JP2006129018A - 無線通信装置及び移動局 - Google Patents

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貴宏 松崎
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昭英 音成
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由佳 洗川
Kazuchika Obuchi
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Abstract

【課題】 本発明の目的の1つは、誤り訂正復号処理の方法を工夫することで、消費電力を削減することである。
【解決手段】 本発明においては、データの新規送信についての新規受信データと、該データの再送信についての再送受信データとを合成してから誤り訂正復号を行う無線通信装置において、該新規受信データを記憶する記憶部と、該再送受信データについての受信受信品質又は該再送受信データと該記憶部に記憶した新規受信データとを合成して得られた合成データについての受信受信品質を評価する受信受信品質評価部と、該評価の結果に応じて、該再送受信データ又は合成データについての復号を行うか否かの制御を行う制御部、を備えたことを特徴とする無線通信装置。を用いる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、無線通信装置及び移動局に関する。無線通信装置及び移動局が用いられるシステムの代表例としては、W−CDMA(UMTS)移動通信システムが挙げられる。
現在、3GPP(3rd Generation Partnership Project)で、第3世代移動通信システムの1つの方式であるW−CDMA(UMTS)方式の標準化が進められている。そして、標準化のテーマの1つとして下りリンクで最大約14Mbpsの伝送速度を提供するHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)が規定されている。
HSDPAは、適応符号化変調方式を採用しており、例えば、QPSK変調方式(scheme)と16値QAM方式とを基地局、移動局間の無線環境に応じて適応的に切りかえることを特徴としている。
また、HSDPAは、H−ARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)方式を採用している。H−ARQでは、移動局が基地局からの受信データについて誤りを検出した場合に、当該移動局から基地局へ再送信の要求を行うことで、基地局からデータの再送信が行われる。
そして、移動局は、既に受信済みのデータと、再送信された受信データとの双方を用いて誤り訂正復号化を行う。このようにH−ARQでは、既に受信したデータを有効に利用することで、合成利得を得て、再送回数を抑えることができる。
HSDPAに用いられる主な無線チャネルは、HS−SCCH(High Speed-Shared Control Channel)、HS−PDSCH(High Speed-Physical Downlink Shared Channel)、HS−DPCCH(High Speed-Dedicated Physical Control Channel)がある。
HS−SCCH、HS−PDSCHは、双方とも下り方向(downlink)(即ち、基地局から移動局への方向)の共通チャネルであり、HS−SCCHは、HS−PDSCHにて送信するデータに関する各種パラメータを送信するための制御チャネルである。各種パラメータとしては、例えば、どの変調方式を用いてHS−PDSCHによりデータを送信するかを示す変調タイプ情報や、拡散符号の割当て数(コード数)、送信データに対して施したレートマッチング処理のパターン等の情報が挙げられる。
一方、HS−DPCCHは、移動局から基地局への方向である上り方向(uplink)の個別の制御チャネルであり、HS−PDSCHを介して受信したデータの受信可、否に応じてそれぞれACK信号、NACK信号を移動局が基地局に対して送信する場合に用いられる。
尚、移動局がデータの受信に失敗した場合(受信データがCRCエラーである場合等)は、NACK信号が移動局から送信されるので、基地局は再送制御を実行することとなる。
その他、HS−DPCCHは、基地局からの受信信号の受信品質(例えばSIR)を測定した移動局が、その結果をCQI(Channel Quality Indicator)として基地局に定期的に送信するためにも用いられる。基地局は、受信したCQIにより、下り方向の無線環境の良否を判断し、良好であれば、より高速にデータを送信可能な変調方式等に切りかえる。無線環境が良好でなければ、基地局は、より低速にデータを送信する変調方式等に適応的に切りかえる。
・「チャネル構造」
次に、HSDPAにおけるチャネル構成について説明する。
図1は、HSDPAにおけるチャネル構成を示すための図である。尚、W−CDMAは、符号分割多重方式を採用するため、各チャネルは符号により分離されている。
まず、説明していないチャネルについて簡単に説明しておく。
CPICH(Common Pilot Channel)、P−CCPCH(Primary Common Control Physical Channel)は、それぞれ下り方向の共通チャネルである。
CPICHは、移動局においてチャネル推定、セルサーチ、同一セル内における他の下り物理チャネルのタイミング基準として利用されるチャネルであり、いわゆるパイロット信号を送信するためのチャネルである。P−CCPCHは、報知情報を送信するためのチャネルである。尚、図示していないが、各スロットの先頭部分では、セルサーチ用のSCHが送信されているが、他のチャネルに対する直交性がないため他のチャネルに対する干渉源となっている。
次に、各チャネルのタイミング関係について説明する。
図1のように、各チャネルは、15個のスロットにより1フレーム(10ms)を構成している。先に説明したように、CPICHは他のチャネルの基準として用いられるため、P−CCPCH及びHS−SCCHのフレームの先頭はCPICHのフレームの先頭と一致している。ここで、HS−PDSCHのフレームの先頭は、HS−SCCH等に対して2スロット遅延している。これは、移動局がHS−PDSCHの復調を行うために必要となる、変調タイプ情報や、拡散コード情報を予めHS−SCCHを介して予告しておくためである。従って移動局は、HS−SCCHで予告されたこれらの情報に従って、対応する復調方式、逆拡散コードを選択してHS−PDSCHの復調等の処理を実行するのである。
また、HS−SCCH、HS−PDSCHは、3スロットで1サブフレームを構成している。
以上が、HSDPAのチャネル構成の簡単な説明である。
次に、HS−SCCHで送信されるデータの内容及び符号化手順について説明する。
