JP2006066207A - 基板用コネクタのシールド構造 - Google Patents

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Abstract


【課題】 基板用コネクタのシールド性能の改善を図ることを目的とする。
【解決手段】 基板用コネクタ10はフード部12を備えたコネクタハウジング11と、シールドケース20とから構成されている。コネクタハウジング11の奥壁12Aからは端子15が突出され、同端子15の屈曲端15Cが回路基板Pに対して接続される。一方、シールドケース20は角筒状のケース本体21と、ケース本体21の受け入れ口26の上縁に形成される蓋部30とから構成される。蓋部30はハウジング挿入前の状態にあってはケース本体21の受け入れ口26を開放する受け入れ姿勢にあるが、上方からの押圧操作によってほぼ90度屈曲されて、受け入れ口26を閉止するようになっている。以上のことから、コネクタハウジング11の嵌合面11Bを除く全体並びに端子15の全体をシールドケース20によって覆うことが可能となり、高いシールド性能が発揮される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、基板用コネクタのシールド構造に関する。
従来より、基板の接続されるコネクタにおいて、シールドケースを備えたものが知られている(特許文献1)。
このものにおいてシールドケースは、コネクタの上面、左右両側面、底面壁を覆う4枚の壁体よりなる。
特開平5−74523号公報
上記構造では、コネクタの下面側を覆うことが出来ず、シールド性能が十分でない。コネクタの下面側を覆うには、シールドケースを筒型にして内部にコネクタ全体を収容してやればよいが、この場合にシールドケースに対するコネクタのコネクタの組み付け性を考慮すると、シールドケースの前後両端面を開口させ、いずれかの開口よりコネクタの組み付けを行うこととなる。しかし、図6に示すようにシールドケース1の前後を開口させると、基板Pに接続される端子3部分を覆うことが出来ない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、シールド性能の改善を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、シールドケースを有する基板用コネクタの後面からは端子が突設された後屈曲され、その端部が回路基板に対して接続されるものにおいて、前記シールドケースは前後に開口し前記基板用コネクタを構成するハウジングを収容可能とする筒状の本体部と、前記本体部の開口縁に設けられて前記端子の屈曲された部分の後方を被覆可能とされた蓋部とを備えてなるところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ハウジングに前記回路基板に対する固定部が設けられているものにおいて、前記固定部は前記ハウジングの幅寸法内に形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記シールドケースは前記ハウジングと共締めされて前記回路基板に固定されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、端子を含めたハウジング全体をシールドケースによって覆うことが可能なのでシールド性能に優れる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、固定部がハウジングの幅寸法内に形成されているから幅方向への飛び出しがなくなる。そのため、シールドケースに対してハウジングを挿入し易くなるし、シールドケースを含めたコネクタ全体の小型化にも寄与する。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、ハウジングとシールドケースを共締めしているからこれらを個別に固定する場合に比べて、取りつけ構造が簡便であるし、取りつけ作業も短くて済む。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図5によって説明する。
図1に示す10は基板用コネクタであって、合成樹脂材よりなるコネクタハウジング(本発明のハウジングに相当する)11、並びに金属製のシールドケース20を備えてなる。コネクタハウジング11は前方(図5における右側)に開口する角筒状のフード部12を備えており、そこへは相手側コネクタ(図示せず)が嵌合されるようになっている。コネクタハウジング11の奥壁12Aにはフード部12内にタブ15Aを突出させた状態で端子15が貫通されている。
