JP2006056560A - 包装用箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立てることが簡単で、容易に吊り下げ部の折り返し板が外れることがない、外観上見栄えがよい吊り下げ部を備えた包装用箱を提供する。
【解決手段】胴部、蓋部、底部からなる箱本体と、背板と折り返し板からなる吊り下げ部とから構成され、胴部が、側板、前板、側板、後板から成る角筒状であり、蓋部が、前板の上辺に連設された蓋板と、側板の上辺に連設された蓋折り込み片を内側に折り曲げ、蓋差し込み片を後板の裏面側に差し込んで形成し、吊り下げ部が、後板の上辺に延設された背板に、背板の上辺に連設された折り返し板が重ねられた包装用箱であって、折り返し板の先端辺に係止片を設け、蓋板と蓋差し込み片との折れ線部に設けたスリットに差し込むと共に、折り返し板の先端辺の両端部に突出部を設け、突出部を蓋差し込み片と後板の間に挿入し、折り返し板を固定し、箱本体と吊り下げ部とを一体とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、雑貨類、各種薬品、電気部品、電気製品等を包装した箱で、店頭において吊り下げられた状態で展示することができるような形状の包装用箱に関するものである。
従来の包装用箱は、図10−aに示すように、上部に開閉自在に形成された蓋板17を有する、内容物を収納する箱本体10と、蓋板17とは反対側で箱本体10の側面から延設した吊り下げ部30から構成されている。この包装用箱Pでは、蓋板17に連設した蓋差し込み片19を差し込むという作用のみで箱本体10の開口を封止するため、振動などの要因で浮きが生じ易く、封止が不完全となりやすいという問題がある。
この欠点を解決するために、種々の形態が提案されている。一つの形状としては、図10−bに示すように、上部に開閉自在に形成された蓋板17を有する商品を収める箱本体10と、蓋板17とは反対側で箱本体10側面から延長した背板31からなる吊り下げ部30から構成され、この吊り下げ部30は箱本体10側面から延設された背板31に連設された折り返し板32を折り返し、その折り返し板32の先端辺に係止片を設け、この係止片32bを、蓋板17と連設したフラップの間の折れ線部分に形成された差し込み用のスリットSに差し込むことにより、蓋板17のスリットに係止片32bが係合して開かなくなるという形状の包装用箱Qも提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
実公昭59−38343号公報
しかしながら、上記従来の包装用箱の場合、係止片の保持力が弱く、包装用箱の振動や中身の商品の移動による衝撃力で吊り下げ部の折り返し板の係止片が外れてしまい、蓋板が容易に開きやすく、外観上見栄えが悪く、折り返し板が外れることによって、箱本体の内部に埃や異物が進入しやすくなり、安全衛生上の点からも問題があった。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、吊り下げ部を備えた包装用箱であって、組み立てることが簡単で、中に商品を収納して組み立てた後は、容易に吊り下げ部の折り返し板が外れることがない、外観上見栄えがよい包装用箱を提供することにある。
上述した目的を達成するために、本発明は、所定形状に打ち抜かれたブランクにより形成され、胴部、該胴部の上端開口を覆う蓋部、前記胴部の下端開口を覆う底部からなる箱本体と、背板と折り返し板からなる吊り下げ部とから構成され、前記胴部が、側板、前板、側板、後板から成る角筒状であり、前記蓋部が、前記前板の上辺に連設された蓋板と、前記側板の上辺に連設された蓋折り込み片を内側に折り曲げ、前記蓋板に連設された蓋差し込み片を前記後板の裏面側に差し込んで形成され、前記吊り下げ部が、前記後板の上辺に延設された背板に、該背板の上辺に連設された前記折り返し板が重ねられて形成された包装用箱であって、前記折り返し板の先端辺に係止片を設け、該係止片を前記蓋板と前記蓋差し込み片との折れ線部に設けたスリットに差し込むと共に、前記折り返し板の先端辺の両端部に突出部を設け、該突出部を前記蓋差し込み片と前記後板の間に挿入し、前記折り返し板を固定し、前記箱本体と前記吊り下げ部とを一体としたことを特徴とする包装用箱である。
