JP2006042040A - 集合住宅インターホンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】セキュリティ異常を検知した警報報知器から鳴動されインターホン親機のマイクへと入力される警報音の影響を受けずに、インターホン親機において集合玄関機または管理室親機との間でハンズフリー通話を行う。
【解決手段】セキュリティ異常を検知した警報報知器4a、4b、・・・から鳴動されインターホン親機3a、3b、・・・のマイク33へと入力される警報音を、当該インターホン親機の送話系フィルタ回路39、例えば、バンドエリミネーションフィルタまたはノッチフィルタにて構成された送話系フィルタ回路を介して除去することにより、集合玄関機1または管理室親機2との間で行われるハンズフリー通話の送話レベルおよび受話レベルを監視する送受話レベル調整回路37は、警報音の影響を受けずに送話レベルおよび受話レベルに応じた送話および/または受話の増幅度を可変させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は集合住宅インターホンシステムに係り、特に、セキュリティ異常を検知した警報報知器から警報音が鳴動されている場合であっても、インターホン親機において集合玄関機または管理室親機との間でハンズフリー通話を行うことができる集合住宅インターホンシステムに関する。
従来から、集合住宅の各住戸に住宅情報盤親機を設置し、この住宅情報盤親機に火災感知器などの遠隔試験機能を有する感知器やガス漏れ感知器、CO濃度感知器などを接続させるとともに映像制御盤を介して警報監視盤を接続させた集合住宅用ハンズフリーシステムが提案されている(例えば、特許文献1を参照)
従来例の集合住宅用ハンズフリーシステムにおいて、例えば、集合住宅の各住戸内にて発生した火災を感知器が感知すると、この感知器に接続された住宅情報盤親機にて所定の警報が出力されるとともに、警報監視盤が呼び出され、これに応答した警報監視盤が住宅情報盤親機を呼び出すことにより、住宅情報監視盤と警報監視盤との間の通話路が形成されてハンズフリー通話を行うことができる。
特開2003−37678号公報(段落番号0016〜0019、0026、図1、図2)
しかしながら、従来例の集合住宅用ハンズフリーシステムにおいて、感知器に警報音を鳴動するような自己発報機能が備えられていると、この警報音が住宅情報盤親機のマイクへと入力され、住宅情報監視盤との間で通話路が形成されている警報監視盤のスピーカから鳴動することにより、警報監視盤から住宅情報監視盤への送話ができなくなる虞があった。
本発明は、前述の難点を解消するためになされたもので、セキュリティ異常を検知した警報報知器から鳴動されインターホン親機のマイクへと入力される警報音の影響を受けずに、インターホン親機において集合玄関機または管理室親機との間でハンズフリー通話を行うことができる集合住宅インターホンシステムを提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合住宅のエントランスに設置される集合玄関機と、集合住宅の管理室に設置される管理室親機と、集合住宅の各住戸に設置され集合玄関機または管理室親機との間でハンズフリー通話を行うためのインターホン親機と、各住戸内にて発生したセキュリティ異常を検知しインターホン親機にセキュリティ異常信号を出力するとともに警報音を鳴動するための警報報知器と、集合玄関機または管理室親機とインターホン親機との間の呼出制御および通話制御を行うための制御機とを備えている。インターホン親機は、集合玄関機または管理室親機との間でハンズフリー通話を行うためのマイクおよびスピーカと、警報報知器からのキュリティ異常信号を検出するためのCPUと、集合玄関機または前記管理室親機との間で行われるハンズフリー通話の送話レベルおよび受話レベルを監視し、送話レベルおよび受話レベルに応じて送話および/または受話の増幅度を可変させるための送受話レベル調整回路と、セキュリティ異常信号を検出したCPUにより制御され、警報報知器から鳴動されマイクへと入力される警報音を除去するための送話系フィルタ回路とを有している。
また、本発明の集合住宅インターホンシステムにおいて、インターホン親機の送話系フィルタ回路は、バンドエリミネーションフィルタまたはノッチフィルタにて構成されている。
また、本発明の集合住宅インターホンシステムにおいて、インターホン親機は、集合玄関機または管理室親機との間でハンズフリー通話を行うためのマイクおよびスピーカと、警報報知器からのセキュリティ異常信号を検出するためのCPUと、集合玄関機または管理室親機との間で行われるハンズフリー通話の送話レベルおよび受話レベルを監視し、送話レベルおよび受話レベルに応じて送話および/または受話の増幅度を可変させるための送受話レベル調整回路と、セキュリティ異常信号を検出したCPUにより制御され、送話レベルを調整するための送話レベル調整回路とを有している。
また、本発明の集合住宅インターホンシステムにおいて、インターホン親機は、集合玄関機または管理室親機との間でハンズフリー通話を行うためのマイクおよびスピーカと、警報報知器からのセキュリティ異常信号を検出するためのCPUと、集合玄関機または管理室親機との間で行われるハンズフリー通話の送話レベルおよび受話レベルを監視し、送話レベルおよび受話レベルに応じて送話および/または受話の増幅度を可変させるための送受話レベル調整回路と、セキュリティ異常信号を検出したCPUにより制御され、受話レベルを調整するための受話レベル調整回路とを有している。
また、本発明の集合住宅インターホンシステムにおいて、インターホン親機は、集合玄関機または管理室親機との間でハンズフリー通話を行うためのマイクおよびスピーカと、警報報知器からのセキュリティ異常信号を検出するためのCPUと、集合玄関機または管理室親機との間で行われるハンズフリー通話の送話レベルおよび受話レベルを監視し、送話レベルおよび受話レベルに応じて送話および/または受話の増幅度を可変させるための送受話レベル調整回路と、セキュリティ異常信号を検出したCPUにより制御され、送受話レベル調整回路の受話側をバイパスし、通話中における任意の受話音声をスピーカから出力させるための受話バイパス回路とを有している。
また、本発明の集合住宅インターホンシステムにおいて、インターホン親機は、集合玄関機または管理室親機との間でハンズフリー通話を行うためのマイクおよびスピーカと、警報報知器からのセキュリティ異常信号を検出するためのCPUと、集合玄関機または管理室親機との間で行われるハンズフリー通話の送話レベルおよび受話レベルを監視し、送話レベルおよび受話レベルに応じて送話および/または受話の増幅度を可変させるための送受話レベル調整回路と、セキュリティ異常信号を検出したCPUにより制御され、送受話レベル調整回路の受話側をバイパスし、通話中における任意の受話音声をスピーカから出力させるための受話バイパス回路と、受話バイパス回路が動作したときに受話レベルを調整するための受話レベル調整回路とを有している。
また、本発明の集合住宅インターホンシステムにおいて、インターホン親機は、集合玄関機または管理室親機との間でハンズフリー通話を行うためのマイクおよびスピーカと、警報報知器からのセキュリティ異常信号を検出するためのCPUと、集合玄関機または管理室親機との間で行われるハンズフリー通話の送話レベルおよび受話レベルを監視し、送話レベルおよび受話レベルに応じて送話および/または受話の増幅度を可変させるための送受話レベル調整回路と、セキュリティ異常信号を検出したCPUにより制御され、送受話レベル調整回路の受話側をバイパスし、通話中における任意の受話音声をスピーカから出力させるための受話バイパス回路と、受話バイパス回路が動作したときに送受話レベル調整回路の受話側を遮断するための受話ライン制御回路とを有している。
本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、セキュリティ異常を検知した警報報知器から鳴動されインターホン親機のマイクへと入力される警報音を、送話系フィルタ回路、例えば、バンドエリミネーションフィルタまたはノッチフィルタにて構成された送話系フィルタ回路を介して除去することにより、集合玄関機または管理室親機との間で行われるハンズフリー通話の送話レベルおよび受話レベルを監視する送受話レベル調整回路は、警報音の影響を受けずに送話レベルおよび受話レベルに応じた送話および/または受話の増幅度を可変させることができ、警報発報時であっても、インターホン親機において集合玄関機または管理室親機との間のハンズフリー通話が確保される。
