JP2006042470A - 可撓電線管 - Google Patents

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Abstract

【課題】 配索スペースなどに応じた折曲作業性を向上する。
【解決手段】 可撓性を有し、長手方向に沿って開くためのスリット15が設けられた長尺筒状の電線管本体17と、前記スリット15の一方の縁部19に設けられた係合部21と、前記スリット15の他方の縁部23に設けられ、前記係合部21に係合する被係合部25と、隣接間に所定のピッチを有して前記電線管本体17の長手方向に沿って複数設けられて前記スリット15の両縁部19,23を相互に近接、離間する方向に変位させるヒンジ部27とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両のエンジンルームなどに配索された電線を、熱などから保護するために被覆する可撓電線管に関する。
従来の可撓電線管としては、例えば図3に示すものがある(特許文献1参照。)。この可撓電線管1は、図3に示すように、可撓性を有し、長手方向に沿って開くためのスリットが上部に設けられた長尺円筒状の電線管本体3と、スリットの一方の縁部に設けられた嵌合部5と、スリットの他方の縁部に設けられ、嵌合部5に嵌合する被嵌合部7と、電線管本体3のスリットに対向した下部に設けられているヒンジ部9とを備えている。
電線管本体3は、隣接間に所定のピッチを有して長手方向に沿って設けられて外周壁を折り曲げて形成された環状凸部11を有しており、長手方向の両側間で折り曲げ易くなっている。この電線管本体3は、嵌合部5と被嵌合部7とを嵌合させることで、閉じ状態となると共に、この閉じ状態が保持されるようになっている。
この電線管本体3に設けられたヒンジ部9は、電線管本体3を折り曲げて形成された断面波形形状となっており、電線管本体3の下部に長手方向に沿って設けられている。このヒンジ部9は、中心部分を支点に両側の電線管本体3を回動させてスリットの両縁部を相互に離間する方向に変位させるようになっている。
このような可撓電線管1を用いる場合には、ヒンジ部9を撓ませて両側の電線管本体3を回動させることで電線管本体3を開き、この状態で電線管本体3を電線(不図示)に被せる。そして、嵌合部5と被嵌合部7とを嵌合することで、電線管本体3を閉じ状態とすると共に、この電線管本体3の閉じ状態を保持する。
この結果、電線管本体3は、内部に電線が挿通され、その電線の内部に配置された部分を被覆して保護している。
このように電線の一部を被覆している可撓電線管1は、配索スペースなどに応じて電線と共に長手方向の両側間で折り曲げられる。
実開昭63−129796号公報
ところで、上記従来の可撓電線管1では、断面波形形状に形成されたヒンジ部9が電線管本体3の長手方向に沿って設けられているため、電線管本体3の剛性が向上してその電線管本体3を長手方向の両側間で折り曲げにくくなっている。したがって、可撓電線管1では、配索スペースなどに応じて電線管本体3を折り曲げる折曲作業性が悪かった。
そこで、本発明は、上記課題を考慮してなされたものであり、配索スペースなどに応じた折曲作業性を向上することができる可撓電線管の提供を目的とする。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明は、可撓性を有し、長手方向に沿って開くためのスリットが設けられた長尺筒状の電線管本体と、前記スリットの一方の縁部に設けられた係合部と、前記スリットの他方の縁部に設けられ、前記係合部に係合する被係合部と、隣接間に所定のピッチを有して前記電線管本体の長手方向に沿って複数設けられて前記スリットの両縁部を相互に近接、離間する方向に変位させるヒンジ部とを備えたことを特徴とする。
このように構成された請求項1記載の発明は、ヒンジ部が隣接間に所定のピッチを有して電線管本体の長手方向に複数設けられているため、電線管本体の剛性が向上しておらず、その電線管本体を容易に折り曲げることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の可撓電線管であって、前記電線管本体が、隣接間に所定のピッチを有して長手方向に複数形成され、前記ヒンジ部およびそのヒンジ部間を避けた折り曲げるための環状凸部を備えていることを特徴とする。
