,14〜y2,29は、(1)〜(6)の合計21ビットに対してCRC演算部4において、CRC演算処理がなされ、演算結果としてのc〜c16に(7)Xue(xue1〜xue16)を乗算して得られたものである。
さて、符号化部6に入力されたy2,1〜y2,29は、8ビットのテールビットが付加された後に、符号化率1/3で畳込み符号化されz2,1〜z2,111の111ビットのデータとしてレートマッチング処理部7に入力される。
レートマッチング処理部7は、上述したパンクチャ等の処理によりr2,1〜r2,80の80ビットを出力し、これらのr2,1〜r2,80は、図1のHS−SCCHにおける、1サブフレーム内における第2パート(第2、第3スロット)で送信される。
以上のように、(1)、(2)のデータは、第1スロットで送信、(3)〜(6)は第2〜第3スロットで送信といったように、別個のスロットとして区別して送信されるが、これらに対しては、共通にCRC演算がなされて、第2スロット内でCRC演算結果として送信されるため、第1、第2スロットの双方を完全に受信することで受信エラーの検出が可能となる。
また、第1スロットで送信するデータに対しては、符号化部1による畳込み符号化後、乗算器3により(7)Xueを乗算しているため、他局宛てのデータを第1スロットで受信した場合には、復号過程で生成される尤度(パスメトリック値等)が自局宛てに比べて小さなものとなるため、尤度と基準値との比較により自局宛てでない可能性が高いことがわかることとなる。
・「HS−PDSCHで送信されるデータの符号化」
次に、送信データがHS−PDSCHを介して送信されるまでの過程についてブロック図を用いながら説明する。
図3は、無線基地局を示す図である。
図において、10はHS―PDSCHを介して送信する伝送データ(1サブフレーム内で送信するデータ)を順次出力するとともに各部(11〜26等)の制御を行う制御部を示す。図2において説明した(1)〜(7)の各値は、この制御部10が与えている。
尚、HS−PDSCHは、共通チャネルであるから、順次出力される伝送データは、それぞれ異なる移動局宛てであることが許容される。
11は、順次入力される伝送データ(同じ無線フレーム内で送信するデータ)に対してCRC演算を行い、この伝送データの最後尾にCRC演算結果を付加するCRC付加(CRC attachment)部、12は、CRC演算結果が付加された伝送データに対して、ビット単位でスクランブルをかけることで、送信データにランダム性を与えるビットスクランブル(Bit scrambling)部を示す。
13は、次に行うチャネル符号化において、符号化の対象とするデータ長が長くなりすぎることで、受信側の復号器の演算量が増大することを防止する等の目的から、入力されたビットスクランブル後の伝送データが、所定のデータ長を超える場合に、分割(例えば、2等分)する符号ブロック分割(Code block segmentation)部を示す。図では、入力データ長が所定のデータ長を超えており、2等分(第1データブロック、第2データブロックに分割)した場合の出力を示している。もちろん分割数として2以外の分割数とする例も考えられるし、また、等分ではなく、異なるデータ長に分割する例も考えられる。
14は、分割された各データについてそれぞれ、別個に誤り訂正符号化処理を施すチャネル符号化(Channel coding)部を示す。尚、チャネル符号化部14としては、ターボ符号器を用いることが望ましい。
従って、第1ブロックに関する第1の出力には、符号化対象のデータである第1ブロックと同じデータである重要な組織ビット(U)と、組織ビット(U)を畳み込み符号化して得られる第1冗長ビット(U’)と、組織ビットをインタリーブ処理してから同様に畳み込み符号化して得られる第2冗長ビット(U’’)とが含まれる。同様に、第2ブロックに関する第2の出力には、第2ブロックについての組織ビット(U)、第1冗長ビット(U’)、第2冗長ビット(U’’)が含まれる。
15は、チャネル符号化部14(ターボ符号器)からシリアル入力された第1ブロック及び第2ブロックについて、組織ビット(U)、第1冗長ビット(U’)、第2冗長ビット(U’’)のそれぞれに分離して出力するビット分離(Bit separation)部を示す。
16は、入力されたデータ(複数のブロックに分割している場合は、分割されたブロックのデータの全て)が、後段のバーチャルバッファ部17の所定の領域に収まるデータ量となるように、入力データに対してパンクチャ処理(間引き)等のレートマッチング処理を行う第1レートマッチング(1st rate matching)部を示す。
17は、制御部10により、送信対象の移動局の受信処理能力に応じた領域を設定され、その領域内に、第1レートマッチング部16により、レートマッチング処理されたデータを格納するバーチャルバッファ(Buffer)部を示す。再送信時には、格納したデータを出力することで、CRC付加部11〜第1レートマッチング部16までの処理を省略することができるが、再送信時に符号化率を変更したい場合等には、格納したデータを使わず、制御部10で記憶している送信データを再度出力することが望ましい。尚、バーチャルバッファ部17としてバッファを実際には設けず、そのままスルーとすることもできる。その場合、再送データは、制御部10から再度出力することとなる。
18は、制御部10により、指定された1サブフレーム内に収納可能なデータ長に調整するための第2レートマッチング(2ndrate matching)部を示し、パンクチャ処理(間引き)、レピテション処理(繰り返し)を施すことで、指定されたデータ長となるように、入力されたデータのデータ長を調整する。
尚、この第2レートマッチング部18では、先に説明したRVパラメータに応じたレートマッチング処理を行なう。
即ち、RVパラメータにより、s=1の場合は、組織ビットをなるべく多く残すようにレートマッチング処理が施され、s=0の場合は、これに対して組織ビットが減少して、冗長ビットがより多く残ることが許容される。また、rに従ったパターンによりパンクチャ処理やレートマッチング処理が施される。
