JP2006051847A - アーチ状部品の取付構造 - Google Patents

アーチ状部品の取付構造 Download PDF

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寛明 大川
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Abstract

【課題】 本発明は、外観を損なうことなく、アーチ状部品を容易に取付けることができ、しかもフェンダー等の見切り部のフランジを無くすことが可能なアーチ状部品の取付構造を提供することにある。
【解決手段】 本発明の取付構造は、フェンダーにおけるアーチ状マッドガード20が、クリップ12によってドア2の側縁下端に対向する車体側の部分に取付けられている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、フェンダーにおけるアーチ状部品の取付構造に係り、詳しくは、アーチモール、アーチ状マッドガード等のアーチ状部品の取付構造に関するものである。
一般に、アーチモールはフェンダーのアーチ状端部に取付けられている(例えば、特許文献1参照)。このため、アーチモールは、長手方向に対して垂直な断面がL字状に形成され、装飾面部とフランジ部とによって構成されている。一方、フェンダーのアーチ状端部には、これを内方に向けて折り曲げたフランジ部が形成されている。
このようなアーチモールを取付けるには、まず、フェンダーのアーチ状端部にアーチモールを被せ、それらのフランジ部をクリップによって結合させる。それにより、アーチモールがフェンダーに固定されることになる。
特開2000−103364号公報(図3)
しかしながら、上述した従来のアーチモールの取付構造では、アーチモールをタイヤハウスの下側から取付けなければならないので、作業に手間が掛かるばかりでなく、フェンダーおよびアーチモールにはクリップを装着させるのに十分な幅のフランジを形成する必要があった。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、外観を損なうことなく、アーチ状部品を容易に取付けることができ、しかもフェンダー等の見切り部のフランジを無くすことが可能なアーチ状部品の取付構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、請求項1の本発明では、フェンダーにおけるアーチ状部品が、ドアの側縁下端に対向する車体側の部分に取付けられている。
アーチ状部品としては、アーチモール、アーチ状マッドガードが挙げられ、クリップ、ねじ等を用いて取付けられるようになっている。
請求項2の本発明では、請求項1の発明において、前記フェンダーの見切り部を形成するサイドボディーのアウターパネルが、前記見切り部で見切られていると共に、前記アウターパネルの見切り端が、前記アーチ状部品によって覆われている。
請求項3の本発明では、請求項1または2の発明において、前記アーチ状部品の外側端部が、車体の外方に延びていると共に、タイヤハウス側に折り曲げられている。
請求項4の本発明では、請求項1〜3のいずれかの発明において、前記アーチ状部品が、前記ドアと前記車体との間を塞ぐアーチ状マッドガードである。
請求項1の発明では、フェンダーにおけるアーチ状部品が、ドアの側縁下端に対向する車体側の部分に取付けられているので、アーチ状部品を車体側方から取付けることができ、取付作業が容易となり、取付作業の向上を図ることができる。また、アーチ状部品を取付ける際に用いられるクリップなどは、ドアによって隠されることになるので、外観を損なうこともない。さらに、従来の取付構造では、クリップ等の締結用フランジがアウターパネルにタイヤハウスの内側へ向けて形成されていたが、このようなフランジは必要でなくなり、それだけアウターパネルの加工も容易になる。
請求項2の発明では、前記フェンダーの見切り部を形成するサイドボディーのアウターパネルが、前記見切り部で見切られていると共に、前記アウターパネルの見切り端が、前記アーチ状部品によって覆われているので、アウターパネルの見切り部がアーチ状部品によって隠され、見切り部の見栄えが良くなり、外観品質の向上が図れる。
請求項3の発明では、前記アーチ状部品の外側端部が、車体の外方に延びていると共に、タイヤハウス側に折り曲げられているので、アーチ状部品によって画成される見切り部の見栄えが良くなる。
請求項4の発明では、前記アーチ状部品が、前記ドアと前記車体との間を塞ぐアーチ状マッドガードであるので、ドアと車体との間から侵入する泥水等を確実に防止することができる。
以下、本発明に係るアーチ状部品の取付構造を、図面を参照しながら説明する。
ここで、図1は本発明の実施の形態に係るフェンダーにおけるアーチ状部品の取付構造が適用される自動車の側面図、図2はアーチ状部品としてのアーチ状マッドガードと車体とを示す分解斜視図、図3はアーチ状マッドガードを示す斜視図、図4〜図11はマッドガードがタイヤハウスに取付けられた状態を示す各部の断面図である。
図1および図2に示すように、自動車1のうちで、フロントドア2とタイヤハウス3とが接近しているものであり、タイヤハウス3とサイドボディー4のアウターパネル5との見切り部6にアーチ状マッドガード20が取付けられている。
サイドボディー4は、タイヤハウス3の見切り部6において、アウターパネル5の端縁が当該サイドボディー面の延在方向に向けて当該サイドボディー面で見切るように構成されている。すなわち、通常の自動車と異なり、タイヤハウス3の内側へ折り曲げたフランジが形成されていない。また、タイヤハウス3を形成するホイールハウスサイドメンバー7とホイールハウスサイドリ―ンフォース8の端縁も、フランジを形成することなく見切られている。
アーチ状マッドガード20は、合成樹脂材によって一体的に形成され、図3に示すように、下部側に設けられるインナーマッドガード9の取付部20aと、上部側に設けられるアーチ部20bとによって構成されている。マッドガード20におけるインナーマッドガード9の取付部20aは、外側面壁40a、前後面壁40b,40cおよび底面壁40dを有しており、前後面壁40b,40cおよび底面壁40dには、クリップ12を挿通させる孔30,31,32がそれぞれ穿設されている。
