JP2006068860A - 工具ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】子ホルダのシャンク部に配設するテーパコーンの内面と前記シャンク部外周に設けた潤滑剤封入溝間に装填した潤滑剤の流失を防止できるようにした工具ホルダを提供する。
【解決手段】スピンドルに着脱可能に装着する親スリーブ1と、親スリーブ1に着脱可能に装着した子ホルダ9とからなる工具ホルダに係り、とくに子ホルダ本体10に弾性変形可能なテーパコーン17を軸方向移動可能に嵌合し、テーパコーン17の内面が接触するシャンク部11の外周面に潤滑剤封入溝11cを形成したものにおいて、スリーブ本体2の先端面2aに子ホルダ本体10のフランジ部12の末端面12cをシール部材25を介して密着させることで、スリーブ本体のテーパ孔部の内周面に前記テーパコーンの外周面を密着し、子ホルダのシャンク部の外周面に封入した潤滑剤の流失を防止する。
【選択図】図1

Description

この発明は、工作機械のスピンドルに着脱可能に装着する親スリーブと、この親スリーブに着脱可能に装着した子ホルダとからなる切削液の供給が可能な工具ホルダに係り、とくに子ホルダ本体のシャンク部外周面に径方向に弾性変形可能なテーパコーンを軸方向移動可能に嵌合し、前記テーパコーンの内面が接触する前記シャンク部の外周面に潤滑剤封入溝を形成したものにおいて、前記封入潤滑剤の流失を防止できるようにした工具ホルダに関するものである。
従来、マシニングセンタなどの工作機械に設けた主軸などのスピンドルの先端部に設けたテーパ孔は、国際規格として7/24テーパすなわち16°強のテーパ角度のものが全世界で広く用いられ、前記テーパ孔に対応して工具ホルダのシャンク部も7/24テーパにしている。
また、工作機械のスピンドルに着脱可能に装着される工具ホルダにおいて、前記スピンドルに装着される親スリーブと、この親スリーブに着脱可能に装着される子ホルダとを備え、前記親スリーブは、前記スピンドルに設けたテーパ角度が大きいテーパ孔に密着嵌合されるテーパシャンクを有するスリーブ本体と、前記スリーブ本体の先端側に設けた大外径のフランジと、前記スリーブ本体に該スリーブ本体の先端面に開口するように形成されたテーパ角度が小さいテーパ孔部と、前記スリーブ本体内に前記テーパ孔部の端末から前記スリーブ本体の端末面へ貫通するように形成された孔部を有し、前記子ホルダは、前記孔部に前記テーパ孔部側から挿入されるシャンク部を有する子ホルダ本体と、前記子ホルダ本体のシャンク部の先端側に設けたフランジ部を有し、前記子ホルダ本体のシャンク部外周面に、前記テーパ孔部に嵌合される径方向に弾性変形可能なテーパコーンを軸方向移動可能に嵌合し、前記テーパコーンの一端を前記シャンク部の外周面に設けたリングに座金を介して当接させ、かつ前記テーパコーンの他端と前記フランジ部との間には圧縮体と非圧縮体を介在し、さらに前記テーパコーンの内面が接触する前記シャンク部の外周面に潤滑剤封入溝を形成し、前記子ホルダのシャンク部を前記親スリーブの孔部に引き込むことにより、前記スリーブ本体の先端面に前記子ホルダ本体のフランジ部の末端面を密着させると共に、前記スリーブ本体のテーパ孔部の内周面に前記テーパコーンの外周面を密着させ、親スリーブと子ホルダとを着脱可能に結合する締付手段を設けた構成の工具ホルダについては、本願発明者がすでに特開平8−118178号公報について提案しているところである。
特開平8−118178号公報
ところで、前述したように親スリーブに着脱可能に装着した子ホルダとからなる切削液の供給が可能な工具ホルダにおいては、とくに子ホルダ本体のシャンク部外周面に径方向に弾性変形可能なテーパコーンを軸方向移動可能に嵌合し、前記テーパコーンの内面が接触する前記シャンク部の外周面に潤滑剤封入溝を形成し、この封入溝に潤滑剤を封入しているが、前記構成の工具ホルダにおいては、切削工具に供給する高圧の切削液をプルスタッドの切削液流路孔を通して、親スリーブの開孔及び子ホルダの開孔、さらには子ホルダの先端側に装着されたコレットを介して工具である切削刃に供給するようにしている。