また、前記蓋板と前記蓋差し込み片との折れ線の両端部に切り込みが蓋差し込み片側に突出する形で設けられて前記蓋板に蓋板突縁部が形成され、蓋折り込み片の背板側の側辺に前記蓋板突縁部と重なる位置に蓋折り込み片突縁部が形成され、前記箱本体の組み立て時に、前記蓋板突縁部と前記蓋折り込み片と突縁部とが係止されることを特徴とし、前記折り返し板の前記突出部を、前記蓋板に形成された前記蓋板突縁部または/および前記蓋板折り込み片突縁部と、前記後板で挟持していることを特徴とするものである。
上述したの本発明の包装用箱によれば、吊り下げ部の折り返し板の先端辺中央部に設けた係止片を箱本体の蓋板と蓋差し込み片の折れ線部に設けたスリットに差し込むと共に、折り返し板の先端辺の両端部に設けた突出部を蓋差し込み片と後板の間に挿入した時に、蓋板に設けた蓋板突縁部と後板とで挟持されることにより、折り返し板が確実に係止され、組み立てることが簡単で、かつ、組み立てた状態で安定した形状を保持することができるという効果を有している。
以下、本発明の具体的な実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の包装用箱の一実施形態の斜視図であり、図2は図1の包装用箱を形成するブランクの展開図であり、図3は本発明の包装用箱の部分拡大図であり、図4は本発明の包装用箱の底部の例を示す部分拡大図であり、図5は本発明の包装用箱の吊り下げ部の折り返し板の例を示す部分拡大図であり、図6は図1の包装用箱の組立方法の説明図であり、図7は本発明の包装用箱の一部の概略断面図であり、図8は本発明の包装用箱の一実施例の斜視図であり、図9は図8の包装用箱を形成するブランクの展開図であり、そして、図10は従来の包装用箱の例を示す斜視図である。
本発明の包装用箱Aは、図1に示すように、所定形状に打ち抜かれた一枚のブランクから組み立てられ、図1−a、bに示すように、胴部2と蓋部3と底部4からなる箱本体10と背板31と折り返し板32からなる吊り下げ部30とから構成されている。
箱本体10の胴部2は、側板11、前板12、側板13、後板14からなる角筒状に形成されている。胴部2の上端開口を覆う蓋部3は、図1−cに示すように、胴部2の前板12の上辺に連設され、内側に折り曲げられた蓋板17と、側板11、13の上辺にそれぞれ連設され、内側に折り曲げられた蓋折り込み片16、18で形成されている。この蓋板17には折れ線を介して蓋差し込み片19が連設され、この折れ線の中央部にはスリットSが設けられている。また、折れ線の両端部にはが蓋差し込み片19側に突出する形で切り込みが入れられ、この切り込みt、tにより、蓋板17に蓋板突縁部17a、17aが形成されている。また、胴部2の下端開口を覆う底部4は、主に底板22で形成されている。
一方、背板31と折り返し板32からなる吊り下げ部30は、図1−cに示すように、胴部2の後板14の上辺から上方に向けて背板31が延設され、この背板31に折れ線を介して折り返し板32を連設され、折り返して背板31上に重ねられる。折り返し板32の先端辺の中央部には係止片32bが突出して設けられ、先端辺の両端部にも突出した突出部32c、32cが設けられている。この折り返し板32の係止片32bが、蓋板17と蓋差し込み片19の折れ線部に設けたスリットSに差し込まれ、同時に、両側の突出部32c、32cが蓋差し込み片19と後板14の間に差し込まれて、図1−a、bに示すように、本発明の包装用箱Aが組み立てられる。
また、この吊り下げ部30には吊り下げ用孔30aが設けられ、店頭等でこの吊り下げ用孔30aを用いて吊り下げて販売することができる。この吊り下げ部30に吊り下げ用孔30aを形成するために、背板31と折り返し板32にそれぞれ吊り下げ用孔31a、32aが設けられている。
図2は、その本発明の包装用箱Aのブランクの一例を示す展開図である。ブランク1Aでは、側板11、前板12、側板13、後板14、糊代片15が折れ線a、b、c、dを介して連設され、糊代片15を側板11の裏面に貼り合せて包装用箱Aの胴部2が形成される。これら側板11、前板12、側板13の上辺には、それぞれ折れ線e、f、gを介して蓋折り込み片16、蓋板17、蓋折り込み片18が連設され、そして、蓋板17の上辺には、折れ線hを介して蓋差し込み片19が連設され、これらは箱本体10が形成される際に蓋部3を構成している。