また、取付部20aの外側面壁40aの内面には、図8に示すように、クリップ12を収納するボス部33が突設されており、該ボス部33は、アウターパネル5と重ね合わせることが可能な長さに突出し、前面側開口のボックス状に形成されている。しかも、ボス部33の先端面には、クリップ12を挿通させる孔29が穿設されている。
一方、アーチ部20bは、装着部21、泥よけ部22、折返し部23およびフランジ部24から構成されている。泥よけ部22およびフランジ部24は、装着部21に対して垂直方向に突設され、かつ泥よけ部22およびフランジ部24は、装着部21に対して、互いに反対の方向に突出している。そして、折返し部23は、泥よけ部22の先端で内方に向けて折り返されている。
また、アーチ部20bにおける泥よけ部22の先端には、図4に示すように、断面T字状の係止部25が形成されている。なお、装着部21には、クリップ12を挿通させる複数個の孔26,27,28がアーチ部20bの長手方向に間隔をおいて穿設されている。
本発明の実施の形態に係る取付構造では、アーチ状マッドガード20が次のようにして車体側に取付けられる。
図4に示すように、アーチ部20bにおける泥よけ部22の係止部25をフェンダーパネル10のフランジ10aの凹部11に係止させる。また、アーチ部20bにおける他の部分では、図5〜図7に示すように、マッドガード20の装着部21とリーンフォース8とで、アウターパネル5を挟み込み、それらを孔26〜28に挿通させたクリップ12により締結する。
そして、図8に示すように、インナーマッドガード9の取付部20aにおけるボス部33とアウターパネル5とを重ね合わせ、それらを孔29に挿通させたクリップ12で締結する。また、取付部20aにおいて、図9に示すように、マッドガード20とアウターパネル5のフランジ部5aとを、孔30に挿通させたクリップ12によって締結する。
次いで、取付部20aにおいて、図10に示すように、マッドガード20とリーンフォース8のフランジ部8aとによって、インナーマッドガード9を挟み込み、それらを孔31に挿通させたクリップ12によって締結する。また、図11に示すように、マッドガード20とインナーマッドガード9とを重ね合わせ、孔32に挿通させたクリップ12によって締結する。すると、マッドガード20は、車体側に取付けられことになる。
このように、本発明の実施の形態に係る取付構造では、クリップ12を車体のサイド側から挿通させることによりマッドガード20が車体側に取付けられるため、マッドガード20の取付作業が容易となる。しかも、クリップ12は、ドア2を閉めることにより、外部から隠されるため、外観が損なわれない。
また、フランジ部24は、アウターパネル5,サイドメンバ7およびリーンフォース8の端面を隠すため、それらの端部にフランジを形成する必要がなくなる。なお、泥よけ部22は、ドア2とサイドボディー4との隙間から泥が入らない役割を果たし、また、折返し部23は、泥よけ部22の端面が端面として見えないようにして質感を出す役割を果たしている。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、既述の実施の形態では、アーチ状部品として、アーチ状マッドガードについて説明したが、本発明はアーチモール単体にも適用が可能である。
本発明の実施の形態に係るフェンダーにおけるアーチ状部品の取付構造が適用される自動車を示す側面図である。 アーチ状部品としてのアーチ状マッドガードと車体とを示す分解斜視図である。 アーチ状マッドガードを示す斜視図である。 図3のA−A線で、マッドガードをタイヤハウスに取付けた状態の断面図である。 図3のB−B線で、マッドガードをタイヤハウスに取付けた状態の断面図である。 図3のC−C線で、マッドガードをタイヤハウスに取付けた状態の断面図である。 図3のD−D線で、マッドガードをタイヤハウスに取付けた状態の断面図である。 図3のE−E線で、マッドガードをタイヤハウスに取付けた状態の断面図である。 図3のF−F線で、マッドガードをタイヤハウスに取付けた状態の断面図である。 図3のG−G線で、マッドガードをタイヤハウスに取付けた状態の断面図である。 図3のH−H線で、マッドガードをタイヤハウスに取付けた状態の断面図である。
符号の説明
1 自動車
2 フロントドア
3 タイヤハウス
4 サイドボディー
5 アウターパネル
6 見切り部
7 ホイールハウスサイドメンバー
8 ホイールハウスサイドリーンフォース
9 インナーマッドガード
10 フェンダーパネル
10a フランジ
11 凹部
12 クリップ
20 アーチ状マッドガード
20a 取付部
20b アーチ部
21 装着部
22 泥よけ部
23 折返し部
24 フランジ部
25 係止部
26〜32 孔
33 ボス部

Claims (4)

  1. フェンダーにおけるアーチ状部品が、ドアの側縁下端に対向する車体側の部分に取付けられていることを特徴とするアーチ状部品の取付構造。
  2. 前記フェンダーの見切り部を形成するサイドボディーのアウターパネルが、前記見切り部で見切られていると共に、前記アウターパネルの見切り端が、前記アーチ状部品によって覆われていることを特徴とする請求項1に記載のアーチ状部品の取付構造。
  3. 前記アーチ状部品の外側端部は、車体の外方に延びていると共に、タイヤハウス側に折り曲げられていることを特徴とする請求項1または2に記載のアーチ状部品の取付構造。
  4. 前記アーチ状部品は、前記ドアと前記車体との間を塞ぐアーチ状マッドガードであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアーチ状部品の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103569214A (zh) * 2012-08-06 2014-02-12 铃木株式会社 车辆挡泥板

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