JP2006042193A - 原稿搬送装置、原稿読取装置およびこれらを備えた画像形成装置 - Google Patents

原稿搬送装置、原稿読取装置およびこれらを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】搬送品質を安定させ、精緻な原稿の読取を行うことができる原稿搬送装置、原稿読取装置およびこれらを備えた画像形成装置を提供すること。
【解決手段】シートスルー方式の原稿搬送装置の原稿読取部に搬送ベルトユニット40を設け原稿をコンタクトガラス202接触させつつ移動させる。搬送ベルトユニット40には駆動ローラ41と加圧ローラ42と搬送ベルト44を備えるものとし、加圧ローラ42を弾性体である発泡性部材で構成すると共に、外側に向けその直径を小さくする回転部材として構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、原稿搬送装置、原稿読取装置およびこれらを備えた画像形成装置に係り、特に原稿搬送中に原稿画像を読み取ることができる原稿搬送装置、原稿読取装置およびこれらを備えた画像形成装置に関する。
従来、原稿をコンタクトガラスに停止させてから読取部を移動させて原稿画像を読取るタイプの原稿読取装置がある。このタイプの原稿読取装置は原稿読取に際して原稿をコンタクトガラス上で一旦停止させる必要があり、多くの枚数の原稿を読み取る際効率が悪い。
これに対して、原稿を移動させつつ固定した読取部で原稿画像を読取るタイプの原稿読取装置も一般的であるが、このような原稿読取装置は、原稿の読取位置付近において原稿は、搬送力を持たないガイド板で案内されるだけの構成としているため、原稿の挙動が不安定になる。特にからーでの読取を行う読取部を備えた装置では、原稿の搬送精度の要求品質が高く、原稿の挙動を抑えた搬送が必要となるため、従来の原稿搬送装置では対応できなかった。
このような技術に関連して、特許文献1及び特許文献2の技術が提案されている。特許文献1のものは、トレイに積載されている原稿を複写機のプラテンガラスの定位置に搬送し、画像スキャンの終了後プラテンガラス上から排出する自動原稿搬送装置において、プラテンガラスに対向して設置され、駆動ローラと従動ローラとの間に無端状に張り渡された搬送ベルトと、搬送ベルトをプラテンガラス上に圧接させるための複数個のリング状バックアップローラとを備え、前記バックアップローラは原稿搬送方向に一対ずつホルダに回転自在に装着され、ホルダは支持板に、上下動可能、原稿搬送方向と平行でかつプラテンガラスに垂直な平面内で傾斜可能及び原稿搬送方向と直交しかつプラテンガラスに垂直な平面内で傾斜可能に、弾性的に取り付けられているものである
特許文献2のものは、自動原稿給紙装置に関し、原稿が給紙される側の搬送ベルトに押圧されるようにして原稿の搬送性を向上させることを目的として、複写機本体のコンタクトガラスに対して固定あるいは接離自在に搭載された原稿自動給紙装置であって、原稿を載置する原稿テーブルと、該原稿テーブル上にセットされた原稿を給紙する給紙部と、該給紙部により給紙された原稿を露光位置に搬送し、その露光位置から搬出する搬送ベルトと、を備え、前記給紙部に、前記原稿テーブルから給紙された原稿を搬送ベルトに当接させるシートと、シートを搬送ベルトに所定力で押圧する弾性部材とを設けるものである。
特許第307221号公報 特開平06−127731号公報
ところで、原稿の搬送を安定させるために前記読取部上に駆動を持つ搬送ベルトユニットを設けると有効であることが知られている。この場合原稿の挙動を安定させるため搬送ベルトとコンタクトガラスのギャップを広くすると原稿が暴れやすくなるため、狭くする必要がある。かといって、ギャップを無くした場合には原稿の進入時に原稿の挙動に問題が生じるため、ある程度のギャップを保ち若干の搬送力を確保する必要がある。
このギャップは搬送ベルトの厚みやコンタクトガラスの反り、ローラの振れ等のばらつきによって安定した搬送力が得にくいという問題がある。また原稿を移動させつつ原稿を読むタイプの自動原稿搬送装置では、コンタクトガラスの長さ(原稿の送り方向)が短いため、原稿固定読みの時の搬送ベルトのように加圧ローラが可動できる構成では搬送中の原稿によって持ち上げられてしまうという不具合も発生する。