・「HS−SCCHで送信されるデータ」
HS−SCCHで送信されるのは、次のデータである。各データは、2スロット遅れで送信されるHS−PDSCHの受信処理に用いられる。
(1)Xccs(Channelization Code Set information)
(2)Xms(Modulation Scheme information)
(3)Xtbs(Transport Block Size information)
(4)Xhap(Hybrid ARQ Process information)
(5)Xrv(Redundancy and constellation Version)
(6)Xnd(New Data indicator)
(7)Xue(User Equipment identity)
(1)〜(7)について説明する。
(1)のXccsは、HS−PDSCHでデータを送信する際に用いる拡散符号を示すデータ(例えば、マルチコード数とコードオフセットの組み合わせを示すデータ)で、7ビットで構成される。
(2)のXmsは、HS−PDSCHで用いる変調方式がQPSK、16値QAMのいずれかであることを示すデータで1ビットで構成される。
(3)のXtbsは、HS−PDSCHで伝送されるデータのトランスポートブロックサイズ(HS−PDSCHの1サブフレームで送信するデータサイズ)を算出するために用いられるデータで、6ビットで構成される。
(4)のXhapは、H−ARQのプロセス番号を示すデータで3ビットで構成される。基地局は、基本的には、ACK、NACKを受信するまでは移動局でデータの受信ができたかどうかの受信可否判断ができない。しかし、ACK、NACKを受信するまで新規データブロックの送信を待つこととすると、伝送効率が低下する。そこで、ACK、NACKの受信前に新規データブロックの送信を可能とすべく、サブフレームで送信するデータブロックの各々にプロセス番号を定義し、プロセス番号により移動局は受信処理を切り分けて行なうようにするのである。即ち、基地局は、再送信を行なう場合には、先に送った伝送ブロックに付与したプロセス番号と同一のプロセス番号を付与するという条件のもと、伝送ブロックのそれぞれについてプロセス番号を対応させて、予めHS−SCCHを介してXhapとして送信する。
従って、移動局は受信したXhapに基づいて、HS−PDSCHを介して受信したデータを分類し、HS−SCCHにより同一のプロセス番号が通知されたデータ流の中で、後述するXndに基づく、新規送信、再送信の識別を行なって、新規データと再送データの合成等(H−ARQ処理等)を行なうこととなる。
(5)のXrvは、HS−PDSCHの再送信時における冗長バージョン(RV)パラメータ(s、r)、コンスタレーションバージョンパラメータ(b)を示すデータで、3ビットで構成される。
Xrvについては、新規送信、再送信でパラメタ−を更新する第1の手法(Incremental Redundancy)と、新規送信と再送信でパラメタ−を変えない第2の手法(Chase Combining)とがある。
第1の手法はパンクチャパターン等が変わるため、新規送信と再送信で送信される対象のビットが変化するが、第2の手法は変化しないこととなる。
(6)のXndは、HS−PDSCHの送信ブロックが新規ブロックか再送ブロックかを示すデータで、1ビットで構成される。例えば、新規ブロックを送信する場合に、0から1、または1から0に切り換え、再送時には切り換えることなく、前と同じ値を用いる。
例えば、新規送信、再送信、新規送信、再送信、再送信、新規送信を順に行なう場合は、1、1、0、0、0、1といったようにXndが変化することとなる。
(7)のXueは、移動局の識別情報を示すデータで、16ビットで構成される。
・「HS−SCCHで送信されるデータの符号化」
図2は、HS−SCCHで送信される上記(1)〜(7)の各データの符号化手順(符号化装置)を示す図であり、主に基地局で実行される。
図において、1は符号化部、2はレートマッチング処理部、3は乗算器、4はCRC演算部、5は乗算器、6は符号化部、7はレートマッチング処理部、8は符号化部、9はレートマッチング処理部を示す。
次に各ブロックの動作について説明する。
7ビットで表現される(1)Xccs(x1,1〜x1,7)と1ビット表現される(2)Xms(x1,8)は、合計8ビットのデータとして符号化部1に入力される。ここで、添え字の前半の数は、第1スロットで送信されるデータに関するものであることを意味し、カンマ(,)で区切られた後半の数は何ビット目かを示している。
さて、符号化部1は、入力されたデータに8ビットのテールビットを付加し、合計16ビットに対して符号率1/3の畳み込み符号化処理を施す。従って、符号化されたデータは、合計48ビットとなり、z1,1〜z1,48としてレートマッチング処理部2に与えられる。レートマッチング処理部2は、所定のビットをパンクチャ、レピテッション処理等して、第1スロットに収まるビット数に調整(ここでは、40ビットとする)して出力する(r1,1〜r1,40)。
レートマッチング処理部2からのデータは、乗算器3によりc1〜c40との乗算がなされ、s1,1〜s1,40として出力され、図1のHS−SCCHにおける、1サブフレームの先頭のスロットである第1スロット目(第1パート)で送信される。
ここで、c1〜c40は、(7)Xue(xue1〜xue16)からのデータを符号化部8により、8ビットのテールビットの付加の後、符号化率1/2で畳み込み符号化して得られたb1〜b48を、更に、レートマッチング処理部9で、レートマッチング処理部2と同様のビット調整を行なって得たものである。
一方、6ビットの(3)Xtbs(x2,1〜x2,6)、3ビットの(4)Xhap(x2,7〜x2,9)、3ビットの(5)Xrv(x2,10〜x2,12)、1ビットの(6)Xnd(x2,13)は、合計13ビットのy2,1〜y2,13として、更に、16ビットのy2,14〜y2,29が付加することで合計29ビットのy2,1〜y2,29として符号化部6に入力される。
ここで、y2,14〜y2,29は、(1)〜(6)の合計21ビットに対してCRC演算部4において、CRC演算処理がなされ、演算結果としてのc1〜c16に(7)Xue(xue1〜xue16)を乗算して得られたものである。
さて、符号化部6に入力されたy2,1〜y2,29は、8ビットのテールビットが付加された後に、符号化率1/3で畳込み符号化されz2,1〜z2,111の111ビットのデータとしてレートマッチング処理部7に入力される。
レートマッチング処理部7は、上述したパンクチャ等の処理によりr2,1〜r2,80の80ビットを出力し、これらのr2,1〜r2,80は、図1のHS−SCCHにおける、1サブフレーム内における2番目、3番目のスロット(第2パート)で送信される。