また、蓋板17と蓋差し込み片19との折れ線hの中央部には、スリットSを設けている。このスリットSは、図3−aに示すように、通常の長方形としてもよいが、図3−bに示すように、蓋板17側にコの字状に膨らんだ切り込みsを設けて、蓋差し込み片19を折れ線hで折り曲げた時に、スリットSが形成されるようにすることもできる。この形状のスリットSの場合、蓋差し込み片19のコの字状の膨らんだ部分で折り返し板32の係止片32bが止まり差し込みやすくなる。
また、蓋板17と蓋差し込み片19との折れ線hの両端部には、図2および図3に示すように、切り込みt、tを入れて蓋板17を蓋差し込み片19側に突出する蓋板突縁部17a、17aを設けた形状としている。この蓋板突縁部17a、17aが、箱本体10を組み立てた時に、背板31と折り返し板32との境界面に当接する。また、蓋折り込み片16、18では、箱本体10を組み立てた時に、背板31側の側辺において蓋板17の蓋板突縁部17a、17aと重なる位置を蓋折り込み片突縁部16a、18aとした形状とし、蓋折り込み片16、18の蓋折り込み片突縁部16a、18aと蓋板17の蓋板突縁部17a、17aとが係止する機能を持たせている。
一方、これら側板11、前板12、側板13の下辺には、図2に示すように、それぞれ折れ線i、j、kを介して底折り込み片21、底板22、底折り込み片23が連設され、そして、底板22の下辺には、折れ線lを介して底差し込み片24が連設され、これらは箱本体10が形成される際に底部4を構成している。この底部4を構成する形状として、本例では底差し込み片24を差し込む形式のサック形式としているが、このサック形式以外に、図4−aに示すようなオートボトム、図4−bに示すようなDOロック、図4−cに示すようなシールエンド形式等としてもよい。また、DOロック形式において、図4−dに示すように、底板26の底板28と係合する両側辺を凸状とし、一方、底板28の底板26を係合する両角部に切り込みu、uを入れた形状とすることができる。この形状にすることによって、組み立てた時に、底板26と底板28が強く係合されて、簡単には抜け出すことがなく、強固な底部を形成される。
なお、胴部2を形成するための糊代片15の位置は、側板11、前板12、側板13、後板14のいずれに設けてもよく、また、糊代片15を貼り合わせる位置は、隣接する板の裏面あるいは表面のいずれの面と貼り合わせてもよい。
また、胴部2の後板13の上辺には、図2に示すように、吊り下げ部30を構成する背板31が延設され、背板31の上辺には折れ線mを介して折り返し板32が連設されている。この折り返し板32は、背板31の裏面側に折り返されて背板31と重ね合わせて吊り下げ部30が形成される。また、折り返し板32の上辺中央部には係止片32bが突出して設けられ、上辺両端部には突出部32c、32cが設けられている。この係止片32bは、箱本体10に設けたスリットSに差し込み、折り返し板32を係止できる形状とし、特に限定されるものではないが、例えば、四角形、半円形、半長円形等とすることができる。四角形の変形として、四角形の一側辺を凸状とした形状とすることができる。この形状とすることにより、折り返し板32をスリットSに差し込んだ後、簡単に抜け出すことを防ぐことができる。また、この折り返し板32の係止片32bを箱本体10のスリットSに差し込むと共に、突出部32c、32cを箱本体10の蓋差し込み片19と後板14の間に挿入することができ、吊り下げ部30の折り返し板32を箱本体10の蓋部3に確実に係止することができる。
なお、折り返し板32の先端辺の形状は、図5−aの形状を基本とするが、図5−bに示すように、中央部の係止片32b、両端部の突出部32c、32c以外の部分を凹状にした形状としてもよい。
また、背板31および折り返し板32にはそれぞれ吊り下げ用孔31a、32aが設けられ、重ねて吊り下げ部30とした時に、吊り下げ用穴30aを形成する。この吊り下げ用孔30aの形状は、特に限定されるものではない。また、吊り下げ部30の形状は、本例の四辺形に限定されるものではなく、例えば、半円形、台形等、あるいはデザインに合った種々の形状とすることができる。
なお、本発明の包装用箱Aの表面には印刷等を施すことができ、この印刷は、公知の印刷方法でいずれの面に適宜施してもよい。また、本発明の包装用箱Aを開封しやすいように、蓋板17等にジッパー等を設けることもできる。