尚、以下の説明において、前後方向に関しては基板用コネクタ10の嵌合面側を前側として説明するものとする。
端子15は平板状をなすとともに、奥壁12Aから後方に突出された側は下向きに約90度屈曲されている。端子15の屈曲端15Cは回路基板Pのスルーホール41に嵌入されるとともに、その状態から半田付けにより回路基板Pに固着されるようになっている。
また、奥壁12Aの下端右側部には座部(本発明の固定部に相当する)13が突設されている。座部13には上下に貫通するねじ孔14が形成されており、次述するシールドケース20とともに回路基板Pに対してねじ止めされるようになっている。また、座部13の側面(図1における手前側の側面)13Aはコネクタハウジング11の側面11Aと面一とされており、幅方向(図1における矢印A方向であって、シールドケースに対するコネクタの挿入方向とは直交する方向)への突出がないような設定(本発明の固定部は前記ハウジングの幅寸法内に形成されている構成に相当)とされている。尚、回路基板Pにおける座部13のねじ孔14と対向する位置には取り付け孔42が開口している。
シールドケース20はケース本体(本発明の本体部に相当する)21と蓋部30とから構成される。ケース本体21は前後に開口する角筒状をなす。ケース本体21の両開口のうち図1における手前側の開口はコネクタ受け入れ口26とされており、そこより、コネクタハウジング11を内部に収容させるようになっている。
収容状態について説明すると図4に示すように、相手側コネクタとの嵌合面側(図4における右端側)にあっては、ケース本体21の先端とコネクタハウジング11の先端とがほぼ整合するようになっている。一方、回路基板Pとの接続側(図4における左端側)にあっては、ケース本体21の各壁面(下壁24を除く)の後端位置は端子15の屈曲部15Bよりやや後方(図3における左側)に位置している。尚、屈曲部15Bが本発明における端子の屈曲された部分に相当する。
一方、ケース本体21の下壁24にあっては、その後端部分が切りかかれている。この切り欠かかれた部分は端子35の屈曲端15Cを逃がすためのものである。また、下壁24における座部13のねじ孔14と対向する位置には挿通孔24Aが形成されている。
蓋部30は図1に示すように、ケース本体21のコネクタ受け入れ口26の上縁にヒンジ(詳細には図示していないが、ヒンジはその肉厚を他の部分に比べて薄肉化することで形成されている)28を介して一体的に形成され、その大きさはケース本体21の受け入れ口26を隙間無く閉止可能な大きさとされている。 蓋部30は組み付け前の状態にあっては、ケース本体21の上壁22と面一をなし受け入れ口26を開放した受け入れ姿勢(図1に示す姿勢)にあるが、上方からの押圧操作によってヒンジ28を中心にして下向きにほぼ90度屈曲され、受け入れ口26を閉止する閉止姿勢(図5に示す姿勢)をとるようになっている。これにより、コネクタハウジング11のうち嵌合面11Bを除く全壁面並びに屈曲部15Bを含む端子15の全体をシールドケース20内に収容させるとともに、受け入れ口26が蓋部30によって隙間無く閉止される。
尚、詳細には図示していないが、蓋部30の閉止姿勢はストッパピンによって保持されるようになっている。ストッパピンは回路基板Pに例えば、ねじ止め等によって固定されるようになっており、閉止状態にある蓋部30の後面30Aに当接することで蓋部30の開き防止を行うようになっている。
次に、本実施形態の作用・効果について説明する。
基板用コネクタ10を回路基板Pに対して取り付けるには、まず、コネクタハウジング11の嵌合面11B側をシールドケース20の受け入れ口26に向かい合わせ、その状態からシールドケース20内にコネクタハウジング11を差し込んでゆく。そして、シールドケース20の前端位置とコネクタハウジング11の前端位置とが整合する位置までコネクタハウジング11を差し込んだら、次に、基板用コネクタ10を回路基板Pに対して装着する。
上記した差し込み作業が完了した状態(シールドケース20の前端位置とコネクタハウジング11の前端位置とが整合する状態)においては、図3に示すようにコネクタハウジング11のねじ孔14とシールドケース20の下壁24の挿通孔24Aとがほぼ整合した状態にある。そのため、基板用コネクタ10を回路基板Pに対して取り付けるには、コネクタハウジング11のねじ孔14を回路基板Pの取り付け孔42に対して位置合わせするとともに、端子15の屈曲端15Cを回路基板Pのスルーホール41に対して位置合わせし、その状態からねじ止めしてやれば、コネクタハウジング11並びにシールドケース20を回路基板Pに対して共締めすることが出来る。