このように構成された請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の作用に加え、隣接間に所定のピッチを有して長手方向に複数形成された折り曲げるための環状凸部を備えているので、電線管本体を容易に折り曲げることができる。
請求項3記載の発明は、可撓性を有し、長手方向に沿って開くためのスリットが設けられた長尺筒状の電線管本体と、隣接間に所定のピッチを有して前記電線管本体の長手方向に複数設けられた折り曲げるための環状凸部と、前記スリットの一方の縁部に設けられた係合部と、前記スリットの他方の縁部に設けられ、前記係合部に係合する被係合部と、前記環状凸部に設けられて前記電線管本体の長手方向に連通し、前記スリットの両縁部を相互に近接、離間する方向に変位させるための溝部とからなることを特徴とする。
このように構成された請求項3記載の発明は、環状凸部の一部を切り欠いた状態とするだけで溝部を形成することができる。
請求項1記載の発明は、ヒンジ部が隣接間に所定のピッチを有して電線管本体の長手方向に複数設けられているため、電線管本体を容易に折り曲げることができ、配索スペースなどに応じた折曲作業性を向上させることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加え、隣接間に所定のピッチを有して長手方向に複数形成された折り曲げるための環状凸部を備えているので、電線管本体を容易に折り曲げることができ、折曲作業性を、より向上することができる。
請求項3記載の発明は、環状突起の一部を切り欠いた状態とするだけで溝部を形成できるため、成形性を向上することができ、製造コストを低減することができる。
以下、本発明にかかる可撓電線管の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1(a)は、本発明にかかる可撓電線管の第1実施形態を示す正面図、図1(b)は、図1(a)に示す可撓電線管の要部拡大斜視図である。本実施形態の可撓電線管13は、図1(a)、(b)に示すように、可撓性を有し、長手方向に沿って開くためのスリット15が設けられた長尺筒状の電線管本体17と、スリット15の一方の縁部19に設けられた係合部21と、スリット15の他方の縁部23に設けられ、係合部21に係合する被係合部25と、スリット15の両縁部19,23を相互に近接、離間する方向に変位させるためのヒンジ部27とを備えている。
電線管本体17は、蛇腹状に形成されており、合成樹脂などからなる略円筒形状の外周壁に、その外周壁を長手方向の所定ピッチごとに屈曲させた複数の環状凸部29が設けられている。この電線管本体17の複数の環状凸部29は、自身が撓むことで電線管本体17の両側間を折り曲げやすくしている。また、電線管本体17の複数の環状凸部29は、それぞれ電線管本体17の中心を通ってスリット15に対向した下部に電線管本体17の長手方向に連通した複数の凹部31を有している。この電線管本体17の凹部31内には、後述するヒンジ部27が設けられており、環状凸部29がヒンジ部27およびそのヒンジ部27間を避けた状態となっている。なお、電線管本体17は、複数の環状凸部29を有した蛇腹状に形成されているが、複数の環状凸部29を省略して断面が長手方向に一様な長尺筒状でもよい。このような電線管本体17の上部には、スリット15が設けられている。
スリット15は、電線管本体17の長手方向の一側から他側にかけて設けられている。このスリット15は、両縁部19,23間に所定のピッチを有し、その両縁部19,23間を相互に近接、離間されることで電線管本体17を開閉可能としている。
上述した係合部21は、縦壁部33を介して横壁部35がスリット15の一方の縁部19に連結され、その横壁部35の先端に係合壁部37が設けられて形成されている。横壁部35は、電線管本体17の長手方向に沿って縦壁部33の先端から他方の縁部23に向けて突設され、縦壁部33により電線管本体17の内部に配置されている。この横壁部35は、先端に係合壁部37が設けられている。