この包装用箱の材料としては、主に、白板紙、マニラボール等の適度の剛性を有する板紙を使用するが、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン等のプラスチックシートを使用することもできる。
つぎに、上記のブランク1Aから本発明の包装用箱Aを形成する方法を説明する。
まず、図6−aに示すように、側板11、前板12、側板13、後板14、および糊代片15をこれらの間の折れ線a、b、c、dで内側に折り曲げ、糊代片15を側板11の内面に貼り合わせて、図6−bに示すように、角筒状に胴部2を形成する。
つぎに、底部4を形成するために、図6−cに示すように、底折り込み片21、23を内側に折り曲げ、さらに、底板22を折り曲げ、底差し込み片24を胴部2の後板14の裏面側に差し込む。この時、底折り込み片21、23に底板22を貼り合わせるか、底差し込み片24を後板14の裏面に貼り合わせることによって底部4を形成する。
つぎに、図6−dに示すように、上端が開口した箱本体10の中に被包装物を挿入した後、蓋折り込み片16、18を内側に折り曲げる。ついで、蓋差し込み片19を折り曲げた後、蓋板17を内側に直角に折り曲げて、図6−eに示すように、蓋差し込み片19を後板14の裏面側に差し込んで蓋部3を形成するが、この時、蓋折り込み片16、18の蓋折り込み片突縁部16a、18aと蓋板17の蓋板突縁部17a、17aとが係止される。
さらに、図6−fに示すように、折り返し板32を折り返して背板31と重ね、吊り下げ部30の背板31の裏面側に折り返された折り返し板32の先端辺の中央部に設けた係止片32bを蓋板17と蓋差し込み片19との折れ線hの中央部に設けたスリットSに差し込み、つづいて、折り返し板32の先端辺の両端部に設けた突出部32c、32cを蓋差し込み片19と後板14との間に挿入する。実際には、図7の概略断面図に示すように、折り返し板32の突出部32cが蓋板17の蓋板突縁部17a、蓋折り込み片18の蓋折り込み片突縁部18aと後板14との間に挟まれた状態となり、確実に、吊り下げ部30が形成され、箱本体10と一体となる。
このようにして製造した本発明の包装用箱Aは、吊り下げ部30に設けた吊り下げ用孔30aを利用して、従来の包装用箱と同様にして、販売時点等において吊り下げて使用することができる。
以下、本発明の包装用箱について、実施例をあげ、図を参照にして説明する。本発明の包装用箱はこの実施例に限定されるものでないことはいうまでもない。
実施例として、図8に示すように、雑貨品等を収納する包装用箱Bを作製した。まず、材料として、ポリエチレンテレフタレートシート0.2mm厚を使用して、公知の印刷方法により、表面に内容物に関する絵柄、表示等を印刷した。ついで、公知の打ち抜き方法により、図9に示すようなブランク1Bを作製した。このブランク1Bでは、吊り下げ部30の背板31に折れ線mを介して折り返し板32を連設し、背板31に吊り下げ用孔31aを設けると共に、折り返し板32にも吊り下げ用孔32aを設け、そして、それらの位置関係を、背板31の裏面側に折り返し板32を折り返した時に、背板31の吊り下げ用孔31aと折り返し板32の吊り下げ用孔32aが貫通して、吊り下げ部30の吊り下げ用孔30aを形成する位置とした。また、蓋板17の略中央には平行な二本の切り取り線(本実施例ではマイクロミシン目)によるジッパーZを設けた。
つぎに、上記のブランク1Bを用いて、図は省略するが、まず、吊り下げ部30の折り返し板32を折れ線mで背板31の裏面側に折り返して重ね合わせ、ついで、前板12、側板13、後板14、側板11、および糊代片15をこれらの間の折れ線b、c、d、aで内側に折り曲げ、糊代片15を前板12の外面に貼り合わせて、角筒状に胴部2を形成した。
つぎに、底部4を形成するために、底折り込み片21、23を内側に折り曲げ、底内板24を内側に折り曲げ、さらに、底板22を折り曲げて、底内板24に底板22をロックすることによって底部4を形成した。この底部4には、4箇所に脚部4a、4a、4a、4aを設けた。
つぎに、上端が開口した箱本体10内部に雑貨品等の内容物を挿入して収納した後、蓋折り込み片16、18を内側に折り曲げた。ついで、蓋差し込み片19を折り曲げた後、蓋板17を内側に直角に折り曲げて、蓋差し込み片19を後板14の裏側に差し込んで蓋部3形成した。その時、蓋折り込み片16、18の蓋折り込み片突縁部16a、18aと蓋板17の蓋板突縁部17a、17aとが係止された。