また、本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、セキュリティ異常を検知した警報報知器から鳴動されインターホン親機のマイクへと入力される警報音および送話音声の送話レベルを、送話レベル調整回路を介して低くなるように調整することにより、集合玄関機または管理室親機との間で行われるハンズフリー通話の送話レベルおよび受話レベルを監視する送受話レベル調整回路は、警報音の影響を受けずに送話レベルおよび受話レベルに応じた送話および/または受話の増幅度を可変させることができ、警報発報時であっても、インターホン親機において集合玄関機または管理室親機との間のハンズフリー通話が確保される。
また、本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、インターホン親機との間で通話を行うために集合玄関機または管理室親機から伝送されてくる受話音声の受話レベルを、受話レベル調整回路を介して高くなるように調整することにより、集合玄関機または管理室親機との間で行われるハンズフリー通話の送話レベルおよび受話レベルを監視する送受話レベル調整回路は、セキュリティ異常を検知した警報報知器から鳴動されインターホン親機のマイクへと入力される警報音の影響を受けずに送話レベルおよび受話レベルに応じた送話および/または受話の増幅度を可変させることができ、警報発報時であっても、インターホン親機において集合玄関機または管理室親機との間のハンズフリー通話が確保される。
また、本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、インターホン親機との間で通話を行うために集合玄関機または管理室親機から伝送されてくる受話音声を、受話バイパス回路を介して通話中における任意の受話音声としてスピーカから出力させることにより、集合玄関機または管理室親機との間で行われるハンズフリー通話の送話レベルおよび受話レベルを監視する送受話レベル調整回路による調整を行わずともセキュリティ異常を検知した警報報知器から鳴動されインターホン親機のマイクへと入力される警報音の影響を受けず、警報発報時であっても、インターホン親機において集合玄関機または管理室親機との間のハンズフリー通話が確保される。
また、本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、インターホン親機との間で通話を行うために集合玄関機または管理室親機から伝送されてくる受話音声を、受話バイパス回路を介して通話中における任意の受話音声としてスピーカから出力させるるとともに、この受話音声の受話レベルを、当該インターホン親機の受話レベル調整回路を介して高くなるように調整することにより、集合玄関機または管理室親機との間で行われるハンズフリー通話の送話レベルおよび受話レベルを監視する送受話レベル調整回路による調整を行わずともセキュリティ異常を検知した警報報知器から鳴動されインターホン親機のマイクへと入力される警報音の影響を受けず、或いは、警報音の影響を受けずに送話レベルおよび受話レベルに応じた送話および/または受話の増幅度を送受話レベル調整回路を介して可変させることができ、警報発報時であっても、インターホン親機において集合玄関機または管理室親機との間のハンズフリー通話が確保される。
さらに、本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、インターホン親機との間で通話を行うために集合玄関機または管理室親機から伝送されてくる受話音声を、受話バイパス回路を介して通話中における任意の受話音声としてスピーカから出力させるるとともに、受話ライン制御回路によって送受話レベル調整回路への受話音声の伝送を遮断することにより、集合玄関機または管理室親機との間で行われるハンズフリー通話の送話レベルおよび受話レベルを監視する送受話レベル調整回路による調整を受話レベルの変動に関係なく調整できるばかりでなく、セキュリティ異常を検知した警報報知器から鳴動されインターホン親機のマイクへと入力される警報音の影響を受けず、警報発報時であっても、インターホン親機において集合玄関機または管理室親機との間のハンズフリー通話が確保される。
以下、本発明の集合住宅インターホンシステムを適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいて、第1の構成例としてのインターホン親機3a、3b、・・・が備えられた当該システムの構成を示すブロック図である。
図1のブロック図に示す集合住宅インターホンシステムは、集合住宅のエントランス(集合玄関)に設置され、来訪者が101号室、102号室、・・・のような各住戸のうち特定の住戸内に在室中の居住者を呼び出して通話(ハンズフリー通話またはハンドセット通話)を行うための集合玄関機1と、集合住宅の管理室に設置され、来訪者からの呼び出しが報知され、この呼び出しに応答した管理人が通話(ハンズフリー通話またはハンドセット通話)を行うとともに、管理人が特定の住戸内に在室中の居住者との間で呼び出し、通話(ハンズフリー通話またはハンドセット通話)を行うための管理室親機2と、集合住宅の各住戸、ここでは、前述のような101号室、102号室、・・・にそれぞれ設置され、来訪者からの呼び出しが報知され、この呼び出しを確認した居住者が応答してハンズフリー通話を行うとともに、居住者が管理人との間で呼び出し、ハンズフリー通話を行うための(複数の)インターホン親機3a、3b、・・・と、集合住宅の各住戸内にて発生したガス漏れ、水漏れ、火災等のセキュリティ異常を検知(感知と同意)して自住戸内のインターホン親機3a、3b、・・・にセキュリティ異常信号を出力するとともに、検知されたセキュリティ異常の内容を示す警報音を鳴動するための(複数の)警報報知器4a、4b、・・・と、集合玄関機1または管理室親機2とインターホン親機3a、3b、・・・との間の呼出制御および通話制御を行うための制御機5とを備えている。
図1のブロック図において、第1の構成例としてのインターホン親機3a、3b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、自局のインターホン親機に接続された警報報知器4a、4b、・・・からのセキュリティ異常信号を受信するためのインターフェース(以下、警報報知器側I/Fという。)30と、制御機5との間で呼出信号、音声信号、各種の制御信号(詳述せず)等を送受信するためのインターフェース(以下、制御機側I/Fという。)31と、来訪者による集合玄関機1からの呼び出し、または管理人による管理室親機2からの呼び出しを受け、これらの呼び出しを確認した居住者がハンズフリー通話に入るために操作する通話ボタン32と、集合玄関機1の送受話機能(詳述せず)または管理室親機2の送受話機能(詳述せず)との間でハンズフリー通話を行うための音声(送話音声、受話音声)を入出力するマイク33およびスピーカ34と、来訪者による集合玄関機1からの呼び出し、または管理人による管理室親機2からの呼び出しを検出した後述するCPU41、或いはセキュリティ異常信号を検出した後述するCPU41により制御され、来訪者による集合玄関機1からの呼び出し、または管理人による管理室親機2からの呼び出しがある旨の呼出音(音声メッセージを含む)や自住戸内の警報報知器4a、4b、・・・にて検知されたセキュリティ異常の内容を示す警報音(音声メッセージを含む)が予め記憶されたROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリ35と、メモリ35から読み出された呼出音(音声メッセージを含む)や警報音(音声メッセージを含む)を増幅してスピーカ34から放音/鳴動させるためのアンプ(以下、報知用アンプという。)36と、通話ボタン32の操作を検出した後述するCPU41により制御され、集合玄関機1の送受話機能(詳述せず)または管理室親機2の送受話機能(詳述せず)との間で行われるハンズフリー通話の送話レベルおよび受話レベルを監視し、当該送話レベルおよび受話レベルに応じて送話および/または受話の増幅度、すなわち、増幅利得を可変させるための送話側利得可変アンプ37aおよび受話側利得可変アンプ37bを備えた送受話レベル調整回路37と、送受話レベル調整回路37の受話側利得可変アンプ37aおよびスピーカ34の間に介在され、受話レベルを増幅するためのアンプ(以下、受話用アンプという。)38と、マイク33および送受話レベル調整回路37の送話側利得可変アンプ37aの間に介在され、セキュリティ異常信号を検出した後述するCPU41により制御され、自住戸内の警報報知器4a、4b、・・・から鳴動されマイク33へと入力された警報音を除去するための送話系フィルタ回路39と、通話ボタン32の操作を検出した後述するCPU41により制御され、制御機側I/F31と送受話レベル調整回路37の送話側利得可変アンプ37aおよび受話側利得可変アンプ37bとの間で送受信される音声信号(送話音声信号、受話音声信号)をそれぞれ4線/2線変換、2線/4線変換するためのハイブリッド回路40と、集合玄関機1または管理室親機2からの呼出信号や自局のインターホン親機に接続された警報報知器4a、4b、・・・からのセキュリティ異常信号を検出して、当該インターホン親機の構成各部をそれぞれ制御するためのCPU41とを有している。
