JP2006069407A - スクータ型自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】前輪を軸支するフロントフォークを操向可能に支承するようにして車体フレームの前端に設けられるヘッドパイプと、前記フロントフォークの上部に連結される操向ハンドルを操作する車両運転者が座る乗車用シートとの間に、側面視が略U字形の足くぐり空間を有するスクータ型自動二輪車において、メインパイプの下方空間をより大きくしてエンジン形状の自由度を増大するとともに、車体フレームに適切なしなりを持たせて操縦性の最適化を図る。
【解決手段】車体フレームFの一部を構成する左右一対のメインパイプ20は、ロアパイプ19から後上がりに延びるとともにダウンパイプ18の下端が中間部に連設される前半傾斜部20aと、後下がりに延びる後半傾斜部20bと、上方に膨らむように彎曲して前半傾斜部20aの後端および後半傾斜部20bの前端間を結ぶ彎曲部20cとが一体に連なって成る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、前輪を軸支するフロントフォークを操向可能に支承するようにして車体フレームの前端に設けられるヘッドパイプと、前記フロントフォークの上部に連結される操向ハンドルを操作する車両運転者が座る乗車用シートとの間に、側面視が略U字形の足くぐり空間を有するスクータ型自動二輪車に関する。
このようなスクータ型自動二輪車は、たとえば特許文献1で知られている。
特開2003−160081号公報
ところで、上記特許文献1で開示されたスクータ型自動二輪車では、車体フレームの一部が、足くぐり空間の下方で前後にほぼ水平に延びる水平フレーム部を形成しており、その水平フレーム部に、該水平フレーム部の下方に大部分を配置するエンジンを支持するエンジンハンガが設けられている。この場合、前記水平フレーム部の下方に、より大きなスペースを確保し、エンジン形状の自由度を上げることが望まれる。また操縦性の最適化を図る上で、車体フレームにしなりを持たせることが望まれる場合がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、メインパイプの下方空間をより大きくしてエンジン形状の自由度を増大するとともに、車体フレームに適切なしなりを持たせて操縦性の最適化を図り得るようにしたスクータ型自動二輪車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、前輪を軸支するフロントフォークを操向可能に支承するようにして車体フレームの前端に設けられるヘッドパイプと、前記フロントフォークの上部に連結される操向ハンドルを操作する車両運転者が座る乗車用シートとの間に、側面視が略U字形の足くぐり空間を有するスクータ型自動二輪車において、前記車体フレームは、前記足くぐり空間の前方で前記ヘッドパイプから後下がりに延びる左右一対のダウンパイプと、それらのダウンパイプの下方に配置されるとともに前記ヘッドパイプから後下がりに延びる左右一対のロアパイプと、それらのロアパイプから後方に延びるとともに前記両ダウンパイプの下端が中間部に連設される左右一対のメインパイプとを備え、前記メインパイプは、前記ロアパイプから後上がりに延びるとともに前記ダウンパイプの後端が中間部に連設される前半傾斜部と、後下がりに延びる後半傾斜部と、上方に膨らむように彎曲して前記前半傾斜部の後端および前記後半傾斜部の前端間を結ぶ彎曲部とが一体に連なって成ることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記ダウンパイプの下端近傍で前記メインパイプの前半傾斜部に、エンジンを支持するエンジンハンガが設けられることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記乗車用シートを支持するようにして後上がりに延びる左右一対のシートレールの前端が、前記両メインパイプにおける後半傾斜部の前部にそれぞれ接合されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項2記載の発明の構成に加えて、相互にV字形をなす前部および後部バンクを有するV型の前記エンジンが、前部および後部バンク間で前記エンジンハンガに支持されるようにして車体フレームに搭載され、後部バンクが前記両メインパイプの彎曲部間に配置されることを特徴とする。
さらに請求項5記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記メインパイプが、上下方向を左右方向よりも長くした直角四辺形の横断面形状を有する角筒から成ることを特徴とする。
上記請求項1記載の発明によれば、メインパイプが、ロアパイプから後上がりに延び、さらに上方に彎曲した後に後下がりに延びる形状に形成されるので、メインパイプの下方空間を比較的大きくとり、エンジンの形状の自由度を増大することができるとともに、メインパイプの中間の彎曲部を適切にしならせることも可能となるので操縦性の最適化を図ることができる。
また請求項2記載の発明によれば、ダウンパイプとの連結で剛性が強くなっている部分でメインパイプにエンジンを支持するようにして、エンジンを効率的にかつ確実に車体フレームに支持することができる。
請求項3記載の発明によれば、メインパイプおよびシートレールがなす角度を適性にすることが可能となり、シートレールのメインパイプへの接合剛性を高めるとともにバランスよくしならせることができる。
請求項4記載の発明によれば、V型のエンジンの前部および後部バンク間を、メインパイプのうち剛性が比較的高い部分に支持するようにして、V型のエンジンを車体フレームに効率良く搭載することができる。
さらに請求項5記載の発明によれば、メインパイプの上下方向の剛性を高く、また左右方向にはしなりを持たせるようにして、より快適な操縦性を得ることができる。
図1〜図7は本発明の第1実施例を示すものであり、図1はスクータ型自動二輪車の側面図、図2はスクータ型自動二輪車の前部を拡大して示す縦断側面図、図3はエンジンの正面図、図4は図1の4−4線拡大断面図、図5はハンドルロック装置付近を拡大して示す一部切欠き側面図、図6はスクータ型自動二輪車の後部を拡大して示す縦断側面図、図7は図6の7−7線断面図である。