以上のように、(1)、(2)のデータは、第1パートで送信、(3)〜(6)は第2パートで送信するといったように、別個のスロットとして区別して送信するが、これらに対しては、共通にCRC演算がなされて、第2パート内でCRC演算結果として送信されるため、第1、第2パートの双方を完全に受信することで受信エラーの検出が可能となる。
また、第1スロットで送信するデータに対しては、符号化部1による畳込み符号化後、乗算器3により(7)Xueを乗算しているため、他局宛てのデータを第1スロットで受信した場合には、復号過程で生成されるパスメトリック値等が自局宛てに比べて小さなものとなるため、パスメトリック値と基準値との比較により自局宛てでない可能性が高いことがわかることとなる。
・「HS−PDSCHで送信されるデータの符号化」
次に、送信データがHS−PDSCHを介して送信されるまでの過程についてブロック図を用いながら説明する。
図3は、本発明に係る送信装置を示す図である。
尚、送信装置の1例として、先に説明したHSDPAに対応したW−CDMA通信システムの送信装置(無線基地局)について説明することとする。他の通信システムにおける送信装置に適用することも可能である。
図において、10はHS―PDSCHを介して送信する伝送データ(1サブフレーム内で送信するデータ)を順次出力するとともに各部(11〜26等)の制御を行う制御部を示す。図2において説明した(1)〜(7)の各値は、この制御部10が与えている。
尚、HS−PDSCHは、共通チャネルであるから、順次出力される伝送データは、それぞれ異なる移動局宛てであることが許容される。
11は、順次入力される伝送データ(同じ無線フレーム内で送信するデータ)に対してCRC演算を行い、この伝送データの最後尾にCRC演算結果を付加するCRC付加(CRC attachment)部、12は、CRC演算結果が付加された伝送データに対して、ビット単位でスクランブルをかけることで、送信データにランダム性を与えるビットスクランブル(Bit scrambling)部を示す。
13は、次に行うチャネル符号化において、符号化の対象とするデータ長が長くなりすぎることで、受信側の復号器の演算量が増大することを防止する等の目的から、入力されたビットスクランブル後の伝送データが、所定のデータ長を超える場合に、分割(例えば、2等分)する符号ブロック分割(Code block segmentation)部を示す。図では、入力データ長が所定のデータ長を超えており、2等分(第1データブロック、第2データブロックに分割)した場合の出力を示している。もちろん分割数として2以外の分割数とする例も考えられるし、また、等分ではなく、異なるデータ長に分割する例も考えられる。
14は、分割された各データについてそれぞれ、別個に誤り訂正符号化処理を施すチャネル符号化(Channel coding)部を示す。尚、チャネル符号化部14としては、ここではターボ符号器を用いることとする。
従って、その第1の出力は、第1ブロックについて、符号化対象のデータと同じデータである重要な組織ビット(U)と、組織ビット(U)を畳み込み符号化して得られる第1冗長ビット(U')と、組織ビットをインタリーブ処理してから同様に畳み込み符号化して得られる第2冗長ビット(U'')とが含まれる。同様に、第2の出力には、第2ブロックについての組織ビット(U)、第1冗長ビット(U')、第2冗長ビット(U'')が含まれる。
15は、チャネル符号化部14(ターボ符号器)からシリアル入力された第1ブロック及び第2ブロックについて、組織ビット(U)、第1冗長ビット(U')、第2冗長ビット(U'')のそれぞれに分離して出力するビット分離(Bit separation)部を示す。
16は、入力されたデータ(複数のブロックに分割している場合は、分割されたブロックのデータの全て)が、後段のバーチャルバッファ部17の所定の領域に収まるデータ量となるように、入力データに対してパンクチャ処理(間引き)等のレートマッチング処理を行う第1レートマッチング(1st rate matching)部を示す。
17は、制御部10により、送信対象の移動局の受信処理能力に応じた領域を設定され、その領域内に、第1レートマッチング部16により、レートマッチング処理されたデータを格納するバーチャルバッファ(Buffer)部を示す。再送信時には、格納したデータを出力することで、CRC付加部11〜第1レートマッチング部16までの処理を省略することができるが、再送信時に符号化率を変更したい場合等には、格納したデータを使わず、制御部10で記憶している送信データを再度出力することが望ましい。尚、バーチャルバッファ部17としてバッファを実際には設けず、そのままスルーとすることもできる。その場合、再送データは、制御部10から再度出力することとなる。
18は、制御部10により、指定された1サブフレーム内に収納可能なデータ長に調整するための第2レートマッチング(2nd rate matching)部を示し、パンクチャ処理(間引き)、レピテション処理(繰り返し)を施すことで、指定されたデータ長となるように、入力されたデータのデータ長を調整する。
尚、この第2レートマッチング部18では、先に説明したRVパラメータに応じたレートマッチング処理を行なう。
即ち、RVパラメータにより、s=1の場合は、組織ビットをなるべく多く残すようにレートマッチング処理が施され、s=0の場合は、これに対して組織ビットが減少して、冗長ビットがより多く残ることが許容される。また、rに従ったパターンによりパンクチャ処理やレートマッチング処理が施される。
19は、第2レートマッチング部19からのデータを複数のビット列に配置するビット収集(Bit collection)部を示す。即ち、第1ブロックのデータと、第2ブロックのデータとを所定のビット配置方法により配置することで、それぞれ位相平面上における信号点を示すための複数のビット列を出力する。尚、この例では、16値QAM変調方式を用いるため、ビット列は4ビットで構成されるが、64値QAM変調方式を用いる場合はビット列は6ビット、QPSK変調方式を用いる場合はビット列は2ビットにする。
20は、制御部10により通知された拡散符号の数(コード数)と同じ数の系統に、ビット列を分割して出力する。即ち、制御部10により通知された送信パラメータにおけるコード数がNの場合、入力されたビット列を順に1〜Nの系統に振り分けて出力する物理チャネル分割(Physical channel segmentation)部を示す。
21は、N系統のビット列のそれぞれに対して、インタリーブ処理を施して出力するインタリーブ(Interleaving)部を示す。
22は、入力された各ビット列に対してビット列内でのビットの再配置が可能なコンスタレーション再配置(Constellation re-arrangement for 16 QAM)部を示す。先に説明したコンスタレーションバージョンに従って、ビットの再配置を行なう。ビットの再配置例としては、上位ビットと下位ビットを入れ替えるなどの処理であり、複数のビット列について同じ法則でビット入れ替えを行うことが好ましい。