係合壁部37は、矩形板状体からなり、横壁部37の先端から上方に突設されている。この係合壁部37は、先端がスリット15に面した環状凸部29の上縁に対して若干下方に配置されている。この係合壁部37の先端には、スリット15の他方の縁部23側に向けて次第に下方に傾斜した案内壁部38が長手方向に沿って設けられている。
一方、被係合部25は、縦壁部39を介して横壁部41がスリット15の他方の縁部23に連結され、その横壁部41の先端に被係合壁部43が設けられて形成されている。横壁部41は、電線管本体17の長手方向に沿って縦壁部39の先端から一方の縁部23に向けて突設され、縦壁部39により上面が環状凸部29の外周面と略面一となる位置に配置されている。また、横壁部41は、下面が係合壁部37の先端と略同一か若干上方に配置されている。このような横壁部41の先端には、被係合壁部43が設けられている。
被係合壁部43は、矩形板状体からなり、横壁部41の先端に長手方向に沿って下方に突設され、内側面が縦壁部39の内側面との間に係合壁部37の厚みよりも大きい寸法の隙間を有している。この被係合壁部43の内側面は、係合部21と被係合部25との係合状態で、係合壁部37の内側面に密着、当接するようになっている。また、被係合壁部43は、外側面が係合壁部37の外側面に所定の隙間を有して対向している。したがって、係合部21と被係合部25との間に所定の隙間を有した状態となっている。
また、被係合壁部43は、先端が係合部21の横壁部41の上面と略同一か若干上方に配置されている。この被係合壁部43の先端には、スリット15の一方の縁部19側に向けて次第に上方に傾斜し、先端が係合壁部37の案内壁部45の先端と若干隙間を有して対向している案内壁部38が長手方向に沿って設けられている。
ヒンジ部27は、前述したように環状凸部29に形成されている各凹部31内に形成されている。すなわち、ヒンジ部27は、図1(b)に示すように、隣接間に所定のピッチを有して電線管本体17の長手方向に沿って複数設けられ、電線管本体17の長手方向に不連続になっている。これらのヒンジ部27は、図1(a)、(b)に示すように、断面V字状に形成され、凹部31の対向面の上縁間を連結している外周壁の中間部分を外側に折り曲げて形成されている。また、ヒンジ部27は、電線管本体17の両側に開口を有しており、所定の弾性を有している。そして、ヒンジ部67は、伸縮することで中間部分を支点に両側の電線管本体17を回動させ、スリット15の両縁部19,23を相互に近接、離間する方向に変位可能としている。また、ヒンジ部67は、先端である屈曲部分が凹部31に面した環状凸部29の下縁と略同一の上下方向位置に配置されている。
このように形成された可撓電線管13を用いる場合には、スリット15の両縁部19,23を相互に離間させて電線管本体17を開き、この状態で電線管本体17を電線(不図示)に被せる。電線管本体17を開くときには、ヒンジ部27を撓ませて伸延させ、電線管本体17のヒンジ部27の両側を開き方向に回動させることでスリット15の両縁部19,23を相互に離間させるため、作業を容易に行うことができる。
その後、スリット15の両縁部19,23を相互に近接させて電線管本体17を閉じると共に、係合部21と被係合部25とを係合させる。このとき、予め、ヒンジ部27を平常状態に戻し、スリット15の一方の縁部19を他方の縁部23に対して下方に変位させておく。
そこで、ヒンジ部27を撓ませて収縮させ、電線管本体17のヒンジ部27の両側を閉じ方向に回動させることでスリット15の両縁部19,23を相互に近接させる。スリット15の両縁部19,23を相互に近接させると、係合部21の案内壁部38と被係合部25の案内壁部45とが当接して摺動し、係合壁部37と被係合壁部43とを撓ませると共に次第に上下にずらす。
そして、スリット15の両縁部19,23をさらに近接させると、係合壁部37と被係合壁部43とが相互に乗り越えて係合壁部37の内側面と被係合壁部43の内側面とが当接する。このため、可撓電線管13は、係合部21と被係合部25とが引っかかって係合されており、電線管本体17が内部に電線を挿通した閉じ状態となって電線に組み付けられている。