先ず図1において、このスクータ型自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを軸支するフロントフォーク15ならびに該フロントフォーク15に連結される操向ハンドル16を操向可能に支承するヘッドパイプ17と、該ヘッドパイプ17から後ろ下がりに延びる左右一対のダウンパイプ18…と、それらのダウンパイプ18…の下方で前記ヘッドパイプ17に連設されるとともに両ダウンパイプ18…よりも急傾斜で後下がりに延びる左右一対のロアパイプ19…と、それらのロアパイプ19…のたとえば下端から後方に延びるとともに前記両ダウンパイプ18…の下端が中間部に連設される左右一対のメインパイプ20…とを備え、左右で対をなすダウンパイプ18…およびロアパイプ19…の中間部間には補強用連結板21…が設けられる。
図2を併せて参照して、前記メインパイプ20は、前記ロアパイプ19のたとえば下端から後上がりに延びる前半傾斜部20aと、後下がりに延びる後半傾斜部20bと、上方に膨らむように彎曲して前半傾斜部20aの後端および後半傾斜部20bの前端間を結ぶ彎曲部20cとが一体に連なって成るものであり、後述の図3で明示するように、上下方向を左右方向よりも長くした略直角四辺形の角筒から成る。しかも前記前半傾斜部20aの中間部に前記ダウンパイプ18の下端が溶接により連設される。
前記後半傾斜部20bの前部には連結板22が溶接により接合されており、後上がりに延びるシートレール23の前端が前記連結板22に連結され、左右一対のシートレール23…の後部は相互に一体に連結される。しかもこの実施例では、前記連結板22の前端側の一部が彎曲部20cにかかるように配置されており、それにより連結板22およびシートレール23を効率よくメインパイプ20における後半傾斜部20bの前部に結合することができる。またシートレール23…の後部には、前端を後半傾斜部20bの後端に接合せしめて後上がりに延びるリヤパイプ24…の後端がそれぞれ溶接により接合される。さらに左右で対をなすシートレール23…およびリヤパイプ24…の中間部間には補強用連結板25…が設けられる。
図3を併せて参照して、車体フレームFには、4サイクルであるエンジンEAと、該エンジンEAの出力を変速する無段変速機Mとから成るパワーユニットPAが、後輪WRを駆動すべく搭載される。前記エンジンEAは、たとえば水冷式単気筒に構成されるものであり、クランクケース28と、上下に延びるシリンダ軸線を有してクランクケース28から上方に延びるシリンダブロック29と、クランクケース28とは反対側でシリンダブロック29に結合されるシリンダヘッド30と、シリンダヘッド30の頂部に結合されるヘッドカバー31とを備える。
ところで前記車体フレームFにおけるダウンパイプ18…の下端近傍で前記両メインパイプ20…の前半傾斜部20a…には第1のエンジンハンガ32…が設けられており、前記エンジンEAにおけるシリンダブロック29の前方でクランクケース28の上部が第1のエンジンハンガ32…に支持される。またメインパイプ20…の前端には、下方に延びる第2のエンジンハンガ33…が一体に設けられており、クランクケース28の前方側下部が第2のエンジンハンガ33…に支持される。
このようにして剛性の高い部分でエンジンEAを両メインパイプ20…に支持することができ、しかも第1のエンジンハンガ32…は前記ダウンパイプ18…の中心線の延長線を両側から挟む一対のボルト26…の締結によって両メインパイプ20…の前半傾斜部20a…に設けられ、前記エンジンEAのクランクケース28は、前記ダウンパイプ18…の中心線の延長線上に配置されるボルト27の締結により第1のエンジンハンガ32…に支持されるものであり、効率よくかつ剛性をより高くしてクランクケース28を第1のエンジンハンガ32…に支持することができる。
図4において、クランクケース28に回転自在に支承されるクランクシャフト34は、一対のクランクウエブ34a,34aと、それらのクランクウエブ34a,34a間を結ぶクランクピン34bとを一体に備えるものであり、シリンダブロック29に摺動自在に嵌合されるピストン35は、前記両クランクウエブ34a,34a間のクランクピン34bにコネクティングロッド36を介して連結される。
自動二輪車の進行方向に沿う左側で、クランクシャフト34の一端部はクランクケース28から突出されており、このクランクシャフト34の一端部に固定されるロータ37と、該ロータ37内に収容されるステータ38とでAC発電機39が構成され、該AC発電機39は、クランクケース28に結合される左カバー40で覆われ、前記ステータ38は左カバー40に固定される。
また前記シリンダヘッド30に配設される吸気弁および排気弁(図示せず)を開閉駆動する動弁装置の一部を構成するようにして前記シリンダヘッド30に回転自在に支承されるカムシャフト41と、前記クランクケース28およびAC発電機39間のクランクシャフト34との間には、調時伝動装置42が設けられており、クランクシャフト34の回転動力は前記調時伝動装置42によって1/2に減速されて前記カムシャフト41に伝達される。
自動二輪車の進行方向に沿う右側で前記クランクケース28には、該クランクケース28から後方に延びるケース主体45が連結されており、このケース主体45の右側に締結される右カバー46と、前記ケース主体45の後部右側に締結されるギヤケース47と、前記ケース主体45とで変速機ケース48が構成され、ケース主体45および右カバー46間には変速室49が形成され、ケース主体45およびギヤケース47間にはギヤ室50が形成される。
前記変速機ケース48の変速室49には、クランクシャフト34の回転動力を無段階に変速して後輪側に伝達するためのベルト式の無段変速機Mが収納される。該無段変速機Mは、変速室49内に臨むクランクシャフト34の他端部に装着されるドライブプーリ51と、クランクシャフト34と平行な軸線を有して変速機ケース48の後部に回転自在に支承される伝動軸54の変速室49内に臨む部分に装着されるドリブンプーリ52と、ドライブプーリ51およびドリブンプーリ52に巻き掛けられる無端状のベルト53とを備える。
ドライブプーリ51は、図示しない電動モータ等の作動によって前記クランクシャフト34の軸方向にスライドするスライド筒56のスライド動作によって前記ベルト53の巻き掛け半径を変化させるものである。またドリブンプーリ52は、ドライブプーリ51でのベルト53の巻き掛け半径の変化に応じて巻き掛け半径をドライブプーリ51とは反対側に変化させるものであり、このドリブンプーリ52および伝動軸54間に遠心クラッチ55が介装される。
前記伝動軸54の他端側はギヤ室50に臨んで配置されており、この伝動軸54と平行な軸線を有する出力軸57がケース主体45およびギヤケース47で回転自在に支承され、ギヤ室50には、前記伝動軸54の回転動力を減速して前記出力軸57に伝達する減速ギヤ列58が収容される。また前記出力軸57の一端部は、ギヤケース47の後部を貫通してギヤケース47の後部左側に突出される。