本発明は、本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、搬送品質を安定させ、精緻な原稿の読取を行うことができる原稿搬送装置、原稿読取装置およびこれらを備えた画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1の発明は、移動する原稿を見通し可能な原稿読取部と、原稿を一枚ずつ読取窓部へ搬送する搬送手段と、前記原稿読取部近傍に配置され、到着した原稿を前記読窓部に沿わせて搬送する読取部搬送手段とを備えた原稿搬送装置において、前記読取部搬送手段は、前記読取見通部に近接して配置され発泡部材で形成されたローラと、該ローラに案内される搬送ベルトと、該搬送ベルトを駆動する駆動手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の原稿搬送装置において、前記加圧ローラは少なくとのその一部に発泡性部材を備えることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2の原稿読取装置において、前記加圧ローラは、直径が異なる円筒を軸方向に沿って組み合わせた回転体として形成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1または2の原稿搬送装置において、前記加圧ローラは、軸方向に沿って直径が変化する回転体として形成されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3または4の原稿搬送装置において、前記加圧ローラは、両端に向け直径が小さくなることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項3ないし5のいずれかの原稿搬送装置において、ローラ径の最大径と最小径との差が0.4mm以下であることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1ないし5のいずれかのである原稿搬送装置において、前記原稿読取部には、コンタクトガラスが配置されていることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1ないし7のいずれかのである原稿搬送装置において、前記搬送ベルトは無端状であり、駆動手段は、前記搬送ベルトが巻き掛けられる駆動ローラ及び案内ローラとを備え、前記ローラは駆動ローラと案内ローラとの間に配置され、前記搬送ベルトを前記原稿見通部側に案内することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1ないし8のいずれかの原稿搬送装置において、前記駆動ローラと案内ローラとは、互いに離間する方向に付勢されていることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1ないし9のいずれかの原稿搬送装置において、原稿束から原稿を一枚ずつ分離する分離装置を備えたことを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1ないし請求項10のいずれか原稿搬送装置と、前記原稿搬送装置の原稿読取部に画像読取装置を備えたことを特徴とする原稿読取装置である。
請求項13の発明は、請求項1ないし10の原稿搬送装置、または請求項11の原稿読取装置を備えた事を特徴とする画像形成装置である。
本発明に係る原稿搬送装置、原稿読取装置およびこれらを備えた画像形成装置は、原稿読取部において、安定した搬送力を得ることが出来るため、搬送品質を安定させ、精緻な原稿の読取を行うことができるという効果がある。
以下本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る電子写真方式の複写機やプリンタ装置等の画像形成装置を概念的に示す断面図、図3は実施例に係る画像形成装置の画像読取り装置を示す断面図、図4は実施例に係る画像形成装置の画像読取部の拡大側面図、図5は実施例に係る画像形成装置の制御系を示すブロック図である。
本実施例は、被読み取り原稿を固定の読み取り装置部に搬送し所定の速度で搬送しながら画像読み取りを行う。本例に係る画像形成装置は図1に示すように被読み取り両面原稿束をセットする原稿セット部A、セットされた両面原稿束から一枚毎原稿を分離して給送する分離給送部B、給送された原稿の表面を一次突き当て整合する働きと、整合後の原稿を引き出し搬送する働きのレジスト部C、搬送される原稿をターンさせて、原稿面を読みとり側(下方)に向けて搬送するターン部D、原稿の画像を、コンタクトガラスの下方より読み取りを行わせる読み取り搬送部E、読み取り後の原稿の表裏を反転するためのスイッチバック部F、スイッチバック部Fでスイッチバックした原稿を再びC部に戻すための中間搬送部G、再びターン部Dから読み取り搬送部Eにより原稿の裏面を読み取り後一時原稿を待機させるスイッチバック部H、スイッチバック部Hより原稿を反転し機外に排出する反転排紙部I、読み取り完了後の原稿を積載保持するスタック部J、これら搬送動作の駆動を行う駆動部101〜105、更に、一連の動作を制御するコントローラー部100、とから構成されている。