その後、蓋部30を押圧操作してヒンジ28を中心として下向きに約90度屈曲させ、続いてストッパピンの組み付けを行えば、シールドケース20の受け入れ口26は蓋部30によって隙間無く閉止され、これにより、シールドケース20内にコネクタハウジング11の嵌合面11Bを除く全面並びに、端子15の全体が覆われることとなる。
このように本実施形態によれば、コネクタハウジング11の嵌合面11Bを除く全壁面並びに端子15の全体をシールドケース20によって覆うこと出来るからシールド性に優れるものとなる。また、座部13がコネクタハウジング11の幅寸法内に形成されているから幅方向への飛び出しがなくなる。そのため、シールドケース20に対してコネクタハウジング11を挿入し易くなるし、シールドケース20を含めた基板用コネクタ10全体の小型化にも寄与する。
加えて、回路基板Pに対してコネクタハウジング11とシールドケース20を共締めしているからこれらを両部品を個別に固定する構成の場合に比べて、取りつけ構造が簡便であるし、取りつけ作業も短くて済む。
<実施形態2>
本発明の実施形態2を説明する。
実施形態1ではシールドケース20を金属製としたが、実施形態2ではこのシールドケース20を外周面の全体に金属メッキを施した樹脂製のケーシングによって構成したものである。この場合であっても、実施形態1と同様にコネクタハウジング11並びに端子15のほぼ全体を金属皮膜で取り囲むことが出来るから実施形態1と同様のシールド効果が得られるとともに、樹脂材とすることでコネクタ全体の軽量化が図られる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)実施形態1においては、蓋部30をケース本体21の後端の上縁部に形成したが、端子15の屈曲部15Bを覆うことが出来るものであればよく、例えば側縁部に形成してもよい。
(2)実施形態1では、ヒンジ28をケース本体21と一体的に形成したが、例えば、ケース本体21とは別部品により構成するものであってもよい。
(3)実施形態1では、ヒンジ28を薄肉化することで形成したが、例えば、コネクタハウジング11の幅方向に関して間欠的にスリットを設けてヒンジ28を形成するものであってもよい。
(4)実施形態1では蓋部30の閉止姿勢を保持するためのロック機構をロックピンにより形成したが、蓋部30の開き防止を行うことが可能であればよく、例えば凹凸嵌合(蓋部側に凸部を設ける一方、回路基板側に嵌合溝を形成)を利用するものであってもよい。
実施形態1における基板用コネクタの分解斜視図 コネクタハウジングをシールドケースに装着する動作を示す断面図 基板用コネクタの固定構造を示す断面図 蓋部の閉止動作を示す断面図 基板用コネクタが回路基板に固定された状態を示す断面図 従来例を示す図
符号の説明
10…基板用コネクタ
11…コネクタハウジング
15…端子
15B…屈曲部
15C…屈曲端
20…シールドケース
30…蓋部

Claims (3)

  1. シールドケースを有する基板用コネクタの後面からは端子が突設された後屈曲され、その端部が回路基板に対して接続されるものにおいて、
    前記シールドケースは前後に開口し前記基板用コネクタを構成するハウジングを収容可能とする筒状の本体部と、
    前記本体部の開口縁に設けられて前記端子の屈曲された部分の後方を被覆可能とされた蓋部とを備えてなることを特徴とする基板用コネクタのシールド構造。
  2. 前記ハウジングに前記回路基板に対する固定部が設けられているものにおいて、前記固定部は前記ハウジングの幅寸法内に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の基板用コネクタのシールド構造
  3. 前記シールドケースは前記ハウジングと共締めされて前記回路基板に固定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の基板用コネクタのシールド構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018120825A (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 日本航空電子工業株式会社 コネクタ
CN114008865A (zh) * 2019-06-21 2022-02-01 株式会社自动网络技术研究所 连接器装置

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