さらに、折り返し板32を折り返して背板31と重ね、吊り下げ部30の背板31の裏面側に折り返された折り返し板32の先端辺の中央部に設けた係止片32bを蓋板17と蓋差し込み片19との折れ線hの中央部に設けたスリットSに差し込み、つづいて、折り返し板32の先端辺の両端部に設けた突出部32c、32cを蓋差し込み片19と後板14との間に挿入し、蓋板17の蓋板突縁部17a、17aと後板14との間に挟まれた状態とし、確実に、吊り下げ部30が形成され、箱本体10と一体とすることができた。
このようにして製造した本発明の包装用箱Bは、従来の包装用箱と同様にして、販売時点等において吊り下げて使用することができた。
また、実際に、消費者が使用を目的としてこの包装用箱Bを開封する場合には、箱本体10の蓋板17を開口させ、ここから内容物である雑貨品等を取り出すことができた。
本発明の包装用箱は、雑貨品、薬品、電気部品、電気製品等の内容物を収納し、販売時に、吊り下げて販売する包装用箱として適用することができる。特に、組み立てる作業が容易で、外観上見栄えのする商品の包装用箱に適用することができるものである。
本発明の包装用箱の一実施形態の斜視図である。 図1の包装用箱を形成するブランクの展開図である。 本発明の包装用箱の部分拡大図である。 本発明の包装用箱の底部の例を示す部分拡大図である。 本発明の包装用箱の吊り下げ部の折り返し板の例を示す部分拡大図である。 図1の包装用箱の組立方法の説明図である。 本発明の包装用箱の一部の概略断面図である。 本発明の包装用箱の一実施例の斜視図である。 図8の包装用箱を形成するブランクの展開図である。 従来の包装用箱の例を示す斜視図である。
符号の説明
A 包装用箱(本発明の)
B 包装用箱(本発明の)
P 従来の包装用箱
Q 従来の包装用箱
1A ブランク
1B ブランク
2 胴部
3 蓋部
4 底部
4a 脚部
10 箱本体
11 前板
12 側板
13 後板
14 側板
15 糊代片
16 蓋折り込み片
16a 蓋折り込み片突縁部
17 蓋板
17a 蓋板突縁部
18 蓋折り込み片
18a 蓋折り込み片突縁部
19 蓋差し込み片
21 底折り込み片
22 底板
23 底折り込み片
24 底下板
25 底折り込み片
26 底板
27 底折り込み片
28 底板
30 吊り下げ部
30a 吊り下げ用孔
31 背板
31a 吊り下げ用孔
32 折り返し板
32a 吊り下げ用孔
32b 係止片
32c 突出部
s 切り込み(スリット)
S スリット
t 切り込み
u 切り込み
Z ジッパー

Claims (3)

  1. 所定形状に打ち抜かれたブランクにより形成され、胴部、該胴部の上端開口を覆う蓋部、前記胴部の下端開口を覆う底部からなる箱本体と、背板と折り返し板からなる吊り下げ部とから構成され、前記胴部が、側板、前板、側板、後板から成る角筒状であり、前記蓋部が、前記前板の上辺に連設された蓋板と、前記側板の上辺に連設された蓋折り込み片を内側に折り曲げ、前記蓋板に連設された蓋差し込み片を前記後板の裏面側に差し込んで形成され、前記吊り下げ部が、前記後板の上辺に延設された背板に、該背板の上辺に連設された前記折り返し板が重ねられて形成された包装用箱であって、
    前記折り返し板の先端辺に係止片を設け、該係止片を前記蓋板と前記蓋差し込み片との折れ線部に設けたスリットに差し込むと共に、前記折り返し板の先端辺の両端部に突出部を設け、該突出部を前記蓋差し込み片と前記後板の間に挿入し、前記折り返し板を固定し、前記箱本体と前記吊り下げ部とを一体としたことを特徴とする包装用箱。
  2. 前記蓋板と前記蓋差し込み片との折れ線の両端部に切り込みが蓋差し込み片側に突出する形で設けられて前記蓋板に蓋板突縁部が形成され、蓋折り込み片の背板側の側辺に前記蓋板突縁部と重なる位置に蓋折り込み片突縁部が形成され、前記箱本体の組み立て時に、前記蓋板突縁部と前記蓋折り込み片と突縁部とが係止されることを特徴とする請求項1に記載の包装用箱。
  3. 前記折り返し板の前記突出部を、前記蓋板に形成された前記蓋板突縁部または/および前記蓋板折り込み片突縁部と、前記後板で挟持していることを特徴とする請求項2に記載の包装用箱。

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