ところで後輪WRの車軸59はスイングアーム60の後部に軸支されており、このスイングアーム60の前端には、前記変速機ケース48の一部を構成するケース主体45およびギヤケース47の後部間を相互に挟む一対の支持腕部60a,60bが設けられる。而して一方の支持腕部60aは、前記出力軸57に相対回転自在に支承され、他方の支持腕部60bは、前記出力軸57と同軸にして前記ケース主体45の後部に設けられた支軸61で回動可能に支承される。すなわちスイングアーム60の前端部は前記変速機ケース48で上下に揺動可能に支承されることになる。
前記出力軸57の一端は、前記スイングアーム60が備える一方の支持腕部60aから突出されており、該出力軸57の前記支持腕部60aからの突出部に駆動スプロケット62が固定される。一方、自動二輪車の進行方向に沿う左側で後輪WRの車軸59には従動スプロケット63が固定されており、駆動スプロケット62および従動スプロケット63に無端状のチェーン64が巻き掛けられる。しかも前記支持腕部60aの前端外面側には駆動スプロケット62を覆うスプロケットカバー65が取付けられる。
前記変速機ケース48の後部には上方に延びる一対のブラケット66…が設けられており、それらのブラケット66…は、メインパイプ20…の後端部に支持される。また図1で明示するように、変速機ケース48の後方側下部には、一対のメインスタンド軸67…が同軸に設けられており、それらのメインスタンド軸67…でメインスタンド68が回動可能に軸支される。また前記両メインパイプ20…における彎曲部20c…間にはクロスパイプ71が架設されており、このクロスパイプ71と、前記スイングアーム60の前部に設けられたクッション用ブラケット60cとの間に、前後に延びる軸線を有するリヤクッション72が設けられる。
図2に注目して、シリンダヘッド30の前方側側面にはスロットルボディ74の下流端が接続される。また車体フレームFにおける両ダウンパイプ18…を跨ぐように燃料タンク90Aが配置されており、スロットルボディ74の上流端には、エンジンEAの前方かつ前記燃料タンク90Aの下方に配置されるエアクリーナ76Aが接続され、スロットルボディ74には燃料噴射弁77が取り付けられる。
エアクリーナ76Aは、クリーナケース148内にクリーナエレメント149が収納されて成るものである。クリーナケース148は、後方側に開いた椀状の第1ケース部材150と、前方に開いた椀状の第2ケース部材151とが、クリーナケース148内を前方の未浄化室152および後方の浄化室153に区画する前記クリーナエレメント149を両ケース部材150,151の周縁部間に挟持するようにして結合されて成る。
第1ケース部材150には、未浄化室152に通じる外気導入管154がエアクリーナ76Bの前方から外気を導入するようにして設けられ、また第2ケース部材151を介してスロットルボディ74の上流端に下流端を接続せしめた吸気管155が浄化室153に収納される。
エアクリーナ76Aにおける第1ケース部材150の前部下方には、水冷式であるエンジンEAで温められたエンジン冷却水を冷却するためのラジエータ91が該エンジンEAよりも前方に位置するようにして配置される。このラジエータ91の下部には、車体フレームFが備える第2のエンジンハンガ33…側に向けて突出する取付け腕部168…が設けられ、この取付け腕部168…は、第2のエンジンハンガ33…に設けられたブラケット169…にマウントゴム170…を介して支持される。またラジエータ91の上部には、その上方のロアパイプ19…側に向けて突出する取付け腕部171…が設けられ、ロアパイプ19…に設けられたブラケット172…に、前記取付け腕部171…が図示しないマウントゴムを介して支持される。すなわちラジエータ91は、車体フレームFのロアパイプ19…および第2のエンジンハンガ33…に支持される。
前記エアクリーナ76Aにおけるクリーナケース148の一部を構成する第1ケース部材150の下部には、前方からの走行風をラジエータ91側に導く導風板156が一体に設けられており、この導風板156は、クリーナケース148の前端下部からラジエータ91側に向けて後下がりに傾斜して延出される。
エンジンEAにおけるシリンダヘッド30の後部側面には排気管95の上流端が接続され、この排気管95の下流端は後輪WRの右側に配置される排気マフラー97に接続される。
図5において、車体フレームFの前端のヘッドパイプ17には、操向ハンドル16のロック状態およびアンロック状態を切換可能なロック機構101が設けられ、このロック機構101は、ロック機構101から離隔した位置に配置されるキーシリンダ錠102の操作によって切換え作動する。
ロック機構101は、前記操向ハンドル16およびフロントフォーク15に連なるようにしてヘッドパイプ17に回動可能に嵌合される操向軸103に挿脱可能に係合し得るロックピン104を有してヘッドパイプ17の前面側に配設されるものであり、ヘッドパイプ17の前面に固着された支持枠105に、前記ロックピン104が操向軸103の軸線に直交する方向での作動を可能として保持される。
中空円筒状である前記操向軸103の側壁には係合孔106が設けられており、操向軸103が所定の回動位置であるときに前記係合孔106に同軸に連なる挿通孔107がヘッドパイプ17の前面に設けられる。而して前記支持枠105は、前記ヘッドパイプ17に前方側から対向する支持板部105aを有しており、この支持板部105aを軸方向移動自在に貫通するロックピン104の一端が、前記係合孔106への係合を可能として前記挿通孔107に挿通される。
またロックピン104の他端には半径方向外に張り出す鍔部104aが設けられており、前記支持枠105の支持板部105aおよび鍔部104a間に縮設されるばね108により、ロックピン104はその一端の前記係合孔106への係合を解除する側にばね付勢される。
また前記ロックピン104の他端には、支持枠105にピン109で回動可能に支承されるカム110が当接されており、このカム110が、図5の実線で示す回動位置にあるときに、前記ロックピン104の軸方向位置は、その一端が係合孔106への係合を解除して挿通孔107内に在る位置に定められる。
ところでヘッドパイプ17にはその前方斜め上方に延びるステー111が固着されており、このステー111の上端に、操向ハンドル16の中央部前方に配置されるメータ112が取付けられ、またヘッドランプ113を支持する支持部材114がステー111の上部に取付けられる。
キーシリンダ錠102のシリンダボディ115は、前記メータ112の近傍でステー111に取付けられており、正規のキー116を挿入して回動操作するのに応じて回動するロータ117がシリンダボディ115内に回動可能に挿入されており、このロータ117の外面には軸方向に間隔をあけて一対のピン118,119が突設される。