19は、第2レートマッチング部19からのデータを複数のビット列に配置するビット収集(Bit collection)部を示す。即ち、第1ブロックのデータと、第2ブロックのデータとを所定のビット配置方法により配置することで、それぞれ位相平面上における信号点を示すための複数のビット列を出力する。尚、この実施例では、16値QAM変調方式を用いるため、ビット列は4ビットで構成されるが、64値QAM変調方式を用いる場合はビット列は6ビット、QPSK変調方式を用いる場合はビット列は2ビットにする。
20は、制御部10により通知された拡散符号の数(コード数)と同じ数の系統に、ビット列を分割して出力する。即ち、制御部10により通知された送信パラメータにおけるコード数がNの場合、入力されたビット列を順に1〜Nの系統に振り分けて出力する物理チャネル分割(Physical channel segmentation)部を示す。
21は、N系統のビット列のそれぞれに対して、インタリーブ処理を施して出力するインタリーブ(Interleaving)部を示す。
22は、入力された各ビット列に対してビット列内でのビットの再配置が可能なコンスタレーション再配置(Constellation re-arrangement for 16 QAM)部を示す。先に説明したコンスタレーションバージョンに従って、ビットの再配置を行なう。ビットの再配置例としては、上位ビットと下位ビットを入れ替えるなどの処理であり、複数のビット列について同じ法則でビット入れ替えを行うことが好ましい。
23は、N系統のビット列を、後段の拡散処理部24の対応する拡散部に振り分ける物理チャネルマッピング(Physical channel mapping)部を示す。
24は、複数の拡散部を備え、それぞれ、N系統の各ビット列に基づき対応するI、Qの電圧値を出力し、それぞれ異なる拡散コードにより拡散処理を施して出力する拡散処理(Spreading)部を示す。
25は、拡散処理部24により拡散された各信号を合成し、これに基づいて、例えば16値QAM変調方式等の振幅位相変調を施し、可変利得増幅器により増幅し、更に、無線信号に周波数変換してからアンテナ側に出力して無線信号として送信可能とする変調(Modulating)部を示す。
尚、HSDPAにおいては、同じタイミングのサブフレームにおいても拡散符号により他の移動局宛ての信号を多重することができるため、10〜25及び可変利得増幅器等のセット(送信セットと称することとする)を複数備え、可変利得増幅器の出力信号をそれぞれ合成してから、共通に周波数変換してからアンテナ側に送信することが好ましい。もちろん、符号により分離される必要があるので、各送信セットにおける拡散処理部24で用いられる拡散符号はそれぞれ分離可能なように異なる拡散符号を用いることとなる。
26は、受信部を示し、HS−DPCCH等を介して受信した移動局からの信号を受信し、ACK、NACK信号、CQI等を制御部10に与える。
上述したように、ACK信号を受信すると次の新規データを送信するが、NACK信号や、応答がないDTX状態の場合は、送信したデータの再送信を行うように制御部10は再送制御を行なう。
もちろん先に説明したように、移動局がACK信号、NACK信号を繰返して送信する場合には、移動局が繰り返して送信するACK信号、NACK信号に対応するHS−PDSCHのサブフレームではその移動局宛てにデータを送信しないように制御するとともに、繰り返して送信されるACK信号、NACK信号に基づいて再送制御を行うこととなる。
尚、再送信は、設定された最大再送回数に制限され、最大再送回数に達しても移動局からACK信号を受信できない場合は、次の新規データの送信に切り換えて送信するように制御する。
最大再送回数を定義しない場合は、新規送信からタイマをスタートさせ、所定時間経過したことを検出してもACK信号を受信できない場合に、次の新規データの送信に切り換えることもできる。
以上が、各部の名称とその動作の説明である。
上述した、HSDPAに関連する事項は、例えば次の非特許文献1、2に開示されている。
3G TS 25.212(3rd Generation Partnership Project: Technical SpecificationGroup Radio Access Network ; Multiplexing and channel coding (FDD)) 3G TS 25.214(3rd Generation Partnership Project: Technical SpecificationGroup Radio Access Network ; Physical layer procedures (FDD))
先に説明した背景技術によれば、移動局は、データの送信が行われることを通知するチャネル(HS−SCCH)を受信し、自局宛ての通知を受けた場合に、データ(HS−PDSCH)の受信を行なうため、通知が行なわれるチャネル(HS−SCCH)を監視する。
ここで、受信結果(ACK、NACK信号)を繰り返し送信する場合には、通知が行なわれるチャネル(HS−SCCH)の受信を回避することで移動局における消費電力を削減することができるが、自局宛ての通知が有りと誤検出してしまった場合に問題が生ずる可能性がある。
そこで、本発明は、データの送信が行われることを通知するチャネル(HS−SCCH)を受信したが、自局宛ての通知が有ると誤検出してしまうことがあることに着目し、受信結果を繰り返し送信する場合でも、通知が行なわれるチャネル(HS−SCCH)を有効に利用することを目的の1つとする。
尚、上記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる効果であって、従来の技術によっては得られない効果を奏することも本発明の目的の1つとして位置付けることができる。