このように、可撓電線管13では、係合壁部37の内側面を被係合壁部43の内側面に当接させることで係合部21と被係合部25とを相互に引っかけて係合させるため、係合部21と被係合部25とを容易に係合させることができ、かつ係合部21と被係合部25とを電線管本体17の長手方向の中間部分などでも確実に係合させることができる。
また、可撓電線管13は、係合部21の案内壁部38と被係合部25の案内壁部45とが相互に摺動して係合部21と被係合部25との係合が案内されるため、電線への組み付けを容易に行うことができる。
そこで、電線管本体17を外力の加わっていない状態とすると、収縮しているヒンジ部27が自身の弾性力により伸延しようとして電線管本体17のヒンジ部27の両側が開く方向に付勢される。したがって、可撓電線管13では、復元力であるヒンジ部27の弾性力により係合壁部37の内側面と被係合壁部43の内側面とが相互に密着、当接し、係合部21と被係合部25との係合状態が確実に保持される。
このとき、可撓電線管13は、ヒンジ部27が断面V字状であるため、ヒンジ部27により両側の電線管本体17を開く方向に付勢する弾性力を発生させやすく、係合部21と被係合部25との係合状態が、より確実に保持される。
このように電線に組み付けられた可撓電線管13は、配索スペースに応じて電線管本体17が長手方向の両側間で折り曲げられる。この電線管本体17の折り曲げは、ヒンジ部27の隣接間を近接、または離間させるようにそのヒンジ部27の隣接間の外周壁を撓ませることで行われる。
すなわち、可撓電線管13では、ヒンジ部27の隣接間のピッチにより電線管本体17の可撓性を確保し、従来のようにヒンジ部27により電線管本体17の剛性を向上していないため、電線管本体17を容易に折り曲げることができる。
また、電線管本体17を折り曲げるときには、環状凸部29が折り曲げ部分の内側で収縮するように撓むと共に、折り曲げ部分の外側で伸延するように撓み、作業を容易に行うことができる。
上記本実施形態の可撓電線管13では、ヒンジ部27が隣接間に所定のピッチを有して電線管本体17の長手方向に複数設けられているため、ヒンジ部27の隣接間を近接、または離間させるようにそのヒンジ部27の隣接間の外周壁を撓ませることで、電線管本体17を折り曲げることができる。
すなわち、可撓電線管13では、ヒンジ部27の隣接間のピッチにより電線管本体17の可撓性を確保し、従来のようにヒンジ部27により電線管本体17の剛性を向上しておらず、電線管本体17を容易に折り曲げることができ、その電線管本体17の配索スペースに応じた折曲作業性を向上させることができる。
また、可撓電線管13は、電線管本体17が所定ピッチごとに複数の環状凸部29を有した蛇腹状に形成されているため、それらの環状凸部29を撓ませることで電線管本体17を容易に折り曲げることができ、折曲作業性を、より向上することができる。
さらに、可撓電線管13では、係合部21と被係合部25とが隙間を有しているため、係合壁部37の内側面を被係合壁部43の内側面に当接させて係合部21と被係合部25とを係合させると、復元力であるヒンジ部27の弾性力により係合壁部37の内側面と被係合壁部43の内側面とが相互に密着する。したがって、可撓電線管13では、係合部21と被係合部25との係合状態を確実に保持することができる。
また、可撓電線管13では、ヒンジ部27が断面V字状に形成されているため、ヒンジ部27が伸縮した状態でそのヒンジ部27の両側の電線管本体17を開く方向に付勢する弾性力を発生させやすい。したがって、可撓電線管13では、係合部21と被係合部25とが係合した状態を、より確実に保持することができる。
なお、本実施形態の可撓電線管13では、ヒンジ部27が断面V字状に形成されているが、例えば、断面W字状などに形成してもよい。
(第2実施形態)
以下、本発明にかかる第2実施形態について図2を参照して説明する。なお、上記実施形態と同一構成部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略する。図2(a)は、本発明にかかる可撓電線管の第2実施形態を示す正面図であり、図2(b)は、図2(a)に示す可撓電線管の要部拡大斜視図である。