ロック機構101およびキーシリンダ錠102間には、中間部がピン120によって前記ステー111に回動可能に支承されるリンク部材121が配置されており、このリンク部材121の一端部は、前記ロータ117が備える一対のピン118,119間に挟まれる。またリンク部材121の他端部に設けられる長孔122に、前記ロック機構101のカム110にその偏心位置で植設される連結ピン123が挿通される。
而してキーシリンダ錠102をキー116で操作すると、ロータ117の回動によって一対のピン118,118が周方向に変位するのに応じてリンク部材121が、図5の実線で示す位置および鎖線で示す位置間で揺動し、ロック機構101では、前記リンク部材121の揺動に応じてカム110が図5の実線で示す位置および鎖線で示す位置間で回動し、それによりロックピン104が操向軸103との係合を解除する位置ならびに操向軸103に係合する位置間で軸方向に移動することになる。すなわちキーシリンダ錠102のロータ117に該ロータ117の回動に応じて揺動するようにしてリンク部材121の一端部が連結され、ロック機構101は、リンク部材121の揺動に応じてロック状態およびアンロック状態を切換えるべく作動するように構成されてリンク部材121の他端部に連結されることになる。
図1に注目して、燃料タンク90A、エアクリーナ76AおよびパワーユニットPAと、車体フレームFとは、合成樹脂から成る車体カバー125で覆われるものであり、この車体カバー125は、ヘッドパイプ17の前部および前輪WFの上部を覆うとともにヘッドランプ113が取付けられるフロントカバー126と、ヘッドパイプ17および燃料タンク90Aを後方側から覆ってフロントカバー126に連なるセンターカバー127と、前記フロントカバー126の左右両側に接合されて乗員の脚部前方を覆う左右一対のレッグシールド128…と、乗員の足元を支持すべくレッグシールド128…に連なる左右一対の足載せ部129…(図3参照)と、それらの足載せ部129…間で上方に***してセンタンカバー127の後部に連なるフロアトンネル部130と、前記両足載せ部129…の外縁から下方にそれぞれ垂下されるスカート部131…(図3参照)と、車体フレームFの後部の左右両側を覆って足載せ部129…およびフロアトンネル部130に接合されるリヤカバー132とを備える。
リヤカバー132上には、操向ハンドル16を操向操作する車両運転者を座乗せしめるとともに車両運転者の後方に同乗者を乗せ得るようにしたタンデム型の乗車用シート133が開閉可能に設けられる。ところで、この乗車用シート133は、燃料タンク90Aよりも後方に配置されるものであり、車体カバー125のうち燃料タンク90Aを後方側から覆うセンターカバー127と、該センターカバー127の後部に連なるフロアトンネル部130と、前記乗車用シート133が設けられるリヤカバー132とで、側面視が略U字形である足くぐり空間135が、前方側の燃料タンク90Aおよびエアクリーナ76Aと、後方側の乗車用シート133との間に配置されるようにして形成され、ラジエータ91、ならびに車体フレームFにおける両ダウンパイプ18…および両ロアパイプ19…も前記足くぐり空間135よりも前方に配置される。
図6および図7において、前記乗車用シート133の下方には、該乗車用シート133の底板141で上端開口部が開閉可能に閉鎖されるようにして収納ボックス140が配置され、該収納ボックス140は、前記シートレール23…およびリヤパイプ24…で支持される。
ところで収納ボックス140は、車体フレームFのクロスパイプ71およびスイングアーム60間に設けられるリヤクッション72の上方に配置されるものであり、収納ボックス140における底壁140aには、前記リヤクッション72をその軸線が前記底壁140aの下面よりも上方位置となるようにして収納する収納凹部142が設けられる。しかも該収納凹部142は、図7で明示するように、収納ボックス140の幅方向中央部に配置されるものであり、そのような収納凹部142の配置により、バイザー144を開放して上方に上げた状態にあるジェット型のヘルメット143を収納ボックス140に収納することが可能となる。
次にこの第1実施例の作用について説明すると、車体フレームFにおける前端のヘッドパイプ17と、該ヘッドパイプ17で操向可能に支承される操向ハンドル16を操作する車両運転者が座る乗車用シート133との間に配置される側面視略U字形の足くぐり空間135が車体カバー125で形成されており、車体フレームFは、足くぐり空間135の前方でヘッドパイプ17から後下がりに延びる左右一対のダウンパイプ18…と、それらのダウンパイプ18…の下方に配置されるとともにヘッドパイプ17から後下がりに延びる左右一対のロアパイプ19…と、それらのロアパイプ19…の下端から後方に延びるとともに両ダウンパイプ18…の下端が中間部に連設される左右一対のメインパイプ20…とを備え、メインパイプ20は、ロアパイプ19の下端から後上がりに延びるとともにダウンパイプ18の下端が中間部に連設される前半傾斜部20aと、後下がりに延びる後半傾斜部20bと、上方に膨らむように彎曲して前半傾斜部20aの後端および後半傾斜部20bの前端間を結ぶ彎曲部20cとが一体に連なって成るものである。
このような車体フレームFの構造によれば、メインパイプ20が、ロアパイプ19の下端から後上がりに延び、さらに上方に彎曲した後に後下がりに延びる形状に形成されるので、メインパイプ20の下方空間を比較的大きくとり、エンジンEAの形状の自由度を増大することができるとともに、メインパイプ20の中間の彎曲部20cを適切にしならせることも可能となるので操縦性の最適化を図ることができる。
またダウンパイプ18…の下端近傍でメインパイプ20…の前半傾斜部20a…に、エンジンEAを支持する第1のエンジンハンガ32…が設けられるので、ダウンパイプ18…との連結で剛性が強くなっている部分でメインパイプ20…にエンジンEAを支持するようにして、エンジンEAを効率的にかつ確実に車体フレームFに支持することができる。
また乗車用シート133を支持するようにして後上がりに延びる左右一対のシートレール23…の前端が、両メインパイプ20…における後半傾斜部20b…の前部にそれぞれ接合されることにより、メインパイプ20…およびシートレール23…がなす角度を適性にすることが可能となり、シートレール23…のメインパイプ20…への接合剛性を高めることができるとともに、バランス良くしならせることができる。
しかもメインパイプ20…が、上下方向を左右方向よりも長くした直角四辺形の横断面形状を有する角筒から成るものであるので、メインパイプ20…の上下方向の剛性を高く、また左右方向にはしなりを持たせるようにして、より快適な操縦性を得ることができる。