しかるに、前記切削液は高圧状態で親スリーブ及び子ホルダの開孔に供給されるため、親スリーブと子ホルダの締付螺合部の隙間を通って流れ出し、ついには親スリーブと子ホルダの結合端面部より工具ホルダ外に漏れ出す不具合もある。
また、前記高圧切削液は、子ホルダ本体のシャンク部外周面に配設した径方向に弾性変形可能なテーパコーンの内面が接触する前記シャンク部の外周面に形成した潤滑剤封入溝に充填した潤滑剤をも同時に流出してしまう不具合があり、前記テーパコーンの外周面と親スリーブのテーパ孔部に密着させて嵌合することができないという不具合があり、歪みや撓みを生じ、またバランスをよくすることが困難であるなど、高速で良好な切削加工を子ホルダに装着した工具によって金属製の工作物(ワーク)に行うことができないという問題点があった。
また、子ホルダの先端テーパ部に装着されたテーパコレット及びテーパコレットに把持される切削工具の交換においては、子ホルダを親スリーブから取り外して分離した状態で行わなければならず、工具の交換作業が面倒であるという問題点があった。
この発明は、子ホルダのシャンク側の末端部に縮径した段差部を設け、この段差部にOリングなどのシール部材を配設して、親スリーブと子スリーブの締付螺合部を密接状態に結合し、かつ、親スリーブの先端面と子ホルダのフランジ末端面に配設したシール部材を介して親スリーブと子スリーブとを互いに密接接合することで、子ホルダ本体のシャンク部外周面に形成した潤滑剤封入溝とテーパコーンの内面に封入した潤滑剤の流失を防止できるようにし、工作物に対し高速で良好な切削加工を行うことができ、また、工具スピンドルと共に長期にわたり損耗することなく使用でき、耐久性のよい工具ホルダを提供することを目的としている。
また、この発明は、子ホルダのテーパ穴に装着されたテーパコレットに把持される切削工具の交換においては、子ホルダを親スリーブから取り外すことなく両者を結合した状態でも切削工具の交換作業が容易にできるようにした工具ホルダを提供することを目的とする。
請求項1の発明にかかる工具ホルダは、工作機械のスピンドルに着脱可能に装着される工具ホルダであって、前記スピンドルに装着される親スリーブと、この親スリーブに着脱可能に装着される子ホルダとを備え、前記親スリーブは、前記スピンドルに設けたテーパ角度が大きいテーパ孔に密着嵌合されるテーパシャンクを有するスリーブ本体と、前記スリーブ本体の先端側に設けた大外径のフランジと、前記スリーブ本体に該スリーブ本体の先端面に開口するように形成されたテーパ角度が小さいテーパ孔部と、前記スリーブ本体内に前記テーパ孔部の端末から前記スリーブ本体の端末面へ貫通するように形成された孔部を有し、前記子ホルダは、前記孔部に前記テーパ孔部側から挿入されるシャンク部を有する子ホルダ本体と、前記子ホルダ本体のシャンク部の先端側に設けたフランジ部を有し、前記子ホルダ本体のシャンク部外周面には、前記テーパ孔部に嵌合される径方向に弾性変形可能なテーパコーンを軸方向移動可能に嵌合し、前記テーパコーンの一端を前記シャンク部の外周面に設けたリングに座金を介して当接させ、かつ前記テーパコーンの他端と前記フランジ部との間には圧縮体と非圧縮体を介在し、さらに前記テーパコーンの内面が接触する前記シャンク部の外周面に潤滑剤封入溝を形成し、前記親スリーブと子ホルダとを着脱可能に結合する締付手段により前記子ホルダのシャンク部後端段差部に配設したシール部材を介して前記子ホルダを親スリーブの孔部に引き込むことにより、前記スリーブ本体の先端面に前記子ホルダ本体のフランジ部の末端面をシール部材を介して密着させると共に、前記スリーブ本体のテーパ孔部の内周面に前記テーパコーンの外周面を密着させ、かつ前記スリーブ本体の先端面に前記子ホルダ本体のフランジ部の末端面をシール部材を介して密着させると共に、前記スリーブ本体のテーパ孔部の内周面に前記テーパコーンの外周面を密着させ、前記子ホルダのシャンク部の外周面に封入した潤滑剤の流失を防止するようにしたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の工具ホルダにおいて、前記