23は、N系統のビット列を、後段の拡散処理部24の対応する拡散部に振り分ける物理チャネルマッピング(Physical channel mapping)部を示す。
24は、複数の拡散部を備え、それぞれ、N系統の各ビット列に基づき対応するI、Qの電圧値を出力し、それぞれ異なる拡散コードにより拡散処理を施して出力する拡散処理(Spreading)部を示す。
25は、拡散処理部24により拡散された各信号を合成し、これに基づいて、例えば16値QAM変調方式等の振幅位相変調を施し、可変利得増幅器により増幅し、更に、無線信号に周波数変換してからアンテナ側に出力して無線信号として送信可能とする変調(Modulating)部を示す。
尚、HSDPAにおいては、同じタイミングのサブフレームにおいても拡散符号により他の移動局宛ての信号を多重することができるため、10〜25及び可変利得増幅器等のセット(送信セットと称することとする)を複数備え、可変利得増幅器の出力信号をそれぞれ合成してから、共通に周波数変換してからアンテナ側に送信することが好ましい。もちろん、符号により分離される必要があるので、各送信セットにおける拡散処理部24で用いられる拡散符号はそれぞれ分離可能なように異なる拡散符号を用いることとなる。
26は、受信部を示し、HS−DPCCH等を介して受信した移動局からの信号を受信し、ACK、NACK信号、CQI等を制御部10に与える。
上述したように、ACK信号を受信すると次の新規データを送信するが、NACK信号や、所定時間内に応答がない場合は、送信したデータの再送信を行うように制御部10は再送制御を行なう。尚、再送信は、設定された最大再送回数に制限され、最大再送回数に達しても移動局からACK信号を受信できない場合は、次の新規データの送信に切り換えて送信するように制御する。
尚、最大再送回数を定義しない場合は、新規送信からタイマをスタートさせ、所定時間経過したことを検出してもACK信号を受信できない場合に、次の新規データの送信に切り換えることもできる。
以上が、各部の名称とその動作の説明である。
上述した、HSDPAに関連する事項は、例えば次の非特許文献1、2に開示されている。
3G TS 25.212(3rd Generation Partnership Project: Technical SpecificationGroup Radio Access Network ; Multiplexing and channel coding (FDD)) 3G TS 25.214(3rd Generation Partnership Project: Technical SpecificationGroup Radio Access Network ; Physical layer procedures (FDD))
先に説明した背景技術によれば、無線通信装置は新規送信か再送信かを識別するためのデータ(Xnd)等を用いて、受信データ(HS−PDSCH)が新規送信か、再送信かを判断し、新規送信であると判断した場合は、受信した新規データを誤り訂正復号処理する。
ここで、エラーが検出された場合は、受信した新規データを記憶しておき、この新規データについての再送信を受信して得られた受信データと記憶済みの新規データとを合成してから再度誤り訂正復号処理を行うため、新規送信、再送信を問わず、毎回、誤り訂正復号処理を実行することとなる。
そこで、本発明の目的の1つは、誤り訂正復号処理の方法を工夫することで、消費電力を削減することである。
また、新規送信により受信した第1のデータの尤度は高かったが、誤り訂正復号後のデータがエラーとなってしまった場合に、再送信により受信した第2のデータについての尤度が低いと、合成後も第1のデータの尤度が支配的であるため、合成後のデータを誤り生成復号しても、第1のデータと同様にエラーとなってしまうことがある。
そこで、本発明の目的の1つは、受信品質(尤度)が高いにも係わらず誤り訂正復号により誤りが解消されなかった受信データが引き起こす悪影響を是正することである。
尚、上記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる効果であって、従来の技術によっては得られない効果を奏することも本発明の目的の1つとして位置付けることができる。
(1)本発明においては、データの新規送信についての新規受信データと、該データの再送信についての再送受信データとを合成してから誤り訂正復号を行う無線通信装置において、該新規受信データを記憶する記憶部と、該再送受信データについての受信品質又は該再送受信データと該記憶部に記憶した新規受信データとを合成して得られた合成データについての受信品質を評価する受信品質評価部と、該評価の結果に応じて、該再送受信データ又は該合成データについての復号を行うか否かの制御を行う制御部、を備えたことを特徴とする無線通信装置を用いる。
(2)また、本発明においては、前記制御部は、前記再送受信データについての受信品質又は前記合成データについての受信品質が所定の基準値以下の場合に、該再送受信データ又は該合成データについての復号を行わないように制御する、ことを特徴とする(1)記載の無線通信装置を用いる。
(3)本発明においては、データの新規送信についての新規受信データと、該データの再送信についての再送受信データとを合成してから誤り訂正復号を行う無線通信装置において、該新規受信データを記憶する記憶部と、該新規受信データについての第1受信品質と、該再送受信データについての第2受信品質又は該新規受信データと該再送受信データとの合成データについての第3受信品質とを評価する受信品質評価部と、該第2受信品質又は該第3受信品質が該第1受信品質に対して所定の程度で劣る場合に、該再送受信データ又は該合成データについての復号を行わないように制御する制御部、を備えたことを特徴とする無線通信装置を用いる。
(4)また、本発明においては、前記受信品質の評価は、受信信号が各信号点を示す確からしさにより行われる、ことを特徴とする(1)又は(3)に記載の無線通信装置を用いる。
(5)本発明においては、データの新規送信についての新規受信データと、該データの再送信についての再送受信データとを合成してから誤り訂正復号を行う無線通信装置において、該新規受信データを記憶する記憶部と、該新規受信データについての第1受信品質と、前記再送受信データについての第2受信品質又は該新規受信データと該再送受信データとの合成データについての第3受信品質とを評価する受信品質評価部と、該第2受信受信品質又は該第3受信品質が該第1受信品質に対して所定の程度で劣る場合に、該合成データではなく、該再送受信データを復号するように制御する制御部と、を備えたことを特徴とする無線通信装置を用いる。