ところで、後輪WRを後部に軸支するスイングアーム60の前部は変速機ケース48で上下に揺動可能に支承されており、車体フレームFおよびスイングアーム60間に設けられるリヤクッション72の上方かつ車両運転者が座る乗車用シート133の下方に収納ボックス140が配置されるのであるが、収納ボックス140の底壁140aの下面には、リヤクッション72をその中心軸線が前記底壁140aの下面よりも上方位置となるようにして収納する収納凹部142が設けられるので、リヤクッション72との干渉を避けて収納ボックス140の底壁140aをより低い位置に設定することができ、収納ボックス140の容量を大きく確保することが可能となる。
またエンジンEAの前方にはラジエータ91が配置され、そのラジエータ91の上方にエアクリーナ76Aが配置されており、エアクリーナ76Aのクリーナケース148に、前方からの走行風を導くようにしてラジエータ91側に延びる導風板156が一体に連設されるので、部品点数の低減を可能としつつ、ラジエータ91側に走行風を効果的に導いてラジエータ91を冷却することができる。
しかも足くぐり空間135が、燃料タンク90A、エアクリーナ76Aおよびラジエータ91よりも後方に配置されるので、スクータ型自動二輪車において、燃料タンク90Aおよびエアクリーナ76Aの容量を確保しつつ、ラジエータ91の後方に嵩のある部材を配置することがないようにして導風板156の導風効果をより引き出すことができる。
さらに操向ハンドル16のロック状態およびアンロック状態を切換可能なロック機構101と、該ロック機構101に切換操作力を作用せしめるキーシリンダ錠102とが相互に離隔して配置されるのであるが、キーシリンダ錠102のロータ117に該ロータ117の回動に応じて揺動するようにしてリンク部材121の一端部が連結され、前記ロック機構101は、前記リンク部材121の揺動に応じてロック状態およびアンロック状態を切換えるべく作動するように構成されてリンク部材121の他端部に連結される。
したがってキーシリンダ錠102からの操作力がリンク部材121の揺動によってロック機構101側に伝達されることになり、キーシリンダ錠102およびロック機構101間の操作力伝達構造を部品点数を少なくして簡単に構成することができ、しかもキーシリンダ錠102の操作に節度感を得ることができ商品性を向上せしめることができる。
またキーシリンダ錠102が、操向ハンドル16の前方でメータ112の近傍に配置されるので、車両運転者によるキーシリンダ錠102の操作を容易とすることができる。
図8は本発明の第2実施例のスクータ型自動二輪車の側面図、図9はスクータ型自動二輪車の前部を拡大して示す縦断側面図、図10は吸気系を省略した状態でのパワーユニットの平面図、図11は図10の11矢視図、図12は図10の12矢視図、図13は図8の13−13線断面図であり、上記第1実施例に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
先ず図8および図9において、このスクータ型自動二輪車の車体フレームFは、上記第1実施例と同様に構成されており、この車体フレームFには、4サイクルであるエンジンEBと、該エンジンEBの出力を変速する無段変速機Mとから成るパワーユニットPBが、後輪WRを駆動すべく搭載される。
図10〜図12を併せて参照して、前記エンジンEBは、たとえば水冷式2気筒のV型に構成されるものであり、クランクケース28と、わずかに前上がりに前傾したシリンダ軸線を有してクランクケース28から前方に延びる前部バンクBFと、該前部バンクBFとV形をなすようにして前記クランクケース28から上方に延びる後部バンクBRとを有し、各バンクBF,BRは、クランクケース28に結合されるシリンダブロック29F,29Rと、クランクケース28とは反対側でシリンダブロック29F,29Rに結合されるシリンダヘッド30F,30Rと、シリンダヘッド30F,30Rの頂部に結合されるヘッドカバー31F,31Rとをそれぞれ備える。
車体フレームFにおけるダウンパイプ18…の下端近傍で前記両メインパイプ20…の前半傾斜部20a…に設けられた第1のエンジンハンガ32…には、エンジンEBにおける前部および後部バンクBF,BR間でクランクケース28の上部が支持され、後部バンクBRは、両メインパイプ20…の彎曲部20c…間に配置される。またメインパイプ20…の前端に一体に設けられる第2のエンジンハンガ33…には、前部バンクBFの下方で前記クランクケース28の下部が支持される。
このようにして剛性の高い部分でエンジンEBを両メインパイプ20…に支持することができ、しかも第1のエンジンハンガ32…は前記ダウンパイプ18…の中心線の延長線を両側から挟む一対のボルト26…の締結によって両メインパイプ20…の前半傾斜部20a…に設けられ、前記エンジンEBのクランクケース28は、前記ダウンパイプ18…の中心線の延長線上に配置されるボルト27の締結により第1のエンジンハンガ32…に支持されるものであり、効率よくかつ剛性をより高くしてクランクケース28を第1のエンジンハンガ32…に支持することができる。
図13において、前記両バンクBF,BRのピストン35…は、クランクケース28に回転自在に支承されるクランクシャフト34が備える両クランクウエブ34a,34b間のクランクピン34bにコネクティングロッド36…を介して共通に連結される。
また前記両バンクBF,BRのシリンダヘッド30F,30Rにそれぞれ配設される吸気弁および排気弁(図示せず)を開閉駆動する動弁装置の一部を構成するようにして前記両シリンダヘッド30F,30Rにそれぞれ回転自在に支承されるカムシャフト41…と、前記クランクケース28およびAC発電機39間のクランクシャフト34との間には、調時伝動装置42が設けられており、クランクシャフト34の回転動力は前記調時伝動装置42によって1/2に減速されて前記カムシャフト41…に伝達される。
クランクケース28に結合された変速機ケース48の後部に設けられて上方に延びる一対のブラケット66…は、メインパイプ20…の後端部に支持される。また両メインパイプ20…における彎曲部20c…間に架設されるクロスパイプ71と、スイングアーム60の前部に設けられたクッション用ブラケット60cとの間に、前後に延びる軸線を有するリヤクッション72が設けられる。
図9に注目して、エンジンEBの吸気系73は、前部および後部バンクBF,BR間でそれらのバンクBF,BRのシリンダヘッド30F,30Rの一側面に下流端が接続されるスロットルボディ74F,74Rと、両スロットルボディ74F,74Rの上流端にそれぞれ接続される吸気管75F,75Rと、それらの吸気管75F,75Rが共通に接続されるようにして前部バンクBFの上方に配置されるエアクリーナ76Bとを備え、各スロットルボディ74F,74Rには燃料噴射弁77F,77Rが取り付けられる。