(1)本発明では、データの送信が行われることを通知するチャネルを介して第1の通知を受信した場合は、第1のデータを受信し、第1の受信結果を第1のタイミングで送信し、該チャネルを介して別のタイミングで第2の通知を受信した場合は、第2のデータを受信し、第2の受信結果を第2のタイミングで送信する移動局において、前記第1の通知を受信した場合に、前記第1の受信結果を前記第1のタイミングで送信するとともに、前記第2のタイミングでも繰返して送信する繰り返し送信部と、前記第1の通知を受信した場合に、前記データの送信が行われることを通知するチャネルについて、前記別のタイミングで受信処理を行うように制御する制御部、を備えたことを特徴とする移動局を用いる。
(2)前記受信処理は、復調及び復号を含む、ことを特徴とする(1)記載の移動局を用いる。
(3)本発明では、HS−SCCHを介して自局宛てのメッセージが送信されたことを検出した場合に、対応するHS−PDSCHのサブフレームを受信し、受信結果を送信する際に、該受信結果をn回繰返して送信するHSDPAに対応した移動局において、前記検出を行なったHS−SCCHの第1サブフレームの次の第2サブフレームについて受信処理を行なうように制御する制御部、を備えたことを特徴とする移動局を用いる。
(4)前記制御部は、前記第2サブフレームについての受信処理を行ったが、前記第2サブフレームでは前記検出がなされなかった場合に、前記第1サブフレームについての前記検出は正しかったと判定する、ことを特徴とする(3)記載の移動局を用いる。
(5)前記制御部は、前記判定をした場合に、前記第1サブフレームに対応するHS−DPCCHの所定のスロットで受信結果を送信させるとともに、後続するサブフレームの各スロットでn回繰返して該受信結果を送信させる制御を行う、ことを特徴とする(4)記載の移動局を用いる。
(6)前記制御部は、前記第2サブフレームについての受信処理により、前記第2サブフレームでも前記検出がなされた場合、前記第1サブフレームと前記第2サブフレームとのうち、いずれの検出がより確からしいかを判定する、ことを特徴とする(3)記載の移動局を用いる。
(7)前記制御部は、前記判定により、より確からしいと判定した側のサブフレームに対応するHS−DPCCHの対応するスロットで受信結果を送信するように制御する、ことを特徴とする(6)記載の移動局を用いる。
(8)前記制御部は、前記判定により、より確からしくないと判定した側でないサブフレームに対応するHS−DPCCHの対応するスロットでは、繰り返しに係る受信結果の送信を除き、受信結果を送信しないように制御する、ことを特徴とする(6)記載の移動局を用いる。
(9)前記制御部は、前記判定により、より確からしいと判定した側のサブフレームに対応するHS−DPCCHの対応するスロットで受信結果を送信させ、後続するサブフレームの各スロットで、更にn回繰り返して該受信結果を送信するように制御する、ことを特徴とする(6)記載の移動局を用いる。
(10)前記制御部は、前記判定は、前記第1サブフレームの復号結果の信頼度情報と、前記第2サブフレームの復号結果の信頼度情報に基づいて行う、ことを特徴とする(6)記載の移動局を用いる。
(11)前記制御部は、前記判定は、前記第1サブフレームに対応するHS−PDSCHのサブフレームの復号結果の信頼度情報と、前記第2サブフレームに対応するHS−PDSCHのサブフレームの復号結果の信頼度情報とに基づいて行う、ことを特徴とする(6)記載の移動局を用いる。
本発明によれば、受信結果を繰り返し送信する場合でも、通知が行なわれるチャネルを積極的に受信するため、その受信結果を有効利用することができることとなる。
例えば、通知があったものと誤検出していたことを検出することができる。
以下、図面を参照することにより、本発明の実施の形態について説明する。
〔a〕第1実施形態の説明
第1実施形態では、HS−SCCHにより自局宛てにメッセージが送信された(通知があった)ことを検出した場合でも、積極的に、後続するHS−SCCHの復調、復号を行い、利用することとする。
図4は、本発明に係る移動局を示す図である。先に説明したHSDPAに対応したW−CDMA通信システムで用いられる移動局を1例として挙げたものである。本発明の原理に従う限り、他の通信システムにおける移動局とすることも可能である。
尚、無線通信を行う対象の無線通信装置は、図3に示した無線基地局とすることがき、その動作は先に説明した通りである。
さて、図において、30はアンテナ、31はデュプレクサ、32は直交検波部、33はA/D変換部、34はCPICH受信処理部、35はHS−SCCH受信処理部、36はHS−PDSCH受信処理部、37は記憶部、38は制御部、39は送信処理部を示す。
移動局は、下りチャネル(例えば、CPICH、P−CCPCH、HS−SCCH、HS−PDSCH等)についてアンテナ30により受信し、デュプレクサ31を介して直交検波部32に受信信号を入力して、直交検波を行なう。
直交検波後の信号は、A/D変換部33によりデジタル信号に変換される。これにより、後続する処理をデジタル領域で処理することが可能となる。
デジタル信号に変換された受信信号は、CPICH受信処理部34、HS−SCCH受信処理部35、HS−PDSCH受信処理部36のそれぞれに与えられる。
CPICH受信処理部34は、基地局における適応変調制御に用いるパラメータとしてのCQI情報を特定するために用いられる受信環境を測定する。例としては、下り信号であるCPICHのSIRを測定する。また、CPICH受信処理部34は、受信するCPICHが既知信号であることを利用して伝搬路における信号の位相回転、減衰等を補償(チャネル補償)するためのチャネル推定値を算出し、HS−SCCH受信処理部35、HS−PDSCH受信処理部36に与える。チャネル推定値は、既知の信号点に対して受信信号がどれだけずれているかを位相平面上で評価することで得られることは良く知られている。
尚、受信環境の測定は、例えば、CQI情報を送信するスロットに対して4スロット前から1スロット前までの期間で定期的に測定する。測定周期は、様々考えられるが、20ms内で1回測定を行ない、同じ測定結果を第1〜第4サブフレームで繰返して送信し、残りの6サブフレームは送信を休止し、次の無線フレームでまた1回測定し、同様に所定のサブフレームで送信を行うこともできる。