(6)本発明においては、データの新規送信についての新規受信データと、該データの再送信についての再送受信データとを合成してから誤り訂正復号を行う無線通信装置において、前記新規受信データを記憶する記憶部と、該新規受信データについての第1受信品質と、前記再送受信データについての第2受信品質とを評価する受信品質評価部と、該第2受信品質が該第1受信品質に対して所定の程度で劣る場合に、前記記憶部に記憶した新規受信データを1/n(nは1より大きい数)倍して前記再送受信データと合成してから復号するように制御する制御部、を備えたことを特徴とする無線通信装置を用いる。
(7)また、本発明においては、前記nは、(前記第2受信受信品質)/(前記第1受信受信品質)に相当する、ことを特徴とする(6)記載の無線通信装置を用いる。
(8)本発明においては、データの新規送信についての新規受信データと、該データの再送信についての再送受信データとを合成してから誤り訂正復号を行う無線通信装置において、前記新規受信データを記憶する記憶部と、該新規受信データについての第1受信品質と、前記再送受信データについての第2受信品質とを評価する受信品質評価部と、該第2受信品質が該第1受信品質に対して所定の程度で劣る場合に、前記合成において、前記新規受信データのうち前記再送受信データに含まれるデータ部分は、前記新規受信データを前記再送信データに置き換える制御を行う制御部と、を備えたことを特徴とする無線通信装置を用いる。
(9)データの新規送信についての新規受信データと、該データの再送信についての再送受信データとを合成してから誤り訂正復号を行う無線通信装置において、前記新規受信データを記憶する記憶部と、該新規受信データについての第1受信品質と、前記再送受信データについての第2受信品質とを評価する受信品質評価部と、該第2受信品質が該第1受信品質に対して所定の程度で劣る場合に、前記新規受信データには含まれるが、前記再送受信データに含まれないデータ部分については、前記合成時に前記新規受信データを1/n(nは1より大きい数)倍して合成する制御を行う制御部と、を備えたことを特徴とする無線通信装置を用いる。
(10)本発明においては、データの新規送信についての新規受信データと、該データの再送信についての再送受信データとを合成してから誤り訂正復号を行う無線通信装置において、前記新規受信データを記憶する記憶部と、該新規受信データについての第1受信品質と、前記再送受信データについての第2受信品質とを評価する受信品質評価部と、該第2受信品質が該第1受信品質に対して所定の程度で劣る場合に、前記再送受信データを前記記憶部に記憶しておき、更なる再送信により受信したデータと該記憶部に記憶した該再送受信データとを合成してから復号するように制御を行う制御部と、を備えたことを特徴とする無線通信装置を用いる。
本発明にかかる通信装置によれば、受信エラーの発生を低減することができる。
また、本発明に係る通信装置によれば、受信品質(尤度)が高いにも係わらず誤り訂正復号により誤りが解消されなかった受信データが引き起こす悪影響を是正することができる。
以下、図面を参照することにより、本発明の実施の形態について説明する。
〔a〕第1実施形態の説明
この実施形態では、エラーのない誤り訂正復号結果が得られない可能性が高いことを検出した場合は、誤り訂正復号処理を行わないようにすることで、無線通信装置の消費電力を削減することとする。
図4は、本発明に係る通信装置を示す図である。
尚、通信装置の1例として、先に説明したHSDPAに対応したW−CDMA(UMTS)通信システムにおける移動局について説明することとする。他の通信システムにおける通信装置に適用することも可能である。
図において、30はアンテナ、31はアンテナ30を送信、受信で共用するためのデュプレクサ、32はHS−SCCH受信処理部、33はHS−PDSCH受信処理部、34は、HS−DPCCH等の送信を行う送信処理部、35は各部の制御を行う制御部を示す。尚、制御部35は、受信データブロックに含まれるTSN(トランスポートシーケンスナンバ)に基づいて受信データブロックの並び替えを行う並び替え(リオーダリング)処理機能、並び替え処理がなされた後のデータブロックの処理を行うRLCレイヤ処理機能も備えている。
次に、図4に示した無線装置(移動局)の動作について説明する。
・「データの新規送信時の動作」
無線基地局から送信された信号(図1〜3参照)は、移動局のアンテナ30によって受信される。
アンテナ30によって受信された信号は、HS−SCCH受信処理部32、HS−PDSCH受信処理部33に入力される。
尚、移動局は、他のチャネルの受信処理を行なう受信処理部も有するが、ここではその説明を省略する。
HS−SCCHは、先に説明したHS−SCCHを受信し、ビタビ復号等の復号処理を施すことにより、自局宛てに送信されたかどうかを検出する。
ここで、自局宛てに送信されたことを検出した場合は、2スロット遅れてのHS−PDSCHの受信処理に必要となる、第1パートに含まれるXccs、Xms等の情報を制御部35に与える。
制御部35は、与えられたXccs、Xms等の情報を元にHS−PDSCH受信処理部33に対して復調、逆拡散処理等のパラメータを設定する。
即ち、Xccsで通知された逆拡散コードのセットをHS−PDSCH受信処理部33に与え、Xmsで通知された変調方式(QPSK、16値QAM)に応じた復調処理等を行うように制御する。
また、HS−SCCHは、第2パートについても復号処理を施して、Xtbs、Xhap、Xrv、Xnd等の情報を抽出して、HS−PDSCH受信処理部33に与える。
HS−PDSCH受信処理部33は、第2パートに含まれるこれらの情報に従って、復号等の処理を実行する。
HS−PDSCH受信処理部33は、図5に示すように、復調部330、第2デレートマッチング処理部331、合成部332、記憶部333、(受信)品質評価部334、第1デレートマッチング処理部335、チャネル復号化部336、CRCチェック部(誤り検出部の一例)337、出力選択部338、制御部339を備えている。
復調部330は、先に述べたように、第1パートで通知される情報に従って、逆拡散処理等を含めた復調処理を実行する。
そして、第2デレートマッチング処理部331は、第2パートで通知されたXrvに基づいて、無線基地局で行われた第2レートマッチング処理(第2レートマッチング部18の処理)の逆の処理にあたる処理を実行する。尚、複数の拡散コードにて送信されている場合は、同時にそれらの多重も行う。
第2デレートマッチング処理部331の出力は、品質評価部334に与えられる。
受信品質評価部334は、制御部339(又は制御部35)から新規受信であることを通知されているため、入力された新規受信データについての受信品質を評価する(但し、新規受信データについての受信品質の評価が不要であればこの処理は省略できる)。
例えば、軟判定データ(受信信号が各信号点を示す確からしさ)部分の平均値を求めて受信品質を評価する。尚、復調部330から新規受信データについての受信SIRを取得して新規受信データについての受信品質として評価することもできる。