読み取りを行う原稿束1は、可動原稿テーブル3を含む原稿テーブル2上で、原稿面を上向きの状態でセットされる。更に原稿束1の幅方向を図示しないサイドガイドによって搬送方向と直行する方向の位置決めを行う。原稿のセットはセットフィラー4、セットセンサ5により検知されI/F107により本体制御部111に送信される。
更に原稿テーブル面に設けられた原稿長さ検知センサ37又は38(反射型センサ又は、原稿1枚にても検知可能なアクチェーター・タイプのセンサが用いられる)により原稿の搬送方向長さの概略が判定される。(少なくとも同一原稿サイズの縦か横かを判断可能なセンサ配置が必要)。可動原稿テーブル3は底板上昇モータ105により図に示すa、b方向に上下動可能な構成になっていて、原稿がセットされた事を前記4及び5により検知すると底板上昇モータを正転させて原稿束の最上面がピックアップローラ7と接触するように可動原稿テーブル3を上昇させる。
ピックアップローラ7は、ピックアップモータ101によりカム機構で図に示すc、d方向に動作すると共に、可動テーブル3が上昇し可動テーブル3上の原稿上面により押されてc方向に上がりテーブル上昇検知センサ8により上限を検知可能となっている。本体操作部108よりプリントキーが押下され、本体制御部111からI/F107を介してADF制御部100に原稿給紙信号が送信されると、ピックアップローラ7は給紙モータ102の正転によりコロが回転駆動し、原稿テーブル2上の数枚(理想的には1枚)の原稿をピックアップする。このコロの回転方向は、最上位の原稿を給紙口に搬送する方向である。
給紙ベルト9は102の正転により給紙方向に駆動され、リバースローラ10は102の正転により給紙と逆方向に回転駆動され最上位の原稿とその下の原稿を分離して、最上位の原稿のみを給紙できる構成となっている。
さらに詳しく説明すると、リバースローラ10は給紙ベルト9と所定圧で接し、給紙ベルト9との直接接している時、又は原稿1枚を介して接している状態では給紙ベルト9の回転につられて反時計方向につれ回り、原稿が万が一2枚以上給紙ベルト9とリバースローラ10の間に侵入した時は連れ回り力がトルクリミッターのトルクよりも低くなるように設定されており、リバースローラ10は本来の駆動方向である時計方向に回転し、余分な原稿を押し戻す働きをし、重送が防止される。
給紙ベルト9とリバースローラ10との作用により1枚に分離された原稿は給紙ベルト9によって更に送られ、突き当てセンサ11によって先端が検知され更に進んで停止しているプルアウトローラ12に突き当たる。その後前出の突き当てセンサ11の検知から所定量定められた距離送られ、結果的には、プルアウトローラ12に所定量撓みを持って押し当てられた状態で給紙モータ102を停止させることにより給紙ベルト9の駆動が停止する。
このとき、ピックアップモータ101を回転させることでピックアップローラを原稿上面から退避させ原稿を給紙ベルトの搬送力のみで送ることにより、原稿先端は、プルアウトローラ12の上下ローラ対のニップに進入し、先端の整合(スキュー補正)が行われる。プルアウトローラ12は、前記スキュー補正機能を有すると共に、分離後にスキュー補正された原稿を中間ローラ14まで搬送するためのローラで、給紙モータ102の逆転により駆動される。またこの時(給紙モータ102逆転時)、プルアウトローラ12と中間ローラ14は駆動されるが、ピックアップローラ7と給紙ベルト9は駆動されていない。
原稿幅センサ13は奥行き方向に複数個並べられ、プルアウトローラ12により搬送された原稿の搬送方向に直行する幅方向のサイズを検知する。また、原稿の搬送方向の長さは原稿の先端後端を突き当てセンサ11で読み取ることによりモータパルスから原稿の長さを検知する。プルアウトローラ12及び中間ローラ14の駆動によりレジスト部Cからターン部Dに原稿が搬送される際には、レジスト部Cでの搬送速度を読取り搬送部Eでの搬送速度よりも高速に設定して原稿を読取り部へ送り込む処理時間の短縮が図られている。
