JP3102426U - 包装箱の蓋係止構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋の浮上りを防止しするとともに、閉蓋を容易に保持することができる包装箱の蓋係止構造を提供する。
【解決手段】本体1aと蓋1bから構成されており、該本体1aは平面視多角形の底板2の外周辺に連設した周壁4bの上端に、略水平方向内向きに折曲げて周壁4bを補強する上部フラップ11a,11bを連設した。また蓋1bは該本体1aの周壁4bの上端に嵌合する蓋周壁7を天板6に連設し、隣接し合う蓋周壁7の一方の蓋周壁7の端部に他方の蓋周壁の端部の内面に重なり合うように折曲げ接着して周壁コーナーを形成する接着片8を連設した。そして上記天板6の前辺側を本体1a側の前周壁上端側に被せるように、天板6の後辺側を後方側の周壁3bの上端に折曲げ開閉可能に連設した構成となっている。
【選択図】図4

Description

この考案はケーキ等の収容物を収容する包装箱の蓋係止構造に関する。
従来の包装箱の蓋係止構造としては、下記特許文献1の図1,図2に示すように、上蓋の左右側壁17,18に係合孔54,55を形成し、本体側の左右側壁9,10上縁に突出形成した係止爪部46,47,48,49を前記上蓋の左右両側壁17,18の係合孔54,55に嵌合係止して、閉蓋保持を図る紙箱が公知である。また特許文献2の図6に示すように、天板21に蓋側壁23及び蓋前壁22を折曲げ可能に連設し、蓋側壁23に連設した貼着片24を蓋前壁22内面側に接着してなる蓋を備えた包装箱において、容器本体の側壁12の上端に前端に係止片14aを突出形成したフラップ14を折り曲げ可能に連設し、前記蓋の内面側の貼着片24の上縁(被係止部24a)に係止片14aが嵌合係止して、閉蓋保持を図る包装箱の蓋係止構造等が公知である。
登録実用新案第3095256号公報(図1,図2) 特開2002‐370735号公報(図6)
しかし上記特許文献1の公知技術は、容器本体の側壁の上縁に突出形成した係止爪部を蓋の側壁の係合孔に嵌合し係止固定する構成であるので、係止爪部の突出長さを大きくする必要があるほか、箱組後は蓋側壁に係止爪部が突出しているので見栄えが悪く、突出した係止爪部のために包装紙等で包装する際の妨げになり又は包装紙等を裂傷させるという問題があった。
また特許文献2の公知技術では、箱組後に係止部が包装箱の外側に突出することはないものの、係止部を備えたフラップが容器本体と一体的に固定されていないために、閉蓋後に蓋が浮き上がり閉蓋保持が不安定になるという問題があった。
この考案は、これらの課題を解決又は改善しようとするものである。
上記課題を解決するための本考案の包装箱の蓋係止構造は、第1に、平面視多角形の底板2の外周辺に連設した周壁3a,4a,4bの上端に、略水平方向内向きに折曲げて周壁3a,4a,4bを補強する上部フラップ11a,11bを連設した本体1aと、該本体1aの周壁3a,4a,4bの上端に嵌合する蓋周壁7,9を天板6に連設し、隣接し合う蓋周壁7,9の一方の蓋周壁7の端部に他方の蓋周壁9の端部の内面に重なり合うように折曲げ接着して周壁コーナーを形成する接着片8を連設した蓋1bとを備え、上記天板6の前辺側を本体1a側の前周壁3a上端側に被せるように、天板6の後辺側を後方側の周壁3bの上端に折曲げ開閉可能に連設した包装箱1において、蓋1bが開閉嵌合される本体1a側の前端コーナー部27の周壁4bと上部フラップ11bとの折目部18であって上記蓋1b嵌合時の接着片8の上縁と対応する位置に、上部フラップ11bの折曲げに伴って周壁4a,4b外周に突出し、蓋1b嵌合時に蓋1b内部において上記接着片8の天板6側上縁に係合する爪部21を切り残し形成してなることを特徴としている。
第2に、折曲げ接着された接着片8と爪部21の位置が蓋1bの開閉端における正面と側面とのコーナー部27であることを特徴としている。
第3に、接着片8の周壁7端側が接着され天板6側周縁を非接着部としたことを特徴としている。
以上の如く構成される本考案の包装箱の蓋係止構造によれば、以下に示すような効果を奏するものである。
(1)係合用の爪部が上部フラップの折曲げに伴って周壁外周に突出するように切り残し形成され、該爪部が蓋周壁の接着片の天板側周縁に係合する構成としたので、新たに係合用の係止孔を設ける必要がなく、箱組後に係合用の爪部が突出することがないので外観の見栄えが良くなるほか、係止固定の際に係止音により係止の確認をすることができる。