親スリーブのテーパシャンクは7/24テーパ(テーパ角度16°強)とし、親スリーブのテーパ孔部および子ホルダのテーパコーンはテーパ角度を4°〜12°、好ましくは、1/10テーパ(テーパ角度5°強)としたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の工具ホルダにおいて、前記締付手段は、前記スリーブ本体の孔部に形成した雌ねじ部と、前記子ホルダ本体のシャンク部の末端部に形成した雄ねじ部とをねじ嵌合させて締め付けることにより、前記スリーブ本体のテーパ孔部の内周面に前記テーパコーンの外周面を密着させ、かつ前記孔部の内周面に前記シャンク部の軸方向中間部の外周面を密着嵌合させると共に、前記子ホルダのテーパ穴に嵌合されるすり割付きのテーパコレットを、前記スリーブ本体と子ホルダのねじ結合を解除することなく前記子ホルダの先端部外周に形成した雄ねじ部にロックナットを螺合して、前記テーパコレットを前記テーパ穴に押し込み固定するようにしたことを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明に係る工具ホルダは、スリーブ本体のテーパシャンクを、請求項2の発明の7/24テーパなどテーパ角度が大きい(急な)テーパに形成しているので、マシニングセンタなどの工作機械のスピンドルに広く用いられているテーパ孔とテーパ角度が一致することで、前記テーパ孔の周面に前記テーパシャンクを密着させて嵌合させると共に、前記スピンドルの先端面に、テーパシャンクの先端側に連なる大外径のフランジの末端面を当接させた状態で、親スリーブを前記スピンドルに装着して使用できる。
そして、スリーブ本体の先端部に形成したテーパ孔部および子ホルダ本体のストレートシャンク部に嵌合保持したテーパコーンが請求項2の発明のテーパ角度を4°〜12°、好ましくは1/10テーパなど小さく(緩やかに)して、スリーブ本体の先端面に子ホルダ本体のフランジ部の末端面を密着させると共に、スリーブ本体のテーパ孔部の内周面に子ホルダ本体のテーパコーン外周面を密着させて、親スリーブと子ホルダとを締付手段によって結合させたことで、工具ホルダの使用時に親スリーブと子ホルダとの固有振動数を変え、共振を減衰させ、子ホルダに装着したエンドミル、ボーリングバーなどの工具による切削加工時のひびりなどの振動の発生を防止できる。
また、子ホルダのシャンク側の末端部に縮径した段差部を設け、この段差部にOリングなどによりシール部材を配設して、親スリーブと子スリーブの締付螺合部の端部を密接状態に結合し、かつ、親スリーブと先端面と子スリーブのフランジ部の末端側の結合面間にシール部材を介して密接接合することで、子ホルダ本体のシャンク部外周面に径方向に弾性変形可能で軸方向移動を可能に嵌合したテーパコーンの内面が接触する前記シャンク部の外周面に形成した潤滑剤封入溝に充填された潤滑剤の流失を防止できるようにし、工作物に対し高速で良好な切削加工を行うことができ、また、工具スピンドルと共に長期にわたり損耗することなく使用でき、耐久性のよい工具ホルダを提供することが可能である。
また、この発明では、工作物に高速で能率のよい切削加工を行うことができると共に、工作物の加工面が荒れない良好な切削ができ、工具およびスピンドルが摩耗したり割れが生じたりして損耗することがなく、長期間にわたって使用でき、耐久性が向上する。
この発明は、テーパコーンの全長にわたって切り割りを形成したので、テーパコーンが径方向に弾性変形しやすく、前記切り割りにゴムなどの弾性体を充填したので、この弾性体によっても制振機能が生じ、工具ホルダの振動防止に役立つ。
さらに、この発明によれば、子ホルダのテーパ穴に嵌合されたテーパコレット及び切削工具の交換にあっては、親スリーブと子ホルダの結合を解除することなく、子ホルダの先端雄ねじ部に螺合したロックナットの取り外しによって、容易に行うことが可能で作業性を向上できる。
以下、添付図面を参照してこの発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
以下、この発明の実施例につき図を参照して説明する。