受信品質評価部334で受信品質が評価された新規受信データは、記憶部333に記憶されるとともに、第1デレートマッチング処理部335に入力される。
尚、Xhapにより通知されたプロセス毎に別個に合成を行なう必要があるため、記憶部333は、プロセス毎に異なる記憶領域を確保している。即ち、Xhapにより第1プロセスであることが通知された場合は、第1プロセス用の記憶領域に受信データを記憶しておく、Xhapにより第2プロセスであることが通知された場合は、第2プロセス用の記憶領域に受信データを記憶する。
第1デレートマッチング処理部335は、図3における無線基地局において施された第1レートマッチング処理の逆の処理にあたる処理を施し、その結果をチャネル復号化部336に出力する。
チャネル復号化部336は、デレートマッチング処理後の新規受信データについて復号化処理(例えば、ターボ復号化処理)を施して、CRCチェック部337に復号結果を出力する。
CRCチェック部337は、復号結果について、それに含まれるCRCビットを用いて誤り検出処理を行う。
そして、CRCチェック部337は、CRCチェック結果を制御部339(制御部35)へ通知するとともに、復号結果をそのまま出力選択部338に与える。
制御部338は、CRCチェック結果がエラー無しであれば、出力選択部338に復号結果を出力させ、エラー有りであれば、出力選択部338に復号結果を出力させないように制御する。
制御部35は、出力選択部338からのHS−PDSCHの復号結果及びCRCチェック結果をCRCチェック部337(制御部338)から受信し、CRCエラー有りであればNACK信号を、CRCエラー無しであればACK信号を生成し、送信処理部34に与える。
尚、CRCエラー無しであれば、そのデータに基づいた表示部への表示制御等の出力を可能とする。
送信処理部34は、図1で示した対応するスロットにより、ACK信号又はNACK信号を送信する。
・「データの再送信時の動作」
送信処理部34にACK信号が送信された場合は、次のデータの新規送信が図3の無線基地局から送信されることとなるが、NACK信号が送信された場合は、同じデータに関する再送信が実行される。尚、再送信時には同一のデータが行われるとは限らず、送信側におけるレートマッチングパターンに応じて異なるデータ部分が再送信として送信されることとなる。
さて、復調部330は、先に述べたように、第1パートで通知される情報に従って、逆拡散処理等を含めた復調処理を実行する。
そして、第2デレートマッチング処理部331は、第2パートで通知されたXrvに基づいて、無線基地局で行われた第2レートマッチング処理(第2レートマッチング部18の処理)の逆の処理にあたる処理を実行する。尚、複数の拡散コードにて送信されている場合は、同時にそれらの多重も行う。
第2デレートマッチング処理部331の出力は、受信品質評価部334及び合成部332に与えられる。
受信品質評価部334は、制御部339(又は制御部35)から再送受信であることを通知されているため、入力された再送受信データについての受信品質を前述同様の手法で評価する。
また、受信品質評価部334は、制御部339(又は制御部35)から再送受信であることを通知されているため、記憶部333に記憶された新規受信データが読み出され、合成部332で再送受信データと合成された結果である合成データについても、同様にして受信品質を評価する。
尚、合成においては、合成対象のデータに同じビットに対応するデータがある場合は尤度(軟判定結果)を平均化したり、合成対象のデータに同じビットに対応するデータが無い場合は、足りないデータを補完するように合成する。
従って、受信品質評価部334は、再送受信データ(又は合成データ)についての受信品質を評価しているため、この評価結果を制御部339に通知することができる。
評価結果を通知された制御部339は、評価結果に応じてこの再送受信データ(又は合成データ)について、第1デレートマッチング処理部335における第1デレートマッチング処理や、チャネル復号部336における誤り訂正復号処理を実行するかどうか判定する。
例えば、再送受信データ(又は合成データ)についての受信品質の評価結果が所定の基準値以下である場合は、再送受信データ(又は合成データ)について第1デレートマッチング処理や、誤り訂正復号処理を行わないように制御する(好ましくは第1デレートマッチング処理部335、チャネル復号部336への給電を停止する)のである。
尚、誤り訂正復号処理を行わなかった場合は、制御部35はやはりNACK信号を送信して、無線基地局に対して再送信を行うように促すこととする。
但し、例えば、再送受信データ(又は合成データ)についての受信品質の評価結果が所定の基準値より大きい場合は、この合成データを第1デレートマッチング処理部335に入力する。
第1デレートマッチング処理部335は、図3における無線基地局において施された第1レートマッチング処理の逆の処理にあたる処理を施し、その結果をチャネル復号化部336に出力する。
チャネル復号化部336は、デレートマッチング処理後の合成データについて復号化処理(例えば、ターボ復号化処理)を施して、CRCチェック部337に復号結果を出力する。
CRCチェック部は、復号結果について、それに含まれるCRCビットを用いて誤り検出処理を行う。
そして、CRCチェック結果を制御部339(制御部35)へ通知するとともに、復号結果をそのまま出力選択部338に与える。
制御部339は、CRCチェック結果がエラー無しであれば復号結果を出力選択部338に出力させ、CRCチェック結果がエラー有りであれば復号結果を出力選択部338に出力させない。
制御部35は、復号データ及びCRCチェック結果を選択部338、CRCチェック部337(制御部339)から受信し、CRCエラー有りであればNACK信号を、CRCエラー無しであればACK信号を生成し、送信処理部34に与える。
送信処理部34は、図1で示した対応するスロットにより、これらの信号を送信する。
以上の実施形態では、再送受信データについての受信品質又合成データについての受信品質を評価し、その評価の結果に応じて、再送受信データ又は合成データについての復号を行うか否かの制御を行ったが、再送受信データについての受信品質(又は合成データについての受信品質)と、新規受信データについての受信品質との関係によって、再送受信データ(又は合成データ)についての復号を行うか否かの制御を行うこともできる。
例えば、再送受信データについての受信品質(又合成データについての受信品質)が新規受信データについての受信品質に対して所定の程度で劣る場合には、再送受信データ(又は合成データ)についての復号を行わないようにに制御し、そうでない場合は、再送受信データ(又は合成データ)についての復号を行うように制御するのである。
具体的には、(再送受信データについての受信品質)/(新規受信データについての受信品質)が1/N以下(Nは1より大きい数)である場合や、(新規受信データについての受信品質)−(再送受信データについての受信品質)が所定値以下の場合等である。