(2)接着片の天板側を非接着部としたことにより、蓋の周壁である蓋側壁及び蓋前壁を折畳み状態から天板に対してアングル状に起立させた際に、接着片の接着部と蓋側壁に形成された折目との相互作用によって蓋側壁が天板側折畳み方向に戻る力が働き、接着片の天板側周縁が内側に移動することで、本体の側壁上辺に形成された爪部を容易に係止させることができるとともに、爪部の突出長さを小さく形成することが可能となった。
(3)本体の側壁上端に連設した上部フラップが互いに係止固定し合う構造となっているので、周壁周縁に突出形成された爪部が本体と一体的に固定されており、安定して閉蓋保持することができる。
以下本考案の実施形態を図面に基づき説明する。図1は箱組み後の斜視図,図2は箱の組立途中を示す斜視図,図3は内面展開図を示している。
包装箱1は本体1aと蓋1bからなり、本体1aは正方形又は長方形の底板2に対して周壁として前後壁3a,3bと左右側壁4a,4bが折曲げ起伏可能に連設されている。また蓋1bは後壁3bの延長上に正方形又は長方形の天板6が折曲げ可能に連設されており、天板6の左右端及び前端には蓋1bの周壁を形成する左右の蓋側壁7及びそれぞれの左右端に折り曲げ可能に連設した接着片8を備えた蓋前壁9が折曲げ可能に連設され、上記本体1aに嵌合する蓋1bを構成している。
また前壁3a及び左右側壁4a,4b上端には各周壁の上端を補強する上部フラップ11a,11bが折り曲げ可能に連設されており、該上部フラップ11a,11bを内側にアングル状に折曲げて蓋受け用周縁部を形成している。上部フラップ11aの左右両端及び上部フラップ11bの前端には係止用のフック部12a,12bが形成されている。そして左右側壁4a,4bの前端には前フラップ13が折り曲げ可能に連設されている。底板2と左右側壁4a,4bの折目には係止孔14が切込形成され、後壁3bの左右端には接合フラップ16が折り曲げ可能に連設される。包装箱の組立状態における該接合フラップ16の前方下端側に前記係止孔14に嵌合係止する係止爪17が突出形成されている。
さらに左右側壁4a,4bと該左右側壁4a,4bの上端に折り曲げ可能に連設した上部フラップ11bとの折目部18には、上記蓋1bの嵌合時の接着片8の天板6上端縁と対応する位置(この例では前壁3a側)にコ字型の切込19を形成し、上部フラップ11bをアングル状に内側に折曲げた際に左右側壁4a,4bの外周に突出する爪部21が切り残し形成されている。
図3の内面展開図に示すように、左右側壁4a,4bの内面側及び接合フラップ16の裏側には接着代22a,22bがそれぞれ形成され、左右側壁4a,4bの後方の底部コーナーを略2等分する方向であって上部フラップ11bの左右前端に至る折目23(外側において谷線)が形成されている。同様に蓋側壁7の内面側及び接着片8の裏側にも接着代24a,24bが形成され、蓋側壁7には蓋前壁9側の連結基端部コーナーを略2等分する方向に折目26(外側において谷線)が形成されている。また前壁3aと左右側壁4a,4bとで形成されるコーナーをコーナー部27とする。
上記構成による本包装箱1は、本体1aでは左右側壁4a,4bの接着代22aを接合フラップ16の接着代22bに接着固定するとともに、蓋1bでは蓋側壁7の接着代24aを接着片8の接着代24bに接着固定する。そして折目23を介して底板2,前壁3a上に左右側壁4a,4b,接合フラップ16,後壁3b,上部フラップ11b折畳んで重ね合わせ、上部フラップ11aは前壁3aの内面側に折返すとともに、天板6内面側にも同様に折目26を介して蓋側壁7,蓋前壁9,接着片8を折畳んで重ね合わせる。蓋1bは後壁3bの上端に折曲げ可能に連設されているので、後壁3bの底板2上への折畳みに連動して、蓋側壁7,接着片8及び蓋前壁9を折畳んだ蓋1bも底板2上に重ね合わせた板状の状態(図示しない)で店頭等の現場へ出荷する。
上述の折畳んだ重ね合わせ状態から、蓋1b及び後壁3bを起立方向に回動させた状態で、後壁3bに連設した接合フラップ16が左右側壁4a,4bに接着固定されているので、後壁3bの起立に連動して左右側壁4a,4bが回動起立する。そして左右側壁4a,4bの起立と同時に接合フラップ16の前方下端の係止爪17を係止孔14に嵌合させて、左右側壁4a,4bの起立を保持する。