なお、図1のブロック図に示すインターホン親機3a、3b、・・・において、送話系フィルタ回路39は、バンドエリミネーションまたはノッチフィルタにて構成されている。
インターホン親機3a、3b、・・・が図1のブロック図に示す第1の構成例として構成された本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいて、以下、具体的な動作を第1の動作例として説明する。
図1のブロック図において、集合住宅の各住戸のうち、ここでは、101号室内にてセキュリティ異常が発生する、例えば、ガス漏れが発生すると、このセキュリティ異常を検知した警報報知器4aでは、自住戸(101号室内)内にてガス漏れが発生した旨のセキュリティ異常信号を生成してインターホン親機3aに出力するとともに、自住戸(101号室内)内にてガス漏れが発生した旨の警報音、例えば、「プープー」といった警報音を鳴動する。また、警報報知器4aから出力されたセキュリティ異常信号は、インターホン親機3aの警報報知器側I/F30にて受信された後、CPU41へと伝送される。
インターホン親機3aのCPU41は、警報報知器4aからのセキュリテ異常信号をもとに自住戸(101号室)内にてガス漏れが発生したことを検出し、その旨の警報音(音声メッセージを含む)をメモリ35から読み出す。また、メモリ35から読み出された警報音(音声メッセージを含む)は、報知用アンプ36を介して増幅された後、例えば、「プープー、ガス漏れが発生しました。」といった警報音(音声メッセージを含む)でスピーカ34から鳴動され、101号室内に在室中の居住者に対しての警報報知が行われる。
なお、制御機5は、インターホン親機3aのCPU41にて生成される警報移報信号(詳述せず)をもとに101号室内にてガス漏れが発生したことを検出し、検出されたセキュリティ異常の情報を集合玄関機1、管理室親機2や1階全ての各住戸に設置された当該インターホン親機および101号室の直上階である201号室に設置された当該インターホン親機のように所定の機器へと警報移報することもできる。
次に、前述のような警報音の鳴動が警報報知器4aにて断続して行われているセキュリティ異常時において、集合住宅のエントランスに居る来訪者、または集合住宅の管理室内に在室中の管理人が101号室内に在室中の居住者を呼び出すために所定の呼出操作(詳述せず)を行う、或いは、前述の警報移報を確認した管理人が所定の応答操作(詳述せず)を行う、ここでは、管理人が所定の呼出操作を行うと、インターホン親機3aを指定するための親機番号(詳述せず)を付加させた呼出信号が生成される。この呼出信号は、管理室親機2から制御機5、全てのインターホン親機3a、3b、・・・の制御機側I/F31(31、31、・・・)を介してCPU41(41、41、・・・)へとそれぞれ伝送される。
全てのインターホン親機3a、3b、・・・のCPU41(41、41、・・・)は、それぞれ管理室親機2からの呼出信号に付加されている親機番号と自局のインターホン親機の親機番号とを照合する。ここでは、インターホン親機3aのCPU41のみ親機番号が一致する。これを検出したCPU41は、集合住宅の管理室内に在室中の管理人からの呼び出しがある旨の呼出音(音声メッセージ)をメモリ35から読み出す。また、メモリ35から読み出された呼出音(音声メッセージを含む)は、報知用アンプ36を介して増幅された後、例えば、「ピンポーン、管理人からの呼び出しです。」といった呼出音(音声メッセージを含む)でスピーカ34から(一定時間内)放音され、101号室内に在室中の居住者に対しての呼出報知が行われる。
次に、前述のような呼出報知を確認した101号室内に在室中の居住者が集合住宅の管理室内に在室中の管理人との間で通話(ハンズフリー通話)に入るためにインターホン親機3の通話ボタン32を操作すると、この応答操作とともに警報報知器4aからのセキュリティ異常信号を継続して検出しているCPU41により送受話レベル調整回路37、送話系フィルタ回路39、ハイブリッド回路40がそれぞれ制御され、居住者が使用するマイク33から送話系フィルタ回路39、送受話レベル調整回路37の送話側利得可変アンプ37a、ハイブリッド回路40、制御機側I/F31、制御機5を介して管理人が使用する管理室親機2の受話機能(詳述せず)への通話路と、管理人が使用する管理室親機2の送話機能(詳述せず)から制御機5、インターホン親機3aの制御機側I/F31、ハイブリッド回路40、送受話レベル調整回路37の受話側利得可変アンプ37b、受話用アンプ38を介して居住者が使用するスピーカ34への通話路とがそれぞれ形成される。
ここで、前述の形成されたそれぞれの通話路を介して101号室内に在室中の居住者が集合住宅の管理室内に在室中の管理人との間でハンズフリー通話を行うにあたり、インターホン親機3aのマイク33には、居住者の送話音声のみならず自住戸(101号室)内の警報報知器4aから断続して鳴動されている警報音が入力される。また、インターホン親機3aの送話系フィルタ回路39、ここでは、バンドエリミネーションまたはノッチフィルタにて構成されている送話系フィルタ回路39は、マイク33に入力された警報音を除去し、居住者の送話音声であり、適宜、信号処理された送話音声信号のみを送受話レベル調整回路37の送話側利得可変アンプ37aへと出力する。
また、インターホン親機3aの送受話レベル調整回路37は、送話系フィルタ回路39を介して警報音が除去された居住者の送話音声信号の送話レベルおよびハイブリッド回路40を介して2線/4線変換された来訪者からの受話音声信号の受話レベルを監視しており、当該送話レベルおよび受話レベルに応じて送話側利得可変アンプ37aの増幅度および/または受話側利得可変アンプ37bの増幅度を可変させる。ここで、送話系フィルタ回路39を介して警報音が除去された居住者の送話音声信号の送話レベルが管理人からの受話音声信号の受話レベルと比較して低い場合には、送話側利得可変アンプ37aの増幅度を小さくし、および/または受話側利得可変アンプ37bの増幅度は大きくなるように制御される。一方、送話系フィルタ回路39を介して警報音が除去された居住者の送話音声信号の送話レベルが管理人からの受話音声信号の受話レベルと比較して高い場合には、送話側利得可変アンプ37aの増幅度を大きくし、および/または受話側利得可変アンプ37bの増幅度は小さくなるように制御されることにより、セキュリティ異常を検知した警報報知器4aから鳴動されマイク33へと入力された警報音の影響を受けずに送話レベルおよび受話レベルに応じた送話および/または受話の増幅度を可変させることができ、インタホーン親機3aにおいて管理室親機2との間のハンズフリー通話が確保される。
なお、第1の動作例では、前述のような警報音の鳴動が警報報知器4aにて断続して行われているセキュリティ異常時におけるインターホン親機3aの通話先を、集合住宅の管理室内に在室中の管理人として説明したが、これに限定されず、集合住宅のエントランスに居る来訪者が101号室内に在室中の居住者を呼び出すような通話先が来訪者であった場合にも、セキュリティ異常を検知した警報報知器4aから鳴動されマイク33へと入力された警報音の影響を受けずに送話レベルおよび受話レベルに応じた送話および/または受話の増幅度を可変させることができ、インタホーン親機3aにおいて集合玄関機1との間のハンズフリー通話が確保される。また、インターホン親機3aの送話系フィルタ回路39は、セキュリティ異常信号を検出したCPU41により制御したが、このCPU41に限定されず、警報報知器4aからのセキュリティ異常信号を受信した警報報知器側I/F30により制御することもできる。
次に、前述の第1の動作例にて明らかなように、101号室内にてガス漏れが発生した場合において、このセキュリティ異常を検知した警報報知器4aから鳴動されマイク33へと入力された警報音の影響を受けず、インターホン親機3aにおいて管理室親機2(または集合玄関機1)との間のハンズフリー通話を確保させた同様な効果を有する別途の集合住宅インターホンシステムを適用するにあたり、インターホン親機3a、3b、・・・の第2の構成例を図2のブロック図に示す。なお、図2のブロック図において、第1の構成例と同様な作用を有する構成各部については、同一な符号を付与して説明は省略する。