本実施形態の可撓電線管47は、図2(a)、(b)に示すように、上記第1実施形態の可撓電線管13と概ね同一構成となっており、ヒンジ部27にかえて環状凸部49に溝部51設けたものである。
溝部51は、電線管本体53のスリット15に対向した下部の各環状凸部49を上方に向けて切り欠いた状態に形成され、電線管本体53の長手方向に連通している。この溝部51は、スリット15の両縁部19,23に対応した部分からそれぞれスリット15の中心に対応した部分に向けて次第に上方に傾斜して形成されている。また、溝部51は、内面55,55により形成される上端の角度θが、可撓電線管47の電線(不図示)への組付性を低下させいないように90°を越える鈍角に設定されている。なお、溝部51の内面55,55による角度θは、90°以下の鋭角に設定してもよい。この溝部51は、両側の電線管本体53を回動させ、スリット15の両縁部19,23を相互に近接、離間する方向に変位可能としている。
このように形成された本実施形態の可撓電線管47では、隣接間に所定のピッチを有して電線管本体53の長手方向に複数形成されている環状凸部49に溝部51が設けられているため、従来のように電線管本体53の剛性が向上しておらず、電線管本体53を配索スペースに応じて折り曲げる折曲作業性を向上させることができる。
また、可撓電線管47は、電線管本体53が所定ピッチごとに複数の環状凸部49を有した蛇腹状に形成されているため、それらの環状凸部49を撓ませることで電線管本体53を容易に折り曲げることができ、折曲作業性を、より向上することができる。
さらに、可撓電線管47では、係合部21と被係合部25とが隙間を有しているため、係合壁部37の内側面を被係合壁部43の内側面に当接させて係合部21と被係合部25とを係合させると、電線管本体53の復元力により係合壁部37の内側面と被係合壁部43の内側面とが相互に密着する。したがって、可撓電線管47では、係合部21と被係合部25との係合状態を確実に保持することができる。
また、可撓電線管47では、環状凸部49の一部を切り欠いた状態とするだけで溝部51を形成できるため、成形性を向上することができる。このため、可撓電線管47では、製造コストを低減することができる。
図1(a)は、本発明にかかる可撓電線管の第1実施形態を示す正面図であり、図1(b)は、図1(a)に示す可撓電線管の要部拡大斜視図である。 図2(a)は、本発明にかかる可撓電線管の第2実施形態を示す正面図であり、図2(b)は、図2(a)に示す可撓電線管の要部拡大斜視図である。 図3は、従来の可撓電線管を示す斜視図である。
符号の説明
13,47 可撓電線管
15 スリット
17,53 電線管本体
19,23 縁部
21 係合部
25 被係合部
27 ヒンジ部
29,49 環状凸部

Claims (3)

  1. 可撓性を有し、長手方向に沿って開くためのスリットが設けられた長尺筒状の電線管本体と、前記スリットの一方の縁部に設けられた係合部と、前記スリットの他方の縁部に設けられ、前記係合部に係合する被係合部と、隣接間に所定のピッチを有して前記電線管本体の長手方向に沿って複数設けられて前記スリットの両縁部を相互に近接、離間する方向に変位させるヒンジ部とを備えたことを特徴とする可撓電線管。
  2. 請求項1記載の可撓電線管であって、
    前記電線管本体が、隣接間に所定のピッチを有して長手方向に複数形成され、前記ヒンジ部およびそのヒンジ部間を避けた折り曲げるための環状凸部を備えていることを特徴とする可撓電線管。
  3. 可撓性を有し、長手方向に沿って開くためのスリットが設けられた長尺筒状の電線管本体と、隣接間に所定のピッチを有して前記電線管本体の長手方向に複数設けられた折り曲げるための環状凸部と、前記スリットの一方の縁部に設けられた係合部と、前記スリットの他方の縁部に設けられ、前記係合部に係合する被係合部と、前記環状凸部に設けられて前記電線管本体の長手方向に連通し、前記スリットの両縁部を相互に近接、離間する方向に変位させるための溝部とからなることを特徴とする可撓電線管。
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