尚、制御部35は、不図示の受信処理部により、CPICHの受信環境を測定(例えばSIRを測定)し、その測定結果に応じてCQI情報を生成し、送信処理部34へ与える。
送信処理部34は、図1で示したスロットによりCQI情報を定期的に送信する。このCQI情報に従って、基地局において、受信環境が良好であれば伝送速度が速くなる方向に適応制御がなされ、受信環境が良好でないのであれば伝送速度が遅くなる方向に適応制御がなされることは先に説明した通りである。
以上のように、本実施形態では、誤り訂正復号処理をしても結果的に誤りが解消されないと想定される場合には、復号を行わないようにしたので、無線通信装置における消費電力が削減されることとなる。
〔b〕第2実施形態の説明
第2実施形態では、受信品質(軟判定尤度、受信SIR等)が高いにも係わらず誤り訂正復号により誤りが解消されなかった受信データが、次の誤り訂正復号処理に与える影響度を下げることで、悪影響を低減する。
・「第1案」
即ち、第1案では、第1実施形態における「データの再送信時の動作」において、再送受信データについての受信品質又は合成データについての受信品質と、新規受信データについての受信品質との関係によって、再送受信データ又は合成データについての復号を行うか否かの制御を行う場合について説明したが、復号を行うか否かの制御ではなく、再送受信データを復号する(逆に合成受信データは復号しない)ように制御するのである。
例えば、再送受信データについての受信品質又は合成データについての受信品質が新規受信データについての受信品質に対して所定の程度で劣る場合(具体的には、第1実施形態参照)には、合成データについての復号を行わないようにに制御し、再送受信データについての復号を行うように制御するのである。
これにより、受信品質が相対的に高いにもかかわらず、誤り訂正復号結果がエラーとなってしまった新規受信データは用いず、再送データを用いて誤り訂正復号処理が実行されるため、誤り訂正復号をエラーに導く新規受信データの影響を抑制することができ、エラーの無い誤り訂正復号結果が得られる可能性が高まることとなる。
尚、再送受信データについての受信品質又は合成データについての受信品質と新規受信データについての受信品質の関係だけではなく、新規受信データについての受信品質が高い受信品質基準を超えることをこのような制御を行う条件とすることもできる。
これにより、受信品質が十分高いにもかかわらず、誤り訂正復号によりエラーが解消されなかったような問題を含む受信データの影響度を効果的に下げることができるからである。
また、この実施形態では、再送受信データについて復号することとしたが、その際、制御部339は、記憶部333には、合成データではなく、再送受信データを記憶させることもできる。
そして、再送受信データについての復号結果が、やはりエラー有りであることが、制御部339(制御部35)で検出された場合は、再び再送信が実行されることとなるが、この場合は、再送信された受信データを記憶していた再送受信データと合成してから誤り訂正復号を行うように制御部339が合成部332、チャネル復号化部336等を制御するのである。
これにより、問題のある新規送信データの影響を下げつつ、合成利得を得ることができるからである。
・「第2案」
第2案では、新規受信データを全く利用しないのではなく、影響度を下げてから利用することとする。
例えば、再送受信データについての受信品質が新規受信データについての受信品質に対して所定の程度で劣る場合(具体的には、第1実施形態参照)には、合成部332は、記憶部333から読み出した新規受信データと再送受信データを合成する際に、新規受信データを1/n(nは1より大きい数)倍して再送受信データと合成してから復号するように制御部339が制御するのである。
この合成方法により、問題のある新規受信データの影響度が下がるからである。
尚、nの値としては、(再送受信データの受信品質)/(新規受信データの受信品質)に相当する値とすることもできる。
これにより受信品質nの比率に応じた影響度の制御ができるからである。
尚、再送受信データについての受信品質と新規受信データについての受信品質の関係だけではなく、新規受信データについての受信品質が高い受信品質基準を超えることをこのような制御を行う条件とすることもできる。
・「第3案」
第3案では、合成時の合成方法を工夫することで、新規受信データの影響度を下げることとする。
例えば、再送受信データについての受信品質が新規受信データについての受信品質に対して所定の程度で劣る場合(具体的には、第1実施形態参照)には、合成部332は、記憶部333から読み出した新規受信データと再送受信データを合成する際に、次のいずれか又は双方のアルゴリズムを適用する。
・「第1アルゴリズム」
新規受信データと再送受信データとの間で同じビットに対応するデータ部分がある場合は、その部分については、新規受信データに含まれるデータ(軟判定データ)ではなく、再送受信データに含まれるデータを用いるのである。
即ち、再送受信時に記憶部333から読み出された新規受信データに含まれるデータ(軟判定データ)のうち、再送受信データに含まれるデータ部分については、合成部332は、新規受信データを再送受信データに置き換える合成を行うのである。
これにより、第1デレートマッチング処理部335、チャネル復号化部336等は、この置換えを用いた合成がなされた後のデータに基づいて復号を行うのである。
尚、記憶部333には、この置換えを用いた合成がなされた後のデータが次の再送受信データとの合成のために、記憶されることとなる。
これにより再送受信データに含まれるデータ部分については、新規送信データの影響を受けないようにすることができる。
・「第2アルゴリズム」
新規受信データには含まれるが、再送受信データには含まれないビット部分が存在する場合は、その部分については、新規受信データに含まれるデータ(軟判定データ)を先に説明したのと同様に、1/N倍してから再送受信データと合成するのである。
即ち、再送受信時に記憶部333から読み出された新規受信データに含まれるデータ(軟判定データ)のうち、再送受信データに含まれないデータ部分については、合成部332は、新規受信データ1/N倍してから再送受信データに合成(補完)する処理を行うのである。
これにより、第1デレートマッチング処理部335、チャネル復号化部336等は、この合成(補完)がなされた後のデータに基づいて復号を行うのである。
尚、記憶部333には、この合成(補完)がなされた後のデータが次の再送受信データとの合成のために、記憶されることとなる。
これにより再送受信データが含まれないデータ部分については、新規送信データの影響度を下げながら使用することができる。
HSDPAにおけるチャネル構成を示す図である。 HS−SCCHの符号化部を示す図である。 送信装置(無線基地局)を示す図である。 本発明に係る通信装置(移動局)を示す図である。 HS−PDSCH受信処理部を示す図である。