HS−SCCH受信処理部35は、図1に示したHS−SCCHを介して送信される信号を受信するための受信処理部であり、HS−SCCHの各第1スロット(第1パート)についてチャネル推定値を用いて逆拡散処理、復号処理等の受信処理を行い、復号結果を制御部38に与える。
第1スロット(第1パート)は、Xccs(Channelization Code Set information)、Xms(Modulation Scheme information)が畳み込み符号化されXue(User Equipment identity)が乗算された信号が送信されるスロットであり、HS−SCCH受信処理部35は、逆拡散処理後、自局のXueを用いて、逆の演算処理を施してから、ビタビ復号等の復号を行なって、復号結果を制御部38に出力する。
そして、制御部38が、復号結果に基づいて自局宛てのメッセージであると判定した場合は、制御部38から、第2パートの復調、復号指示があるため、HS−SCCHの残りの第2、第3スロット(第2パート)について逆拡散処理、復号処理を行うとともに、復号後のデータについての誤り検出(CRCエラー検出)処理を行い、復号結果と誤り検出結果を制御部38に与える。
尚、HS−SCCHの第2パートの復号結果として得られるデータには、Xtbs(Transport Block Size information)、Xhap(Hybrid ARQ Process information)、Xrv(Redundancy and constellation Version)、Xnd(New Data indicator)等が含まれる。
HS−PDSCH受信処理部36は、HS−SCCH受信処理部35で自局宛てのメッセージがあった場合に、制御部38から受信処理を実行するように指示される。
従って、その指示に従って、受信したHS−PDSCHの復調(逆拡散)、復号を行うとともに、復号誤のデータについての誤り検出(CRCチェック結果)処理を行い、復号結果と誤り検出結果を制御部38に出力する。
ここで、受信処理を行うために必要とされる情報は、HS−SCCHを介して受信することで得られ、制御部38を介して指定される。例えば、制御部38は、Xccsで指定された逆拡散コードのセットで逆拡散を行い、Xmsで指定された変調方式に対応する復調方式で復調を行うようにHS−PDSCH受信処理部36に指示する。
尚、HS−SCCHについての誤り検出結果がエラー有りの場合は、自局宛てでなかった可能性が高いため、HS−PDSCHの復調又は復号を中止することもできる。
記憶部37は、制御部38が必要なデータを記憶しておくために用いられ、例えば、CQIテーブルを記憶する。CQIテーブルでは、受信環境と適応変調制御に用いるパラメータ(CQI値)とが対応付けられている。
制御部38は、各部の動作を制御(例えば、イネーブル信号、ディスエーブル信号を与えることで動作の可、否を制御)するとともに、CPICH受信処理部34から受信SIRを取得し、HS−SCCH受信処理部35から復号結果及びCRCチェック結果、HS−PDSCH受信処理部36から復号結果及びCRCチェク結果を取得し、これらのデータに基づいて所定の処理を実行する。
例えば、取得したSIRに対応するCQI情報を、記憶部37に記憶している情報を参照して取得し、送信処理部39に与えることで、第2、第3スロットで送信させたり、HS−SCCH受信処理部35からの復号結果に基づいて自局宛てメッセージの有無を判定して、有りの場合に、HS−PDSCH受信処理部36に対して復調、復号を行うように指示したり、HS−PDSCH受信処理部36からのCRCチェック結果に応じてACK信号、NACK信号を生成して送信処理部9に与えたりする。
尚、自局宛てメッセージの有無判定は、例えば、先に説明したように、復号により生成されるパスメトリック値が所定値以下であるかどうかで行うこともがきる。
送信処理部39は、制御部38からのCQI情報、ACK信号又はNACK信号をHS−DPCCHの所定スロットで送信する。
無線基地局からACK信号、NACK信号の繰り返し送信を指示(例えば、報知チャネルにより指示)された場合は、不図示の報知チャネル受信部によりこの指示を受信し、制御部38はこの指示に従って、繰り返し送信モードに移行し、送信処理部39に対してACK信号、NACK信号の繰り返し送信を指示する。
好ましくは、無線基地局からの指示には、繰り返し送信回数(n)が含まれるが、このように、無線基地局から通知されなくとも、予め設定(例えば、記憶部37に繰り返し送信モードである旨のフラグ及び繰り返し送信数(n)をセットし記憶)しておき、制御部38がこれを参照することで、繰り返し送信モードであること、繰り返し送信回数nを認識するようにしてもよい。
そして、繰り返し送信モードである場合には、移動局の制御部38は、HS−SCCHを介して自局宛てのメッセージが送信されたことを検出(通知検出)した場合に、対応するHS−PDSCHのサブフレームを受信し、受信結果を送信する際に、受信結果をn回繰返して送信するが、通知検出したHS−SCCHのサブフレームの次のサブフレーム(好ましくは、通知検出したHS−SCCHのサブフレーム以降のnサブフレーム)についても受信処理を行うように制御する。
即ち、制御部38は、この次のサブフレーム(nサブフレーム)について、復調及び復号を行うようにHS−SCCH受信処理部35を制御するのである。
先に説明したように、無線基地局が繰り返し送信を指示した場合、又は、移動局が繰り返し送信モードに予め設定されている場合には、移動局から、繰り返してACK信号、NACK信号が送信される。
一方、無線基地局は、HS−PDSCHを当該移動局に送信した場合は、繰り返し数(n)に相当するサブフレーム数の送信が完了するまでは、同じ移動局に対しては、HS−PDSCHを介するデータの送信を行なわないように制御する。
このため、無線基地局は、HS−SCCHについても、繰り返し数(n)に相当するサブフレーム数の送信が完了するまで、同じ移動局宛てにメッセージを送信しないはずである。
そこで、移動局は、あえてHS−SCCHを介して通知を検出したサブフレームに対して後続するサブフレーム(第1パートだけでも足るし、第2パートを含めることもできる)についても受信処理(復調、復号)を行い、その受信処理の結果を利用するのである。