図1,図2はこの発明の一実施例を示すもので、図1はこの発明の工具ホルダに係る実施例の縦断面図、図2は図1の分解側面図である。
図1に示すように、この発明の工具ホルダは、工作機械のスピンドル26に着脱可能に装着される親スリーブ1と、この親スリーブ1に着脱可能に装着される子ホルダ9とを備える。
親スリーブ1は、スピンドル26に設けたテーパ角度が大きいテーパ孔26aに密着嵌合される、7/24テーパすなわちテーパ角度を16°34′40″と大きくしかつ軸方向長さが長いテーパシャンク3を有するスリーブ本体2と、このスリーブ本体2の先端側に設けた大外径のフランジ4と、スリーブ本体2の先端面に開口するように形成された、軸方向長さが短いテーパ孔部6を有する。
また、フランジ4の先端側にこれより小外径の環状座5を形成してある。
なお、実施例では、フランジ4がスリーブ本体2と一体に形成される場合を示したが、フランジ4の末端部をスリーブ本体2に焼き嵌めによって嵌合固定する構成にしてもよい。また、テーパ孔部6は、1/10テーパすなわちテーパ角度を5°43′と小さくしてある。
また、スリーブ本体2は実質的に剛体であるが、このスリーブ本体2の軸心には、その末端面からテーパ孔部6の末端に連なる孔部7が形成されている。この孔部7の末端部にはプルスタッド用雌ねじ部7aが形成され、この雌ねじ部7aにはプルスタッド8の雄ねじ部8aが螺合され締め付ける構成になっている。
プルスタッド8は、中間部に形成した鍔状部8bをスリーブ本体2の末端面に外側から当接させ、この鍔状部8bの末端面外にプルスタッド8の引っ張り部8cが突出して形成され、さらに、プルスタッド8には軸心部を軸方向に貫通する切削液流路孔8dが形成されている。前記孔部7の中間部には結合用の雌ねじ部7bが形成され、この雌ねじ部7bとテーパ孔部6との間には突出支持部7cが形成されている。
前記フランジ4には自動工具交換(ATC)装置のアームが係脱可能に係合する台形溝4aが形成されていると共に1対のキー溝4bが形成されている。
前記子ホルダ9は、前記孔部7にテーパ孔部6側から挿入されるシャンク部11を有する子ホルダ本体10と、この子ホルダ本体10のシャンク部11の先端に設けたフランジ部12を備え、このフランジ部12の外径はシャンク部11より大径に形成されている。また、フランジ部12の先端側には正六角形状のナット状部13を介して先端方向に一体に突出して形成された先端筒状部に雄ねじ部14aを形成してなるナット螺合部14が設けられている。
前記ストレートシャンク部11の末端部には、弾性を有するOリング状のシール部材24が配設される小径段差部11bを形成すると共に、スリーブ本体2の結合用雌ねじ部7bにねじ嵌合する結合用雄ねじ部11aが形成され、前記雌ねじ部7bと雄ねじ部11aとによって親スリーブ1と子ホルダ9とを着脱可能に結合する締付手段15を構成し、かつ親スリーブ1と子ホルダ9の螺合部分に生じる隙間、即ち前記突出支持部7cと前記小径段差部11b間を前記シール部材24で密封するようにしている。
前記ストレートシャンク部11の軸方向中央よりフランジ部12側の外周面には環状溝11cが形成され、フランジ部12の末端面には環状凹部12aが前記シャンク部11外周面の外周側に形成してあり、前記環状凹部12aには後述する弾性部材16が嵌め込まれている。また、前記環状凹部12aの外周側にはシール部材25配設用の環状凹部12bが形成されている。
前記シャンク部11の外周面には、先端面が弾性部材16に当接するテーパコーン17が回動および軸方向移動可能に嵌合されていると共に、テーパコーン17の末端面に当接するプリロード調整用の座金18が嵌合されており、この座金18の末端面を支持するスナップリング19がシャンク部11の環状溝11cに係合され、座金18を介してテーパコーン17を弾性部材16に押し付け、弾性部材16を圧縮させることにより、テーパコーン17にプリロードが付与されるようになっている。
前記弾性部材16は鋼板などの金属板リングからなる非圧縮体と、合成ゴム、ウレタン系、フッ素系の軟質樹脂などのリングからなる圧縮体とを組み合わせて、環状凹部12aに複数ずつ嵌め込まれている。