図2のブロック図に示すインターホン親機3a、3b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、警報報知器側I/F30、制御機側I/F31、通話ボタン32、マイク33、スピーカ34、メモリ35、報知用アンプ36、送受話レベル調整回路37、受話用アンプ38、ハイブリッド回路40と、マイク33および送受話レベル調整回路37の送話側利得可変アンプ37aの間に介在され、セキュリティ異常信号を検出した後述するCPU51により制御され、送話レベルを調整するための送話レベル調整回路50と、集合玄関機1または管理室親機2からの呼出信号や自局のインターホン親機に接続された警報報知器4a、4b、・・・からのセキュリティ異常信号を検出して、当該インターホン親機の構成各部をそれぞれ制御するためのCPU51とを有している。
インターホン親機3a、3b、・・・が図2のブロック図に示す第2の構成例として構成された本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいて、以下、具体的な動作を第2の動作例として説明する。
なお、図2のブロック図において、101号室内にてガス漏れが発生し、このセキュリティ異常を検知した警報報知器4aから警報音が鳴動されるとともに、インターホン親機3aにて警報報知が行われ、さらに、前述のような警報音の鳴動が警報報知器4aにて断続して行われているセキュリティ異常時において、集合住宅の管理室内に在室中の管理人からの呼び出しがインターホン親機3aにて呼出報知されるまでの動作は、前述の第1の動作例と同様であることから説明は省略する。
図2のブロック図において、集合住宅の管理室内に在室中の管理人からの呼び出しがある旨の呼出報知を確認した101号室内に在室中の居住者が当該管理人との間で通話(ハンズフリー通話)に入るためにインターホン親機3aの通話ボタン32を操作すると、この応答操作とともに警報報知器4aからのセキュリティ異常信号を継続して検出しているCPU51により送受話レベル調整回路37、ハイブリッド回路40、送話レベル調整回路50がそれぞれ制御され、居住者が使用するマイク33から送話レベル調整回路50、送受話レベル調整回路37の送話側利得可変アンプ37a、ハイブリッド回路40、制御機側I/F31、制御機5を介して管理人が使用する管理室親機2の受話機能(詳述せず)への通話路と、管理人が使用する管理室親機2の送話機能(詳述せず)から制御機5、インターホン親機3aの制御機側I/F31、ハイブリッド回路40、送受話レベル調整回路37の受話側利得可変アンプ37b、受話用アンプ38を介して居住者が使用するスピーカ34への通話路とがそれぞれ形成される。
ここで、前述の形成されたそれぞれの通話路を介して101号室内に在室中の居住者が集合住宅の管理室内に在室中の管理人との間でハンズフリー通話を行うにあたり、インターホン親機3aのマイク33には、居住者の送話音声のみならず自住戸(101号室)内の警報報知器4aから断続して鳴動されている警報音が入力される。また、インターホン親機3aの送話レベル調整回路50は、マイク33に入力された居住者の送話音声であり、適宜、信号処理された送話音声信号と警報音とを重畳させた音声信号(以下、警報音重畳音声信号という。)の送話レベルが低くなるように調整した後、送受話レベル調整回路37の送話側利得可変アンプ37aへと出力する。
また、インターホン親機3aの送受話レベル調整回路37は、送話レベル調整回路50を介して低く調整された警報音重畳音声信号の送話レベルおよびハイブリッド回路40を介して2線/4線変換された来訪者からの受話音声信号の受話レベルを監視しており、当該送話レベルおよび受話レベルに応じて送話側利得可変アンプ37aの増幅度および/または受話側利得可変アンプ37bの増幅度を可変させる。ここで、送話レベル調整回路50を介して低く調整された警報音重畳音声信号の送話レベルが管理人からの受話音声信号の受話レベルと比較して低い場合には、送話側利得可変アンプ37aの増幅度を小さくし、および/または受話側利得可変アンプ37bの増幅度は大きくなるように制御される。一方、送話レベル調整回路50を介して低く調整された警報音重畳音声信号の送話レベルが管理人からの受話音声信号の受話レベルと比較して高い場合には、送話側利得可変アンプ37aの増幅度を大きくし、および/または受話側利得可変アンプ37bの増幅度は小さくなるように制御されることにより、セキュリティ異常を検知した警報報知器4aから鳴動されマイク33へと入力された警報音の影響を受けずに送話レベルおよび受話レベルに応じた送話および/または受話の増幅度を可変させることができ、インタホーン親機3aにおいて管理室親機2との間のハンズフリー通話が確保される。
なお、第2の動作例では、前述のような警報音の鳴動が警報報知器4aにて断続して行われているセキュリティ異常時におけるインターホン親機3aの通話先を、集合住宅の管理室内に在室中の管理人として説明したが、これに限定されず、集合住宅のエントランスに居る来訪者が101号室内に在室中の居住者を呼び出すような通話先が来訪者であった場合にも、セキュリティ異常を検知した警報報知器4aから鳴動されマイク33へと入力された警報音の影響を受けずに送話レベルおよび受話レベルに応じた送話および/または受話の増幅度を可変させることができ、インタホーン親機3aにおいて集合玄関機1との間のハンズフリー通話が確保される。また、インターホン親機3aの送話レベル調整回路50は、セキュリティ異常信号を検出したCPU51により制御したが、このCPU51に限定されず、警報報知器4aからのセキュリティ異常信号を受信した警報報知器側I/F30により制御することもできる。
次に、前述の第1、第2の各動作例にて明らかなように、101号室内にてガス漏れが発生した場合において、このセキュリティ異常を検知した警報報知器4aから鳴動されマイク33へと入力された警報音の影響を受けず、インターホン親機3aにおいて管理室親機2(または集合玄関機1)との間のハンズフリー通話を確保させた同様な効果を有する別途の集合住宅インターホンシステムを適用するにあたり、インターホン親機3a、3b、・・・の第3の構成例を図3のブロック図に示す。なお、図3のブロック図において、第1、第2の各構成例と同様な作用を有する構成各部については、同一な符号を付与して説明は省略する。
図3のブロック図に示すインターホン親機3a、3b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、警報報知器側I/F30、制御機側I/F31、通話ボタン32、マイク33、スピーカ34、メモリ35、報知用アンプ36、送受話レベル調整回路37、受話用アンプ38、ハイブリッド回路40と、ハイブリッド回路40および送受話レベル調整回路37の受話側利得可変アンプ37bの間に介在され、セキュリティ異常信号を検出した後述するCPU61により制御され、受話レベルを調整するための受話レベル調整回路60と、集合玄関機1または管理室親機2からの呼出信号や自局のインターホン親機に接続された警報報知器4a、4b、・・・からのセキュリティ異常信号を検出して、当該インターホン親機の構成各部をそれぞれ制御するためのCPU61とを有している。
インターホン親機3a、3b、・・・が図3のブロック図に示す第3の構成例として構成された本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいて、以下、具体的な動作を第3の動作例として説明する。
なお、図3のブロック図において、101号室内にてガス漏れが発生し、このセキュリティ異常を検知した警報報知器4aから警報音が鳴動されるとともに、インターホン親機3aにて警報報知が行われ、さらに、前述のような警報音の鳴動が警報報知器4aにて断続して行われているセキュリティ異常時において、集合住宅の管理室内に在室中の管理人からの呼び出しがインターホン親機3aにて呼出報知されるまでの動作は、前述の第1、第2の各動作例と同様であることから説明は省略する。
図3のブロック図において、集合住宅の管理室内に在室中の管理人からの呼び出しがある旨の呼出報知を確認した101号室内に在室中の居住者が当該管理人との間で通話(ハンズフリー通話)に入るためにインターホン親機3aの通話ボタン32を操作すると、この応答操作とともに警報報知器4aからのセキュリティ異常信号を継続して検出しているCPU61により送受話レベル調整回路37、ハイブリッド回路40、受話レベル調整回路60がそれぞれ制御され、居住者が使用するマイク33から送受話レベル調整回路37の送話側利得可変アンプ37a、ハイブリッド回路40、制御機側I/F31、制御機5を介して管理人が使用する管理室親機2の受話機能(詳述せず)への通話路と、管理人が使用する管理室親機2の送話機能(詳述せず)から制御機5、インターホン親機3aの制御機側I/F31、ハイブリッド回路40、受話レベル調整回路60、送受話レベル調整回路37の受話側利得可変アンプ37b、受話用アンプ38を介して居住者が使用するスピーカ34への通話路とがそれぞれ形成される。