原稿先端が読取り入口センサ15により検出されると、読取り入口ローラ16の上下ローラ対のニップに原稿先端が進入前に原稿搬送速度を読取り搬送速度と同速にする為に減速を開始すると同時に、読取りモータ103を正転駆動して読取り入口ローラ16、搬送ベルト駆動ローラ19、読取り出口ローラ21を駆動する。
原稿の先端をレジストセンサ17にて検知すると、所定の搬送距離をかけて減速し、読取り位置20の手前で一時停止すると共に本体制御部111にI/F107を介してレジスト停止信号を送信する。続いて本体制御部111より読取り開始信号を受信すると、レジスト停止していた原稿は読取り位置に原稿先端が到達するまでに所定の搬送速度に立上がるように増速されて搬送される。
入口ローラ16の下流の読取搬送部Eが設けられており、この読取搬送部Eには原稿をコンタクトガラス202に接触させつつ移動させる読取部搬送手段としての搬送ベルトユニット40が設けられている。このコンタクトガラス202の下部からは原稿の記載内容が見通せ、コンタクトガラス202の下部には画像読取部201が設けられている。
搬送ベルトユニット40は、駆動ローラ41、加圧ローラ42とこれらを支持するハウジング(図示していない)、従動ローラ43及び従動ローラを支持するブラケット、搬送ベルト44、従動ローラ43を加圧する加圧スプリング45から構成されている。即ち、駆動ローラ41が最上流に配置され、その下流に駆動力を持たない加圧ローラ42、最下流に従動ローラ43が配置されている。
本例では、加圧ローラ42は、弾性材料、本例では発泡材料から構成された回転体であり、図3及び図4(a)に示すように、中央部に形成された大径部42aと、この大径部42aの両端に形成された小径部42bとから構成される。従って、搬送ベルト44は図3に示すように、中央部においてコンタクトガラス202に一番接近し、その両側においてやや持ち上がった状態となる。なお、本例では、図3及び図4(a)においては、加圧ローラ42の大径部42aと小径部42bの大きさの差は誇張して記載されており、実際には両者の直径の差は、最大でも0.4mm程度が好ましい。また、弾性材料は発泡材料に限らず適宜選択することができる。さらに、加圧ローラ全体を弾性材料や発泡性材料で形成する必要はなく、少なくとも外周を弾性体材料、発泡性材料で形成すれば足りる。
なお、加圧ローラ42の形状は、上記例に限らず大径部と小径部との間に中間の径を備えた部分を形成しても良いし、また図4(b)に示すようになだらかに両端に向けなだらかに直径が小さくなる回転体として構成した加圧ローラ52を採用することができる。
本例では、駆動ローラ41及び加圧ローラ42はハウジングとの位置関係は常に変わらないものとし、一方従動ローラ43は搬送ベルト44に付勢するためハウジングに対して移動可能なものとしている。従って、搬送ベルト44は最もコンタクトガラス202とのギャップが狭いのは加圧ローラ42の中央の位置であるが、加圧ローラ42は上述のように、の材質は発泡部材であるため、力が加わると変形して、その形状が原稿の搬送及び読取に適正な状態となる。
即ち、加圧ローラが剛体であった場合には、コンタクトガラス202に反りがあると極所的に力がかかり、その他の部分には圧がかからないという状態となって、場所による搬送力の違いが生じてしまい搬送品質に影響を与える。これに対して本例のように、加圧ローラを発泡体のような材質として形成すると極所的な圧が発生しにくいために安定した搬送品質を得ることができる。
また、本例のように加圧ローラ42の直径を部分によって変更した場合にはその、加圧される部分は中央部付近に限定され加圧面積が狭くなるため、加圧ローラ42はより形状に倣いやすくなるため、更に安定した搬送品質を得やすい。しかし、ローラ径に差を設けた場合、差が大きすぎると搬送ベルト44が従動ローラ43によってテンションを掛けられているために、ローラ径が小さい部分では搬送ベルト44にシワが発生しやすくなり、薄紙原稿をこれを背景に読取を行った場合には、加圧ローラ径が小さい部分では濃く(背景が遠くなるため暗くなる)、ローラ径が大きい部分では淡く(背景が近いため明るくなる)という現象が発生するため、ローラ径の差は0.4mm以下とすることが望ましい。