なお、圧縮体は皿ばねにしてもよいが、合成ゴムなどのリングにした方が好ましい。また、座金18と非圧縮体は、締付手段15による引き込み時にスリーブ本体2の先端面2aと子ホルダ本体10のフランジ部12の末端面12cとがシール部材25を介して密着できるように、スリーブ本体2の先端面2aと子ホルダ本体10のフランジ部末端面12cとの間の隙間を公差内に管理するものである。
前記テーパコーン17は、ストレートの内周面と、スリーブ本体2のテーパ孔部6と等しいテーパ角度の外周面とを有し、軸方向長さはストレートシャンク部11の軸方向の長さより短く形成されていると共に、軸方向に沿って緩い傾斜を有する切り割り17aが形成されており、この切り割り17a内には、シリコン,ナイロン,合成ゴムなどの弾性体17bが充填され、径方向に弾性変形可能にしてある。なお、弾性体17bはテーパコーン16の内,外周面から突出しないように切り割り17aに充填され、また拡径方向に付勢するようにしてもよい。
そして、シャンク部11のテーパコーン17が嵌合する部分の外周面には周方向に連続する潤滑剤封入溝11dが山形状に形成され、この封入溝11dには潤滑油,グリースなどの潤滑剤を封入し、シャンク部11とテーパコーン17との相対移動が長期間にわたってスムーズにできるようにしてある。
前記子ホルダ本体10のフランジ部12中間部と突出部14の先端との間にはテーパ角度が8°のコレット保持孔20が形成され、この保持孔20の末端側にストレート孔21が形成されており、コレット保持孔20,ストレート孔21は、子ホルダ本体10の軸心と同心に一連に設けてある。なお、前記子ホルダ本体10の末端側は縮径した段差部11bが形成されている。
前記コレット保持孔20の先端側から工具保持手段であるテーパコレット23が挿入され、このコレット23の末端部に係合するロックナット27が配設されている。
前記コレット23は、先端側のテーパ部23bの外周面にコレット保持孔20と等しいテーパ角度が8°のテーパが形成され、周方向の複数箇所に切り割り部23cが末端及び先端側より等間隔に形成されていると共に、切り割り部23c間の周方向中央部に切削液供給孔23dがそれぞれ形成されている。
なお、切り割り部23cはコレット23の先端からテーパ部23bの末端近くまで軸方向に沿って形成され、切削液供給孔23dは、テーパ部23bの先端近くから切り割り部23cの末端近くまで細長く形成されている。また、前記テーパコレット23は、先端部近傍に前記ロックナット27と係合する縮径のナット係合部23eを有している。
このテーパコレット23の切削工具把持力は、前記ロックナット27を前記子ホルダ10の先端側に突設した筒状の雄ねじ部を形成してなるナット螺合部14と螺合締め付け、前記テーパコレット23を前記テーパ部23b孔内に押し込むことで付与される構成になっている。
前記ロックナット27は、テーパコレット23の基準端面23fに相対向するようにロックナット27の中心方向へ突出して形成されたコレット支持部27aと、前記ナット螺合部14が挿通できるようにコレット支持部27aの中心に同心に形成された挿通穴27bとを有している。
また、前記テーパコレット23は、前記挿通穴27bの縁部周縁と係合することによりテーパコレット23をロックナット27に相対回転可能に結合する鍔部23gを有している。
親スリーブ1のスリーブ本体2に形成したテーパ孔部6に、子ホルダ9の子ホルダ本体10のストレートシャンク部11にテーパコーン17を嵌合し、スリーブ本体2を適宜の手段で固定した状態で、子ホルダ本体10のナット状部13にスパナなどを係合させて、子ホルダ本体10を回転させることで、ストレートシャンク部11の末端部に形成した結合用雄ねじ部11aをスリーブ本体2の内周面に形成した結合用雌ねじ部7bにねじ嵌合させて締め付けることにより、親スリーブ1と子ホルダ9とを結合させ、工具ホルダを組立て、組立て後はスパナなどを外すと共に、スリーブ本体2の固定も解除する。