ここで、前述の形成されたそれぞれの通話路を介して101号室内に在室中の居住者が集合住宅の管理室内に在室中の管理人との間でハンズフリー通話を行うにあたり、インターホン親機3aのマイク33には、居住者の送話音声のみならず自住戸(101号室)内の警報報知器4aから断続して鳴動されている警報音が入力される。また、インターホン親機3aの受話レベル調整回路60は、ハイブリッド回路40を介して2線/4線変換された管理人からの受話音声信号の受話レベルが高くなる、例えば、警報音の影響を受けないように受話レベルを高く調整した後、送受話レベル調整回路37の受話側利得可変アンプ37bへと出力する。
また、インターホン親機3aの送受話レベル調整回路37は、マイク33に入力された居住者の送話音声であり、適宜、信号処理された送話音声信号と警報音とを重畳させた警報音重畳音声信号の送話レベルおよび受話レベル調整回路60を介して警報音の影響を受けないように高く調整された管理人からの受話音声信号の受話レベルを監視しており、当該送話レベルおよび受話レベルに応じて送話側利得可変アンプ37aの増幅度および/または受話側利得可変アンプ37bの増幅度を可変させる。ここで、マイク33からの警報音重畳音声信号の送話レベルが受話レベル調整回路60を介して警報音の影響を受けないように高く調整された管理人からの受話音声信号の受話レベルと比較して低い場合には、送話側利得可変アンプ37aの増幅度を小さくし、および/または受話側利得可変アンプ37bの増幅度は大きくなるように制御される。一方、マイク33からの警報音重畳音声信号の送話レベルが受話レベル調整回路60を介して警報音の影響を受けないように高く調整された管理人からの受話音声信号の受話レベルと比較して高い場合には、送話側利得可変アンプ37aの増幅度を大きくし、および/または受話側利得可変アンプ37bの増幅度は小さくなるように制御されることにより、セキュリティ異常を検知した警報報知器4aから鳴動されマイク33へと入力された警報音の影響を受けずに送話レベルおよび受話レベルに応じた送話および/または受話の増幅度を可変させることができ、インタホーン親機3aにおいて管理室親機2との間のハンズフリー通話が確保される。
なお、第3の動作例では、前述のような警報音の鳴動が警報報知器4aにて断続して行われているセキュリティ異常時におけるインターホン親機3aの通話先を、集合住宅の管理室内に在室中の管理人として説明したが、これに限定されず、集合住宅のエントランスに居る来訪者が101号室内に在室中の居住者を呼び出すような通話先が来訪者であった場合にも、セキュリティ異常を検知した警報報知器4aから鳴動されマイク33へと入力された警報音の影響を受けずに送話レベルおよび受話レベルに応じた送話および/または受話の増幅度を可変させることができ、インタホーン親機3aにおいて集合玄関機1との間のハンズフリー通話が確保される。また、インターホン親機3aの受話レベル調整回路60は、セキュリティ異常信号を検出したCPU61により制御したが、このCPU61に限定されず、警報報知器4aからのセキュリティ異常信号を受信した警報報知器側I/F30により制御することもできる。
次に、前述の第1〜第3の各動作例にて明らかなように、101号室内にてガス漏れが発生した場合において、このセキュリティ異常を検知した警報報知器4aから鳴動されマイク33へと入力された警報音の影響を受けず、インターホン親機3aにおいて管理室親機2(または集合玄関機1)との間のハンズフリー通話を確保させた同様な効果を有する別途の集合住宅インターホンシステムを適用するにあたり、インターホン親機3a、3b、・・・の第4の構成例を図4のブロック図に示す。なお、図4のブロック図において、第1〜第3の各構成例と同様な作用を有する構成各部については、同一な符号を付与して説明は省略する。
図4のブロック図に示すインターホン親機3a、3b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、警報報知器側I/F30、制御機側I/F31、通話ボタン32、マイク33、スピーカ34、メモリ35、報知用アンプ36、送受話レベル調整回路37、受話用アンプ38、ハイブリッド回路40と、ハイブリッド回路40および送受話レベル調整回路37の受話側利得可変アンプ37bの間に入力側が接続され、セキュリティ異常信号を検出した後述するCPU71により制御され、ハイブリッド回路40から送受話レベル調整回路37の受話側利得可変アンプ37bへの受話ラインをバイパスして(受話用アンプ38を介して)スピーカ34に管理人からの受話音声信号を出力するためのスイッチ70aおよびアンプ(以下、バイパス用アンプという。)70bが備えられた受話バイパス回路70と、集合玄関機1または管理室親機2からの呼出信号や自局のインターホン親機に接続された警報報知器4a、4b、・・・からのセキュリティ異常信号を検出して、当該インターホン親機の構成各部をそれぞれ制御するためのCPU71とを有している。
インターホン親機3a、3b、・・・が図4のブロック図に示す第4の構成例として構成された本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいて、以下、具体的な動作を第4の動作例として説明する。
なお、図4のブロック図において、101号室内にてガス漏れが発生し、このセキュリティ異常を検知した警報報知器4aから警報音が鳴動されるとともに、インターホン親機3aにて警報報知が行われ、さらに、前述のような警報音の鳴動が警報報知器4aにて断続して行われているセキュリティ異常時において、集合住宅の管理室内に在室中の管理人からの呼び出しがインターホン親機3aにて呼出報知されるまでの動作は、前述の第1〜第3の各動作例と同様であることから説明は省略する。
図4のブロック図において、集合住宅の管理室内に在室中の管理人からの呼び出しがある旨の呼出報知を確認した101号室内に在室中の居住者が当該管理人との間で通話(ハンズフリー通話)に入るためにインターホン親機3aの通話ボタン32を操作すると、この応答操作とともに警報報知器4aからのセキュリティ異常信号を継続して検出しているCPU71により送受話レベル調整回路37、ハイブリッド回路40、受話バイパス回路70がそれぞれ制御され、居住者が使用するマイク33から送受話レベル調整回路37の送話側利得可変アンプ37a、ハイブリッド回路40、制御機側I/F31、制御機5を介して管理人が使用する管理室親機2の受話機能(詳述せず)への通話路と、管理人が使用する管理室親機2の送話機能(詳述せず)から制御機5、インターホン親機3aの制御機側I/F31、ハイブリッド回路40、受話バイパス回路70のオン状態のスイッチ70aおよびバイパス用アンプ70b、受話用アンプ38を介して居住者が使用するスピーカ34への通話路と、管理人が使用する管理室親機2の送話機能(詳述せず)から制御機5、インターホン親機3aの制御機側I/F31、ハイブリッド回路40、送受話レベル調整回路37の受話側利得可変アンプ37b、受話用アンプ38を介して居住者が使用するスピーカ34への通話路とがそれぞれ形成される。
ここで、前述の形成されたそれぞれの通話路を介して101号室内に在室中の居住者が集合住宅の管理室内に在室中の管理人との間でハンズフリー通話を行うにあたり、インターホン親機3aのマイク33には、居住者の送話音声のみならず自住戸(101号室)内の警報報知器4aから断続して鳴動されている警報音が入力される。また、インターホン親機3aの受話バイパス回路70において、バイパス用アンプ70bは、ハイブリッド回路40を介して2線/4線変換され、オン状態のスイッチ70aを介して伝送されてきた管理人からの受話音声信号(の受話レベル)を増幅した後、受話用アンプ38を介してスピーカ34へと出力することにより、警報音の影響を受けることなく通話中における任意の受話音声をスピーカ34から出力させることができる。
また、インターホン親機3aの送受話レベル調整回路37は、マイク33に入力された居住者の送話音声であり、適宜、信号処理された送話音声信号と警報音とを重畳させた警報音重畳音声信号の送話レベルおよびハイブリッド回路40を介して2線/4線変換された管理人からの受話音声信号の受話レベルを監視しており、当該送話レベルおよび受話レベルに応じて送話側利得可変アンプ37aの増幅度および/または受話側利得可変アンプ37bの増幅度を可変させる。ここで、マイク33からの警報音重畳音声信号の送話レベルが警報音の影響を受けたのにも拘わらず管理人からの受話音声信号の受話レベルと比較して低い場合には、送話側利得可変アンプ37aの増幅度を小さくし、および/または受話側利得可変アンプ37bの増幅度は大きくなるように制御される。一方、マイク33からの警報音重畳音声信号の送話レベルが警報音の影響を受けて管理人からの受話音声信号の受話レベルと比較して高い場合には、送話側利得可変アンプ37aの増幅度を大きくし、および/または受話側利得可変アンプ37bの増幅度は小さくなるように制御され、管理人からの受話音声が居住者にとっての聴き取りが困難な低い受話レベルでスピーカ34から出力される虞を有するが、前述のように、受話バイパス回路70を介してバイパスされた管理人からの受話音声信号が警報音の影響を受けることなく通話中における任意の受話音声としてスピーカ34から出力させることができ、インタホーン親機3aにおいて管理室親機2との間のハンズフリー通話が確保される。