利用の1例としては、後続するサブフレームについての受信処理の結果が、自局宛てのメッセージ無し(通知無し)であることを検出した場合には、これらのサブフレームに先行するサブフレームについての通知の検出は正しかったと判定することが考えられる。
更に、検出が正しかったと判定したHS−SCCHのサブフレームに対応するHS−PDSCHの受信結果を、受信結果送信タイミングでHS−DPCCHを介して送信するとともに、後続するサブフレームでn回繰返して受信結果を送信し、検出が正しかったと判定しなかった場合は、このような送信を行わないように制御部38は、送信処理部39を制御するのである。
以上のようにすれば、受信結果を繰り返し送信する場合でも、通知が行なわれるチャネルを積極的に受信するため、移動局は、その受信結果を有効利用することができ、また、受信結果の送信を無線基地局が予想しているタイミングで移動局が送信する可能性が高まることとなる。
以上が、図4に示した各部の動作の概要である。
一方、基地局は、HS−DPCCHを介して受信したCQI情報に基づいて、対応する送信(変調)方式で以後の送信を行なうとともに、ACK信号受信により次の新規データを送信し、NACK信号を受信するか又は送信から所定時間内にACK信号を受信しない場合は、送信データの再送信を実行する。ここで、受信結果が、繰り返し送信される場合は、ACK信号が一度でも受信された場合は、全体としてACK信号が送信されたものと判断することもできるし、繰り返し送信の中で最も多く受信した受信結果が正しいとして判断することもできる。
・「HS−SCCH受信処理」
次に、HS−SCCHの受信処理手順について図1を参照しながら更に詳しく説明する。
先に説明したように、無線基地局は、繰り返し送信を指示した場合、又は、移動局が繰り返し送信モードに予め設定されている場合には、移動局から繰り返してACK信号、NACK信号が送信されることとなるため、HS−PDSCHを当該移動局に送信した場合は、繰り返し数(n)に相当するサブフレーム数の送信が完了するまで、次のHS−PDSCHの送信を行なわないように制御する。ここで、nは自然数である。
そして、無線基地局は、データの送信が行なわれることを通知するHS−SCCHについても、繰り返し数に相当するサブフレーム数の送信が完了するまで、同じ移動局に対してデータの送信が行なわれることを通知する信号は送信しない。
そこで、HS−SCCH受信処理部35において、HS−SCCHの第1サブフレーム(図1のA)の受信処理(復調、復号)が行なわれ、その復号結果から制御部38が通知有りと判定(第1サブフレーム以前のサブフレームについては全て通知無しと判定していたものとする)した場合に、制御部38は、HS−SCCHの第2サブフレーム(図1のB)についても受信処理(復調、復号)を行うようにHS−SCCH受信処理部35を制御する。
これにより、制御部38は、第1サブフレーム(A)については、通知有りと判定し、第2サブフレーム(B)については通知無しと判定した場合は、第1サブフレーム(A)についての通知有りとの判断は正しかったものと判断するとともに、HS−PDSCHの第2サブフレーム(F)について復調、復号を行なわないように制御し、スロットCでHS−PDSCHの第1サブフレーム(E)についての受信結果であるACK信号又はNACK信号を受信結果として、HS−DPCCHのスロットCだけでなく、スロットDでも繰返して送信する。
ここで、繰り返し数が1より大きい場合は更に、繰り返し数に達するまで、各サブフレームの第1スロットで受信結果を送信することとなる。
尚、第1サブフレーム(A)についての通知の有り無しは、第1パートの復号結果で判断することもできるし、確実のために、第1パートと第2パートとを含めた受信データについて行なった誤り検出処理結果(例えば、CRCエラーの有、無)により判断することもできる。
第2サブフレーム(B)についての通知の有り無しの判断は、第1サブフレームと同様に判断することができる。
一方、制御部38は、第1サブフレーム(A)について、通知有りと判定し、第2サブフレーム(B)についても通知有りと判定した場合は、第1サブフレーム(A)についての通知有りの判定と第2サブフレーム(B)についての通知有りの判定のうち、どちらの判定が、より信頼性が高いかを判断する。
判断パラメータとしては種々考えられが、以下に幾つか例示しておく。
・I HS−SCCHの復号結果の信頼度情報(例えば、ビタビ復号を行う場合におけるパスメトリック値)
即ち、第1サブフレーム(A)と第2サブフレーム(B)の各々の第1パートについて復号して得られたパスメトリック値のうち小さい方(復号結果の信頼性が高い方)を通知有りを示すサブフレームとして正しいと判断することができる。
もちろん、第1パートに替えて第2パートについてのパスメトリック値のうち小さい方(復号結果の信頼性が高い方)を通知有りを示すサブフレームとして正しいと判断することもできるし、第1パートと第2パートの双方の信頼性を考慮することもできる。第1パートと第2パートの双方の信頼性を考慮する方法としては、例えば、第1パートについておパスメトリック値と第2パートについてのパスメトリック値の総和を求め、総和が小さい方(復号結果の信頼性が高い方)を通知有りを示すサブフレームとして正しいと判断することもできる。
・II HS−PDSCHの復号結果の信頼度情報(例えば、ターボ復号における繰り返し復号の過程で生成される外部情報に示される尤度の値や、復号結果についての誤り検出結果)
即ち、HS−SCCHの第1サブフレーム(A)に対応するHS−PDSCHの第1サブフレーム(E)と、HS−SCCHの第2サブフレーム(B)に対応するHS−PDSCHの第2サブフレーム(F)と、のそれぞれについてターボ復号し、復号により得られた外部情報(例えば、復号結果を出力する直前の外部情報)により示される尤度同士を比較し、尤度の平均が大きい方(信頼性が高い方)が確からしいと判定する。
そして、確からしいと判定した方のHS−PDSCHのサブフレームに対応するHS−SCCHのサブフレームについて行なった通知有りの判定が正しく、他方について行なった通知有りの判定は誤りであると判定する。