原稿の読取が終了すると、読取りモータのパルスカウントにより検出された原稿先端が読取り部に到達するタイミングで、本体制御部111に対して第1面の副走査方向有効画像領域を示すゲート信号が第1読取り部を原稿後端が抜けるまで送信される。片面原稿読取りの場合には、読取り搬送部Eを通過した原稿は反転排紙部Iを経て排紙部Jへの搬送される。この際、排紙センサ24により原稿の先端を検知すると、排紙モータ104を正転駆動して排紙ローラ28を反時計方向に回転させる。また、排紙センサ22による原稿の先端検知からの排紙モータパルスカウントにより、原稿後端が排紙ローラ28の上下ローラ対のニップから抜ける直前に排紙モータ駆動速度を減速させて、排紙トレイ29上に排出される原稿が飛び出さない様に制御される。
両面原稿読取りの場合には、排紙センサ22で原稿先端を検知してから読取りモータのパルスカウントにより切り替え爪30を図示しないソレノイドにより下降させ(矢印j)排紙ローラ28から排出された原稿をすくい,上反転ローラ31を図示しない上反転モータによって反時計回りに回転させる。原稿後端が排紙センサ22を抜けてから所定のパルスカウントにより排紙ローラ28を抜けるタイミングで、切り替え爪30を上昇し(矢印i)、上反転ローラ31を時計回りに回転させ、中間搬送部Gに搬送する。中間搬送ローラ33は給紙モータの逆転にて時計回りに駆動する。原稿先端がプルアウトローラ12に達しても突き当て補正は行わず、プルアウトローラ12、中間ローラ14の駆動にて読取入口ローラ16まで搬送を行う。
この際には処理時間の短縮のため、表面と同様に搬送速度を読取搬送部Eでの搬送速度よりも高速に設定して送り込んでいる。裏面の場合、先端の整合(スキュー補正)は、入口ローラ16ニップで行うため、原稿先端が読取り入口センサ15により検出されると、原稿搬送速度を落とし、原稿先端がニップに到達後所定のパルスカウント数搬送し、先端の整合(スキュー補正)を行う。先端の整合(スキュー補正)を行った後、読取りモータ103を正転駆動して入口ローラ16、第二入口ローラ34,35、搬送ベルト駆動ローラ36、読取り出口ローラ21を駆動する。
原稿の先端をレジストセンサ17で検知すると、所定の搬送距離をかけて減速し、読取り位置20の手前で一時停止すると共に本体制御部111にI/F107を介してレジスト停止信号を送信する。続いて本体制御部111より読取り開始信号を受信すると、レジスト停止していた原稿は読取り位置に原稿先端が到達するまでに所定の搬送速度に立上がるように増速されて搬送される。
読取りモータのパルスカウントにより検出された原稿先端が読取り部に到達するタイミングで、本体制御部111に対して第1面の副走査方向有効画像領域を示すゲート信号が第1読取り部を原稿後端が抜けるまで送信される。両面原稿読取りの場合には、原稿先端がレジストセンサ17を通過して所定のパルスカウント経過後に、下反転切り替え爪23、24を切り替え(矢印f、g)、図示しない下反転ローラを下反転モータにより反時計回りに回転し、読取り読取搬送部Eを通過した原稿をスイッチバック部Hへ搬送開始する。
この原稿の後端を排紙センサ22が検知してから所定のパルスカウント経過後に下反転切り替え爪23、24を図示しないソレノイドにより切り替え(矢印e、h)、次原稿(表面読取原稿)を反転排紙部Iに搬送する。排紙センサ22で次原稿先端を検知してから読取りモータのパルスカウントにより切り替え爪30を図示しないソレノイドにより下降させ(矢印j)排紙ローラ28から排出された原稿をすくい、上反転ローラ32を図示しない上反転モータによって反時計回りに回転させスイッチバック部Fに搬送する。この際、表面画像を読取り終えた次原稿後端が排紙センサ22を抜けてから所定のパルスカウント経過後、排紙ローラ28を抜けるタイミングで、切り替え爪30を上昇させるが同じタイミングで下反転ローラ25を時計回りに駆動し、排紙部Jへの排出を行う
以上説明したように、本実施例によれば、読取搬送部Eにおいて、搬送ベルトユニット40の加圧ローラ42を発泡材料で形成すると共に、その直径を中央部において大きく両端部において小さくするようにしたので、極所的な圧が発生しにくいために安定した搬送品質を得ることができるほか、加圧される部分は中央部付近に限定され加圧面積が狭くなるため、加圧ローラはより理想的な形状に倣いやすくなり、更に安定した搬送品質をえることができ、画像の読取を精緻に行うことができる。
本発明が適用されるシートスルー方式の自動原稿送り装置を用いた画像形成装置の一例を示す斜視図である。 実施例に係る画像形成装置の画像読取り装置を示す断面図である。 実施例に係る画像形成装置の画像読取部の拡大側面図である。 実施例に係る画像読取装置の加圧ローラを示す図であり、(a)は実施例に係る加圧ローラの正面図、(b)は変形例に係る加圧ローラの正面図である。 実施例に係る画像形成装置の制御系を示すブロック図である。