なお、第4の動作例では、前述のような警報音の鳴動が警報報知器4aにて断続して行われているセキュリティ異常時におけるインターホン親機3aの通話先を、集合住宅の管理室内に在室中の管理人として説明したが、これに限定されず、集合住宅のエントランスに居る来訪者が101号室内に在室中の居住者を呼び出すような通話先が来訪者であった場合にも、セキュリティ異常を検知した警報報知器4aから鳴動されマイク33へと入力された警報音の影響を受けずに通話中における任意の受話音声をスピーカ34から出力させることができ、インタホーン親機3aにおいて集合玄関機1との間のハンズフリー通話が確保される。また、インターホン親機3aの受話バイパス回路70は、セキュリティ異常信号を検出したCPU71により制御したが、このCPU71に限定されず、警報報知器4aからのセキュリティ異常信号を受信した警報報知器側I/F30により制御することもできる。
次に、前述の第1〜第4の各動作例にて明らかなように、101号室内にてガス漏れが発生した場合において、このセキュリティ異常を検知した警報報知器4aから鳴動されマイク33へと入力された警報音の影響を受けず、インターホン親機3aにおいて管理室親機2(または集合玄関機1)との間のハンズフリー通話を確保させた同様な効果を有する別途の集合住宅インターホンシステムを適用するにあたり、インターホン親機3a、3b、・・・の第5の構成例を図5のブロック図に示す。なお、図5のブロック図において、第1〜第4の各構成例と同様な作用を有する構成各部については、同一な符号を付与して説明は省略する。
図5のブロック図に示すインターホン親機3a、3b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、警報報知器側I/F30、制御機側I/F31、通話ボタン32、マイク33、スピーカ34、メモリ35、報知用アンプ36、送受話レベル調整回路37、受話用アンプ38、ハイブリッド回路40、受話バイパス回路70と、ハイブリッド回路40および送受話レベル調整回路37の受話側利得可変アンプ37bの間に介在され、セキュリティ異常信号を検出した後述するCPU81により制御され、受話レベルを調整するための受話レベル調整回路80と、集合玄関機1または管理室親機2からの呼出信号や自局のインターホン親機に接続された警報報知器4a、4b、・・・からのセキュリティ異常信号を検出して、当該インターホン親機の構成各部をそれぞれ制御するためのCPU81とを有している。
インターホン親機3a、3b、・・・が図5のブロック図に示す第5の構成例として構成された本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいて、以下、具体的な動作を第5の動作例として説明する。
なお、図5のブロック図において、101号室内にてガス漏れが発生し、このセキュリティ異常を検知した警報報知器4aから警報音が鳴動されるとともに、インターホン親機3aにて警報報知が行われ、さらに、前述のような警報音の鳴動が警報報知器4aにて断続して行われているセキュリティ異常時において、集合住宅の管理室内に在室中の管理人からの呼び出しがインターホン親機3aにて呼出報知されるまでの動作は、前述の第1〜第4の各動作例と同様であることから説明は省略する。
図5のブロック図において、集合住宅の管理室内に在室中の管理人からの呼び出しがある旨の呼出報知を確認した101号室内に在室中の居住者が当該管理人との間で通話(ハンズフリー通話)に入るためにインターホン親機3aの通話ボタン32を操作すると、この応答操作とともに警報報知器4aからのセキュリティ異常信号を継続して検出しているCPU81により送受話レベル調整回路37、ハイブリッド回路40、受話バイパス回路70、受話レベル調整回路80がそれぞれ制御され、居住者が使用するマイク33から送受話レベル調整回路37の送話側利得可変アンプ37a、ハイブリッド回路40、制御機側I/F31、制御機5を介して管理人が使用する管理室親機2の受話機能(詳述せず)への通話路と、管理人が使用する管理室親機2の送話機能(詳述せず)から制御機5、インターホン親機3aの制御機側I/F31、ハイブリッド回路40、受話バイパス回路70のオン状態のスイッチ70aおよびバイパス用アンプ70b、受話用アンプ38を介して居住者が使用するスピーカ34への通話路と、管理人が使用する管理室親機2の送話機能(詳述せず)から制御機5、インターホン親機3aの制御機側I/F31、ハイブリッド回路40、受話レベル調整回路80、送受話レベル調整回路37の受話側利得可変アンプ37b、受話用アンプ38を介して居住者が使用するスピーカ34への通話路とがそれぞれ形成される。
ここで、前述の形成されたそれぞれの通話路を介して101号室内に在室中の居住者が集合住宅の管理室内に在室中の管理人との間でハンズフリー通話を行うにあたり、インターホン親機3aのマイク33には、居住者の送話音声のみならず自住戸(101号室)内の警報報知器4aから断続して鳴動されている警報音が入力される。また、インターホン親機3aの受話バイパス回路70において、バイパス用アンプ70bは、ハイブリッド回路40を介して2線/4線変換され、オン状態のスイッチ70aを介して伝送されてきた管理人からの受話音声信号(の受話レベル)を増幅した後、受話用アンプ38を介してスピーカ34へと出力することにより、警報音の影響を受けることなく通話中における任意の受話音声をスピーカ34から出力させることができる。さらに、インターホン親機3aの受話レベル調整回路80は、ハイブリッド回路40を介して2線/4線変換された管理人からの受話音声信号の受話レベルが高くなる、例えば、警報音の影響を受けないように受話レベルを高く調整した後、送受話レベル調整回路37の受話側利得可変アンプ37bへと出力する。
また、インターホン親機3aの送受話レベル調整回路37は、マイク33に入力された居住者の送話音声であり、適宜、信号処理された送話音声信号と警報音とを重畳させた警報音重畳音声信号の送話レベルおよび受話レベル調整回路80を介して警報音の影響を受けないように高く調整された管理人からの受話音声信号の受話レベルを監視しており、当該送話レベルおよび受話レベルに応じて送話側利得可変アンプ37aの増幅度および/または受話側利得可変アンプ37bの増幅度を可変させる。ここで、マイク33からの警報音重畳音声信号の送話レベルが受話レベル調整回路80を介して警報音の影響を受けないように高く調整された管理人からの受話音声信号の受話レベルと比較して低い場合には、前述の第3の動作例と同様、送話側利得可変アンプ37aの増幅度を小さくし、および/または受話側利得可変アンプ37bの増幅度は大きくなるように制御される。一方、マイク33からの警報音重畳音声信号の送話レベルが受話レベル調整回路80を介して警報音の影響を受けないように高く調整された管理人からの受話音声信号の受話レベルと比較して高い場合には、前述の第3の動作例と同様、送話側利得可変アンプ37aの増幅度を大きくし、および/または受話側利得可変アンプ37bの増幅度は小さくなるように制御され、来訪者からの受話音声が居住者にとっての聴き取りが困難な低い受話レベルでスピーカ34から出力される虞を有するが、前述のように、受話バイパス回路70を介してバイパスされた来訪者からの受話音声信号が警報音の影響を受けることなく通話中における任意の受話音声としてスピーカ34から出力させることができ、インタホーン親機3aにおいて管理室親機2との間のハンズフリー通話が確保される。
なお、第5の動作例では、前述のような警報音の鳴動が警報報知器4aにて断続して行われているセキュリティ異常時におけるインターホン親機3aの通話先を、集合住宅の管理室内に在室中の管理人として説明したが、これに限定されず、集合住宅のエントランスに居る来訪者が101号室内に在室中の居住者を呼び出すような通話先が来訪者であった場合にも、セキュリティ異常を検知した警報報知器4aから鳴動されマイク33へと入力された警報音の影響を受けずに通話中における任意の受話音声をスピーカ34から出力させることができ、インタホーン親機3aにおいて集合玄関機1との間のハンズフリー通話が確保される。また、インターホン親機3aの受話バイパス回路70および受話レベル調整回路80は、それぞれセキュリティ異常信号を検出したCPU81により制御したが、このCPU81に限定されず、警報報知器4aからのセキュリティ異常信号を受信した警報報知器側I/F30により制御することもできる。