一方、誤り検出結果を用いる場合には、HS−SCCHの第1サブフレーム(A)に対応するHS−PDSCHの第1サブフレーム(E)と、HS−SCCHの第2サブフレーム(B)に対応するHS−PDSCHの第2サブフレーム(F)と、のそれぞれについてターボ復号し、復号結果についてそれぞれ誤り検出処理(CRCエラーチェック)を行い、誤り無しと判断した方を確からしいと判定する。
そして、確からしいと判定した方のHS−PDSCHのサブフレームに対応するHS−SCCHのサブフレームについて行なった通知有りの判定が正しく、他方について行なった通知有りの判定は誤りであると判定する。
以上のように、種々の判断手法により、HS−SCCHのサブフレームのうち、通知有りの判定が正しいと考えられるサブフレームを特定し、そのサブフレームに対応するHS−PDSCHについての受信結果(ACK、NACK信号)を送信すべきHS−DPCCHのスロットを特定し、そのスロットで受信結果を送信するとともに、次のサブフレームの第1スロットでも同じ受信結果を繰り返して送信するのである。もちろん、繰り返し数が2以上である場合は、繰り返し数に達するまで、受信結果は繰り返して送信される。
一方、HS−SCCHのサブフレームのうち、通知有りの判定が正しくないと考えられるサブフレームに対応するHS−DPCCHのスロットについては、受信結果は送信しない(DTX状態とする)ようにする。但し、他のHS−SCCHにおける通知有りの判定に起因する受信結果の繰り返し送信に利用することは許容される。
尚、このように、繰り返し送信を除いて、移動局において、DTX状態とする制御は、誤検出による不要な受信結果の送信によるシステムに対する干渉の増加を抑制することができるため、好ましい。
・「HS−SCCHの受信処理手順」
次に、上記処理の1例として、制御部38が制御するHS−SCCHの受信処理について図5を参照しながら詳細に説明することとする。尚、移動局における消費電力についても配慮することとする。
まず、制御部38は、繰り返し送信モードであるかどうかを判定する(ステップ1)。
無線基地局から繰り返し送信モードへの移行指示がある場合、制御部38に予め設定されている場合等がある。
繰り返し送信モードであると判定した場合は、制御部38は、次に、ステップ2の回避カウンタが0であるか否かを判定する。
当初は、回避カウンタは0に設定されているため、YESの判定となり、ステップ3に進むこととなる。
ステップ3では、HS−SCCHの第1パートの復調及び復号を試みる。尚、復調、復号は、制御部38がHS−SCCH受信処理部35を制御することにより行われる(例えば、イネーブル信号の送出)。
復調、復号を行なうように制御された、HS−SCCH受信処理部35は、図1で示したHS−SCCHの各サブフレームの第1スロットについてHS−SCCHに対応する逆拡散コードで逆拡散処理行い、逆拡散後の信号に対して、ビタビ復号等の復号処理を施して復号結果を制御部38に出力する。
更に確実なものとするために、先に説明したように、HS−SCCHの第2パートについても復調、復号、第1、第2パートについてのCRCチェックを行うこととしてもよい。
次に、制御部38は、復号結果(CRCチェックを用いてもよい)に基づいて自局宛てのメッセージ(データ送信の通知)があるかどうかを判定する。
尚、判定については、例えば、復号によりパスメトリック値が所定値より小さい場合に、通知有りと判定することができる。
更に通知の有無の検出精度を高めるために、パスメトリック値が所定値より小さくとも、Xccs、msが未定義ビット又は移動局の能力範囲内であるかどうかを判定し、定義ビットである場合や能力範囲内の場合に通知ありと判断し、未定義ビットである場合や能力範囲外の場合に通知無しと判断することもできる。
ここで、通知ありと判定した場合は、ステップ5に進み、通知なしと判断した場合は、ステップ10に進む。
尚、図示していないが、ステップ5に進む場合は、HS−SCCHの第2パートの復調及び復号、第1パート第2パートのCRCエラーチェックを行うようにHS−SCCH受信処理部35を制御し、HS−PDSCHの復調及び復号を行うようにHS−PDSCH受信処理部36を制御する。
さて、ステップ5では、連続受信フラグがセットされているか否かを判定する。
最初に通知有りと判定した場合は、連続受信フラグはセットされておらず、ステップ6に進み、連続受信フラグをセットし、ステップ2の判定に戻ることとなる。
もちろん、ステップ5に進む際に行ったHS−PDSCHの復号結果、及びそのCRCエラー検出結果は制御部38に与えられることとなる。
一方、既に、ステップ6において連続受信フラグがセットされている場合は、ステップ7に進み、誤検出の可能性が高いHS−SCCHのサブフレームは前回か、今回かを判定する。尚、判定手法については、先に示した判断パラメータ(I、II)を用いればよい。
さて、今回のHS−SCCHの方が誤検出の可能性が高いと判断した場合は、ステップ8に進み、回避カウンタを繰り返し回数nから1減算した値であるn−1に設定し、連続受信フラグを解除(リセット)する。
もちろん、HS−PDSCHについては、前回のサブフレームについては、復調、復号を完全に行うが、今回のサブフレームについては、復調、復号を完全に行はなくともよい。
回避カウンタをn−1に設定するのは、今回のHS−SCCHのサブフレームについての通知有りの判定に誤りがあったと考えられ、前回のHS−SCCHのサブフレームを基準として、後続するn個のサブフレームについては、HS−SCCHの受信処理(復調、復号)を行わない方が、移動局における消費電力の削減にとって好適だからである。
従って、前回のHS−PDSCHのサブフレームの復号結果についての誤り検出結果(CRCチェック結果)については、前回のHS−PDSCHのサブフレームに対応するHS−DPCCHのスロットで受信結果(ACK又はNACK信号)として送信するとともに、繰り返し回数nに達するまで、後続するサブフレームの各第1スロットで繰り返し送信し、他方、前回のHS−SCCHのサブフレームを基準として、後続するn個のサブフレームについては、HS−SCCHの受信処理(復調、復号)を行わない。