エアクリーナ76Bは、クリーナケース78内にクリーナエレメント79が収納されて成るものである。クリーナケース78は、上方に開いた椀状の第1ケース部材80と、クリーナケース78内を上方の未浄化室83および下方の浄化室84に仕切る仕切り壁81aを一体に有する第2ケース部材81と、下方に開いた椀状の第3ケース部材82とが、第2ケース部材81の周縁部を第1および第3ケース部材80,82の周縁部間に挟持するようにして結合されて成るものであり、前記仕切り壁81aに設けられた流通孔85に上方側すなわち未浄化室83側からクリーナエレメント79が着脱可能に装着される。
前記吸気管75F,75Rは浄化室84に突入するようにしてクリーナケース78に接続され、未浄化室83に通じる吸気孔86がクリーナケース78における第3ケース部材82の側部に設けられる。
エアクリーナ76Bのクリーナケース78は、その上下方向の長さよりも前後方向の長さを大として形成されるものであり、このエアクリーナ76Bの上方で両ダウンパイプ18…を跨ぐように配置される燃料タンク90Bが、車体フレームFの前部すなわち両ダウンパイプ18…に搭載、支持される。
また前記クリーナケース78の天井壁すなわち第3ケース部材82の天井壁82aは、燃料タンク90Bの底壁90Baに対向して前後にほぼ水平に延びるように形成され、第2ケース部材81の仕切り壁81aも前後にほぼ水平に延びるように形成される。
前記エンジンEBにおける前部バンクBFの前方かつ前記エアクリーナ76Bの下方には、水冷式であるエンジンEBで温められたエンジン冷却水を冷却するためのラジエータ91が配置され、このラジエータ91は車体フレームFのロアパイプ19…に支持される。而してこのラジエータ91、前記燃料タンク90Bおよび前記エアクリーナ76Bは、車体カバー125で形成される足くぐり空間135よりも前方に配置される。
しかも前記エアクリーナ76Bにおけるクリーナケース78の下部すなわち第1ケース部材80には、前方からの走行風をラジエータ91側に導く導風板92が一体に設けられており、この導風板92は、クリーナケース78の前端下部からラジエータ91側に向けて後下がりに傾斜して延出される。
エアクリーナ76Bのクリーナケース78における第2ケース部材81の後部には、図9で明示するように、該クリーナケース78内に収納されるクリーナエレメント79を交換するためのエレメント交換窓136が、前記足くぐり空間135側に臨んで設けられ、該エレメント交換窓136は、開閉可能な蓋部材137で閉じられる。
またクリーナケース78の天井壁82aは、燃料タンク90Bの底壁90Baに対向して前後にほぼ水平に延びるように形成されるものであり、クリーナエレメント79も、前記エレメント交換窓136からほぼ水平に引き出すことを可能として、前記天井壁82aに対向したほぼ水平な姿勢でクリーナケース78内に配置されている。なお前記エレメント交換窓136に対応してフロアトンネル部130には、蓋部材137の開閉操作およびクリーナエレメント79の挿脱を可能とした開口部が設けられる。
エンジンEBの排気系93は、前部バンクBFにおけるシリンダヘッド30Fの下部側面に上流端が接続されてパワーユニットPBの下方を後方に延びる排気管94と、後部バンクBRにおけるシリンダヘッド30Rの後部側面に上流端が接続される排気管95と、それらの排気管94,95の下流端に共通に連なる集合排気管96と、後輪WRの右側に配置されるようにして集合排気管96に接続される排気マフラー97とを備える。
前部バンクBFの排気管94は、シリンダヘッド30Fから下方に略C字状に彎曲し、前記パワーユニットPBの下方を通って後方に延び、パワーユニットPBの後方で後輪WRの右側に向けて立ち上がるように形成されるものであり、前記パワーユニットPBのケースの一部を構成する変速機ケース48における底壁48aの下面には、前記排気管94の少なくとも上部を収容する収容凹部98が設けられる。
しかも前記収容凹部98は、図13で示すように、クランクシャフト34におけるドライブプーリ51側のクランクウエブ34aと、ドライブプーリ51との間に配置されるものであり、これにより比較的大径であるドライブプーリ51との干渉を回避して、変速機ケース48における底壁48aの下面に、収容凹部98を無理なく形成することができる。
また後部バンクBRの排気管95は、メインスタンド軸67よりも後方で、前部バンクBFの前記排気管94と並列するようにして、クランクケース28の左側から変速機ケース48の後部を潜るように彎曲して形成される。すなわち後部バンクBRの排気管95は、シリンダヘッド30Rからクランクケース28および変速機ケース48の左側に延び、さらに変速機ケース48の後部を潜って前記メインスタンド軸67よりも後方で前部バンクBFの前記排気管94と並列するように形成される。
集合排気管96は、パワーユニットPBの後方側で並列配置される両排気管94,95の下流端に共通に接続され、この集合排気管96の下流端に排気マフラ97の上流端が接続される。
また車体フレームFの前端のヘッドパイプ17には、操向ハンドル16のロック状態およびアンロック状態を切換可能なロック機構101が設けられ、このロック機構101は、第1実施例と同様にして、ロック機構101から離隔した位置に配置されるキーシリンダ錠102の操作に応じたリンク部材121の揺動動作に応じて、操向ハンドル16のロック状態およびアンロック状態を切換える。
乗車用シート133の下方には、該乗車用シート133の底板141で上端開口部が開閉可能に閉鎖される収納ボックス140が配置され、この収納ボックス140における底壁140aには、リヤクッション72をその軸線が前記底壁140aの下面よりも上方位置となるようにして収納する収納凹部142が設けられる。
この第2実施例によれば、上記第1実施例と同様に、メインパイプ20の下方空間を比較的大きくとり、エンジンEBの形状の自由度を増大することができるとともに、メインパイプ20の中間の彎曲部20cを適切にしならせることも可能となるので操縦性の最適化を図ることができ、またダウンパイプ18…との連結で剛性が強くなっている部分でメインパイプ20…にエンジンEBを支持するようにして、エンジンEBを効率的にかつ確実に車体フレームFに支持することができる。
またリヤクッション72との干渉を避けて収納ボックス140の底壁140aをより低い位置に設定することができ、収納ボックス140の容量を大きく確保することが可能となる。
またエンジンEBの前方に配置されるラジエータ91側に延びる導風板92がエアクリーナ76Bにおけるクリーナケース78に一体に連設されるので、部品点数の低減を可能としつつ、ラジエータ91側に走行風を効果的に導いてラジエータ91を冷却することができる。