次に、前述の第1〜第5の各動作例にて明らかなように、101号室内にてガス漏れが発生した場合において、このセキュリティ異常を検知した警報報知器4aから鳴動されマイク33へと入力された警報音の影響を受けず、インターホン親機3aにおいて管理室親機2(または集合玄関機1)との間のハンズフリー通話を確保させた同様な効果を有する別途の集合住宅インターホンシステムを適用するにあたり、インターホン親機3a、3b、・・・の第6の構成例を図6のブロック図に示す。なお、図6のブロック図において、第1〜第5の各構成例と同様な作用を有する構成各部については、同一な符号を付与して説明は省略する。
図6のブロック図に示すインターホン親機3a、3b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、警報報知器側I/F30、制御機側I/F31、通話ボタン32、マイク33、スピーカ34、メモリ35、報知用アンプ36、送受話レベル調整回路37、受話用アンプ38、ハイブリッド回路40、受話バイパス回路70と、ハイブリッド回路40および送受話レベル調整回路37の受話側利得可変アンプ37bの間に介在され、セキュリティ異常信号を検出した後述するCPU91により制御され、ハイブリッド回路40から送受話レベル調整回路37の受話側利得可変アンプ37bへの受話ラインを遮断/形成するための受話ライン制御回路90と、集合玄関機1または管理室親機2からの呼出信号や自局のインターホン親機に接続された警報報知器4a、4b、・・・からのセキュリティ異常信号を検出して、当該インターホン親機の構成各部をそれぞれ制御するためのCPU91とを有している。
インターホン親機3a、3b、・・・が図6のブロック図に示す第6の構成例として構成された本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいて、以下、具体的な動作を第6の動作例として説明する。
なお、図6のブロック図において、101号室内にてガス漏れが発生し、このセキュリティ異常を検知した警報報知器4aから警報音が鳴動されるとともに、インターホン親機3aにて警報報知が行われ、さらに、前述のような警報音の鳴動が警報報知器4aにて断続して行われているセキュリティ異常時において、集合住宅の管理室内に在室中の管理人からの呼び出しがインターホン親機3aにて呼出報知されるまでの動作は、前述の第1〜第5の各動作例と同様であることから説明は省略する。
図6のブロック図において、集合住宅の管理室内に在室中の管理人からの呼び出しがある旨の呼出報知を確認した101号室内に在室中の居住者が当該管理人との間で通話(ハンズフリー通話)に入るためにインターホン親機3aの通話ボタン32を操作すると、この応答操作とともに警報報知器4aからのセキュリティ異常信号を継続して検出しているCPU91により送受話レベル調整回路37、ハイブリッド回路40、受話バイパス回路70、受話ライン制御回路90がそれぞれ制御され、居住者が使用するマイク33から送受話レベル調整回路37の送話側利得可変アンプ37a、ハイブリッド回路40、制御機側I/F31、制御機5を介して管理人が使用する管理室親機2の受話機能(詳述せず)への通話路と、管理人が使用する管理室親機2の送話機能(詳述せず)から制御機5、インターホン親機3aの制御機側I/F31、ハイブリッド回路40、受話バイパス回路70のオン状態のスイッチ70aおよびバイパス用アンプ70b、受話用アンプ38を介して居住者が使用するスピーカ34への通話路とがそれぞれ形成される。一方、ハイブリッド回路40から送受話レベル調整回路37の受話側利得可変アンプ37bへの通話路、すなわち、受話ラインは遮断される。
ここで、前述の形成されたそれぞれの通話路を介して101号室内に在室中の居住者が集合住宅の管理室内に在室中の管理人との間でハンズフリー通話を行うにあたり、インターホン親機3aのマイク33には、居住者の送話音声のみならず自住戸(101号室)内の警報報知器4aから断続して鳴動されている警報音が入力される。また、インターホン親機3aの受話バイパス回路70において、バイパス用アンプ70bは、ハイブリッド回路40を介して2線/4線変換され、オン状態のスイッチ70aを介して伝送されてきた来訪者からの受話音声信号(の受話レベル)を増幅した後、受話用アンプ38を介してスピーカ34へと出力することにより、警報音の影響を受けることなく通話中における任意の受話音声をスピーカ34から出力させることができる。
また、インターホン親機3aの送受話レベル調整回路37は、マイク33に入力された居住者の送話音声であり、適宜、信号処理された送話音声信号と警報音とを重畳させた警報音重畳音声信号の送話レベルおよびハイブリッド回路40を介して4線/2線変換された後、受話ライン制御回路90を介して伝送されてくる管理人からの受話音声信号の受話レベルを監視しており、前述の第1〜第5の各動作例と同様、当該送話レベルおよび受話レベルに応じて送話側利得可変アンプ37aの増幅度および/または受話側利得可変アンプ37bの増幅度を可変させるが、ハイブリッド回路40から送受話レベル調整回路37の受話側利得可変アンプ37bへの受話ラインが遮断されているため、マイク33からの警報音重畳音声信号の送話レベルを管理人からの受話音声の受話レベルに変動に関係なく送話側利得可変アンプ37aを介して増幅させる。一方、前述のような受話バイパス回路70を介してバイパスされた来訪者からの受話音声信号が警報音の影響を受けることなく通話中における任意の受話音声としてスピーカ34から出力させることができ、インタホーン親機3aにおいて管理室親機2との間のハンズフリー通話が確保される。
なお、第6の動作例では、前述のような警報音の鳴動が警報報知器4aにて断続して行われているセキュリティ異常時におけるインターホン親機3aの通話先を、集合住宅の管理室内に在室中の管理人として説明したが、これに限定されず、集合住宅のエントランスに居る来訪者が101号室内に在室中の居住者を呼び出すような通話先が来訪者であった場合にも、セキュリティ異常を検知した警報報知器4aから鳴動されマイク33へと入力された警報音の影響を受けずに通話中における任意の受話音声をスピーカ34から出力させることができ、インタホーン親機3aにおいて集合玄関機1との間のハンズフリー通話が確保される。また、インターホン親機3aの受話バイパス回路70および受話ライン制御回路90は、それぞれセキュリティ異常信号を検出したCPU91により制御したが、このCPU91に限定されず、警報報知器4aからのセキュリティ異常信号を受信した警報報知器側I/F30により制御することもできる。
本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいて、第1〜第6の各構成例のインターホン親機3a、3b、・・・を適用させた第1〜第6の各動作例によれば、警報報知器4a、4b、・・・にて警報音が断続して鳴動されているセキュリティ異常時に集合住宅の管理室内に在室中の管理人からの呼び出しや前述の警報移報を確認した後の管理人による応答(詳述せず)、または集合住宅のエントランスに居る来訪者からの呼び出しがあり、これらの呼び出し(確認応答)を確認した住戸内に在室中の居住者が応答してハンズフリー通話を行う場合について説明したが、この状態に限定されず、集合住宅の管理室内に在室中の管理人からの呼び出し、または集合住宅のエントランスに居る来訪者からの呼び出しがあり、これらの呼び出しを確認した住戸内に在室中の居住者が応答してハンズフリー通話を行っている通話中に当該住戸内にて発生したセキュリティ異常を警報報知器4a、4b、・・・が検知して警報音が鳴動された場合についても、前述の第1〜第6の各動作例と同様な効果を奏する。
また、本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいて、第1〜第6の各構成例のインターホン親機3a、3b、・・・によれば、来訪者による集合玄関機1からの呼び出し、または管理人による管理室親機2からの呼び出しがある旨の呼出音(音声メッセージを含む)や自住戸内の警報報知器4a、4b、・・・にて検知されたセキュリティ異常の内容を示す警報音(音声メッセージを含む)をメモリ35に予め記憶させた場合について説明したが、この態様に限定されず、前述の呼出音(音声メッセージを含む)や警報音(音声メッセージを含む)を生成するような音声合成回路の適用も好適であり、前述の第1〜第6の各動作例と同様な効果を奏する。