符号の説明
1 符号化部
2 レートマッチング処理部
3 乗算器
4 CRC演算部
5 乗算器
6 符号化部
7 レートマッチング処理部
8 符号化部
9 レートマッチング処理部
10 制御部
11 CRC付加部
12 ビットスクランブル部
13 符号ブロック分割部
14 チャネル符号化部
15 ビット分離部
16 第1レートマッチング部
17 バーチャルバッファ部
18 第2レートマッチング部
19 ビット収集部
20 物理チャネル分割部
21 インタリーブ処理部
22 コンスタレーション再配置部
23 物理チャネルマッピング部
24 拡散処理部
25 変調部
26 受信部
30 アンテナ
31 デュプレクサ
32 HS−SCCH受信処理部
33 HS−PDSCH受信処理部
34 送信処理部
35 制御部
330 復調部
331 第2デレートマッチング処理部
332 合成部
333 記憶部
334 受信品質評価部
335 第1デレートマッチング処理部
336 チャネル復号化部
337 CRCチェック部
338 出力選択部
339 制御部

Claims (10)

  1. データの新規送信についての新規受信データと、該データの再送信についての再送受信データとを合成してから誤り訂正復号を行う無線通信装置において、
    該新規受信データを記憶する記憶部と、該再送受信データについての受信品質又は該再送受信データと該記憶部に記憶した新規受信データとを合成して得られた合成データについての受信品質を評価する受信品質評価部と、
    該評価の結果に応じて、該再送受信データ又は該合成データについての復号を行うか否かの制御を行う制御部、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記制御部は、前記再送受信データについての受信品質又は前記合成データについての受信品質が所定の基準値以下の場合に、該再送受信データ又は該合成データについての復号を行わないように制御する、
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. データの新規送信についての新規受信データと、該データの再送信についての再送受信データとを合成してから誤り訂正復号を行う無線通信装置において、
    該新規受信データを記憶する記憶部と、該新規受信データについての第1受信品質と、該再送受信データについての第2受信品質又は該新規受信データと該再送受信データとの合成データについての第3受信品質とを評価する受信品質評価部と、
    該第2受信品質又は該第3受信品質が該第1受信品質に対して所定の程度で劣る場合に、該再送受信データ又は該合成データについての復号を行わないように制御する制御部、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  4. 前記受信品質の評価は、受信信号が各信号点を示す確からしさにより行われる、
    ことを特徴とする請求項1又は3に記載の無線通信装置。
  5. データの新規送信についての新規受信データと、該データの再送信についての再送受信データとを合成してから誤り訂正復号を行う無線通信装置において、
    該新規受信データを記憶する記憶部と、該新規受信データについての第1受信品質と、前記再送受信データについての第2受信品質又は該新規受信データと該再送受信データとの合成データについての第3受信品質とを評価する受信品質評価部と、
    該第2受信受信品質又は該第3受信品質が該第1受信品質に対して所定の程度で劣る場合に、該合成データではなく、該再送受信データを復号するように制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  6. データの新規送信についての新規受信データと、該データの再送信についての再送受信データとを合成してから誤り訂正復号を行う無線通信装置において、
    前記新規受信データを記憶する記憶部と、該新規受信データについての第1受信品質と、前記再送受信データについての第2受信品質とを評価する受信品質評価部と、
    該第2受信品質が該第1受信品質に対して所定の程度で劣る場合に、前記記憶部に記憶した新規受信データを1/n(nは1より大きい数)倍して前記再送受信データと合成してから復号するように制御する制御部、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  7. 前記nは、(前記第2受信受信品質)/(前記第1受信受信品質)に相当する、
    ことを特徴とする請求項6記載の無線通信装置。
  8. データの新規送信についての新規受信データと、該データの再送信についての再送受信データとを合成してから誤り訂正復号を行う無線通信装置において、
    前記新規受信データを記憶する記憶部と、該新規受信データについての第1受信品質と、前記再送受信データについての第2受信品質とを評価する受信品質評価部と、
    該第2受信品質が該第1受信品質に対して所定の程度で劣る場合に、前記合成において、前記新規受信データのうち前記再送受信データに含まれるデータ部分は、前記新規受信データを前記再送信データに置き換える制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  9. データの新規送信についての新規受信データと、該データの再送信についての再送受信データとを合成してから誤り訂正復号を行う無線通信装置において、
    前記新規受信データを記憶する記憶部と、該新規受信データについての第1受信品質と、前記再送受信データについての第2受信品質とを評価する受信品質評価部と、
    該第2受信品質が該第1受信品質に対して所定の程度で劣る場合に、前記新規受信データには含まれるが、前記再送受信データに含まれないデータ部分については、前記合成時に前記新規受信データを1/n(nは1より大きい数)倍して合成する制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  10. データの新規送信についての新規受信データと、該データの再送信についての再送受信データとを合成してから誤り訂正復号を行う無線通信装置において、
    前記新規受信データを記憶する記憶部と、該新規受信データについての第1受信品質と、前記再送受信データについての第2受信品質とを評価する受信品質評価部と、
    該第2受信品質が該第1受信品質に対して所定の程度で劣る場合に、前記再送受信データを前記記憶部に記憶しておき、更なる再送信により受信したデータと該記憶部に記憶した該再送受信データとを合成してから復号するように制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
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