前記親スリーブ1と子ホルダ9の結合は、スリーブ本体2の先端面2aと子ホルダ本体10のフランジ部12の末端面12cとがシール部材25を介して全面的に密着すると共に、子ホルダ本体10のストレートシャンク部11に嵌めたテーパコーン17の外周面がスリーブ本体2のテーパ孔部6の周面に全面的に密着する。
また、親スリーブ1のスリーブ本体2に設けた孔部7の中間部の突出支持部7cの内周面に、前記シャンク部11の末端小径段差部11b側に配設したシール部材24を配設するとともに、外周面の軸方向中間部を雄ねじ部11aとテーパコーン17との間で密着させる。
さらに、テーパコーン17は、テーパ孔部6の末端側に押し込まれることで、弾性部材16の圧縮体が軸方向に圧縮され、全長にわたって切り割り17aが形成されていることで、径方向に弾性変形して、内周面が前記シャンク部11に、外周面がテーパ孔部6の周面にそれぞれ密着する。
次に、子ホルダ本体10に嵌めたテーパコレット23にエンドミル,ボーリングバーなどの工具28のシャンク部28aを嵌挿し、さらにロックナット27を手動操作によって回動させることで、テーパコレット23を末端側に押し上げ、このコレット23を弾性変形させて縮径させ、前記コレット23に工具28のシャンク部28aを締め付け固定し、工具28を子ホルダ9に装着する。
そして、工具28を装着した前記実施例の工具ホルダを使用するには、マシニングセンタなどの工作機械に設けた自動工具交換装置のマガジンに工具ホルダを装着し、自動工具交換装置の工具交換アームによって、親スリーブ1のフランジ4に形成した台形溝部4aを係合把持し、工具ホルダを前記マガジンから取り出し、工作機械のスピンドル26の位置まで搬送し、スピンドル26の先端部に形成した7/24テーパの長いテーパ孔26aに嵌合させる。
次に、スピンドル26に内装した引っ張り手段29によって、親スリーブ1のプルスタッド8の引っ張り部8cを係合把持し、スピンドル26内に引き込み、親スリーブ1のテーパシャンク3の外周面を前記テーパ孔26aの周面に密着させると共に、スピンドル26に固定した1対のドライブキー(図示省略)をフランジ4のキー溝4bにそれぞれ係合させる。
その後、工具交換アームによるフランジ4の把持を解放し、このアームが動作前の位置に復帰する。つぎに、工作機械のスピンドル26を回転させることで、工具ホルダに装着した工具28によって工作物(ワーク)を切削加工する。
なお、前記加工時には、必要に応じてスピンドル26内から切削液を、プルスタッド8の切削液流路孔8d,スリーブ本体2内、子ホルダ9の開孔を経てコレット23に供給し、このコレット23の切削液供給孔23dから工具28及び工具28による工作物の切削加工部に供給する。また、工具ホルダのスピンドル26に対する着脱時に、圧縮空気供給装置によって、スピンドル26内,前記切削流路孔8d,切削液通路孔23dなどを経て、コレット23の切削液供給孔23dから圧縮空気を吹き出すことで、スピンドル26の先端面,子ホルダ本体10のフランジ部12末端面のクリーニングをすることもできる。
そして、工作物の加工後には、スピンドル26と共に、工具ホルダを復帰させ、引っ張り手段29によるプルスタッド8の把持を解除し、工具自動交換装置のアームによって工具ホルダをスピンドル26から外して前記マガジンに戻す。
実施例では、テーパコーン17を1/10テーパの緩やかなテーパ角度にしたので、高い結合剛性を得ることができる。すなわち、テーパコーン17のテーパ角度と引っ張り力とが子ホルダ9の親スリーブ1への装着時にテーパ角度が緩いほど結合剛性が向上し、テーパコーン17のテーパ角度は4°〜12°の範囲にすることが好ましい。
前記テーパコーン17は全長にわたって形成した切り割り17aにゴムなどの弾性体17bを充填したので、この弾性体17bによっても制振機能が生じ、工具ホルダの振動防止に役立つ。
前記実施例の工具ホルダは、子ホルダ本体10のシャンク部11の末端部に設けた雄ねじ部11aを親スリーブ1のスリーブ本体2の雌ねじ部7bに締め付けて、子ホルダ9を親スリーブ1に結合したので、これらの結合部材を必要とせず、また前記シャンク部11の中間部外周面をスリーブ本体2の孔部7の周面にシール部材24を介して密着させて嵌合させたので、これも共振防止に役立つ。