符号の説明
1 原稿束
2 原稿テーブル
3 可動原稿テーブル
4 セットフィラー
5 セットセンサ
7 ピックアップローラ
8 テーブル上昇検知センサ
9 給紙ベルト
10 リバースローラ
11 当てセンサ
12 プルアウトローラ
13 原稿幅センサ
14 中間ローラ
15 入口センサ
16 入口ローラ
17 レジストセンサ
19 搬送ベルト駆動ローラ
20 位置
21 出口ローラ
22 排紙センサ
23、24 替え爪
23 替え爪
24 排紙センサ
25 下反転ローラ
28 排紙ローラ
29 排紙トレイ
30 替え爪
31 上反転ローラ
32 上反転ローラ
33 中間搬送ローラ
34,35 第二入口ローラ
36 搬送ベルト駆動ローラ
37,38 原稿長さ検知センサ
40 搬送ベルトユニット
41 駆動ローラ
42 加圧ローラ
42a 大径部
42b 小径部
43 従動ローラ
44 搬送ベルト
45 加圧スプリング
52 加圧ローラ
100 コントローラー部
101〜105 駆動部
101 ピックアップモータ
102 給紙モータ
103 モータ
104 排紙モータ
105 底板上昇モータ
107 I/F
108 本体操作部
111 本体制御部
201 画像読取部
202 コンタクトガラス
A 原稿セット部
B 分離給送部
C レジスト部
D ターン部
E 搬送部
E 読取搬送部
F スイッチバック部
G 中間搬送部
H スイッチバック部
I 反転排紙部
J スタック部(排紙部)

Claims (12)

  1. 移動する原稿を見通し可能な原稿読取部と、原稿を一枚ずつ読取窓部へ搬送する搬送手段と、前記原稿読取部近傍に配置され、到着した原稿を前記読取部に沿わせて搬送する読取部搬送手段とを備えた原稿搬送装置において、
    前記読取部搬送手段は、前記読取見通部に近接して配置され弾性部材で形成された加圧ローラと、該加圧ローラに案内される搬送ベルトと、該搬送ベルトを駆動する駆動手段とを備えたことを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 前記加圧ローラは少なくとのその一部に発泡性部材を備えることを特徴とする請求項1の原稿搬送装置。
  3. 前記加圧ローラは、直径が異なる円筒を軸方向に沿って組み合わせた回転体として形成されていることを特徴とする請求項1または2の原稿搬送装置。
  4. 前記加圧ローラは、軸方向に沿って直径が変化する回転体として形成されていることを特徴とする請求項1またはの原稿搬送装置。
  5. 前記加圧ローラは、両端に向け直径が小さくなることを特徴とする請求項3または4の原稿搬送装置。
  6. 前記加圧ローラ径の最大径と最小径との差が0.4mm以下であることを特徴とする請求項3ないし5のいずれかの原稿搬送装置。
  7. 前記原稿読取部には、コンタクトガラスが配置されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかの原稿搬送装置。
  8. 前記搬送ベルトは無端状であり、駆動手段は、前記搬送ベルトが巻き掛けられる駆動ローラ及び案内ローラとを備え、前記ローラは駆動ローラと案内ローラとの間に配置され、前記搬送ベルトを前記原稿見通部側に案内することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかの原稿搬送装置。
  9. 前記駆動ローラと案内ローラとは、互いに離間する方向に付勢されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかの原稿搬送装置。
  10. 原稿束から原稿を一枚ずつ分離する分離装置を備えたことを特徴とする請求項1ないし9のいずれかの原稿搬送装置。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれか原稿搬送装置と、前記原稿搬送装置の原稿読取部に画像読取装置を備えたことを特徴とする原稿読取装置
  12. 請求項1ないし10のいずれかの原稿搬送装置、または請求項11の原稿読取装置を備えた事を特徴とする画像形成装置。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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