底板2に対して後壁3b及び左右側壁4a,4b,接合フラップ16を起立させた状態で、ケーキ等の内容物を従来公知のケーキ用のトレー(図示しない)とともに底板2上に挿入載置する。そして前フラップ13を内側にアングル状に折曲げて前壁3aを起立させ、上部フラップ11a,11bを水平方向内側にアングル状に折曲げて、フック部12a,12bを互いに係止固定し、前壁3aの起立を保持し前壁3a及び左右側壁4a,4bを補強するとともに、蓋受け用周縁部を形成し本体1aを完成させる。また蓋1bも天板6に対して蓋前壁9を起立方向に回動させるとともに、接着片8によって蓋前壁9と連動した蓋側壁7も起立方向に回動させ蓋1bを形成する。さらに該蓋1bを前記本体1aに嵌合させ、後述する蓋係止構造によって蓋1bを係止固定し包装箱1の箱組みを完成させる。
次に図4,5に基づき蓋係止構造について説明する。上述したように接着片8の天板6側周縁と対応する位置にコ字型の切込19が形成され、上部フラップ11bの水平方向内向きの折曲げに伴って外周に突出した爪部21が切り残し形成される。そして蓋1bを本体1に嵌合させ、蓋1bの内部に接着固定された接着片8の天板6側周縁に形成された僅かな隙間に前記爪部21を係合させ、蓋1bの閉蓋保持を図る構成となっている。さらに図5の断面図に示すように、蓋側壁7は折目26によって折畳まれた状態で出荷されるので、その折り癖によって接着片8の上端が内側に弾力的に付勢される構成としたので、爪部21が接着片8に係止され蓋をより確実に係止することができる。
以上のように構成される本考案の包装箱の蓋係止構造では、爪部21をコーナー部27の左右側壁4a,4b側に設け、蓋側壁7の内面側に接着固定された接着片8の天板6側周縁に係合する構成となっているが、例えばコーナー部27の前壁3a側に爪部21を設け、接着片8を蓋前壁9側内面に形成することもできる。またこの例では底板又は天板は正方形又は長方形と説明したが、上記態様に限らず六角形等のように他の多角形で構成し、その6角形等の底板に起伏可能に連設した隣接する周壁のコーナー部周縁に爪部を突出形成することもできる。
本包装箱の箱組み完成状態を示す斜視図である。 本包装箱の組立途中を示す斜視図である。 本包装箱の内面展開図である。 本包装箱の蓋係止構造を示す要部拡大斜視図であり、(A)は係止前、(B)は係止後である。 図4(B)のV―V断面図である。
符号の説明
1 包装箱
1a 本体
1b 蓋
2 底板
3a 前壁(周壁)
3b 後壁(周壁)
4a 左側壁(周壁)
4b 右側壁(周壁)
6 天板
7 蓋側壁(蓋周壁)
8 接着片
9 蓋前壁(蓋周壁)
11a 上部フラップ
11b 上部フラップ
18 折目部
21 爪部
27 コーナー部

Claims (3)

  1. 平面視多角形の底板(2)の外周辺に連設した周壁(3a),(4a),(4b)の上端に、略水平方向内向きに折曲げて周壁(3a),(4a),(4b)を補強する上部フラップ(11a),(11b)を連設した本体(1a)と、該本体(1a)の周壁(3a),(4a),(4b)の上端に嵌合する蓋周壁(7),(9)を天板(6)に連設し、隣接し合う蓋周壁(7),(9)の一方の蓋周壁(7)の端部に他方の蓋周壁(9)の端部の内面に重なり合うように折曲げ接着して周壁コーナーを形成する接着片(8)を連設した蓋(1b)とを備え、上記天板(6)の前辺側を本体(1a)側の前周壁(3a)上端側に被せるように、天板(6)の後辺側を後方側の周壁(3b)の上端に折曲げ開閉可能に連設した包装箱(1)において、蓋(1b)が開閉嵌合される本体(1a)側の前端コーナー部(27)の周壁(4b)と上部フラップ(11b)との折目部(18)であって上記蓋(1b)嵌合時の接着片(8)の上縁と対応する位置に、上部フラップ(11b)の折曲げに伴って周壁(4a),(4b)外周に突出し、蓋(1b)嵌合時に蓋(1b)内部において上記接着片(8)の天板(6)側上縁に係合する爪部(21)を切り残し形成してなる包装箱の蓋係止構造。
  2. 折曲げ接着された接着片(8)と爪部(21)の位置が蓋(1b)の開閉端における正面と側面とのコーナー部(27)である請求項1の包装箱の蓋係止構造。
  3. 接着片(8)の周壁(7)端側が接着され天板(6)側周縁を非接着部とした請求項1又は2の包装箱の蓋係止構造。
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