尚、今回のサブフレーム(特に第1パート)については既に、復調、復号を行っているため受信処理回避の対象となっていない点に留意すべきである。尚、今回のサブフレームの第2パートについては、先に説明したように、必要に応じて受信すればよい。
一方、前回のHS−SCCHのサブフレームの方が誤検出の可能性が高いと判断した場合は、ステップ9に進み、回避カウンタを繰り返し回数nに設定し、連続受信フラグを解除(リセット)する。
回避カウンタをnに設定するのは、前回のHS−SCCHのサブフレームについての通知有りの判定に誤りがあったと考えられ、今回のHS−SCCHのサブフレームを基準して後続するn個のサブフレームについては、HS−SCCHの受信処理(復調、復号)を行わない方が、移動局における消費電力の削減にとって好適だからである。
もちろん、HS−PDSCHについては、今回のサブフレームについては、復調、復号を完全に行うが、前回のサブフレームについては、復調、復号を完全に行はなくともよい。
従って、今回のHS−PDSCHのサブフレームの復号結果についての誤り検出結果(CRCチェック結果)については、今回のHS−PDSCHのサブフレームに対応するHS−DPCCHのスロットで受信結果(ACK又はNACK信号)として送信するとともに、繰り返し回数nに達するまで、後続するサブフレームの各第1スロットで繰り返し送信し、他方、今回のHS−SCCHのサブフレームを基準として、後続するn個のサブフレームについては、HS−SCCHの受信処理(復調、復号)を行わない。
さて、ステップ4で、通知無しと判定した場合は、ステップ10に進み、連続受信フラグがセット中かどうかを判定する。
ここで、連続受信フラグがセット中であれば、ステップ11に進み、セット中でなければ、ステップ2の判定に戻る。
ステップ11では、回避カウンタを繰り返し回数nから1減算した値であるn−1に設定し、連続受信フラグを解除(リセット)する。
もちろん、HS−PDSCHについては、前回のサブフレームについては、復調、復号を完全に行うが、今回のサブフレームについては、復調、復号を完全に行はなくともよい。
回避カウンタをn−1に設定するのは、前回のHS−SCCHのサブフレームについての通知有りの判定が正しかったものと判断され、前回のHS−SCCHのサブフレームを基準して後続するn個のサブフレームについては、HS−SCCHの受信処理(復調、復号)を行わない方が、移動局における消費電力の削減にとって好適だからである。
従って、前回のHS−PDSCHのサブフレームの復号結果についての誤り検出結果(CRCチェック結果)については、前回のHS−PDSCHのサブフレームに対応するHS−DPCCHのスロットで受信結果(ACK又はNACK信号)として送信するとともに、繰り返し回数nに達するまで、後続するサブフレームの各第1スロットで繰り返し送信する。
尚、今回のサブフレーム(特に第1パート)については既に、復調、復号を行っているため受信処理回避の対象となっていない点に留意すべきである。尚、今回のサブフレームの第2パートについては、先に説明したように、必要に応じて受信すればよい。
さて、ステップ8、9、11で回避カウンタを1以上に設定された場合は、ステップ2において、NOの判定となり、ステップ12に進むこととなる。
ステップ12では、HS−SCCHの次のサブフレームについて、復調、復号を1回回避するとともに、回避カウンタを1減算して、再びステップ2の判定に戻ることとなる。
従って、回避カウンタが0になるまでは、ステップ12に進み、回避が実行されることとなる。
尚、ステップ1で繰り返し送信モードでないと判定した場合は、ステップ13に進み、通常処理が行われることとなる。
・「通常処理」
次に、図6を用いて移動局におけるHS−SCCHの通常処理手順について詳しく説明する。尚、この判定処理は、制御部38において行われる。
まず、制御部38は、ステップ14に進み、HS−SCCHの第1パートの復調及び復号を試みる。尚、復調、復号は、制御部38がHS−SCCH受信処理部35を制御することにより行われる(例えば、イネーブル信号の送出)。
復調、復号を行なうように制御された、HS−SCCH受信処理部35は、図1で示したHS−SCCHの各サブフレームの第1スロットについてHS−SCCHに対応する逆拡散コードで逆拡散処理行い、逆拡散後の信号に対して、ビタビ復号等の復号処理を施して復号結果を制御部38に出力する。
制御部38は、復号結果に基づいて自局宛てのメッセージ(データ送信の通知)があるかどうかを判定する(ステップ15)。尚、判定については、例えば、先に説明したように復号過程で得られるパスメトリック値が所定値より小さい場合に、通知有りと判定することができると判定することができる。
更に通知の有無検出精度を高めるために、Xccs、msが未定義ビット又は移動局の能力範囲内であるかどうかを判定し、定義ビットである場合や能力範囲内の場合に通知ありと判断し、未定義ビットである場合や能力範囲外の場合に通知無しと判断することもできる。
ここで、通知ありと判定した場合は、ステップ16に進み、通知なしと判断した場合は、ステップ14に戻り、次のHS−SCCHのサブフレームの第1パートの受信処理を行なうこととなる。
ステップ16では、HS−SCCHの第2パートの復調及び復号を行なうようにHS−SCCH受信処理部35を制御し、HS−PDSCHの復調及び復号を行なうようにHS−PDSCH受信処理部36を制御する。
従って、HS−SCCH受信処理部35は、HS−SCCHの第1スロットに後続する第2、第3スロットを逆拡散するとともに復号を行なう。
また、HS−PDSCH受信処理部36は、HS−SCCHの2スロット遅れで送信されるHS−PDSCHについてHS−SCCHで指定された逆拡散コードを用いて逆拡散し、ターボ復号等の復号を行なう。
さて、ステップ16の処理により、HS−SCCHの第2パートの復号が完了すると、HS−SCCH受信処理部35は、HS−SCCHの1サブフレーム全体についてCRCエラーチェックを行い、ステップ3における判定が正しかったかどうかを判定する(ステップ17)。