この発明の一実施例に係る工具ホルダを示した要部縦断側面図、 図1に示した工具ホルダの分解側面図。
符号の説明
1 親スリーブ
2 スリーブ本体
3 テーパシャンク
4 フランジ
5 環状座
6 テーパ孔部
7 孔部
7b 雌ねじ部
8 プルスタット
8b 鍔状部
8d 切削液流路孔
9 子ホルダ
10 子ホルダ本体
11 ストレートシャンク部
11a 雄ねじ部
11b 段差部
12 フランジ部
13 ナット状部
14 ナット螺合部
15 締付手段
16 弾性部材
17 テーパコーン
17a 切り割り
17b 弾性体
18 座金
19 スナップリング
20 コレット保持孔
21 ストレート孔
23 テーパコレット
23d 切削液供給孔
24 シール部材
25 シール部材
26 スピンドル
27 ロックナット
28 工具
29 引っ張り手段



























Claims (3)

  1. 工作機械のスピンドルに着脱可能に装着される工具ホルダであって、
    前記スピンドルに装着される親スリーブと、この親スリーブに着脱可能に装着される子ホルダを備え、
    前記親スリーブは、前記スピンドルに設けたテーパ角度が大きいテーパ孔に密着嵌合されるテーパシャンクを有するスリーブ本体と、前記スリーブ本体の先端側に設けた大外径のフランジと、前記スリーブ本体に該スリーブ本体の先端面に開口するように形成されたテーパ角度が小さいテーパ孔部と、前記スリーブ本体内に前記テーパ孔部の端末から前記スリーブ本体の端末面へ貫通するように形成された孔部を有し、
    前記子ホルダは、前記孔部に前記テーパ孔部側から挿入されるシャンク部を有する子ホルダ本体と、前記子ホルダ本体のシャンク部の先端側に設けたフランジ部を有し、前記子ホルダ本体のシャンク部外周面には、前記テーパ孔部に嵌合される径方向に弾性変形可能なテーパコーンを軸方向移動可能に嵌合すると共に、前記テーパコーンの一端を前記シャンク部の外周面に設けたリングに座金を介して当接させ、かつ前記テーパコーンの他端と前記フランジ部との間には圧縮体と非圧縮体を介在し、さらに前記テーパコーンの内面が接触する前記シャンク部の外周面に潤滑剤封入溝を形成してなり、
    前記親スリーブと子ホルダとを着脱可能に結合する締付手段により前記子ホルダのシャンク部末端段差部に配設したシール部材を介して前記子ホルダを親スリーブの孔部に引き込むことにより、前記スリーブ本体の先端面に前記子ホルダ本体のフランジ部の末端面をシール部材を介して密着させると共に、前記スリーブ本体のテーパ孔部の内周面に前記テーパコーンの外周面を密着させ、かつ前記スリーブ本体の先端面に前記子ホルダ本体のフランジ部の末端面をシール部材を介して密着させ、前記スリーブ本体のテーパ孔部の内周面に前記テーパコーンの外周面を密着させ、前記子ホルダのシャンク部の外周面に封入した潤滑剤の流失を防止するようにしたことを特徴とする工具ホルダ。
  2. 前記スリーブ本体のテーパシャンクは7/24テーパ(テーパ角度16°強)とし、親スリーブのテーパ孔部および子ホルダのテーパコーンはテーパ角度を4°〜12°、好ましくは1/10テーパ(テーパ角度5°強)としたことを特徴とする請求項1に記載の工具ホルダ。
  3. 前記締付手段は、前記スリーブ本体の孔部に形成した雌ねじ部と、前記子ホルダ本体のシャンク部の末端部に形成した雄ねじ部とをねじ嵌合させて締め付けることにより、前記スリーブ本体のテーパ孔部の内周面に前記テーパコーンの外周面を密着させ、かつ前記孔部の内周面に前記シャンク部の軸方向中間部の外周面を密着嵌合させると共に、前記子ホルダのテーパ穴に嵌合されるすり割付きのテーパコレットを、前記スリーブ本体と子ホルダのねじ結合を解除することなく前記子ホルダの先端部外周に形成した雄ねじ部にロックナットを螺合して、前記テーパコレットを前記テーパ穴に押し込み固定するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の工具ホルダ。
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