しかも足くぐり空間135が、燃料タンク90B、エアクリーナ76Bおよびラジエータ91よりも後方に配置されるので、スクータ型自動二輪車において、燃料タンク90Bおよびエアクリーナ76Bの容量を確保しつつ、ラジエータ91の後方に嵩のある部材を配置することがないようにして導風板92の導風効果をより引き出すことができる。
さらにキーシリンダ錠102およびロック機構101間の操作力伝達構造を部品点数を少なくして簡単に構成することができ、しかもキーシリンダ錠102の操作に節度感を得ることができ商品性を向上せしめることができる。
さらに車体フレームFに搭載されたV型のエンジンEBの前部バンクBFは、前傾したシリンダ軸線のシリンダブロック29Fおよびシリンダヘッド30Fを有するものであり、そのエンジンEBのクランクケース28の右側に、エンジンEBとともにパワーユニットPBを構成する無段変速機Mを収容する変速機ケース48が結合され、前傾したシリンダ軸線のシリンダヘッド30Fに上流端が接続される排気管94がパワーユニットPBの下方を通って後方に延出されるのであるが、変速機ケース48における底壁48aの下面には、排気管94の少なくとも上部を収容する収容凹部98が設けられている。
したがって排気管94をパワーユニットPBにより近接させるようにして上方に配置することが可能であり、それにより最低地上高を確保してエンジンEBをより低位置に配置し、低床式車両であるスクータ型自動二輪車の低重心化を図ることができる。
またエンジンEBの後部バンクBRが備えるシリンダヘッド30Rの後部側面に連なる排気管95が、メインスタンド68を回動可能に軸支するようにしてパワーユニットPBの後部に対応する位置に配置されるメインスタンド軸67よりも後方で、前部バンクBFのシリンダヘッド30Fに連なって前記パワーユニットPBの下方を通る排気管94と並列するようにして、クランクケース28の左側から変速機ケース48の後部を潜るように彎曲して形成される。これによれば、後部バンクBRの後方に確保すべき排気管95の配置スペースを確保することができ、後部バンクBRの後方のスペースを他の用途に有効利用することも可能となる。またエンジンEBの最低部よりも上方に排気管95を通すことが可能となるので、最低地上高を確保し易く、スクータ型自動二輪車の低重心化を図ることができる。
またV型のエンジンEBが、その前部および後部バンクBF,BR間で第1のエンジンハンガ32…に支持されるようにして車体フレームFに搭載されており、後部バンクBRが両メインパイプ20…の彎曲部20c間に配置されるので、メインパイプ20…のうち剛性が比較的高い部分にV型のエンジンEBの前部および後部バンクBF,BR間を支持するようにして、V型のエンジンEBを車体フレームFに効率良く搭載することができる。
また車体フレームFに搭載されるエンジンEBに連なる吸気系73の一部を構成するエアクリーナ76Bが、燃料タンク90Bの下方に配置され、エアクリーナ76Bのクリーナケース78に、該クリーナケース78内に収納されるクリーナエレメント79を交換するためのエレメント交換窓136が、足くぐり空間135側に臨んで設けられるので、エアクリーナ76Bのクリーナエレメント79を交換する際に,エレメント交換窓136を開いた状態でクリーナエレメント79を足くぐり空間135側から容易に交換することができる。
またクリーナケース78の天井壁82aが、燃料タンク90Bの底壁90Baに対向して前後にほぼ水平に延びるように形成され、クリーナエレメント79が、エレメント交換窓136からほぼ水平に引き出すことを可能として天井壁82aに対向したほぼ水平な姿勢でクリーナケース78内に配置されるので、燃料タンク90Bおよびエアクリーナ76Bをそれぞれの容量を充分に確保しつつ効率良く配置することができる。
しかもエアクリーナ76Bのクリーナケース78が、その上下方向の長さよりも前後方向の長さを大として形成されるので、エアクリーナ76Bの容量を充分に確保して効率良く配置することができる。
図14は本発明の第3実施例のスクータ型自動二輪車の側面図、図15は自動二輪車の前部を拡大して示す縦断側面図であり、上記第1および第2実施例に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
このスクータ型自動二輪車の車体フレームFは、上記第1および第2実施例と同様に構成されており、この車体フレームFには、4サイクルであるエンジンECと、該エンジンECの出力を変速する無段変速機Mとから成るパワーユニットPCが、後輪WRを駆動すべく搭載される。前記エンジンECは、たとえば水冷式単気筒に構成されるものであり、クランクケース28と、前傾したシリンダ軸線を有してクランクケース28から前方に延びるシリンダブロック29′と、クランクケース28とは反対側でシリンダブロック29′に結合されるシリンダヘッド30′と、シリンダヘッド30′の頂部に結合されるヘッドカバー31′とを備える。
車体フレームFにおけるダウンパイプ18…の後端近傍で前記両メインパイプ20…の前半傾斜部20a…に設けられた第1のエンジンハンガ32…にはクランクケース28の上部が支持される。またメインパイプ20…の前端に一体に設けられる第2のエンジンハンガ33…には、クランクケース28の前方側下部が支持される。クランクケース28に結合された変速機ケース48の後部に設けられて上方に延びる一対のブラケット66…は、メインパイプ20…の後端部に支持される。また両メインパイプ20…における彎曲部20c…間に架設されるクロスパイプ71と、スイングアーム60の前部に設けられたクッション用ブラケット60cとの間に、前後に延びる軸線を有するリヤクッション72が設けられる。
シリンダヘッド30′の上部側面にはスロットルボディ74の下流端が接続され、スロットルボディ74の上流端には、車体フレームFにおける両ダウンパイプ18…を跨ぐように配置される燃料タンク90Cの下方かつエンジンECの上方に配置されるエアクリーナ76Cが接続され、スロットルボディ74には燃料噴射弁77が取り付けられる。
エアクリーナ76Cは、クリーナケース158内にクリーナエレメント159が収納されて成るものである。クリーナケース158は、上方側に開いた椀状の第1ケース部材160と、下方に開いた椀状にして第1ケース部材160に上方から結合される第2ケース部材161と、前方に開いた椀状にして第1および第2ケース部材160,161との間にクリーナエレメント159を挟むようにして第1および第2ケース部材160,161に結合される第3ケース部材162とから成り、クリーナケース158内はクリーナエレメント159よりも後方の未浄化室163と、クリーナエレメント159よりも前方の浄化室164とに区画される。