ここで、誤りがある(CRCエラーが有る)場合は、ステップ3における通知の検出は誤りとして、HS−PDSCHの復調、復号処理を実行していても、その処理を中止(ステップ18)して、ステップ14に戻ることでHS−SCCHの次のサブフレームの受信処理を行う。
ステップ17で誤り(CRCエラー)が無いと判定された場合は、制御部38は、ステップ14に戻り次のHS−SCCHのサブフレームの第1パートの復調、復号を行うとともに、別途、ステップ16で開始したHS−PDSCHの復調、復号を完了させ、復号結果について誤り検出を行う。
ここで、誤りがあることを通知された制御部38は、ACK信号を生成して、送信処理部39を制御して、通知有りを検出したHS−SCCHのサブフレームに対応するHS−DPCCHを介して1回だけACK信号を送信する。誤りがない場合は、ACK信号に替えてNACK信号を生成し、同様に1回だけ送信する。
尚、無線基地局は、1回だけ送信される(繰り返し送信されない)ACK信号、NACK信号に従って、再送制御を実行することとなる。
HSDPAにおけるチャネル構成を示すための図である。 HS―SCCHの符号化部を示す図である。 送信装置(無線基地局)を示す図である。 本発明に係る移動局を示す図である。 本発明に係る移動局におけるHS−SCCHの受信処理手順を示す図である。 本発明に係る移動局における通常処理を示す図である。
符号の説明
1 符号化部
2 レートマッチング処理部
3 乗算器
4 CRC演算部
5 乗算器
6 符号化部
7 レートマッチング処理部
8 符号化部
9 レートマッチング処理部
10 制御部
11 CRC付加部
12 ビットスクランブル部
13 符号ブロック分割部
14 チャネル符号化部
15 ビット分離部
16 第1レートマッチング部
17 バーチャルバッファ部
18 第2レートマッチング部
19 ビット収集部
20 物理チャネル分割部
21 インタリーブ処理部
22 コンスタレーション再配置部
23 物理チャネルマッピング部
24 拡散処理部
25 変調部
26 受信部
30 アンテナ
31 デュプレクサ
32 直交検波部
33 A/D変換部
34 CPICH受信処理部
35 HS−SCCH受信処理部
36 HS−PDSCH受信処理部
37 記憶部
38 制御部
39 送信処理部

Claims (11)

  1. データの送信が行われることを通知するチャネルを介して第1の通知を受信した場合は、第1のデータを受信し、第1の受信結果を第1のタイミングで送信し、該チャネルを介して別のタイミングで第2の通知を受信した場合は、第2のデータを受信し、第2の受信結果を第2のタイミングで送信する移動局において、
    前記第1の通知を受信した場合に、前記第1の受信結果を前記第1のタイミングで送信するとともに、前記第2のタイミングでも繰返して送信する繰り返し送信部と、
    前記第1の通知を受信した場合に、前記データの送信が行われることを通知するチャネルについて、前記別のタイミングで受信処理を行うように制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする移動局。
  2. 前記受信処理は、復調及び復号を含む、
    ことを特徴とする請求項1記載の移動局。
  3. HS−SCCHを介して自局宛てのメッセージが送信されたことを検出した場合に、対応するHS−PDSCHのサブフレームを受信し、受信結果を送信する際に、該受信結果をn回繰返して送信するHSDPAに対応した移動局において、
    前記検出を行なったHS−SCCHの第1サブフレームの次の第2サブフレームについて受信処理を行なうように制御する制御部、
    を備えたことを特徴とする移動局。
  4. 前記制御部は、前記第2サブフレームについての受信処理を行ったが、前記第2サブフレームでは前記検出がなされなかった場合に、前記第1サブフレームについての前記検出は正しかったと判定する、
    ことを特徴とする請求項3記載の移動局。
  5. 前記制御部は、前記判定をした場合に、前記第1サブフレームに対応するHS−DPCCHの所定のスロットで受信結果を送信させるとともに、後続するサブフレームの各スロットでn回繰返して該受信結果を送信させる制御を行う、
    ことを特徴とする請求項4記載の移動局。
  6. 前記制御部は、前記第2サブフレームについての受信処理により、前記第2サブフレームでも前記検出がなされた場合、前記第1サブフレームと前記第2サブフレームとのうち、いずれの検出がより確からしいかを判定する、
    ことを特徴とする請求項3記載の移動局。
  7. 前記制御部は、前記判定により、より確からしいと判定した側のサブフレームに対応するHS−DPCCHの対応するスロットで受信結果を送信するように制御する、
    ことを特徴とする請求項6記載の移動局。
  8. 前記制御部は、前記判定により、より確からしくないと判定した側でないサブフレームに対応するHS−DPCCHの対応するスロットでは、繰り返しに係る受信結果の送信を除き、受信結果を送信しないように制御する、
    ことを特徴とする請求項6記載の移動局。
  9. 前記制御部は、前記判定により、より確からしいと判定した側のサブフレームに対応するHS−DPCCHの対応するスロットで受信結果を送信させ、後続するサブフレームの各スロットで、更にn回繰り返して該受信結果を送信するように制御する、
    ことを特徴とする請求項6記載の移動局。
  10. 前記制御部は、前記判定は、前記第1サブフレームの復号結果の信頼度情報と、前記第2サブフレームの復号結果の信頼度情報に基づいて行う、
    ことを特徴とする請求項6記載の移動局。
  11. 前記制御部は、前記判定は、前記第1サブフレームに対応するHS−PDSCHのサブフレームの復号結果の信頼度情報と、前記第2サブフレームに対応するHS−PDSCHのサブフレームの復号結果の信頼度情報とに基づいて行う、
    ことを特徴とする請求項6記載の移動局。
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