また、本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいて、第1の構成例のインターホン親機3a、3b、・・・を適用させた第1の各動作例によれば、マイク33に入力された警報音を除去し、居住者の送話音声であり、適宜、信号処理された送話音声信号のみを送受話レベル調整回路37の送話側利得可変アンプ37aへと出力する送話系フィルタ回路39をバンドエリミネーションまたはノッチフィルタにて構成したが、この態様に限定されず、送話音声信号の周波数帯域のみを通過させる帯域通過フィルタ等のようなバンドパスフィルタの適用も好適であり、前述の第1の動作例と同様な効果を奏する。
さらに、本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムによれば、当該システムを集合住宅に適用させたが、インターホン親機3a、3b、・・・および警報報知器4a、4b、・・・を戸建住戸に設置することもでき、戸建住戸用のインターホンシステムへと適用するにあたり、インターホン親機3a、3b、・・・は、住戸玄関に設置される玄関子機(図示せず)との間でハンズフリー通話を行う場合において良好な通話音質が確保できるように、前述の第1〜第6の各動作例と同様な効果を奏する。
本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいて、第1の構成例としてのインターホン親機が備えられた当該システムの構成を示すブロック図。 本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいて、第2の構成例としてのインターホン親機が備えられた当該システムの構成を示すブロック図。 本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいて、第3の構成例としてのインターホン親機が備えられた当該システムの構成を示すブロック図。 本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいて、第4の構成例としてのインターホン親機が備えられた当該システムの構成を示すブロック図。 本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいて、第5の構成例としてのインターホン親機が備えられた当該システムの構成を示すブロック図。 本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいて、第6の構成例としてのインターホン親機が備えられた当該システムの構成を示すブロック図。
符号の説明
1……集合玄関機
2……管理室親機
3a、3b、・・・、・・・ ……インターホン親機
33……マイク
34……スピーカ
37……送受話レベル調整回路
39……送話系フィルタ回路
41、51、61、71、81、91……CPU
50……送話レベル調整回路
60、80……受話レベル調整回路
70……受話バイパス回路
90……受話ライン制御回路
4a、4b、・・・ ……警報報知器
5……制御機

Claims (7)

  1. 集合住宅のエントランスに設置される集合玄関機(1)と、前記集合住宅の管理室に設置される管理室親機(2)と、前記集合住宅の各住戸に設置され前記集合玄関機または前記管理室親機との間でハンズフリー通話を行うためのインターホン親機(3a、3b、・・・、)と、前記各住戸内にて発生したセキュリティ異常を検知し前記インターホン親機にセキュリティ異常信号を出力するとともに警報音を鳴動するための警報報知器(4a、4b、・・・)と、前記集合玄関機または前記管理室親機と前記インターホン親機との間の呼出制御および通話制御を行うための制御機(5)とを備え、
    前記インターホン親機は、前記集合玄関機または前記管理室親機との間で前記ハンズフリー通話を行うためのマイク(33)およびスピーカ(34)と、前記警報報知器からの前記セキュリティ異常信号を検出するためのCPU(41)と、前記集合玄関機または前記管理室親機との間で行われる前記ハンズフリー通話の送話レベルおよび受話レベルを監視し、前記送話レベルおよび前記受話レベルに応じて送話および/または受話の増幅度を可変させるための送受話レベル調整回路(37)と、前記セキュリティ異常信号を検出した前記CPUにより制御され、前記警報報知器から鳴動され前記マイクへと入力される前記警報音を除去するための送話系フィルタ回路(39)とを有することを特徴とする集合住宅インターホンシステム。
  2. 前記インターホン親機の送話系フィルタ回路は、バンドエリミネーションフィルタまたはノッチフィルタにて構成されることを特徴とする請求項1記載の集合住宅インターホンシステム。
  3. 前記インターホン親機は、前記集合玄関機または前記管理室親機との間で前記ハンズフリー通話を行うためのマイク(33)およびスピーカ(34)と、前記警報報知器からの前記セキュリティ異常信号を検出するためのCPU(51)と、前記集合玄関機または前記管理室親機との間で行われる前記ハンズフリー通話の送話レベルおよび受話レベルを監視し、前記送話レベルおよび前記受話レベルに応じて送話および/または受話の増幅度を可変させるための送受話レベル調整回路(37)と、前記セキュリティ異常信号を検出した前記CPUにより制御され、前記送話レベルを調整するための送話レベル調整回路(50)とを有することを特徴とする請求項1記載の集合住宅インターホンシステム。
  4. 前記インターホン親機は、前記集合玄関機または前記管理室親機との間で前記ハンズフリー通話を行うためのマイク(33)およびスピーカ(34)と、前記警報報知器からの前記セキュリティ異常信号を検出するためのCPU(61)と、前記集合玄関機または前記管理室親機との間で行われる前記ハンズフリー通話の送話レベルおよび受話レベルを監視し、前記送話レベルおよび前記受話レベルに応じて送話および/または受話の増幅度を可変させるための送受話レベル調整回路(37)と、前記セキュリティ異常信号を検出した前記CPUにより制御され、前記受話レベルを調整するための受話レベル調整回路(60)とを有することを特徴とする請求項1記載の集合住宅インターホンシステム。
  5. 前記インターホン親機は、前記集合玄関機または前記管理室親機との間で前記ハンズフリー通話を行うためのマイク(33)およびスピーカ(34)と、前記警報報知器からのセキュリティ異常信号を検出するためのCPU(71)と、前記集合玄関機または前記管理室親機との間で行われる前記ハンズフリー通話の送話レベルおよび受話レベルを監視し、前記送話レベルおよび前記受話レベルに応じて送話および/または受話の増幅度を可変させるための送受話レベル調整回路(37)と、前記セキュリティ異常信号を検出した前記CPUにより制御され、前記送受話レベル調整回路の受話側をバイパスし、通話中における任意の受話音声を前記スピーカから出力させるための受話バイパス回路(70)とを有することを特徴とする請求項1記載の集合住宅インターホンシステム。
  6. 前記インターホン親機は、前記集合玄関機または前記管理室親機との間で前記ハンズフリー通話を行うためのマイク(33)およびスピーカ(34)と、前記警報報知器からの前記セキュリティ異常信号を検出するためのCPU(81)と、前記集合玄関機または前記管理室親機との間で行われる前記ハンズフリー通話の送話レベルおよび受話レベルを監視し、前記送話レベルおよび前記受話レベルに応じて送話および/または受話の増幅度を可変させるための送受話レベル調整回路(37)と、前記セキュリティ異常信号を検出した前記CPUにより制御され、前記送受話レベル調整回路の受話側をバイパスし、通話中における任意の受話音声を前記スピーカから出力させるための受話バイパス回路(70)と、前記受話バイパス回路が動作したときに前記受話レベルを調整するための受話レベル調整回路(80)とを有することを特徴とする請求項1記載の集合住宅インターホンシステム。
  7. 前記インターホン親機は、前記集合玄関機または前記管理室親機との間で前記ハンズフリー通話を行うためのマイク(33)およびスピーカ(34)と、前記警報報知器からの前記セキュリティ異常信号を検出するためのCPU(91)と、前記集合玄関機または前記管理室親機との間で行われる前記ハンズフリー通話の送話レベルおよび受話レベルを監視し、前記送話レベルおよび前記受話レベルに応じて送話および/または受話の増幅度を可変させるための送受話レベル調整回路(37)と、前記セキュリティ異常信号を検出した前記CPUにより制御され、前記送受話レベル調整回路の受話側をバイパスし、通話中における任意の受話音声を前記スピーカから出力させるための受話バイパス回路(70)と、前記受話バイパス回路が動作したときに前記送受話レベル調整回路の受話側を遮断するための受話ライン制御回路(90)とを有することを特徴とする請求項1記載の集合住宅インターホンシステム。
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