第3ケース部材162の上部には、未浄化室163に通じる外気導入管165が足くぐり空間135に臨むようにして接続され、第2ケース部材161を介してスロットルボディ74の上流端に下流端を接続せしめた吸気管166が浄化室164に収納される。
水冷式であるエンジンECで温められたエンジン冷却水を冷却するためのラジエータ91が該エンジンECよりも前方に配置され、このラジエータ91は車体フレームFのロアパイプ19…に支持される。
エンジンECにおけるシリンダヘッド30′の下部側面には後方に延びる排気管94の上流端が接続され、この排気管94は、パワーユニットPCの下方を後方に延びるとともにパワーユニットPCの後方で後輪WRの右側に向けて立ち上がるように形成されるものであり、前記パワーユニットPCのケースの一部を構成する変速機ケース48における底壁48aの下面には、前記排気管94の少なくとも上部を収容する収容凹部98が設けられ、排気管94の下流端は、後輪WRの右側に配置される排気マフラー97に接続される。
また車体フレームFの前端のヘッドパイプ17には、操向ハンドル16のロック状態およびアンロック状態を切換可能なロック機構101が設けられ、このロック機構101は、第1実施例と同様にして、ロック機構101から離隔した位置に配置されるキーシリンダ錠102の操作に応じたリンク部材121の揺動動作に応じて、操向ハンドル16のロック状態およびアンロック状態を切換える。
乗車用シート133の下方には、該乗車用シート133の底板141で上端開口部が開閉可能に閉鎖される収納ボックス140が配置され、この収納ボックス140における底壁140aには、リヤクッション72をその軸線が前記底壁140aの下面よりも上方位置となるようにして収納する収納凹部142が設けられる。
この第3実施例によれば、上記第1および第2実施例と同様に、メインパイプ20の下方空間を比較的大きくとり、エンジンECの形状の自由度を増大することができるとともに、メインパイプ20の中間の彎曲部20cを比較的大きくしならせることができるので操縦性の最適化を図ることができ,またダウンパイプ18…との連結で剛性が強くなっている部分でメインパイプ20…にエンジンECを支持するようにして、エンジンECを効率的にかつ確実に車体フレームFに支持することができる。
またリヤクッション72との干渉を避けて収納ボックス140の底壁140をより低い位置に設定することができ、収納ボックス140の容量を大きく確保することが可能となる。
またキーシリンダ錠102およびロック機構101間の操作力伝達構造を部品点数を少なくして簡単に構成することができ、しかもキーシリンダ錠102の操作に節度感を得ることができ商品性を向上せしめることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
第1実施例のスクータ型自動二輪車の側面図である。 スクータ型自動二輪車の前部を拡大して示す縦断側面図である。 エンジンの正面図である。 図1の4−4線拡大断面図である。 ハンドルロック装置付近を拡大して示す一部切欠き側面図である。 スクータ型自動二輪車の後部を拡大して示す縦断側面図である。 図6の7−7線断面図である。 第2実施例のスクータ型自動二輪車の側面図である。 スクータ型自動二輪車の前部を拡大して示す縦断側面図である。 吸気系を省略した状態でのパワーユニットの平面図である。 図10の11矢視図である。 図10の12矢視図である。 図8の13−13線断面図である。 第3実施例のスクータ型自動二輪車の側面図である。 自動二輪車の前部を拡大して示す縦断側面図である。
符号の説明
15・・・フロントフォーク
16・・・操向ハンドル
17・・・ヘッドパイプ
18・・・ダウンパイプ
19・・・ロアパイプ
20・・・メインパイプ
20a・・・前半傾斜部
20b・・・後半傾斜部
20c・・・彎曲部
23・・・シートレール
32・・・エンジンハンガ
133・・・乗車用シート
135・・・足くぐり空間
BF・・・前部バンク
BR・・・後部バンク
EB,EB,EC・・・エンジン
F・・・車体フレーム
WF・・・前輪

Claims (5)

  1. 前輪(WF)を軸支するフロントフォーク(15)を操向可能に支承するようにして車体フレーム(F)の前端に設けられるヘッドパイプ(17)と、前記フロントフォーク(15)の上部に連結される操向ハンドル(16)を操作する車両運転者が座る乗車用シート(133)との間に、側面視が略U字形の足くぐり空間(135)を有するスクータ型自動二輪車において、前記車体フレーム(F)は、前記足くぐり空間(135)の前方で前記ヘッドパイプ(17)から後下がりに延びる左右一対のダウンパイプ(18)と、それらのダウンパイプ(18)の下方に配置されるとともに前記ヘッドパイプ(17)から後下がりに延びる左右一対のロアパイプ(19)と、それらのロアパイプ(19)から後方に延びるとともに前記両ダウンパイプ(18)の下端が中間部に連設される左右一対のメインパイプ(20)とを備え、前記メインパイプ(20)は、前記ロアパイプ(19)から後上がりに延びるとともに前記ダウンパイプ(18)の下端が中間部に連設される前半傾斜部(20a)と、後下がりに延びる後半傾斜部(20b)と、上方に膨らむように彎曲して前記前半傾斜部(20a)の後端および前記後半傾斜部(20b)の前端間を結ぶ彎曲部(20c)とが一体に連なって成ることを特徴とするスクータ型自動二輪車。
  2. 前記ダウンパイプ(18)の下端近傍で前記メインパイプ(20)の前半傾斜部(20a)に、エンジン(EA,EB,EC)を支持するエンジンハンガ(32)が設けられることを特徴とする請求項1記載のスクータ型自動二輪車。
  3. 前記乗車用シート(133)を支持するようにして後上がりに延びる左右一対のシートレール(23)の前端が、前記両メインパイプ(20)における後半傾斜部(20b)の前部にそれぞれ接合されることを特徴とする請求項1記載のスクータ型自動二輪車。
  4. 相互にV字形をなす前部および後部バンク(BF,BR)を有するV型の前記エンジン(EB)が、前部および後部バンク(BF,BR)間で前記エンジンハンガ(32)に支持されるようにして車体フレーム(F)に搭載され、後部バンク(BR)が前記両メインパイプ(20)の彎曲部(20c)間に配置されることを特徴とする請求項2記載のスクータ型自動二輪車。
  5. 前記メインパイプ(20)が、上下方向を左右方向よりも長くした直角四辺形の横断面形状を有する角筒から成ることを特徴とする請求項1記載のスクータ型自動二輪車。
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